JP2005100576A - 情報記録再生方法、情報記録再生装置および情報記録媒体 - Google Patents

情報記録再生方法、情報記録再生装置および情報記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】 不正コピーを防止することができる情報記録方法、情報記録装置、情報再生方法、情報再生装置および情報記録媒体を提供することにある。
【解決手段】 所定のデータを復号化のためのキー情報とすることにより、ファイルをコピーした場合、ファイル管理情報内に記録されているファイルサイズ分のデータだけ読み取られるため、ファイルサイズを超えた領域のデータが読み取られることがなくなる。このため、当該領域をチェックすることで対象ファイルが不正にコピーされたものか否かを判定することができ、アクセスを禁止することが可能となるので、不正コピーを防止することができる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、媒体に記録されたデジタル情報を保護するための情報記録方法、情報記録装置、情報再生方法、情報再生装置および情報記録媒体に関するものである。
近年、アプリケーションソフトウェア、静止画、動画などのコンテンツは、その大容量化に伴いCD−ROMなどの媒体にファイルの形態で記録されて配布(販売)されるのが一般的である。
これらの媒体は、一般に最小記録・再生単位は、最小情報単位と異なっている。具体的には、CD媒体においては、最小記録・再生単位はセクタであり、最小情報単位はバイト(もしくはビット)である。
また、複数のファイルが記録されているような場合に、それぞれのファイルの所在を容易に取得するために、何らかのファイル管理情報を同時に記録することが一般的である。
このファイル管理情報は、各ファイルの媒体上の所在地(以下「アドレス」と呼ぶ)、容量(以下「サイズ」と呼ぶ)、作成日等の情報が含まれており、あるファイルを使用するような場合には、最初にこの管理情報を用いてファイルの媒体上のアドレス、サイズを特定し、次に媒体上の該当するアドレスを読み出すことで、ファイルの実体を取得している。
ファイルの存在するアドレスは、一般的に媒体の最小記録・再生単位(CD媒体ではセクタ。以下便宜上「セクタ」と表現する)以上の値である。これは、最小情報単位で表現すると、そのアドレスを示すために必要な情報量が増大し、実際に記録・管理可能なファイル数が減少してしまうためであるのと、管理情報の簡略化のためである。
このような媒体に記録されているデータはデジタルデータであり、他の媒体にコピーしても品質の劣化が生じないという特徴がある。このことを悪用して、本来CD媒体に記録されているデータやアプリケーションプログラム等を、不正にHDD等にコピーされてしまうという問題がある。
このような課題に対し、本出願人はセクタの余りに所定のデータを記録しておき、当該データが確認できない場合にアクセスを禁止するという発明を提案した(例えば、特許願第2003−48562号、特許文献1、2参照)。
特開平7−262001号公報 特開2001−266478号公報
ところで、上述した技術において、媒体上に記録されているデータをファイルとしてではなく、セクタデータとして読み出すことで、記録されている内容が容易に判別することが可能となってしまう。例えば当該ファイルがテキストデータの場合、セクタ情報を直接読み出してファイル形式で保存すれば、実質的にHDD等へのデータコピーが可能となってしまうという課題がある。
また、例えば1セクタが2048バイトで、ファイルサイズが2000バイト、所定のデータ量が50バイトであるような場合、ファイルの実体が記録されているアドレスには2050バイト分のデータを記録する必要がある。このような場合、当該ファイルの記録には2セクタを要するが、ファイル管理情報としては1セクタしか確保されない。
ここで、他にファイルが存在するような場合、そのアドレスが次のセクタを示していると、不整合が生じる。
さらに、例えばファイルサイズがセクタの大きさの倍数に等しいような場合は、所定のデータを記録することができないという課題がある。
そこで本発明の目的は、不正コピーを防止することができる情報記録方法、情報記録装置、情報再生方法、情報再生装置および情報記録媒体を提供することにある。
請求項1記載の発明は、最小記録・再生単位と最小情報単位とが異なる記録媒体に、ファイルとファイル管理情報とを記録し、前記ファイル管理情報に前記ファイルのアドレスとサイズとを含ませ、前記ファイルのアドレスを前記記録媒体のセクタ単位とし、前記ファイルのサイズを最小情報単位とし、前記ファイルの実体が記録されているアドレスの、前記ファイルサイズを超えた領域に所定のデータを記録する情報記録方法であって、前記ファイルは予め暗号化されており、前記所定のデータは復号化のためのキー情報であることを特徴とする。
