JP2005098743A - 焦点検出ユニット並びにそれを用いた屈折率測定装置及び非接触温度計 - Google Patents

焦点検出ユニット並びにそれを用いた屈折率測定装置及び非接触温度計 Download PDF

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Abstract

【課題】従来に比べて、低価格で広い波長範囲の屈折率を測定できる屈折率測定装置や、高精度に温度を測定できる非接触温度計を実現でき、しかも、これらの屈折率測定と非接触温度測定の切り替えを簡単に行うことが可能な焦点検出ユニットを提供する。
【解決手段】コリメート光を出射する光源ユニット1と、透光性のある容器31と容器31に備わるレンズ33と液体32とからなる被検光学ユニット3と、光源ユニット1からの光を回折して被検光学ユニット3に照射する照射手段2と、被検光学ユニット3の後側焦平面近傍に配置され、被検光学ユニット3を透過することによって形成されるスポット位置を検出するスポット位置検出手段4と、スポット位置検出手段4で検出されたスポット位置を用いて被検光学ユニット3におけるレンズ33と液体32との合成焦点距離を算出する演算手段5とを有している。
【選択図】 図1

Description

本発明は、屈折率測定装置および非接触温度計に関するものである。
従来の屈折率測定装置としては、例えば、次の特許文献1に記載のものが提案されている。
また、従来の非接触温度計としては、例えば、次の特許文献2に記載のものが提案されている。
特開2000−28526号公報 特公平5−66976号公報
特許文献1には、アレイ導波路格子型波長合分波器(以下、AWG)を利用した液体の屈折率測定器が開示されている。この液体の屈折率測定器では、光源40からの光は、溝30に液体がないとき、スペクトラムアナライザで中心波長λC0として検出される。一方、溝30に液体が充填されると、液体の屈折率分だけ位相変調が生じるため、中心波長λC1として検出される。このスペクトラムアナライザで検出されるスペクトルの中心波長λC0,λC1を求めることにより、溝に充填された液体の屈折率を算出することができる。
特許文献2の非接触温度計では、環境温度を測定するようになっている。ここでは、回折格子が形成されている石英基盤が熱膨張により変形し、それに伴って回折格子の格子定数が変化することを利用している。
しかしながら、AWGは、使用する波長に依存するため、広い波長範囲における屈折率測定は非常に困難である。また、AWGやスペクトラムアナライザは非常に高価である。
このため、特許文献1に開示されたようなAWGを用いた屈折率測定器では、広範囲にわたる波長測定を低価格で実現することが困難である。
また、石英基板の熱膨張係数は非常に小さく、4×10-5程度である。そのため、スポット位置Pの温度変化による変化量ΔPの比は、高々4×10-5程度と微小である。よって、特許文献2に開示されたような温度計では、5°C程度の分解能しか得られない。
そして、従来は、屈折率の測定、環境温度の測定毎に、上記の特許文献1,2に記載のような別個の測定装置を用いていたので、測定装置のコストが高くつくとともに、測定装置を収納する場所が多くとられる等の問題があった。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、屈折率や温度などの異なる物理量を、容易に測定できるユニットを提供することを目的とする。また、従来に比べて、低価格で広い波長範囲の屈折率を測定できる屈折率測定装置や、高精度に温度を測定できる非接触温度計を提供することを目的とする。また、これらの屈折率測定と非接触温度測定の切り替えを簡単に行うことが可能な、装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による焦点検出ユニットは、コリメート光を出射する光源ユニットと、光学部品と液体を保持する空間が形成された透明容器を備える被検光学ユニットと、回折光学部材を備え、前記光源ユニットと前記被検光学ユニットの間に配置された照射ユニットと、前記被検光学ユニットの後側焦平面近傍に配置されたスポット位置検出手段と、前記スポット位置検出手段を介して検出されたスポット位置を用いて、前記被検光学ユニットにおけるレンズと液体との合成焦点距離を算出する演算手段とを有することを特徴としている。
