JP2005105876A - 燃料供給モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料供給モジュールにおいて,給電用のカプラ手段から中継カプラを省略すること,及び引き出し線を使用せずに内側カプラを電動ポンプに一体的に形成することを可能にして,部品点数及び組立工数の削減を図る。
【解決手段】燃料タンクTの,開口部5を有する天井壁1に,開口部5を閉鎖するように取り付けられる取り付けフランジ部材2と,この取り付けフランジ部材2に支持されて燃料タンクT内に収容される電動ポンプEpとを備える燃料供給モジュールにおいて,取り付けフランジ部材2と,これに着脱可能に連結されるポンプホルダ3とで電動ポンプEpを上下から挟持する。この電動ポンプEpの上部軸受ブラケット18には,取り付けフランジ部材2を液密に貫通して外部に突出する給電用の内側カプラ34を一体に形成し,この内側カプラ34に給電用の外側カプラ35を接続するようにした。
【選択図】 図1

Description

本発明は,燃料タンクの,開口部を有する取り付け壁に,前記開口部を閉鎖するように取り付けられる取り付けフランジ部材と,この取り付けフランジ部材に支持されて前記開口部を通して燃料タンク内に挿入され,燃料タンク内の燃料を汲み上げる電動ポンプとを備える燃料供給モジュールの改良に関する。
従来のかゝる燃料供給モジュールでは,下記特許文献1に開示されるように,取り付けフランジ部材に,その下方に延びて電動ポンプを収容するポンプハウジングと,接続部を上下に突出する給電用の中継カプラとが形成され,電動ポンプの引き出し線の端部に形成した内側カプラを中継カプラの下方接続部に接続し給電用の外側カプラを中継カプラの上方接続部に接続するようにしている。
特開平9−112374号公報
従来のものでは,電動ポンプを,取り付けフランジ部材から下方に延びるポンプハウジングに収容することから,取り付けフランジ部材と電動ポンプとの間が必然的に離れるため,給電用のカプラ手段として,内側カプラ,中継カプラ及び外側カプラの3個のカプラ要素が必要であり,また内側カプラと電動ポンプとの間を引き出し線で接続しておく必要もあるので,部品点数のみならず,組立工数が多く,これがコストの低減の障害となっている。
本発明は,かゝる事情に鑑みてなされたもので,給電用のカプラ手段から中継カプラを省略すること,並びに引き出し線を使用せずに内側カプラを電動ポンプに一体的に形成することを可能にして,部品点数及び組立工数が少なく安価な前記燃料供給モジュールを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために,本発明は,燃料タンクの,開口部を有する取り付け壁に,前記開口部を閉鎖するように取り付けられる取り付けフランジ部材と,この取り付けフランジ部材に支持されて前記開口部を通して燃料タンク内に挿入され,燃料タンク内の燃料を汲み上げる電動ポンプとを備える燃料供給モジュールにおいて,前記取り付けフランジ部材と,これに着脱可能に連結されるポンプホルダとで前記電動ポンプを上下から挟持し,この電動ポンプの上端部には,前記取り付けフランジ部材を液密に貫通して外部に突出する給電用の内側カプラを一体に形成し,この内側カプラに給電用の外側カプラを接続するようにしたことを第1の特徴とする。
また本発明は,第1の特徴に加えて,前記電動ポンプの上端壁に,燃料を吐出する燃料吐出管を一体に形成し,この燃料吐出管と嵌合接続される燃料取り出し管を前記取り付けフランジ部材の上面に突設し,この燃料取り出し管に,エンジンの燃料供給部に連なる燃料供給導管を接続するようにしたことを第2の特徴とする。
さらに本発明は,第2の特徴に加えて,相対向する前記燃料吐出管及び前記燃料取り出し管に,一側に圧力レギュレータを備える通路部材の両端部を嵌合接続したことを第3の特徴とする。