請求項2記載の発明は、最小記録・再生単位と最小情報単位とが異なる記録媒体に、ファイルとファイル管理情報とを記録し、前記ファイル管理情報に前記ファイルのアドレスとサイズとを含ませ、前記ファイルのアドレスを前記記録媒体のセクタ単位とし、前記ファイルのサイズを最小情報単位とし、前記ファイルの実体が記録されているアドレスの、前記ファイルサイズを超えた領域に所定のデータを記録する情報記録方法であって、前記ファイルは予め暗号化されており、前記所定のデータは復号化のためのディスク固有の情報であることを特徴とする。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記ディスク固有の情報は、前記ディスクに予め記録されているATIP情報もしくはTOC内のポインタ情報であることを特徴とする。
請求項4記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記所定のデータのデータ量を、当該ファイルの実体を記録するのに必要なセクタ分の領域から、ファイルサイズを減じた量以下とすることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1または2記載の発明において、前記ファイルサイズがセクタの大きさの倍数に等しい場合、前記所定のデータを前記ファイルの実体の次に設定し、他のファイルの記録アドレスを、前記所定のデータを考慮したアドレスに設定することを特徴とする。
請求項6記載の発明は、最小記録・再生単位と最小情報単位とが異なる媒体に、ファイルとファイル管理情報とを記録する手段と、前記ファイル管理情報に前記ファイルのアドレスとサイズとを含ませる手段と、前記ファイルのアドレスを媒体のセクタ単位とし、前記ファイルのサイズを最小情報単位とし、前記ファイルの実体が記録されているアドレスの、前記ファイルサイズを超えた領域に所定のデータを記録する手段と、を備えた情報記録装置であって、前記ファイルは予め暗号化されており、前記所定のデータは復号化のためのキー情報であることを特徴とする。
請求項7記載の発明は、最小記録・再生単位と最小情報単位とが異なる媒体に、ファイルとファイル管理情報とを記録する手段と、前記ファイル管理情報に前記ファイルのアドレスとサイズとを含ませる手段と、前記ファイルのアドレスを媒体のセクタ単位とし、前記ファイルのサイズを最小情報単位とし、前記ファイルの実体が記録されているアドレスの、前記ファイルサイズを超えた領域に所定のデータを記録する手段と、を備えた情報記録装置であって、前記ファイルは予め暗号化されており、前記所定のデータは復号化のためのディスク固有の情報であることを特徴とする。
請求項8記載の発明は、請求項7記載の発明において、前記ディスク固有の情報は、前記ディスクに予め記録されているATIP情報もしくはTOC内のポインタ情報であることを特徴とする。
請求項9記載の発明は、請求項6または7記載の発明において、前記所定のデータのデータ量を、当該ファイルの実体が記録されるのに必要なセクタ分の領域から、ファイルサイズを減じた量以下とする手段を備えたことを特徴とする。
請求項10記載の発明は、請求項6または7記載の発明において、前記ファイルサイズがセクタの大きさの倍数に等しい場合、前記所定のデータを前記ファイルの実体の次に設定し、他のファイルの記録アドレスを、前記所定のデータを考慮したアドレスに設定する手段を備えたことを特徴とする。
請求項11記載の発明は、最小記録・再生単位と最小情報単位とが異なり、ファイルとファイル管理情報とが記録され、前記ファイル管理情報に前記ファイルのアドレスとサイズとが含まれ、前記ファイルのアドレスが前記記録媒体のセクタ単位であり、前記ファイルのサイズが最小情報単位であり、前記ファイルの実体が記録されているアドレスの、前記ファイルサイズを超えた領域に所定のデータが記録された情報記録媒体であって、前記ファイルは予め暗号化されており、前記所定のデータは復号化のためのキー情報であることを特徴とする。
請求項12記載の発明は、最小記録・再生単位と最小情報単位とが異なり、ファイルとファイル管理情報とが記録され、前記ファイル管理情報に前記ファイルのアドレスとサイズとが含まれ、前記ファイルのアドレスが前記記録媒体のセクタ単位であり、前記ファイルのサイズが最小情報単位であり、前記ファイルの実体が記録されているアドレスの、前記ファイルサイズを超えた領域に所定のデータが記録された情報記録媒体であって、前記ファイルは予め暗号化されており、前記所定のデータは復号化のためのディスク固有の情報であることを特徴とする。
請求項13記載の発明は、請求項12記載の発明において、前記ディスク固有の情報は、前記ディスクに予め記録されているATIP情報もしくはTOC内のポインタ情報であることを特徴とする。
請求項14記載の発明は、請求項13記載の発明において、前記所定のデータのデータ量は、当該ファイルの実体を記録するのに必要なセクタ分の領域から、ファイルサイズを減じた量以下であることを特徴とする。
請求項15記載の発明は、請求項11または12記載の発明において、前記ファイルサイズがセクタの大きさの倍数に等しい場合、前記所定のデータが前記ファイルの実体の次に設定され、他のファイルの記録アドレスが、前記所定のデータを考慮したアドレスに設定されていることを特徴とする。
