JP2005104468A - 包装袋 - Google Patents

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滝 浩 右 大
Masao Totsu
津 政 夫 遠
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Abstract

【課題】使用勝手の良好な包装袋を提供。
【解決手段】第1辺、第2辺、第3辺、第4辺からなる矩形の第1フィルムと、同形状で第1フィルムに重合する第2フィルムと、第1フィルムの第1辺と第2フィルムの第1辺間に付着された空気通路部材Pと、第1フィルムの第1辺と第2フィルムの第1辺の周縁の第1付着部1’と、第1フィルムと第2フィルムの第3辺の周縁の第2付着部2’と、第2付着部は第2フィルム側に折曲し、この第1折り目 が第2フィルムの第1辺に重なるように第2折り目を介して折曲し、重合した第2辺の側端部は周縁の第3付着部3’と、第1折り目が第2フィルムの第1辺に重なるように折曲し、重合した第4辺の側端部は周縁の第4付着部4’と、通路部材Pの一端が、第1フィルムと第2フィルム間の空所に臨み、通路部材Pの他端が外気に臨み、第1折り目R1及び第2折り目R2は、前記空所に空気が入らない状態で生じるものである。
【選択図】図4

Description

本発明は、包装袋に係り、特に、使用勝手の良好な包装袋に関する。
従来、外装フィルムと内装フィルムの外周縁を溶着(付着)することにより外装袋と内装ポケットを形成し、内装ポケットの上端開口を被装部により覆い塞ぐようにして、被包装物の外への飛び出しを防止している包装用袋体がある(例えば、特許文献1参照)。
特許第3034190号公報(段落番号[0030]、図10参照)。
しかしながら、上述した包装用袋体にあっては、被装部により内装ポケットの上端開口を覆っても、被装部は上端開口の上にあるため、包装用袋体自体大きくなり、コンパクト化の点において、使用勝手が良好でないという不具合が生じた。
本発明は、上述した不具合を除去するようにした包装袋を提供するものである。
上記目的を達成するために、請求項1記載の包装袋は、第1の辺、第2の辺、第3の辺、第4の辺からなる矩形形状の第1のフィルムと、前記第1の辺は前記第3の辺に、前記第2の辺は前記第4の辺に、それぞれ対向し、前記第1のフィルムと同形状で、前記第1のフィルムに重合する第2のフィルムと、前記第1のフィルムの前記第1の辺と前記第2のフィルムの前記第1の辺との間を横断するように設けられた空気の通路を有する通路部材と、この通路部材は前記第1のフィルムの前記第1の辺と前記第2のフィルムの前記第1の辺に付着されると共に、対向する前記第1のフィルムの前記第1の辺と前記第2のフィルムの前記第1の辺の周縁同士が付着された第1の付着部と、重合した前記第1のフィルムと前記第2のフィルムの前記第3の辺の周縁同士が付着された第2の付着部と、周縁同士が付着した前記第3の辺は前記第2のフィルムの側に折曲し、この折曲した第1の折り目が前記第2のフィルムの前記第1の辺に重なるように第2の折り目を介して折曲し、折曲して重合した前記第2の辺の側の端部は周縁同士が付着された第3の付着部と、前記折曲した第1の折り目が前記第2のフィルムの前記第1の辺に重なるように折曲し、折曲して重合した前記第4の辺の側の端部は周縁同士が付着された第4の付着部と、前記通路部材の一端が、前記第1の付着部、前記第2の付着部、前記第3の付着部、前記第4の付着部によりシ−ルされた前記第1のフィルムと前記第2のフィルムの間に形成された空所に臨み、前記通路部材の他端が、外気に臨んでいるものである。
また、請求項2記載の包装袋は、一枚のフィルムを折曲して重合して形成された矩形形状のフィルム本体と、このフィルム本体の一方側は第1のフィルムで、他方側は第2のフィルムであり、前記第1のフィルムは、第1の辺、第2の辺、第3の辺、第4の辺からなる矩形形状であり、前記第1の辺は前記第3の辺に、前記第2の辺は前記第4の辺に、それぞれ対向し、前記第1のフィルムと前記第2のフィルムは、前記折曲した第1の折り目は、前記第3の辺であり、前記第1のフィルムの前記第1の辺と前記第2のフィルムの前記第1の辺との間を横断するように設けられた空気の通路を有する通路部材と、この通路部材は前記第1のフィルムの前記第1の辺と前記第2のフィルムの前記第1の辺に付着されると共に、対向する前記第1のフィルムの前記第1の辺と前記第2のフィルムの前記第1の辺の周縁同士が付着された第1の付着部と、前記第3の辺は前記第2のフィルムの側に折曲し、この折曲した第2の折り目が前記第2のフィルムの前記第1の辺に重なるように第3の折り目を介して折曲し、折曲して重合した前記第2の辺の側の端部は周縁同士が付着された第2の付着部と、前記折曲した第2の折り目が前記第2のフィルムの前記第1の辺に重なるように折曲し、折曲して重合した前記第4の辺の側の端部は周縁同士が付着された第3の付着部と、前記通路部材の一端が、前記第1の付着部、前記第2の付着部、前記第3の付着部によりシ−ルされた前記第1のフィルムと前記第2のフィルムの間に形成された空所に臨み、前記通路部材の他端が、外気に臨んでいるものである。
