JP2005100772A - 燃料改質装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料電池システムの燃料改質装置において、副燃焼部で生成されるNOxを低減して、燃焼器全体で充分なNOx排出量低減効果を得ることを課題とする。
【解決手段】起電燃料となる水素含有ガスを生成する改質器7、燃焼ガスを生成する燃焼器6を備えた燃料電池システム1の燃料改質装置30において、燃焼器6を主燃焼部20と副燃焼部18の2つの燃焼部、およびその間の燃料予蒸発部19、それぞれの前記燃焼部に燃料を供給する主燃料噴射弁16および副燃料噴射弁15で構成し、システムの起動時には、燃料予蒸発部19で必要な熱量を発生するための所定量の燃料と空気とを副燃焼部18において希薄燃焼させ、主燃焼部20で燃焼される燃料を副燃料部18からの燃焼ガスを用いて燃料予蒸発部19において予蒸発させ、当該予蒸発で得られた予蒸発燃料と空気とを主燃焼部20において予混合希薄燃焼させるように構成した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、燃料電池システムに関し、特に、排気、起動・停止性、過渡応答性等を改善した燃料電池システムの燃料改質装置に関する。
従来から、水素リッチガスと、空気などの酸素含有ガスによる電気化学反応を利用して発電を行う燃料電池が知られている。燃料電池には、通常、酸素含有ガスとして空気が用いられ、水素含有ガスとしては炭化水素燃料(たとえば、ガソリン)と水と酸素とを用いて、水素と二酸化炭素とを生成する改質反応により得られる改質ガスが用いられる。これらの改質反応を行う燃料改質装置は水蒸気反応や部分酸化反応のどちらか、あるいは両方を併用した燃料改質器、シフト反応により改質ガス中の一酸化炭素濃度を低減するシフト反応器、選択酸化反応により改質ガス中の一酸化炭素濃度を低減する選択酸化反応器、各反応器の中間に設けられた改質ガスの温度を適切に保つ熱交換器などの複数の要素により構成される。
燃料電池システムを車両用駆動電源に採用するには、起動時間の短縮が解決すべき課題の一つとなっている。特に、燃料改質装置の各要素を如何に早く反応に適した温度に昇温し水素リッチガスを生成できるかが課題となっている。
従来の燃料改質装置の昇温法として、起動時に燃焼器に燃料と空気を供給して燃焼させ、ここで得られた燃焼ガスを燃料改質装置内に流通させる事で燃料改質装置の各要素を加熱する技術がある。しかしながら、燃料にガソリンのような常温で液体である炭化水素燃料を用いる場合には、燃焼器において空気中に燃料を噴出させて燃焼させると拡散燃焼となるため、燃焼ガス中に高濃度の窒素酸化物(NOx)が生成されるという問題点があった。同様な問題点に対し、燃焼器一般における排気低減技術として、液体燃料を予蒸発させ、空気と空気過剰の割合で予混合させ、燃焼器へ供給し予混合希薄燃焼を行う技術がある。
例えば、副燃焼部において理論混合比付近の混合比で燃焼を行った燃焼ガスと、希釈空気とを混合し、液体燃料の着火温度以下まで温度を低下させた高温ガス生成し、これに液体燃料を供給し予蒸発させ、後段の主燃焼部に供給し予混合希薄燃焼を行う技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−177011号公報
上記特開平4−177011号公報に記載の技術では、副燃焼部での燃焼ガス温度が1200〜2000℃に設定されている。一般に、空気過剰率、燃焼(ガス)温度およびNOx生成量の間には図4に示すような関係があることが知られている。図4において、左矢印(←)のついたグラフは燃焼温度の特性を示し、右矢印(→)のついたグラフはNOx生成量の特性を示している。