請求項16記載の発明は、最小記録・再生単位と最小情報単位とが異なり、ファイルとファイル管理情報とが記録され、前記ファイル管理情報に前記ファイルのアドレスとサイズとが含まれ、前記ファイルのアドレスがセクタ単位であり、前記ファイルのサイズが最小情報単位であり、前記ファイルの実体が記録されているアドレスの、前記ファイルサイズを超えた領域に所定のデータが記録された記録媒体の情報を再生する情報再生方法であって、前記記録媒体のファイル使用時に当該領域をチェックし、所定のデータを確認することができない場合に、ファイルアクセスを禁止することを特徴とする。
請求項17記載の発明は、請求項16記載の発明において、前記所定のデータのデータ量は、当該ファイルの実体を記録するのに必要なセクタ分の領域から、ファイルサイズを減じた量以下であることを特徴とする。
請求項18記載の発明は、請求項16記載の発明において、前記ファイルサイズがセクタの大きさの倍数に等しい場合、前記所定のデータが前記ファイルの実体の次に設定され、他のファイルの記録アドレスが、前記所定のデータを考慮したアドレスに設定されていることを特徴とする。
請求項19記載の発明は、最小記録・再生単位と最小情報単位とが異なり、ファイルとファイル管理情報とが記録され、前記ファイル管理情報に前記ファイルのアドレスとサイズとが含まれ、前記ファイルのアドレスがセクタ単位であり、前記ファイルのサイズが最小情報単位であり、前記ファイルの実体が記録されているアドレスの、前記ファイルサイズを超えた領域に所定のデータが記録された記録媒体の情報を再生する情報再生装置であって、前記記録媒体のファイル使用時に当該領域をチェックする手段と、所定のデータを確認することができない場合に、ファイルアクセスを禁止する手段とを備えたことを特徴とする。
請求項20記載の発明は、請求項19記載の発明において、前記所定のデータのデータ量は、当該ファイルの実体を記録するのに必要なセクタ分の領域から、ファイルサイズを減じた量以下であることを特徴とする。
請求項21記載の発明は、請求項19記載の発明において、前記ファイルサイズがセクタの大きさの倍数に等しい場合、前記所定のデータが前記ファイルの実体の次に設定され、他のファイルの記録アドレスが、前記所定のデータを考慮したアドレスに設定されていることを特徴とする。
(作用)
所定のデータを復号化のためのキー情報とすることにより、ファイルをコピーした場合、ファイル管理情報内に記録されているファイルサイズ分のデータだけ読み取られるため、ファイルサイズを超えた領域のデータが読み取られることがなくなる。このため、当該領域をチェックすることで対象ファイルが不正にコピーされたものか否かを判定することができ、アクセスを禁止することが可能となるので、不正コピーを防止することができる。
不正コピーを防止することができる情報記録方法、情報記録装置、情報再生方法、情報再生装置および情報記録媒体の提供を実現することができる。
次に本発明の一実施の形態における情報記録再生装置である光ディスクドライブ装置(以下「ドライブ装置」という)の概略構成について図1を参照して説明する。尚、同ドライブ装置での記録媒体としてはCD媒体(光ディスク)の場合で説明する。
大容量の情報を記録する装置として、光ディスクが使用されている。ここで、光ディスクとドライブ構成とについて概略を説明する。一般的なCD−RディスクとCD−Eディスクとは、書き込みが可能な(記録可能な)CD(コンパクトディスク)である。前者のCD−R(CD−レコーダブル)は、1回だけ書き込みが可能なCDである(なお、CD−Write Onceともいわれている)。
また、後者のCD−E(CD−イレーザブル)は、複数回の書き込みが可能なCDである(なお、CD−RW:CDリライタブルともいわれている)。これらのCD−RやCD−Eディスク、すなわち、光ディスクは、図1に示すようなドライブ装置によって情報の記録再生が行われる。
図1に示すドライブ装置において、1は光ディスク、2はスピンドルモータ、3は光ピックアップ、4はモータドライバ、5はリードアンプ、6はサーボ手段、7はCDデコーダ、8はATIPデコーダ、9はレーザコントローラ、10はCDエンコーダ、11はCD−ROMエンコーダ、12はバッファRAM、13はバッファマネージャ、14はCD−ROMデコーダ、15はATAPI/SCSIインターフェース、16はD/Aコンバータ、17はROM、18はCPU、19はRAMを示し、LBはレーザ光、Audioはオーディオ出力信号を示す。
図1に示す矢印はデータが主に流れる方向を示し、図1を簡略化して表記するために、各ブロックを制御するCPU18には、太線のみを付けて各ブロックとの接続を省略している。ROM17には、CPU18にて解読可能なコードで記述された制御プログラムが格納されている。
尚、ドライブ装置の電源がオン状態になると、プログラムは図示されないメインメモリにロードされ、CPU18はそのプログラムに従って各部の動作を制御すると共に、制御に必要なデータを一時的にRAM19に保存する。
図1に示すように、ドライブ装置の動作として、光ディスク1は、スピンドルモータ2によって回転駆動される。このスピンドルモータ2は、モータドライバ4とサーボ手段6とにより、線速度が一定になるように制御される。この線速度は段階的に変更することが可能である。光ピックアップ3は、図示されない半導体レーザ、光学系、フォーカスアクチュエータ、トラックアクチュエータ、受光素子およびポジションセンサを内蔵しており、レーザ光LBを光ディスク1に照射する。
