JP2005101419A - バンプ構造体の製造方法およびバンプ構造体の製造装置 - Google Patents

バンプ構造体の製造方法およびバンプ構造体の製造装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 設置位置、形状および大きさが良好に制御されたバンプ構造体を形成できるバンプ構造体の製造方法およびバンプ構造体の製造装置を提供する。
【解決手段】 本発明のバンプ構造体の製造方法は、エネルギーを付与すると硬化する液状の絶縁性材料10bを基体20に対して吐出し硬化させて、絶縁性の凸状部10を基体20上に形成し、エネルギーを付与すると硬化する液状の導電性材料30bを絶縁層10bに対して吐出し硬化させて、凸状部10上に導電層30を形成すること、を含む。
【選択図】 図1

Description

本発明は、設置位置、形状および大きさが良好に制御されたバンプ構造体が形成可能なバンプ構造体の製造方法およびバンプ構造体の製造装置に関する。
フリップチップボンディングを用いて素子を基板に直接実装する場合、素子または基板の電極上に形成された金属のバンプ(金属バンプ)を介して実装することが多い。この金属バンプは例えば、金属のワイヤを融着した後、このワイヤを破断することにより形成される(例えば、特許文献1参照)。あるいは、この金属バンプは、メッキ法によって形成可能である(例えば、特許文献2参照)。しかしながら、これらの金属バンプ形成方法では複雑な工程や装置が必要とされる。また、得られる金属バンプの形状や大きさ、ならびに金属バンプの形成位置を高精度に制御することが困難である。
一方、より簡単に金属バンプを形成する方法として、インクジェット法を用いて導電性ペーストを吐出する方法が知られている(例えば、特許文献3参照)。しかしながら、導電性ペーストは一般に粘度が非常に高いため、この形成方法において、インクジェットヘッドのノズルから導電性ペーストを精度良く吐出させることが難しい。このため、上記形成方法と同様に、形成する金属バンプの形状や大きさ、ならびに金属バンプの形成位置を高精度に制御することが難しい。
特開平5−6893号公報 特開平5−47768号公報 特開平3−60036号公報
本発明の目的は、設置位置、形状および大きさが良好に制御されたバンプ構造体を形成できる、バンプ構造体の製造方法ならびにバンプ構造体の製造装置を提供することにある。
(1)本発明のバンプ構造体の製造方法は、
エネルギーを付与すると硬化する液状の絶縁性材料を基体に対して吐出し硬化させて、絶縁性の凸状部を前記基体上に形成し、
エネルギーを付与すると硬化する液状の導電性材料を前記凸状部に対して吐出し硬化させて、前記凸状部上に導電層を形成すること、を含む。
上記本発明のバンプ構造体の製造方法によれば、前記液滴の吐出量を調整すること等によって、設置位置、形状および大きさが良好に制御されたバンプ構造体をより簡便な方法にて形成することができる。詳しくは、本実施の形態の欄で説明する。
上記本発明のバンプ構造体の製造方法においては、以下の態様(A)〜(F)をとることができる。
(A)前記液状の絶縁性材料は樹脂前駆体を含むことができる。この場合、前記樹脂前駆体は、紫外線硬化型樹脂または熱硬化型樹脂の前駆体であることができる。
(B)前記液状の導電性材料は、溶媒に導電性粒子を分散させた液であることができる。この場合、エネルギーを付与して前記溶媒を蒸発させて除去することにより、前記導電層を形成することができる。また、この場合、前記導電性粒子は、アルミニウム、銅、銀、金、白金、亜鉛、スズ、ニッケル、チタン、タングステン、ゲルマニウム、およびコバルトのうち少なくとも1種からなることができる。
(C)前記液状の絶縁性材料の吐出ならびに前記液状の導電性材料の吐出の少なくとも一方をインクジェット法によって行うことができる。ここで、「インクジェット法」とは、インクジェットヘッドを用いて液滴を吐出する方法である。ただし、この場合、吐出する前記液滴は、印刷物に用いられる所謂インクではなく、前記液状の絶縁性材料または前記液状の導電性材料である。この方法によれば、前記液状の絶縁性材料または前記液状の導電性材料の吐出量の微妙な調整が可能であるため、微細な前記凸状部または前記導電層を簡便に設置することができる。
(D)前記液状の絶縁性材料を凸部の上面に対して吐出し硬化させて、該凸部上に前記凸状部を形成することができる。
(E)前記液状の絶縁性材料を凹部に対して吐出し硬化させて、該凹部に前記凸状部を形成することができる。
(F)さらに、前記液状の導電性材料を、前記凸状部上から該凸状部以外の領域まで連続して吐出し硬化させて、前記導電層と連続する延出部を形成すること、を含むことができる。この場合、前記延出部を半導体素子の電極接続部上に形成することができる。
(2)本発明のバンプ構造体の製造装置は、