特開平4−177011号公報に記載の技術では、主燃焼部では予混合希薄燃焼によるNOx低減が可能となるが、副燃焼部における空気と燃料の割合は理論混合比付近とされている。このため、副燃焼部において多量のNOxが生成され、この結果、燃焼器から排出されるNOx量のほとんどが副燃焼部で生成されるNOxが占めることになる。このように、特開平4−177011号公報に記載の排気低減技術では、副燃焼部でのNOx低減が難しいため、燃焼器全体で充分なNOx排出量低減効果が得られないという課題があった。
上記目的を達成するため、請求項1に係わる発明は、起電燃料となる水素含有ガスを生成する燃料改質器、および燃焼ガスを生成する燃焼器とを備えた燃料改質装置であって、システムの起動時には、前記燃焼器へ液体燃料と空気とを供給し、生成される燃焼ガスを装置本体内に流通する事で昇温を行う燃料改質装置において、前記燃焼器を主燃焼部と副燃焼部の2つの燃焼部、およびその間の燃料予蒸発部、それぞれの前記燃焼部に燃料を供給する主燃料噴射弁および副燃料噴射弁とから構成し、システムの起動時には、前記燃料予蒸発部で必要な熱量を発生するための所定量の燃料と空気とを前記副燃焼部において希薄燃焼させ、前記主燃焼部で燃焼される燃料を前記副燃料部からの燃焼ガスを用いて燃料予蒸発部において予蒸発させ、当該予蒸発で得られた予蒸発燃料と空気とを前記主燃焼部において予混合希薄燃焼させることを特徴とするものである。
本発明においては、システムの起動時に、燃料予蒸発部で必要な熱量を発生する所定量の燃料と、燃料に対し所定の空気過剰率となる空気とを副燃焼部に供給して希薄燃焼させる際に、所定の燃料量としては、主燃焼部で燃焼される燃料を予蒸発させるのに必要な熱量であり、予蒸発される燃料量から比例関係をもって決定し、また所定の空気過剰率としてはNOx生成量、あるいはNOx生成量と関連付けられた燃焼温度が所定の許容範囲以下となる様に決定する。このように燃焼させることで、副燃焼部におけるNOx生成量を充分に低減することができる(一般的には燃焼温度900℃以下でNOx生成量が極めて小さくなる)。そして、主燃焼部で燃焼される燃料を副燃焼部からの燃焼ガスを用いて燃料予蒸発部において予蒸発させ、予蒸発燃料と空気とを所定の空気過剰率の混合し、主燃焼部において予混合希薄燃焼させる。このように燃焼させることで主燃焼部においてはNOx生成量は極めて低くなる。この結果、副燃焼部および主燃焼部での生成量の合計として燃焼器からのNOx排出量を大幅に低減することができる。また、この様に生成された高温の燃焼ガスを燃料改質装置内に流通することで、燃料改質装置の速やかな起動を実現することができる。
以下、本発明に係わる燃料改質装置を実施するための最良の形態を示す実施例を図面を参照しながら説明する。
まず、実施例1に係わる燃料改質装置が適用される燃料電池システムの概要について説明する。図1は、実施例1における燃料電池システムの一例を示すブロック図である。
燃料電池システム1は、電気化学反応により起電力を得る燃料電池スタック2と、圧縮空気(酸素含有ガス)を供給するコンプレッサ5と、起動時において燃料改質装置に燃焼ガスを供給する燃焼器6と、改質反応により起電燃料となる水素含有ガスを生成する燃料改質装置30と、その他、図示の各構成要素とを備えている。
改質原料としての炭化水素燃料(たとえば、ガソリン)と水とは、燃料タンク10、水タンク(図示せず)に収容され、燃料ポンプ11、水ポンプ(図示せず)によって燃料改質装置30へ送られる(一部経路は図示せず)。
燃料改質装置30は、改質器(燃料改質器)7、シフト反応器8、選択酸化反応器9から構成される。改質器7は、燃料および水と、コンプレッサ5から供給される空気とを混合して、燃料の水蒸気改質反応や酸化反応とによって水素リッチガスを生成する。本実施例では、吸熱反応である水蒸気反応で必要とされる熱量を、発熱反応である酸化反応により生じた熱量で賄うことで、別途の加熱器を省略あるいは小能力化できる、いわゆるオートサーマル型を採用している。改質器7から燃料電池スタック2の燃料極3側へ供給される改質ガス中に含まれる一酸化炭素による燃料電池スタック2の被毒を防ぐために、改質器7と燃料電池スタック2との間に、シフト反応により一酸化炭素濃度を低減するシフト反応器8、選択酸化反応により一酸化炭素を低減する選択酸化反応器9が配置される。