また、光ピックアップ3は、図示されない半導体レーザ、光学系、フォーカスアクチュエータ、トラックアクチュエータ、受光素子およびポジションセンサを内蔵しており、レーザ光LBを光ディスク1に照射する。また、この光ピックアップ3はシークモータによってスレッジ方向への移動が可能である。これらのフォーカスアクチュエータ、トラックアクチュエータ、シークモータは、受光素子とポジションとから得られる信号に基づいて、モータドライバ4とサーボ手段6とにより、レーザ光LBのスポットが光ディスク1上の目的の場所に位置するように制御される。
次に再生時(リード時)には、光ピックアップ3によって得られた再生信号が、リードアンプ5で増幅されて2値化された後、CDデコーダ7に入力される。CDデコーダ7に入力された2値化データは、このCDデコーダ7において、EFM(Eight to Fourteen Modulation)復調される。
尚、記録データは、8ビットずつまとめられてEFM変調されており、このEFM変調では、8ビットを14ビットに変換し、結合ビットを3ビット付加して合計17ビットにする。この場合に、結合ビットは、それまでの「1」および「0」の数が平均的に等しくなるように付けられる。これを「DC成分の抑制」といい、DCカットされた再生信号のスライスレベル受動が抑圧される。
復調されたデータは、デインターリーブ処理およびエラー訂正処理が行われる。その後、このデータは、CD−ROMデコーダ14へ入力され、データの信頼性を高めるために、さらにエラー訂正の処理が行われる。このように、2回のエラー訂正処理が行われたデータは、バッファマネージャ13によって一旦バッファRAM12に蓄積され、セクタデータとして揃った状態で、ATAPI/SCSIインターフェース15を介して、図示しないホストコンピュータへ一気に転送される。
尚、音楽データの場合には、CDデコーダ7から出力されたデータが、D/Aコンピュータ16へ入力され、アナログのオーディオ出力信号Audioとして取り出される。
また、記録時(ライト時)には、ATAPI/SCSIインターフェース15を介して、ホストコンピュータから送られてきたデータは、バッファマネージャ13によって一旦、バッファRAM12に蓄積される。そして、バッファRAM12内にある程度の量のデータが蓄積された状態で、記録動作(ライト動作)が開始されるが、この場合には、その前にレーザスポットを書き込み開始地点に位置させる必要がある。この地点は、トラックの蛇行により予め光ディスク1上に刻まれているウォブル信号によって求められる。
このウォブル信号には、ATIP(Absolute Time In Pre−groove)と呼ばれる絶対時間情報が含まれており、この絶対時間情報がATIPデコーダ8によって取り出される。また、このATIPデコーダ8によって生成される同期信号は、CDエンコーダ10へ入力され、光ディスク1上の正確な位置へのデータの書き込みを可能にしている。バッファRAM12のデータは、CD−ROMエンコーダ11やCDエンコーダ10において、エラー訂正コードの付加やインターリーブが行われ、レーザコントローラ9、光ピックアップ3を介して、光ディスク1に記録される。
尚、EFM変調されたデータや、ビットストリームとしてチャンネルビットレート4.3218Mbps(標準速)でレーザを駆動する。この場合の記録データは、588チャンネルビット単位でEFMフレームを構成する。チャンネルクロックとは、このチャンネルビットの周波数のクロックを意味する。
以上が図1のドライブ装置の構成および動作の概要である。
次に図2は図1に示したドライブ装置を使用した情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。
この情報処理装置には、主制御装置(CPU)20、インターフェース21、記録装置(HDD:ハードディスク)22、表示装置23および入力装置24等を備えている。主制御装置20は、マイクロコンピュータ、メインメモリ(図示せず)等を含んで構成され、情報処理装置(ホスト)の全体を制御する。
マイクロコンピュータは、記録媒体への情報の記録時や再生時において暗号化されたファイルに対しキー情報に基づいて復号化処理を行うようになっている。
インターフェース21は、光ディスクドライブ装置との双方方向の通信インターフェースであり、ATAPIおよびSCSI等の標準インターフェースに準拠している。インターフェース21はドライブ装置のインターフェース15と接続されている。
尚、各インターフェース間の接続形態は、通信ケーブル(例えば、SCSIケーブル)等の通信線を用いたケーブル接続だけでなく、赤外線等を利用したワイヤレス接続であってもよい。
記録装置(HDD:ハードディスク)22には、主制御装置20のマイクロコンピュータで解読可能なコードで記述されたプログラムが格納されている。
尚、情報処理装置の駆動電源がオン状態になると、前記プログラムは主制御装置20のメインメモリにロードされる。
表示装置23は、例えばCRT、液晶ディスプレイ(LCD)およびプラズマディスプレイパネル(PDP)等の表示部(図示せず)を備え、主制御装置20からの各種情報を表示する。
入力装置24は、例えばキーボード、マウスおよびポインティングデバイス等のうち少なくとも一つの入力媒体(図示せず)を備え、ユーザから入力された各種情報を主制御装置20に通知する。