また、本発明による屈折率測定装置は、前記焦点検出ユニットと、前記レンズと前記液体のいずれか一方の未知の屈折率を算出する屈折率算出手段を備え、前記屈折率算出手段は、前記合成焦点距離と、前記レンズと前記液体のいずれか一方の既知の屈折率から前記未知の屈折率を算出することを特徴としている。
また、本発明による非接触温度計は、前記焦点検出ユニットと、温度算出手段を備え、前記温度算出手段は、前記合成焦点距離、前記レンズの屈折率及び前記液体の屈折率から、被検光学ユニット周辺の温度を算出することを特徴としている。
本発明によれば、レンズ等の光学素子と液体で構成されたユニットの合成焦点距離を、精度良く簡単に得ることができる。また、焦点検出ユニットと、屈折率算出処理あるいは温度算出処理を組みあわせることより、一つの焦点検出ユニットで、高精度な屈折率測定と非接触温度測定との切り替えを簡単に行うことが可能となる。しかも、本発明の焦点検出ユニットのように構成すれば、従来、屈折率測定において必要とされていたAWGやスペクトラムアナライザを用いないで済む。このため、本発明の焦点検出ユニットのように構成すれば、屈折率測定と非接触温度測定とを行う場合のコストを大幅に低減することができる。
そして、本発明による焦点検出ユニットを用いた屈折率測定装置によれば、光源ユニットからのコリメート光を前記被検光学ユニットに照射する照射手段が、従来のAWGのような使用する波長範囲を制限するものではない。よって、広い波長範囲(可視域〜通信波長域)の屈折率測定が可能になる。
また、本発明による焦点検出ユニットを用いた非接触温度計によれば、被検光学ユニットの合成焦点距離から被検光学ユニット周辺の温度を算出するようにした。そのめ、従来のような温度変化率が小さいガラスの焦点距離から温度を算出するのと比べて、10〜100倍以上、高精度に算出することができる。
まず、実施例の説明に先立ち、本発明の作用効果について説明する。
本発明による焦点検出ユニットのように構成すれば、被検査光学ユニットの合成焦点距離あるいは光学素子の焦点距離を、精度良く容易に求めることができる。また、本発明によれば、演算手段に屈折率算出手段を組み込むことにより、高精度な屈折率測定が行える。また、温度算出手段を組み込むことにより、高精度な非接触温度測定が行える。また、一つの焦点検出ユニットで、高精度な屈折率測定と非接触温度測定を、切り替えにより、簡単に行うことが可能となる。
しかも、本発明のように構成すれば、従来、屈折率測定において必要とされていたAWGやスペクトラムアナライザを用いないで済む。このため、本発明のように構成すれば、屈折率測定と非接触温度測定とを行う場合のコストを大幅に低減することができる。
そして、本発明による焦点検出ユニットを用いた屈折率測定装置によれば、照射ユニットが、光源ユニットからのコリメート光を回折して被検光学ユニットに照射する。よって、従来のAWGのような使用する波長範囲を制限するものではないので、広い波長範囲(可視域〜通信波長域)の屈折率測定が可能になる。
また、本発明による焦点検出ユニットを用いた非接触温度計によれば、被検光学ユニットの合成焦点距離、光学素子の屈折率及び液体の屈折率から被検光学ユニット周辺の温度を算出するようにした。