絶縁性の凸状部と、該凸状部上に形成された導電層とを含むバンプ構造体が形成される基体を保持する、移動可能なステージと、
エネルギーを付与すると硬化する液状の絶縁性材料を吐出する第1のインクジェットヘッドと、
エネルギーを付与すると硬化する液状の導電性材料を吐出する第2のインクジェットヘッドと、
前記液状の絶縁性材料からなる凸状部前駆体を硬化させて凸状部を形成するためにエネルギーを付与する第1のエネルギー付与機構と、
前記液状の導電性材料からなる導電層前駆体を硬化させて導電層を形成するためにエネルギーを付与する第2のエネルギー付与機構と、を含む。
上記本発明のバンプ構造体の製造装置によれば、前記液状の絶縁性材料および前記液状の導電性材料の吐出と硬化とを同一のステージ上で行なうことができるため、製造工程の簡易化および装置の簡略化を図ることができる。
この場合、前記第1のインクジェットヘッドが前記基体の上面に対して前記液状の絶縁性材料を吐出して、前記基体上に前記凸状部前駆体が形成され、前記第1のエネルギー付与機構が前記凸状部前駆体にエネルギーを付与することにより該凸状部前駆体が硬化して、前記凸状部が前記基体上に形成され、前記第2のインクジェットヘッドが前記凸状部に対して前記液状の導電性材料を吐出して、前記凸状部上に前記導電層前駆体が形成され、前記第2のエネルギー付与機構が前記導電層前駆体にエネルギーを付与することにより該導電層前駆体が硬化して、前記導電層が前記凸状部上に形成できる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
[第1の実施の形態]
1.バンプ構造体の構造
図1(a)〜図1(g)はそれぞれ、本発明を適用した第1の実施の形態のバンプ構造体100の一製造工程を模式的に示す断面図である。図2は、図1(g)に示すバンプ構造体100を模式的に示す平面図である。なお、図1(g)は図2のA−A線における断面を示す図であり、図1(a)〜図(f)に示す断面は図1(g)に示す断面に対応している。
本実施の形態のバンプ構造体100(図1(g)および図2参照)は、図1(a)〜図1(f)に示す製造工程によって得られたものである。バンプ構造体100は、絶縁性の凸状部10と、凸状部10を覆う導電層30とを含む。凸状部10は基体20上に設けられている。このバンプ構造体100は電極として使用可能である。
基体20はバンプ構造体100を設置できるものであればよく、材質は特に限定されないが、例えばシリコン基板やサファイア基板、SOI基板、化合物半導体基板、ガラス基板、エポキシ基板等を挙げることができる。なお、これらの基板には素子や配線が形成されていてもよく、その表面が絶縁層で覆われていてもよい。基体20が絶縁層で覆われている場合、この絶縁層としては、例えば酸化シリコン、窒化シリコン、酸化窒化シリコンなどの無機物であってもよく、あるいは樹脂等の有機物であってもよい。前記樹脂としては、例えば、ポリイミド系樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ系樹脂、あるいはフッ素系樹脂であってもよい。
凸状部10は液状の絶縁性材料を硬化させて得られる。すなわち、この液状の絶縁性材料は、凸状部10を形成するための原料を含む液状物であり、例えば熱や光等のエネルギーを付与することにより硬化可能である。より具体的には、この液状の絶縁性材料は樹脂前駆体を含む。この場合、樹脂前駆体としては、例えば、紫外線硬化型樹脂や熱硬化型樹脂の前駆体が挙げられる。紫外線硬化型樹脂としては、例えば紫外線硬化型のアクリル系樹脂およびエポキシ系樹脂が挙げられる。また、熱硬化型樹脂としては、熱硬化型のポリイミド系樹脂が例示できる。なかでも、熱硬化性樹脂を用いて凸状部10を形成する場合、耐熱性に優れたバンプ構造体100を得ることができる。特に、基体20が基板からなり、バンプ構造体100が形成された基板を実装する場合、その実装工程において、バンプ構造体100は例えば400℃程度の高熱条件に曝されるため、バンプ構造体100は耐熱性に優れていることが望ましい。また、紫外線硬化型樹脂を用いて凸状部10を形成する場合、硬化の際に熱工程が不要であるため、バンプ構造体100以外の部分(例えば素子)に対して加わるダメージが小さい点で好ましい。
また、このバンプ構造体100においては、図1(g)および図2に示すように、凸状部10が半球状である。この場合、凸状部10の曲率や半径は、液滴10b(液状の絶縁性材料)の量を調整することにより適宜設定することができる。
導電層30は、凸状部10上に形成されている。導電層30は液状の導電性材料を硬化させて得られる。すなわち、液状の導電性材料は、導電層30を形成するための原料を含む液状物である。この液状の導電性材料としては、例えば、溶媒に導電性粒子を分散させた液を用いることができる。溶媒に導電性粒子を分散させた液を用いて導電層30を形成する場合、熱エネルギーを付与することにより溶媒を蒸発させて除去できるため、均一な膜厚の薄膜からなる導電層30を形成することができる。
