JP2005098667A - 点火装置、点火装置の取付装置およびバーナ装置 - Google Patents

点火装置、点火装置の取付装置およびバーナ装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 低コストで容易に組み立て可能な燃焼装置の点火装置、点火装置の取付装置およびバーナ装置を提供する。
【解決手段】 点火プラグ3をバーナケース22に固定するプラグ固定板(点火装置の取付装置)5を所定形状に切り起こしてタブ71を形成する。そして、点火装置1の装置筐体11に、上記点火プラグ3の高電圧入力端子31に嵌合可能な形状の高電圧出力端子12と、上記タブ71と嵌合可能な形状の回路グランド端子14とを設け、これらの端子を上記高電圧入力端子31とタブ71とに嵌合させることにより点火装置1をバーナ装置2に装着する。
【選択図】 図1

Description

この発明は点火装置およびバーナ装置に関し、より詳細には、バーナの点火プラグに放電着火用の高電圧を供給する点火装置をバーナ装置に装着する技術に関する。
従来、燃焼装置におけるバーナへの点火には火花放電を発生させる点火プラグが用いられているが、この点火プラグに放電用の高電圧を供給する装置としてイグナイタと称する点火装置が広く用いられている。
この種の点火装置は、周知のとおり、高電圧を発生させる電気回路基板(図示せず)が装置筐体内に組み込まれており、商用電源などの一次電源と接続される電源入力端子に印加された入力電圧を上記火花放電が可能な高電圧に昇圧させて高電圧出力端子から出力するように構成されている(たとえば、特許文献1参照)。
図16(a)は、かかる点火装置1をバーナ装置2に取り付けた状態を示している。図示のように、この種の点火装置1は、バーナユニット21が納められたバーナケース22の近傍に配設された専用の取付板aに装着されている。具体的には、この取付板aは、点火プラグ3からの火花放電を受ける部位(たとえば、バーナユニット部やバーナケース部など)と電気的に接続されており、上記点火装置1の装置筐体11がこの取付板aにビス4によってビス止め固定されることによって、装置筐体11内の電気回路基板の回路グランドと火花放電を受ける部位とが電気的に接続されるように構成されている。
そして、上記ビス止めとともに、上記点火装置1の高電圧出力端子12と点火プラグ3の高電圧入力端子31とを高圧コードbで結線することにより、点火装置1と点火プラグ3と放電空間を介して火花放電を受けるバーナユニット21等とが電気的に接続され、点火プラグ3からの火花放電が行われている。
なお、図において符号5で示すのは、点火プラグ3をバーナケース22に固定するためのプラグ固定板を示している。また、符号32はバーナユニット21との間で火花放電を行う点火プラグ3の放電電極を示している。さらに符号13は点火装置1の電源入力端子を示しており、また符号6は電源入力用の低圧コードを示している。
また、図16(b) は、複数(図示例では2個)の点火プラグ3に対して高電圧を供給可能に構成してなる点火装置1を図示しており、この場合、点火装置1の装置筐体11には、点火プラグ3の数に応じて複数(図示例では2個)の高電圧出力端子12が設けられ、各高電圧出力端子12が高圧コードbを用いて点火プラグ3の高電圧入力端子31と結線される。
実公平1−8859号公報
しかしながら、このような従来の構成では以下のような問題がありその改善が望まれていた。
すなわち、点火装置1を専用の取付板aにビス止め固定する構成では、燃焼装置の組み立てにあたり、ビス止めの工程が必要になるため組み立て作業が煩雑である。また、部品点数の面でも、上記ビス止め用のビスに加えて高圧コードbを必要とするため、燃焼装置の製造コストの上昇を招くという問題もあった。殊に、高圧コードは高価な部品であり、高圧コード使用による製造コストの上昇は無視できないものであった。