また本発明は,燃料タンクの,開口部を有する取り付け壁に,前記開口部を閉鎖するように取り付けられる取り付けフランジ部材と,この取り付けフランジ部材に支持されて前記開口部を通して燃料タンク内に挿入され,燃料タンク内の燃料を汲み上げる電動ポンプとを備える燃料供給モジュールにおいて,前記取り付けフランジ部材と,これに着脱可能に連結されるポンプホルダとで前記電動ポンプを上下から挟持し,この電動ポンプの上端部には,前記取り付けフランジ部材を液密に貫通して外部に突出する給電用の内側カプラと,前記取り付けフランジ部材を液密に貫通して外部に突出する燃料吐出管とを一体に形成し,前記内側カプラには電源に連なる給電用の外側カプラを接続し,前記燃料吐出管にはエンジンの燃料供給部に連なる燃料供給導管を接続するようにしたことを第4の特徴とする。
尚,前記燃料タンクの取り付け壁は,後述する本発明の天井壁1に対応し,また電動ポンプの上端壁は上部軸受ブラケット18に対応し,エンジンの燃料供給部は燃料噴射弁Iに対応する。
本発明の第1の特徴によれば,燃料供給モジュールの組み立て時,取り付けフランジ部材にポンプホルダを連結するだけで,電動ポンプを保持することができ,その保持構造が簡単である。またポンプホルダを取り付けフランジ部材から外せば,電動ポンプを取り出すことができるからメンテナンス性も良好である。しかも内側及び外側カプラは,従来のような中継カプラを介することなく相互に直接接続され,その上,電動ポンプ及び内側カプラ間の配線が不要であるので,部品点数及び組立工数の大幅な削減をもたらし,コストの低減を大いに図ることができる。
また本発明の第2の特徴によれば,ポンプホルダによる電動ポンプの取り付けフランジ部材への保持と同時に,燃料吐出管と燃料取り出し管との接続を行うことができるので,その接続作業が容易であると共に,その接続のための配管も不要であり,構造の簡素化にも寄与し得る。
さらに本発明の第3の特徴によれば,相対向する燃料吐出管及び燃料取り出し管に通路部材の両端部を嵌合接続するだけで,この通路部材を介して電動ポンプ及び圧力レギュレータ間を連通させることができ,したがって通路部材の取り付け作業が極めて容易であり,また電動ポンプ及び圧力レギュレータ間の連通構造も簡単である。
また本発明の第4の特徴によれば,第1の特徴による場合と同様に,内側及び外側カプラを,従来のような中継カプラを介することなく相互に直接接続すること,電動ポンプ及び内側カプラ間の配線が不要であることで,部品点数及び組立工数の大幅な削減をもたらし,コストの低減を大いに図ることができる他,電動ポンプの吐出管が燃料取り出し管を兼用することで,部品点数及び組立工数の一層の削減を図ることができる。
本発明の実施の形態を,添付図面に示す本発明の好適な実施例に基づいて以下に説明する。
図1は本発明の第1実施例に係る燃料供給モジュールの縦断面側面図,図2は図1の2−2線断面図,図3は本発明の第2実施例に係る燃料供給モジュールの縦断面側面図,図4は本発明の第3実施例に係る燃料供給モジュールの縦断面側面図である。
先ず,図1及び図2に示す本発明の第1実施例より説明する。
自動二輪車等の車両に搭載される燃料タンクTの天井壁1には,燃料タンクT内の燃料をエンジンの燃料噴射弁Iに供給する本発明の燃料供給モジュールMが取り付けられる。
燃料供給モジュールMは,取り付けフランジ部材2と,この取り付けフランジ部材2の直下に配置される電動ポンプEpと,取り付けフランジ部材2に着脱可能に結合されると共に,この取り付けブラケット部材2と協働して電動ポンプEpを上下から挟持するポンプホルダ3と,電動ポンプEpの下端に取り付けられる燃料ストレーナ4とを備える。
