JP2005100362A - プログラム書き換え可能な電子装置およびプログラム書き換え方法 - Google Patents

プログラム書き換え可能な電子装置およびプログラム書き換え方法 Download PDF

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Abstract

【課題】書き換え可能不揮発メモリに内蔵されたプログラムの書き換えの失敗をリカバリする。
【解決手段】画像形成装置本体1から給紙ユニット8の組み込みプログラムの書き換えの指示がされると、バージョンアップ用のデータが画像形成装置本体1から給紙ユニット8に送信されて、CPU14の内蔵ROMのプログラムやデータが書き換えられる。その際、CPUは書き換えデータを所定単位毎にチェックして、所定単位ごとに書き換え動作を実行し、さらに、書き換えを行ったデータのデータ量をチェックして、データ書き換え動作を実行する。書き換えに失敗した場合には、再度電源の投入をし直すことで、装置の初期化処理において前回のバージョンアップの成功したか判定され、不成功であれば、再度バージョンアップを行わせる旨をオペレータに知らせて再バージョンアップを行わせる。
【選択図】図2

Description

本発明は、たとえば画像形成装置または画像形成装置のオプション装置において実行される制御プログラムのバージョンアップに関し、特に、バージョンアップ時の通信エラーを検出し、通信エラー発生時に再度バージョンアップ動作をさせ、バージョンアップを確実に遂行できる画像形成装置のオプション装置とそれを用いた画像形成装置およびプログラム制御機器のバージョンアップ方法に関するものである。
複写機やプリンタ、ディジタル複合機などの画像形成装置には、たとえば用紙のソートやステープル等の機能を有するフィニッシャや原稿フィーダなどといったオプションで装着されるオプション装置が用意されているものがある。これらオプション装置には、CPUを搭載した制御基板を持ち、CPUの内蔵メモリや制御基板に搭載されたメモリに記録されたプログラムを前記CPUにより実行することで、本体との連携や動作等を制御するものがある。このようなオプション装置の制御プログラムに誤りが発見された場合には、そのプログラムの誤りを修正する必要があり、また、オプション装置の機能拡張のために制御プログラムを更新する必要が生じることもある。このような場合にプログラムを修正する方法としては、以下の二つが一般的であった。
(1)プログラム等を記録したROMなどの記録媒体を交換する方法。
(2)オプション装置の制御プログラム等を記録する媒体として書き換え可能な不揮発性媒体を用い、その媒体に記録されたプログラムを書き換える方法。
(2)の方法では、通信を通じてプログラムを送信し、フラッシュメモリに格納されたプログラムのバージョンアップを行う方法も提案されている(特許文献1等参照)。これら2つの方法の内でも、装置の停止時間が短く、遠隔的な保守等を実現できる点から、通信を利用した(2)の方法が有利であり、実際に用いられる場合も多くなっている。
特開平9−97221号公報
しかしながら装置に内蔵された制御プログラム等を書き換える(2)の方法では以下のような課題があった。
課題1:ユーザにプログラム全体を書き換えさせる場合には、ユーザのオペレーションミスや書き換え途中の電源オフなどによりプログラムの書き換えに失敗する可能性がある。プログラムの書き換えに失敗するとオプション装置が動作不能となる場合もある。
課題2:通信によりプログラムのバージョンアップを行う場合、通信エラー等が発生し、それによってプログラムやデータの一部が欠損すると結果的にプログラムの書き換え(バージョンアップ)に失敗し、オプション装置が動作不能となる場合があった。
本発明は上記従来例に鑑みて成されたもので、従来のプログラム書き換え可能な装置及び書き換え方法を改良することを目的とする。また、通信によってプログラムやデータをバージョンアップする場合に、より確実にバージョンアップを実行可能な装置及び書き換え方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、以下のような構成を有する。
電子装置であって、データを書き換え可能に記憶するメモリと、
書き換え指示信号に応じて前記メモリの前記データの書き換え動作を実行するプロセッサとを備え、
前記プロセッサは、前記書き換え指示信号に応じて受信した書き換えデータを、所定単位毎にチェックして、所定単位ごとに書き換え動作を実行して、さらに、前記書き換えを行ったデータのデータ量をチェックして、データ書き換え動作を実行する。
あるいは、メモリへのデータ書き換え方法であって、
データを所定単位で前記メモリに書き込む工程と、
前記メモリに書き込む所定単位のデータをチェックする工程と、
前記書き込んだデータのデータ量チェックする工程とを有する。
本発明によれば、書き換え指示信号に応じて受信した書き換えデータを、所定単位毎にチェックして、所定単位ごとに書き換え動作を実行して、さらに、前記書き換えを行ったデータのデータ量をチェックして、データ書き換え動作を実行することで、書き換えられるデータの一部が欠損した場合でも再度の書き換えが促され、安全なプログラムの書き換えが可能となる。また、書き換えのためのデータの量をチェックすることで、データの欠落によるデータの書き換えの失敗を未然に防止できる。
