JP2005101268A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 信頼性の高いBGAを有する半導体装置を提供する。
【解決手段】 パッド電極53が形成されたシリコンウェハー51の表面にガラス基板56を接着する。パッド電極53上のシリコンウェハー51の裏面に凹部bを形成し、その底部からパッド電極53上にシリコンウェハー51を貫通するビアホールVHを形成する。そのビアホールVHを含むシリコンウェハー51の裏面全体に絶縁膜58及びシード層59を形成した後、ビアホールVH内でパッド電極53を露出させる。そして、パッド電極53と電気的に接続され、かつビアホールVHからシリコンウェハー51の裏面上に延びる配線層60を形成する。配線層60上にハンダボール62を形成する。そして、半導体基板51を複数のシリコンチップ51Aに分割する。
【選択図】 図14

Description

本発明は、複数のボール状の導電端子が配列されたBGA(Ball Grid Array)型の半導体装置の製造方法に関するものである。
近年、三次元実装技術として、また新たなパッケージ技術として、CSP(Chip Size Package)が注目されている。CSPとは、半導体チップの外形寸法と略同サイズの外形寸法を有する小型パッケージをいう。
従来より、CSPの一種として、BGA型の半導体装置が知られている。このBGA型の半導体装置は、半田等の金属部材からなるボール状の導電端子をパッケージの一主面上に格子状に複数配列し、パッケージの他の面上に搭載される半導体チップと電気的に接続したものである。
そして、このBGA型の半導体装置を電子機器に組み込む際には、各導電端子をプリント基板上の配線パターンに圧着することで、半導体チップとプリント基板上に搭載される外部回路とを電気的に接続している。
このようなBGA型の半導体装置は、側部に突出したリードピンを有するSOP(Small Outline Package)やQFP(Quad Flat Package)等の他のCSP型の半導体装置に比べて、多数の導電端子を設けることが出来、しかも小型化できるという長所を有する。このBGA型の半導体装置は、例えば携帯電話機に搭載されるデジタルカメラのイメージセンサチップとしての用途がある。
図15は、従来のBGA型の半導体装置の概略構成を成すものであり、図15(A)は、このBGA型の半導体装置の表面側の斜視図である。また、図15(B)はこのBGA型の半導体装置の裏面側の斜視図である。
このBGA型の半導体装置101は、第1及び第2のガラス基板102、103の間に半導体チップ104がエポキシ樹脂105a、105bを介して封止されている。第2のガラス基板103の一主面上、即ちBGA型の半導体装置101の裏面上には、導電端子106が格子状に複数配置されている。この導電端子106は、第2の配線110を介して半導体チップ104へと接続される。複数の第2の配線110には、それぞれ半導体チップ104の内部から引き出されたアルミニウム配線が接続されており、各導電端子106と半導体チップ104との電気的接続がなされている。
このBGA型の半導体装置101の断面構造について図16を参照して更に詳しく説明する。図16はダイシングラインに沿って、個々のチップに分割されたBGA型の半導体装置101の断面図を示している。
半導体チップ104の表面に配置された絶縁膜108上に第1の配線107が設けられている。この半導体チップ104は樹脂層105aによって第1のガラス基板102と接着されている。また、この半導体チップ104の裏面は、樹脂層105bによって第2のガラス基板103と接着されている。
そして、第1の配線107の一端は第2の配線110と接続されている。この第2の配線110は、第1の配線107の一端から第2のガラス基板103の表面に延在している。そして、第2のガラス基板103上に延在した第2の配線上には、ボール状の導電端子106が形成されている。
上述した技術は、例えば以下の特許文献1に記載されている。
特表2002−512436号公報
しかしながら、上述したBGA型の半導体装置101において、第1の配線107と第2の配線110との接触面積が非常に小さいので、この接触部分で断線するおそれがあった。また、第2の配線110のステップカバレージにも問題があった。そこで本発明は、ステップカバレージを向上させた半導体装置の製造方法を提供するものである。
本発明の半導体装置の製造方法は、上述した課題に鑑みたものであり、以下の工程を経る。パッド電極が形成された半導体基板の第1の主面上に、ガラス基板を接着する。そして、パッド電極に対応する半導体基板の第2の主面上に凸部を形成するように、その第2の主面上をエッチングする。
