JP2005099291A - 画像変換装置およびそれを備えた表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 表示品位の優れた擬似階調を生成する画像変換装置を実現する。
【解決手段】 画像データ変換装置1は、入力された8ビットの各画素の入力画像データを、6ビットの出力画像データに変換し、6ビットの表示能力を有する表示部11に出力する。さらに、6ビットより大きな擬似階調を生成するため、1つの入力画像データを4つの出力画像データに跨って付加し、4つの出力画像データに跨って付加された情報において、正規化した輝度の最大値と最小値との差を、正規化した色度の最大値と最小値との差よりも小さくする。人間の視覚特性は、色度よりも輝度に鋭敏であるため、より認識されにくい擬似階調を生成することができる。
【選択図】 図1
【解決手段】 画像データ変換装置1は、入力された8ビットの各画素の入力画像データを、6ビットの出力画像データに変換し、6ビットの表示能力を有する表示部11に出力する。さらに、6ビットより大きな擬似階調を生成するため、1つの入力画像データを4つの出力画像データに跨って付加し、4つの出力画像データに跨って付加された情報において、正規化した輝度の最大値と最小値との差を、正規化した色度の最大値と最小値との差よりも小さくする。人間の視覚特性は、色度よりも輝度に鋭敏であるため、より認識されにくい擬似階調を生成することができる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、入力画像信号に対して擬似階調を生成する画像変換装置に関するものである。
従来から、表示装置のコストダウンの方法として、擬似階調を利用して、表現する階調数を維持しつつ、ハードにはより少ない階調数で実現するという方法が一般的に用いられる。
擬似階調を生成する方法としては、時間拡散を行うことによるディザ法、空間拡散を行うことによる単純BDE法、それを拡張したFRC法、BDE法などがある。
例えば、特許文献1には、RGB入力画像データに対して時間拡散を行う技術が開示されている。また、特許文献2には、RGB入力画像データに対して空間拡散を行う技術が開示されている。
特開平7−110666号公報(公開日1995年4月25日)
特開平5−73006号公報(公開日1993年3月26日)
しかしながら、上記従来の構成では、時間拡散を行う場合、時間変化によるちらつきが見えやすいという問題が生じる。また、空間拡散を行う場合、特にピクセルサイズが大きいときに、空間拡散が模様に見える問題が生じる。
擬似階調である以上、拡散した方向に表示品位の劣化が発生することは避けられないが
、その劣化を人間が認識できる場合、上記のような問題が生じる。
、その劣化を人間が認識できる場合、上記のような問題が生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、表示品位の優れた擬似階調を生成する画像変換装置およびそれを備えた表示装置を提供することにある。
本発明の画像変換装置は、上記の課題を解決するために、入力されたPビット(Pは自然数)の各画素の入力画像データを、Qビット(Q<P、Qは自然数)の出力画像データに変換し、Qビットの表示能力を有する表示手段に出力する画像変換装置において、Qビットより大きな擬似階調を生成するために、1つの入力画像データを任意数の出力画像データに跨って付加し、前記任意数の出力画像データに跨って付加した情報において、正規化した輝度の最大値と最小値との差を、正規化した色度の最大値と最小値との差よりも小さくすることを特徴としている。
さらに、本発明の画像変換装置は、上記の構成に加えて、前記任意数の出力画像データのそれぞれに対して、連続した異なる時間座標を付すことを特徴としている。
さらに、本発明の画像変換装置は、上記の構成に加えて、前記任意数の出力画像データを前記時間座標の順に並べたときに、輝度の大きさの順番が、隣接する画素間において異なることを特徴としている。
さらに、本発明の画像変換装置は、上記の構成に加えて、前記任意数の出力画像データのそれぞれに対して、前記任意数に分割された画素座標を付すことを特徴としている。
さらに、本発明の画像変換装置は、上記の構成に加えて、前記任意数の出力画像データのそれぞれに対して、連続した異なる時間座標、および、前記任意数に分割された画素座標を付すことを特徴としている。
さらに、本発明の画像変換装置は、上記の構成に加えて、前記出力画像データが、前記表示手段の階調輝度色度特性を満たすことを特徴としている。
