JP2005099166A - 光送信モジュールおよび光送信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 所定の値からずれた波長のレーザ光が光ネットワークへ送出されるのを防止できる光送信モジュールおよび光送信装置を提供する。
【解決手段】 所定波長のレーザ光を出力する発光素子16と、前記発光素子16の一方の端面から出力されるレーザ光を外部に送出する光ファイバ27と、前記発光素子16一方の端面から出力されるレーザ光を擬似平行光にするレンズ19と、前記擬似平行化されたレーザ光を集光して前記光ファイバ27に入射させるレンズ28と、前記レンズ19と前記レンズ28の間に配置され、入射した前記レーザ光の伝播方向を偏向する光偏向素子30とを具備し、前記発光素子16から出力されるレーザ光の波長が所定の範囲を逸脱した時に前記光偏向素子30を駆動して前記レーザ光を偏向し、前記レーザ光が前記光ファイバ27内を伝播しないようにしている。
【選択図】 図1
【解決手段】 所定波長のレーザ光を出力する発光素子16と、前記発光素子16の一方の端面から出力されるレーザ光を外部に送出する光ファイバ27と、前記発光素子16一方の端面から出力されるレーザ光を擬似平行光にするレンズ19と、前記擬似平行化されたレーザ光を集光して前記光ファイバ27に入射させるレンズ28と、前記レンズ19と前記レンズ28の間に配置され、入射した前記レーザ光の伝播方向を偏向する光偏向素子30とを具備し、前記発光素子16から出力されるレーザ光の波長が所定の範囲を逸脱した時に前記光偏向素子30を駆動して前記レーザ光を偏向し、前記レーザ光が前記光ファイバ27内を伝播しないようにしている。
【選択図】 図1
Description
本発明は、光通信システムに用いられる光送信モジュールおよび光送信装置に係わり、特に発光素子から出力されるレーザ光を一時遮断するのに好適な構造を有する光送信モジュールおよび光送信装置に関する。
インターネットの普及により、ブロードバンドで24時間常時接続できる大容量ネットワークの構築が急務となっている。波長分割多重(WDM:Wavelength Division Multiplexing)通信システムを用いた光ネットワークは、伝送容量が飛躍的に向上し、しかも柔軟性のあるネットワーク構築が可能であるため大いに注目されている。
このような光ネットワークにおいては、隣接するチャンネルとの波長間隔は、例えば0.4nm程度と狭いためレーザ光の波長が所定の値からずれた場合に、隣接する波長の光と干渉して通信障害を起こす問題がある。
そのため、波長分割多重通信システムにおいては光通信の波長および光出力が長期にわたって安定していることが不可欠であり、従来、波長および光出力モニタ機能を光送信モジュールの筐体内に設けて、波長ロッカと呼ばれる波長制御手段を有する光送信モジュールが開発されている(例えば、特許文献1参照。)。
図13は特許文献1に開示された波長および光出力モニタを内蔵した光送信モジュールの構成を示したものである。
図13に示すように、従来の波長および光出力モニタ内蔵型の光送信モジュール101は、所定波長のレーザ光を出力する発光素子102と、発光素子102の一方の端面(紙面上で右側)から出力されるレーザ光を外部に送出する光ファイバ接続部103と、発光素子102の他方の端面(紙面上で左側)から出力されるレーザ光を擬似平行光にするレンズ112と、この擬似平行のレーザ光を透過方向(紙面上で左側)とこの透過方向に垂直な反射方向(紙面上で下側)との2つに分岐するハーフミラーからなるビームスプリッタ104と、ビームスプリッタ104によって分岐された一方のレーザ光を所定波長帯のレーザ光のみ透過させる光フィルタ105で透過させた後に受光する第1の受光素子106を端面に搭載した第1のPDキャリア107と、ビームスプリッタ104によって分光された他方のレーザ光を受光する第2の受光素子108を端面に搭載した第2のPDキャリア109と、発光素子102の温度を調整するペルチェモジュール110と、第1の受光素子106および第2の受光素子108から出力される受光電流に基づいて発光素子102の波長を制御するようにペルチェモジュール110を制御する制御部111とを有している。
そして、発光素子102の他方の端面から出力されたレーザ光は、レンズ112により擬似平行化され、ビームスプリッタ104によって透過方向とこの透過方向に垂直な反射方向との2つの方向に分岐され、透過方向に分岐されたレーザ光は、光フィルタ105(特許文献1では誘電体多層膜)により波長フィルタリングが行われた後、第1の受光素子106によって受光され、波長がモニタされる。