次に、その凸部に隣接し、かつパッド電極の上方に位置する半導体基板の第2の主面上に、等方的なエッチングにより凹部を形成する。そして、その凹部の底部を異方的にエッチングして、パッド電極上に半導体基板を貫通するビアホールを形成する。そして、半導体基板の第2の主面上に形成された凸部、及びビアホールの各々のエッジをエッチングにより平滑化する。
その後、それらの凸部、及びビアホールを含む半導体基板の第2の主面上に絶縁膜を形成する。ビアホールの底部の絶縁膜は、パッド電極を露出するように選択的にエッチング除去する。そして、パッド電極と電気的に接続され、かつビアホールから半導体基板の第2の主面上に延びる配線層を形成する。この配線層上には、導電端子を形成する。そして、半導体基板を複数の半導体チップに分割する。
また、本発明の製造方法は、上記配線層を形成する工程において、絶縁膜上に、無電解メッキ法もしくはスパッタ法によりシード層を形成する工程と、そのシード層上に、電解メッキ法により配線層を形成する工程と、を含むことを特徴とするものである。
また、本発明の製造方法は、上記配線層上に導電端子を形成する工程において、配線層上に、無電解メッキ法によりメッキ層を形成する工程と、そのメッキ層上に、開口部を有したソルダーマスクを形成する工程と、その開口部において露出した前記メッキ層の一部上に、導電端子を形成する工程と、を含むことを特徴とするものである。
本発明によれば、半導体基板を貫通するビアホールを、等方性エッチングと異方性エッチングの組合せにより形成した。これにより、ビアホールを含む半導体基板の裏面上に形成する絶縁膜、シード層、配線層の形成不良や剥離等を抑止することが可能となる。従って、半導体チップのパッド電極から、その導電端子に至るまでの配線の断線やステップカバレージの劣化を防止し、信頼性の高いBGA型の半導体装置を得ることができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態に係る半導体装置の製造方法について、図面を参照して説明する。図1乃至図14は、半導体装置の製造方法を示す断面図である。なお、図1乃至図14は、後述するダイシング工程で分割される予定の隣接チップの境界、即ちダイシングライン中心DS近傍の断面を示している。
図1に示すように、シリコンウエハー51の第1の主面である表面には、BPSG等の層間絶縁膜52を介して、一対のパッド電極53が形成されている。これらのパッド電極53は、シリコンウェハー51の表面の図示しない領域に形成された半導体集積回路(例えば、CCDイメージセンサ)と接続されているものとする。
なお、この一対のパッド電極53は例えばアルミニウム、アルミニウム合金、銅などの金属層から成り、その厚さは1μm程度である。また、一対のパッド電極53はダイシングライン領域DLに拡張され、その拡張された端部をダイシングライン中心DSの手前に配置している。
そして、一対のパッド電極53を覆うシリコン窒化膜等のパッシベーション膜54を形成し、さらにこのパッシベーション膜54上に、例えばエポキシ樹脂から成る樹脂層55を塗布する。
次に、この樹脂層55を介して、シリコンウエハー51の表面にガラス基板56を接着する。このガラス基板56はシリコンウエハー51の保護基板や支持基板として機能する。
そして、不図示の半導体集積回路がCCDイメージセンサ・チップ等の受光素子である場合には、外部からの光をシリコンウェハー51の表面に形成された受光素子で受光する必要があるため、ガラス基板56のような透明基板、もしくは半透明基板を用いる必要がある。シリコンウェハー51に形成される半導体集積回路が受光や発光するものでない場合には不透明基板であってもよい。
そして、このガラス基板56が接着された状態で、必要に応じてシリコンウエハー10の裏面エッチング、いわゆるバックグラインドを行い、その厚さを150μm程度に加工する。
その後、酸(例えば、HFと硝酸等との混合液)をエッチャントとして用いて20μm程度、シリコンウェハー51の第2の主面である裏面をエッチングする。これにより、バックグラインドによって生じたシリコンウェハー51の機械的なダメージ層を除去し、シリコンウェハー51の表面に形成されたデバイスの特性を改善するのに有効である。本実施形態では、シリコンウェハー51の最終仕上がりの厚さは、130μm程度であるが、これはデバイスの種類に応じて適宜選択することができる。
そして、シリコンウエハー51の第2の主面である裏面上において、パッド電極53上に対応する位置に、第1のホトレジスト層57Aを選択的に形成する。
次に、図2に示すように、第1のホトレジスト層57Aをマスクとして、シリコンウエハー51のエッチングを行い、パッド電極53の上方に位置するシリコンウェハー51の裏面に凸部aを形成する。この際、凸部aは、シリコンウェハー51裏面からの高さhを、任意の高さで形成することができるが、例えば、エッチング後のシリコンウェハーの厚さHを130μm程度、シリコンウェハー51裏面からの凸部aの高さhを35μm程度に形成することが好ましい。