より具体的には、導電層30は、図1(g)および図2に示すように、凸状部10を覆うように形成される。導電層30の材質は特に限定されるわけではないが、例えば、アルミニウム、銅、銀、金、白金、亜鉛、スズ、ニッケル、チタン、タングステン、ゲルマニウム、コバルト等の金属や、これらの金属の合金からなる。これらの金属を単独であるいは組み合わせて用いることにより、導電層30を形成することができる。
2.バンプ構造体の製造方法
次に、図1(g)および図2に示すバンプ構造体100の製造方法について、図1(a)〜図1(f)を参照して説明する。
(1)まず、基体20上に凸状部10を形成する(図1(a)〜図1(d)参照)。具体的には、液滴10bを基体20に対して吐出して、凸状部前駆体10aを形成する(図1(a)および図1(b)参照)。この液滴10bはエネルギーを付与すると硬化する液状の絶縁性材料からなる。
液滴10bを吐出する方法としては、例えば、ディスペンサ法またはインクジェット法が挙げられる。ディスペンサ法は、液滴を吐出する方法として一般的な方法であり、比較的広い領域に液滴10bを吐出する場合に有効である。また、インクジェット法は、インクジェットヘッドを用いて液滴を吐出する方法であり、液滴を吐出する位置についてμmオーダーの単位で制御が可能である。また、吐出する液滴の量を、ピコリットルオーダーの単位で制御することができる。これにより、本工程においてインクジェット法を用いて液滴10bを吐出することにより、凸状部10の大きさを厳密に制御することができる。図1(a)には、インクジェットヘッドのノズル50から基体20に対して液滴10bを吐出する工程が示されている。
次に、凸状部前駆体10aを硬化させて、絶縁性の凸状部10を形成する(図1(c)および図1(d)参照)。具体的には、凸状部前駆体10aに対して、熱または光等のエネルギー13を付与する。凸状部前駆体10aを硬化する際は、液状の絶縁性材料の種類により適切な方法を用いる。例えば、熱エネルギーの付加、あるいは紫外線またはレーザ光等の光照射が挙げられる。
なお、図1(g)に示すように、凸状部10を丸く盛りあがった形状にするためには、液滴10bの粘度は液滴10bが吐出できる範囲内でできるだけ高いほうが好ましい。液滴10bが吐出可能であれば、液滴10bは溶媒を含まないものであってもよい。この場合、液状のときの形状(凸状部前駆体10aのときの形状)がほぼ保持された凸状部10を得ることができる。
(2)次いで、凸状部10を覆うように、凸状部10の上に導電層30を形成する(図1(d)〜図1(g)参照)。具体的には、液滴30bを凸状部10上に対して吐出して、導電層前駆体30aを形成する(図1(d)および図1(e)参照)。この液滴30bはエネルギーを付与すると硬化する液状の導電性材料からなる。
液滴30bを吐出する方法としては、前述した液滴10bを吐出する方法として例示した方法を用いることができる。例えば、インクジェット法により液滴30bを吐出することにより、導電層30の膜厚を厳密に制御することができる。図1(d)には、インクジェットヘッドのノズル52から凸状部10に対して液滴30bを吐出する工程が示されている。
次に、導電層前駆体30aを硬化させて、凸状部10上に導電層30を形成する(図1(f)および図1(g)参照)。具体的には、導電層前駆体30aに対して、熱または光等のエネルギー23を付与する。導電層前駆体30aを硬化する際は、液状の導電性材料の種類により適切な方法を用いる。例えば、導電層前駆体30aが溶媒を含む場合、導電層前駆体30aに対して熱エネルギーを付与することにより、導電層前駆体30aに含まれる前記溶媒を蒸発させる。これにより、導電層30が得られる。あるいは、導電層前駆体30aが導電性粒子を分散させた樹脂前駆体からなる場合、導電層前駆体30aに対して熱エネルギーまたは紫外線を付与することにより、導電層前駆体30aに含まれる樹脂を硬化させる。これにより、導電層30が得られる。
なお、上記工程において、液滴30bを吐出する位置を調整することにより、導電層30を所定のパターンに形成することができる。詳しくは、後述する第3の実施の形態で述べる。以上の工程により、本実施の形態のバンプ構造体100が得られる(図1(a)参照および図2参照)。
3.作用効果
本実施の形態に係るバンプ構造体100の製造方法は、以下に示す作用効果を有する。
(1)第1に、一般的な金属バンプの製造方法と比較して、本実施の形態のバンプ構造体100を簡便な方法にて製造することができる。すなわち、背景技術の欄で前述したように、金属バンプは一般に、ワイヤによる切断やメッキ等により形成される。これに対して、本実施の形態のバンプ構造体100は主に、液滴10bを基体20の上面20aに対して吐出し硬化させて、絶縁性の凸状部10を基体20上に形成する工程と、液滴30bを凸状部10に対して吐出し硬化させて、凸状部10上に導電層30を形成する工程とからなる。これらの工程において、凸状部10および導電層30は、例えば前述したインクジェット法を用いて形成することができる。したがって、バンプ構造体100の製造には特殊な装置が不要であるため、簡便な方法にてバンプ構造体100を形成することができる。