[第1実施形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、第1の実施形態に係わる画像形成装置の構成を示す概略断面図である。画像形成装置は、本実施形態ではプリンタとしているが、複写機や複合機としてもまったく同様に本発明を適用できる。
<画像形成装置の構成および画像形成動作>
画像形成装置100は、画像形成装置本体1と、給紙ユニット8および排紙ユニット12という2つのオプション装置とから構成される。画像形成装置本体1は、電子写真処理部2と、搬送部3と、画像形成制御基板(本体コントローラ)4と、オペレーションパネル18とを有する。電子写真処理部2は、電子写真方式により画像を用紙上に形成する。搬送部3は、給紙ユニット8から電子写真処理部を経由して排紙ユニット12へと用紙を搬送する紙搬送経路を構成する。画像形成制御基板(本体コントローラ)4は、画像形成部CPU5が搭載されており、CPU5自身や基板4に搭載されたメモリに格納されたプログラムをCPU5により実行することで、画像形成処理やオプション装置との連携等、画像形成装置本体1に係る制御を実現する。画像形成制御基板(本体コントローラ)4は、給紙ユニット8とデータを交換するための通信部6や、排紙ユニット12とデータを交換するための通信部7を備えている。オペレーションパネル18は、画像形成制御基板(本体コントローラ)4とオペレーションパネル制御信号19により接続されている。これによって、オペレーションパネル18に装置状態に応じた表示を行ったり、オペレータによる入力を行わせることができる。
さらに画像形成装置本体1は、コンピュータ20と通信ライン21により接続されている。これによって、コンピュータ20から印刷のためのデータを画像形成装置100に送信して印刷させることや、書き換え用のプログラムやデータを画像形成装置100にダウンロードすることができる。
給紙ユニット8は、紙センサ11および給紙ユニット制御基板(給紙ユニットコントローラ)9を有しており、それには給紙ユニットCPU10が搭載されている。給紙ユニットCPU10は、画像形成部CPU5による制御の下で、給紙ユニット8を制御する。
排紙ユニット12は、各排紙ビンに用紙が満載されていることを検知するトレイ満載検知センサ15,16,17と、排紙ユニット制御基板13とを有する。排紙ユニット制御基板13には、画像形成部CPU5に制御下で排紙ユニット12を制御する排紙ユニットCPU14が搭載されている。
上記構成において画像形成装置100は、コンピュータ20からの指令に従って画像形成動作を実行する。画像形成装置100は、画像形成に必要な紙の枚数を計算し、給紙ユニット8に対して用紙枚数等を含む紙搬送情報を通信部6を通じて送信し、給紙を予約する。
また画像形成装置100は、コンピュータ20からの指定に従い、排紙ユニット12に対して、排出先のビンの指定などを含む排紙状態を規定するための紙搬送情報を通信部7を介して送信し、排紙を予約する。
給紙ユニット8は、給紙の予約のために受信した紙搬送情報に従い、給紙を開始する。給紙された紙は、紙搬送部3によって画像形成装置本体1に搬送される。給紙ユニット8は、給紙された紙がセンサ11を抜けた時点で、紙が給紙カセットに存在するかどうかを判定する。
画像形成装置本体1に搬送された紙は、電子写真処理部2によって画像が形成され、排紙ユニット12へ排紙される。排紙ユニット12は、排紙の予約のために受信した紙搬送情報に従い、画像形成装置本体1から搬送される紙を指定にしたがってビンへと排出する。
1枚の紙が完全にビン上に搬出されたタイミングで、排紙ユニット12は、満載センサ15−17の出力信号を確認して、そのビンに用紙が満載されているか否かを判定する。
給紙ユニット8は、紙無しが発生したら、その状況を通信部6を通じて画像形成装置本体1に通知する。排紙ユニット12は、満載が発生したら、その状況を通信部7を通じて画像形成装置本体1に通知する。
以上のようにして、画像形成装置100は動作し、画像形成装置本体1とオプションの給紙ユニット8および排紙ユニット12は連携している。もちろん、給排紙の予約や紙切れや満載の通知に限らず、そのほかのオプションユニットの状態の画像形成装置本体1への通知や、画像形成装置本体1からオプションユニットへの命令等の送信も必要に応じて行われる。
<オプション装置の制御プログラムの書き換え処理>
上記構成の画像形成装置において、オプション装置である給紙ユニット8及び排紙ユニット12のそれぞれの制御基板(コントローラ)9、13に搭載されたメモリあるいはそれぞれのCPU10、14内蔵のメモリに格納されたプログラムやデータを、以下のようにして書き変えることができる。なお本実施形態では、プログラムはCPUに内蔵されたフラッシュメモリに格納されている。
CPU5は、オペレーションパネル18を通じて、オペレータがバージョンアップ作業を実施することを知る。なお、上述したプログラムやデータの書き換えをバージョンアップと呼ぶ。バージョンアップ作業が実行されると、CPU5は、オペレーションパネル18上にバージョンアップ作業の状況を表示する。そしてCPU5は、バージョンアップ作業が正常に終了したかどうかをオペレーションパネル18を使用してオペレータに通知する。