燃料タンクTの天井壁1には,その内部に電動ポンプEpを挿入するための開口部5が設けられると共に,この開口部5を囲繞する取り付けリング6が固設される。この取り付けリング6には,その上面から突出する複数本の取り付けボルト7,7…が固設されている。
前記取り付けフランジ部材2は,上記開口部5を塞ぐように取り付けリング6の上面に重ねられ,そして複数の取り付けボルト7,7…と,これらに螺締される複数のナット8,8…とにより取り付けリング6に固定される。その際,取り付けフランジ部材2と燃料タンクTの天井壁1との間には,開口部5をシールする環状のシール部材9が介装される。
この取り付けフランジ部材2は合成樹脂製であり,その下面から突出する一対の支持ブラケット10,10と,取り付けフランジ部材2を貫通するように上下に延びると共に上部がエルボ状に屈曲した燃料取り出し管12とが,この取り付けフランジ部材2と一体成形される。両支持ブラケット10,10には係止孔13,13が設けられ,また取り付けフランジ部材2にはカプラ孔14が燃料取り出し管12に隣接して設けられる。このカプラ孔14の上方開口端の周囲は,取り付けフランジ部材2の上面から凹入した凹部15に形成される。
電動ポンプEpは,ロータ軸20aを鉛直方向に向けた電動モータEと,この電動モータEの下端に結合されてロータ軸20aにより駆動される燃料ポンプPとからなっている。電動モータEは,内周面に周方向に並ぶ複数の磁石17aを固設した円筒状のステータ17と,このステータ17の上端にカシメ結合される上部軸受ブラケット18と,同下端部に結合される下部軸受ブラケット19と,上部及び下部軸受ブラケット18,19によりロータ軸20aが支承されるロータ20とから構成される。
燃料ポンプPは,下部軸受ブラケット19下面との間にポンプ室22を画成すべく下部軸受ブラケット19と共にステータ17にカシメ結合されるポンプケース23と,ポンプ室22に回転自在に収容されてロータ軸20aに下端部に連結されるポンプインペラ24とで,ウエスコ型に構成される。
ポンプケース23には,ポンプ室22に開口する吸入ポート25が設けられ,この吸入ポート25に,燃料タンクT内の底部に配置される前記燃料ストレーナ4が接続され,この燃料ストレーナ4は,ポンプケース23の下面に突設された支軸26に取り付けられる。また前記下部軸受ブラケット19には,ポンプ室22及びステータ17内を連通する吐出ポート27が設けられる。
前記上部軸受ブラケット18には,その上方に突出すると共に,ステータ17内と連通した燃料吐出管30が一体に形成され,その内部には吐出燃料の逆流を阻止する逆止弁31が設けられる。この燃料吐出管30は,前記燃料取り出し管12の下端部内周面にシール部材32を介して嵌合される。この燃料取り出し管12の外端部には,エンジンの燃料噴射弁Iに連なる燃料供給導管33が接続されるようになっている。
また上部軸受ブラケット18には,その上方に突出する給電用の内側カプラ34が一体に形成され,この内側カプラ34内には,電動モータE内部の給電部に接続されるカプラ端子36が配設される。この内側カプラ34は,前記カプラ孔14にシール部材37を介して嵌挿されて,その上端部を,取り付けフランジ部材2の凹部15を抜けて上方へ突出させるもので,この内側カプラ34に,電源に連なる給電用の外側カプラ35が接続されるようになっており,また凹部15は,外側カプラ35の先端部を受容するようになっている。
