JP2005101402A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005101402A
JP2005101402A JP2003334768A JP2003334768A JP2005101402A JP 2005101402 A JP2005101402 A JP 2005101402A JP 2003334768 A JP2003334768 A JP 2003334768A JP 2003334768 A JP2003334768 A JP 2003334768A JP 2005101402 A JP2005101402 A JP 2005101402A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emitter
hbt
semiconductor device
base
collector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003334768A
Other languages
English (en)
Inventor
Chushiro Kusano
忠四郎 草野
Yasunari Umemoto
康成 梅本
Isao Obe
功 大部
Yasuo Osone
靖夫 大曽根
Tsutomu Kobori
勉 小堀
Satoshi Sasaki
聡 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Renesas Technology Corp
Original Assignee
Renesas Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Renesas Technology Corp filed Critical Renesas Technology Corp
Priority to JP2003334768A priority Critical patent/JP2005101402A/ja
Publication of JP2005101402A publication Critical patent/JP2005101402A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bipolar Transistors (AREA)

Abstract

【課題】HBTの熱的な安定動作を向上することのできる技術を提供する。
【解決手段】矩形状のエミッタ電極17上に2つのエミッタコンタクトホール21eを形成し、この2つのエミッタコンタクトホール21eを介して、エミッタ電極17を第1層配線(エミッタ引き出し配線)M1eに電気的に接続させる。これにより、HBTの動作状態でエミッタ電極17の直下部において生ずる発熱が、2つのエミッタコンタクトホール21eに分散されて2つの経路で放熱されるので、エミッタ電極17の直下部で生ずる熱集中を回避することができて、HBTの熱的な安定動作を向上することができる。
【選択図】図12

Description

本発明は、半導体装置およびその製造方法に関し、特に、高出力増幅器に用いられるバイポーラトランジスタを有する半導体装置に適用して有効な技術に関するものである。
バイポーラトランジスタの性能を向上させるため、種々の検討がなされている。例えば、電流増幅率を大きくするためHBT(ヘテロ接合バイポーラトランジスタ:Hetero−junction Bipolar Transistor)技術が検討されている。HBTとは、エミッタ・ベース接合のエミッタ禁制帯幅をベースより大きくしたヘテロ接合(異種接合)構造のバイポーラトランジスタであり、例えばSiGe(シリコンゲルマニウム)とSi(シリコン)またはGaAs(ガリウムヒ素)とInGaP(インジウムガリウムリン)もしくはAlGaAs(アルミニウムガリウムヒ素)のような異種の半導体の接合をベースとエミッタとの接合に用いている。
このHBTは、主に携帯電話向けの電力増幅器に用いられる。電力増幅用HBTは、一般に小型のHBTフィンガを複数個並列に配置したマルチフィンガ構造が用いられている。動作状態では、ベース端子から入力された電力が各HBTフィンガに分配され、電力増幅されて各コレクタフィンガに出力され、さらに電力合成されてコレクタ端子において大電力が出力される。また電力増幅用HBTでは、有効に負荷側へ電力を供給するために、整合回路を介して信号源および負荷インピーダンスを電力増幅用HBTの最適インピーダンスに共役整合しており、これにより、高利得、高効率の特性を実現している。
しかしながら、実用状態において、例えば携帯電話の送信部に電力増幅用HBTを用いた場合、負荷側の整合条件が最適の状態から変動することがしばしば発生する。この負荷変動が生ずると、電力増幅用HBTのコレクタ端子において出力電力に反射電力が重畳されて負荷インピーダンスが不整合状態となり、電力増幅用HBTが不安定動作状態となって破壊に至ってしまう。この現象は、増幅動作を行うHBTフィンガにおいて生ずる過電圧または過電流を伴う不均一な発熱分布に起因するものであり、熱的に安定動作を行うHBTフィンガの設計が必要である。
また、携帯電話の小型化、多機能化が加速する中で、電子部品の小型化要求も極めて強い。こうした要請を請けて、電力増幅用HBTの小型化も急速に進展しているが、反面、小型化に伴う熱抵抗の増大も生じており、熱破壊に対する耐量の向上や放熱設計なども重要な検討課題となっている。
そこで、発熱によるHBTフィンガの破壊を回避する方法がいくつか提案されている。例えばフィンガ状に形成されていたエミッタを、そのフィンガの途中で数個のエミッタ層に分割してアイランド状に配置形成し、ベース電極を、該各エミッタ層を取り囲むようその周辺に編目状に形成した構造として、内部ベース抵抗を下げ、かつ動作部の発熱密度を低減する技術が開示されている(特許文献1)。