一方、反射方向に分岐されたレーザ光は、第2の受光素子108によって受光され、光出力がモニタされる。
しかしながら、特許文献1に開示された光送信モジュール101では、電源を投入した時点ではレーザ光の波長はまだ所定の値に制御されていないので所定の波長からずれたレーザ光が光ネットワークに入力されてしまい、通信障害を起こす問題がある。
これは、発光素子102を所定の温度に予熱しておいても、所定の波長になるにはさらに通電による発熱で発光素子102の温度が安定するまでの時間を要するためである。
このため、レーザ光の干渉による通信障害を避けるには予め光ファイバを光モジュールから外しておき、波長が安定してから手動で光ファイバを光モジュールに接続して、正しい波長のレーザ光を光ネットワークに入力していた。
しかしながら、この様な手動による方法では、光送信モジュールを光ネットワークへ組み込む作業が繁雑であり、組み込み時間が長くなる。また、稼動中に突発的な原因、例えば発光素子102が劣化して電流集中による波長変動が起こった場合には波長ロッカだけで対処することが難しい。
即ち、従来の発光素子102の温度を変えて波長を制御する方法では応答が遅いため電源投入時や突発時の過渡的な波長変動を抑えることはできず、所定の波長からずれたレーザ光が光ネットワークに入力されてしまう。その結果、隣接する波長のレーザ光と干渉して通信障害を起こす問題がある。
このような通信障害を未然に予防するためには、レーザ光の波長が所定の波長から逸脱した場合に、正しい波長に復帰するまでレーザ光を光ネットワークに入れないように遮断しておくことが必要である。
特開2000−56185号公報(4頁、図2)
上述した特許文献1に開示された光送信モジュールでは、電源投入時に所定の波長からずれたレーザ光が光ネットワークに入力されてしまうので、隣接するチャンネルのレーザ光と干渉して通信障害を起こす問題がある。また、突発的な波長変動には対処できない問題がある。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、所定の値からずれた波長のレーザ光が光ネットワークへ送出されるのを防止できる光送信モジュールおよび光送信装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様の光送信モジュールでは、所定波長のレーザ光を出力する発光素子と、前記発光素子の一方の端面から出力されるレーザ光を外部に送出する光ファイバ接続部と、前記発光素子の一方の端面から出力されるレーザ光を擬似平行光にする第1のレンズと、前記擬似平行化されたレーザ光を集光して前記光ファイバに入射させる第2のレンズと、前記第1のレンズと前記第2のレンズの間に配置され、入射した前記レーザ光の伝播方向を偏向する光偏向素子と、前記発光素子の他方の端面から出力されるレーザ光を擬似平行光にする第3のレンズと、前記擬似平行化されたレーザ光を分岐するビームスプリッタと、前記分岐された一方のレーザ光を受光する第1の受光素子と、
前記分岐された他方のレーザ光を受光する第2の受光素子と、前記ビームスプリッタと前記第1の受光素子の間に配置され、所定波長帯のレーザ光のみを透過させる光フィルタと、を具備し、前記発光素子から出力されるレーザ光の波長が所定の範囲を逸脱した時に、前記光偏向素子を駆動して前記レーザ光を偏向し、前記レーザ光が前記光ファイバ内を伝播しないようにしたことを特徴としている。
前記分岐された他方のレーザ光を受光する第2の受光素子と、前記ビームスプリッタと前記第1の受光素子の間に配置され、所定波長帯のレーザ光のみを透過させる光フィルタと、を具備し、前記発光素子から出力されるレーザ光の波長が所定の範囲を逸脱した時に、前記光偏向素子を駆動して前記レーザ光を偏向し、前記レーザ光が前記光ファイバ内を伝播しないようにしたことを特徴としている。
以上説明したように、本発明によれば、レーザ光の波長の変動により隣接するチャンネルのレーザ光との干渉を未然に防ぐことができる。従って、信頼性の高い光ネットワークが得られる。
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。
図1および図2は、本発明の実施例1に係わる光送信モジュールを示す図で、図1は箱型の筐体に冠着される蓋を取り除いて見たその平面図、図2は図1より筐体の側壁板を取り除いて見たその側面図である。