また、請求項3記載の包装袋は、一枚のフィルムを折曲して重合して形成された矩形形状のフィルム本体と、このフィルム本体の一方側は第1のフィルムで、他方側は第2のフィルムであり、前記第1のフィルムは、第1の辺、第2の辺、第3の辺、第4の辺からなる矩形形状であり、前記第1の辺は前記第3の辺に、前記第2の辺は前記第4の辺に、それぞれ対向し、前記第1のフィルムと前記第2のフィルムは、前記折曲した第1の折り目は、前記第4の辺であり、前記第1のフィルムの前記第1の辺と前記第2のフィルムの前記第1の辺との間を横断するように設けられた空気の通路を有する通路部材と、この通路部材は前記第1のフィルムの前記第1の辺と前記第2のフィルムの前記第1の辺に付着されると共に、対向する前記第1のフィルムの前記第1の辺と前記第2のフィルムの前記第1の辺の周縁同士が付着された第1の付着部と、重合した前記第1のフィルムと前記第2のフィルムの前記第3の辺の周縁同士が付着された第2の付着部と、周縁同士が付着した前記第3の辺は前記第2のフィルムの側に折曲し、この折曲した第2の折り目が前記第2のフィルムの前記第1の辺に重なるように第3の折り目を介して折曲し、折曲して重合した前記第2の辺の側の端部は周縁同士が付着された第3の付着部と、前記通路部材の一端が、前記第1の付着部、前記第2の付着部、前記第3の付着部によりシ−ルされた前記第1のフィルムと前記第2のフィルムの間に形成された空所に臨み、前記通路部材の他端が、外気に臨んでいるものである。
また、請求項4記載の包装袋は、請求項1乃至3記載の包装袋において、対向する第2のフィルムと第1のフィルムの部分を、第2の辺及び第4の辺に沿って部分的に直線状に付着して形成された複数の縦付着部と、前記複数の縦付着部は、少なくとも、第1の縦付着部、第2の縦付着部、第3の縦付着部及び第4の縦付着部を有し、前記第2の辺から前記第4の辺に向かって、順次、前記第1の縦付着部、前記第2の縦付着部、前記第3の縦付着部及び前記第4の縦付着部が形成され、前記第2の縦付着部と前記第3の縦付着部の間隔は、前記第1の縦付着部と前記第2の縦付着部の間隔より小さく、前記第2の縦付着部と前記第3の縦付着部の間隔は、前記第3の縦付着部と前記第4の縦付着部の間隔より小さく形成されているものである。
また、請求項5記載の包装袋は、請求項1又は2記載の包装袋において、第3の付着部又は第4の付着部に手に持つための把手を設けたものである。
また、請求項6記載の包装袋は、請求項1記載の包装袋において、周縁同士が付着した第3の辺は第2のフィルムの側に折曲し、この折曲した第1の折り目が前記第2のフィルムの前記第1の辺に重なるように第2の折り目を介して折曲し、折曲して重合した前記第1のフィルムの第1の辺の中央と前記第2の折り目の中央とを結ぶと共に、前記折曲して重合した前記第1の折り目の中央と前記第2の折り目の中央とを結ぶように直線状に付着する中央縦付着部が形成され、この中央縦付着部による付着部分は、前記第1のフィルムの第1の辺の中央と前記第2の折り目の中央とを結ぶ直線と前記第1の折り目の中央と前記第2の折り目の中央とを結ぶ直線との間に位置する前記第1のフィルム及び前記第2のフィルムである。
請求項1記載の包装袋によれば、被包装物が第2のフィルムで形成された収納部に収納され、空所内へ空気を供給して被包装物が移動できないように包装することができ、その際、周縁同士が付着した第3の辺は第2のフィルムの側に折曲し、この折曲した第1の折り目(折曲した部分)が前記第2のフィルムの前記第1の辺に重なるように第2の折り目を介して折曲し、折曲して重合した前記第2の辺の側の端部は周縁同士が第3の付着部により付着され、折曲した折り目が前記第2のフィルムの前記第1の辺に重なるように折曲し、折曲して重合した前記第4の辺の側の端部は周縁同士が第4の付着部により付着されているため、第1の折り目から第3の辺に至る第1のフィルムと第2のフィルムの間に空気が入り、該部分は開口部より突出しないようにして開口部を狭め、被包装物が外へ飛び出すのを防止することができる。
請求項4記載の包装袋によれば、請求項1記載の発明の効果に加え、第2の縦付着部と第3の縦付着部の間隔は、第1の縦付着部と第2の縦付着部の間隔より小さく、第2の縦付着部と第3の縦付着部の間隔は、第3の縦付着部と第4の縦付着部より小さく形成されているため、被包装物を内在して包装袋に空気を供給して包装した場合、包装袋の外側に略平坦面が形成され、例えば、コンベヤ−等で搬送する場合転がりにくくなる。