また、各HBTフィンガのエミッタまたはベース、あるいは両者にバラスト抵抗を設けて、熱的な安定動作を図る方法が提案されている(非特許文献1、2、3)。
特開平6−204233号公報 GaAs/AlGaAs Power HeteroBipolar Transistor fabricated on Si-Substrate, Electronics Letters, Vol.25, No.19, p.1268 1989 Emitter Ballasting resistor design for and current handling capability of AlGaAs/GaAs power heterojunction bipolar transistors, TEEE Trans, ED Vol.38, No.2, p.185-196 1991 Theoretical calculations of temperature and current profiles in multi-finger heterojunction bipolar transistors, Solid State Electronics, Vol.36, No.2, p.125-132 1993
上記特許文献1に記載されたように、熱的な安定動作を優先するには、出来る限り小さく、かつ多くのHBTフィンガに分離するのが有利である。しかし、各HBTフィンガが小さくなるため寄生素子の影響が増大し、電気特性、特に高周波特性が劣化するという問題が生ずる。
さらに、上記非特許文献1〜3に記載されたバラスト抵抗を設ける方法は、大きな抵抗値ほど熱的な安定動作に有利であるが、バラスト抵抗での損失により電力増幅用HBTの最も重要な特性の1つである電力付加効率を大幅に劣化させる問題がある。また電力付加効率の劣化へ与えるベースバラスト抵抗の影響は、エミッタバラスト抵抗の影響よりも小さいが、ベースバラスト抵抗を設けると、特性劣化を回避するために容量素子を付加する必要があり、構造が複雑になる。
本発明の目的は、HBTの熱的な安定動作を向上することのできる技術を提供することにある。
本発明の前記ならびにその他の目的と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次のとおりである。
本発明による半導体装置は、コレクタ、ベースおよびエミッタからなるバイポーラトランジスタを有し、基板上に形成され、コレクタを構成するコレクタメサと、コレクタメサ上に形成され、ベースを構成するベースメサと、ベースメサ上に形成され、エミッタを構成する1つのエミッタメサと、エミッタメサと電気的に接続されたエミッタ電極と、エミッタ電極と電気的に接続された配線とを備え、配線は、複数のコンタクトホールを介してエミッタ電極と電気的に接続されるものである。
本発明による半導体装置の製造方法は、コレクタ、ベースおよびエミッタからなるバイポーラトランジスタを形成する工程であって、基板上にコレクタを構成するコレクタメサを形成する工程と、コレクタメサ上にベースを構成するベースメサを形成する工程と、ベースメサ上にエミッタを構成するエミッタメサを形成する工程と、エミッタメサ上にエミッタ電極を形成する工程と、エミッタ電極と電気的に接続する配線を形成する工程とを有し、複数のコンタクトホールを介してエミッタ電極と配線とを電気的に接続するものである。
本願において開示される発明のうち、代表的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば以下のとおりである。
HBTのエミッタ電極上に複数のエミッタコンタクトホールを形成することにより、配線側への放熱経路が増えて、エミッタ電極の直下部で生ずる熱集中を回避することができるので、HBTの熱的な安定動作を向上することができる。
本発明者らは、HBTの発熱および放熱について検討した。その結果、エミッタ電極の直下部において集中的に温度が上昇し、基板側と配線側との2つの経路で放熱されることが明らかとなった。そこで、本発明の実施の形態では、エミッタ電極の直下部で生ずる熱集中を回避して、均一な発熱分布を可能とするHBTの構造について説明する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(実施の形態1)
図1に、本実施の形態1である半導体装置(HBT)による電力増幅回路の基本構造を示す。
電力増幅用HBTは、エミッタフィンガ1、ベースフィンガ2、コレクタフィンガ3からなる小型のHBTフィンガ4を複数個並列に配置したマルチフィンガ構造が用いられる。各HBTフィンガ4はそれぞれ並列的に接続されて、それぞれエミッタ端子5、ベース端子6、コレクタ端子7に接続されている。
動作状態では、ベース端子6から入力された電力が各HBTフィンガ4に分配され、電力増幅されて各コレクタフィンガ3に出力され、さらに電力合成されてコレクタ端子7に大電力が出力される。負荷(負荷抵抗8)側へ有効に電力を供給するために、整合回路9を介して信号源および負荷インピーダンスを電力増幅用HBTの最適インピーダンスに共役整合させている。
次に、本実施の形態1である半導体装置(HBT)をその製造工程に従って説明する。図2〜図15は、本実施の形態1による半導体装置(HBT)の製造方法の一例を示す基板の要部断面図または要部平面図であり、ここでは、1つのHBTフィンガBT1を例示する。
図2は、製造工程における基板の要部平面図、図3は、製造工程における基板の要部断面図である。まず、厚さ600μm程度のGaAsからなる半絶縁性基板(この段階では、略円形の薄い板状に加工したウエハ;以下、単に基板という)11上に、有機金属気相成長(MOCVD:metal organic chemical vapor deposition)法またはガスソースMBE(Gas-source Molecular Beam Epitaxy)法等により、サブコレクタ層(n+型GaAs)12を700nm程度成長させる。続いて、その上部に700nm程度のコレクタ層(n-型GaAs)13および100nm程度のベース層(p+型GaAs)14を順次MOCVD法等により形成する。