図1および図2に示すように、本実施例の光送信モジュール11は、上部が開口した長方形状の箱型の筐体12と、筐体12の側壁部の貫通孔に貫挿されるファイバを接続するための光ファイバ接続部13と、筐体12に収納される光学部品を実装した基板14と、基板14を載置するペルチェモジュール15と、筐体12に冠着される蓋(図示せず)を有している。
この基板14には、所定波長のレーザ光を出力する発光素子16と、発光素子16の発熱を筐体12に放熱するヒートシンク17と、発光素子16近傍の温度を検出するサーミスタ18と、発光素子16の一方の端面(紙面上で右側)から出力されたレーザ光を擬似平行光にする第1のレンズ19と、発光素子16の他方の端面(紙面上で左側)から出力されるモニタ用のレーザ光(モニタ光)を擬似平行光にする第2のレンズ20と、モニタ用部品を実装する基板21が実装されている。
この基板21には、擬似平行光を透過方向(紙面上で左側)と、透過方向に垂直な反射方向(紙面上で上側)との2つの方向に分岐するビームスプリッタ22と、透過方向に分岐されたレーザ光を受光する第1の受光素子23と、透過方向に垂直な反射方向に分岐されたレーザ光を受光する第2の受光素子24と、第2のレンズ20と第1の受光素子23の間に配置され、所定波長帯のレーザ光のみを透過させる第1の光フィルタ25が実装されている。
更に、第1の受光素子23は、受光電流Imに基づいてペルチェモジュール15を制御し、発光素子16の波長を制御する波長制御手段26に接続されている。
また、筐体12の側壁部には、光ファイバ27を接続するファイバ接続部13と、第1のレンズ19からの光を集光して光ファイバに結合させる第3のレンズ28と、筐体12を機密封止するためのサファイアガラス29が取り付けられている。
光偏向素子30は基板31に実装されて第1のレンズ19と第3のレンズ28の間に配置され、電源オン信号あるいは受光電流Imに基づいて発光素子16のレーザ光の伝播方向を偏向してレーザ光を遮断するための駆動手段32に接続されている。
図3は光偏向素子30の光学的結合関係を示す図である。図3に示すように、発光素子16から出射され第1のレンズ19によって擬似平行化されたレーザ光は、第1のレンズ19と第3のレンズ28の間に配置された光偏向素子30を通過して第3のレンズ28により集光されて光ファイバ27に入射する。
光偏向素子30はレーザ光に対して透光性を有し、且つ電圧を印加すると屈折率が変化する電気光学効果(ポッケルズ効果)を有する結晶、例えばLiNbO3結晶からなり、その上面電極33に駆動手段32から電圧を印加すると破線aに示すようにレーザ光の伝播方向が曲げられるので、第3のレンズ28を通過したレーザ光は光ファイバ27の入射面よりずれた位置に集光される。
その結果、レーザ光は光ファイバ27に入射することができず、レーザ光を遮断することが可能である。
図4は光偏向素子30の電極の配置および駆動手段32との関係を示す図で、図4(a)はその平面図、図4(b)はその断面図である。
図に示すように、光偏向素子30はその上面にレーザ光の伝播方向に対して斜めに一辺を配置した三角形状の金属、例えばAuからなる上面電極33が形成され、その下面には同じく金属からなる下面電極34が形成されている。
駆動手段32は、基本的には駆動電源35とスイッチ36を有し、駆動電源35の一端はスイッチ36を介して上面電極33に接続され、他端は下面電極34とともにグランドに接続されている。
スイッチ36を閉じて光偏向素子30に電圧を印加すると電圧が印加された領域では屈折率がΔnだけ変化する。その結果、電圧が印加された領域を通過する光と電圧が印加されていない領域を通過する光との間に速度差が生じ、波面が屈折率の高い方向に傾いてレーザ光の伝播方向を偏向することができる。
レーザ光を遮断するのに必要な偏向角度は光偏向素子30と第3のレンズ28および光ファイバ27間の距離から求められ、この偏向角度を得るために必要な光偏向素子30の駆動電圧は、電気光学結晶の屈折率および電気光学常数と、レーザ光の波長と、光偏向素子30の光路長および厚さ等から算出される。
図5乃至図7は駆動手段32を示す図で、図5は第1の駆動回路を示す図、図6はその動作を示すタイミングチャート、図7は第2の駆動回路を示す図である。
