JP2005102063A - マルチチャンネル信号再生回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】 より効果的なバーチャルサラウンド効果が得る。
【解決手段】 異なるフィルタ特性を有し、任意の2つのチャンネル信号のそれぞれの音像定位位置を決定するための複数の頭部伝達関数フィルタと、任意の2つのチャンネル信号の相関を検出し、所定の係数を出力する相関係数計算手段と、相関係数計算手段の出力に応答して複数の頭部伝達関数フィルタのうち選択された頭部伝達関数フィルタのフィルタ特性によって任意の2つのチャンネル信号を所定の位置に定位させるべく、複数の頭部伝達関数フィルタの一つを選択するフィルタ選択手段とを備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 異なるフィルタ特性を有し、任意の2つのチャンネル信号のそれぞれの音像定位位置を決定するための複数の頭部伝達関数フィルタと、任意の2つのチャンネル信号の相関を検出し、所定の係数を出力する相関係数計算手段と、相関係数計算手段の出力に応答して複数の頭部伝達関数フィルタのうち選択された頭部伝達関数フィルタのフィルタ特性によって任意の2つのチャンネル信号を所定の位置に定位させるべく、複数の頭部伝達関数フィルタの一つを選択するフィルタ選択手段とを備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、マルチチャンネルサラウンド信号を再生するためのマルチチャンネル信号再生回路に関する。
5.1チャンネル又は6.1チャンネルといったマルチチャンネルサラウンド信号を再生する、所謂ホームシアターシステムが一般家庭に普及している。このシステムは基本的には各チャンネル毎に独立したスピーカによって各チャンネル信号を再生する。従って、5.1チャンネル再生の場合、前方にフロントLチャンネル、フロントセンターチャンネル、フロントRチャンネル用のスピーカを3個、後方にリアLチャンネル、リアRチャンネル用のスピーカを2個配置する必要がある。更に、低音再生用にサブウーハもほとんどの場合に必要となる。
一方でリスニングルームにこれだけ多くのスピーカを配置し、またこれら一つ一つのスピーカをスピーカケーブルで接続するという煩雑さがホームシアターシステムの普及のネックにもなっている。この欠点を解消するため、リスナー前方のスピーカだけでリアチャンネル信号を再生することが可能な、所謂バーチャルサラウンドシステムが提案されている。このシステムはスピーカのない位置に仮想的に音像を定位させるため、頭部伝達関数に基づき入力信号を処理し、更にクロストークキャンセル回路によって本来左耳に入るべき信号が右耳に入るのを防止するための信号処理を施す。
音像を仮想定位させる位置は、本来リアスピーカを配置する位置であるが、入力信号によっては音像を仮想定位させる位置を変更できればより効果的なバーチャルサラウンド効果が得られることが、本出願人の長年の研究により明らかになった。
異なるフィルタ特性を有し、任意の2つのチャンネル信号のそれぞれの音像定位位置を決定するための複数の頭部伝達関数フィルタと、任意の2つのチャンネル信号の相関を検出し、所定の係数を出力する相関係数計算手段と、相関係数計算手段の出力に応答して複数の頭部伝達関数フィルタのうち選択された頭部伝達関数フィルタのフィルタ特性によって任意の2つのチャンネル信号を所定の位置に定位させるべく、複数の頭部伝達関数フィルタの一つを選択するフィルタ選択手段とを備える。
本発明によれば、入力信号の相関に応じて音像を仮想定位させる位置を変更することにより、効果的なバーチャルサラウンド効果が得られる。
以下、本発明による最良の実施形態を、添付図面を参照しながら説明する。
以下、本発明の第1の実施例を説明する。図1〜図3は本発明に使用するスピーカボックス1の正面図、右側面図及び上面図である。スピーカボックス1には3個の密閉型のエンクロージャ2、3、4が一体的に設けられ、エンクロージャ2、3、4にはフロントセンターチャンネル用スピーカドライバ5、フロントLチャンネル用スピーカドライバ6及びフロントRチャンネル用スピーカドライバ7がそれぞれ設けられている。フロントセンターチャンネル用スピーカドライバ5はリスナーに対して正対するよう配置されている。一方、フロントLチャンネル用スピーカドライバ6及びフロントRチャンネル用スピーカドライバ7の振動軸は、フロントセンターチャンネル用スピーカドライバ5の振動軸に対してそれぞれ左右90度の角度となるよう、互いに背中合わせで配置されている。