従来技術(特許文献2)の手法は、石英基板の熱膨張によって回折格子の格子定数が変化することを利用している。ところが、石英基板の熱膨張係数は非常に小さく、4×10-5程度である。そのため、スポット位置Pの温度変化による変化量ΔPの比は、高々4×10-5程度と微小である。詳細は後述するが、液体を含む被検光学ユニットを用いる本発明の非接触温度計においては、被検光学ユニットの焦点距離の温度変化率は、被検光学ユニットが液体を含む場合、含まない場合と比較して、10〜100倍程度大きくなる。スポット位置の変化は、焦点距離に比例するので、従来の手法と比較して、10〜100倍以上、高精度に温度を算出することができる。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の実施例1にかかる焦点検出ユニットの概略構成図である。図2は、実施例1の焦点検出ユニットの部分斜視図である。
実施例1の焦点検出ユニットは、平行光束を出射する光源ユニット1と、回折格子21で構成された偏向ユニット2と、シリンドリカルレンズ34と、被検光学ユニット3と、スポット位置検出手段4と、演算手段5とを有して構成されている。
回折格子21は、入射光束を、y方向に回折するように配置されている。
被検光学ユニット3は、図2に示すように、ガラスセル31を有する。そして、その内部に、液体32が充填されるとともに、ロッドレンズ33を配置できるように構成されている。なお、図2の例では、ロッドレンズ33は、y方向のみに光学的なパワーを有している。このため、本実施例では、光路中に、X方向にパワーを持つシリンドリカルレンズ34が配置されている。このような構成により、被検光学ユニット3からの光は、集光してスポット光を形成する。
スポット位置検出手段4は、被検光学ユニット3の後側焦平面FB近傍に配置されている。そして、ピンホール41、レンズ42、光電素子43、ステージ44、自動駆動素子45及び制御装置46を有する。ピンホール41は、後側焦平面FB近傍に配置されている。ステージ44は、ピンホール41とレンズ42と光電素子43を保持している。自動駆動素子45は、ステージ44を光軸と垂直な方向(矢印方向)に移動させる。制御装置46は、自動駆動素子45の駆動を制御する。このような構成において、被検光学ユニット3に照射されたコリメート光は、被検光学ユニット3を透過する。そして、この光は、ピンホール41、レンズ42を経て、光電素子43上にスポットを形成する。よって、スポット位置検出手段4により、スポット位置を検出することができるようになっている。
演算手段5は、ロッドレンズ33と液体32との合成焦点距離を算出することができるようになっている。この算出にあたっては、スポット位置検出手段4を介して検出されたスポット位置が用いられる。
次に、被検光学ユニット3の合成焦点距離を測定する原理を、図3を用いて説明する。
本実施例において、偏向ユニット2は回折格子21で構成されている。光源ユニット1から出射される平行光束が回折格子21に入射すると、y方向に複数の回折光が発生する。なお、図3では便宜上0次光と±1次回折光のみを表している。
各回折光は、被検光学ユニット3を経て後側焦平面FB近傍に集光する。上述のように、図3の例では被検光学ユニット3は、y方向にのみパワーを有している。よって、シリンドリカルレンズ34としては、x方向にパワーを持つレンズを用いている。
この結果、後側焦平面FB近傍に各回折光のスポットが生じる。図4は、各回折光のスポット位置に対する光強度の分布を示すグラフである。このスポット位置は、被検光学ユニット3の後側焦平面FB近傍である。図4において、pは0次回折光のスポットと±1次回折光のスポットとの間隔を示している。
次に、各回折光のスポット間隔pから、被検光学ユニット3の合成焦点距離を求める方法について説明する。合成焦点距離の算出は、演算手段5を介して行われる。
回折格子の空間周波数をs、光源ユニットlから出射する光の波長をλとすると、0次回折光と±1次回折光とのなす回折角θは、次の式(1)で表すことが出来る。
被検光学ユニット3の合成焦点距離をfとすると、±1次回折光と0次回折光のスポット間隔p(以下、単に間隔pとする。)は、次の式(2)のように表すことが出来る。