オペレータは、オペレーションパネル18によりバージョンアップの作業にトラブルが生じたことを認識した場合には、再度バージョンアップ作業をやり直す。
図2に各CPUと入出力要素との関連を説明する。オペレータの操作等に応じて、外部コンピュータ20より通信部21を通じて印刷命令がCPU5に伝えられる。CPU5は、電子写真処理部2を制御し、画像形成処理を行う。CPU5は、通信部6を通じて、給紙ユニット8に対して紙搬送情報を送信し、給紙を予約する。CPU5は、通信部7を通じて排紙ユニット12に対して紙搬送情報を送信して排紙を予約する。
通信バッファ31,32,33は、複数のCPUが同一の通信ラインに接続できるようにするためのインターフェースICである。通信部6および通信部7を構成する通信線には、それぞれ終端抵抗34,35が接続されている。バッファ36は、オペレーションパネル用のバッファである。バッファ37は、通信ライン21のインターフェースICである。CPU5,CPU14,CPU10は、プログラムを記憶するフラッシュメモリと処理を実行するためのRAMと通信を制御する通信I/F を内蔵する。
CPU10は、通信部6を通じて紙搬送情報を取得する。この紙搬送情報のなかには、給紙ユニット8から給紙すべき紙の枚数が何枚であるかの情報が含まれている。CPU10は、給紙動作を制御するとともに、給紙ユニット8の内部に紙が存在するかどうかをセンサ11の値を入力ポートから入力し、紙無しが発生しているかどうかを判断する。
CPU14は、通信部7を通じて紙搬送情報を取得する。この紙搬送情報のなかには、排紙オプション12に対して各トレイへ排出すべき紙の枚数が何枚であるかの情報が含まれている。CPU14は、排紙動作を制御するとともに満載状況センサ15,16,17の値を入力ポートから入力し、満載が発生しているかどうかを判断する。
図3はCPU10に内蔵されたフラッシュメモリのアドレスマップである。このCPU10内蔵のフラッシュメモリは、消去再書込み可能な不揮発性メモリであり、一定サイズを単位として消去でき、再書込みすることができる。アドレスFE0000(16進表現。以下同様である。)〜FE2FFFには通信部6等により発生する割り込みのための割り込み処理プログラムが格納される。アドレスFE3000〜FF3FFFには紙搬送制御プログラムが格納される。アドレスFF4000〜FF9FFFにはデータテーブルが格納される。アドレスFFA000〜FFFFFFにはバージョンアッププログラムが格納される。通信でバージョンアップを実行する場合にはアドレスFE0000〜FF9FFFが書き換えられる。実際の給紙動作はFE0000〜FF9FFFに格納されたプログラムとデータとにより行われる。
(画像形成装置本体における処理手順)
図4乃至図7のフローに示す手順により本発明に係る画像形成装置におけるプログラムのバージョンアップ処理は遂行される。各図を参照してその内容を説明する前に、まずそれらの手順の関係を説明する。図4は、画像形成装置本体1のCPU5により実行される手順であり、印刷処理の他、オペレータによりバージョンアップの指示を受けた場合の処理が記載されている。これにより、たとえば装置のメーカから供給されるバージョンアップされたプログラムへと現行のプログラムを書き換えることができる。図5は、図4の手順による制御の下でバージョンアップをするオプションユニットの動作を示す。図5においては、たとえばステップS121から開始される処理は、ステップS124、S125を除いて図3のバージョンアッププログラムエリアに格納される。その一部として図7に記載されたプログラムもバージョンアッププログラムエリアに格納されている。ただし、図7においても、ステップS165以降は紙搬送制御プログラムエリアに格納されても良い。また、図5のステップS124,S125は紙搬送制御プログラムエリアに格納される。
図7は、オプションユニットの立ち上がり時に行われるオプションユニット制御CPUにより処理を表したもので、プログラムのバージョンアップが正常に行われなかった場合に再度バージョンアップする手順を示す。図6は、オプションユニットが立ち上がり、再度のバージョンアップを行う場合に、その処理に対応して行われる画像形成装置本体1のCPU5における処理を示す。特に図7の手順に対応したプログラムは、そのうちの再バージョンアップ処理に係る部分がバージョンアッププログラムエリアに格納されており、バージョンアップの対象とはならない。そのため、オプションユニットの制御プログラムのバージョンアップが正常に行われなかった場合でも正常に実行可能である。
まず図4に従って手順を説明する。図4は、CPU5によるバージョンアップ処理を含む処理フローチャートである。
S101:電源オンにより装置が立ち上がる。本体1の電源電力は給紙ユニット8や排紙ユニット12というオプションユニットにも供給され、それらオプションユニットも立ち上がる。
S102:画像形成装置本体1と給紙ユニット8と排紙ユニット12の初期化を実行する。初期化が終了すると画像形成可能な状態(レディ状態)となる。給紙ユニット8または排紙ユニット12のプログラムに不具合(バージョンアップが正常に完了しなかったことなど)が発見され、その通知を受けた場合には、ステップS102のシーケンスの中でバージョンアップを再実行する。この部分についての詳細は図6に示す。