従って、フロントLチャンネル用スピーカドライバ6及びフロントRチャンネル用スピーカドライバ7の振動軸は互いに180度の角度とされているため、各スピーカドライバ6、7からの再生音は互いに反対方向に空間上に放射される。従って、この角度配置により、スピーカドライバ6、7が大きく間隔を空けて配置された状態と同じ効果を有する。もちろんこの角度配置によりスピーカドライバの振動軸がリスナーに対して正対していないため、特に高域の周波数特性が劣化するという欠点が生じる場合もある、その場合は周知のイコライザ回路で減衰した高域を補えばよい。なお、8、9はエンクロージャ2、3、4を分離するための隔壁である。
図4は上述のスピーカドライバ5〜7を駆動するアンプを含むホームシアターシステムの回路ブロック図である。光学ピックアップ、ターンテーブル等の機構部及び各種サーボ回路やデータ復調回路を備えるDVDドライブ10からのデジタルデータは5.1チャンネルデコーダ11に入力され、フロントL、フロントセンター、フロントR、リアL、リアRチャンネル及びサブウーハーチャンネル信号にそれぞれデコード処理される。フロントL、フロントRのデジタル信号は5KHz付近を約6dB上昇させる高域イコライザ28、29を介して加算器12、13の一方の入力端子にそれぞれ入力される。また、フロントセンターチャンネルのデジタル信号はそのまま加算器14の一方の入力端子に入力される。
フロントLチャンネル用スピーカドライバ6及びフロントRチャンネル用スピーカドライバ7は図1〜図3に示すようにリスナーに対して90度の角度をもって配置されている。従って、リスナーの正面を向いた場合に比べてスピーカドライバが持つ指向特性によって特に高域の音圧レベルが減衰する。高域イコライザ28、29はこの指向特性に起因する高域の減衰を補うためのものであり、ブーストする中心周波数やブースト量は使用するスピーカドライバの周波数特性や指向特性、スピーカドライバの互いの離間距離等に応じてそれぞれ決定する。
一方、リアL及びリアRチャンネル信号は、バーチャライザ16に入力される。バーチャライザ16は例えばリアLチャンネル信号をリスナーのフロント側に設置したスピーカによって再生しても、リスナーの後方左側から再生音が聞こえてくるようなインパルス応答となるフィルタ特性を持つフィルタを備えるものであり、詳細は追って説明する。
バーチャライザ16の出力が加算器12、13の他方の入力端子に入力されることにより、加算器12によってフロントLチャンネル信号とバーチャライザ16の一方の出力が加算され、この加算信号がD/A変換器15に入力される。同様に加算器13によってフロントRチャンネル信号とバーチャライザ16の他方の出力が加算され、この加算信号がD/A変換器15に入力される。
一方、フロントLチャンネル信号及びフロントRチャンネル信号は加算器17によって加算された後、ゲイン調整用の減衰器R1を介して300Hz〜2KHzの周波数帯域の信号を通過させるバンドパスフィルタ(以下、BPFという)18に入力される。BPF18の出力は位相を180度回転させる反転器19に入力される。位相が180度反転し、300Hz〜2KHzの周波数帯域を有するフロントLとフロントRの加算信号は加算器14の他方の入力端子に入力され、フロントセンターチャンネル信号と共にD/A変換器15に入力される。
なお、CDを再生中においては、5.1チャンネルデコーダ11はフロントLチャンネル信号を出力していた端子にLチャンネル信号を、フロントRチャンネル信号を出力していた端子にRチャンネル信号を出力する。
D/A変換器15によってアナログ信号とされたフロントLチャンネル信号及びバーチャライザ16の一方の出力は、増幅器21によって増幅された後、Lチャンネル用スピーカドライバ6に入力される。同様にD/A変換器によってアナログ信号とされたフロントRチャンネル信号及びバーチャライザ16の他方の出力は、増幅器22によって増幅された後、Rチャンネル用スピーカドライバ7に入力される。更にD/A変換器によってアナログ信号とされたフロントセンターチャンネル信号と位相が180度反転し、300Hz〜2KHzの周波数帯域を有するフロントL+フロントR信号との加算信号は、増幅器23によって増幅された後、センターチャンネル用スピーカドライバ5に入力される。