本発明はこのような従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、低コストで容易に組み立て可能な燃焼装置の点火装置、点火装置の取付装置およびバーナ装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係る点火装置は、装置筐体に火花放電用の高電圧出力を生成する電気回路基板を内蔵してなる点火装置において、前記装置筐体に、点火プラグの高電圧入力端子と係合可能な形状の高電圧出力端子と、前記装置筐体を装着する対象物側に前記電気回路基板の回路グランドと電気的に接続するために設けられた所定形状の端子と係合可能な形状の回路グランド端子とを備えたことを特徴とする。
そして、その好適な第一の実施態様として、前記高電圧出力端子と回路グランド端子とが装置筐体の一側面に設けられ、これらがそれぞれ接続対象に対して差し込み嵌合可能な形状とされることを特徴とする。
そして好ましくは、前記高電圧出力端子または回路グランド端子の少なくとも一方に、接続対象との係合状態が解除されないように脱落防止機構が設けられる。なお、この脱落防止機構には、ファストンタブ端子とタブハウジングとからなるファストン機構が好適に採用される。
また、好ましくは、前記装置筐体には、前記装着対象物の所定部位と係合することによって該装置筐体を前記装着対象物の所定位置に保持する係合保持手段が設けられる。さらに、前記装置筐体に、前記装置筐体を装着対象物に装着するための案内手段が設けられる。
また、本発明は、他の好適な第二の実施態様として、前記高電圧出力端子は、前記点火プラグの高電圧入力端子に差し込み嵌合可能な形状とされる一方、前記回路グランド端子は、締付具により前記装着対象物に共締め可能な形状とされていることを特徴とする。
そして、上記第一および第二の実施態様に共通の他の実施態様として、前記点火装置には、装置筐体に前記高電圧出力端子、前記回路グランド端子または前記電源入力端子のうちの少なくとも一つを保護する保護カバーが備えられる。また、前記点火装置は、前記高電圧出力端子と前記回路グランド端子との間に短絡防止手段が設けられる。さらに、前記装置筐体は耐熱性を有する材質により形成される。
また、本発明に係る点火装置の取付装置は、装置筐体に火花放電用の高電圧出力を生成する電気回路基板を内蔵してなる点火装置を、バーナユニットを収容するバーナケースに装着するための装置であって、前記バーナケースの外壁に取り付け可能な形状を有する装着部と、前記装着部によって位置決めされ、かつ前記バーナケースの外壁から所定間隔離れた位置に前記点火装置を保持する点火装置保持部と、前記点火装置保持部に保持された点火装置と前記バーナケースとの間に介装される遮熱部と、前記装着部を介して前記バーナケースの外壁と電気的に接続されるとともに、点火装置の回路グランド端子と直接係合可能な形状の回路グランド装着部とを備えることを特徴とする。
そして、その好適な実施態様として、前記遮熱部は板状の部材で形成され、この遮熱部によって前記点火装置の外壁と前記遮熱部の一方の面との間および前記バーナケースの外壁と前記遮熱部の他方の面との間の双方にそれぞれに空気層が形成されることを特徴とする。
一方、本発明に係るバーナ装置は、バーナユニットを収容するバーナケースと、該バーナケースの内側に放電電極が位置するとともにバーナケースの外側に高電圧入力端子が配設された点火プラグとを備えたバーナ装置において、前記バーナケース側において、前記点火プラグからの火花放電を受ける部位と電気的に接続された所定部位に、前記点火プラグに高電圧を供給する点火装置の回路グランドと電気的に接続された回路グランド端子と係合可能な形状を備えた回路グランド装着端子を備えていることを特徴とする。
そして、その好適な実施態様として、本発明のバーナ装置は、前記回路グランド装着端子が、前記点火プラグの高電圧入力端子と並んで同一方向に突出するように前記バーナケースに取り付けられていることを特徴とする。そして、好ましくは、前記回路グランド装着端子または前記点火プラグの高電圧入力端子の少なくともいずれか一方に、これら端子に接続される接続対象との係合状態が解除されないように脱落防止機構が設けられる。また、このバーナ装置には、前記点火装置の所定部位と係合することによって該点火装置をバーナケース近傍の所定位置に保持する係合保持手段が設けられるのが好ましく、さらに、前記点火装置を装着するための案内手段が設けられるのが好ましい。