(2)第2に、所望の形状および大きさを有し、設置位置が厳密に制御されたバンプ構造体100を得ることができる。凸状部10の形状および大きさは液滴10bの吐出量によって制御することができる。同様に、導電層30の膜厚および形状は、液滴30bの吐出量によって制御することができる。これにより、所望の形状および大きさを有するバンプ構造体100を得ることができる。
特に、複数のバンプ構造体100を介して、発光素子または受光素子等の光素子が設置されたICチップと配線基板(例えば、配線層を表面に含むガラスエポキシ基板やガラス基板)とを実装する場合、前記光素子からの出射光を効率的に利用するため、あるいは前記光素子へと光を効率的に導入するためには、前記ICチップと前記配線基板とを平行に接合することが求められる。そのためには、前記ICチップと前記配線基板とを接合する複数のバンプ構造体100の高さが均一であることが必要となる。
この場合、本実施の形態のバンプ構造体の製造方法によれば、インクジェット法により液滴10bの吐出量を厳密に制御して基体20上に凸状部前駆体10aを形成し硬化させて凸状部10を形成し、次いで、インクジェット法により液滴30bの吐出量を厳密に制御して凸状部10上に導電層前駆体30aを形成し硬化させて導電層30を形成する。これにより、各バンプ構造体100における凸状部10の高さおよび導電層30の膜厚を均一に形成することができる。これにより、複数のバンプ構造体100の高さを均一にすることができるため、複数のバンプ構造体100を介して前記ICチップと前記配線基板とを実装する際に、前記ICチップと前記配線基板との距離を均一にすることができる。その結果、前記光素子からの出射光を効率的に利用することができ、あるいは前記光素子へと光を効率的に導入することができる。
また、インクジェット法により液滴10bを吐出して凸状部前駆体10aを形成する場合、多くの凸状部前駆体10aを一度に形成することができる。同様に、インクジェット法により液滴30bを吐出して導電層前駆体30aを形成する場合、多くの導電層前駆体30aを一度に形成することができる。これにより、バンプ構造体100を効率良く形成することができるため、製造コストの低減を図ることができる。
(3)第3に、液滴30b(液状の導電性材料)が溶媒を含む場合、導電層前駆体30aに例えば熱エネルギーが付与されることにより溶媒が蒸発して、薄膜状の導電層30が得られる。これにより、均一な薄膜からなる導電層30を得ることができる。
4.変形例
本実施の形態のバンプ構造体の製造方法は例えば以下の変形が可能である。なお、以下の変形例1〜3においても、上述した作用効果を有することは言うまでもない。
(1)変形例1
図3(a)および図3(b)は、本実施の形態のバンプ構造体の製造方法の一変形例を模式的に示す断面図である。
図3(a)および図3(b)に示すように、本実施の形態のバンプ構造体100の製造方法において、液滴10bに対して撥液性を有する撥液部40と、液滴10bに対する濡れ性が撥液部40よりも高い親液部42とを基体20上に形成してから、液滴10bを基体20の上面20aに対して吐出することができる。この場合、凸状部10は、親液部42に対して液滴10bを吐出して、親液部42上に凸状部前駆体10aを形成した後(図3(a)参照)、この凸状部前駆体10aを硬化させることにより形成される(図3(b)参照)。
より具体的には、まず、基体20の上面20aのうち所定の領域に対して撥液処理を施すことにより、撥液部40を形成する(図3(a)および図3(b)参照)。この撥液処理によって、液滴10bに対する基体20の上面20aの濡れ性を制御することができ、その結果、凸状部10の設置位置を制御することができる。なお、この撥液処理は、後の工程において凸状部10が形成される領域以外の領域に対して行なってもよいし、あるいは、基体20の上面20a全体に撥液処理を施した後、凸状部10が形成される領域のみ撥液部40を除去してもよい。以上の工程により、撥液部40が形成される。なお、図3(a)および図3(b)においては、×印で示した領域が撥液部40である。また、基体20の上面20aのうち撥液部40が形成されない領域が親液部42となる。この親液部42は、液滴10b(液状の絶縁性材料)に対する濡れ性が撥液部40よりも高い領域である。
この撥液部40は、凸状部10を形成するための液滴10b(液状の絶縁性材料)に対する濡れ性が低い。撥液部40は、例えば基体20の上面20aに対するプラズマ処理により形成することができる。あるいは、撥液部40は、液滴10b(液状の絶縁性材料)に対して撥液性を有する膜(例えば、フッ化アルキルシランの単分子膜)からなることができる。