なお、5.1チャンネルデコーダはサブウーハ出力を出力しており、この信号も同様にD/A変換器15によってアナログ信号とされた後、増幅器24によって増幅されサブウーハ25を駆動する。なお、DVDドライブ10や5.1チャンネルデコーダ11等はマイコン20によって制御される。
以上の構成によって、5.1チャンネル信号の再生時にはLチャンネル用スピーカドライバ6からLチャンネル信号が、Rチャンネル用スピーカドライバ7からRチャンネル信号が出力され、その放射方向は180度であるため、広がりのあるステレオイメージが再生される。また、センターチャンネル用スピーカドライバ5からはセリフなど、センターに定位すべきセンターチャンネル信号が出力されるため、中抜けが生じない。
また、センターチャンネル用スピーカユニット5から逆相のLチャンネル信号が出力されるが、この逆相成分がリスナーの右耳周辺において左耳周辺よりもLチャンネル信号を打ち消す。従って、リスナーの右耳周辺におけるLチャンネル信号のレベルが低くなり、Lチャンネル信号が左耳で強く聞こえる結果、リスナーはLチャンネル信号が左側から到来するという認識を持つ。その結果、スピーカドライバの配置と相まってステレオセパレーションが向上する。なお、Rチャンネル信号も同様な作用効果を生じることは勿論である。
一方、センターチャンネル用スピーカユニット5から出力される−Lチャンネル信号と−Rチャンネル信号は、Lチャンネル信号とRチャンネル信号の逆相成分、即ちモノラル成分の逆相信号である。従って、2チャンネル信号の再生時においてもセンターチャンネル用スピーカドライバ5からは反転したモノラル成分が出力されるため、5.1チャンネル信号のときのセンターチャンネル信号の働きと同様、中抜けの防止になる。
なお、上述の実施例においてはセンターチャンネル用スピーカユニット5から−Lチャンネル信号と−Rチャンネル信号が出力されるが、ステレオセパレーションを向上させる目的よりも、Lチャンネル用スピーカドライバ6とRチャンネル用スピーカドライバ7との距離を大きくとった場合に生じる中抜けを防止する目的を重視する場合はLチャンネル信号とRチャンネル信号を単に加算した同相信号を出力してもよい。
図5は上述のバーチャライザ16の詳細を説明するブロック図である。リアLチャンネル、リアRチャンネル信号はバーチャライザ16の入力端子51、52にそれぞれ入力される。この信号は相関係数計算回路54に入力され、両信号間の相関関係が検出される。ここで、相関係数計算回路54は両信号が同一であれば1.0、逆相であれば−1.0、無相関であれば0.0という係数を連続的に出力する。
一方、バーチャライザ16の入力端子31、32にそれぞれ入力されたリアLチャンネル、リアRチャンネル信号は異なるフィルタ計数を有する第1、第2の頭部伝達関数フィルタ53および55にそれぞれ入力される。図6は第1、第2の頭部伝達関数フィルタ34および35によるリアLチャンネル、リアRチャンネル信号の定位位置を示す模式図である。第1の頭部伝達関数フィルタ53は、リアLチャンネル信号を260度、リアRチャンネル信号を100度の位置にそれぞれ定位させるフィルタ特性(以後、HRTF−A特性と云う)を有する。一方、第2の頭部伝達関数フィルタ55は、リアLチャンネル信号を230度、リアRチャンネル信号を130度の位置にそれぞれ定位させるフィルタ特性(以後、HRTF−B特性と云う)を有する。
この第1及び第2の頭部伝達関数フィルタ53、55の出力は頭部伝達関数加算器56、57にそれぞれ入力される。頭部伝達関数加算器56、57は相関係数計算回路54の出力に基づき、HRTF−A特性とHRTF−B特性との間を連続的に変化させるものであり、図7に示すように相関係数計算回路54から出力される係数が−1.0〜0.2までの間はHRTF−A特性、0.2から0.5までの間で連続的にHRTF−A特性からHRTF−B特性に移行し、0.5以上はHRTF−B特性となるよう制御する。即ち、頭部伝達関数加算器56、57は第1及び第2の頭部伝達関数フィルタ53、55の一つ又は両方を選択するフィルタ選択手段として機能する。
従って、リアLチャンネル信号とリアRチャンネル信号が同一信号の場合、この信号はリア側のセンターに定位すべき音であり、また係数は1.0であるため、頭部伝達関数加算器56、57の出力は第2の頭部伝達関数フィルタ55の出力であるHRTF−B特性となる。従って、リアLチャンネル信号とリアRチャンネル信号はリスナーのより後方側の230度及び130度の位置に定位する。