請求項5記載の包装袋によれば、請求項1記載の発明の効果に加え、第3の付着部又は第4の付着部は、少なくとも、第1のフィルム、第2のフィルム、第2のフィルム、第1のフィルムと、4層重合しているため、強度的に強く、把手を設けても、被包装物の重さに耐えることができる。
本発明の一実施例の包装袋を図面を参照して説明する。
図1乃至図13において、Xは包装袋で、包装袋Xは被包装物100 (例えば、日本酒、ワイン等のボトル)が衝撃によって損傷しないように保護する包装部材で(図1参照)、例えば、第1のフィルム11と第2のフィルム12との間に形成された空所20に空気が封入される本体10を有している。対向する第2のフィルム12の間、つまり、内側には、被包装物100 を収納する収納部Sが形成されている。
包装袋Xは、次に述べるようにして製造することができる。
図2に示すように、第1のフィルム11は第1の辺a、第2の辺b、第3の辺c、第4の辺dからなる矩形形状であり、第1の辺aは第3の辺cに、第2の辺bは第4の辺dに、それぞれ対向している関係にある。
第2のフィルム12は第1のフィルム11に重合(第2のフィルム12と第1のフィルム11とが重なり合うこと)すると共に、第1のフィルム11と同形状の矩形形状となっている(図2及び図3参照)。
また、Pは空気の通路を有する通路部材で、通路部材Pは、第1のフィルム11の第1の辺aと第2のフィルム12の第1の辺aとの間を横断するように設けられている。
通路部材Pの一端は、後述する第1の付着部1、第2の付着部2、第3の付着部3、第4の付着部4によりシ−ルされた第1のフィルム11と第2のフィルム12の間に形成された空所20に臨み、通路部材Pの他端は、外気に臨むようになっている。
なお、通路部材Pは、図示しないが、プラスチック製のパイプで形成し、通路部材Pの外気に臨む側の端部を蓋、栓(図示せず)で着脱自在に封止しても良いが、通路部材Pは、例えば、フィルムで形成した周知の逆止弁機能付きのもの(例えば、実開昭50-12320号公報、実公平6-697 号公報、実公平6-39178 号公報等)が望ましい。
即ち、通路部材Pは、プラスチックフィルムの扁平な筒状体で形成したもので、対向するように設けたフィルムの間に空気の通路が形成され、該通路に空気を供給すると、対向するフィルムの間を空気が流れ、空所20に空気が供給される。空所20に一定量の空気が供給されると、空気の供給を停止する。空気の供給が停止すると、通路部材Pの一端は、空所20に臨んでいるため、空所20内の空気圧により対向するフィルムが接触して、空気の通路が閉塞され、空所20内の空気が外気側に流れるのを阻止するようになる。なお、通路部材Pは、プラスチックフィルムの扁平な筒状体になっていて、該扁平な筒状体には、空所20に向かってハの字形状に熱シ−ル、超音波、接着剤等により付着された付着部が形成されている。
通路部材Pは、図2及び図3に示すように、第1のフィルム11の第1の辺aと第2のフィルム12の第1の辺aに付着されると共に、対向する第1のフィルム11の第1の辺aと第2のフィルム12の第1の辺aの周縁同士が付着された第1の付着部1を形成する。
なお、上述の「付着」は、例えば、熱シ−ル、超音波、接着剤等によるが、熱シ−ルによる溶着(融着)が望ましい。以下に記述する「付着」も同様であるので、その説明を省略する。
また、重合した第1のフィルム11と第2のフィルム12の第3の辺cの周縁同士は、図3に示すように、付着されて第2の付着部2を形成している。
そして、周縁同士が付着した第3の辺cは第2のフィルム12の側に折曲し(図3の矢印Y方向に折り曲げる。)、この折曲した第1の折り目R1 (折曲した部分)が第2のフィルム12の第1の辺aに重なるように第2の折り目R2 (折曲した部分)を介して折曲し(図3の矢印Z方向に折り曲げる。)、折曲して重合した第2の辺bの側の端部は周縁同士が付着されて第3の付着部3を形成する(図3及び図4参照)。
また、同様に、周縁同士が付着した第3の辺cは第2のフィルム12の側に折曲し(図3の矢印Y方向に折り曲げる。)、この折曲した第1の折り目R1 (折曲した部分)が第2のフィルム12の第1の辺aに重なるように折曲し(図3の矢印Z方向に折り曲げる。)、折曲して重合した第4の辺dの側の端部は周縁同士が付着されて第4の付着部4を形成する(図3及び図4参照)。
また、図1、図3、図4において示す符号1’、2’、3’、4’・・・は、複数の縦付着部で、複数の縦付着部1’、2’、3’、4’・・・は、対向する第2のフィルム12と第1のフィルム11の部分を、第2の辺b及び第4の辺dに沿って部分的に直線状に熱シ−ル等により付着して形成されるものである。
複数の縦付着部は、本実施例では、4個であるが、これより多くても良いが、複数の縦付着部は、少なくとも、第1の縦付着部1’、第2の縦付着部2’、第3の縦付着部3’及び第4の縦付着部4’と4個有れば良い。第2の辺bから第4の辺cに向かって、第2の辺b及び第4の辺cに略平行に、順次、第1の縦付着部1’、第2の縦付着部2’、第3の縦付着部3’、第4の縦付着部4’となっている。