次いで、基体20の上面20aのうち親液部42に対して、凸状部10を形成するための液滴10bを吐出して、凸状部前駆体10aを形成する(図3(a)および図3(b)参照)。
なお、図4(a)に示すように、基体20の上面20aのうち凸状部10が形成される領域のみ親液処理を施すことにより、基体20の上面20aに親液部142を形成した後、図4(b)に示すように、この親液部142上に凸状部前駆体10aを形成することもできる。なお、図4(a)においては、○印で示した領域が親液部142である。
本変形例においては、凸状部前駆体10aが親液部42上に形成される。仮に、液滴10bが撥液部40上に着弾した場合でも、液滴10bと親液部42との濡れ性よりも、液滴10bと撥液部40との濡れ性が低いため、撥液部40に着弾した液滴10bは親液部42へと移動する。このように、撥液部40および親液部42を基体20の上面20aに設けることにより、凸状部前駆体10aの形成位置を制御することができる。また、凸状部前駆体10aの大きさは、液滴10bの吐出量を調整することにより制御することができる。
また、基体20の上面20aに撥液部40および親液部42が設けられた状態で、親液部42に対して液滴10bを吐出して凸状部前駆体10aを形成することにより、凸状部10を所望の位置に形成することができる。
(2)変形例2
図5(a)〜図5(c)は、本実施の形態のバンプ構造体の製造方法の一変形例を模式的に示す断面図である。
図5(c)は、変形例2によって形成されたバンプ構造体200を示している。本変形例2のバンプ構造体200は、基体20に設けられた凹部22と、一部が凹部22に埋め込まれている凸状部10と、凸状部10の上に設けられた導電層30とを含む。
このバンプ構造体200の製造方法を以下に示す。まず、基体20に凹部22を形成する(図5(a)参照)。具体的には、一般的なフォトリソグラフィ法により、基体20上に所定のパターンのレジスト層(図示せず)を形成した後、このレジスト層をマスクとして基体20をパターニングすることにより、凹部22を形成することができる。次いで、このレジスト層を除去する。なお、基体20のパターニングは、基体20の材質や種類に応じて適切な方法(例えば選択成長法、ドライエッチング法、ウエットエッチング法、リフトオフ法等)を選択することができる。また、凹部22の形成方法はパターニングに限定されない。
次に、凹部22に対して液滴10bを吐出して、凸状部前駆体10aを形成し硬化させることにより、凸状部10を形成した後(図5(a)および図5(b)参照)、導電層30を形成する(図5(c)参照)。凸状部10および導電層30の形成方法は、本実施の形態の凸状部10および導電層30と同様である。以上の工程により、変形例2のバンプ構造体200が得られる(図5(c)参照)。
変形例2によれば、凹部22の形状および大きさを適宜設定することにより、凸状部10の形状およびを適宜設定することができる。これにより、バンプ構造体200の形状および大きさを適宜設定することができる。また、凹部22を所定の位置に設けることにより、凸状部10の設置位置を制御することができる。この結果、設置位置がより厳密に制御されたバンプ構造体200を得ることができる。
(3)変形例3
図6(a)〜図6(c)は、本実施の形態のバンプ構造体の製造方法の一変形例を模式的に示す断面図である。
図6(c)は、変形例3によって形成されたバンプ構造体300を示している。本変形例3のバンプ構造体300は、基体20に設けられた凸部24と、凸部24上に設けられた凸状部10と、凸状部10の上に設けられた導電層30とを含む。
このバンプ構造体300の製造方法を以下に示す。まず、基体20に凸部24を形成する(図6(a)参照)。具体的には、一般的なフォトリソグラフィ法により、基体20上に所定のパターンのレジスト層(図示せず)を形成した後、このレジスト層をマスクとして基体20をパターニングすることにより、凸部24を形成することができる。次いで、このレジスト層を除去する。ここで、基体20のパターニング方法は、前述した変形例2において凹部22を形成する工程で例示した方法を用いることができる。また、凸部24の形成方法はパターニングに限定されない。次いで、このレジスト層を除去する。
次に、凸部24の上面24aに対して液滴10bを吐出して、凸状部前駆体10aを形成し硬化させることにより、凸状部10を形成した後(図5(a)および図5(b)参照)、導電層30を形成する(図5(c)参照)。凸状部10および導電層30の形成方法は、本実施の形態の凸状部10および導電層30と同様である。以上の工程により、変形例3のバンプ構造体300が得られる(図5(c)参照)。
