JP2005100108A - 情報端末および決済端末およびソフトウエアおよびパーソナルコンピュータ - Google Patents

情報端末および決済端末およびソフトウエアおよびパーソナルコンピュータ Download PDF

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Abstract

【課題】 プログラムの開発性を向上した情報端末のソフトウエア開発環境を提供する。
【解決手段】 記憶部にアプリケーションプログラムとオブジェクト指向APIエンジンで処理できるオブジェクトテーブルとを備え、オブジェクトテーブルはアプリケーションを構成するオブジェクトの集合からなるものであり、アプリケーションはアプリケーションプログラムに基づいて動作を行うものであり、アプリケーションからオブジェクト指向APIエンジンに事象を指示し、オブジェクト指向APIエンジンはオブジェクトテーブルから必要なオブジェクトを取り出して表示部に表示し、オブジェクト指向APIエンジンは事象に関する処理のやり取りを前記オブジェクトテーブルと行い、オブジェクト指向APIエンジンは事象に関する処理が終了すると該処理が終了したことをアプリケーションに通知する情報端末。
【選択図】 図1

Description

本発明は、情報端末のソフトウエアの開発手法やソフトウエアのプログラム構造により、開発効率を向上させる情報端末および決済端末およびソフトウエアおよびパーソナルコンピュータに関する。
図14は従来の情報端末における処理の流れを示すフローチャートであり、図15は従来の情報端末におけるプログラム構造を示す図である。
図14の処理の流れは、画面に文字を表示させるプログラムの流れの一例を示しており、図16に示すように、画面Aが表示文字Aと表示文字Bによって構成され、次いで画面が変わって画面Bとなり、この画面Bは表示文字Aによって構成される状態を示している。
また、図15に示す従来のプログラム構造は、アプリケーションとApplication Programming Interface関数(以下、API関数)と印字や表示等を行うLCD等のデバイスにより構成される。例えば、画面を表示する処理において、ある画面Aを表示する場合は表示文字AをAPI関数で呼出してデバイスへ出力する。次に表示文字BをAPI関数で呼出してデバイスへ出力する。なお、API関数とは、アプリケーションがデバイスを制御するための関数である。
このようにAPI関数の呼出しを繰り返すことにより画面Aを表示していく。また、他の画面を表示するときも同様な処理を繰り返す。
以上に示すように従来の情報端末の開発手法おいては、開発支援装置で情報端末の機能設計を行い、機能毎のプログラムのモジュールを作成していく手法であった。これら機能毎のモジュールは、表示や印字等のAPI関数を繰り返し呼び出すことで機能を実現していた。
また、オブジェクト指向を用いたシステムの開発支援装置としては特許文献1に記載されているものが知られている。
特開平10−21063号公報
しかしながら、従来の方法では表示する画面や、印字する帳票を様々なAPI関数を駆使してプログラムを作成していたが、プログラムは単なる命令の羅列であり、プログラムを見るだけではプログラムからはどのような画面が表示されるか、あるいはどのような帳票が印字されるか、また、各画面の遷移はどのようになるか、等がわからず、そのためプログラムの修正に大変労力を要していた。また、各処理でプログラムを設計していくため、同じような画面や、同じような帳票や、同じようなキー入力等があった場合には、共通の処理をモジュール化して共有化していたが、これを行うにはプログラミングの知識や経験が必要であり、プログラミングの経験が少ない人には共有化するのが難しく、そのため、その画面や帳票ごとに同じような処理を記述したプログラムが必要となり、プログラム内で同様の処理の重複が生じるため、プログラム全体が肥大化する原因となっていた。