燃料電池スタック2の空気極4側にコンプレッサ5からの圧縮空気が供給されるとともに、燃料極3側には燃料改質装置30からの改質ガスが供給されることにより、電気化学反応を利用して発電が行われる。
システム起動時には、燃料と空気が燃焼器6へ送られ、希薄燃焼が行われる。燃焼ガスは改質器7、シフト反応器8、選択酸化反応器9内を流通し、これらを昇温する。
まず、実施例1に係わる燃料改質装置について説明する。図2は、実施例1における燃焼器6の詳細な構成を示すブロック図である。燃焼器6は、副燃焼部18と主燃焼部20の2つの燃焼部、およびその間の燃料予蒸発部19、それぞれの燃焼部に燃料を供給する副燃料噴射弁15および主燃料噴射弁16、それぞれの燃焼部に空気を供給する空気制御弁13,14、および熱交換器21を備えている。ここで、副燃料噴射弁15は主燃料噴射弁16より低流量の噴射弁を用いて構成される。また、燃料器6の各部には、グロープラグ(あるいはスパークプラグ)22,24、燃焼ガス温度センサ23,25、熱交換器出口ガス温度センサ26が接続されている。
なお、燃料改質装置30の各部には、図1に示すように、改質器温度センサ27、シフト反応器温度センサ28、選択酸化反応器温度センサ29(以下、これらを適宜に温度センサという)が接続されている。
また、燃料電池システム1の電子制御装置(図示せず)は、マイクロコンピュータを内蔵しており、これには、燃焼ガス温度センサ23,25、熱交換器出口ガス温度センサ26、各温度センサ27,28,29からの温度信号、図示しないスロットルセンサ、車速センサからの信号が入力される。電子制御装置は、これらの入力信号に基づいて、コンプレッサ5、燃料ポンプ11、空気制御弁13,14、燃料噴射弁15,16およびグロープラグ22,24などの作動をマイクロコンピュータのプログラムを用いて制御する。
次に、実施例1における燃料改質装置について説明する。本実施例における燃料改質装置の運転状態に応じた燃焼器各部の動作を図3に示す。
図5は、燃料改質装置の起動初期における実施例1の動作を示すフローチャートである(なお、図5では本文の説明順とフローチャートの動作順が一部異なる)。
電子制御装置は、燃料電池システム1の起動信号を検出すると(ステップS101)、図2の温度センサ27から改質器温度TRを検出し(ステップS102)、この改質器温度TRが所定の温度TR0より低いかどうかを判断する(ステップS103)。ここで、YESであれば、以下の手順で燃焼を開始して、燃料改質装置の昇温を行う。まず、副燃焼部18に空気制御弁13、副燃料噴射弁15で調量された空気、燃料を供給し、さらにグロープラグ22,24を通電して着火し希薄燃焼させる(ステップS104〜S106)。この際の燃料量は燃料予蒸発部19で必要な熱量、すなわち主燃焼部20で燃焼させる燃料を予蒸発させるために必要な熱量であり、予蒸発される燃料量から比例関係をもって決定される。また、空気量は図4に示すような空気過剰率、燃焼温度およびNOx生成量の関係から、NOx生成量、あるいはNOx生成量と関連付けられた燃焼温度が所定の許容範囲以下となる空気過剰率から決定される。続いて、燃料予蒸発部19に副燃焼部18からの燃焼ガスを供給し、燃焼ガス中に主燃料噴射弁16により調量された改質用燃料(以下、単に燃料という)を噴射し、燃料を予蒸発させ、空気制御弁14により調量された空気を導入し、予混合気を生成する。この際の空気過剰率は副燃焼部18における空気過剰率の決定と同様になされる。この様に形成された予混合希薄混合気を主燃焼部20においてグロープラグ(図示せず)に通電して着火し予混合希薄燃焼させる(ステップS107〜S109)。この様に生成された燃焼ガスを燃料改質装置内に流通し、機器の昇温を行う。なお、ステップS103でNOであれば、ステップS108以降の処理を実行する。