本発明の表示装置は、上記の課題を解決するために、上記画像変換装置と、前記画像変換装置から出力された出力画像データを表示する表示手段とを備えることを特徴としている。
本発明に係る画像変換装置は、以上のように、Qビットより大きな擬似階調を生成するため、1つの入力画像データを任意数の出力画像データに変換するため、Qビットよりも大きな階調数を表現することができる。なお、擬似階調とは、人間の目の残像や空間認知能力の限界といった感覚特性を利用して行うものである。
さらに、任意数の出力画像データに跨って付加した情報において、正規化した輝度の最大値と最小値との差を、正規化した色度の最大値と最小値との差よりも小さくする。すなわち、任意数の出力画像データにおいて、輝度変化は、色度変化に比べて小さい。
人間の視角特性は、入力した光を網膜で感知することが知られている。この感覚細胞は、周波数によって異なっており、具体的には、黄色や緑の感覚細胞の数を1とすると、赤は2分の1、青は50分の1程度の細胞数しかない。また、これらの情報を統合して得られる、明るさを表す輝度という指標と色を表す色度という指標の間にも認識しやすい、あるいは、認識しにくいの差がある。人間の神経細胞の処理は、0と1の2値の処理となり、その神経細胞の発火状態によって情報の処理が行われるため分解能は神経細胞の数によって概ね決まる。輝度と色度とで比較すると、概ね色度は輝度の10分の1から15分の1程度の分解能しか有していない。
そのため、上記のように、人間の感覚が鋭敏な輝度の変化を、人間の感覚が比較的鈍感な色度の変化に比べて小さくすることで、人間の視覚に対して認識されにくい表示品位を持つ画像データを出力することができる。
この結果、表示品位の優れた擬似階調を生成する画像変換装置を実現することができるという効果を奏する。
さらに、本発明の画像変換装置は、上記の構成に加えて、任意数の出力画像データのそれぞれに対して、連続した異なる時間座標を付す構成である。これにより、任意数の出力画像データを、時間をずらして連続に表示させて、時間拡散を行う表示手段は、該時間座標を利用することができる。そのため、該表示手段により好適な画像変換装置を提供することができるという効果を奏する。
さらに、本発明の画像変換装置は、上記の構成に加えて、前記任意数の出力画像データを前記時間座標の順に並べたときに、輝度の大きさの順番が、隣接する画素間において異なる構成である。これにより、画面全体で輝度変化が強調されにくくなり、より一層人間の感覚に認識されにくくなる。この結果、より一層表示品位の向上した画像データを出力することができる。
特に、画面全体のピクセルを同時に動作させる表示手段に好適である。
さらに、本発明の画像変換装置は、上記の構成に加えて、前記任意数の出力画像データのそれぞれに対して、前記任意数に分割された画素座標を付す構成である。これにより、任意数の出力画像データを、複数の画素で同時に表示させて、空間拡散を行う表示手段が、上記画素座標を用いることができる。そのため、該表示手段により好適な画像変換装置を提供することができるという効果を奏する。
さらに、本発明の画像変換装置は、上記の構成に加えて、前記任意数の出力画像データのそれぞれに対して、連続した異なる時間座標、および、前記任意数に分割された画素座標を付す構成である。これにより、任意数の出力画像データを、複数の画素で同時に表示させて空間拡散を行うとともに、時間をずらして連続に表示させて時間拡散を行う表示手段は、該画素座標および時間座標を利用することができる。そのため、該表示手段により好適な画像変換装置を提供することができるという効果を奏する。
さらに、本発明の画像変換装置は、上記の構成に加えて、前記出力画像データが、前記表示手段の階調輝度色度特性を満たす構成である。これによれば、実際の表示手段の階調輝度色度特性に合わせた画像データを出力することができ、表示手段の階調輝度色度特性を理想的な状態に近づけることができるという効果を奏する。
また、本発明に係る表示装置は、上記画像変換装置と、前記画像変換装置から出力された出力画像データを表示する表示手段とを備える構成である。この構成によれば、表示手段の表示能力(階調数)よりも優れた階調数を維持しつつ擬似階調を行い、表示品位の優れた画像を表示させることができるという効果を奏する。
〔実施形態1〕
本発明の一実施形態について図1に基づいて説明すると以下の通りである。
本発明の一実施形態について図1に基づいて説明すると以下の通りである。