次いで、35nm程度のエミッタ層(n型InGaP)15をMOCVD法等で堆積し、さらにその上部に400nm程度のエミッタコンタクト層(n+型InGaAs)16をMOCVD法等で堆積する。このエミッタコンタクト層(n+型InGaAs)16は、後の工程で形成されるエミッタ電極とのオーミックコンタクトを図るために用いられる。このように、ベース層(p+型GaAs)14とエミッタ層(n型InGaP)15とに異種の半導体(ヘテロ接合)を用いる。
次いで、例えばWSi(タングステンシリサイド)系材料からなる導電性膜をスパッタ法を用いて300nm程度堆積する。続いて、フォトリソグラフィ技術およびドライエッチング技術を用いて導電性膜を加工し、エミッタ電極17を形成する。エミッタ電極17は、基板11の主面に平行な面のパターンが矩形状をなしており、X方向に延在する2辺が、Y方向に延在する2辺よりも長く形成される。
次いで、エミッタ電極17をマスクに、エミッタコンタクト層(n+型InGaAs)16およびエミッタ層(n型InGaP)15をウエットエッチングし、HBTフィンガBT1のエミッタを構成するエミッタメサEmを形成する。エミッタメサEmも、基板11の主面に平行な面のパターンが矩形状となる。
次に、図4(続く製造工程における図2と同じ箇所の要部平面図)および図5(続く製造工程における図3と同じ箇所の要部断面図)に示すように、下層からTi(チタン)
Pt(白金)/Au(金)およびMo(モリブデン)の積層膜からなるベース電極18を、例えばリフトオフ法により形成する。その厚さは例えばTi/Pt/Auがそれぞれ50nm/50nm/200nm程度、最上層のMoが10nm程度である。図示するように、ベース電極18は、基板11の主面に平行な面のパターンが枠形状であり、エミッタ電極17の平面パターンの周りに配設される。
なお上記積層膜をスパッタ法やCVD法で形成し、エッチングによりベース電極18を形成してもよい。なおAuのような金属は、化学的にエッチングするガスや液が少なく、また物理的にエッチングしようとする場合、下層とのエッチング選択比が取りがたいため、積層膜中にAuを含む場合には、リフトオフ法によるパターンの形成が好ましい。
その後、熱処理(アロイ処理)を施すことにより、ベース電極18の下層のPtとベース層(p+型GaAs)14とを反応させる。この反応部によりベース電極18とベース層(p+型GaAs)14とをオーミック接続することができる。
次に、図6(続く製造工程における図3と同じ箇所の要部断面図)に示すように、フォトリソグラフィ技術およびウエットエッチング技術を用いて、ベース層(p+型GaAs)14をエッチングし、HBTフィンガBT1のベースを構成するベースメサBmを形成する。エッチング液として、例えばリン酸と過酸化水素との混合水溶液を用いる。このエッチングによりベースメサBmがHBTフィンガ毎に分離する。
次に、図7(続く製造工程における図3と同じ箇所の要部断面図)に示すように、選択的にコレクタ層(n-型GaAs)13をエッチングすることによりサブコレクタ層(n+型GaAs)12の一部を露出させる。なおベース電極18を保護するために、基板11上に絶縁膜(例えば酸化シリコン膜)を100nm程度堆積することも可能である。
次に、図8(続く製造工程における図2と同じ箇所の要部平面図)および図9(続く製造工程における図3と同じ箇所の要部断面図)に示すように、露出したサブコレクタ層(n+型GaAs)12上にコレクタ電極19を形成する。このコレクタ電極19もベース電極18と同様にリフトオフ法により形成することができる。コレクタ電極19は、例えば下層からAuGe(金ゲルマニウム)、Ni(ニッケル)およびAuの積層膜よりなる。図示するように、コレクタ電極19は、基板11の主面に平行な面のパターンがコ字形状であり、ベース電極18を挟んでエミッタ電極17の平面パターンの周りに配設される。
次いで、コレクタ電極19の外側のコレクタ層(n-型GaAs)13およびサブコレクタ層(n+型GaAs)12をエッチングし、HBTフィンガBT1のコレクタを構成するコレクタメサCmを形成して、各HBTフィンガを電気的に分離する。なお、コレクタ電極19の外側のサブコレクタ層(n+型GaAs)12に不純物を打ち込むことにより、HBTフィンガ間の分離を行ってもよい。
次に、図10(続く製造工程における図2と同じ箇所の要部平面図)および図11(続く製造工程における図3と同じ箇所の要部断面図)に示すように、基板11上に絶縁膜(例えば酸化シリコン膜)20aをCVD法で堆積する。続いて、エミッタ電極17、ベース電極18およびコレクタ電極19上の絶縁膜20aを除去し、エミッタコンタクトホール21e、ベースコンタクトホール21bおよびコレクタコンタクトホール21cをそれぞれ形成する。ベースコンタクトホール21bは、ベース電極18上に1つ形成され、同様にコレクタコンタクトホール21cも、コレクタ電極19上に1つ形成される。
これに対し、エミッタコンタクトホール21eは、エミッタ電極17上に2つ形成される。HBTフィンガBT1の動作状態での発熱は、エミッタ電極17の直下部において集中的に生じ、その放熱経路は基板11側と、エミッタ電極17およびエミッタコンタクトホール21eを通る配線側とがある。2つのエミッタコンタクトホール21eを形成することにより、エミッタ電極17から配線へ繋がる電流経路が2つとなり、温度の上昇が各エミッタコンタクトホール21eに分散されて配線側への放熱経路が2つとなる。その結果、HBTフィンガBT1で生ずる電流集中および熱集中が回避されて、HBTフィンガBT1の熱的な安定動作を向上させることができる。
