JP2005104528A - 折りたたんで廃棄できる包装箱 - Google Patents

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JP2005104528A JP2003340275A JP2003340275A JP2005104528A JP 2005104528 A JP2005104528 A JP 2005104528A JP 2003340275 A JP2003340275 A JP 2003340275A JP 2003340275 A JP2003340275 A JP 2003340275A JP 2005104528 A JP2005104528 A JP 2005104528A
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Abstract

【課題】 破断時のガイドの観点に着目し、包装箱の廃棄時に易破断線の破断方向がガイドされ、剥離を起こすことなく破断でき、偏平状態に折りたたんで廃棄できる包装箱を提供すること。
【解決手段】 複数枚連設した側壁部と、側壁部の上端縁と連設する上蓋部及び上フラップと、側壁部の下端縁と連設する底蓋部及び下フラップと、側壁部の左右何れかの端縁と連設する仕切壁部とを備える包装箱1において、包装箱1を組み立てたときに露出する底蓋部の略中央にミシン線状の易破断線を備え、易破断線には、中間部に押破断部29と、押破断部29に連設して破断する方向をガイドする斜破断部31とを備え、包装箱1の廃棄時は押破断部29を押し破った後、押破断部29を引き上げて斜破断部31に沿って破断できるようにした。
【選択図】 図5