図5に示すように、第1の駆動回路41は、例えば電源オン信号を入力してその立ち上がり信号を出力するエッジパルス発生器42と、エッジパルス立ち上がり信号により時間計測を開始するタイマ43と、エッジパルス立ち上がり信号によりセットされ、タイマ43の出力信号によりリセットされるラッチ回路44と、ラッチ出力を伝送するバッファアンプ45によりドライブされるn−MOSFET46と、プルアップ抵抗47とで構成されている。
入力端子48は電源オン信号源に接続され、出力端子49は光偏向素子30の上面電極33に接続されている。
図6に示すように、入力端子48に電源オン信号aが入力されると、エッジパルス発生器42は電源オン信号aの立ち上がりを捉えてエッジパルス立ち上がり信号bをタイマ43とラッチ回路44のセット端子に出力する。
ラッチ回路44はエッジパルス立ち上がり信号bによりセットされてラッチ出力信号cを“H”として、バッファアンプ45に出力する。
バッファアンプ45はラッチ出力信号cの極性を反転したバッファ出力信号dをn−MOSFET46のゲート端子に出力する。
n−MOSFET46はバッファ出力信号dによりオフとなり、プルアップ抵抗47を介して出力端子49の出力電圧eはほぼVddとなるので出力端子49に接続された光偏向素子30に出力電圧eが印加される。
これにより、少なくとも発光素子16が通電開始された時に光偏向素子30を駆動してレーザ光を遮断し、レーザ光が光ファイバ27内を伝播しないようにすることが可能である。なお、光偏向素子30は電圧印加時に過渡的な分極電流が流れるだけなので電力を消費しない。
一方、タイマ43はエッジパルス立ち上がり信号bが入力されるとタイムカウントを開始し、予め設定された発光素子16の波長が安定するのに要する時間Tになるとタイマ信号fをラッチ回路44のリセット端子に出力する。
ラッチ回路44はタイマ信号fによりラッチ出力信号cを“L”としてバッファアンプ45に出力する。
バッファアンプ45はラッチ出力信号cの極性を反転したバッファ出力信号dをn−MOSFET46のゲート端子に出力する。
n−MOSFET46はバッファ出力信号dによりオンとなり、出力端子49の出力電圧eはほぼ0Vとなり、出力端子49に接続された光偏向素子30に電圧が印加されなくなる。
これにより、発光素子16のレーザ光の波長が安定した後にレーザ光を光ファイバ27に入射させることが可能である。
次に、図7に示すように、第2の駆動回路51は、例えば第1の受光素子23の受光電流Imを電圧に変換して受光電圧Vmを出力するI/V変換器52と、所定の波長に相当する基準電圧Vref1を出力する基準電源53と、受光電圧Vmと基準電圧Vref1を入力してその差電圧ΔVmを出力する加算器54と、差電圧ΔVmを入力してその絶対値|ΔVm|を出力する絶対値演算器55と、所定の波長範囲に相当する基準電圧Vref2を出力する基準電源56と、絶対値|ΔVm|と基準電圧Vref2を入力して電圧の大小を比較するコンパレータ57と、コンパレータ出力を伝送するバッファアンプ45によりドライブされるn−MOSFET46と、プルアップ抵抗47とで構成されている。
即ち、入力端子58に第1の受光素子23の受光電流Imが入力されると、I/V変換器52は受光電流Imを受光電圧Vmに変換して加算器54に出力する。
加算器54は受光電圧Vmと所定の波長に相当する基準電圧Vref1を入力して差電圧ΔVmを絶対値演算器55に出力する。
絶対値演算器55は差電圧ΔVmを入力してその絶対値|ΔVm|をコンパレータ57に出力する。
コンパレータ57は絶対値|ΔVm|と所定の波長範囲に相当する基準電圧Vref2を入力して、絶対値|ΔVm|が基準電圧Vref2より大きい時にコンパレータ出力を“H”とし、小さい時にコンパレータ出力を“L”としてバッファアンプ45に出力する。
バッファアンプ45はコンパレータ出力信号cの極性を反転したバッファ出力信号dをn−MOSFET46のゲート端子に出力する。
n−MOSFET46はバッファ出力信号dが“L”の時にオフとなり、プルアップ抵抗47を介して出力端子49の出力電圧eはほぼVddとなるので出力端子49に接続された光偏向素子30に電圧Vddが印加される。
一方、n−MOSFET46はバッファ出力信号dが“H”の時にオンとなり、出力端子49の出力電圧eはほぼ0Vとなるので出力端子49に接続された光偏向素子30に電圧が印加されなくなる。
これにより、レーザ光の波長が所定の範囲を逸脱した時に光偏向素子30を駆動してレーザ光を遮断し、レーザ光が光ファイバ27内を伝播しないようにすることが可能であり、レーザ光の波長が所定の範囲に復帰した後にレーザ光を光ファイバ27に入射させることが可能である。