変形例3によれば、凸部24の上面24aの形状および大きさを適宜設定することにより、凸状部10の形状およびを適宜設定することができる。これにより、バンプ構造体300の形状および大きさを適宜設定することができる。また、凸状部10は前述したように、液滴10bを凸部24の上面24aに対して吐出し硬化することにより形成される。すなわち、凸部24を所定の位置に設けることにより、凸状部10の設置位置を制御することができる。この結果、設置位置が厳密に制御されたバンプ構造体300を得ることができる。
[第2の実施の形態]
図7(a)〜図7(c)は、本発明を適用した第2の実施の形態のバンプ構造体400の一製造工程を模式的に示す断面図である。また、図7(c)は、本実施の形態のバンプ構造体の製造方法によって得られたバンプ構造体400を示している。
本実施の形態のバンプ構造体400は、図7(c)に示すように、基体10上に設けられた絶縁性の凸状部10と、凸状部10を覆う導電層130とを含み、導電層130が延出部130xを含む。すなわち、延出部130xは導電層130の一部であり、導電層130と一体化して形成されている。導電層130は、第1の実施の形態の導電層30と同様の方法にて形成することができる。
延出部130xは凸状部10以外の領域上に設けられている。より具体的には、図7(c)に示すように、延出部130xは電極接続部60上まで延びており、電極接続部60と電気的に接続されている。また、基体20には、例えばトランジスタやダイオード等の半導体素子70が設けられている。さらに、半導体素子70には電極接続部60が設けられている。なお、本実施の形態においては、半導体素子70が基体20に埋め込まれている場合について示したが、半導体素子70は基体20上に設けられていてもよい。
図7(c)に示すバンプ構造体400はまず、第1の実施の形態で示した方法と同様の方法にて凸状部10を形成した後、凸状部10上から電極接続部60上まで連続して液滴30bを吐出することにより、導電層前駆体130aを形成する(図7(a)および図7(b)参照)。次いで、第1の実施の形態で示した方法と同様の方法にて導電性前駆体130aを硬化させることにより、導電層130を形成する(図7(c)参照)。以上により、バンプ構造体400が得られる。
本実施の形態のバンプ構造体400の製造方法によれば、第1の実施の形態のバンプ構造体100の製造方法と同様の作用および効果を有する。加えて、本実施の形態のバンプ構造体400の製造方法によれば、液状の導電性材料を凸状部10から凸状部10以外の領域まで連続して吐出し硬化させて、導電層130と連続する延出部130xを形成する。この延出部130xは配線パターンであってもよく、この場合、バンプ構造体400と配線パターンとを同一工程にて形成することができる。これにより、製造工程の簡略化を図ることができる。
特に、導電層130をインクジェット法にて形成する場合、液滴30bの吐出パターンを適宜設定することで、延出部130xを所望のパターンに形成することができる。これにより、所望のパターンの延出部130xを容易に形成することができる。
[第3の実施の形態]
図8は、本発明を適用した一実施の形態に係るバンプ構造体の製造装置500を模式的に示す概略図である。この製造装置500を用いて、上述のバンプ構造体100〜300を形成することができる。本実施の形態においては、製造装置500が第1の実施の形態のバンプ構造体100を製造する場合を例にとり説明する。
本実施の形態のバンプ構造体の製造装置500は、移動可能なステージ103と、第1のインクジェットヘッド104と、第2のインクジェットヘッド105と、第1のエネルギー付与機構106と、第2のエネルギー付与機構107とを含む。
第1のインクジェットヘッド104は第1の導液機構111を介して第1の貯液槽101と連結されている。第1の貯液槽101には液状の絶縁性材料が貯蔵されており、第1の導液機構111を介して第1のインクジェット104へと液状の絶縁性材料が供給される。また、第2のインクジェットヘッド105は第2の導液機構112を介して第2の貯液槽102と連結されている。第2の貯液槽102には液状の導電性材料が貯蔵されており、第2の導液機構112を介して第2のインクジェット112へと液状の導電性材料が供給される。第1および第2の導液機構111,112は例えばテフロン(登録商標)チューブからなる。
第1および第2のエネルギー付与機構106,107は、図8に示すように、第1および第2のインクジェットヘッド104,105に設置することができる。第1および第2のエネルギー付与機構106,107ならびに第1および第2のインクジェットヘッド104,105から1のユニット109が構成される。このユニット109は図8の矢印Aの方向に移動可能である。さらに、必要に応じて、基体20の上面20a(図8では図示せず)を観察するために、観察機構(例えばCCDカメラ)108をユニット109に設置してもよい。なお、凸状部前駆体10aおよび導電層前駆体30aに付与するエネルギーが同じである場合、第1および第2のエネルギー付与機構106,107は1つのエネルギー付与機構であってもよい。