本発明では、点火装置の装置筐体に、点火プラグの高電圧入力端子と係合可能な形状の高電圧出力端子と、該装置筐体を装着する対象物(たとえばバーナケース)側に設けられる回路グランド装着端子(点火装置の電気回路基板の回路グランドと電気的に接続するために設けられた端子)と係合可能な形状の回路グランド端子とが備えられているので、これらの端子を装着対象物に設けられた対応する各端子に直接係合させることで高圧コードを用いることなく点火装置を装着対象物に装着することができる。つまり、本発明によれば、点火装置の装着に高価な高圧コードを必要としないので、燃焼装置を安価に提供することができる。
また、点火装置の高電圧出力端子と回路グランド端子とを装置筐体の一側面に設け、これらを接続対象の端子に対して差し込み嵌合可能な形状とし、これに応じて装着対象物側の各端子を高電圧出力端子および回路グランド端子に対応させて配置しておけば、煩雑なビス止めの工程を必要とせず簡単な作業で燃焼装置を組み立てることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
実施形態1
本発明に係る点火装置は、該点火装置をバーナ装置の装置筐体(バーナケース)またはその近傍に直接装着可能に構成することによって、高圧コードを用いることなく点火プラグに火花放電用の高電圧を供給可能にしたものであって、かかる機能を実現するために従来の点火装置およびバーナ装置の構造を改変したものである。したがって、従来の装置と同一の機能を有する部位には同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
図1(a) は、本発明に係る点火装置1の装着方法を示す説明図であり、該点火装置1をバーナ装置2(図1(b) 参照)に装着する直前の状態を示している。
図示のように、本発明の点火装置1は、装置筐体11に、点火プラグ3の高電圧入力端子31に係合可能な形状を有する高電圧出力端子12と、後述する回路グランド装着端子7と係合可能な形状を有する回路グランド端子14とを備えて構成される。
上記装置筐体11は、図示のように箱型に形成されており、その内部に一次電源(たとえば商用電源)から供給される電圧を火花放電が可能な高電圧に昇圧する電気回路基板が装備されている。そして、この電気回路基板の高電圧出力が上記高電圧出力端子12に接続されるとともに、回路グランドが上記回路グランド端子14に接続されている。そして、上述したように、本発明では上記点火装置1がバーナケース22またはその近傍(図示例ではバーナケース22に装着する場合を示す)に装着されるので、この装置筐体11は耐熱性を有する材質(たとえば合成樹脂材)によって構成される。
上記高電圧出力端子12は、上記装置筐体11の側面11a(図2参照)に起立状に設けられた端子であって、点火プラグ3の高電圧入力端子31と嵌合可能な形状とされる。本実施形態では、点火プラグ3の高電圧入力端子31は小径円柱状の金属部材で構成されているので、上記高電圧出力端子12は、図2に示すように、該点火プラグ3の高電圧入力端子31と嵌合する円筒形状の端子とされている。そして、この高電圧出力端子12と上記高電圧入力端子31とを嵌め合わせて差し込むことで、両者が電気的に接続され、高電圧出力端子12から高電圧入力端子31に火花放電用の高電圧が供給可能とされる。
ところで、上記高電圧出力端子12と係合する点火プラグ3の高電圧入力端子31は、従来と同様に、バーナケース22の表面にプラグ固定板5を介して固定されるが、本実施形態では、その高電圧入力端子31が略水平方向に折曲されている。従来のバーナ装置では、この点火プラグ3の高電圧入力端子31は、図16に示すように、その先端が略下向きになるように折曲されているが、本実施形態では、後述する点火装置1の装着作業を容易にし、かつ装着された点火装置1が容易に脱落しないようにするために、高電圧入力端子31の先端を横向きに折曲している。
一方、上記回路グランド端子14は、装置筐体11において上記高電圧出力端子12が設けられる面と同一の側面(本実施形態では側面11a)に起立状に設けられる端子であって、バーナケース22に設けられた回路グランド装着端子7と嵌合可能な形状とされる。