本実施の形態に係る画像データ変換装置を含む表示装置は、図1に示すように、画像データに応じた画像を表示するための表示部(表示手段)11と、画像データを上記表示部11の表示性能に合わせて変換する画像データ変換装置(画像変換装置)1とを備えている。
表示部11は、Qビット(Qは自然数)の表示性能、即ち階調数が2QであるLCD(liquid crystal display)13と、このLCD13を駆動させるための駆動手段としてのソースドライバ14およびゲートドライバ15とを含んでいる。表示部11は、後述する時間座標が付された出力画像データを画像データ変換装置1より取得し、取得した出力画像データを、時間座標に従って、連続して表示させることができる。
ソースドライバ14には、画像データ変換装置1により変換された画像データが入力される。ソースドライバ14は、入力された画像データに対応する電圧をLCD13のソース電極線(図示しない)に印加するようになっている。
一方、ゲートドライバ15には、同期信号発生回路(図示しない)から同期信号(水平同期信号H、垂直同期信号V)が入力される。ゲートドライバ15は、入力された同期信号に対応する電圧をゲート電極線(図示しない)に印加するようになっている。
画像データ変換装置1は、入力されたPビット(Pは自然数、P>Q)の画像データを、表示部11の表示性能であるQビットの画像データに変換すると同時に、Qビットよりも細かいステップで階調表現するために、時間拡散を行い、擬似階調を生成するためのものである。具体的には、画像データ変換装置1は、入力された画像データを複数(任意数)のフレーム画像データ(出力画像データ)に跨って付加して、変換する。そして、各々のフレーム画像データに対して、時間座標を付す。時間座標とは、表示部11が表示させる時間を指定しやすくするためのものである。
画像データ変換装置1は、データ変換部2と、フレーム番号発生部3と、ルックアップテーブル(LUT)4を備えている。
データ変換部2には、RGBの3色の画像データが、それぞれPビットで入力される。さらに、データ変換部2には、フレーム番号発生部3からフレーム番号tが入力される。データ変換部2は、入力されたP×3ビットの画像データおよびフレーム番号tから、LUT4を参照し、Qビットの出力画像データ(複数のフレームの画像データ)を生成して、表示部11に出力する。
フレーム番号発生部3は、入力される画像データごとに、フレーム番号tを1から昇順に生成し、データ変換部2に出力するものである。
LUT4は、擬似階調で(P−Q)ビットを表現できるように、入力画像データと出力画像データ(複数のフレームデータ)との対応関係を示した数表である。
以下に、LUT4の数表の生成方法を説明する。ここでは、表示部11のビット数Qを6とし、入力画像データのビット数Pを8とした場合について説明する。入力画像データが8ビットであり、出力画像データが6ビットであるため、+2ビットを擬似階調で表現することにより、入力画像データの階調を再現することができる。
ここでは、一つの入力画像データを、4フレーム分の出力画像データに跨って付加し、4つの出力画像データに跨って付加した情報(4フレーム分の出力画像データからなる情報)を出力することで擬似階調を生成する場合を例にとる。この場合、t番目の入力画像データに対して、時間座標4t,4t+1,4t+2,4t+3を付した4フレーム分の出力画像データを生成する。すなわち、LUT4には、入力画像データ(n8R(t),n8G(t),n8B(t))と、時間座標4t,4t+1,4t+2,4t+3が付された4フレーム分の出力画像データ(n6R(4t),n6G(4t),n6B(4t)),(n6R(4t+1),n6G(4t+1),n6B(4t+1)),(n6R(4t+2),n6G(4t+2),n6B(4t+2)),(n6R(4t+3),n6G(4t+3),n6B(4t+3))との対照数表が備えられていればよい。なお、n8R,n8G,n8Bは入力画像データにおける各RGB信号の階調数であり、n6R,n6G,n6Bは表示部11における各RGB信号の階調数である。なお、以下では、(n6R(4t+α),n6G(4t+α),n6B(4t+α))をn6(4t+α)と呼ぶ場合もある。
また、表示部11の白輝度をW、黒輝度をBk、白表示時の赤緑青(RGB)の輝度比を0.2986対0.587149対0.114251とする。
さらに、表示部11の各サブピクセルの階調輝度色度特性がγ=2.2に従うとすると、入力画像データが想定しているRGBの階調輝度色度特性は、次式(1−1)のようになる。ただし、L8R,L8G,L8Bを入力画像データにおける各RGB信号の輝度とする。