Description

本発明は、包装箱の廃棄時に偏平状態に折りたたんで廃棄できる包装箱に関する。
一般に、包装箱は板紙や段ボール紙等を用いて組み立てられる。包装箱には複数の物品を区画して収容するため、内部に仕切壁を備えたものもある。
包装箱から物品を取出して廃棄する際には、収容時の立体状態では嵩張ってしまうので、折りたたんでから廃棄するようにしている。しかしながら、上記した仕切壁付き包装箱は、取扱い過程で収容物を保護する観点から厚手の板紙やボール紙で頑丈に形成され、また、内部に備えた仕切壁が補強材として作用するため、折りたたんで偏平状態にすることは容易でない。
従来、仕切壁付き包装箱を、折りたたんで偏平状態にできるようにしたものとして、易破断線を備えた包装箱がある(非特許文献1参照)。
実開平7−40443号公報
図8は従来の易破断線を備える包装箱を示す。包装箱100は、4枚に連設した側壁部と、側壁部の上端縁と連設する上蓋部及び上フラップと、側壁部の下端縁と連設する底蓋部及び下フラップと、複数の収容室に区画する仕切壁122、123とからなり、包装箱100を組み立てた時に形成される収容室内には物品が収容される。仕切壁122,123は包装箱100内に収容する物品が互いに衝突しないように配設され、簡単に組み立てられる。
また、側壁部のうち後側壁部114の下端縁、つまり、後側壁部114と底蓋部118とをつなぐ位置に、ミシン線状の易破断線128を備える。易破断線128は、押破断部129と直線部131とを有する。押破断部129は易破断線128の中間部に形成され、仕切壁123を配設していない部分に形成されている。つまり、押破断部129は仕切壁123で区画された一収容室内に入ることができる位置に形成されている。また、直線部131は押破断部129の両端に連設され、端縁まで形成されている。
上記のように構成された包装箱100を廃棄する際には、はじめに押破断部129を押圧して破断する。次いでこの押破断部129に指先を掛けて底蓋部118を押し下げ、直線部131を両端まで破断させる。直線部131の両端まで破断されることにより、後側壁部114と底蓋部118とは離れ、その後は、包装箱100を偏平状態に折りたたんで廃棄できる。
しかしながら、上記従来の易破断線を備えた包装箱は、後側壁部と底蓋部とを分離させるための観点でのみ設計されたものであり、破断時のガイドの観点では設計されていない。上記包装箱は破断時のガイドの観点で以下の問題がある。すなわち、包装箱が板紙やボール紙で頑丈に形成されている場合には、易破断線を破断する際に、直線部の両端まできれいに破断できないおそれがある。つまり、直線部が両端まで破断される途中で後側壁部と底蓋部との間で剥離を起こしてしまうおそれがある。また、頑丈に形成されていない包装箱でも強引に押し下げると、後側壁部と底蓋部との間で剥離を起こしてしまうおそれがある。後側壁部と底蓋部との間で剥離を起こし、直線部の両端まできれいに破断されなければ、包装箱を偏平状態に折りたたむことができず、嵩張ってしまうという問題がある。
本発明は、破断時のガイドの観点に着目し、包装箱の廃棄時に、易破断線の破断方向がガイドされ、剥離を起こすことなく破断でき、偏平状態に折りたたんで廃棄できる包装箱を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の発明は、複数枚連設した側壁部と、側壁部の上端縁と連設する上蓋部及び上フラップと、側壁部の下端縁と連設する底蓋部及び下フラップと、側壁部の左右何れかの端縁と連設する仕切壁部とを備える包装箱において、包装箱を組み立てたときに露出する底蓋部の略中央にミシン線状の易破断線を備え、易破断線には、中間部に押破断部と、押破断部に連設して破断する方向をガイドする斜破断部とを備え、包装箱の廃棄時は押破断部を押し破った後、押破断部を引き上げて斜破断部に沿って破断できるようにしたものである。
また、本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明について、押破断部を備えた底蓋部と重なり合う底蓋部において、押破断部に対応する位置に押し破るのを補助する押破断補助部を備えるものである。
本発明の請求項1に記載の包装箱によれば、斜破断部が破断方向をガイドして剥離を起こすことなく易破断線を破断でき、包装箱を容易に偏平状態に折りたたんで廃棄することができる。
また、本発明の請求項2に記載の包装箱によれば、押破断部に対応する位置に押し破るのを補助する押破断補助部を備えることにより、押破断部を簡単かつ円滑に破断できる。
以下、図面に基づき、本発明を実施するための最良の形態を説明する。図1に示すように、包装箱1は複数枚連設した側壁部11,12,13,14と、側壁部11〜14の上端縁と連設する上蓋部15及び上フラップ16,17と、側壁部11〜14の下端縁と連設する底蓋部18,19及び下フラップ20,21と、側壁部11〜14の何れかと連設する仕切壁部22,23,24とを有する。包装箱1を組み立てた時に形成される収容室内には物品を収容する。仕切壁22〜24は包装箱1内に収容した物品が互いに衝突しないように配設されている。また、それぞれの連設箇所には折り目25が付けられ、側壁部11と重なり合う壁部26ならびに仕切壁23,24及び仕切壁の裏面22'には糊付部27が設けられている。組立時には折り目25に沿って折込まれ、糊付部27で糊付けされる。