ここで、回路グランド装着端子7は、バーナ装置2において、上記点火プラグ3の放電電極32からの火花放電を受ける部位(たとえばバーナユニット21)と電気的に接続された端子であって、図示例では、バーナユニット21を収容することによって該バーナユニット21と電気的に接続された金属製のバーナケース22に取り付けられている。
具体的には、図1に示すように、この回路グランド装着端子7は、点火プラグ3をバーナケース22に装着するために用いられる金属製のプラグ固定板5の一部を所定の形状に切り起こすことにより形成されている(図1(a),(b)参照)。より詳細には、上記プラグ固定板5の下端部を切り欠いて略L字状の突出部を形成させるとともに、当該突出部をバーナケース22から略直角に起立させることによってL字部分の先端が回路グランド装着端子7を構成するタブ71を形成している。
このタブ71は、図示のように薄板状の略長方形状とされ、少なくともその長手方向の辺が上記高電圧入力端子31と並んで同一方向(本実施形態では水平方向)に延びるように設定されている。そして、本実施形態では、このタブ71の先端には、図示しないが後述するタブハウジングの係止部材と係合する円形の孔または凹部が形成され、いわゆるファストンタブ端子の形態とされている。
なお、本実施形態では、上記点火プラグ3とともにバーナユニット21における炎の有無を検出するためのフレームロッド8も上記プラグ固定板5によりバーナケース22に装着されているが、フレームロッド8は本発明とは直接関係しないので説明は省略する。また、プラグ固定板5を装着するにあたり、該プラグ固定板5とバーナケース22との間にガラスウール材等のパッキンが介装されることがあるが、その場合でもプラグ固定板5は金属製のビス(図示せず)によりバーナケース22に固定されているので、プラグ固定板5とバーナケース22とは電気的に接続されている。
そして、点火装置1の回路グランド端子14は、このタブ71と係合可能な形状、つまり、本実施形態では、上記回路グランド端子14はファストンタブと嵌合するタブハウジングの形態とされている(図2参照)。ここで、このタブハウジングは、周知のように、その内部に弾性の係止部材(図示せず)が装備され、ハウジング内に上記タブ71が差し込まれると、この係止部材がタブ71に設けられた円形の孔(または凹部)と係合し、振動や衝撃によりタブ71が容易に抜け落ちないように構成されている。つまり、本実施形態ではこの回路グランド端子14と上記タブ71との係合部にファストン機構からなる脱落防止機構(抜け止め機構)が備えられている。
そして、上記タブ71とこのタブハウジングとを嵌合させることで、両者が電気的に接続され、その結果、上記点火プラグ3の放電電極32からの火花放電を受ける部位と点火装置1の回路グランド端子14とが電気的に接続され、放電用の回路が形成される。
本発明では、点火装置1とバーナ装置2とをこのように構成することにより、点火装置1の高電圧出力端子12と回路グランド端子14とを、それぞれバーナケース22に設けられた点火プラグ3の高電圧入力端子31とタブ71の位置に合わせて差し込む(押し込む)ことにより(図1(a)の矢符参照)、高圧コードを用いることなく点火装置1をバーナケース22にワンタッチで装着することができる。
しかも、点火装置1は横方向(水平方向)から装着される構造であり、回路グランド端子14と回路グランド装着端子71との係合には脱落防止機構が備えられているので、一旦装着された点火装置1は振動や衝撃で容易に脱落しない。そのため、従来のように、ビス止め作業を必要とすることなく点火装置1を容易かつ確実に装着することができる。
なお、上述した実施形態では、点火プラグ3の高電圧入力端子31をバーナケース22の壁面に沿う方向に曲折する場合を示したが、本実施形態に示す点火装置1は回路グランド端子14および回路グランド装着端子71に脱落防止機構が設けられているので、たとえば、高電圧入力端子31をバーナケース22の壁面に直交する方向に延ばしておき、バーナケース22の正面から点火装置1を装着するように構成することも可能である。要は、点火装置1をワンタッチで装着できるように高電圧入力端子31と回路グランド装着端子7のタブ71とが並行に設けられていれば、点火装置1の装着方向は任意に変更することができる。