また、本実施の形態に係るバンプ構造体の製造装置500では、エネルギー付与機構106,107がともにインクジェットヘッド104,105に隣接して設置されているが、エネルギー付与機構106,107の設置位置はこの場所に限定されず、例えば、ステージ103で移動可能な別の位置に設置されていてもよいし、ステージ103そのものにエネルギー付与機構106,107を設置してもよい。
ステージ103は、バンプ構造体100が形成される基体20を保持する。このステージ103は図8の矢印Bの方向に移動可能である。第1のインクジェットヘッド104は、液滴10b(図1(a)参照;凸状部10を形成するための液状の絶縁性材料)を吐出する。第2のインクジェットヘッド105は、液滴30b(図1(d)参照;導電層30を形成するための液状の導電性材料)を吐出する。第1のエネルギー付与機構106は、液滴10bを硬化させるためのエネルギーを付与する機能を有する。第2のエネルギー付与機構107は、液滴30bを硬化させるためのエネルギーを付与する機能を有する。第1および第2のエネルギー付与機構106,107は、液滴10b,30bの種類によって適宜選択することができ、例えばヒータまたは紫外線照射ランプが挙げられる。
また、ステージ103の動作、第1および第2のインクジェットヘッド104,105の動作、第1の貯液槽101から第1のインクジェットヘッド104への液状の絶縁性材料の供給、第2の貯液槽102から第2のインクジェットヘッド105への液状の導電性材料の供給、ならびに第1および第2のエネルギー付与機構106,107の制御は、図示しない制御装置にて制御することができる。例えば、コンピュータ上でソフトウエアを用いて上記の動作を処理することができる。
次に、本実施の形態のバンプ構造体の制御装置500の動作について、図8および図1(a)〜図1(g)を参照して説明する。まず、第1のインクジェットヘッド104が液滴10bを吐出して凸状部前駆体10aが形成された後(図1(a)および図1(b)参照)、第1のエネルギー付与機構106がエネルギー13を液滴10bに付与して凸状部前駆体10aが硬化し、絶縁性の凸状部10が形成される(図1(c)および図1(d)参照)。次いで、第2のインクジェットヘッド105が液滴30bを吐出して導電層前駆体30aを形成した後(図1(d)および図1(e)参照)、第2のエネルギー付与機構107がエネルギー23を液滴30bに付与して液滴30bが硬化し、導電層30が形成される(図1(f)および図1(g)参照)。
なお、上記工程において、第1のインクジェットヘッド104が液滴10bを吐出しながら、第1のエネルギー付与機構106がエネルギー13を着弾した液滴10bに付与してもよい。また、上記工程において、第2のインクジェットヘッド105が液滴30bを吐出しながら、第2のエネルギー付与機構107がエネルギー23を着弾した液滴30bに付与してもよい。
本実施の形態のバンプ構造体の製造装置500によれば、液滴10b,30bの吐出ならびに凸状部前駆体10aおよび導電層前駆体30aの硬化を同一のステージ上で行なうことができるため、製造工程の簡易化および装置の簡略化を図ることができる。
本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、種々の変形が可能である。例えば、本発明は、実施の形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法および結果が同一の構成、あるいは目的および結果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施の形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
図1(a)〜図1(g)はそれぞれ、本発明の第1の実施の形態のバンプ構造体の一製造工程を模式的に示す断面図である。 図1(g)に示すバンプ構造体を模式的に示す平面図である。 図3(a)および図3(b)は、本発明の第1の実施の形態のバンプ構造体の一製造工程の一変形例を模式的に示す断面図である。 図4(a)および図4(b)は、本発明の第1の実施の形態のバンプ構造体の一製造工程の一変形例を模式的に示す断面図である。 図5(a)〜図5(c)は、本発明の第1の実施の形態のバンプ構造体の一製造工程の一変形例を模式的に示す断面図である。 図6(a)〜図6(c)は、本発明の第1の実施の形態のバンプ構造体の一製造工程の一変形例を模式的に示す断面図である。 図7(a)〜図7(c)はそれぞれ、本発明の第2の実施の形態のバンプ構造体の一製造工程を模式的に示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態のバンプ構造体の製造装置を模式的に示す概略図である。