S103:オペレータがオペレーションパネル18を使用してバージョンアップ開始指示を実行したかどうかを監視する。バージョンアップ開始指示がなければ通常の印字動作を実行する。なお、ステップS102の処理と、ステップS103以下の処理とを独立したタスクとし、ステップS103以下はコンピュータ20から何らかの信号を受信した場合に起動されるようにしてもよい。
S104:バージョンアップ指示を受信していない場合には、印刷命令が外部コンピュータ20から到着したかどうかを監視する。
S105:印刷命令に従って印刷処理を実行する。印刷処理が終了したらステップS103に戻り、バージョンアップ開始指示または印字命令を待つ。
S106:ステップS103においてバージョンアップの指示を受信していると判定された場合、バージョンアップを指示されたオプションユニットに対してバージョンアップの準備を実行するための準備コマンドを発行する。
S107:オプション側のバージョンアップ準備が整ったら、たとえばオペレーションパネル18にバージョンアップファイルの送信を促すメッセージを表示するなどして、オペレータに対してコンピュータ20からのバージョンアップファイルの送信を促す。バージョンアップファイルとは、更新後のフラッシュメモリの内容を含むファイルである。
S108:外部コンピュータ20からのバージョンアップファイルの送信が始まるのを待つ。
S109:外部コンピュータ20からのバージョンアップファイルをそれを構成する一定サイズのデータのまとまりごとに受信する。
S110:ステップS109で受信したデータがファイル送信の終了を通知するためのデータ(終了通知データ)であるかを判断する。
S111:終了通知データ以外の場合には、受信したデータをバージョンアップ対象のオプションユニットに送信する。このデータによりオプションユニットはバージョンアップすなわちROMに格納したプログラムやデータの書き換えを実行する。
(給紙オプションユニットにおけるバージョンアップ処理手順)
図5は、CPU10のバージョンアップ実行時のフローチャートである。画像形成装置本体1の電源オンに連動して給紙オプションが電源オンされた時点からCPU10により実行開始される。S121:画像形成装置本体1の電源オンに連動して給紙ユニットが電源オンされる。
S122:CPU5からの指示に従って給紙ユニット8の初期化を実行する。給紙ユニット8のプログラムに不具合が発見されたら再度バージョンアップを実行するが、その詳細は、図7にて説明する。不具合が発見されなければ、通常の初期化処理のみを行う。
S123:CPU5からバージョンアップ準備コマンドが到着したかを監視する。
S124:またCPU5から給紙命令が到着したかを監視する。
S125:給紙命令が到着したら、給紙処理を実行する。
S126:バージョンアップ準備コマンドが到着したら、バージョンアップ処理が中断し、プログラムに不具合が発生することに備えて、プログラムが正常に動作できるかどうかを判定するための暗号をクリアする。ここで暗号もCPU10に内蔵された消去再書込み可能な不揮発性メモリに記憶されている。なお、ここでは暗号としているが、たとえば書き換え対象となる領域を含むメモリの領域について計算されたCRC等の誤り訂正符号を保存しても良い。ステップS126では、計算対象の領域についてこの誤り訂正符号を再計算し、誤りが検出された場合には不具合があるものと判断できる。また、暗号と呼んでいるが、情報の秘匿を目的とするわけではないので、必ずしも暗号である必要はない。この暗号は、たとえば、図3のバージョンアップ対象領域の末尾の領域501に保存される。
S127:通信による書き換えエリアであるFE0000 からFF9FFFまでの範囲をクリアする。
S128:バージョンアップの準備が完了したことをCPU5に通知する。
S129:CPU5 から実際のバージョンアップデータの受信を始める。
S130:受信したバージョンアップデータをFE0000 からFF9FFFまでの範囲に順次書き込む。なお、バージョンアップ処理の詳細については、図9を用いて後で説明する。
S131:すでに受信した行数があらかじめバージョンアップに必要な行数に達しているかどうかを判断する。すなわち、ステップS131では、受信すべき量のデータを受信できたか否かが判断される。たとえば、バージョンアップの際には、割り込みプログラムエリア、紙搬送制御プログラムエリア、データテーブルエリアをすべて一括して書き換えるように決めておけば、そのデータ量は一定であるから、バージョンアップに必要なデータを全て受信できたか否かの判定は、ステップS131で受信したデータ量(行数)を計算すれば容易に行える。
S132:受信データが必要行数書き込まれたと判断したら、バージョンアップが完了したとみなす。そして、受信データの最終行データにプログラムが正常に動作できるかどうかを判定するための暗号を書き込む。前述したように、暗号としてバージョンアップ対象領域を対象とする誤り訂正符号を計算し、それを書き込んでもよい。また、暗号に限らず、例えばオプション装置の装置コード情報などを書き込んでも良い。