次に、図12(続く製造工程における図2と同じ箇所の要部平面図)および図13(続く製造工程における図3と同じ箇所の要部断面図)に示すように、コンタクトホール21e,21b,21c内を含む絶縁膜20a上に導電性膜として、例えばMo、AuおよびMoのAu系材料を含む積層膜(以下、「Mo/Au/Mo膜」という)を堆積する。続いて、Mo/Au/Mo膜をエッチングすることにより第1層配線(エミッタ引き出し配線)M1e、第1層配線(ベース引き出し配線)M1bおよび第1層配線(コレクタ引き出し配線)M1cを形成する。
次に、図14(続く製造工程における図2と同じ箇所の要部平面図)および図15(続く製造工程における図3と同じ箇所の要部断面図)に示すように、第1層配線M1e,M1b,M1c上に絶縁膜(例えば酸化シリコン膜)20bをCVD法で堆積する。続いて、第1層配線(エミッタ引き出し配線)M1e上の絶縁膜20bを除去し、エミッタスルーホール22を形成する。
次いで、エミッタスルーホール22内を含む絶縁膜20b上に導電性膜として、例えばMo/Au/Mo膜を堆積し、Mo/Au/Mo膜をエッチングすることにより第2層配線M2を形成する。第2層配線M2は第1層配線(エミッタ引き出し配線)M1eに電気的に接続される。続いて、第2層配線M2上に絶縁膜(例えば酸化シリコン膜)20cを堆積した後、必要に応じて抵抗素子や容量素子等を基板11上の図示しない領域に形成し、基板11の表面を保護膜で覆う。
次いで、上記保護膜側(素子形成面)を下側とし、基板11の裏面を研磨することによりその厚さを70〜100μmとする。その後、必要に応じて裏面電極等を形成し、略円形のウエハ状態の基板11を半導体チップ毎に個片化する。さらに、半導体チップを実装することにより本実施の形態1のHBTフィンガBT1が完成する。
図16は、半導体装置(HBT)を示す基板の要部平面図およびエミッタ電極のX方向の電流分布図を示す。(a)は、本発明者らが検討した1つのエミッタコンタクトホールを備えるHBTであり、(b)は、本実施の形態1による2つのエミッタコンタクトホールを備えるHBTである。両者はエミッタコンタクトホールの数は異なるが、その他の構成はほぼ全て同じである。
(a)に示すHBTでは、エミッタ電極17の平面パターンは矩形状であり、その形状に合わせてエミッタ電極17上に1つのエミッタコンタクトホール21eが形成されている。このため、エミッタ電極17の中心部においてエミッタ電流密度が高くなり、動作状態におけるエミッタ電極17の直下部で生ずる発熱が、エミッタ電極17の中心部において集中して温度が上昇する。
これに対し、(b)に示すHBTでは、エミッタ電極17に2つのエミッタコンタクトホール21eを形成しているので、エミッタ電極17におけるエミッタ電流密度の集中が回避される。これにより、温度の上昇は分散されて、発熱の集中が低減される。
図17は、本実施の形態1である電力増幅用HBTの一例を示す基板の要部平面図である。
この電力増幅用HBTは、前記図14および図15に示したHBTフィンガBT1を複数個並列に配置している。ここでは、8個のHBTフィンガBT1を組み合わせたが、これ以上の数のHBTフィンガBT1で電力増幅用HBTをレイアウトすることも可能である。各列のHBTフィンガBT1のエミッタ電極17と電気的に接続された第1層配線(エミッタ引き出し配線)M1eは第2層配線M2に接続され(前記図14参照)、さらに第2層配線M2は接地端子(エミッタ端子)23に繋がる。また全列のHBTフィンガBT1のベース電極18と電気的に接続された第1層配線(ベース引き出し配線)M1bはRF入力端子(ベース端子)24に繋がる。また全HBTフィンガBT1のコレクタ電極19と電気的に接続された第1層配線(コレクタ引き出し配線)M1cはRF出力端子(コレクタ出力端子)25に繋がる。
次に、本実施の形態1である半導体装置(HBT)の他の例を図18に示す基板の要部平面図を用いて説明する。ここでは、1つのHBTフィンガBT2を例示する。
HBTフィンガBT2を構成するエミッタメサEm、ベースメサBmおよびコレクタメサCmは、前記図14で説明したのと同様である。ここでは、エミッタメサEm上に形成されるエミッタ電極17が2つに分かれており、それぞれにエミッタコンタクトホール21eが設けられている。2つのエミッタ電極17、2つのエミッタコンタクトホール21eを形成することにより、前述したのと同様に、温度の上昇は各エミッタ電極17および各エミッタコンタクトホール21eに分散されて、HBTフィンガBT2で生ずる熱集中を回避することができる。
なお、本実施の形態1では、エミッタバラスト抵抗、ベースバラスト抵抗については記載していないが、これらを本発明と組み合わせることにより、さらにHBTフィンガBT1,BT2の熱的な安定動作を改善できることは言うまでもない。
また、本実施の形態1では、エミッタ電極17上に形成されるエミッタコンタクトホール21eを2つとしたが、これに限定されるものではなく、2つ以上のエミッタコンタクトホール21eを形成することができる。しかしエミッタコンタクトホール21eの数を多くすると抵抗が高くなるため、2つとするのが好ましい。
このように、本実施の形態1によれば、エミッタ電極17上に複数のエミッタコンタクトホール21eを形成することにより、動作状態においてエミッタ電極17の直下部で生ずる熱集中を回避することができるので、HBTフィンガBT1,BT2の熱的な安定動作を向上することができる。これにより、破壊耐量に優れた電力増幅用HBTを実現することができ、さらに電力増幅用HBTにおけるHBTフィンガBT1,BT2のサイズの拡大、数の低減を図ることができる。また、携帯電話にこの電力増幅用HBTを用いることにより、特に大電流密度で動作させる必要のあるGSM(Global System for Mobile Communication)方式の携帯電話の信頼性を向上させることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態2では、前記実施の形態1の変形例であって、環形状の領域の一部を切り欠いた形状(以下、C字形状と言う)のエミッタ電極を備えるHBTフィンガを説明する。なお本実施の形態2である半導体装置(HBT)の形成方法は前記実施の形態1の場合と類似しているため、その詳細な説明を省略する。また対応する部位には同じ符号を付し、その説明を省略する。