また、包装箱1を組み立てたときに露出する底蓋部18の略中央にはミシン線状の易破断線28を備える。易破断線28は、押破断部29と斜破断部31とを有する。押破断部29は易破断線28の中間部に形成されている。また、押破断部29は仕切壁24を設けていない部分に形成されている。つまり、押破断部29は仕切壁24で区画された一収容室内に入ることができる位置に形成されている。押破断部29は易破断線28において凸状に形成され、折り目30が付けられている。また、斜破断部31は、押破断部29の両端に連設され、底蓋部18の端縁に向って斜め方向に形成されている。押破断部29及び斜破断部31により、包装箱の廃棄時には、押破断部29を押し破って引き上げると、破断方向がガイドされ、斜破断部31に沿って破断させることができる。包装箱1は剥離を起こさずに底蓋部18の両端まできれいに破断でき、容易に偏平状態に折りたたんで廃棄することができる。
また、底蓋部19には、押破断部29と重なり合う位置に押し破るのを補助する押破断補助部32を備える。押破断補助部32には易破断補助線34を有し、折り目が付けられている。押破断補助部32により、使用者が押破断部29を押し破る際に、円滑に押し破ることができる。包装箱を組み立てた状態を図2に示す。
以下、図3乃至図7を用いて包装箱1の廃棄時について説明する。図3は包装箱1の廃棄前の状態を示し、収容されていた物品は全て取出される。図4は廃棄時の最初の段階を示す。使用者は押破断部29を押し破り、折り目30に沿って折り込む。使用者が押破断部29を押し破る際には、押破断補助部32に形成されている易破断補助線34も押し破られ、押破断部29と易破断補助部32を押し破ることにより、包装箱1の一収容室内に入る。つづいて図5は、包装箱1の一収容室内に入った後に、引き上げる状態を示す。引き上げる際には、斜破断部31により破断する方向がガイドされ、斜破断部31に沿って破断させることができる。これにより、図6に示すように包装箱1は剥離を起こさずに底蓋部18の両端まできれいに破断できる。最後に図7は底蓋部18の両端まできれいに破断した後、包装箱1を折りたたんだ状態を示す。剥離を起こさずに破断できるので、包装箱1を容易に偏平状態に折りたたんで廃棄することができる。
以上、本実施の形態によれば、包装箱の底壁部18に押破断部29及び斜破断部31を有する易破断線28を有し、廃棄時には、押破断部29を押し破り、斜破断部31に沿って破断させることができるので、剥離を起こすことなく包装箱1を破断させることができる。これにより、包装箱1を容易に折りたたんで偏平状態のまま廃棄することができる。また、包装箱19には押破断部29を補助する押破断補助部32を有しているので、円滑に押破断部29を押し破ることができる。なお、本実施の形態では、包装箱1を仕切壁付きのものとしたが、仕切壁が付いていないものでも実施でき、同様の効果が得られることはいうまでもない。
本発明の一実施の形態で用いる包装箱の分解図 本発明の一実施の形態で用いる包装箱を組み立てた状態を示す図 本発明の一実施の形態で用いる包装箱を廃棄する一工程を示す図 本発明の一実施の形態で用いる包装箱を廃棄する一工程を示す図 本発明の一実施の形態で用いる包装箱を廃棄する一工程を示す図 本発明の一実施の形態で用いる包装箱を廃棄する一工程を示す図 本発明の一実施の形態で用いる包装箱を廃棄する一工程を示す図 従来の易破断線を備える包装箱を示す図
符号の説明
1 包装箱
11 側壁部
12 側壁部
13 側壁部
14 側壁部
15 上蓋部
16 上フラップ
17 上フラップ
18 底蓋部
19 底蓋部
20 下フラップ
21 下フラップ
22、22' 仕切壁部
23 仕切壁部
24 仕切壁部
25 折り目
26 壁部
27 糊付部
28 易破断線
29 押破断部
30 折り目
31 斜破断部
32 押破断補助部
34 易破断補助線
35 折り目

Claims (2)

  1. 複数枚連設した側壁部と、前記側壁部の上端縁と連設する上蓋部及び上フラップと、前記側壁部の下端縁と連設する底蓋部及び下フラップと、前記側壁部の左右何れかの端縁と連設する仕切壁部とを備える包装箱において、
    前記包装箱を組み立てたときに露出する前記底蓋部の略中央にミシン線状の易破断線を備え、前記易破断線には、中間部に押破断部と、前記押破断部に連設して破断する方向をガイドする斜破断部とを備え、前記包装箱の廃棄時は前記押破断部を押し破った後、前記押破断部を引き上げて前記斜破断部に沿って破断できることを特徴とする折りたたんで廃棄できる包装箱。
  2. 前記押破断部を備えた底蓋部と重なり合う底蓋部において、前記押破断部に対応する位置に押し破るのを補助する押破断補助部を備えることを特徴とする請求項1に記載の折りたたんで廃棄できる包装箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JP2007253984A (ja) * 2006-03-22 2007-10-04 Dainippon Printing Co Ltd 紙カートン

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