符号の説明
10 凸状部、 10a 凸状部前駆体、 10b 液滴(液体状の絶縁性材料)、 13,23 エネルギー、 20 基体、 20b 基体の上面、 22 凹部、 24 凸部、 24a 凸部の上面、 30,130 導電層、 30a,130a 導電層前駆体、 30b 液滴(液体状の導電性材料)、 40 撥液部、 42,142 親液部、 50,52 インクジェットノズル、 60 電極接続部、 70 半導体素子、 100,200,300,400 バンプ構造体、 101 第1の貯液槽、 102 第2の貯液槽、 103 ステージ、 104 第1のインクジェットヘッド、 105 第2のインクジェットヘッド、 106 第1のエネルギー付与機構、 107 第2のエネルギー付与機構、 108 観察機構、 109 ユニット、 111,112 導液機構、 130x 延出部、 500 バンプ構造体の製造装置

Claims (13)

  1. エネルギーを付与すると硬化する液状の絶縁性材料を基体に対して吐出し硬化させて、絶縁性の凸状部を前記基体上に形成し、
    エネルギーを付与すると硬化する液状の導電性材料を前記凸状部に対して吐出し硬化させて、前記凸状部上に導電層を形成することにより、該凸状部および該導電層を含むバンプ構造体を形成すること、を含む、バンプ構造体の製造方法。
  2. 請求項1において、
    前記液状の絶縁性材料は樹脂前駆体を含む、バンプ構造体の製造方法。
  3. 請求項2において、
    前記樹脂前駆体は、紫外線硬化型樹脂または熱硬化型樹脂の前駆体である、バンプ構造体の製造方法。
  4. 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
    前記液状の導電性材料は、溶媒に導電性粒子を分散させた液である、バンプ構造体の製造方法。
  5. 請求項4において、
    エネルギーを付与して前記溶媒を蒸発させて除去することにより、前記導電層を形成する、バンプ構造体の製造方法。
  6. 請求項5において、
    前記導電性粒子は、アルミニウム、銅、銀、金、白金、亜鉛、スズ、ニッケル、チタン、タングステン、ゲルマニウム、およびコバルトのうち少なくとも1種からなる、バンプ構造体の製造方法。
  7. 請求項1ないし6のいずれかにおいて、
    前記液状の絶縁性材料の吐出ならびに前記液状の導電性材料の吐出の少なくとも一方がインクジェット法によって行なわれる、バンプ構造体の製造方法。
  8. 請求項1ないし7のいずれかにおいて、
    前記液状の絶縁性材料を凸部の上面に対して吐出し硬化させて、該凸部上に前記凸状部を形成する、バンプ構造体の製造方法。
  9. 請求項1ないし7のいずれかにおいて、
    前記液状の絶縁性材料を凹部に対して吐出し硬化させて、該凹部に前記凸状部を形成する、バンプ構造体の製造方法。
  10. 請求項1ないし9のいずれかにおいて、
    さらに、前記液状の導電性材料を、前記凸状部上から該凸状部以外の領域まで連続して吐出し硬化させて、前記導電層と連続する延出部を形成すること、を含む、バンプ構造体の製造方法。
  11. 請求項10において、
    前記延出部を半導体素子の電極接続部上に形成する、バンプ構造体の製造方法。
  12. 絶縁性の凸状部と、該凸状部上に形成された導電層とを含むバンプ構造体が形成される基体を保持する、移動可能なステージと、
    エネルギーを付与すると硬化する液状の絶縁性材料を吐出する第1のインクジェットヘッドと、
    エネルギーを付与すると硬化する液状の導電性材料を吐出する第2のインクジェットヘッドと、
    前記液状の絶縁性材料からなる凸状部前駆体を硬化させて凸状部を形成するためにエネルギーを付与する第1のエネルギー付与機構と、
    前記液状の導電性材料からなる導電層前駆体を硬化させて導電層を形成するためにエネルギーを付与する第2のエネルギー付与機構と、を含む、バンプ構造体の製造装置。
  13. 請求項12において、
    前記第1のインクジェットヘッドが前記基体の上面に対して前記液状の絶縁性材料を吐出して、前記基体上に前記凸状部前駆体が形成され、
    前記第1のエネルギー付与機構が前記凸状部前駆体にエネルギーを付与することにより該凸状部前駆体が硬化して、前記凸状部が前記基体上に形成され、
    前記第2のインクジェットヘッドが前記凸状部に対して前記液状の導電性材料を吐出して、前記凸状部上に前記導電層前駆体が形成され、
    前記第2のエネルギー付与機構が前記導電層前駆体にエネルギーを付与することにより該導電層前駆体が硬化して、前記導電層が前記凸状部上に形成される、バンプ構造体の製造装置。
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