上記電動ポンプEpを保持するポンプホルダ3は合成樹脂製で,電動ポンプEpを収容すべく有底円筒形をなすと共に,その上端からは,前記取り付けフランジ部材2の一対の支持ブラケット10,10の内側面に重ねられる一対の延長側壁3a,3aが延びている。これら延長側壁3a,3aには,これらが取り付けフランジ部材2の下面に衝合する限界まで支持ブラケット10,10間に挿入されたとき,支持ブラケット10,10の係止孔13,13に弾性的に係合する複数の係止爪38,38がこのポンプホルダ3の延長側壁3a,3aに突設されている。したがって,ポンプホルダ3は,上記係止孔13,13及び係止爪38,38の係合により支持ブラケット10,10と連結され,同時に取り付けフランジ部材2と協働して電動ポンプEpを上下から挟持するようになっている。具体的には,ポンプケース23の下面を受け止めるポンプホルダ3の底壁部材3bと,上部軸受ブラケット18の上面に当接する燃料取り出し管12とで電動ポンプEpを挟持するようになっている。ポンプホルダ3の底壁部材3bには,ポンプケース23への燃料ストレーナ4の取り付けを可能にする開口39が設けられる。
次に,この第1実施例の作用について説明する。
燃料供給モジュールMの組み立てに当たっては,先ず,取り付けフランジ部材2のカプラ孔14及び燃料取り出し管12に,それらの下方から電動ポンプEpの内側カプラ34及び燃料吐出管30をそれぞれ嵌合し,次いで電動ポンプEpを収納したポンプホルダ3の一対の延長側壁3a,3aを取り付けフランジ部材2の一対の支持ブラケット10,10間に挿入して,係止孔13,13に係止爪38,38を係合させる。最後にポンプケース23に燃料ストレーナ4を取り付けて,燃料供給モジュールMの組み立ては完了する。
こうして,電動ポンプEpは,取り付けフランジ部材2とポンプホルダ3とで上下から挟持されるので,カプラ孔14と内側カプラ34,燃料取り出し管12と燃料吐出管30のそれぞれの嵌合状態をガタ無く保持することができ,電動ポンプEpの保持構造が簡単である。しかも電動ポンプEpに内側カプラ34を一体に形成したことで,その間の配線を外部に引き出す必要がなく,したがって配線作業はなくなる。またポンプホルダ3による電動ポンプEpの取り付けフランジ部材2への保持と同時に,燃料吐出管30と燃料取り出し管12との接続が行われるので,その接続作業が容易であると共に,その接続のための配管も不要であり,構造の簡素化にも寄与し得る。
また内側カプラ34に接続された外側カプラ35の先端部は,取り付けフランジ部材2上面の凹部15に受容されるので,両カプラ34,35の接続嵌合部を凹部15の内周壁,即ち取り付けフランジ部材2により保護することができると共に,これらカプラ34,35の取り付けフランジ部材2上方への突出量を少なく抑えることができる。
また支持ブラケット10,10を弾性変形させながら係止爪38,38を係止孔13,13から外せば,ポンプホルダ3及び電動ポンプEpを取り付けフランジ部材2から取り外すことができるから,メンテナンス性も良好である。
燃料供給モジュールMの燃料タンクTへの取り付けに際しては,天井壁1の開口部5から,ポンプホルダ3,電動モータE及び燃料ストレーナ4を燃料タンクT内に収め,そして取り付けフランジ部材2を天井壁1の取り付けリング6にボルト7,7…及びナット8,8…により固定する。
その後,取り付けフランジ部材2の上方に突出した内側カプラ34及び燃料取り出し管12に外側カプラ35及び燃料供給導管33をそれぞれ接続する。
このように,内側及び外側カプラ34,35は,従来のような中継カプラを介することなく相互に直接接続されるので,電動ポンプEp及び内側カプラ34間の配線が不要となったことゝ相俟って,部品点数及び組立工数の大幅な削減をもたらし,コストの低減を大いに図ることができる。
電動ポンプEpにおいて,電動モータEを作動すれば,そのロータ軸20aによりポンプインペラ24が回転駆動される。これに伴い燃料タンクT内の燃料が燃料ストレーナ4で濾過されながら吸入ポート25からポンプ室22に吸入され,ポンプインペラ24により昇圧されて吐出ポート27からステータ17内へ圧送され,燃料吐出管30から燃料取り出し管12,燃料供給導管33を経て燃料噴射弁Iに供給される。