上記目的を達成するために、本発明の情報端末は、表示部および/または印字部と記憶部とオブジェクト指向APIエンジンとを備えた情報端末であって、前記記憶部にアプリケーションプログラムと前記オブジェクト指向APIエンジンで処理できるオブジェクトテーブルとを備え、前記オブジェクトテーブルはアプリケーションを構成するオブジェクトの集合からなるものであり、前記アプリケーションは前記アプリケーションプログラムに基づいて動作を行うものであり、前記アプリケーションからオブジェクト指向APIエンジンに事象を指示し、前記オブジェクト指向APIエンジンは前記オブジェクトテーブルから必要なオブジェクトを取り出して前記表示部に表示するおよび/または前記印字部により印字し、前記オブジェクト指向APIエンジンは前記事象に関する処理のやり取りを前記オブジェクトテーブルと行い、前記オブジェクト指向APIエンジンは前記事象に関する処理が終了すると該処理が終了したことをアプリケーションに通知するものである。
また、本発明の決済端末は、表示部および/または印字部と記憶部とオブジェクト指向APIエンジンとを備えた決済端末であって、前記記憶部にアプリケーションプログラムと前記オブジェクト指向APIエンジンで処理できるオブジェクトテーブルとを備え、前記オブジェクトテーブルはアプリケーションを構成するオブジェクトの集合からなるものであり、前記アプリケーションは前記アプリケーションプログラムに基づいて動作を行うものであり、前記アプリケーションからオブジェクト指向APIエンジンに事象を指示し、前記オブジェクト指向APIエンジンは前記オブジェクトテーブルから必要なオブジェクトを取り出して前記表示部に表示するおよび/または前記印字部により印字し、前記オブジェクト指向APIエンジンは前記事象に関する処理のやり取りを前記オブジェクトテーブルと行い、前記オブジェクト指向APIエンジンは前記事象に関する処理が終了すると該処理が終了したことをアプリケーションに通知するものである。
この構成によれば、決済端末はオブジェクト指向APIエンジンによりアプリケーションを実行できる。
また、本発明の決済端末は、アプリケーションを構成するオブジェクトの集合でありオブジェクト指向APIエンジンで処理できるオブジェクトテーブルを作成するソフトウエアを有しており前記ソフトウエアにより作成した前記オブジェクトテーブルを出力可能なパーソナルコンピュータとの通信が可能であり、表示部および/または印字部と記憶部とオブジェクト指向APIエンジンとを備えた決済端末であって、前記記憶部にアプリケーションプログラムと前記パーソナルコンピュータから取得した前記オブジェクトテーブルとを記憶し、前記アプリケーションは前記アプリケーションプログラムに基づいて動作を行うものであり、前記アプリケーションから前記オブジェクト指向APIエンジンに事象を指示し、前記オブジェクト指向APIエンジンは前記テーブルから必要なオブジェクトを取り出して前記表示部に表示するおよび/または前記印字部により印字し、前記オブジェクト指向APIエンジンは前記事象に関する処理のやり取りを前記オブジェクトテーブルと行い、前記オブジェクト指向APIエンジンは前記事象に関する処理が終了すると該処理が終了したことをアプリケーションに通知するものである。
この構成によれば、前記ソフトウエアによりアプリケーションを構成するオブジェクトを作成し、決済端末は作成されたオブジェクトとオブジェクト指向APIエンジンによりアプリケーションを実行できる。
また、本発明のソフトウエアは、オブジェクト指向APIエンジンで処理できるオブジェクトテーブルおよび、アプリケーションプログラムのソースコードを作成するソフトウ
エアであって、前記オブジェクトテーブルはアプリケーションを構成するオブジェクトの集合からなるものである。
この構成によれば、ソフトウエアはオブジェクトの共有化を推進することにより、プログラムの規模を削減できる。
また、本発明のパーソナルコンピュータは、アプリケーションを構成するオブジェクトの集合でありオブジェクト指向APIエンジンで理解できるオブジェクトテーブルを作成するソフトウエアを有し、前記ソフトウエアにより作成したオブジェクトテーブルおよび、アプリケーションのソースコードを外部機器に出力可能なものである。