上述したように、システム起動時においては、燃料予蒸発部19で必要な熱量を発生する所定量の燃料と、この燃料に対し所定の空気過剰率となる空気とを副燃焼部18に供給することにより、希薄燃焼させている。この際、所定の燃料量は、主燃焼部20で燃焼される燃料を予蒸発させるのに必要な熱量であり、予蒸発される燃料量から比例関係をもって決定される。また、所定の空気過剰率はNOx生成量、あるいはNOx生成量と関連付けられた燃焼温度が所定の許容範囲以下となる様に決定される。一般的には、燃焼温度900℃以下でNOx生成量が極めて小さくなる。このように燃焼させることで、副燃焼部18におけるNOx生成量を充分に低減することができる。そして、主燃焼部20で燃焼される燃料を副燃焼部18からの燃焼ガスを用いて燃料予蒸発部19において予蒸発させ、予蒸発燃料と空気とを所定の空気過剰率の混合し、主燃焼部20において予混合希薄燃焼させる。このように燃焼させることで主燃焼部20においてはNOx生成量は極めて低くなる。結果として、副燃焼部18および主燃焼部20での生成量の合計として、燃焼器6からのNOx排出量を大幅に低減することができる。また、この様に生成された高温の燃焼ガスを燃料改質装置内に流通することで、燃料改質装置30の速やかな起動を実現することができる。
また、副燃料噴射弁15は主燃料噴射弁16より低流量の噴射弁を用いて構成しているため、以下のような効果がある。すなわち、副燃料噴射弁15からの供給燃料量は主燃料噴射弁16から供給する燃料を蒸発させるために必要な量であり、主燃料噴射弁16からの供給量に比べ、非常に低く設定される。この際、主燃料噴射弁16と副燃料噴射弁15とを同流量の噴射弁で構成すると、負荷に応じた燃料流量制御として簡便な方法である間欠噴射デューティによる噴射量制御を適用した場合、副燃料噴射弁15の作動が極端な低デューティとなり、副燃焼部18における燃焼の間欠化を招き、好ましくない。このため、副燃料噴射弁15を主燃料噴射弁16より低流量に構成することにより、この問題を回避して、簡便なデューティ制御で燃料流量制御を行うことが可能となる。
次に、主燃焼部20の燃焼開始後は、主燃焼部20の下流に設けられた熱交換器21により予熱された空気が燃料予蒸発部19に導入される。図6は、主燃焼部20の燃焼開始後における実施例1の動作を示すフローチャートである。
電子制御装置は、図2の熱交換器出口ガス温度センサ26から熱交換器出口ガス温度THを検出し(ステップS201)、この熱交換器出口ガス温度THが所定の温度TH0より高いかどうかを判断する(ステップS202)。ここで、YESであれば、副燃料噴射弁15の動作を停止し(ステップS203)、空気制御弁13を閉じ(ステップS204)、副燃焼部18における燃焼を停止する。そして、副燃焼部18からの燃焼ガスに代えて、熱交換器21により予熱された高温空気を用いて予混合気を生成し、引き続き主燃焼部20で予混合希薄燃焼を行う。
上述したように、主燃焼部20の燃焼開始後においては、主燃焼部20下流に設けられた熱交換器21により予熱された高温空気を燃料予蒸発部19に導入することで主燃焼部20で燃焼される燃料を予蒸発させることができ、副燃焼部18における燃焼を停止することが可能となる。すなわち、燃焼器6からのNOx排出量の大半が生成される副燃焼部18において、主燃焼部20での燃焼開始後のNOx生成を無くすることができ、大幅なNOx低減効果が得られる。
次に、燃料改質装置30が昇温された後、主燃焼部20での燃焼を停止し、以下のような燃料改質運転に移行する。本実施例では、主燃料噴射弁16を改質器7へ燃料を供給する噴射弁として動作させ、また、熱交換器21により予熱された空気を用いて燃料の予蒸発を行うように構成している。図7は、システム起動後の改質運転時における実施例1の動作を示すフローチャートである。