図19および図20は、それぞれ本実施の形態2である半導体装置(HBT)の一例を示す基板の要部平面図および要部断面図である。ここでは1つのHBTフィンガBT3を例示する。
HBTフィンガBT3は、前記実施の形態1と同様に、基板11、サブコレクタ層(n+型GaAs)12、コレクタ層(n-型GaAs)13、ベース層(p+型GaAs)14、エミッタ層(n型InGaP)15、およびエミッタコンタクト層(n+型InGaAs)16などから構成される。
基板11の表面には、サブコレクタ層(n+型GaAs)12が全面に形成され、その上にコレクタ層(n-型GaAs)13が積層されている。コレクタ層(n-型GaAs)13が積層されていないサブコレクタ層(n+型GaAs)12の表面には、AuGe系材料からなるコレクタ電極19が配置されている。コレクタ電極19は、コレクタコンタクトホール21cを介して第1層配線(コレクタ引き出し配線)M1cに電気的に接続されており、第1層配線(コレクタ引き出し配線)M1cにより外部に引き出される。
コレクタ層(n-型GaAs)13の表面には、ベース層(p+型GaAs)14が積層されている。ベース層(p+型GaAs)14のほぼ中心部の表面には、Pt系金属の積層膜からなる丸型形状のベース電極18が配置されている。ベース電極18は、ベースコンタクトホール21bを介して第1層配線(ベース引き出し配線)M1bに電気的に接続されており、第1層配線(ベース引き出し配線)M1bにより外部に引き出される。
ベース電極18が形成されていないベース層(p+型GaAs)14の表面には、ベース電極18の周りを囲むように、エミッタ層(n型InGaP)15、エミッタコンタクト層(n+型InGaAs)16およびWSi系材料からなるエミッタ電極17が積層されている。
エミッタ層(n型InGaP)15、エミッタコンタクト層(n+型InGaAs)16およびエミッタ電極17は、基板11の主面に平行な面のパターンが、C字形状をなしており、すなわちベース電極18を外部に引き出す第1層配線(ベース引き出し配線)M1bの直下とその近傍が切り取られたC字形状をなしている。エミッタ電極17は、4つのエミッタコンタクトホール26を介して第2層配線(エミッタ引き出し配線)M2eに電気的に接続されており、第2層配線(エミッタ引き出し配線)M2eにより外部に引き出される。
前記実施の形態1と同様に、1つのエミッタコンタクトホールを設けたC字形状のエミッタ電極17においては電流集中および熱集中が生じ、動作状態でのHBTフィンガBT3が破壊されやすくなるが、4つのエミッタコンタクトホール26を設けることにより、HBTフィンガBT3での電流集中および熱集中の低減が図れて、HBTフィンガBT3の熱的な安定動作を向上することができる。
図21は、本実施の形態2である電力増幅用HBTの一例を示す基板の要部平面図である。
この電力増幅用HBTは、前記図19および図20に示したHBTフィンガBT3を複数個並列に配置している。ここでは、HBTフィンガBT3の数を10個としたが、これ以上の数のHBTフィンガBT3でレイアウトをした電力増幅用HBTも可能である。各列のHBTフィンガBT3のエミッタ電極17と電気的に接続される第2層配線(エミッタ引き出し配線)M2eは接地端子(エミッタ端子)23に繋がる。また全列のHBTフィンガBT3のベース電極18と電気的に接続される第1層配線(ベース引き出し配線)M1bはRF入力端子(ベース端子)24に繋がる。また全HBTフィンガBT3のコレクタ電極19と電気的に接続される第1層配線(コレクタ引き出し配線)M1cはRF出力端子(コレクタ端子)25に繋がる。
なお、本実施の形態2では、エミッタバラスト抵抗、ベースバラスト抵抗については記載していないが、これらを本発明と組み合わせることにより、さらにHBTフィンガBT3の熱的な安定動作を改善できることは言うまでもない。
また、本実施の形態2では、エミッタ電極17上に形成されるエミッタコンタクトホール26を4つとしたが、これに限定されるものではなく、2つ以上のエミッタコンタクトホール26を形成することができる。
また、本実施の形態2では、エミッタ電極17を環形状の領域の一部を切り欠いたC字形状としたが、エミッタ電極17を環形状としてもよい。
このように、本実施の形態2によれば、C字形状のエミッタ電極17を備えるHBTフィンガBT3においてもエミッタ電極17上に複数のエミッタコンタクトホール26を形成することにより、動作状態でエミッタ電極17の直下部で生ずる熱集中を回避することができて、HBTフィンガBT3の熱的な安定動作を向上することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
例えば前記実施の形態では、HBTの層構成としてエミッタ層にInGaP材、ベース層にGaAs材を用いたInGaP/GaAsヘテロ接合HBTに適用した場合について説明したが、AlGaAs/GaAsヘテロ接合HBT、Si/SiGeヘテロ接合HBT、InP/InGaAsヘテロ接合HBTなどの他のHBTにも適用することができる。
また、例えば前記実施の形態においては、npn型のバイポーラトランジスタについて説明したが、pnp型のバイポーラトランジスタにも本発明を適用可能である。また、HBTに限らずSiを用いたバイポーラトランジスタにも適用することができる。
本発明のHBTおよびその製造方法は、携帯電話に限らず、携帯電話システム基地局、無線LAN端末および基地局などで用いられる無線通信装置の高周波電力増幅器に適用することができる。