つまり、±1次回折光のスポット位置を求めれば、式(2)より被検光学ユニット3の合成焦点距離が容易に算出できる。
次に、スポット位置検出手段4よる各回折光のスポット位置の測定について、図5を用いて説明する。図5は、図1のスポット位置検出手段4の部分拡大図である。
ピンホール41、レンズ42、光電素子43は、ステージ44上に固定されている。また、制御装置46を介して、自動駆動素子45を駆動している。このようにすることによって、ピンホール41、レンズ42、光電素子43が、同時にy方向に移動可能になっている。
ピンホール41と光電素子43は、レンズ42に対して共役な関係にある。よって、ピンホール41を透過した光は、光電素子43に受光される。これによって、ピンホール41位置における光強度が、光電素子43で検出されるようになっている。なお、図5では、0次回折光が検出される様子を示している。
自動駆動素子45によって、ステージ44を光軸に垂直な方向(ここではy方向)に順次移動させる。そして、各スポット位置で、ピンホール41を透過した光の強度を測定する。すると、図4に示すように、ステージ移動量(スポット位置)に対する光強度のグラフが得られる。図中の間隔pは、前述のように、0次回折光と±1次回折光のスポット間隔を示している。
次に、本実施例の焦点検出ユニットを用いた屈折率測定装置(以下、単に屈折率特定装置とする。)について述べる。前述のように、演算手段5において、被検査光学ユニット3の合成焦点距離が求まる。そこで、この被検査光学ユニット3の合成焦点距離から、ロッドレンズ33、又は液体32の屈折率を算出する算出処理手段(プログラム)を備えるようにする。これにより、屈折率測定装置として機能する構成が実現できる。
この算出処理手段は、屈折率算出手段である。これは、演算手段5とは独立した演算手段である。ただし、演算手段5の一部であってもよい。この、屈折率算出手段、すなわち、被検光学ユニット3の合成焦点距離を用いてロッドレンズ33の屈折率、もしくは液体32の屈折率を算出する手順について説明する。
被検光学ユニット3のガラスセル31は、平行平板の貼り合わせで出来ており、光学的なパワーを持たない。このため、被検光学ユニット3の合成焦点距離は、ロッドレンズ33の形状と屈折率、及び液体32の屈折率のみで決まる。
図6を用いて、光学ユニット3の合成焦点距離の算出について説明する。尚、ガラスセル31は平行平板で光学的パワーを持たない。よって、合成焦点距離にはほとんど寄与しないので、ここでは無視することにする。
液体の屈折率をN1、ロッドレンズ33の第1面の曲率半径、第2の曲率半径、面間隔、屈折率をそれぞれr1、r2、d、N2とする。すると、被検光学ユニット3の合成焦点距離fは、次の式(3)で表すことが出来る。
この式(3)を液体32の屈折率N1もしくはロッドレンズ33の屈折率N2について解くと、それぞれ式(4)と式(5.1)、(5.2)で表すことが出来る。従って、液体32の屈折率N1が未知の場合には、式(3)においてN1以外の量を求めておけば、式(4)から屈折率を算出することが可能となる。また、ロッドレンズ33の屈折率N2が未知の場合には、N2以外の量をそれぞれ求めておけば、式(5.1)、(5.2)から屈折率を算出することが可能となる。
この手法により、水の屈折率及びガラスの屈折率を求めた結果を示す。
まず、水の屈折率を求める説明をする。
光源ユニット1には、波長632.8nmの光を射出する光源が配置されている。よって、波長632.8nm光源ユニット1からは、波長632.8nmのコリメート光が出射される。偏向手段2は回折光学部材である。具体的には、10本/mmの格子間隔を有する回折格子で構成されている。この時、±1次回折光の回折角度は、0.363°である。
ガラスセル31としては、石英ガラスを用いた。ロッドレンズ33は、市販のロッドレンズである。具体的には、曲率半径r1=2.499mm、r2=−2.499mm、面間隔d=4.998mm、屈折率N2=1.51509である。また、液体32には水(N1=1.33174)を用いた。