尚、入力媒体からの情報はワイヤレス方式で入力されてもよい。また、表示装置23と入力装置24とが一体化したものとして、例えばタッチパネル付きCRT等がある。
情報処理装置は、オペレーティングシステム(以下「OS」という)を搭載している。そして、情報処理装置を構成する全てのデバイスはOSによって管理されるものとする。
図3は、図1に示した情報処理装置に用いられる光ディスクのフォーマットであり、セクタ31がセクタ0(31)から順にセクタ番号(1、2、…、N)が与えられる。このセクタ番号は、アドレスとして使用される。
図4は、情報記録媒体におけるファイル管理情報としてCD媒体に対して用いられることの多い、ISO9660ファイルシステムレイアウトの一例である。通常、CDがドライブに装着された後、PVD32から順にVolume Descriptorが読み取られる。
PVD32に記録されているアドレス情報からPT34を読みこむ。
以下、アクセスしたいファイルが存在するディレクトリを読みこんだPT34より検索し、PT34に記録されているDR35のアドレス情報からDR35を読みこみ、DR35に記録されているアドレス情報からFE36を読みこむ。
ここで、セクタについては、一般にCDでは1セクタ当たりのデータ量は2048バイトである。また、図4において、PVD32は、Primary Volume Descriptorの略で、ディスクに記録されている一連のファイル群(以下「ボリューム」という)に関する情報が記録される。ここに、後述するPath TableやRoot Directoryのアドレス等も記録される。
PT33は、Path Tableの略で、ボリューム中の全ディレクトリ情報(ディレクトリ名、アドレス、親ディレクトリ等)を並べたテーブルである。DR35は、Directory Recordの略で、各ディレクトリに含まれるファイルやディレクトリ情報(名前、アドレス、ファイルサイズ等)が記録される。FE36は、File Extentの略で、ファイルの実体が記録される。
次に、本発明の情報記録方法・再生方法を図5および図6により説明する。
図5は、本発明に係る情報記録方法を適用した記録媒体のレイアウト例で、FE領域に記録されているファイルの実体の後に、所定のデータが記録されていることを示している。
次に、本発明に係る情報再生方法について、図6により説明する。図6は本発明にかかる情報再生方法を適用したファイル読み出し処理を示すフローチャートである。
まず、ファイル読み出し処理を実行すると、ファイル管理情報から、ファイル実体のアドレス・サイズを確認する(ステップS1)。
このステップS1で得られた情報から、ファイル実体の後に記録されている所定のデータを読み出す(ステップS2)。
読み出したデータが正しいかどうかを確認し(ステップS3)、読み出したデータが正しくない場合はファイルの読み出し処理を中止する(ステップS4)。
読み出したデータが正しい場合、ファイル実体読み出し処理を開始する(ステップS5)。
所定のデータを用いてファイルの実体を復号する(ステップS6)。
ここで、復号の前提となる暗号化については、別途実施されていればよい(図6に示すフローチャートはファイル読み出し処理であり、特に記載はしていない。敢えて暗号化について言及すると、ファイル作成→暗号化実施→暗号化済みファイル・復号用データ記録→終了となる。また、暗号化処理は、ファイルをディスクに記録するときに実施しても、ディスクに記録する前に、予め実施しても良い。このようなパスで記録されたディスクからデータを読み出す際には、図6に示したフローチャートに従う。)。
次に、本発明に係る情報記録方法を図7(a)、(b)を参照して説明する。
所定のデータのサイズが無制限であるとすると、ファイルサイズと所定のデータサイズによっては、図7(a)のように、ファイルサイズで確保されているセクタを超えてしまう。本発明に係る情報記録方法では、ファイル実体の記録に必要なセクタ分の領域とファイルサイズから所定のデータサイズが決定する。この場合、レイアウトとしては図7(b)のようになり、ファイルサイズで確保されているセクタを超えてしまうことがなくなる。
尚、図7(a)は従来の情報記録方法を適用した情報記録媒体のレイアウトを示す図であり、図7(b)は本発明の情報記録方法を適用した情報記録媒体のレイアウトを示す図である。
次に、本発明に係る情報記録方法を図8(a)、8(b)を参照して説明する。
図8(a)は従来の情報記録方法を適用した情報記録媒体のレイアウトを示す図であり、図8(b)は本発明の情報記録方法を適用した情報記録媒体のレイアウトを示す図である。
ファイルサイズがセクタサイズの倍数に等しいような場合、ファイル管理情報から見ると図8(a)のようになってしまう。本発明に係る情報記録方法を用いることにより、図8(b)のようなレイアウトになるので、不整合は生じない。
ところで、図9は本発明に係る情報再生方法を適用した他のファイル読み出し処理を示すフローチャートである。
図9に示したフローチャートの図6に示したフローチャートとの相違点は、ファイル実体読み出し開始処理(ステップS5、P5)とファイル復号処理(ステップS6、P7)との間にデータ・情報を取得する処理(ステップP6)を挿入した点である。