この構成によれば、パーソナルコンピュータはパーソナルコンピュータで作成したオブジェクトテーブルおよびアプリケーションのソースコードを決済端末などの情報端末に導入することができる。
以上のように、本発明の情報端末は、オブジェクト指向APIエンジンとアプリケーションプログラムとオブジェクト指向APIエンジンで理解できるオブジェクトテーブルとを備えることにより、画面設計、帳票設計、画面の遷移、アプリケーションプログラムの構成の設計が容易となり、開発効率を上げることができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1について、図1から図13を用いて説明する。
図1は、オブジェクト指向開発支援ツールである開発支援装置と、情報端末の一例である決済端末の構成図を示す。
図1において、1は開発支援装置であり、アプリケーションを構成するオブジェクトの集合でありオブジェクト指向APIエンジンで処理できるオブジェクトテーブルを作成するソフトウエアを有しており、このソフトウエアにより作成したオブジェクトテーブルおよびアプリケーションのソースコードを外部機器に出力可能であり、例えばパーソナルコンピュータを使用する。
また、8はアプリケーションプログラム2、オブジェクトテーブル3、オブジェクト指向APIエンジン4、デバイスドライバ5、表示部6、印字部7を備えた情報端末としての決済端末である。そして、アプリケーションプログラム2は開発支援装置1が出力したアプリケーションのソースコードをコンパイルしたものであり、例えば決済端末8の記憶部(図示せず)に記憶される。なお、この記憶部はROMやRAMやフラッシュメモリを使用する。そして、オブジェクトテーブル3は開発支援装置1が出力したオブジェクト指向APIエンジンが処理できるテーブルであり、例えば記憶部に記憶される。オブジェクト指向APIエンジン4はオブジェクトテーブル3およびアプリケーションプログラム2を処理するものであり、例えばオブジェクト指向の考え方に基づいたアプリケーションインタフェースソフトウエアであり、オブジェクトテーブル3に基づきデバイスドライバ5を制御するプログラムにより構成される。デバイスドライバ5はオブジェクト指向APIエンジン4からの入力に基づき制御されるものであり、具体的には、表示部6や印字部7などのデバイスを動作させるドライバである。表示部6は処理状態や操作者へのメッセージを出力するものであり、例えば液晶ディスプレイ等を使用する。印字部7は帳票等の印字を行うものであり、例えばプリンタ等を使用する。なお、帳票とは決済端末8においては処理伝票等を意味する。
次に開発支援装置1におけるプログラムの開発工程について説明する。
開発支援装置1は、例えば画面あるいは帳票ごとのようにオブジェクト単位で編集することができ、帳票を構成するオブジェクト、画面を構成するオブジェクト、事象オブジェクトを組み合わせ、画面や帳票を作成するアプリケーションのソースコードを作成する。なお、事象とは、例えば、決済端末8に設けられたキー入力部(図示せず)でのキーの押下や、決済端末8に設けられた通信部(図示せず)によるデータの送受信や、決済端末8に設けられたタイマ(図示せず)により所定の時間が経過した時、等の状態を表すものである。
上記工程で、画面や帳票を構成する文字、画像、事象(イベント)をオブジェクト化する。なお、別の画面や別の帳票で同じオブジェクトを使用する場合は共有化する。この結果、自動的にプログラムで共通に使うオブジェクト資源(同一文字表示、キー入力等)を共有化しプログラムサイズを減らすことができる。
また、開発支援装置1は、オブジェクトテーブルとアプリケーションのソースコードを外部へ出力する機能を備えている。
次に、開発支援装置1におけるプログラムの開発工程の詳細作業について説明する。
図2(a)は、表示画面の一例としてのある画面Aを示す図であり、図2(b)はオブジェクト指向APIエンジン4が扱うことのできるオブジェクトテーブル3のプログラム構造を示す図である。
画面Aは、表示文字A、ボタンA、時間の経過等を表すタイマ事象や通信部の通信状態を表す通信事象から構成されている。