本発明の実施の形態1である半導体装置(HBT)による電力増幅回路の基本構成図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置(HBT)の製造方法を示す基板の要部平面図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置(HBT)の製造方法を示す基板の要部断面図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置(HBT)の製造方法を示す基板の要部平面図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置(HBT)の製造方法を示す基板の要部断面図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置(HBT)の製造方法を示す基板の要部断面図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置(HBT)の製造方法を示す基板の要部断面図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置(HBT)の製造方法を示す基板の要部平面図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置(HBT)の製造方法を示す基板の要部断面図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置(HBT)の製造方法を示す基板の要部平面図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置(HBT)の製造方法を示す基板の要部断面図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置(HBT)の製造方法を示す基板の要部平面図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置(HBT)の製造方法を示す基板の要部断面図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置(HBT)の製造方法を示す基板の要部平面図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置(HBT)の製造方法を示す基板の要部断面図である。 半導体装置(HBT)を示す基板の要部平面図およびエミッタ電極のX方向の電流分布図である。(a)は、本発明者らが検討した1つのエミッタコンタクトホールを備えるHBT、(b)は、本発明の実施の形態1による2つのエミッタコンタクトホールを備えるHBTである。 本発明の実施の形態1である電力増幅用HBTの一例を示す基板の要部平面図である。 本発明の実施の形態1である半導体装置(HBT)の他の例を示す基板の要部平面図である。 本発明の実施の形態2である半導体装置(HBT)を示す基板の要部平面図である。 本発明の実施の形態2である半導体装置(HBT)を示す基板の要部断面図である。 本発明の実施の形態2である電力増幅用HBTの一例を示す基板の要部平面図である。
符号の説明
1 エミッタフィンガ
2 ベースフィンガ
3 コレクタフィンガ
4 HBTフィンガ
5 エミッタ端子
6 ベース端子
7 コレクタ端子
8 負荷抵抗
9 整合回路
11 半絶縁性基板
12 サブコレクタ層(n+型GaAs)
13 コレクタ層(n-型GaAs)
14 ベース層(p+型GaAs)
15 エミッタ層(n型InGaP)
16 エミッタコンタクト層(n+型InGaAs)
17 エミッタ電極
18 ベース電極
19 コレクタ電極
20a 絶縁膜
20b 絶縁膜
20c 絶縁膜
21e エミッタコンタクトホール
21b ベースコンタクトホール
21c コレクタコンタクトホール
22 エミッタスルーホール
23 接地端子(エミッタ端子)
24 RF入力端子(ベース端子)
25 RF出力端子(コレクタ端子)
26 エミッタコンタクトホール
BT1 HBTフィンガ
BT2 HBTフィンガ
BT3 HBTフィンガ
Em エミッタメサ
Bm ベースメサ
Cm コレクタメサ
M1e 第1層配線(エミッタ引き出し配線)
M1b 第1層配線(ベース引き出し配線)
M1c 第1層配線(コレクタ引き出し配線)
M2 第2層配線
M2e 第2層配線(エミッタ引き出し配線)

Claims (13)

  1. コレクタ、ベースおよびエミッタからなるバイポーラトランジスタを有する半導体装置であって、
    (a)基板上に形成され、前記コレクタを構成するコレクタメサと、
    (b)前記コレクタメサ上に形成され、前記ベースを構成するベースメサと、
    (c)前記ベースメサ上に形成され、前記エミッタを構成する1つのエミッタメサと、
    (d)前記エミッタメサと電気的に接続されたエミッタ電極と、
    (e)前記エミッタ電極と電気的に接続された配線とを備え、
    前記配線は、複数のコンタクトホールを介して前記エミッタ電極と電気的に接続されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項1記載の半導体装置であって、前記エミッタ電極は分割され、分割された前記エミッタ電極の各々に前記コンタクトホールが形成されていることを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1記載の半導体装置であって、前記エミッタ電極の前記基板の主面に平行な面のパターンが、矩形状、C字形状または環形状であることを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1記載の半導体装置であって、前記バイポーラトランジスタは、ヘテロ接合バイポーラトランジスタであることを特徴とする半導体装置。