以上説明したように、実施例1に係わる光送信モジュールでは、第1のレンズ19と第3のレンズ28の間に光偏向素子30を設けて、レーザ光の波長が所定の範囲を逸脱した時にレーザ光を遮断して光ファイバ27内を伝播しないようにしたので、隣接するチャンネルのレーザ光と干渉することを防ぐことが可能である。
従って、光通信システムへの組み込みが容易であり、通信障害の発生を未然に予防して信頼性の高い光ネットワークを提供することができる。
(実施例1の変形例)
図8は本発明の実施例1に係わる駆動手段32を示す図である。本変形例において、上記実施例1と同一の構成部分には同一符号を付してその部分の説明は省略し、異なる部分について説明する。
図8は本発明の実施例1に係わる駆動手段32を示す図である。本変形例において、上記実施例1と同一の構成部分には同一符号を付してその部分の説明は省略し、異なる部分について説明する。
本変形例が上記実施例1と異なる点は、第1の駆動回路41と第2の駆動回路51の演算処理をマイクロプセッサを用いた演算処理システムで行うようにしたことにある。
即ち、図8に示すように、本変形例の駆動回路61は、例えば第1の受光素子23の受光電流Imを電圧に変換して受光電圧Vmを出力するI/V変換器52と、受光電圧Vmをディジタル値に変換するA/D変換器62と、演算処理をおこなうマイクロプロセッサ63と、演算処理結果をアナログ値に変換するD/A変換器64と、D/A変換器64の出力信号を伝送するバッファアンプ45によりドライブされるn−MOSFET46と、プルアップ抵抗47とで構成されている。
マイクロプロセッサ63は、入力端子65に電源オン信号が入力された時は割込み動作によりD/A変換器64の出力を“H”に設定してバッファアンプ45に出力し、レーザ光の波長が安定するのに要する時間Tが経過した後にD/A変換器64の出力を“L”に設定してバッファアンプ45に出力する第1の駆動回路41の機能を実行する。
一方、電源オン信号の待ち受け時には、受光電圧Vmを常時モニタして受光電圧Vmが所定の波長範囲に相当する基準電圧を超えた時にD/A変換器64の出力を“H”に設定してバッファアンプ45に出力し、所定の波長範囲に相当する基準電圧内に復帰した時にD/A変換器64の出力を“L”に設定してバッファアンプ45に出力する第2の駆動回路52の機能を実行する。
これらの演算処理および制御動作は、ソフトウェアとして予めマイクロプロセッサ63のROMに格納されており、その手順に従ってマイクロプロセッサ63のCPUにより実行される。
以上説明したように、実施例1の変形例では、第1の駆動回路41と第2の駆動回路51の演算処理をマイクロプセッサを用いた演算処理システムで行うようにしたので、演算処理の条件に柔軟性を持たせることが可能である。
従って、光通信システムへの組み込みが容易であり、通信障害の発生を未然に予防して信頼性の高い光ネットワークを提供することができる。
上述した変形例では、演算処理をソフトウェアとして予めマイクロプロセッサ63のROMに格納しておく場合について説明したが、ネットワークを介してソフトウェアをダウンロードして実行するようにしても構わない。これにより、演算処理条件をリモートコントロールすることができるので、保守が容易である。
次に、本発明の実施例2に係わる光通信装置について図9を用いて説明する。図9はその光通信装置の構成を示すブロック図である。本実施例において上記実施例1と同一の部分には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる部分のみ説明する。
本実施例が実施例1と異なる点は、レーザ光の伝播方向を偏向する光偏向器を光送信モジュールの外部に設置したことにある。
即ち、図9に示すように、本実施例の光送信装置71は、所定のレーザ光を送出する光送信部72と、光送信部72に接続されレーザ光を伝送する第1の光ファイバ部73と、第1の光ファイバ部73に接続されレーザ光の伝播方向を偏向する光偏向部74と、光偏向部74に接続されレーザ光を更に伝送する第2の光ファイバ部75と、光偏向部74を駆動する光出力遮断回路61とで構成されている。
光送信部72から送出されたレーザ光は第1の光ファイバ部73を伝播して光偏向部74に入射する。
光偏向部74は入力端子77に電源オン信号が入力された時に駆動回路61により駆動されてレーザ光を遮断し、レーザ光が第2の光ファイバ部75内を伝播しないようにすることが可能である。