次に、図3に示すように、第1のホトレジスト層57Aを除去した後、シリコンウェハー51の裏面上の凸部aを覆うようにして、第2のホトレジスト層57Bを形成する。このホトレジスト層57Bは、パッド電極53の上方において開口部を有するように形成される。
そして、第2のホトレジスト層57Bをマスクとして、シリコンウェハー51の裏面に対し、等方性エッチング(例えばウェットエッチングやドライエッチング)もしくはレーザー照射を、シリコンウェハー51の厚さの途中まで行う。等方性エッチングは、エッチング方向以外の方向にもエッチングが進行するため、いわゆるアンダーカッティングが生じる。即ち、シリコンウェハー51の裏面には、第2のホトレジスト層57Bの開口部よりも広い口径を有し、かつ曲面を有した凹部bが形成される。この際、凹部bは、その深さdを任意の深さで形成することができるが、例えば、50μm程度に形成することが好ましい。
次に、図4に示すように、第2のホトレジスト層57Bをマスクとして、凹部bの底部(凹部bの口径よりも小さい口径の領域)に対し、異方性エッチング(例えばドライエッチング)もしくはレーザー照射を行い、層間絶縁膜52を露出する。これにより、パッド電極53上にシリコンウェハー51を貫通するビアホールVHが形成される。このビアホールVHは、大きい口径の凹部bと、それより小さい口径の筒部を有するように形成される。なお、凹部bの口径より小さい口径の筒部は、順テーパー状に形成されていてもよい。
次に、図5に示すように、第2のホトレジスト層57Bを除去した後、ビアホールVHを含むシリコンウェハー51の裏面全体をエッチング(例えばスピンエッチング等のウェットエッチングあるいは等方性のドライエッチングなど)する。これにより、シリコンウェハー51の裏面に形成された凸部a、及びビアホールVHの各々のエッジが平滑化される。即ち、各々のエッジが丸められ、ビアホールVHを含むシリコンウェハー51の裏面には、被覆性の良い曲面から成る段差が形成される。
なお、第2のホトレジスト層57Bをマスクとして、層間絶縁膜52が露出するまで、シリコンウェハー51を完全に異方性エッチング(もしくはレーザー照射により除去)し、その後、第2のホトレジスト層57Bを除去し、図5の上記工程を行うようにしてもいよい。
次に、図6に示すように、ビアホールVHを含むシリコンウェハー51の裏面全体に、絶縁膜58を形成する。絶縁膜58は、例えばプラズマCVD法によって形成され、PE−SiO膜などが適している。
次に、図7に示すように、ビアホールVH底部の絶縁膜58を露出するように、シリコンウェハー51の裏面上に第3のホトレジスト57Cを形成する。ここで、第3のホトレジスト57Cがポジレジストである場合、ビアホールVH底部の上方に位置する第3のホトレジスト層57C以外の領域を覆うように、不図示のマスクを形成し、露光及び現像を行う。第3のホトレジスト57Cがネガレジストである場合、ビアホールVH底部の上方に位置する第3のホトレジスト層57C上の領域を覆うように、不図示のマスクを形成し、露光及び現像を行う。
この第3のホトレジスト57Cをマスクとして、図8に示すように、ビアホールVH底部の絶縁膜58及び層間絶縁膜52を、例えばドライエッチングにより選択的に除去する。これにより、ビアホールVH底部において、その位置に対応するパッド電極53が露出する。
次に、図9に示すように、第3のホトレジスト層57Cを除去した後に、絶縁膜58上に、銅(Cu)等から成るシード層59を、例えば無電解メッキ法により形成する。このシード層59は、後述する配線層60の電解メッキ時の、メッキ成長のためのメッキ電極となる。なお、シード層59は、無電解メッキ法に限らず、スパッタ法等を用いて形成してもよい。
次に、図10に示すように、ダイシングライン中心DSの近傍に位置するシード層59上に、第4のホトレジスト層57Dを選択的に形成する。この第4のホトレジスト層57Dをマスクとして、シード層59上に、銅(Cu)等から成る配線層60を形成する。配線層60は、例えば電解メッキ法により形成される。この配線層60は、ビアホールVHからシリコンウエハー51の裏面に取り出され、その裏面上に延びて形成される。これにより配線層60は、パッド電極53と電気的に接続される。
次に、図11に示すように、第4のホトレジスト層57Dを除去後、第4のホトレジスト層57Dが形成されていたダイシングライン中心DS近傍の箇所の絶縁膜58及びシード層59を、選択的に除去する。そして、図示しないが、配線層60上に、金(Au)等から成るメッキ層を、例えば無電解メッキ法により形成してもよい。
次に、図12に示すように、配線層60上にソルダーマスク61を被着する。凸部a上に位置するソルダーマスク61は除去され、開口部Kが設けられている。また、ダイシングライン中心DS近傍については、ソルダーマスク61が被着されないことが好ましい。