一方、リアLチャンネル信号とリアRチャンネル信号が全く相関のない独立の信号である場合や逆相の場合は相関係数計算回路54が0.0から−1.0の間の係数を出力するため、頭部伝達関数加算器56、57の出力は第1の頭部伝達関数フィルタ53の出力であるHRTF−A特性となる。従って、リアLチャンネル信号とリアRチャンネル信号はリスナーの真横に近い260度及び100度の位置に定位する。これらフィルタ53、55及び頭部伝達関数加算器56、57によってHRTFフィルタ回路66を構成している。
頭部伝達関数加算器56の出力はデジタルフィルタ58、60に入力され、また頭部伝達関数加算器57の出力はデジタルフィルタ59、61に入力されている。デジタルフィルタ58、59の出力は加算回路62によって、またデジタルフィルタ60、61の出力は加算回路63によって加算される。
デジタルフィルタ58〜61及び加算回路62、63はクロストークキャンセル回路67を構成し、本来、左耳に入るべき頭部伝達関数加算回路56の出力信号が右耳に入るのを防ぎ、また右耳に入るべき頭部伝達関数加算器57の出力信号が左耳に入るのを防ぐ働きを行う。このHRTF回路66及びクロストークキャンセル回路67からなるバーチャライザ16によって、図6に示す位置に音像を定位させることができる。
上述の実施例においては、バーチャライザ16から出力されるリアLチャンネル信号及びリアRチャンネル信号は、フロントLチャンネル信号と共に、Lチャンネル用スピーカドライバ6から、またバーチャライザ16から出力されるリアLチャンネル信号及びリアRチャンネル信号は、フロントRチャンネル信号と共に、Rチャンネル用スピーカドライバ7から出力されている。従って、Lチャンネル用スピーカドライバには2種類の信号が加えられる結果、一方の信号により他方の信号が変調されるという欠点がある。この欠点を解消可能としたのが以下に説明する第2の実施例である。
図8〜図10は第2の実施例に使用するスピーカボックス31の正面図、右側面図及び上面図である。スピーカボックス31には5個の密閉型のエンクロージャ32〜36が一体的に設けられている。センターチャンネル用スピーカドライバ37はリスナーに対して正対するようエンクロージャ32に設けられている。一方、フロントLチャンネル用スピーカドライバ38及びRチャンネル用スピーカドライバ39の振動軸は、センターチャンネル用スピーカドライバ37の振動軸に対してそれぞれ左右90度の角度となるよう、互いに背中合わせでエンクロージャ33、34に設けられている。従って、フロントLチャンネル用スピーカドライバ38及びフロントRチャンネル用スピーカドライバ39の振動軸は互いに180度の角度とされているため、各スピーカドライバ38、39からの再生音は互いに反対方向に空間上に放射される。
リアLチャンネル信号及びリアRチャンネル信号を再生する第1、第2のバーチャライザ用スピーカ40、41は、フロントLチャンネル用スピーカドライバ38及びフロントRチャンネル用スピーカドライバ39の振動軸に対してそれぞれ30度、リスナー側に向けられた状態でエンクロージャ35、36に設けられている。なお、42〜45はエンクロージャ2、3、4を分離するための隔壁である。
図11は上述のスピーカドライバ37〜41を駆動するアンプを含むホームシアターシステムの回路ブロック図であるが、図4に示す第1の実施例における回路ブロック図と同一のものについては同一番号を付してその説明は省略する。
バーチャライザ16の出力はD/A変換器15に入力され、増幅器26、27によって増幅された後、第1、第2のバーチャライザ用スピーカドライバ40、41に入力される。従って、バーチャライザ16の出力は他の信号とは別個に出力されることにより、不要な変調が加えられることなく、バーチャライザ用スピーカドライバ40、41から出力することが可能となる。
なお、上述の実施例においては異なる頭部伝達関数を2個用意し、相関係数計算回路54の出力に基づき何れかに切り替えていたが、本発明はこれに限定されることなく、3個以上の頭部伝達関数を用意し、これを切り替えて使用することも可能である。