そして、第2の縦付着部2’と第3の縦付着部3’の間隔Aは、第1の縦付着部1’と第2の縦付着部2’の間隔Bより小さく(A<B)、第2の縦付着部2’と第3の縦付着部3’の間隔Aは、第3の縦付着部3’と第4の縦付着部4’の間隔Bより小さくなるように形成されている。
このように、第2の縦付着部2’と第3の縦付着部3’の間隔Aは、第1の縦付着部1’と第2の縦付着部2’の間隔Bより小さく、第2の縦付着部2’と第3の縦付着部3’の間隔Aは、第3の縦付着部3’と第4の縦付着部4’の間隔Bより小さく形成されているため、被包装物100 を内在して包装袋Xに空気を供給して包装した場合、包装袋Xの外側に略平坦面が形成されるため、例えば、コンベヤ−等で搬送する場合、包装袋Xが転がりにくくなる(図13参照)。
なお、図6乃至図9に示すように、付着されていない対向する第1のフィルム11と第2のフィルム12の間には、通路部材Pを介して空気が入る空所20が形成されており、第1の折り目R1 及び第2の折り目R2 は、空所20に空気が入らない状態で生じるものである。空所20に空気が入らない状態では、包装袋Xは、図6乃至図9に示すように、扁平形状となっている。
従って、図10に示すように、被包装物100 を開口部Kより包装袋Xの収納部Sに入れ、通路部材Pを介して空所20に空気を入れると、図11に示すように、被包装物100 が移動できないように包装することができ、そして、周縁同士が付着した第3の辺cは第2のフィルム12の側に折曲し、この折曲した第1の折り目R1 (折曲した部分)が第2のフィルム12の第1の辺aに重なるように第2の折り目R2 を介して折曲し、折曲して重合した第2の辺bの側の端部は周縁同士が第3の付着部3により付着され、折曲した第1の折り目R1 が第2のフィルム12の第1の辺aに重なるように折曲し、折曲して重合した第4の辺dの側の端部は周縁同士が第4の付着部4により付着されているため、第1の折り目R1 から第3の辺cに至る第1のフィルム11と第2のフィルム12の間に空気が入り、該部分(第1の折り目R1 から第3の辺cに至る第1のフィルム11と第2のフィルム12の間)は開口部Kより突出しないようにして開口部Kを狭め、被包装物100 が外へ飛び出すのを防止すると共に、第1の折り目R1 から第3の辺cに至る部分を把手T’として利用することができる。
なお、場合により、図14に示すように、第3の付着部3(又は第4の付着部4)に手に持つための把手Tを設けても良い。
第3の付着部3(又は第4の付着部4)は、図15に示すように、少なくとも、第1のフィルム11、第2のフィルム12、第2のフィルム12、第1のフィルム11と、4層重合しているため、強度的に強く、把手Tを設けても、被包装物100 の重さに耐えることができる。
また、上述した実施例においては、第1のフィルム11と第2のフィルム12と二部材を用いたが、本願発明にあっては、これに限らず、一部材でも良い。なお、上述した実施例と同一部分に同一符号を付して説明の一部を省略している。
即ち、図16乃至図18に示すように、10’は、一枚のフィルムを折曲して重合して形成された矩形形状のフィルム本体である。このフィルム本体10’の一方側は第1のフィルム11で、他方側は第2のフィルム12となっている。
第1のフィルム11は、第1の辺a、第2の辺b、第3の辺c、第4の辺dからなる矩形形状となっている。第1の辺aは第3の辺cに、第2の辺bは第4の辺dに、それぞれ対向している。なお、第1のフィルム11と第2のフィルム12は、折曲した第1の折り目R1 ’は、第3の辺cとなっている。
この包装袋Xにおいても、上述の実施例の包装袋Xと同様、通路部材Pが第1のフィルム11の第1の辺aと第2のフィルム12の第1の辺aとの間を横断するように設けられ、通路部材Pは、図16乃至図18に示すように、第1のフィルム11の第1の辺aと第2のフィルム12の第1の辺aに付着されると共に、対向する第1のフィルム11の第1の辺aと第2のフィルム12の第1の辺aの周縁同士が付着された第1の付着部1を形成している。
第3の辺cは第2のフィルム12の側に折曲し(図17の矢印Y方向に折り曲げる。)、この折曲した第2の折り目R2 (折曲した部分)が第2のフィルム12の第1の辺aに重なるように第3の折り目R3 を介して折曲し(図17の矢印Z方向に折り曲げる。)、折曲して重合した第2の辺bの側の端部は周縁同士が付着されて、第2の付着部2が形成されている。
また、同様に、第3の辺cは第2のフィルム12の側に折曲し(図17の矢印Y方向に折り曲げる。)、この折曲した第2の折り目R2 (折曲した部分)が第2のフィルム12の第1の辺aに重なるように折曲し(図17の矢印Z方向に折り曲げる。)、折曲して重合した第4の辺dの側の端部は周縁同士が付着されて、第3の付着部3が形成されている。