(給紙オプションユニットにおける不具合発生時のバージョンアップ処理手順)
図6において、給紙ユニット8のプログラムに不具合が発見された場合に再度バージョンアップを実行するためのCPU5のフローチャートを示す。図6は、図4のS102の一部を詳細に説明しているものである。特に給紙ユニット8のプログラムに不具合があるかどうかを確認する部分を説明する。排紙オプション12へのアクションも同一のフローチャートで処理できる。
S142:給紙ユニット8からプログラムに不具合が発生しているか正常であるかのステータスを取得する。不具合が無ければステップS151へ分岐する。このステータスは、後述する図7の手順において、給紙ユニット8が画像形成装置本体1に対して送信する。S143:給紙ユニット8のプログラムに不具合が発生している旨の通知を受信した場合には、給紙ユニット8のバージョンアップが必要である旨を示すメッセージをオペレーションパネルに表示する。
S144:そして、オペレータによるバージョンアップの指示を待つ。バージョンアップの指示が入力されたなら、バージョンアップをスタートさせるためのステップS145へ分岐する。
S145:この時点でCPU5は、給紙ユニット8に対し、これからバージョンアップファイルを給紙ユニット8に通知するための準備を給紙ユニットにさせるべく、準備コマンドを給紙ユニット8に送信する。
S146:オペレーションパネル上には、バージョンアップファイルのダウンロードの開始指示を待機している旨を表示する。
S147:外部コンピュータ20からのデータ受信の開始を監視する。
S148:データ受信がスタートしたら、データを受信する。
S149:データがバージョンアップファイルの末尾を示す最終データであるかどうかを判定する。
S150:最終データ(すなわちデータの終了を示すデータ)でなければ、データを給紙ユニット8に送信する。
S151:最終データまでの通信が終了し、バージョンアップファイルの受信を終了したなら、給紙ユニット8のメカ初期化の終了を待つ。
図7は、給紙ユニット8の制御プログラムの不具合を初期化処理において検査し、発見された場合には再度バージョンアップを実行するためのCPU10により実行される手順のフローチャートを示す。図7は、図5のS122の一部を詳細に説明しているものである。
CPU10は、まず給紙ユニット8のプログラムが正常であるかどうかを判定するために、暗号を読み取る(S162)。そして、読み取った暗号がただしければ(暗号が誤り訂正符号であれば、誤りが検出されない場合)プログラムは正常であると判断する(S163)。そして、プログラムが正常であればその旨を画像形成装置本体1のCPU5に通知し(S164)、不具合が発生していればその旨を画像形成装置本体1のCPU5に通知する(S167)。図6の手順は、これらの通知を受信した時点から開始されている。
プログラムが正常であれば、メカの初期化を実行する(S165)。一方プログラムに不具合があった場合には、CPU5からバージョンアップ準備コマンドが到着するのを待つ(S168)。
このあと、準備コマンドを受信して暗号の領域及び書き換え対象の領域をクリアし(ステップS126〜S128)、バージョンアップデータを受信して消去再書き込み可能型不揮発メモリ(フラッシュメモリ)に書き込む(ステップS129〜S132)シーケンスは図5と同一である。そして正常に暗号を書き込めたら(ステップS133)、S164に戻って、CPU5にプログラムが正常になっていることを通知する(S164)。その後、メカ初期化を実行し(S165)、画像形成装置本体1のCPU5に終了を通知する(S166)。
以上の手順により、本実施形態の画像形成装置は、制御プログラム等のバージョンアップを行った際に、その処理が失敗していたとしても、次回の装置の立ち上げ時にその失敗を検出し、バージョンアップの再試行を行うことができる。そのために、バージョンアップの失敗によってバージョンアップの体操となった装置が全く動作不能となるといった状態を防止できる。
(バージョンアップ処理の詳細)
次に図9を用いて、図5及び図7におけるS130のバージョンアップデータを消去再書き込み可能型不揮発メモリ(フラッシュメモリ)に書き込む方法について詳細に説明する。
CPU10は、CPU5から送信されるコマンドに基づいて、予め定められた行数のバージョンアップデータ、つまり、図3におけるアドレスFE0000〜FF9FFFの割込みプログラム、紙搬送制御プログラム、データ・テーブルのデータを書き込む作業を行う。
まず、1行分のデータをフラッシュメモリに書き込み、1行分の書き込みデータのチェックサムを行う(S200)。なおデータ1行毎のチェックサムデータはCPU5から1行分のデータが送信される毎に送信されてくる。そして、チェックサムの結果がOK、つまりCPU5から送信されてくるチェックサムデータと一致するかどうかをチェックする(S201)。一致すれば、書き込みデータの行数をカウントアップした後、S132に進む。なお、チェックサムが正しくない場合には、CPU5に対してデータの再送信を要求する信号を出力してS129に戻る。