開発支援装置1は、各画面で起こりうる事象を登録する機能と各画面の遷移情報を設定する機能を持ち、画面や帳票を構成するパーツやイベントを組み合わせて画面を作ることができる。
また、開発支援装置1は入力されたオブジェクト情報および画面遷移情報に基づいてプログラムソースを開発支援装置1内の記憶部(図示せず)に出力し、記憶部でプログラムソースをコンパイルしてプログラムを生成する機能を持つ。
さらに、開発支援装置1は開発支援装置1のディスプレイ(図示せず)に決済端末8に表示される画面や決済端末8が印字する帳票を表示してこれらを構成するパーツを視覚的に配置することや編集することができる。具体的には、例えば、パーソナルコンピュータのマウスやキーボードを使ってパーツを指定し、パーツの移動などを行う。従って、これらの機能を利用して設計を容易に行うことができるとともにプログラムサイズを小さくし、プログラミングの手間を低減することができる。
なお、この開発支援装置1は、例えばパーソナルコンピュータに開発支援ツールを組み込んで動作させるものである。
また、この開発支援装置1は、決済端末8内に設けられているオブジェクト指向APIエンジン4が処理できるオブジェクトテーブル3を決済端末8に対して出力する機能を持ち、また、画面や帳票ごとの基本的な骨組みのアプリケーションプログラム2にコンパイルされるアプリケーションのソースコードを決済端末8に出力する機能を持つ。出力する
方法としては、開発支援装置1と決済端末8を例えばRS232Cケーブルで接続し、開発支援装置1から決済端末8へシリアルデータで送信する。
また、開発支援装置1は作成した画面構成情報、遷移情報を元に、開発支援装置1上で決済端末8の動作をシミュレートすることができる。
また、開発支援装置1はオブジェクトテーブル3や生成したアプリケーションプログラム2を決済端末8へダウンロードする機能を持つ。
ここで、オブジェクト指向APIエンジン4について説明する。
オブジェクト指向APIエンジン4は、アプリケーションプログラム2やオブジェクトテーブル3と情報の伝達を行い、決済端末8において画面の表示、帳票の印字、画面で発生する事象の種別によって実行する処理を選択する。なお、アプリケーションプログラム2およびオブジェクトテーブル3は、開発支援装置1を用いてダウンロードすることにより決済端末8内に導入する。
また、アプリケーションプログラム2はオブジェクトテーブル3のファイル名、表示する画面の番号をオブジェクト指向APIエンジン4に渡しオブジェクト指向APIエンジン4を起動し各処理を実行させるものである。
次に、開発支援装置1において、決済端末8の表示部6で表示させる画面を作成する工程について図3から図5を用いて説明する。
図3は、画面表示資源編集画面を示す図である。なお、資源とは、プログラムが必要とする文字や数値データや画像データのことである。
設計段階においては、開発支援装置1のディスプレイ(図示せず)とキー入力部(図示せず)を用い、決済端末8の画面設計を行うために必要な資源を開発支援装置1の記憶部(図示せず)に登録していく。
図4は、ある画面Aのオブジェクト編集機能の使用状態を示す図である。
オブジェクト編集機能においては、図3を用いて説明した既に登録した資源を使いながら画面の文字オブジェクト、ボタンオブジェクトを登録していく。なお、図4に示すように、別のオブジェクトで同じ資源(図4においてはリソース1)を使用している場合は共通の資源を結びつけることにより、同じ資源の2重登録を防ぐ。また、事象オブジェクト時は事象が発生した時に実行する関数名の登録や、事象が発生した時に遷移する画面番号などを登録する。なお、事象とは例えばキーが押下された場合等を意味し、事象オブジェクトとはこの事象をオブジェクト化したものである。
図5は、ある画面Aの画面を編集する機能の使用状態を示す図である。
図5に示すように、オブジェクトの登録が終了すると、画面編集機能を用い、登録されたオブジェクトを画面に貼り付けて登録していく。例えば、帳票を印字する画面を編集する場合は画面に帳票オブジェクトを貼り付けて登録しいく。