また、上述した実施形態では、脱落防止機構を回路グランド端子14側にのみ設けた場合を示したが、この脱落防止機構は回路グランド端子14側または高電圧出力端子12側のいずれか一方、または双方に設けるように構成してもよい。また、その具体的な形態もファストン機構に限らず、他の構造の脱落防止機構を採用することも可能である。
実施形態2
次に、本発明の第二の実施形態について説明する。この第二の実施形態は上記第一の実施形態の改変例であって、図3に示すように、点火装置1をバーナケース22の所定位置に保持する係合保持手段9を設けている。なお、その他の構成は上記実施形態1と同様であるので、同一の部位には同一の符号を付して説明を省略する。
この係合保持手段9は、上記バーナケース22の所定部位と係合して、点火装置1の装置筐体11をバーナケース22の側面に吊り下げ保持するもので、本実施形態では、この係合保持手段9として、バーナケース22に設けられる保持用基板(詳細は後述する)10と係合可能な形状を有する係合部91が装置筐体11の上面11bに形成されている。
ここで、上記保持用基板10は、図3(b)および図4に示すように、上記プラグ固定板5の一部を所定の形状に切り起こすことにより形成されている。より詳細には、その切り起こした部位の先端が水平に(バーナケース22の壁面に対して略直角に)折曲されて点火装置保持面10aを形成している。図4は、この点火装置保持面10aの平面拡大図であり、この点火装置保持面10aの所定位置には、上記点火装置1の装着方向(換言すれば、上記点火プラグ3やタブ71の突出方向)に長孔のガイド孔(案内手段)101が形成されるとともに、該ガイド孔101の近傍に略矩形のロック孔102が形成されている。
一方、上記係合部91の詳細を図5に示す。図5(a)は点火装置1の平面図を、図5(b)は正面図を、図5(c)は左側面図をそれぞれ示しており、この図5に示すように上記係合部91は、上記点火装置1の上面11bの所定位置に上記ガイド孔101と係合可能な形状のガイド用突起(案内手段)92と、上記ロック孔102と係合可能な形状の固定用突起93とを設けることにより構成される。
より詳細には、上記ガイド用突起92は、図示のように、点火装置1の上面11bに起立状に設けられた基端部92aと、この基端部92aの先端をL字状に曲折してなる先端部92bとからなり、上記基端部92aが上記ガイド孔101に挿通可能な幅寸法とされている。また、上記固定用突起93は、上記ガイド用突起92と同様に、点火装置1の上面11bに起立状に略馬頭形状の突起を形成したものであり、馬頭の顎に相当する部位の鉤部93aが上記ロック孔102の上面周縁に係合可能とされている。
つまり、この第二の実施形態においては、点火装置1の装着は、図6に示すように、まずガイド用突起92の先端部92bの下面を上記点火装置保持面10aに合わせつつガイド用突起92の基端部92aを上記ガイド孔101に沿わせて装着方向(図中の矢符Aで示す方向)にスライドさせる。そしてその際に、上記点火装置1の高電圧出力端子12と回路グランド端子14を点火プラグ3の高電圧入力端子31と回路グランド装着端子7のタブ71に差し込んで両者を係合させつつ、上記固定用突起93が上記ロック孔102の下方近傍位置までくると、点火装置1を上方に引き上げて上記固定用突起93をロック孔102に通して該固定用突起93の鉤部93aをロック孔102の上面周縁に引っかけて係合させ、点火装置1のスライドを停止する。
これにより、点火装置1が回路グランド端子14のファストン機構と、上記固定用突起93とロック孔102の係合とによる二重の脱落防止機構によってバーナ装置2に装着固定される。したがって、上記実施形態1の場合に比べてより強固に点火装置1を装着することができる。
なお、この第二の実施形態についても、上記第一の実施形態と同様に、点火装置1の装着方向は任意に設定変更可能である。すなわち、本実施形態では、上記点火装置保持面10aに形成されるガイド孔101を、点火装置1の装着方向に沿って設けることにより、点火装置1の装着方向を適宜変更することも可能である。