自動駆動素子45により、ステージ44を移動させる。この時、移動ステップ幅を0.1μmとして、ステージ44を移動させる。すると、図4に示すような各回折光の光強度が求まる。次に、演算手段5によって、式(2)に従う演算を行う。その結果、被検光学ユニット3の合成焦点距離fは、f=7.739±0.0056mmであった。この合成焦点距離を基に式(4)を用いて水の屈折率を算出すると、1.3317±0.00013であった。この結果は、文献値1.33174に非常に近い。
また、ロッドレンズ33のガラスの屈折率が未知として、f=7.739±0.0056mmと式(5)からロッドレンズ33のガラスの屈折率を求める。すると、1.51505±0.00020となった。これはカタログ値1.51509に非常に近い値である。
このように、本実施例の屈折率測定装置は、本実施例の焦点検出ユニットに、本手法の屈折率算出手段を備えたものである。この屈折率測定装置によれば、レンズや液体の屈折率を正確に測定することが可能である。
また、この屈折率測定装置では、従来例のAWGのような使用する波長範囲を制限するものはない。よって、この屈折率測定装置によれば、光源ユニット1を変えるだけで、広い波長範囲(可視域〜通信波長域)の屈折率測定が可能になる。また、屈折率を測定する際に、従来例の屈折率測定装置においてAWGにV溝を形成するようなレンズ加工の必要がない。
また、この屈折率測定装置によれば、従来例の屈折率測定装置と比較して、AWGやスペクトラムアナライザ等の高価な光学素子や光学機器を必要としないので低価格化が実現できる。
なお、本実施例ではロッドレンズ33を用いたが、図7(a),(b)に示すように回転対称なレンズ330であっても良い。この場合、レンズ330は、保持治具35を用いてガラスセル内に配置される。この場合においても、レンズ330もしくは液体32の屈折率は、ロッドレンズ33を用いたときと同様に測定することが可能になる。なお、この場合には、レンズ330がxy方向にパワーを持つので、被検ユニット3からの光はスポット光を形成する。よって、シリンドリカルレンズ34は不要となる。
また、レンズの焦点距離測定において、焦点距離が短い場合に精度が低下するという問題がある。その結果、焦点距離が短い場合には焦点距離の測定からレンズの屈折率を算出することは困難である。しかし、本実施例1のように液体32に浸けることにより、ロッドレンズ33乃至レンズ330単体の焦点距離よりも、被検光学ユニット3としての合成焦点距離を長くさせることが出来る。よって、正確な焦点距離測定が可能となり、屈折率の算出が可能となる。
尚、ロッドレンズ33乃至レンズ330の焦点距離が長ければ、ガラスセル31、液体32は必要としない。この場合、直接レンズの焦点距離を測定することによって屈折率を算出しても良い。
図8は、本発明の実施例2にかかる焦点検出ユニットの概略構成図である。
実施例2は実施例1の変形例であり、スポット位置検出手段4として撮像素子47を用いている。撮像素子47を被検光学ユニット3の後側焦平面FB近傍に配置すると、図8(b)のようなスポットパターンが得られる。演算手段5は、この各回折光のスポット座標からスポット間隔pを求め、被検光学ユニット3の合成焦点距離を算出するようになっている。また、合成焦点距離算出以降の屈折率算出処理は、実施例1と同様である。
なお、撮像素子47には、CCD、CMOSセンサーなどを用いることが望ましい。また、スポット位置検出手段4は、PSD(位置検出素子)であってもよい。その場合には、スポットを順次PSD上に照射するような構成を設ければよい。
図9は本発明の実施例3にかかる焦点検出ユニットを用いた非接触温度計の概略構成図である。
実施例3の非接触温度計は、平行光束を出力する光源ユニット1と、回折格子21で構成された偏向ユニット2と、被検光学ユニット3と、スポット位置検出手段4と、演算手段5とを有して構成されている。