このように、図3から図5までの作業により一つの画面Aが完成する。そして、これらの作業を決済端末8に表示させる全ての画面で繰り返すことで様々な事象の画面の登録を実施する。
また、開発支援装置1において、事象オブジェクトに登録された遷移情報に基づいて開発支援装置1のシミュレート機能を用い、決済端末8の画面の遷移テストを開発支援装置1で行い、画面の表示、遷移に問題が無いかテストすることができる。なお、遷移情報とは画面が変わることを意味する情報等である。そして、全ての画面の編集が終了した後にオブジェクトテーブル出力機能を用い、全ての情報テーブルを開発支援装置1内の記憶部に書き出す。同時に、画面毎にプログラムソースファイルを生成する。
次に、生成されたプログラムソースファイルに決済端末8のアプリケーションの動作に必要なコードを付加した後にコンパイルを行い、アプリケーションプログラムファイルを作成する。
次に、図6を用いて開発支援装置1のダウンロード機能について説明する。
図6は、開発支援装置1のダウンロード機能の使用状態を示す図である。書き出されたオブジェクトテーブル3およびアプリケーションプログラム2は、開発支援装置1のダウンロード機能を用いて開発支援装置1から決済端末8へダウンロードする。
以上は、主に開発支援装置1について説明したが、次に、図7から図13を用いて決済端末8のプログラムの動作状態について、ステップ単位に説明する。
なお、図7に動作のフローチャートを示し、図8から図13に各ステップを説明する図を示す。
図8は、図7におけるステップ1とステップ2の説明図である。
決済端末8を起動しアプリケーションプログラム2が実行される(ステップ1)。
次に、アプリケーションプログラム2は、オブジェクトテーブル3が複数ある場合はどのオブジェクトテーブル3を読ませるかをオブジェクト指向APIエンジン4に指示する(ステップ2)。
図9は、図7におけるステップ3とステップ4の説明図である。
アプリケーションプログラム2は、オブジェクト指向APIエンジ4を実行し、予め決められている起動時に表示させる画面を表す最初の画面番号をオブジェクト指向APIエンジン4に指示する(ステップ3)。そして、オブジェクト指向APIエンジン4は、アプリケーションプログラム2から支持された最初の画面番号に該当する画面番号の画面情報をオブジェクトテーブル3から読み出す(ステップ4)。
図10は、図7におけるステップ5の説明図である。
例えば、表示される画面に関連付けられた「表示文字1」を画面に表示させる場合には、オブジェクト指向APIエンジン4は、オブジェクトテーブル3から「表示文字1」を取得し、この取得した「表示文字1」を表示するようにデバイスドライバ5に指示する。そして、このデバイスドライバ5は、指示された「表示文字1」を表示部6に表示する。なお、デバイスドライバ5は、例えば、LCD等の表示部やプリンタ等の印字部等の外部機器を制御するためのプログラムである。
オブジェクト指向APIエンジン4は、画面番号の画面情報に従い画面に関連付けられ
ているオブジェクトをオブジェクトテーブル3から読み出してデバイスドライバ5を用いて表示部6に表示する(ステップ5)。
なお、画面情報に帳票出力が指定されている場合は、オブジェクトテーブルファイル3から該当帳票番号の帳票情報を読み出しその情報に従い帳票に関連付けられているオブジェクトをオブジェクトテーブル3から読み出してデバイスドライバ5を用い印字部7により印字する。
図11は、図7におけるステップ6の説明図である。
表示部6への表示が終了後、オブジェクト指向APIエンジン4は、オブジェクトテーブル3から、その画面で待つ必要がある例えばキー入力や通信の有無などの事象(イベント)の一覧を読み出し、デバイスドライバ5から事象待ち受ける状態となる(ステップ6)。
図12は、図7におけるステップ7から9の説明図である。
次の事象として、決済端末8に設けられており文字A、B、C等の情報を入力するキーを備えた入力デバイス(図示せず)により、例えば文字Aのキーが押下された場合、デバイスドライバ5でキーが押下されたことを認識することで事象が発生し(ステップ7)、オブジェクト指向APIエンジン4に事象(例えばキーが押下されたこと)が伝えられる(ステップ8)。オブジェクト指向APIエンジン4は事象に関連付けられたアプリケーションプログラム2の関数をオブジェクトテーブル3から検索し、その内容を実行する(ステップ9)。