ここでカウントするデータの行数とは、たとえば、画像形成装置本体1と給紙ユニット8とを接続する通信部6による通信方式等に依存して決まる、一度に受信するデータの単位をいう。たとえば、16ビットのパラレル通信で接続されていれば、1行のデータ量は16ビットということができる。書き換えるべきデータ量をこの1行当たりの単位データ量で除算した値が、受信すべき行数となる。なお、単に受信したデータ量を積算(カウントアップ)するものであってもよい。つまり、バージョンアップデータを1行毎にチェックサムし、1行毎に正しくデータが通信されているかをチェックしている。そして、その後さらに、図5及び図7のS132で説明されている、通信データの行数のチェックを実行して、正しくデータが通信できているかをより確実にチェックしている。
このように、バージョンアップデータを1行毎にチェックし、かつ、データの行数までチェックしている理由について図10を用いて説明する。
図10は画像形成装置及び通信装置の通信制御に関わる制御ブロック図である。画像形成装置1の画像形成制御基板(本体コントローラ)4には、PCデータ処理部40、オプションユニット制御部50、オプション通信制御部60が設けられており、PCデータ処理部40は、PCからダウンロードしたバージョンアップデータを受信処理して、給紙ユニットや排紙ユニットを制御するためのオプションユニット制御部に送信する機能を有しており、オプションユニット制御部50は、PCデータ処理部からのバージョンアップデータを受信して、オプション装置のいずれにデータを送信するかを制御する機能を有している。オプション通信制御部60は、オプションユニット制御部50によって決定されたオプション装置(給紙ユニットまたは排紙ユニット)に対するデータ通信を制御する機能を有している。
つまり、PCからダウンロードされたバージョンアップデータは、PCデータ処理40、オプションユニット制御部50、オプション通信制御部60という複数の処理制御部を介在することによって、メモリMにデータを蓄積しながら、オプションユニットに送信される。処理制御部を複数介在してメモリMのデータが通信されるために、処理の各段階において、メモリMとのデータ送受信の際にデータに異常が発生してしまったり、データに欠落が発生する確率が高くなってくる。
より具体的には、PCデータ処理部40によるデータ受信及び送信処理のスピードのほうが、オプション通信制御部60の処理スピードよりも早いために、オプション通信制御部への送信処理されるデータがコントローラ4内の所定量のメモリMに蓄積されて送信処理待ちの状態になる。メモリMには所定量以上のデータは蓄積できないため、メモリMに所定量データが蓄積されるとPCデータ処理部40は一旦PCからのデータ受信をストップする。そして、オプション通信制御部60におけるデータ処理が進むと、再度PCからのデータ受信を再開してメモリMからオプション通信制御部60に対してデータの送信を再開する。このデータ受信のストップと再開を繰り返していると、ストップしたときや再開したときにメモリMに受信されるデータ、またはメモリMから送信されるデータに欠落が発生しやすくなる。PCから送信されてくるデータの量が多い場合には、オプション通信制御部60における処理のほうが遅いために、データ通信のストップ及び再開の頻度が多くなるので、メモリMとのデータ送受信の過程でデータの欠落等の不具合を引き起こす可能性がでてくるのである。
そのため、例えば、一般的に行われている、バージョンアップデータの先頭のアドレスまたはデータと、最終のアドレスまたはデータとをチェックすることによって送信データのエラーを検出する方法では、途中のデータ行に欠落が発生した場合であっても、送信データが正しいと判定してしまうため、そのままバージョンアップされてオプション装置を制御してしまうことになり、動作に不具合が生じてしまう。
これに対して、上記に説明したような、バージョンアップデータを1行毎にチェックサムし、さらに、その後、通信データの行数のチェックを実行することによって、通信途中にデータが欠落した場合でも確実にデータのエラーを検出することができるのである。なお、図9において、バッファ31,37、給紙ユニット8、給紙ユニット制御基板9、排紙ユニット12、排紙ユニット制御基板13については、図2において説明しているので説明は省略する。
なお第1実施形態は、画像形成装置のオプション装置を例に説明されているが、もちろん、画像形成装置本体でも同一の制御が可能であることはいうまでもない。また排紙ユニット12についても同様の手順によりフラッシュメモリのプログラム等の書き換えが可能である。
また、図5および図7のS131において、受信した行数があらかじめバージョンアップに必要な行数に達しているかどうかを判断した結果、必要な行数に達していない場合に、再度CPU5からデータを受信しなおすようにしているが、例えば、CPU5に対して、コンピュータ20または画像形成装置のオペレーションパネルなどにエラーを表示するための信号またはデータを再送信の要求を促す表示をおこなうための信号を出力するようにしてもよい。
また、図9のS201において、チェックサムの結果がエラーである場合にCPU5に対してデータを再送信するよう要求する信号を出力するようにしているが、例えば、CPU5に対して、コンピュータ20または画像形成装置のオペレーションパネルなどにエラーを表示するための信号またはデータを再送信の要求を促す表示をおこなうための信号を出力するようにしてもよい。