一方、電源オン信号の待ち受け時には、入力端子78から受光電流Imが読み込まれ、レーザ光の波長が所定の範囲を逸脱した時に駆動回路61により駆動されてレーザ光を遮断し、レーザ光が第2の光ファイバ部75内を伝播しないようにすることが可能である。
以上説明したように、実施例2に係わる光送信装置71では光偏向部74を光送信部72の外部に設置したので、光送信部72あるいは光偏向部74の保守交換を独立しておこなうことができる。また、既設の光送信装置に光偏向部74を簡単に追加することができる。
従って、通信障害の発生を未然に予防して信頼性の高い光ネットワークを提供することができる。
(実施例2の変形例)
図10は本発明の実施例2の変形例に係わる光送信装置を示すブロック図である。本変形例において、上記実施例2と同一の構成部分には同一符号を付してその部分の説明は省略し、異なる部分について説明する。
図10は本発明の実施例2の変形例に係わる光送信装置を示すブロック図である。本変形例において、上記実施例2と同一の構成部分には同一符号を付してその部分の説明は省略し、異なる部分について説明する。
本変形例が上記実施例2と異なる点は、第1の光ファイバ部と第2の光ファイバ部の間に更に光変調部を挿入し、光変調部と光偏向部を一体に集積化したことにある。
即ち、図10に示すように、本変形例の光送信装置81は、所定のレーザ光を送出する光送信部72と、光送信部72に接続されレーザ光を伝送する第1の光ファイバ部73と、第1の光ファイバ部73に接続されデータ信号を変調する光変調部82と光の伝播方向を偏向する光偏向部83とを一体に集積した光信号処理部84と、光変調部82を駆動する光変調回路85と、光偏向部83を駆動する駆動回路61と、光信号処理部84に接続されレーザ光を更に伝送する第2の光ファイバ部75とで構成されている。
光変調部82は光干渉型光変調器、例えば電気光学効果を有するLiNbO3基板上に形成されたマッハツェンダ(MZ)型光変調器(以下、MZ変調器という)で、入力される光を2つのパスに均等に分岐し、光変調回路85から印加したデータ信号の大きさに応じて2つのパスの光路差を変化させることにより、2つのパスを通過した光を合成してデータ信号を変調するものである。
従って、光路差がゼロの時に光出力“1”が得られ、光路差が1/2波長の時に光出力“0”が得られる。
これにより、光変調部82と光偏向部83を同じLiNbO3基板上に集積して形成することが可能であり、光信号処理部84を小型化できる。
以上説明したように、実施例2の変形例では、光変調部82と光偏向部83を一体に集積して光信号処理部84を小型化したので、光送信装置81への組み込みが容易である。
従って、通信障害の発生を未然に予防して信頼性の高い光ネットワークを提供することができる。
ここでは、光変調部82の後段に光偏向部83を集積化する場合について説明したが、光偏向部83の後段に光変調部82を集積化しても構わない。
上述の実施例において、レーザ光を一定の方向に偏向する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、レーザ光は光ファイバ27の入射面よりずれた位置に集光されれば良いので、レーザ光を偏向する方向は任意の方向で構わない。これにより、駆動電圧の極性や上面電極33の形状は特に限定されず種々の変形が可能である。
例えば、図11および図12は上面電極の形状を示したものである。図に示すように、レーザ光の伝播方向に光路差を与える形状であれば凸状に湾曲した辺が配置された上面電極91、あるいは凹状に湾曲した辺が配置された上面電極92であっても構わない。
11 光送信モジュール
12 筐体
13 ファイバ接続部
14、21、31 基板
15 ペルチェモジュール
16 発光素子
17 ヒートシンク
18 サーミスタ
19、20、28 レンズ
22 ビームスプリッタ
23 第1の受光素子
24 第2の受光素子
25 第1の光フィルタ
26 波長制御手段
27 光ファイバ
29 サファイアガラス
30 光偏向素子
32 レーザ光遮断手段
33、91、92 上面電極
34 下面電極
35 駆動電源
36 スイッチ
41 第1の駆動回路
42 、エッジパルス発生器
43 タイマ
44 、ラッチ回路
45 バッフアアンプ
46 n−MOSFET
47 抵抗
48、58、65、66、77、78 入力端子
49 出力端子
51 第2の駆動回路
52 I/V変換器
53、56 基準電源
54 加算器
55 絶対値演算器
57 コンパレータ
61 駆動回路
62 A/D変換器
63 マイクロプロセッサ
64 D/A変換器
71、81 光送信装置