同様に、表示部11における階調輝度色度特性は、次式(1−2)のようになる。ただし、L6R,L6G,L6Bを表示部11における各RGB信号の輝度とする。
また、入力画像データであるRGB信号の各色の輝度L8R,L8G,L8Bから、Y(輝度)、Cr(赤色差)、Cb(青色差)信号への変換は次式(1−3)のとおりになる。
同様に、出力画像データであるRGB信号の各色の輝度L6R,L6G,L6Bから、正規化したY(輝度)、Cr(赤色差)、Cb(青色差)信号への変換は次式(1−4)のとおりになる。
4フレーム分の出力画像データが入力された表示部11では、入力された4フレームに対応する画像を、各フレームに付された時間座標の順に表示する。これにより、順に表示された4つの画像を見た人間は、該4つの画像から平均した輝度、色度を認識する。時間座標4t,4t+1,4t+2,4t+3の4フレーム分の出力画像データから人間が認識する輝度Y′,赤色差Cr′,青色差Cb′は、次式(1−5)のようになる。
4t,4t+1,4t+2,4t+3の4フレームで擬似階調を生成し、t番目の8ビットの入力画像データを表現するためには、4フレームから平均された上記Y′,Cr′,Cb′は、8ビットの精度が必要となる。すなわち、Y′,Cr′,Cb′と、入力画像データから変換されたY,Cr,Cbとの間には、以下の関係式(1−6)を満たす必要がある。
さらに、色度よりも輝度に対して敏感であるという人間の感覚特性を利用して、LUT4を作成する。すなわち、次式(1−7)のような評価関数Eを設定する。
式(1−7)において、max(A,B,C,D)は、A,B,C,Dのうち最大値を、min(A,B,C,D)は、A,B,C,Dのうち最小値を表している。
第1項は、4フレームにおいて、正規化した輝度の最大値と最小値との差を表している。同様に、第2項は、正規化した赤色差の最大値と最小値との差を、第3項は、正規化した青色差の最大値と最小値との差を表している。
最大値と最小値との差が小さい場合、4フレームを表示するときにちらつきが認識されないため、高い表示品位を維持することができる。よって、式(1−6)を満たし、式(1−7)評価関数Eが最小値をとるように、(n8R,n8G,n8B)と、時間座標が付された4フレーム分の(n6R(4t),n6G(4t),n6B(4t)),(n6R(4t+1),n6G(4t+1),n6B(4t+1)),…との対照数表であるLUT4を生成する。
ここで、着目すべき点は、式(1−7)において、第1項の係数を10と設定しているのに対し、第2項および第3項の係数を1と設定している点である。これにより、上記評価関数Eが最小値を取るとき、4フレーム画像データにおける、輝度の最大値と最小値との差は、色差の最大値と最小値との差の概ね1/10となる。つまり、4フレームにおいて、輝度変化を色度変化よりも小さく抑えることができる。
上述したように、人間の感覚特性において、輝度に対する分解能と色度に対する分解能とは、互いに異なっている。概ね、輝度の分解能は、色差の分解能の10〜15倍である。
従って、評価関数Eを利用することにより、人間の目に捉えにくい(分解能の低い)色度変化よりも、人間の目に捉えやすい(分解能の高い)輝度変化を小さくし、人間の目にとっての表示部11の表示品位を向上させることができる。
なお、画像データ変換装置1は、上記LUT4等を備えることにより、ハード規模が増大することも考えられるが、高集積化のLSI等を利用することにより、コストに与える影響は少ない。
また、本実施形態の画像変換装置1では、1の入力画像データ(8ビット)に対して、4フレームに跨って付加された出力画像データ(6ビット)を出力し、4フレームの出力画像データに跨って付加された情報により、入力画像データの8ビットの階調表現が可能となる好ましい構成を有する。しかし、これに限らず、任意数に跨って出力画像データを付加すればよい。例えば、2フレームや3フレーム以上である。これにより、表示部11の表示性能である6ビットよりも細かい階調表現を行うことができる。