なお、通路部材Pの一端は、第1の付着部1、第2の付着部2、第3の付着部3によりシ−ルされた第1のフィルム11と第2のフィルム12の間に形成された空所(空所は、図16乃至図18に図示されていないが、上述の実施例で言えば、図10に示される符号20に相当する。)に臨み、通路部材Pの他端は、外気に臨み、また、第1の折り目R1 ’、第2の折り目R2 及び第3の折り目R3 は、前記空所に空気が入らない状態で生じるものである。
上述した実施例においては、一部材のフィルムの第3の辺cを介して折り曲げたが、一部材のフィルムの第4の辺dを介して折り曲げても良い。なお、上述した実施例と同一部分に同一符号を付して説明の一部を省略している。なお、上述した実施例と同一部分に同一符号を付して説明の一部を省略している。
即ち、図19乃至図21に示すように、10”は、一枚のフィルムを折曲して重合して形成された矩形形状のフィルム本体である。このフィルム本体10”の一方側は第1のフィルム11で、他方側は第2のフィルム12となっている。
第1のフィルム11は、第1の辺a、第2の辺b、第3の辺c、第4の辺dからなる矩形形状となっている。第1の辺aは第3の辺cに、第2の辺bは第4の辺dに、それぞれ対向している。なお、第1のフィルム11と第2のフィルム12は、折曲した第1の折り目R1 ”は、第4の辺dとなっている。
この包装袋Xにおいても、上述の実施例の包装袋Xと同様、通路部材Pが第1のフィルム11の第1の辺aと第2のフィルム12の第1の辺aとの間を横断するように設けられ、通路部材Pは、図19乃至図21に示すように、第1のフィルム11の第1の辺aと第2のフィルム12の第1の辺aに付着されると共に、対向する第1のフィルム11の第1の辺aと第2のフィルム12の第1の辺aの周縁同士が付着された第1の付着部1を形成している。
また、重合した第1のフィルム11と第2のフィルム12の第3の辺cの周縁同士は、図20に示すように、付着されて第2の付着部2を形成している。
そして、周縁同士が付着した第3の辺cは第2のフィルム12の側に折曲し(図20の矢印Y方向に折り曲げる。)、この折曲した第2の折り目R2 (折曲した部分)が第2のフィルム12の第1の辺aに重なるように第3の折り目R3 (折曲した部分)を介して折曲し(図20の矢印Z方向に折り曲げる。)、折曲して重合した第2の辺bの側の端部は周縁同士が付着されて第3の付着部3を形成する(図21参照)。
また、同様に、周縁同士が付着した第3の辺cは第2のフィルム12の側に折曲し(図20の矢印Y方向に折り曲げる。)、この折曲した第2の折り目R2 (折曲した部分)が第2のフィルム12の第1の辺aに重なるように折曲し(図20の矢印Z方向に折り曲げる。)、折曲して重合した第4の辺dの側の端部は周縁同士が付着されて第4の付着部4を形成する(図21参照)。
なお、フィルム本体10”は一枚のフィルムを第4の辺dを介して折り曲げているため、場合により、第4の付着部4は省略することもできる。
また、通路部材Pの一端は、第1の付着部1、第2の付着部2、第3の付着部3によりシ−ルされた第1のフィルム11と第2のフィルム12の間に形成された空所(空所は、図19乃至図21に図示されていないが、上述の実施例で言えば、図10に示される符号20に相当する。)に臨み、通路部材Pの他端は、外気に臨み、また、第1の折り目R1 ”、第2の折り目R2 及び第3の折り目R3 は、前記空所に空気が入らない状態で生じるものである。
上述した実施例においては、被包装物100 が収納できる収納部Sが1個であるが、図22乃至図34に示すように、収納部Sが2個でも良い。本実施例(図22乃至図34)のものは、後述する中央縦付着部50を除けば、図1乃至図13に示した実施例のものと実質的に同じであるため、図1乃至図13に示した実施例と同一部分に同一符号を付して説明の一部を省略している。
即ち、外側に第1のフィルム11が、内側に第2のフィルム12が位置し、内側に位置して対向する第2のフィルム12の空所は被包装物100 が収納できる収納部S、Sとなっている。そして、第2のフィルム12は第1のフィルム11に重合(第2のフィルム12と第1のフィルム11とが重なり合うこと)すると共に、第1のフィルム11と同形状の矩形形状となっている(図23参照)。
通路部材Pは、第1のフィルム11の第1の辺aと第2のフィルム12の第1の辺aに付着されると共に、対向する第1のフィルム11の第1の辺aと第2のフィルム12の第1の辺aの周縁同士が付着された第1の付着部1を形成する。
また、重合した第1のフィルム11と第2のフィルム12の第3の辺cの周縁同士は、付着されて第2の付着部2を形成している。