電子制御装置は、図2の温度センサ27から改質器温度TRを検出し(ステップS301)、この改質器温度TRが所定の温度TR1より高いかどうかを判断する(ステップS302)。ここで、YESであれば、主燃料噴射弁16により調量された燃料を供給し(ステップS303)、また、空気制御弁14により燃料過剰となる空気量を調量し、燃料予蒸発部19へ供給する(ステップS304)。そして、形成された燃料過剰の混合気を改質器7へ導入する。ここで、シフト反応器8、選択酸化反応器9の温度を検出し、運転を切り替えるよう構成しても良い。
上述したように、燃料改質運転時に、主燃料噴射弁16を改質器7へ燃料を供給する噴射弁として動作させることにより、両噴射弁を共用でき、部品数の削減が可能となる。
なお、副燃焼部18からの燃焼ガスを用いて燃料予蒸発部19において燃料を予蒸発させるように構成しても良い。すなわち、燃料に液体燃料を用いる場合、これを予蒸発させ改質器に供給することが望ましいが、上記のように構成した場合は、副燃焼部18からの燃焼ガスを用いて燃料の予蒸発が可能となるため、改質運転用に別途燃料予蒸発器を設ける必要が無く、部品数の大幅な削減が可能となる。
次に、システム起動後に、一時的に燃料改質運転を停止して次回の燃料改質運転に備え燃料改質装置30の保温を行う、アイドル運転時について説明する。図8は、アイドル運転時における実施例1の動作を示すフローチャートである(なお、図8では、本文の説明順とフローチャートの動作順が一部異なる)。
電子制御装置は、スロットル開度TVOおよび車速VSを検出し(ステップS401,S402)、このスロットル開度TVOが0で、かつ車速VSが所定の車速VS0より低いかどうかを判断する(ステップS403)、ここで、YESであれば、主燃料噴射弁16の動作を停止し(ステップS404)、空気制御弁14を閉じ、主燃焼部20における燃焼を停止する(ステップS405)。そして、副燃焼部18に空気制御弁13、副燃料噴射弁15により調量された空気、燃料を供給し、グロープラグ22,24を用いて着火し希薄燃焼させる(ステップS406〜S408)。この際の燃料量は、燃料改質装置30の保温に必要な熱量から決定される。また、空気量は起動時と同様所定の空気過剰率となる様、決定される。
上述したように、システム起動後に、一時的に燃料改質運転を停止して次回の燃料改質運転に備え燃料改質装置30の保温を行う、アイドル運転時には、燃焼器6における必要発熱量が起動時より大幅に低く、主燃焼部20における燃焼負荷範囲以下になる場合があるが、この場合に、副燃焼部18のみで燃焼を行い、燃焼ガスを装置に流通する事で燃料改質装置30の保温を行うことが可能となる。
次に、システム停止時には、以下のように燃焼器6において希薄燃焼を行い、生成された高温の燃焼ガスを用いて燃料改質装置30内をパージする。図9は、システム停止時における実施例1の動作を示すフローチャートである(なお、図9では、本文の説明順とフローチャートの動作順が一部異なる)。
電子制御装置は、燃料電池システム1の停止信号を検出し(ステップS501)、停止動作に入る。停止開始後時間t=0とし(ステップS502)、主燃焼部下流に設けられた熱交換器21により燃料予蒸発部19に導入された高温空気中に、主燃料噴射弁16により調量された燃料を噴射し(ステップS505,S506)、燃料を予蒸発させ予混合気を生成し、主燃焼部20でグロープラグを用いて着火し予混合希薄燃焼を行う(ステップS503)。続いて、t=t+Δtとして(ステップS507)、tが所定のパージ時間t0に達するまでステップS505〜S507の動作を継続する。所定のパージ時間t0経過後(ステップS504でNO)は、主燃料噴射弁16の動作を停止し(ステップS508)、空気制御弁14を閉じ(ステップS509)、停止運転を完了する。この際、空気制御弁14および主燃料噴射弁16を停止運転開始からの時間に応じて、空気および燃料量が徐々に減ぜられる様に制御し、パージガス量を徐々に減ずるように制御しても良い。