さらに、本実施形態の表示装置は、表示部11がLCD13を備える構成とした液晶表示装置としたが、これに限られない。例えば、表示部11の代わりに、プラズマディスプレイやCRT等を備える構成であってもよい。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図2,3に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態1にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本発明の他の実施形態について、図2,3に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態1にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
上記実施形態の画像データ変換装置1であっても、画面(表示部11の画面)全てのピクセルの動作を同時に発生させる場合(いわゆる、ベタ画面)、擬似階調の処理が画面全面にわたって発生するため、より人間の目に捉えられやすくなってしまう。例えば、4フレームのうち、1番目のフレームの輝度が画面全体(全てのピクセル)で低く、4番目のフレームの輝度が画面全体(全てのピクセル)で高くなると、上記評価関数Eを用いて輝度変化をごく僅かに抑えても、画面全体であるためその差が強調されやすくなるのである。
本実施形態のデータ変換装置101は、画面全てのピクセルの動作を同時に発生させる場合であっても、人間の目に擬似階調処理を捉えられにくくし、表示品位を向上させる画像データに変換するものである。
図2のブロック図に、本実施形態のデータ変換装置101を含む表示装置の構成を示す。図2に示すように、データ変換装置101は、LUT4の代わりにLUT104を備えている点を除いて、図1に示すデータ変換装置1と同様の構成を有する。
以下に、LUT104の生成方法について説明する。
本実施形態では、上記式(1−6),(1−7)を満足させることに加えて、以下の条件を追加し、LUT104を生成する。
まず、ピクセル(画素)ごとに4フレーム分の出力画像データを輝度の大きさの順に並べる。すなわち、4フレーム分の出力画像データを、次式(2−1)を満足するように求める。
式(1−6),式(1−7),および式(2−1)を満足する(n6R(4t),n6G(4t),n6B(4t)),(n6R(4t+1),n6G(4t+1),n6B(4t+1)),(n6R(4t+2),n6G(4t+2),n6B(4t+2)),(n6R(4t+3),n6G(4t+3),n6B(4t+3)))をすべてのピクセルでこの順に時間座標を付して生成すると、上述したように、画面全体で輝度変化が強調されやすくなる。
そこで、全ピクセルを4ピクセルごとに組分けし、各組において、4フレームの出力画像データの生成順をピクセルごとにずらしたうえで、新たな時間座標4t′,4t′+1,4t′+2,4t′+3を付した出力画像データと、入力画像データとの対照数表を生成する。すなわち、本実施形態では、時間座標は、4t,…ではなく、4t′,…である。
具体的には、まず、図3で示されるように、ピクセル全体を2×2の4ピクセルを一組として組分ける。例えば、ピクセル座標(1,1)・(1,2)・(2,1)・(2,2)を1組、ピクセル座標(1,3)・(1,4)・(2,3)・(2,4)を1組、…として、画面全体を組分ける。
次に、各組において、ピクセルごとに、n6(4t),n6(4t+1),n6(4t+2),n6(4t+3)の画像データの生成順をずらす。
例えば、図3で示されるように、時間座標4t′を付した1番目のフレーム(4t′フレーム)では、座標(1,1)に4tの画像データ(n6R(4t),n6G(4t),n6B(4t))、座標(1,2)に4t+1の画像データ(n6R(4t+1),n6G(4t+1),n6B(4t+1))、座標(2,1)に4t+2の画像データ(n6R(4t+2),n6G(4t+2)、座標(2,2)に4t+3の画像データ(n6R(4t+3),n6G(4t+3),n6B(4t+3))を生成するように、LUT104を作成する。
同様に、時間座標4t′+1を付した2番目のフレームでは、座標(1,1)に4t+1の画像データ、座標(1,2)に4t+2の画像データ、座標(2,1)に4t+3の画像データ、座標(2,2)に4tの画像データを生成する。時間座標4t′+2を付した3番目のフレームでは、座標(1,1)に4t+2の画像データ、座標(1,2)に4t+3の画像データ、座標(2,1)に4tの画像データ、座標(2,2)に4t+1の画像データを生成する。時間座標4t′+3を付した4番目のフレームでは、座標(1,1)に4t+3の画像データ、座標(1,2)に4tの画像データ、座標(2,1)に4t+1の画像データ、座標(2,2)に4t+2の画像データを生成する。