次に,図3に示す本発明の第2実施例について説明する。
この第2実施例では,一側に圧力レギュレータRを備える通路部材40が電動ポンプEpの燃料吐出管30と取り付けフランジ部材2の燃料取り出し管12との間に次のようにして介装される。即ち,通路部材40は,その下端部がシール部材41を介して燃料吐出管30の外周に嵌合され,上端部がシール部材42を介して燃料取り出し管12の内周に嵌合され,その結果,取り付けフランジ部材2と電動ポンプEpとの間で挟持される。したがって,通路部材40を燃料吐出管30と燃料取り出し管12とで単に挟み込むことで,電動ポンプEp及び圧力レギュレータRとの連通が成立するので,通路部材40の取り付け作業は極めて容易であり,また電動ポンプEp及び圧力レギュレータR間の連通構造も簡単である。
圧力レギュレータRは,内部の調圧弁48を収容するレギュレータケース45を有しており,このレギュレータケース45の一端部が,通路部材40の一側に形成された保持筒40aにシール部材43を介して嵌合され,またレギュレータケース45外周のフランジ45aが保持筒40aの端面と,取り付けフランジ部材2の下面に突設された押えステー47とで挟持される。こうして圧力レギュレータRは通路部材40と一体化される。
調圧弁48は公知のもので,通路部材40内の圧力が規定値を超えると開弁して,電動ポンプEpの吐出燃料の一部をレギュレータケース45後端の逃がし孔46から燃料タンクT内に排出し,通路部材40内の圧力が規定値範囲に戻ると閉弁することで,電動ポンプEpの吐出圧力を常に規定値範囲に保持する。
通路部材40には,電動ポンプEpの内側カプラ34の基部外周面に嵌合する位置決め筒40bが一体に形成され,これによって圧力レギュレータRの向きが一定に保持される。またこの位置決め筒40bは,カプラ孔14の下部に嵌合して,カプラ孔14内のシール部材37を下方から押さえるようになっている。
逆止弁31は燃料取り出し管12に設けられる。
その他の構成は前実施例と同様であるので,図3中,前実施例との対応部分には同一の参照符号を付して,その説明を省略する。
最後に,図4に示す本発明の第3実施例について説明する。
この第3実施例では,電動ポンプEpの上部軸受ブラケット18に一体に形成される燃料吐出管30が,それに隣接する内側カプラ34と同様に長く形成され,この燃料吐出管30は,取り付けフランジ部材2に,カプラ孔14と並んで設けられた貫通孔50にシール部材51を介して嵌挿され,その上端を,内側カプラ34と同様に取り付けフランジ部材2の上方へ突出させている。この燃料吐出管30の上端部に燃料供給導管33が直接接続される。したがって,燃料吐出管30が前記第1実施例の燃料取り出し管12を兼用することになるから,燃料取り出し管12を取り付けフランジ部材2に形成せずに済む分,燃料取り出し管12の形状が簡素化され,その成形を容易に行うことができる。
取り付けフランジ部材2上面のカプラ孔14周りの凹部15は,上記貫通孔50の周囲まで及んでいて,燃料吐出管30に接続された燃料供給導管33の先端部を受容するようになっている。したがって,燃料吐出管30及び燃料供給導管33の嵌合接続部を凹部15の内周壁,即ち取り付けフランジ部材2により保護することができ,しかも燃料供給導管33が接続される燃料吐出管30の取り付けフランジ部材2の上方への突出量を少なくすることができる。
その他の構成は前記第1実施例と同様であるので,図4中,第1実施例との対応部分には同一の参照符号を付して,その説明を省略する。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく,その要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更が可能である。例えば,燃料供給モジュールMは,自動二輪車用エンジンに限ることなく,各種用途のエンジンに適用可能である。また燃料供給モジュールMの取り付けフランジ部材2は,燃料タンクTの側壁又は底壁に取り付けることもできる。