そして、周縁同士が付着した第3の辺cは第2のフィルム12の側に折曲し(図23の矢印Y方向に折り曲げる。)、この折曲した第1の折り目R1 (折曲した部分)が第2のフィルム12の第1の辺aに重なるように第2の折り目R2 (折曲した部分)を介して折曲し(図23の矢印Z方向に折り曲げる。)、折曲して重合した第2の辺bの側の端部は周縁同士が付着されて第3の付着部3を形成する(図23及び図24参照)。
また、同様に、周縁同士が付着した第3の辺cは第2のフィルム12の側に折曲し(図23の矢印Y方向に折り曲げる。)、この折曲した第1の折り目R1 (折曲した部分)が第2のフィルム12の第1の辺aに重なるように折曲し(図23の矢印Z方向に折り曲げる。)、折曲して重合した第4の辺dの側の端部は周縁同士が付着されて第4の付着部4を形成する(図23及び図24参照)。
そして、図23及び図24に示すように、周縁同士が付着した第3の辺cは第2のフィルム12の側に折曲し、この折曲した第1の折り目R1 が第2のフィルム12の第1の辺aに重なるように第2の折り目R2 を介して折曲し、折曲して重合した第1のフィルム11の第1の辺aの中央と第2の折り目R2 の中央とを結ぶと共に、前記折曲して重合した第1の折り目R1 の中央と第2の折り目R2 の中央とを結ぶように直線状に熱シ−ル等により付着して中央縦付着部50が形成され、
この中央縦付着部50による付着部分は、図27に示すように、「第1のフィルム11の第1の辺aの中央と第2の折り目R2 の中央とを結ぶ直線(図27に示す面)」と「第1の折り目R1 の中央と第2の折り目R2 の中央とを結ぶ直線(図27に示す面と反対の面)」との間に位置する第1のフィルム11及び第2のフィルム12となっている。
なお、付着されていない対向する第1のフィルム11と第2のフィルム12の間の空所20には、空気が入らない状態では、対向する第1のフィルム11と第2のフィルム12は、扁平形状体となっている(図24乃至図30参照)。
上述した中央縦付着部50による付着部分は、言い換えれば、重合した第1の折り目R1 の中央と第2の折り目R2 の中央とを結ぶ直線の垂下に位置すると共に、前記扁平形状体の一方の面の第1のフィルム11と前記扁平形状体の他方の面の第1のフィルム11との間に位置するフィルムとなっている。
なお、上述した実施例(図1乃至図34)においては、第1の折り目R1 から第3の辺cに至る部分を把手T’として利用したが、本願発明にあっては、これに限らず、例えば、図35乃至図38及び図39に示すように、第1の折り目R1 から第3の辺cに至る部分を被包装物100 (例えば、日本酒、ワイン等のボトル)の底部Bとして利用することができる。即ち、図35乃至図38においては、図1乃至図21の実施例の第1の折り目R1 から第3の辺cに至る部分を把手T’を底部Bとして利用しているため、図1乃至図21と同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。同様に、図39においては、図22乃至図34の実施例の第1の折り目R1 から第3の辺cに至る部分を把手T’を底部Bとして利用しているため、図39と同一部分に同一符号を付してその説明を省略する。
この場合、上述した実施例(図1乃至図34)のように底部が湾曲していないため、つまり、図35乃至図38においては、第1の折り目R1 から第1の辺aの端部で構成される開口部Kの縁部が図35及び図36に示すように、立設しやすく使用勝手が向上する。同様に、第1の折り目R1 から第1の辺aの端部で構成される開口部Kの縁部が図39に示すように、立設しやすく使用勝手が向上する。
なお、図37においては、包装袋1に空気を入れない状態で、被包装物100 の底が底部Bに位置するように入れ、入れた後、包装袋1に空気を入れる(図38参照)。その後、図38記載の状態を反転させて、図35及び図36記載のようにして立設させることができる。包装袋1に被包装物100 を2個入れた場合も同様である(図39参照)。
図1は、本発明の一実施例の包装袋の使用状態の概略的斜視図である。 図2は図1の包装袋の製造過程を示すもので、フィルムが対向している状態の概略的斜視図である。 図3は、図2の対向しているフィルムを重合すると共に重合した第1の辺と第3の辺をそれぞれ付着した状態の概略的平面図である。 図4は、図3の第1の折り目を第2のフィルムの第1の辺に重なるように第2の折り目で折曲し、重合した第2の辺と第4の辺をそれぞれ付着した状態の概略的平面図である。 図5は、図4の5−5線による概略的断面図である。 図6は、図4の6−6線による概略的断面図である。 図7は、図4の7−7線による概略的断面図である。 図8は、図4の8−8線による概略的断面図である。 図9は、図4の9−9線による概略的断面図である。 図10は、図1の包装袋に空気を入れない状態の包装袋の概略的断面図である。 図11は、図10の包装袋に空気を入れた状態の包装袋の概略的断面図である。 図12は、図11の概略的正面図である。 