すなわち、座標(1,1)のピクセルでは、n6(4t),n6(4t+1),n6(4t+2),n6(4t+3)の順で、座標(1,2)のピクセルでは、n6(4t+1),n6(4t+2),n6(4t+3),n6(4t)の順で、座標(2,1)のピクセルでは、n6(4t+2),n6(4t+3),n6(4t),n6(4t+1)の順で、座標(2,2)のピクセルでは、n6(4t+3),n6(4t),n6(4t+1),n6(4t+2)の順で、新たな時間座標4t′,4t′+1,4t′+2,4t′+3を付した出力画像データを生成するように、LUT104を作成する。
このようにすれば、近傍する4ピクセルが同時に4フレーム分のうち最小輝度もしくは最大輝度を表す出力画像データを生成することがない。言い換えると、出力画像データを時間座標4t′,4t′+1,4t′+2,4t′+3の順に並べたときに、隣接するピクセル(画素)間において、輝度の大きさの順が異なるようになる。この結果、輝度変化が画面全体において強調されるようなことがない。よって、擬似階調を生成すると同時に、高い表示品位を維持することが可能となる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、図4,5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本発明の他の実施形態について、図4,5に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
上記実施形態の画像データ変換装置1,101は、入力画像データに対して、時間拡散を行い、擬似階調を生成する構成であった。本実施形態の画像データ変換装置201は、時間拡散ではなく、空間拡散を行い、擬似階調を生成する構成である。画像データ変換装置201は、Pビットの入力画像データに対して、任意数のQビット(Q<P)の出力画像データを生成する。なお、以下では、P=8、Q=6とし、1ピクセルの入力画像データを、2×2(4)のピクセル分の出力画像データに跨って付加し、4つの出力画像データに跨って付加した情報(4ピクセル分の出力画像データからなる情報)を出力することで擬似階調を生成するとして説明する。
図4のブロック図は、本実施形態の画像データ変換装置201を含む表示装置を示している。表示装置には、画像データ変換装置201と表示部211とが備えられている。
表示部211は、階調数が26であるLCD(liquid crystal display)213と、このLCD213を駆動させるための駆動手段としてのソースドライバ214およびゲートドライバ215とを含んでいる。
LCD213は、画像データ変換装置201に入力される入力画像データの1フレーム分の各ピクセルに対して、縦横の両方向それぞれに2倍(2×2)の数に分割されたピクセル(画素)を有している。これにより、LCD213は、画像データ変換装置201において空間拡散された出力画像データを表示させることができ、入力画像の階調を表現することができる。
図5は、LCD213の模式図を示している。図5に示すように、ピクセル座標(画素座標)(0,0)・(0,1)・(1,0)・(1,1)からなる2×2ピクセルが繰り返し配置されている。LCD213の各2×2ピクセルが、表示装置に入力された入力画像データの各1ピクセル分を表示し、+2ビットの階調を表現するのである。
ソースドライバ214には、画像データ変換装置201により変換された画像データが入力される。ソースドライバ214は、入力された画像データに対応する電圧をLCD213のソース電極線(図示しない)に印加するようになっている。
一方、ゲートドライバ215には、同期信号発生回路(図示しない)から同期信号(水平同期信号H、垂直同期信号V)が入力される。ゲートドライバ215は、入力された同期信号に対応する電圧をゲート電極線(図示しない)に印加するようになっている。
上記ソース電極線の本数とゲート電極線の本数とを乗じた数は、LCD213のピクセル数と同数である。
画像データ変換装置201は、データ変換部202とLUT204とを備えている。
データ変換部202には、RGB各色の8ビットの画像データ(n8R,n8G,n8B)とそのピクセル座標(以下、元ピクセル座標と呼ぶ)とが入力される。データ変換部202は、入力された画像データ(n8R,n8G,n8B)および元ピクセル座標から、LUT204を参照し、4分割された画素座標(0,0)・(0,1)・(1,0)・(1,1)を付した4ピクセル分の6ビットの出力画像データ(n6R(0,0),n6G(0,0),n6B(0,0)),(n6R(0,1),n6G(0,1),n6B(0,1)),(n6R(1,0),n6G(1,0),n6B(1,0)),(n6R(1,1),n6G(1,1),n6B(1,1))を生成して、表示部211に出力する。