本発明の第1実施例に係る燃料供給モジュールの縦断面側面図。 図1の2−2線断面図。 本発明の第2実施例に係る燃料供給モジュールの縦断面側面図。 本発明の第3実施例に係る燃料供給モジュールの縦断面側面図。
符号の説明
E・・・・・電動モータ
Ep・・・・電動ポンプ
I・・・・・エンジンの燃料供給部(燃料噴射弁)
P・・・・・燃料ポンプ
M・・・・・燃料供給モジュール
R・・・・・レギュレータ
T・・・・・燃料タンク
1・・・・・取り付け壁(天井壁)
2・・・・・取り付けフランジ部材
3・・・・・ポンプホルダ
5・・・・・開口部
12・・・・燃料取り出し管
18・・・・上端壁(上部軸受ブラケット)
30・・・・燃料吐出管
33・・・・燃料供給導管
34・・・・内側カプラ
35・・・・外側カプラ
40・・・・通路部材

Claims (4)

  1. 燃料タンク(T)の,開口部(5)を有する取り付け壁(1)に,前記開口部(5)を閉鎖するように取り付けられる取り付けフランジ部材(2)と,この取り付けフランジ部材(2)に支持されて前記開口部(5)を通して燃料タンク(T)内に挿入され,燃料タンク(T)内の燃料を汲み上げる電動ポンプ(Ep)とを備える燃料供給モジュールにおいて,
    前記取り付けフランジ部材(2)と,これに着脱可能に連結されるポンプホルダ(3)とで前記電動ポンプ(Ep)を上下から挟持し,この電動ポンプ(Ep)の上端部には,前記取り付けフランジ部材(2)を液密に貫通して外部に突出する給電用の内側カプラ(34)を一体に形成し,この内側カプラ(34)に給電用の外側カプラ(35)を接続するようにしたことを特徴とする燃料供給モジュール。
  2. 請求項1記載の燃料供給モジュールにおいて,
    前記電動ポンプ(Ep)の上端壁(18)に,燃料を吐出する燃料吐出管(30)を一体に形成し,この燃料吐出管(30)と嵌合接続される燃料取り出し管(12)を前記取り付けフランジ部材(2)の上面に突設し,この燃料取り出し管(12)に,エンジンの燃料供給部(I)に連なる燃料供給導管(33)を接続するようにしたことを特徴とする燃料供給モジュール。
  3. 請求項2記載の燃料供給モジュールにおいて,
    相対向する前記燃料吐出管(30)及び前記燃料取り出し管(12)に,一側に圧力レギュレータ(R)を備える通路部材(40)の両端部を嵌合接続したことを特徴とする燃料供給モジュール。
  4. 燃料タンク(T)の,開口部(5)を有する取り付け壁(1)に,前記開口部(5)を閉鎖するように取り付けられる取り付けフランジ部材(2)と,この取り付けフランジ部材(2)に支持されて前記開口部(5)を通して燃料タンク(T)内に挿入され,燃料タンク(T)内の燃料を汲み上げる電動ポンプ(Ep)とを備える燃料供給モジュールにおいて,
    前記取り付けフランジ部材(2)と,これに着脱可能に連結されるポンプホルダ(3)とで前記電動ポンプ(Ep)を上下から挟持し,この電動ポンプ(Ep)の上端部には,前記取り付けフランジ部材(2)を液密に貫通して外部に突出する給電用の内側カプラ(34)と,前記取り付けフランジ部材(2)を液密に貫通して外部に突出する燃料吐出管(30)とを一体に形成し,前記内側カプラ(34)には電源に連なる給電用の外側カプラ(35)を接続し,前記燃料吐出管(30)にはエンジンの燃料供給部(I)に連なる燃料供給導管(33)を接続するようにしたことを特徴とする燃料供給モジュール。
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