また、本実施形態では、点火装置1を上記点火装置保持面10aに吊り下げ保持する場合を示したが、係合保持手段9の構成としては上述した吊り下げ保持に限らず、点火装置1を上記点火装置保持面10a上に載置させるなど他の方法により点火装置を保持するように構成することも可能である。また、同様に、上述した実施形態では、点火装置1を吊り下げるにあたり、点火装置1に係合部91としてガイド用突起92と固定用突起93の二つの突部を設けたが、これらの数や形状などの具体的な構成は適宜設計変更可能である。要は、点火装置1の装着がワンタッチで行われる構成であれば、他の構成を採用することも可能である。
また、上述した実施形態では、回路グランド端子14側に点火装置1の脱落防止機構を設けた場合を示したが、この点も上記実施形態1と同様に、脱落防止機構は回路グランド端子14側または高電圧出力端子12側のいずれか一方、または双方に設けることができる。また、本実施形態では、点火装置1の係合保持手段9に脱落防止機構が採用されているので、回路グランド端子14および高電圧出力端子12の双方から脱落防止機構を省略することもできる。
実施形態3
次に、本発明の第三の実施形態について説明する。この第三の実施形態は上記第一の実施形態の改変例であって、図7に示すように、装置筐体11の回路グランド端子14の形状を改変したものである。
具体的には、上述した実施形態では上記回路グランド端子14はいずれもバーナケース22に設けられたタブ71に差し込み嵌合する形態とされていたが、本実施形態に示す回路グランド端子14′は、締付具によりバーナケース22に共締め可能な形状とされる。つまり、本実施形態に示す回路グランド端子14′は、上記高電圧出力端子12を点火プラグ3の高電圧入力端子31に係合させたときに、ビス(締付具)4によりバーナケース22に締め付け固定可能な形状とされている。
すなわち、上記回路グランド端子14′は、ビス止め用の貫通孔14aを備えた板状部材で構成される。そして、上記点火装置1の高電圧出力端子12を点火プラグ3の高電圧入力端子31に差し込み嵌合させた状態で、ビス4を上記貫通孔14aにねじ込むことによって回路グランド端子14′とバーナケース22とを当接させ、これにより回路グランド端子14′をバーナケース22に電気的に接続する構成とされる。
したがって、この第三の実施形態では、点火装置1の装着に際してビス止めの工程を必要とする不利があるものの点火装置1をバーナ装置2に確実に装着できる利点がある。したがって、この第三の実施形態では、上述した実施形態1および2におけるような脱落防止機構は必要でない。また、装着にあたり高圧コードを必要としないのは上記実施形態1および2の場合と同様であり燃焼装置を安価に提供することができる。
実施形態4
次に、本発明の第四の実施形態を図11乃至図15に基づいて説明する。この第四の実施形態は、点火装置1の装着構造と遮熱構造を改変したものである。
図11は、上記点火装置1の外観形状を示しており、図11(a)は点火装置1の背面図(バーナケース側から見た状態)を、図11(b)は同点火装置1の右側面図を、図11(c)は同点火装置1の平面図を示している。
具体的には、本実施形態における点火装置1においては、上述した実施形態と同様に、その側面(左側面)11aに上記高電圧出力端子12と、回路グランド端子14とが備えられているが、バーナケース22への装着時に案内手段を構成する部材(ガイド片94)は点火装置1の背面に形成されている。また、点火装置1の上面11bには、バーナケース22側と係合する係合突起95,96が設けられている。
上記ガイド片94は、図示のように、点火装置1の装着方向に沿って配置された案内板で構成され、本実施形態ではこのガイド片94は、上記点火装置1の背面11cから起立して一対のガイド片94が並行配置されている。また、上記係合突起95,96は、図11(a),(c)に示すように、点火装置1の装着方向に沿って配設され、装着方向の先端側に位置する係合突起95は、その先端側から基端側にかけて隆起し、基端部が点火装置1の上面11bに向けて略垂直に切り落とされた形状とされている。一方、装着方向の基端側に位置する係合突起96は、その先端側が点火装置1の上面11bから略垂直に立ち上がり、基端側に向かってその高さが低くなるように構成されている。