図13は、図7におけるステップ10から13の説明図である。
アプリケーションプログラム2は事象に対する処理を行いオブジェクト指向APIエンジン4へ応答を返す(ステップ10)。この時、画面を遷移するとアプリケーションプログラム2が判断した場合には、オブジェクト指向APIエンジン4に応答として遷移する画面番号を返す(ステップ11)。オブジェクト指向APIエンジン4は、この番号に基づいて再度画面を表示し事象待ちへ戻る(ステップ12)。遷移を行わない場合は、オブジェクト指向APIエンジン4に制御を移し再び事象待ちとなる(ステップ13)。
以上の動作をアプリケーションプログラム2が終了するまで繰り返すことにより決済端末8の処理を行う。
以上により従来の情報端末ではアプリケーションプログラムで画面の文字の表示、キー入力待ち事象毎にAPI関数を呼び出しプログラムを実行し、このため、画面中の表示文字を追加または変更した場合、該当個所のアプリケーションの変更が伴い工数がかかっていたが、本実施の形態によれば、オブジェクト指向APIエンジン4は、画面の表示、帳票の印字など、画面で発生する事象の種類によって実行する処理を選択する機能を持ち、そのための新たなプログラムのコーディングの追加を必要とせず、これにより後から画面中の表示文字を追加または変更する場合は、開発支援装置1で表示文字の追加または変更を行えば、新たにアプリケーションプログラム2を変更する必要がなく、オブジェクト指向APIエンジン4が自動的に変更されたオブジェクトテーブル3の内容を処理して変更された表示文字を表示することができる。
このように開発支援装置1を使用することにより決済端末8の画面設計、帳票設計、画面の遷移、アプリケーションプログラムの構成の設計が容易となり、開発効率を上げるこ
とができる。
また、オブジェクト指向APIエンジン4が表示、印字、事象の管理を全て処理するため、新たに表示、印字、事象関連のコーディングする必要が無くなり、全体的なコーディング量が少なくなりコーディング工数を削減することができる。
また、画面や、帳票を構成する文字、画像、事象をオブジェクト化することで、同じオブジェクトは共有化することができ、アプリケーションプログラム2のサイズの削減につながる。また、他のアプリケーションプログラムへのオブジェクト資源の再利用化することができ、類似する別の情報端末および決済端末のアプリケーションプログラムの開発効率があげることができる。
本発明の情報端末は、オブジェクト指向APIエンジンとアプリケーションプログラムとオブジェクト指向APIエンジンで理解できるオブジェクトテーブルとを備えることにより、画面設計、帳票設計、画面の遷移、アプリケーションプログラムの構成の設計が容易となり、開発効率を上げることができ、プログラムの開発性を向上した情報端末のソフトウエア開発の分野等に有用である。
オブジェクト指向開発支援ツールと決済端末の構成図 (a)画面Aを示す図 (b)オブジェクト指向APIエンジンのプログラム構造を示す図 画面表示資源編集画面を示す図 画面Aのオブジェクト編集機能の使用状態を示す図 画面Aの画面編集機能の使用状態を示す図 開発支援装置1のダウンロード機能の使用状態を示す図 決済端末のプログラムの動作状態を示すフローチャート 決済端末のプログラムの動作の説明図 決済端末のプログラムの動作の説明図 決済端末のプログラムの動作の説明図 決済端末のプログラムの動作の説明図 決済端末のプログラムの動作の説明図 決済端末のプログラムの動作の説明図 従来の情報端末における処理の流れを示す図 従来の情報端末におけるプログラム構造を示す図 従来の情報端末における画面の遷移の説明図
符号の説明
1 開発支援装置
2 アプリケーションプログラム
3 オブジェクトテーブル
4 オブジェクト指向APIエンジン
5 デバイスドライバ
6 表示部
7 印字部
8 決済端末

Claims (5)