被検光学ユニット3は、ガラスセル31の内部に、液体32が充填できるように構成されている。更に、レンズ331、レンズ331を保持する保持治具(図7の保持治具35に相当。図示せず)が配置可能な構成になっている。
スポット位置検出手段4は、ピンホール41、レンズ42、光電素子43、ステージ44、自動駆動素子45及び制御装置46を有する。ピンホール41は、被検光学ユニット3の後側焦平面FB近傍に配置されている。ステージ44は、ピンホール41、レンズ42及び光電素子43を保持している。自動駆動素子45は、ステージ44を光軸と垂直な方向に移動させる。制御装置46は、自動駆動素子45を制御する。
実施例3では、ガラスセル31、レンズ331、液体32の曲率半径、面間隔、屈折率は全て既知となっている。また、液体32の屈折率の温度依存性も既知となっている。
被検光学ユニット3を、内部温度を求めたい環境6内部に配置させる。なお、環境6は、内部に導光可能な透過平行平板61、62を備えている。
また、演算手段5として、温度算出手段が設けられている。ここでは、温度算出手段は、演算手段5とは別に設けられている。この温度算出手段により、被検光学ユニットの合成焦点距離を用いて、環境6内部の温度を求める。なお、温度算出手段は、算処理手段5に組み込まれていてもよい。
次に、温度算出処理手段を用いて、環境6内部の温度を非接触で測定する手順を示す。
但し、環境6内部にある全ての部材は同じ温度であると仮定する。
一般に、ガラスの屈折率温度変化率が約10-6であるのに対して、液体は2桁近く大きい。図10に水、エタノール、アセトンの屈折率の温度変化を示す。ここで、光源波長は、589.3nmである。
それぞれの屈折率が温度に対してほぼ線形に変化していると仮定すると、それぞれの屈折率の温度変化率は、水:1×10-4、エタノール:4×10-4、アセトン:5.4×10-4となる。
ここでは、ガラスの屈折率の温度変化は、液体に比べて小さいので無視する。温度Tにおける液体32の屈折率をN2(T)とする。すると、図9における被検光学ユニット3の合成焦点距離f(T)は式(3)より、次の式(3T)のように表すことが出来る。
図10において、屈折率の温度変化率が最も大きいアセトンを液体32に用いるとする。そして、式(3T)から、被検光学ユニット3の合成焦点距離を求める。式(3T)の値を次に示す。但し、屈折率は波長589.3nmの時の値を示す。

上記値を式(3T)に代入し、被検光学ユニット3の合成焦点距離の温度変化を求めると図11のようになる。温度20℃の焦点距離を基準にすると、10℃では+3.5%、35℃では−5%の変化が起きることが分かる。
そこで、図9に示すように、被検光学ユニット3を、温度を測定したい環境6内部に設置して、その合成焦点距離を求める。このようにすれば、図10のグラフから、環境6内部の温度を求めることが可能になる。また、図10のグラフを線形とみなして、1次式で近似する。そうすると、式(6)のような関係式が得られる。そこで、この式(6)に被検光学ユニット3の合成焦点距離を代入して、温度Tが求まるようにしても良い。
次に温度の測定精度について説明する。
温度の測定精度は、被検光学ユニット3の合成焦点距離の測定精度で決まる。そこで、まず合成焦点距離の測定精度について説明する。
図9において、0次回折光と±1次回折光のスポット間隔と、スポット位置検出手段4の自動駆動素子45のステップ幅の比から、合成焦点距離の測定精度を見積もることが出来る。間隔pの測定誤差をΔpとすると、式(2)から合成焦点距離f(T)の測定誤差Δf(T)は、式(2')のように表すことが出来る。
また、式(6)より、合成焦点距離の測定誤差Δf(T)と温度の誤差ΔTの関係が以下のように得られる。