ステップP3における「所定のデータ」は、セクタの余りに記録されたディスク固有の情報であり、この「ディスク固有の情報」は例えば、(a)ディスクに予め記録されているアドレス情報であるATIP情報(例えばリードインスタートタイム或いはリードアウトスタートタイム)もしくは(b)TOC(Table Of Contents:ディスクに記録されているTrackの数・長さ・各Trackの開始位置や終了位置、Sessionの数、位置などの情報)内のポインタ情報をいう。すなわちこれらATIP情報やTOC内のポインタ情報の値を取得する(あるいは所定の値であることを要する)ことになる。
まず、ファイル読み出し処理を実行すると、ファイル管理情報から、ファイル実体のアドレス・サイズを確認する(ステップP1)。
このステップS1で得られた情報から、ファイル実体の後に記録されている所定のデータを読み出す(ステップP2)。
読み出したデータが正しいかどうかを確認し(ステップP3)、読み出したデータが正しくない場合はファイルの読み出し処理を中止する(ステップP4)。
読み出したデータが正しい場合、ファイル実体読み出し処理を開始する(ステップP5)。
所定のデータとしてのATIP情報やTOC内のポインタ情報の値を取得する(ステップP6)。
所定のデータ(ディスク固有の情報)を用いてファイルの実体を復号する(ステップP7)。
本実施の形態において、ファイルをコピーした場合には、ファイル管理情報内に記録されているファイルサイズ分のデータだけが読み取られるため、ファイルサイズを超えた領域のデータが読み取られることはない。そのため、当該領域をチェックすることで対象ファイルが不正にコピーされたものかどうかを判定することができ、アクセスを禁止することが可能となるので、不正コピーを防ぐことが可能となる。さらに、当該ファイルは暗号化されており、セクタ単位で読み出された場合にも、記録されている内容が容易に解読されてしまうことされてしまうことを防ぐことが可能となる。また、仮にこれらが取り出されたとしても、復号化のためにはディスク固有の情報を要するため、実データを復号化されてしまうことを防ぐことができる。
なお、図9では所定のデータとしてのATIP情報やTOC内のポインタ情報の値を取得する処理(ステップP6)がステップP5とステップP7との間に挿入されているが、本発明はこれに限定されるものではなく、ステップP1とステップP2との間に挿入するようにしてもよい。
本発明は情報記録方法、情報記録装置、情報再生方法および情報再生装置だけでなく、情報記録媒体に適用してもよいが、説明は省略する。
<発明の効果>
ファイルをコピーした場合には、ファイル管理情報内に記録されているファイルサイズ分のデータだけが読み取られるため、ファイルサイズを超えた領域のデータが読み取られることはない。そのため、当該領域をチェックすることで対象ファイルが不正にコピーされたものかどうかを判定することができ、アクセスを禁止することが可能となるので、不正コピーを防ぐことが可能となる。さらに、該ファイルは暗号化されており、セクタ単位で読み出された場合にも、記録されている内容が容易に解読されてしまうことを防ぐことが可能となる。
例えば1セクタが2048バイトで、ファイルサイズが2000バイトのような場合には、所定のデータ量が48バイト以下となるので、ファイルの実体(例えばエンクリプトが施されている)が記録されているアドレスには1セクタ分以下のデータを記録すれば良く、ファイル管理情報と不整合を起こす可能性がなくなる。
ファイルサイズがセクタの大きさに等しいような場合にも、ファイル管理情報に不整合を生じさせること無く、前述したような所定のデータを記録することが可能となる。
媒体上に記録されたファイルに対して、あらかじめ前述した情報記録方法が適用されているので、前述したような情報再生方法を用いるだけで、不正コピーを防ぐことが可能となる。
<その他>
ここで、特開平7−262001号公報記載の発明は、請求項1から5において、ファイルの記録されている物理アドレスと論理アドレスの関係をあらかじめ記憶させ、このアドレス関係を比較することで不正使用を防止するものであり、本発明とは異なる。この公報の請求項6では、欠陥管理システム上で実現可能な方法であり、本発明は欠陥管理システムの有無に関わり無く実現可能である。この公報の請求項7はコピー作成時に関わるものであり、本発明とは関係がない。
同公報の請求項8の原本のIDという表現は本発明で言うところの所定のデータと一見類似しているように見えるが、本発明ではIDの記録方法に関してレーザビーム照射に限定するものではなく、また、ソフトウェア中にID(本発明で言うところの所定のデータ)の記録されている箇所を組み込む必要はない。同公報の請求項9、10は、一般に光ディスクへのデータ記録は、CD−Rと呼ばれるライトワンスディスクの場合、レーザビーム照射による不可逆変化を利用したものであり、公知である。
特開2001−266478号公報記載の発明は、請求項1から3において、一部の同期信号が除去されたダミーファイルを備えることによる、不正コピーを防止する記録媒体に関する発明であり、本発明とは異なる。
またこの公報の請求項4、5も一部の同期信号が除去されたダミーファイルを備えることが要件に含まれているため、本発明とは異なる。