  5. 請求項4記載の半導体装置であって、前記ベースメサは、GaAsまたはSiGeよりなることを特徴とする半導体装置。
  6. 請求項1記載の半導体装置であって、前記バイポーラトランジスタを複数個並列に配置し、マルチフィンガ構造を形成することを特徴とする半導体装置。
  7. 請求項1記載の半導体装置であって、前記バイポーラトランジスタは電力増幅器に用いられることを特徴とする半導体装置。
  8. 請求項7記載の半導体装置であって、前記電力増幅器は携帯電話に用いられることを特徴とする半導体装置。
  9. 請求項8記載の半導体装置であって、前記携帯電話はGSM方式であることを特徴とする半導体装置。
  10. 請求項1記載の半導体装置であって、前記エミッタ電極はWSi系材料からなり、前記配線はAu系材料からなることを特徴とする半導体装置。
  11. コレクタ、ベースおよびエミッタからなるバイポーラトランジスタを形成する工程であって、
    (a)基板上に前記コレクタを構成するコレクタメサを形成する工程と、
    (b)前記コレクタメサ上に前記ベースを構成するベースメサを形成する工程と、
    (c)前記ベースメサ上に前記エミッタを構成するエミッタメサを形成する工程と、
    (d)前記エミッタメサ上にエミッタ電極を形成する工程と、
    (e)前記エミッタ電極と電気的に接続する配線を形成する工程とを有し、
    複数のコンタクトホールを介して前記エミッタ電極と前記配線とを電気的に接続することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  12. 請求項11記載の半導体装置の製造方法であって、前記エミッタ電極を複数に分割し、分割された前記エミッタ電極の各々に前記コンタクトホールを形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  13. 請求項11記載の半導体装置の製造方法であって、前記エミッタメサの前記基板の主面に平行な面のパターンを矩形状、C字形状または環形状とすることを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP2003334768A 2003-09-26 2003-09-26 半導体装置およびその製造方法 Pending JP2005101402A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003334768A JP2005101402A (ja) 2003-09-26 2003-09-26 半導体装置およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003334768A JP2005101402A (ja) 2003-09-26 2003-09-26 半導体装置およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005101402A true JP2005101402A (ja) 2005-04-14

Family

ID=34462348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003334768A Pending JP2005101402A (ja) 2003-09-26 2003-09-26 半導体装置およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005101402A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110610988A (zh) * 2018-06-15 2019-12-24 株式会社村田制作所 半导体装置
CN111668300A (zh) * 2019-03-06 2020-09-15 株式会社村田制作所 半导体装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001060593A (ja) * 1999-08-19 2001-03-06 Sharp Corp ヘテロ接合型バイポーラトランジスタおよびその製造方法
JP2003086600A (ja) * 2001-09-11 2003-03-20 Sharp Corp 半導体装置およびそれを備えた高周波増幅器
JP2003243409A (ja) * 2002-02-15 2003-08-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置及びその製造方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001060593A (ja) * 1999-08-19 2001-03-06 Sharp Corp ヘテロ接合型バイポーラトランジスタおよびその製造方法
JP2003086600A (ja) * 2001-09-11 2003-03-20 Sharp Corp 半導体装置およびそれを備えた高周波増幅器
JP2003243409A (ja) * 2002-02-15 2003-08-29 Matsushita Electric Ind Co Ltd 半導体装置及びその製造方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110610988A (zh) * 2018-06-15 2019-12-24 株式会社村田制作所 半导体装置
US11107909B2 (en) 2018-06-15 2021-08-31 Murata Manufacturing Co., Ltd. Semiconductor device