[第2実施形態]
第2実施形態における各CPUと入出力要素との関連は第1実施形態と同一である。第1実施形態と比較し、アドレスチェックを行う点で異なっている。第1の実施例では、1行毎にチェックサムを実行した、本実施例では、さらに1行毎にアドレスをチェックを実行する。
図8を使って、通信の誤りチェックの方法を説明する。なお図8のプログラムについても図5と同様に、ステップS124、S125以外のステップは図3のバージョンアッププログラムエリアに格納される。なお、図5と共通するステップについては説明を省略する。
S129:バージョンアップデータをCPU5から受信する。
S171:通信データ行数を計算する。行数から受信すべきアドレスを計算する。たとえば、データを図3の書き換え対象の領域の先頭から順次受信するとすれば、先頭のアドレスは予め分かっているので、その値に1行数分の受信したデータ量を加算すれば、次に受信すべきアドレスが計算できる。
S172:受信すべきアドレスと実際に受信したアドレスを比較する。受信データには、そのデータのアドレスが含まれているので、ステップS171で計算したアドレスを受信したアドレスと比較すればよい。
S130:比較の結果一致していたら、フラッシュメモリにデータを書き込む。なお、ここの書き込みシーケンスは第1の実施例で説明したものと同様であるため省略する。(図9参照)
S173:比較の結果アドレスに不一致が発生したら 、エラー発生をCPU5に通知する。
S174:エラーの場合には、その後無限ループとし、以下のすべての動作を停止する。
以上の手順により、各データ行毎にアドレスチェック行い、受信するバージョンアップ用のデータの誤りを判定し、より安全にバージョンアップ動作を行うことができる。なお、図8と同様の変更を、図7にも施せば、給紙ユニット8の初期化処理における再バージョンアップ処理においても、図8と同様にステップS171〜ステップS174を、ステップS129とステップS130との間に挿入すれば、アドレスのチェックを行うことができ、より安全に再バージョンアップを行うことができる。
なお、本実施例では、1行毎にアドレスチェックを行っているが、行数は送信するデータ量に対するエラー発生率等にもとづいて適宜変更可能である。
なお、S173において、アドレス不一致が発生した場合に、エラー発生をCPU5に通知しているが、データ再送信の要求信号をCPU5に出力するようにしてもよい。
[第3実施形態]
第3実施形態における各CPUと入出力要素との関連は第1実施形態と同一である。第3実施形態は第1実施形態と比較し、ダウンロードされるファイルが複数に分割されている点で相違する。
本実施形態では、外部装置20が記憶しているバージョンアップファイルは、図3で示された割り込み処理部の第1ファイルと紙搬送制御の第2ファイルとデータテーブルの第3ファイルに分割されている。そしてこの3個のファイルをダウンロードしてはじめてバージョンアップが完了する。この場合、通信行数を確認すれば、3個のファイルがダウンロードされたかどうかを容易に判定できる。そして、オペレータのミスによるバージョンアップを未然に防止することが可能となる。
以上、本発明の最良の形態として画像形成装置を説明した。しかし、画像形成装置のみならず、消去書き込み可能メモリに記憶されたプログラムやデータ(いわゆる広義のファームウエア)を書き換えることが可能な装置一般について本発明を適用することができる。
また、バージョンアッププログラムは書き換えの対象とならないために、バージョンアッププログラムについては書き換え不可能なROMに記録しても良い。
さらに、上記実施形態では、データを外部の装置から受信してそれによりフラッシュメモリの内容を書き換えているが、画像形成装置にストレージを備え、そのストレージから読み込んだデータによりフラッシュメモリを書き換える場合にも、本発明を適用することができる。
第1実施形態の画像形成装置の構成図 第1実施形態の画像形成装置のCPU接続図 第1実施形態における画像形成装置のCPU10が内蔵するメモリのメモリーマップの図 第1実施形態の画像形成装置のCPU5により電源立ち上げ後に実行される処理のフローチャート 第1実施形態の画像形成装置のCPU10により実行されるバージョンアップ処理のフローチャート 第1実施形態の画像形成装置のCPU5により実行される給紙ユニットにエラー発生時の処理のフローチャート 第1実施形態の画像形成装置のCPU10により実行される再バージョンアップ処理のフローチャート 第2実施形態の画像形成装置のCPU5により実行される誤り検出処理のフローチャート 第1実施形態のCPU10により実行されるバージョンアップ処理のフローチャート 第1実施形態の画像形成装置の画像形成制御基板内の構成図

Claims (20)

  1. データを書き換え可能に記憶するメモリと、
    書き換え指示信号に応じて前記メモリの前記データの書き換え動作を実行するプロセッサとを備え、
    前記プロセッサは、前記書き換え指示信号に応じて受信した書き換えデータを、所定単位毎にチェックして、所定単位ごとに書き換え動作を実行して、さらに、前記書き換えを行ったデータのデータ量をチェックして、データ書き換え動作を実行することを特徴とする電子装置。