上述のように、システム停止時には、液体燃料と空気とを燃焼器6へ供給し希薄燃焼させ、生成された高温の燃焼ガスを用いて燃料改質装置30内をパージすることにより、残存する燃料を除去するため安全な停止が可能となる。また、残存する水蒸気を除去するためシステム停止後の水凝縮を防止でき、凝縮水による次回起動時の起動時間の遅延を防止することが可能となり、かつこの際のNOx排出量を大幅に低減できる。
次に、実施例2に係わる燃料改質装置について説明する。図10は、実施例2に係わる燃料改質装置が適用される燃料電池システム1の一例を示すブロック図である。
本実施例では、燃焼器6aが改質器(図1参照)を兼ねる点が実施例1と異なる。その他の構成要素は実施例1における図1と同じであり、同等部分を同一符号で示している。燃焼器6aは、詳細な構成を図11に示すように、主燃焼部20aを触媒燃焼部として構成し、改質運転時には燃料過剰の状態で改質器として動作するものである。その他の構成要素は実施例1における図2と同様であり、同等部分を同一符号で示している。本実施例における燃料改質装置の運転状態に応じた燃焼器各部の動作を図12に示す。
以下、実施例2の説明として、実施例1とは異なる燃料改質運転時についてのみ説明する。
燃料改質運転時には、熱交換器21により予熱された空気を空気制御弁14により燃料過剰に空気量を調量し、燃料予蒸発部19に導入する。また、主燃料噴射弁16により調量された燃料を燃料予蒸発部19に供給し、高温の空気を用いて燃料の予蒸発を行う。そして、形成された燃料過剰の混合気を起動時の触媒燃焼部を兼ねた主燃焼部20aへ導入し燃料改質を行う。
上述したように、主燃焼部20aを触媒燃焼部として構成し、燃料改質運転時には、これを燃料過剰の状態で改質器として動作させることにより、燃焼器6aとして燃料改質装置中に設ける部品数の削減が可能となる。また、その結果、システム起動時に昇温が必要な部品数が削減されることから起動時間の短縮が可能となる。また、システム停止時にパージが必要な部品数が削減されることから、停止時間の短縮が可能となる。さらに、これら起動、停止時間の短縮に伴い、燃焼器運転時間が短縮するため、NOx排出量の大幅な低減が可能となる。
また、主燃焼部20a下流に設けた熱交換器21により予熱した空気を用いて燃料を蒸発させるため、主燃焼部20aにおける燃焼を停止することが可能となる。したがって、改質運転中の燃焼器からのNOx生成を無くすることができる。
なお、副燃焼部18からの燃焼ガスを用いて燃料予蒸発部19において燃料を予蒸発させるように構成しても良い。すなわち、燃料に液体燃料を用いる場合、これを予蒸発させ改質器に供給することが望ましいが、上記構成によれば、副燃焼部18からの燃焼ガスを用いて燃料の予蒸発が可能となるため、改質運転用に別途燃料予蒸発器を設ける必要が無く、部品数の大幅な削減が可能となる。
次に、燃料改質運転中の負荷急増時において、熱交換器21の応答遅れにより燃料予蒸発部19に導入される熱量が不足する場合には、以下のようにこれを補う。図13は、燃料改質運転中の負荷急増時における実施例2の動作を示すフローチャートである(なお、図13では、本文の説明順とフローチャートの動作順が一部異なる)。
電子制御装置は、スロットル開度変化量ΔTVOを検出し(ステップS601)、このスロットル開度変化量ΔTVOが所定の変化量TVO1より大きいかどうかを判断する(ステップS602)。ここで、YESであれば、空気制御弁13、副燃料噴射弁15を作動させ、調量された空気と燃料を副燃焼部18に導入しグロープラグを用いて着火し燃焼させ(ステップS603〜S605)、この燃焼ガスと熱交換器21により予熱された空気の両方を用いて、燃料予蒸発部19において増加した燃料を蒸発させる。この様に形成された予混合希薄混合気を主燃焼部20aへ導入するとともに、主燃料噴射弁16により調量された燃料、および空気制御弁14により燃料過剰となる空気量を調量して、主燃焼部20aへ供給する(ステップS606,S607)。