次に、図13に示すように、ソルダーマスク61の開口部Kに位置する配線層60上に、スクリーン印刷法を用いてハンダを印刷し、このハンダを熱処理でリフローさせることで、ハンダボール62を形成する。なお、配線層60はシリコンウエハー51の裏面の所望領域に、所望の本数を形成することができ、ハンダボール62の数や形成領域も自由に選択できる。
そして、図14に示すように、ダイシングライン中心DSに沿って、ダイシング工程を行い、シリコンウエハー51を複数のシリコンチップ51Aに分割する。このダイシング工程では、レーザービーム等を用いることができる。また、レーザービームを用いたダイシング工程において、ガラス基板56の切断面がテーパー形状となるように加工することにより、ガラス基板56の割れを防止することができる。
なお、上述した実施形態では、図2に示したように、パッド電極53の上方に位置するシリコンウェハー51の裏面に凸部aを形成したが、これには限定されず、凸部aを形成せずに、次の工程であるビアホールVHの形成(凹部bの形成を含む)を行ってもよい。
上述したように、シリコンウェハー51の裏面に形成される凸部a、及びビアホールVHの各々のエッジが平滑化されている(角が丸められている)ため、その上に形成される絶縁膜58、シード層59、配線層60等の形成不良や剥離などの問題を抑止することができる。即ち、シリコンチップ51Aのステップカバレージを向上することができる。
本発明を実施するための最良の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明を実施するための最良の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明を実施するための最良の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明を実施するための最良の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明を実施するための最良の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明を実施するための最良の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明を実施するための最良の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明を実施するための最良の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明を実施するための最良の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明を実施するための最良の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明を実施するための最良の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明を実施するための最良の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明を実施するための最良の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 本発明を実施するための最良の形態に係る半導体装置の製造方法を説明する断面図である。 従来例に係る半導体装置を説明する斜視図である。 従来例に係る半導体装置を説明する断面図である。

Claims (7)

  1. 半導体基板の第1の主面上に形成されたパッド電極を含む当該第1の主面にガラス基板を接着する工程と、
    前記パッド電極に対応する前記半導体基板の第2の主面上を等方的にエッチングして、当該第2の主面の一部上に凹部を形成する工程と、
    前記凹部の底部を異方的にエッチングして、前記パッド電極上に前記半導体基板を貫通するビアホールを形成する工程と、
    前記ビアホールを含む前記半導体基板の第2の主面上に、絶縁膜を形成する工程と、
    前記ビアホールの底部の前記絶縁膜を選択的に除去し、前記パッド電極を露出する工程と、
    前記ビアホールを通して、前記パッド電極と電気的に接続され、かつ前記ビアホールから前記半導体基板の第2の主面上に延びる配線層を形成する工程と、
    前記配線層上に導電端子を形成する工程と、
    前記半導体基板を複数の半導体チップに分割する工程と、
    を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 半導体基板の第1の主面上に形成されたパッド電極を含む当該第1の主面にガラス基板を接着する工程と、