図13は、図12の13−13線による概略的断面図である。 図14は、図1の包装袋に把手を設けた状態を示す概略的斜視図である。 図15は、図14の把手の取り付け部分の一部を示す概略的一部断面図である。 図16は、図2記載のフィルムとは異なる一枚のフィルムの折り目を第3の辺として包装袋を製造する製造過程を示す概略的斜視図である。 図17は、図16の対向しているフィルムを重合すると共に第2の辺及び第4の辺に沿って部分的に直線状に付着した状態の概略的平面図である。 図18は、図17の第2の折り目を第1のフィルムの第1の辺に重なるように第3の折り目で折曲し、重合した第2の辺と第4の辺をそれぞれ付着した状態の概略的平面図である。 図19は、図16記載のフィルムとは異なる一枚のフィルムの折り目を第4の辺として包装袋を製造する製造過程を示す概略的斜視図である。 図20は、図19の対向しているフィルムを重合すると共に第2の辺及び第4の辺に沿って部分的に直線状に付着した状態の概略的平面図である。 図21は、図20の第2の折り目を第1のフィルムの第1の辺に重なるように第3の折り目で折曲し、重合した第2の辺と第4の辺をそれぞれ付着した状態の概略的平面図である。 図22は、図1と異なり複数の収納部を有した包装袋の使用状態の概略的斜視図である。 図23は、対向しているフィルムを重合すると共に重合した第1の辺と第3の辺をそれぞれ付着した状態の概略的平面図である。 図24は、図23の第1の折り目を第2のフィルムの第1の辺に重なるように第2の折り目で折曲し、重合した第2の辺と第4の辺をそれぞれ付着した状態の概略的平面図である。 図25は、図24の25−25線による概略的断面図である。 図26は、図24の26−26線による概略的断面図である。 図27は、図24の27−27線による概略的断面図である。 図28は、図24の28−28線による概略的断面図である。 図29は、図24の29−29線による概略的断面図である。 図30は、図24の30−30線による概略的断面図である。 図31は、図22の概略的正面図である。 図32は、図22の包装袋に空気を入れない状態の包装袋の概略的断面図である。 図33は、図32の包装袋に空気を入れた状態の包装袋の概略的断面図である。 図34は、図31の34−34線による概略的断面図である。 図35は、図1乃至図22記載の包装袋の使用形態が異なる実施例の概略的正面図である。 図36は、図35の36−36線による概略的断面図である。 図37は、図35の包装袋に空気を入れない状態の包装袋の概略的断面図である。 図38は、図37の包装袋に空気を入れた状態の包装袋の概略的断面図である。 図35は、図23乃至図34記載の包装袋の使用形態が異なる実施例の概略的正面図である。
符号の説明
X ・・・・・包装袋
a ・・・・・第1の辺
b ・・・・・第2の辺
c ・・・・・第3の辺
d ・・・・・第4の辺
P ・・・・・通路部材
1 ・・・・・第1の折り目
2 ・・・・・第2の折り目
1 ・・・・・第1の付着部
2 ・・・・・第2の付着部
3 ・・・・・第3の付着部
4 ・・・・・第4の付着部
11 ・・・・・第1のフィルム
12 ・・・・・第2のフィルム

Claims (6)

  1. 第1の辺、第2の辺、第3の辺、第4の辺からなる矩形形状の第1のフィルムと、
    前記第1の辺は前記第3の辺に、前記第2の辺は前記第4の辺に、それぞれ対向し、 前記第1のフィルムと同形状で、前記第1のフィルムに重合する第2のフィルムと、 前記第1のフィルムの前記第1の辺と前記第2のフィルムの前記第1の辺との間を横断するように設けられた空気の通路を有する通路部材と、
    この通路部材は前記第1のフィルムの前記第1の辺と前記第2のフィルムの前記第1の辺に付着されると共に、対向する前記第1のフィルムの前記第1の辺と前記第2のフィルムの前記第1の辺の周縁同士が付着された第1の付着部と、
    重合した前記第1のフィルムと前記第2のフィルムの前記第3の辺の周縁同士が付着された第2の付着部と、
    周縁同士が付着した前記第3の辺は前記第2のフィルムの側に折曲し、この折曲した第1の折り目が前記第2のフィルムの前記第1の辺に重なるように第2の折り目を介して折曲し、折曲して重合した前記第2の辺の側の端部は周縁同士が付着された第3の付着部と、
    前記折曲した第1の折り目が前記第2のフィルムの前記第1の辺に重なるように折曲し、折曲して重合した前記第4の辺の側の端部は周縁同士が付着された第4の付着部と、 前記通路部材の一端が、前記第1の付着部、前記第2の付着部、前記第3の付着部、前記第4の付着部によりシ−ルされた前記第1のフィルムと前記第2のフィルムの間に形成された空所に臨み、前記通路部材の他端が、外気に臨んでいる
    ことを特徴とする包装袋。
  2. 一枚のフィルムを折曲して重合して形成された矩形形状のフィルム本体と、