公開前の当社先願等対外的には公知でないが、社内では知られているものは、いずれも本発明とは異なるが、不正コピーを防ぐための情報記録・再生方法に関わるものである。
例えば、特許願第2002−331312号「ディスク属性を識別してプログラム起動をコントロール」、特許願第2002−332526号「製品搭載レベルコピーガード1」等が挙げられる。
また本明細書でも言及しているように、特許願第2003−48562号は、本発明のベースとなる発明である。
本発明の一実施の形態における情報記録再生装置である光ディスクドライブ装置の概略構成を示す図である。 図1に示したドライブ装置を使用した情報処理装置の概略構成を示すブロック図である。 図1に示した情報処理装置に用いられる光ディスクのフォーマットである。 情報記録媒体におけるファイル管理情報としてCD媒体に対して用いられることの多い、ISO9660ファイルシステムレイアウトの一例である。 本発明に係る情報記録方法を適用した記録媒体のレイアウト例である。 本発明に係る情報再生方法を適用したファイル読み出し処理を示すフローチャートである。 (a)は従来の情報記録方法を適用した情報記録媒体のレイアウトを示す図であり、(b)は本発明の情報記録方法を適用した情報記録媒体のレイアウトを示す図である。 (a)は従来の情報記録方法を適用した情報記録媒体のレイアウトを示す図であり、(b)は本発明の情報記録方法を適用した情報記録媒体のレイアウトを示す図である。 本発明に係る情報再生方法を適用した他のファイル読み出し処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1 光ディスク
2 スピンドルモータ
3 光ピックアップ
4 モータドライバ
5 リードアンプ
6 サーボ手段
7 CDデコーダ
8 ATIPデコーダ
9 レーザコントローラ
10 CDエンコーダ
11 CD−ROMエンコーダ
12 バッファRAM
13 バッファマネージャ
14 CD−ROMデコーダ
15 ATAPI/SCSIインターフェース
16 D/Aコンバータ
17 ROM
18 CPU
19 RAM
LB レーザ光
Audio オーディオ出力信号

Claims (21)

  1. 最小記録・再生単位と最小情報単位とが異なる記録媒体に、ファイルとファイル管理情報とを記録し、
    前記ファイル管理情報に前記ファイルのアドレスとサイズとを含ませ、
    前記ファイルのアドレスを前記記録媒体のセクタ単位とし、前記ファイルのサイズを最小情報単位とし、前記ファイルの実体が記録されているアドレスの、前記ファイルサイズを超えた領域に所定のデータを記録する情報記録方法であって、
    前記ファイルは予め暗号化されており、前記所定のデータは復号化のためのキー情報であることを特徴とする情報記録方法。
  2. 最小記録・再生単位と最小情報単位とが異なる記録媒体に、ファイルとファイル管理情報とを記録し、
    前記ファイル管理情報に前記ファイルのアドレスとサイズとを含ませ、
    前記ファイルのアドレスを前記記録媒体のセクタ単位とし、前記ファイルのサイズを最小情報単位とし、前記ファイルの実体が記録されているアドレスの、前記ファイルサイズを超えた領域に所定のデータを記録する情報記録方法であって、
    前記ファイルは予め暗号化されており、前記所定のデータは復号化のためのディスク固有の情報であることを特徴とする情報記録方法。
  3. 前記ディスク固有の情報は、前記ディスクに予め記録されているATIP情報もしくはTOC内のポインタ情報であることを特徴とする請求項2記載の情報記録方法。
  4. 前記所定のデータのデータ量を、当該ファイルの実体を記録するのに必要なセクタ分の領域から、ファイルサイズを減じた量以下とすることを特徴とする請求項1または2記載の情報記録方法。
  5. 前記ファイルサイズがセクタの大きさの倍数に等しい場合、前記所定のデータを前記ファイルの実体の次に設定し、他のファイルの記録アドレスを、前記所定のデータを考慮したアドレスに設定することを特徴とする請求項1または2記載の情報記録方法。
  6. 最小記録・再生単位と最小情報単位とが異なる媒体に、ファイルとファイル管理情報とを記録する手段と、
    前記ファイル管理情報に前記ファイルのアドレスとサイズとを含ませる手段と、
    前記ファイルのアドレスを媒体のセクタ単位とし、前記ファイルのサイズを最小情報単位とし、前記ファイルの実体が記録されているアドレスの、前記ファイルサイズを超えた領域に所定のデータを記録する手段と、
    を備えた情報記録装置であって、
    前記ファイルは予め暗号化されており、前記所定のデータは復号化のためのキー情報であることを特徴とする情報記録装置。
  7. 最小記録・再生単位と最小情報単位とが異なる媒体に、ファイルとファイル管理情報とを記録する手段と、
    前記ファイル管理情報に前記ファイルのアドレスとサイズとを含ませる手段と、
    前記ファイルのアドレスを媒体のセクタ単位とし、前記ファイルのサイズを最小情報単位とし、前記ファイルの実体が記録されているアドレスの、前記ファイルサイズを超えた領域に所定のデータを記録する手段と、