スポット位置検出手段4における間隔pの測定誤差Δpは、自動駆動素子45のステップ幅と同程度であると考えられる。最近はステップ幅0.1μm程度の市販ステージがあるので、このΔp=0.1μmとする。更に、光源ユニット1の光源波長をλ=589.3nm、回折格子21空間周波数を10本/mmとする。そうすると、式(2')、(6')から、ΔT=0.023℃という値が得られる。
従来例の温度の測定精度は、約5℃である。よって、実施例3の焦点検出装置を用いた非接触温度計によれば、従来例の200倍以上の精度が達成できることが分かる。
なお、スポット位置検出手段4としては、実施例2のように撮像素子47を用いてもよい。
なお、上記各実施例の焦点検出ユニットと、屈折率算出処理手段あるいは温度算出処理手段とを選択可能に組みあわせることもできる。あるいは、上記各実施例の焦点検出ユニットにおいて、演算装置5に屈折率算出処理手段と温度算出処理手段とを選択可能に組み込むこともできる。このようにすれば、一つの焦点検出ユニットで、屈折率測定と非接触温度測定との切り替えを簡単に行うことが可能となる。
本発明の実施例1にかかる焦点検出ユニットの概略構成図である。 実施例1の焦点検出ユニットの部分斜視図である。 実施例1の焦点検出ユニットにおける被検光学ユニット3の合成焦点距離を測定する原理説明図である。 実施例1の焦点検出ユニットにおける、被検光学ユニット3の後側焦平面FB近傍における各回折光のスポット位置に対する光強度の分布を示すグラフである。 図1のスポット位置検出手段4の部分拡大図である。 光学ユニット3の合成焦点距離の算出について説明するための説明図である。 実施例1の焦点検出ユニットにおける被検光学ユニット3の変形例を示す説明図であり、(a)は上方からみた平面図、(b)は(a)の側面図である。 本発明の実施例2にかかる焦点検出ユニットの概略構成図である。 本発明の実施例3にかかる焦点検出ユニットを用いた非接触温度計の概略構成図である。 実施例2における被検光学素子に用いる液体である、水、エタノール、アセトンの温度に対する屈折率の変化を示すグラフである。 実施例2の焦点検出ユニットにおける被検光学ユニット3の温度に対する合成焦点距離変化を示すグラフである。 屈折率測定装置の一従来例を示す概略構成図である。
符号の説明
1 光源ユニット
2 偏向ユニット
21 回折格子
3 非検光学ユニット
31 ガラスセル
32 液体
33 ロッドレンズ
34 シリンドリカルレンズ
35 保持冶具
4 スポット位置検出手段
41 ピンホール
42 レンズ
43 光電素子
44 ステージ
45 自動駆動素子
46 制御装置
5 演算手段
6 環境
61、62 透明平行平板
330 回転対称なレンズ

Claims (3)

  1. コリメート光を出射する光源ユニットと、
    光学部品と液体を保持する空間が形成された透明容器を備える被検光学ユニットと、
    回折光学部材を備え、前記光源ユニットと前記被検光学ユニットの間に配置された偏向ユニットと、
    前記被検光学ユニットの後側焦平面近傍に配置されたスポット位置検出手段と、
    前記スポット位置検出手段を介して検出されたスポット位置を用いて、前記被検光学ユニットにおけるレンズと液体との合成焦点距離を算出する演算手段と、
    を有することを特徴とする焦点検出ユニット。
  2. 請求項1に記載の焦点検出ユニットと、
    前記光学素子と前記液体のいずれか一方の未知の屈折率を算出する屈折率算出手段を備え、
    前記屈折率算出手段は、前記合成焦点距離と、前記光学素子と前記液体のいずれか一方の既知の屈折率から前記未知の屈折率を算出することを特徴とする屈折率測定装置。
  3. 請求項1に記載の焦点検出ユニットと、
    温度算出手段を備え、
    前記温度算出手段は、前記合成焦点距離、前記光学素子の屈折率及び前記液体の屈折率から、被検光学ユニット周辺の温度を算出することを特徴とする非接触温度計。
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