  2. 前記書き換えデータの前記所定単位毎のチェックとは、所定単位毎にデータのアドレスチェック及びデータのエラーチェックを実行する動作であることを特徴とする請求項1に記載の電子装置。
  3. 前記書き換え動作を実行するためのプログラムを、前記メモリに記憶することを特徴とする請求項1または2に記載の電子装置。
  4. 前記プロセッサは、前記書き換えデータの最後に、前記書き換えデータが正常であることを示す所定データを書き込むことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子装置。
  5. 前記所定単位のデータとは、少なくとも前記書き換えデータの1行分のデータであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電子装置。
  6. 前記データとは、前記電子装置を制御するためのプログラムまたはデータであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電子装置。
  7. 前記書き換え指示信号及び前記書き換えデータは、外部装置から送信されることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の電子装置。
  8. 印字データに基づいて画像形成を行う画像形成装置に接続される排紙装置を更に備え、
    前記メモリに書き換え可能に記憶されるデータは、前記排紙装置を制御するためのプログラムデータであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電子装置を用いたオプション装置。
  9. 印字データに基づいて画像形成を行う画像形成装置に接続される給紙装置を更に備え、
    前記メモリに書き換え可能に記憶されるデータは、前記給紙装置を制御するためのプログラムデータであることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電子装置を用いたオプション装置。
  10. 前記プロセッサは、前記書き換えデータを所定単位ごとにチェックした結果がエラーである場合には、前記書き換えデータの再送信を要求する信号を外部装置に出力することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の電子装置。
  11. 前記プロセッサは、前記書き換えを行ったデータのデータ量をチェックした結果がエラーである場合には、前記書き換えデータの再送信を要求する信号を外部装置に出力することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の電子装置。
  12. 前記プロセッサは、前記書き換えデータを所定単位ごとにチェックした結果がエラーである場合には、エラー発生を示す信号を出力して、前記書き換え動作を停止させることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の電子装置。
  13. 前記プロセッサは、前記書き換えを行ったデータのデータ量をチェックした結果がエラーである場合には、エラー発生を示す信号を出力して、前記書き換え動作を停止させることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の電子装置。
  14. データを所定単位でメモリに書き込む工程と、
    前記メモリに書き込む所定単位のデータをチェックする工程と、
    前記書き込んだデータのデータ量をチェックする工程と
    を有することを特徴とするメモリへのデータ書き換え方法。
  15. 前記所定単位のデータをチェックする工程とは、所定単位のデータのアドレスをチェックする工程と、所定単位のデータのエラーをチェックする工程とを含むことを特徴とする請求項14に記載のメモリへのデータ書き換え方法。
  16. 更に、前記書き込んだデータが正常であることを示す所定データを書き込む工程を有することを特徴とする請求項14または15に記載のデータ書き換え方法。
  17. 更に、前記所定単位のデータをチェックした結果がエラーである場合には、前記書き換えデータの再送信を要求する信号を外部装置に出力する工程を有することを特徴とする請求項14乃至16のいずれか1項に記載のデータ書き換え方法。
  18. 更に、前記書き換えたデータのデータ量をチェックした結果がエラーである場合には、前記書き換えデータの再送信を要求する信号を外部装置に出力する工程を有することを特徴とする請求項14乃至16のいずれか1項に記載のデータ書き換え方法。
  19. 更に、前記所定単位のデータをチェックした結果がエラーである場合には、エラー発生を示す信号を出力して、前記書き換え動作を停止する工程を有することを特徴とする請求項14乃至16のいずれか1項に記載のデータ書き換え方法。
  20. 更に、前記書き換えたデータのデータ量をチェックした結果がエラーである場合には、エラー発生を示す信号を出力して、前記書き換え動作を停止する工程を有することを特徴とする請求項14乃至16のいずれか1項に記載のデータ書き換え方法。
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