  1. 表示部および/または印字部と記憶部とオブジェクト指向APIエンジンとを備えた情報端末であって、前記記憶部にアプリケーションプログラムと前記オブジェクト指向APIエンジンで処理できるオブジェクトテーブルとを備え、前記オブジェクトテーブルはアプリケーションを構成するオブジェクトの集合からなるものであり、前記アプリケーションは前記アプリケーションプログラムに基づいて動作を行うものであり、前記アプリケーションからオブジェクト指向APIエンジンに事象を指示し、前記オブジェクト指向APIエンジンは前記オブジェクトテーブルから必要なオブジェクトを取り出して前記表示部に表示するおよび/または前記印字部により印字し、前記オブジェクト指向APIエンジンは前記事象に関する処理のやり取りを前記オブジェクトテーブルと行い、前記オブジェクト指向APIエンジンは前記事象に関する処理が終了すると該処理が終了したことをアプリケーションに通知する情報端末。
  2. 表示部および/または印字部と記憶部とオブジェクト指向APIエンジンとを備えた決済端末であって、前記記憶部にアプリケーションプログラムと前記オブジェクト指向APIエンジンで処理できるオブジェクトテーブルとを備え、前記オブジェクトテーブルはアプリケーションを構成するオブジェクトの集合からなるものであり、前記アプリケーションは前記アプリケーションプログラムに基づいて動作を行うものであり、前記アプリケーションからオブジェクト指向APIエンジンに事象を指示し、前記オブジェクト指向APIエンジンは前記オブジェクトテーブルから必要なオブジェクトを取り出して前記表示部に表示するおよび/または前記印字部により印字し、前記オブジェクト指向APIエンジンは前記事象に関する処理のやり取りを前記オブジェクトテーブルと行い、前記オブジェクト指向APIエンジンは前記事象に関する処理が終了すると該処理が終了したことをアプリケーションに通知する決済端末。
  3. アプリケーションを構成するオブジェクトの集合でありオブジェクト指向APIエンジンで処理できるオブジェクトテーブルを作成するソフトウエアを有しており前記ソフトウエアにより作成した前記オブジェクトテーブルを出力可能なパーソナルコンピュータとの通信が可能であり、表示部および/または印字部と記憶部とオブジェクト指向APIエンジンとを備えた決済端末であって、前記記憶部にアプリケーションプログラムと前記パーソナルコンピュータから取得した前記オブジェクトテーブルとを記憶し、前記アプリケーションは前記アプリケーションプログラムに基づいて動作を行うものであり、前記アプリケーションから前記オブジェクト指向APIエンジンに事象を指示し、前記オブジェクト指向APIエンジンは前記テーブルから必要なオブジェクトを取り出して前記表示部に表示するおよび/または前記印字部により印字し、前記オブジェクト指向APIエンジンは前記事象に関する処理のやり取りを前記オブジェクトテーブルと行い、前記オブジェクト指向APIエンジンは前記事象に関する処理が終了すると該処理が終了したことをアプリケーションに通知する決済端末。
  4. オブジェクト指向APIエンジンで処理できるオブジェクトテーブルおよび、アプリケーションプログラムのソースコードを作成するソフトウエアであって、前記オブジェクトテーブルはアプリケーションを構成するオブジェクトの集合からなるソフトウエア。
  5. オブジェクト指向APIエンジンで処理できアプリケーションを構成するオブジェクトの集合であるオブジェクトテーブルを作成するソフトウエアを有し、前記ソフトウエアにより作成したオブジェクトテーブルおよび/またはアプリケーションのソースコードを外部機器に出力可能なパーソナルコンピュータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008197751A (ja) * 2007-02-08 2008-08-28 Chepro:Kk 電子帳票作成管理システム及び電子帳票作成管理プログラム及びこのプログラムを記憶した記録媒体

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