LUT204は、出力画像データが擬似階調で+2ビットを表現できるように、入力画像データと4ピクセル分の出力画像データとの対応関係を示した数表である。以下に、LUT204の生成方法を説明する。
本実施形態においても、上記実施形態と同様に、表示部211の白輝度をW、黒輝度をBk、白表示時の赤緑青の輝度比を0.2986対0.587149対0.114251とし、各サブピクセルの階調輝度特性がγ=2.2に従うとする。このとき、輝度Lと入力画像データ(n8R,n8G,n8B)との関係は、上記式(1−1)のように、輝度Lと出力画像データ(n6R,n6G,n6B)との関係は、上記式(1−2)のようになる。また、画像データから正規化した輝度Y,赤色差Cr,青色差Cbへの変換は、上記式(1−3)および式(1−4)に従う。
1ピクセルの入力画像データに対して、4ピクセル分の出力画像データが入力された表示部11は、入力された4ピクセル分の画像を同時に表示する。これにより、4ピクセルの画像を見た人間は、該4ピクセルの画像から平均した輝度、色度を認識する。すなわち、(0,0)・(0,1)・(1,0)・(1,1)の4ピクセル分の出力画像データから人間が認識する輝度Y′,赤色差Cr′,青色差Cb′は、次式(3−1)のようになる。
画素座標(0,0)・(0,1)・(1,0)・(1,1)の4ピクセル分の出力画像データにより8ビットの階調を表現するということは、8ビットの精度が必要であることになる。よって、上記実施形態と同様に、入力画像データの輝度および色差である、Y,Cr,Cbと、上記4ピクセル分の平均輝度および平均色差である、Y′,Cr′,Cb′とは、上記関係式(1−6)を満たす必要がある。
また、色度よりも輝度に対して敏感であるという人間の感覚特性を利用して、LUT204を作成する。すなわち、次式(3−2)のような評価関数Eを設定する。
式(3−2)において、max(A,B,C,D)は、A,B,C,Dのうち最大値を、min(A,B,C,D)は、A,B,C,Dのうち最小値を表している。
第1項は、4ピクセルにおいて、正規化した輝度の最大値と最小値との差を表している。同様に、第2項は、正規化した赤色差の最大値と最小値との差を、第3項は、正規化した青色差の最大値と最小値との差を表している。
最大値と最小値との差が小さい場合、4ピクセルを同時に表示するときにピクセルごとのちらつきが認識されないため、高い表示品位を維持することができる。よって、式(1−6)を満たし、式(3−2)の評価関数Eが最小値をとるように、(n8R,n8G,n8B)と画素座標(0,0)・(0,1)・(1,0)・(1,1)が付された(n6R,n6G,n6B)との対照数表であるLUT204を生成する。
ここで、着目すべき点は、上記実施形態と同様に、式(3−2)において、第1項の係数を10と設定しているのに対し、第2項および第3項の係数を1と設定している点である。これにより、上記評価関数Eが最小値を取るとき、4ピクセル間の輝度の最大値と最小値との差は、色差の最大値と最小値との差の概ね1/10となる。つまり、4ピクセルにおいて、輝度変化を色度変化よりも小さく抑えることができる。
上述したように、人間の感覚特性において、輝度に対する分解能と色度に対する分解能とは、互いに異なっている。概ね、輝度の分解能は、色差の分解能の10〜15倍である。
従って、式(3−2)の評価関数Eを利用することにより、人間の目に捉えにくい(分解能の低い)色度変化よりも、人間の目に捉えやすい(分解能の高い)輝度変化を小さくし、人間の目にとっての表示部211の表示品位を向上させることができる。
〔実施形態4〕
上記実施形態1,2では、時間軸方向に拡散して擬似階調を生成し、上記実施形態3では、空間軸方向に拡散して擬似階調を生成するとした。時間軸と空間軸とは直交しているため、両方の軸で処理を行うことができる。
上記実施形態1,2では、時間軸方向に拡散して擬似階調を生成し、上記実施形態3では、空間軸方向に拡散して擬似階調を生成するとした。時間軸と空間軸とは直交しているため、両方の軸で処理を行うことができる。
そこで、本実施形態の画像データ変換装置を含む表示装置では、時間拡散と空間拡散との両方を行い、擬似階調を生成することを特徴としている。