72 光送信部
73 第1の光ファイバ部
74、83 光偏向部
75 第2の光ファイバ部
76 光出力端子
82 光変調部
84 光信号処理部
85 光変調回路
12 筐体
13 ファイバ接続部
14、21、31 基板
15 ペルチェモジュール
16 発光素子
17 ヒートシンク
18 サーミスタ
19、20、28 レンズ
22 ビームスプリッタ
23 第1の受光素子
24 第2の受光素子
25 第1の光フィルタ
26 波長制御手段
27 光ファイバ
29 サファイアガラス
30 光偏向素子
32 レーザ光遮断手段
33、91、92 上面電極
34 下面電極
35 駆動電源
36 スイッチ
41 第1の駆動回路
42 、エッジパルス発生器
43 タイマ
44 、ラッチ回路
45 バッフアアンプ
46 n−MOSFET
47 抵抗
48、58、65、66、77、78 入力端子
49 出力端子
51 第2の駆動回路
52 I/V変換器
53、56 基準電源
54 加算器
55 絶対値演算器
57 コンパレータ
61 駆動回路
62 A/D変換器
63 マイクロプロセッサ
64 D/A変換器
71、81 光送信装置
72 光送信部
73 第1の光ファイバ部
74、83 光偏向部
75 第2の光ファイバ部
76 光出力端子
82 光変調部
84 光信号処理部
85 光変調回路
Claims (9)
- 所定波長のレーザ光を出力する発光素子と、
前記発光素子の一方の端面から出力されるレーザ光を外部に送出する光ファイバ接続部と、
前記発光素子の一方の端面から出力されるレーザ光を擬似平行光にする第1のレンズと、
前記擬似平行化されたレーザ光を集光して前記光ファイバに入射させる第2のレンズと、
前記第1のレンズと前記第2のレンズの間に配置され、入射した前記レーザ光の伝播方向を偏向する光偏向素子と、
前記発光素子の他方の端面から出力されるレーザ光を擬似平行光にする第3のレンズと、
前記擬似平行化されたレーザ光を分岐するビームスプリッタと、
前記分岐された一方のレーザ光を受光する第1の受光素子と、
前記分岐された他方のレーザ光を受光する第2の受光素子と、
前記ビームスプリッタと前記第1の受光素子の間に配置され、所定波長帯のレーザ光のみを透過させる光フィルタと、
を具備し、
前記発光素子から出力されるレーザ光の波長が所定の範囲を逸脱した時に、前記光偏向素子を駆動して前記レーザ光を偏向し、前記レーザ光が前記光ファイバ内を伝播しないようにしたことを特徴とする光送信モジュール。 - 前記光偏向素子の駆動は、少なくとも前記発光素子に通電が開始された時、または前記第1の受光素子の受光電流が所定の範囲を逸脱した時におこなうことを特徴とする請求項1記載の光送信モジュール。
- 前記光偏向素子を駆動する駆動手段を有し、前記駆動手段は、少なくとも前記発光素子に通電が開始された信号を検出する回路と、
前期検出された信号を入力して前記レーザ光の波長が安定するまでの時間をカウントするタイマ回路と、
前期検出された信号により前記光偏向素子に電圧を印加し、前期タイマ回路の出力信号により前記光偏向素子に電圧を印加するのを停止する回路と、
を具備する第1の駆動回路と、
前記第1の受光素子の受光電流に基づいて、前記レーザ光の波長が所定の範囲にあるか否かを検出する回路と、
前記所定の範囲にない場合に前記光偏向素子に電圧を印加し、前記所定の範囲内に復帰した場合に前記光偏向素子に電圧を印加するのを停止する回路と、
を具備する第2の駆動回路と、
を有することを特徴とする請求項2記載の光送信モジュール。 - 前記駆動手段が、マイクロプロセッサを用いた演算処理システムを有することを特徴とする請求項3記載の光送信モジュール。
- 前記光偏向素子は、電気光学結晶板上に前記レーザ光の伝播方向に向かって斜辺あるいは湾曲辺が配置された形状の電極を有する電気光学素子であることを特徴とする請求項1記載の光送信モジュール。
- 前記発光素子と前記第2のレンズの間に配置され、電気光学結晶板上に形成された光変調素子を更に有し、前記光変調素子と前記光偏向素子が一体に集積化されていることを特徴とする請求項1記載の光送信モジュール。
- 所定の波長のレーザ光を送出する光送出部と、
前記光送出部に接続され、前記レーザ光を伝送する第1の光ファイバ部と、
前記第1の光ファイバ部に接続され、前記レーザ光の伝播方向を偏向する光偏向部と、
前記光偏向部に接続され、前記レーザ光を更に伝送する第2の光ファイバ部と、
を具備し、