上述したように、燃料改質運転中の負荷急増時に、熱交換器21の応答遅れにより燃料予蒸発部19で不足する熱量を、副燃焼部18からの燃焼ガスにより補うことが可能となるため、増加した燃料を確実に蒸発させることができる。この結果、燃料改質装置の過渡応答性を向上することが可能となる。
また、図14に示すように、熱交換器21の特性を常用負荷域、例えば最大負荷の30〜50%負荷範囲において熱交換効率が最大となる様に設定し、これより負荷が増加した場合に、空気制御弁13、副燃料噴射弁15を作動させて空気と燃料を副燃焼部18に導入し、グロープラグを用いて着火し燃焼させ、この燃焼ガスと熱交換器21により予熱された空気の両方を用いて、燃料予蒸発部19において増加した燃料を蒸発させる構成としても良い。
上述したように、熱交換器21を常用負荷域において熱交換効率が最大となる様設定することにより、常用負荷域における熱効率の向上が図れる。また、負荷増加時には、燃料予蒸発部19で不足する熱量を副燃焼部18からの燃焼ガスにより補うことができるので、増加する燃料を確実に蒸発させることができる。
以上説明したように、本実施例に係わる燃料改質装置によれば、燃焼器6において、燃料電池システムの起動時に燃料予蒸発部19で必要な熱量を発生する所定量の燃料と空気とを副燃焼部18において希薄燃焼させ、主燃焼部20で燃焼される燃料を副燃焼部18からの燃焼ガスを用いて燃料予蒸発部19において予蒸発させ、予蒸発燃料と空気とを主燃焼部20において予混合希薄燃焼させる様構成することで、特に燃料改質装置30の排気、ならびに、起動・停止性、過渡応答性を改善することが可能となる。
なお、上記実施例においては、本発明に係わる燃料改質装置が、改質器、シフト反応器、選択酸化反応器とから構成される例について説明したが、その他の、起動時に反応に適した温度への昇温が必要な燃料改質装置から構成される燃料改質装置にも適用できる。
実施例1における燃料電池システムの一例を示すブロック図。 実施例1における燃焼器の詳細な構成を示すブロック図。 実施例1における燃料改質装置の運転状態に応じた燃焼器各部の動作を示す説明図。 燃焼器における空気過剰率、燃焼温度と窒素酸化物生成量との関係を示す特性図。 燃料改質装置の起動初期における実施例1の動作を示すフローチャート。 主燃焼部の燃焼開始後における実施例1の動作を示すフローチャート。 システム起動後の改質運転時における実施例1の動作を示すフローチャート。 アイドル運転時における実施例1の動作を示すフローチャート。 システム停止時における実施例1の動作を示すフローチャート。 実施例2における燃料電池システムの一例を示すブロック図。 実施例2における燃焼器の詳細な構成を示すブロック図。 実施例2における燃料改質装置の運転状態に応じた燃焼器各部の動作を示す説明図。 燃料改質運転中の負荷急増時における実施例2の動作を示すフローチャート。 改質器負荷と空気量、熱交換器効率とを示す特性図。
符号の説明
1…燃料電池システム
2…燃料電池スタック
3…燃料極
4…空気極
5…コンプレッサ
6…燃焼器
6a…燃焼器(〜改質器)
7…改質器(燃料改質器)
8…シフト反応器
9…選択酸化反応器
10…燃料タンク
11…燃料ポンプ
13,14…空気制御弁
15…副燃料噴射弁
16…主燃料噴射弁
18…副燃焼部
19…燃料予蒸発部
20…主燃焼部
20a…主燃焼部(〜触媒燃焼部)
21…熱交換器
22,24…グロープラグ
23,25…燃焼ガス温度センサ
26…熱交換器出口ガス温度センサ
27…改質器温度センサ
28…シフト反応器温度センサ
29…選択酸化反応器温度センサ
30…燃料改質装置

Claims (11)