US11329146B2 (en) 2018-06-15 2022-05-10 Murata Manufacturing Co., Ltd. Semiconductor device
TWI787502B (zh) * 2018-06-15 2022-12-21 日商村田製作所股份有限公司 半導體裝置
TWI829452B (zh) * 2018-06-15 2024-01-11 日商村田製作所股份有限公司 半導體裝置
CN110610988B (zh) * 2018-06-15 2024-01-19 株式会社村田制作所 半导体装置
US11949003B2 (en) 2018-06-15 2024-04-02 Murata Manufacturing Co., Ltd. Semiconductor device
CN111668300A (zh) * 2019-03-06 2020-09-15 株式会社村田制作所 半导体装置
TWI745847B (zh) * 2019-03-06 2021-11-11 日商村田製作所股份有限公司 半導體裝置
US11631758B2 (en) 2019-03-06 2023-04-18 Murata Manufacturing Co., Ltd. Semiconductor device
CN111668300B (zh) * 2019-03-06 2023-10-13 株式会社村田制作所 半导体装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5011549B2 (ja) 半導体装置
US20060108665A1 (en) Semiconductor device, manufacturing method of the same, and electronic device
JP4977313B2 (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタ
US20060157825A1 (en) Semiconductor device and manufacturing the same
JP2007173624A (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタ及びその製造方法
JP2001060593A (ja) ヘテロ接合型バイポーラトランジスタおよびその製造方法
US10468335B2 (en) Bipolar transistor, semiconductor device, and bipolar transistor manufacturing method
JP2019054120A (ja) バイポーラトランジスタ及び高周波パワーアンプモジュール
US7566920B2 (en) Bipolar transistor and power amplifier
KR20060128998A (ko) 양극성 접합 트랜지스터의 구조
TW200405475A (en) Semiconductor device and the manufacturing method thereof, and the power amplifier module
TWI604530B (zh) Heterojunction Bipolar Transistors and Power Amplifier Modules
JP2001127071A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2004327604A (ja) 半導体装置およびその製造方法、並びに半導体モジュール
JP2007242727A (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタ及びこれを用いた電力増幅器
JP2007027269A (ja) バイポーラトランジスタ及び電力増幅器
WO2001018865A1 (fr) Module amplificateur de puissance haute-frequence et appareil de radiocommunications
TW201911525A (zh) 半導體裝置
JP2005259755A (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタおよびその製造方法
JP2003163218A (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタ及びその製造方法
JP2003077930A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2006185990A (ja) 半導体装置およびその製造方法ならびに電子装置
JP2005101402A (ja) 半導体装置およびその製造方法
JP2010183054A (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタ及びその製造方法
JP5543936B2 (ja) ヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法、及びヘテロ接合バイポーラトランジスタを用いた電力増幅器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20060922

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20081121

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20100528

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101124

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110405