前記光送出部から出力されるレーザ光の波長が所定の範囲を逸脱した時に、前記光偏向部を駆動して前記レーザ光を偏向し、前記レーザ光が前記第2の光ファイバ部内を伝播しないようにしたことを特徴とする光送信装置。 - 前記光偏向素子の駆動は、少なくとも前記光送出部に通電が開始された時、または前記レーザ光の波長が所定の範囲を逸脱した時におこなうことを特徴とする請求項7記載の光送信装置。
- 前記第1の光ファイバ部と前記第2の光ファイバ部の間に接続され、電気光学結晶板上に形成された光変調部を更に有し、前記光変調部と前記光偏向部が一体に集積化されていることを特徴とする請求項7記載の光送信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003330273A JP2005099166A (ja) | 2003-09-22 | 2003-09-22 | 光送信モジュールおよび光送信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003330273A JP2005099166A (ja) | 2003-09-22 | 2003-09-22 | 光送信モジュールおよび光送信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005099166A true JP2005099166A (ja) | 2005-04-14 |
Family
ID=34459294
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003330273A Pending JP2005099166A (ja) | 2003-09-22 | 2003-09-22 | 光送信モジュールおよび光送信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005099166A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011124444A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Opnext Japan Inc | 光モジュール、光モジュールの製造方法及び光モジュールの調整方法 |
JP2014040119A (ja) * | 2012-08-21 | 2014-03-06 | National Maritime Research Institute | 標識灯、標識灯監視装置、及び標識灯監視システム |
JPWO2019160066A1 (ja) * | 2018-02-14 | 2021-02-04 | 古河電気工業株式会社 | 半導体レーザモジュール |
JP2022082406A (ja) * | 2020-11-20 | 2022-06-01 | 株式会社東芝 | 光モジュール、システム、送信ユニット、受信ユニット、及び量子通信システム |
-
2003
- 2003-09-22 JP JP2003330273A patent/JP2005099166A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011124444A (ja) * | 2009-12-11 | 2011-06-23 | Opnext Japan Inc | 光モジュール、光モジュールの製造方法及び光モジュールの調整方法 |
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JP7288426B2 (ja) | 2018-02-14 | 2023-06-07 | 古河電気工業株式会社 | 半導体レーザモジュール |
US11677210B2 (en) | 2018-02-14 | 2023-06-13 | Furukawa Electric Co., Ltd. | Semiconductor laser module |
JP2022082406A (ja) * | 2020-11-20 | 2022-06-01 | 株式会社東芝 | 光モジュール、システム、送信ユニット、受信ユニット、及び量子通信システム |
JP7214773B2 (ja) | 2020-11-20 | 2023-01-30 | 株式会社東芝 | 光モジュール、システム、送信ユニット、受信ユニット、及び量子通信システム |
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