    このフィルム本体の一方側は第1のフィルムで、他方側は第2のフィルムであり、
    前記第1のフィルムは、第1の辺、第2の辺、第3の辺、第4の辺からなる矩形形状であり、
    前記第1の辺は前記第3の辺に、前記第2の辺は前記第4の辺に、それぞれ対向し、 前記第1のフィルムと前記第2のフィルムは、前記折曲した第1の折り目は、前記第3の辺であり、
    前記第1のフィルムの前記第1の辺と前記第2のフィルムの前記第1の辺との間を横断するように設けられた空気の通路を有する通路部材と、
    この通路部材は前記第1のフィルムの前記第1の辺と前記第2のフィルムの前記第1の辺に付着されると共に、対向する前記第1のフィルムの前記第1の辺と前記第2のフィルムの前記第1の辺の周縁同士が付着された第1の付着部と、
    前記第3の辺は前記第2のフィルムの側に折曲し、この折曲した第2の折り目が前記第2のフィルムの前記第1の辺に重なるように第3の折り目を介して折曲し、折曲して重合した前記第2の辺の側の端部は周縁同士が付着された第2の付着部と、
    前記折曲した第2の折り目が前記第2のフィルムの前記第1の辺に重なるように折曲し、折曲して重合した前記第4の辺の側の端部は周縁同士が付着された第3の付着部と、 前記通路部材の一端が、前記第1の付着部、前記第2の付着部、前記第3の付着部によりシ−ルされた前記第1のフィルムと前記第2のフィルムの間に形成された空所に臨み、前記通路部材の他端が、外気に臨んでいる
    ことを特徴とする包装袋。
  3. 一枚のフィルムを折曲して重合して形成された矩形形状のフィルム本体と、
    このフィルム本体の一方側は第1のフィルムで、他方側は第2のフィルムであり、 前記第1のフィルムは、第1の辺、第2の辺、第3の辺、第4の辺からなる矩形形状であり、
    前記第1の辺は前記第3の辺に、前記第2の辺は前記第4の辺に、それぞれ対向し、 前記第1のフィルムと前記第2のフィルムは、前記折曲した第1の折り目は、前記第4の辺であり、
    前記第1のフィルムの前記第1の辺と前記第2のフィルムの前記第1の辺との間を横断するように設けられた空気の通路を有する通路部材と、
    この通路部材は前記第1のフィルムの前記第1の辺と前記第2のフィルムの前記第1の辺に付着されると共に、対向する前記第1のフィルムの前記第1の辺と前記第2のフィルムの前記第1の辺の周縁同士が付着された第1の付着部と、
    重合した前記第1のフィルムと前記第2のフィルムの前記第3の辺の周縁同士が付着された第2の付着部と、
    周縁同士が付着した前記第3の辺は前記第2のフィルムの側に折曲し、この折曲した第2の折り目が前記第2のフィルムの前記第1の辺に重なるように第3の折り目を介して折曲し、折曲して重合した前記第2の辺の側の端部は周縁同士が付着された第3の付着部と、
    前記通路部材の一端が、前記第1の付着部、前記第2の付着部、前記第3の付着部によりシ−ルされた前記第1のフィルムと前記第2のフィルムの間に形成された空所に臨み、前記通路部材の他端が、外気に臨んでいる
    ことを特徴とする包装袋。
  4. 対向する第2のフィルムと第1のフィルムの部分を、第2の辺及び第4の辺に沿って部分的に直線状に付着して形成された複数の縦付着部と、
    前記複数の縦付着部は、少なくとも、第1の縦付着部、第2の縦付着部、第3の縦付着部及び第4の縦付着部を有し、
    前記第2の辺から前記第4の辺に向かって、順次、前記第1の縦付着部、前記第2の縦付着部、前記第3の縦付着部及び前記第4の縦付着部が形成され、前記第2の縦付着部と前記第3の縦付着部の間隔は、前記第1の縦付着部と前記第2の縦付着部の間隔より小さく、
    前記第2の縦付着部と前記第3の縦付着部の間隔は、前記第3の縦付着部と前記第4の縦付着部の間隔より小さく
    形成されていることを特徴とする請求項1乃至3記載の包装袋。
  5. 第3の付着部又は第4の付着部に手に持つための把手を設けたことを特徴とする請求項1又は2記載の包装袋。
  6. 周縁同士が付着した第3の辺は第2のフィルムの側に折曲し、この折曲した第1の折り目が前記第2のフィルムの前記第1の辺に重なるように第2の折り目を介して折曲し、 折曲して重合した前記第1のフィルムの第1の辺の中央と前記第2の折り目の中央とを結ぶと共に、前記折曲して重合した前記第1の折り目の中央と前記第2の折り目の中央とを結ぶように直線状に付着する中央縦付着部が形成され、
    この中央縦付着部による付着部分は、前記第1のフィルムの第1の辺の中央と前記第2の折り目の中央とを結ぶ直線と前記第1の折り目の中央と前記第2の折り目の中央とを結ぶ直線との間に位置する前記第1のフィルム及び前記第2のフィルムであることを特徴とする請求項1記載の包装袋。
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