例えば、本実施形態の表示装置では、8ビットの入力画像データに対して、6ビットの階調で表現する。このとき、本実施形態の画像データ変換装置は、1入力画像データから2フレーム分の画像データを出力して時間拡散を行い、+1ビットの擬似階調を生成する。さらに、画像データ変換装置は、1入力画像データの各ピクセルに対して、縦または横方向に2ピクセル分の画像データを出力し、+1ビットの擬似階調を生成する。
これにより、時間拡散および空間拡散を合わせて、+2ビットの擬似階調を生成し、8ビットの入力画像を表現することができる。
〔実施形態5〕
上記実施形態1〜4においては、表示部の特性が式(1−2)に従うとした。しかし、式(1−2)は、理想的な特性を示しており、実際の表示部では、式(1−2)とは異なる特性を有する場合がある。
上記実施形態1〜4においては、表示部の特性が式(1−2)に従うとした。しかし、式(1−2)は、理想的な特性を示しており、実際の表示部では、式(1−2)とは異なる特性を有する場合がある。
例えば、液晶表示装置といったような表示装置においては、構造的な問題があり、理想的な階調輝度色度特性を有しているわけではない。
そこで、本実施形態では、式(1−2)を使用する代わりに、実際の表示部の輝度色度データを基に、画像データ変換装置のLUTの生成を行う。これにより、画像データ変換装置は、表示部の階調輝度色度特性を理想的な状態に近づけることができる。また、該画像データ変換装置を備える表示装置は、入力された画像データに対して、再現性の向上した画像を表示させることができる。
入力画像データの階調数に比べて、表示手段の階調数が小さくても、本発明の画像データ変換装置は、輝度変化を小さくして、人間の視覚に認識されにくい擬似階調を生成することができる。よって、擬似階調を生成するような装置、例えば、ビット数変換装置等にも利用することができる。また、表示装置における階調数を変換させる部品や装置においても利用することができる。
1・101・201 画像データ変換装置(画像変換装置)
11・211 表示部(表示手段)
11・211 表示部(表示手段)
Claims (7)
- 入力されたPビット(Pは自然数)の各画素の入力画像データを、Qビット(Q<P、Qは自然数)の出力画像データに変換し、Qビットの表示能力を有する表示手段に出力する画像変換装置において、
Qビットより大きな擬似階調を生成するために、1つの入力画像データを任意数の出力画像データに跨って付加し、
前記任意数の出力画像データに跨って付加した情報において、正規化した輝度の最大値と最小値との差を、正規化した色度の最大値と最小値との差よりも小さくすることを特徴とする画像変換装置。 - 前記任意数の出力画像データのそれぞれに対して、連続した異なる時間座標を付すことを特徴とする請求項1に記載の画像変換装置。
- 前記任意数の出力画像データを前記時間座標の順に並べたときに、輝度の大きさの順番が、隣接する画素間において異なることを特徴とする請求項2に記載の画像変換装置。
- 前記任意数の出力画像データのそれぞれに対して、前記任意数に分割された画素座標を付すことを特徴とする請求項1に記載の画像変換装置。
- 前記任意数の出力画像データのそれぞれに対して、連続した異なる時間座標、および、前記任意数に分割された画素座標を付すことを特徴とする請求項1に記載の画像変換装置。
- 前記出力画像データが、前記表示手段の階調輝度色度特性を満たすことを特徴とする請求項1に記載の画像変換装置。
- 請求項1から6のいずれか1項に記載の画像変換装置と、
前記画像変換装置から出力された出力画像データを表示する表示手段とを備えることを特徴とする表示装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003331553A JP2005099291A (ja) | 2003-09-24 | 2003-09-24 | 画像変換装置およびそれを備えた表示装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013222048A (ja) * | 2012-04-16 | 2013-10-28 | Eizo Corp | 画像表示装置、画像処理装置及び画像表示方法 |
-
2003
- 2003-09-24 JP JP2003331553A patent/JP2005099291A/ja not_active Withdrawn
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