また、上述の実施例においてはリアL、リアRチャンネルをフロントスピーカーで仮想的に定位させるものにおいて、このリアL、リアRチャンネルの定位位置を移動させていたが、本発明はこれに限定されることなく、例えば他のチャンネルを仮想定位させてもよいなど、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の態様を取り得る。
1、31 スピーカボックス
5、6、7、37、38、39、40、41 スピーカドライバ
11 5.1チャンネルデコーダ
15 D/A変換器
16 バーチャライザ
20 マイコン
25 サブウーハ
66 HRTF回路
67 クロストークキャンセル回路
5、6、7、37、38、39、40、41 スピーカドライバ
11 5.1チャンネルデコーダ
15 D/A変換器
16 バーチャライザ
20 マイコン
25 サブウーハ
66 HRTF回路
67 クロストークキャンセル回路
Claims (4)
- 複数のチャンネルの信号を再生するマルチチャンネル信号再生装置において、
異なるフィルタ特性を有し、任意の2つのチャンネル信号のそれぞれの音像定位位置を決定するための複数の頭部伝達関数フィルタと、
前記任意の2つのチャンネル信号の相関を検出し、所定の係数を出力する相関係数計算手段と、
前記相関係数計算手段の出力に応答して前記複数の頭部伝達関数フィルタのうち選択された頭部伝達関数フィルタのフィルタ特性によって前記任意の2つのチャンネル信号を所定の位置に定位させるべく、前記複数の頭部伝達関数フィルタの一つを選択するフィルタ選択手段とを備えたことを特徴とするマルチチャンネル信号再生装置。 - 前記フィルタ選択手段は前記任意の2つのチャンネル信号の相関に応じて前記複数の頭部伝達関数フィルタを連続的に変化させることを特徴とする請求項1に記載のマルチチャンネル信号再生装置。
- 前記任意の2つのチャンネル信号はマルチチャンネル信号におけるリアLチャンネル信号及びリアRチャンネル信号であることを特徴とする請求項1に記載のマルチチャンネル信号再生装置。
- 前記相関係数計算手段によって前記リアLチャンネル信号及びリアRチャンネル信号が同一信号である場合、前記フィルタ選択手段は前記複数の頭部伝達関数フィルタのうち、より後方側の位置に音像を定位させる頭部伝達関数フィルタを選択することを特徴とする請求項3に記載のマルチチャンネル信号再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003335476A JP2005102063A (ja) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | マルチチャンネル信号再生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2003335476A JP2005102063A (ja) | 2003-09-26 | 2003-09-26 | マルチチャンネル信号再生回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005102063A true JP2005102063A (ja) | 2005-04-14 |
Family
ID=34462844
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JP (1) | JP2005102063A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006352579A (ja) * | 2005-06-16 | 2006-12-28 | Sony Corp | オーディオラック |
JP2007081927A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Yamaha Corp | オーディオ装置 |
JP2008078888A (ja) * | 2006-09-20 | 2008-04-03 | Sharp Corp | 音声再生装置、映像音声再生装置、及びその音場モード切り替え方法 |
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2003
- 2003-09-26 JP JP2003335476A patent/JP2005102063A/ja active Pending
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