  1. 起電燃料となる水素含有ガスを生成する燃料改質器、および燃焼ガスを生成する燃焼器とを備え、システムの起動時には、前記燃焼器へ液体燃料と空気とを供給し、生成される燃焼ガスを装置本体内に流通する事で昇温を行う燃料電池システムの燃料改質装置において、
    前記燃焼器を主燃焼部と副燃焼部の2つの燃焼部、およびその間の燃料予蒸発部、それぞれの前記燃焼部に燃料を供給する主燃料噴射弁および副燃料噴射弁とから構成し、システムの起動時には、前記燃料予蒸発部で必要な熱量を発生するための所定量の燃料と空気とを前記副燃焼部において希薄燃焼させ、前記主燃焼部で燃焼される燃料を前記副燃料部からの燃焼ガスを用いて燃料予蒸発部において予蒸発させ、当該予蒸発で得られた予蒸発燃料と空気とを前記主燃焼部において予混合希薄燃焼させることを特徴とする燃料改質装置。
  2. 前記主燃焼部の下流に熱交換器を設け、前記主燃焼部の燃焼開始後に、前記副燃焼部における燃焼を停止し、前記熱交換器において燃焼ガスとの熱交換により予熱した空気を前記燃料予蒸発部に導入することにより前記主燃焼部で燃焼される燃料を予蒸発させることを特徴とする請求項1に記載の燃料改質装置。
  3. 前記副燃料噴射弁が前記主燃料噴射弁より低流量の噴射弁で構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の燃料改質装置。
  4. システム起動後の改質装置アイドル運転時には、前記副燃焼部のみで燃焼を行い、当該燃焼で得られた燃焼ガスを装置内に流通する事で燃料改質装置の保温を行うことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載の燃料改質装置。
  5. システム停止時には、前記燃焼器へ液体燃料と空気とを供給し、生成される燃焼ガスを装置内に流通する事で、燃料改質装置内をパージすることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の燃料改質装置。
  6. システム起動後の改質運転時には、前記主燃料噴射弁を前記燃料改質器へ改質用燃料を供給する噴射弁として動作させることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の燃料改質装置。
  7. 前記主燃焼部を、空気過剰の状態で燃料を燃焼させうる触媒を有する触媒燃焼部として構成し、システム起動後の改質運転時には、前記主燃焼部における燃焼を停止し、前記主燃焼部に供給する燃料と空気との割合を燃料過剰の割合とし、前記触媒燃焼部を燃料改質器として動作させることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の燃料改質装置。
  8. システム起動後の改質運転時には、前記改質用燃料を、前記副燃焼部からの燃焼ガスを用いて前記燃料予蒸発部において予蒸発させることを特徴とする請求項6または7項に記載の燃料改質装置。
  9. 前記主燃焼部下流に熱交換器を設け、システム起動後の改質運転時には、前記燃焼器における燃焼を停止し、前記熱交換器において改質ガスとの熱交換により予熱した空気を前記燃料予蒸発部に導入することにより改質用燃料を予蒸発させることを特徴とする請求項6ないし8のいずれか一項に記載の燃料改質装置。
  10. 改質運転中の負荷急増時には、前記副燃焼部において燃焼を行うことで、前記燃料予蒸発部に導入される高温ガス量を増加し、増加する改質用燃料を予蒸発させることを特徴とする請求項9に記載の燃料改質装置。
  11. 前記熱交換器を常用負荷域において熱交換効率が最大となる様設定し、常用負荷域以上への負荷増加時には、前記副燃焼部において燃焼を行うことで、前記燃料予蒸発部に導入される高温ガス量を増加し、増加する改質用燃料を予蒸発させることを特徴とする請求項9または10に記載の燃料改質装置。
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