    前記パッド電極に対応する前記半導体基板の第2の主面上を等方的にエッチングして、当該第2の主面の一部上に凹部を形成する工程と、
    前記凹部の底部を異方的にエッチングして、前記パッド電極上に前記半導体基板を貫通するビアホールを形成する工程と、
    前記ビアホールのエッジをエッチングにより平滑化する工程と、
    前記ビアホールを含む前記半導体基板の第2の主面上に、絶縁膜を形成する工程と、
    前記ビアホールの底部の前記絶縁膜を選択的に除去し、前記パッド電極を露出する工程と、
    前記ビアホールを通して、前記パッド電極と電気的に接続され、かつ前記ビアホールから前記半導体基板の第2の主面上に延びる配線層を形成する工程と、
    前記配線層上に導電端子を形成する工程と、
    前記半導体基板を複数の半導体チップに分割する工程と、
    を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 半導体基板の第1の主面上に形成されたパッド電極を含む当該第1の主面にガラス基板を接着する工程と、
    前記パッド電極に対応する前記半導体基板の第2の主面上に凸部を形成するように、前記半導体基板の第2の主面の一部上をエッチングする工程と、
    前記凸部に隣接し、かつ前記パッド電極の上方に位置する前記半導体基板の第2の主面上を等方的にエッチングして、当該第2の主面の一部上に凹部を形成する工程と、
    前記凹部の底部を異方的にエッチングして、前記パッド電極上に前記半導体基板を貫通するビアホールを形成する工程と、
    前記凸部、前記ビアホールを含む前記半導体基板の第2の主面上に、絶縁膜を形成する工程と、
    前記ビアホールの底部の前記絶縁膜を選択的に除去し、前記パッド電極を露出する工程と、
    前記ビアホールを通して、前記パッド電極と電気的に接続され、かつ前記ビアホールから前記凸部上に延びる配線層を形成する工程と、
    前記配線層上に導電端子を形成する工程と、
    前記半導体基板を複数の半導体チップに分割する工程と、
    を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 半導体基板の第1の主面上に形成されたパッド電極を含む当該第1の主面にガラス基板を接着する工程と、
    前記パッド電極に対応する前記半導体基板の第2の主面上に凸部を形成するように、前記半導体基板の第2の主面の一部上をエッチングする工程と、
    前記凸部に隣接し、かつ前記パッド電極の上方に位置する前記半導体基板の第2の主面上を等方的にエッチングして、当該第2の主面の一部上に凹部を形成する工程と、
    前記凹部の底部を異方的にエッチングして、前記パッド電極上に前記半導体基板を貫通するビアホールを形成する工程と、
    前記半導体基板の第2の主面上に形成された前記凸部、前記ビアホールの各々のエッジをエッチングにより平滑化する工程と、
    前記凸部、前記ビアホールを含む前記半導体基板の第2の主面上に、絶縁膜を形成する工程と、
    前記ビアホールの底部の前記絶縁膜を選択的に除去し、前記パッド電極を露出する工程と、
    前記ビアホールを通して、前記パッド電極と電気的に接続され、かつ前記ビアホールから前記凸部上に延びる配線層を形成する工程と、
    前記配線層上に導電端子を形成する工程と、
    前記半導体基板を複数の半導体チップに分割する工程と、
    を具備することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 前記配線層を形成する工程は、
    前記絶縁膜上に、無電解メッキ法もしくはスパッタ法によりシード層を形成する工程と、
    前記シード層上に、電解メッキ法により配線層を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1,2,3,4のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  6. 前記配線層上に導電端子を形成する工程は、
    前記配線層上に、無電解メッキ法によりメッキ層を形成する工程と、
    前記メッキ層上に、開口部を有したソルダーマスクを形成する工程と、
    前記開口部において露出した前記メッキ層の一部上に、導電端子を形成する工程と、
    を含むことを特徴とする請求項1,2,3,4,5のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  7. 前記半導体基板を複数の半導体チップに分割する工程は、
    レーザービーム照射によって行うことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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