    を備えた情報記録装置であって、
    前記ファイルは予め暗号化されており、前記所定のデータは復号化のためのディスク固有の情報であることを特徴とする情報記録装置。
  8. 前記ディスク固有の情報は、前記ディスクに予め記録されているATIP情報もしくはTOC内のポインタ情報であることを特徴とする請求項7記載の情報記録装置。
  9. 前記所定のデータのデータ量を、当該ファイルの実体が記録されるのに必要なセクタ分の領域から、ファイルサイズを減じた量以下とする手段を備えたことを特徴とする請求6または7記載の情報記録装置。
  10. 前記ファイルサイズがセクタの大きさの倍数に等しい場合、前記所定のデータを前記ファイルの実体の次に設定し、他のファイルの記録アドレスを、前記所定のデータを考慮したアドレスに設定する手段を備えたことを特徴とする請求項6または7記載の情報記録装置。
  11. 最小記録・再生単位と最小情報単位とが異なり、ファイルとファイル管理情報とが記録され、
    前記ファイル管理情報に前記ファイルのアドレスとサイズとが含まれ、
    前記ファイルのアドレスが前記記録媒体のセクタ単位であり、前記ファイルのサイズが最小情報単位であり、前記ファイルの実体が記録されているアドレスの、前記ファイルサイズを超えた領域に所定のデータが記録された情報記録媒体であって、
    前記ファイルは予め暗号化されており、前記所定のデータは復号化のためのキー情報であることを特徴とする情報記録媒体。
  12. 最小記録・再生単位と最小情報単位とが異なり、ファイルとファイル管理情報とが記録され、
    前記ファイル管理情報に前記ファイルのアドレスとサイズとが含まれ、
    前記ファイルのアドレスが前記記録媒体のセクタ単位であり、前記ファイルのサイズが最小情報単位であり、前記ファイルの実体が記録されているアドレスの、前記ファイルサイズを超えた領域に所定のデータが記録された情報記録媒体であって、
    前記ファイルは予め暗号化されており、前記所定のデータは復号化のためのディスク固有の情報であることを特徴とする情報記録媒体。
  13. 前記ディスク固有の情報は、前記ディスクに予め記録されているATIP情報もしくはTOC内のポインタ情報であることを特徴とする請求項12記載の情報記録媒体。
  14. 前記所定のデータのデータ量は、当該ファイルの実体を記録するのに必要なセクタ分の領域から、ファイルサイズを減じた量以下であることを特徴とする請求項13記載の情報記録媒体。
  15. 前記ファイルサイズがセクタの大きさの倍数に等しい場合、前記所定のデータが前記ファイルの実体の次に設定され、他のファイルの記録アドレスが、前記所定のデータを考慮したアドレスに設定されていることを特徴とする請求項11または12項記載の情報記録媒体。
  16. 最小記録・再生単位と最小情報単位とが異なり、ファイルとファイル管理情報とが記録され、
    前記ファイル管理情報に前記ファイルのアドレスとサイズとが含まれ、
    前記ファイルのアドレスがセクタ単位であり、前記ファイルのサイズが最小情報単位であり、前記ファイルの実体が記録されているアドレスの、前記ファイルサイズを超えた領域に所定のデータが記録された記録媒体の情報を再生する情報再生方法であって、
    前記記録媒体のファイル使用時に当該領域をチェックし、所定のデータを確認することができない場合に、ファイルアクセスを禁止することを特徴とする情報再生方法。
  17. 前記所定のデータのデータ量は、当該ファイルの実体を記録するのに必要なセクタ分の領域から、ファイルサイズを減じた量以下であることを特徴とする請求項16記載の情報再生方法。
  18. 前記ファイルサイズがセクタの大きさの倍数に等しい場合、前記所定のデータが前記ファイルの実体の次に設定され、他のファイルの記録アドレスが、前記所定のデータを考慮したアドレスに設定されていることを特徴とする請求項16項記載の情報再生方法。
  19. 最小記録・再生単位と最小情報単位とが異なり、ファイルとファイル管理情報とが記録され、
    前記ファイル管理情報に前記ファイルのアドレスとサイズとが含まれ、
    前記ファイルのアドレスがセクタ単位であり、前記ファイルのサイズが最小情報単位であり、前記ファイルの実体が記録されているアドレスの、前記ファイルサイズを超えた領域に所定のデータが記録された記録媒体の情報を再生する情報再生装置であって、
    前記記録媒体のファイル使用時に当該領域をチェックする手段と、
    所定のデータを確認することができない場合に、ファイルアクセスを禁止する手段とを備えたことを特徴とする情報再生装置。
  20. 前記所定のデータのデータ量は、当該ファイルの実体を記録するのに必要なセクタ分の領域から、ファイルサイズを減じた量以下であることを特徴とする請求項19記載の情報再生装置。
  21. 前記ファイルサイズがセクタの大きさの倍数に等しい場合、前記所定のデータが前記ファイルの実体の次に設定され、他のファイルの記録アドレスが、前記所定のデータを考慮したアドレスに設定されていることを特徴とする請求項19項記載の情報再生装置。
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