図12は、バーナケース22に装着されるプラグ固定板(点火装置1の取付装置)5の外観形状を示しており、図12(a)は同プラグ固定板5の背面図(バーナケースに当接される側から見た状態)を、図12(b)は同プラグ固定板5の右側面図を、図12(c)は同プラグ固定板5の平面図を示している。
具体的には、本実施形態におけるプラグ固定板5も、上述の実施形態と同様に、点火装置1の回路グランド端子14と係合可能なタブ71(回路グランド装着端子7)を備えて構成されるが、本実施形態のプラグ固定板5は、点火装置1を保持する保持構造の面で上述した実施形態2と相違する。
すなわち、本実施形態のプラグ固定板5は、ビス止め等により上記バーナケース22に取り付け可能に構成された装着部51と、この装着部51によって位置決めされ、かつ上記バーナケース22の外壁から所定間隔離れた位置に上記点火装置1を保持する点火装置保持部52と、この点火装置保持部52に保持された点火装置1と上記バーナケース22との間に介装される遮熱部53とを備えて構成されており、そして、上記回路グランド装着端子7を構成するタブ71は、上記装着部51を介して上記バーナケース22の外壁と電気的に接続可能なように上記装着部51に延設されている。
具体的には、上記装着部51は、図示のように、その中央に点火プラグ3とフレームロッド8を挿通するための貫通孔51aが形成されるとともに、バーナケース22へのビス止め用のネジ孔51bが形成されている。
上記点火装置保持部52は、上記装着部51から延設される位置決め部材54の先端に設けられてなり、上記点火装置1を挿入可能なように矩形断面を有する筒状の部材で構成されている。具体的には、上記位置決め部材54は、点火装置保持部52に保持された点火装置1の外壁と上記バーナケース22の外壁との間隔を設定するための部材であって、上記装着部51の一端を正面側(バーナケース22から離れる方向)に向けて折曲することにより形成されている。
そして、上記点火装置保持部52には、図12(a),図12(b)に示すように、上記筒状の部材の背面側に点火装置1の装着方向に沿って上記ガイド片94,94を挿通可能なガイドスリット55が一対形成されるとともに、その上面には、上記点火装置1を点火装置保持部52に挿入する際に、上記点火装置1の係合突起95,96を案内する矩形の切欠き56と、点火装置1の挿入完了時に上記係合突起95の基端部と係合して点火装置1の抜け止めを防止する矩形の貫通孔57とが形成されている。また、上記切欠き56の一端には、進入規制片58が起立状に設けられており、点火装置1の挿入時にこの進入規制片58が上記係合突起96の先端部(先端面)と接触することによって点火装置1の進入が規制されるように構成されている。
上記遮熱部53は、バーナケース22から放射される熱が点火装置1に伝達されるのを防ぐための部材であって、本実施形態では、この遮熱部53は、上記ガイドスリット55,55を設けることによってこれらの間に形成された板状の部材をL字状に曲折することにより上記板状の部材が、点火装置保持部52に保持された点火装置1と上記バーナケース22との間にこれら双方と非接触の状態で介装されている。
つまり、この遮熱部53は、上記点火装置1をプラグ固定板5に装着した状態で、点火装置1の外壁と遮熱部53の一方(正面側)の面との間、およびバーナケース22の外壁と上記遮熱部53の他方(背面側)の面との間の双方にそれぞれに空気層を形成し、この空気層によって放射熱を遮断するように構成されている。
そこで、次に点火装置1の装着方法を図13および図14に基づいて説明する。図13は点火装置1をプラグ固定板5に装着する直前の状態を示しており、また、図14は、点火装置1をプラグ固定板5に装着した状態を示している。なお、これらの図はいずれもバーナケース22側から見た斜視図を示しており、また、図においてプラグ固定板5はバーナケース22に既に装着されているものとし、バーナケース22の図示は省略する。
点火装置1の装着にあたっては、点火装置1をプラグ固定板5の点火装置保持部52の位置に合わせながら(図13参照)、点火装置1のガイド片94,94をプラグ固定板5のガイドスリット55,55に挿通させつつ、点火装置1の係合突起95がプラグ固定板5の貫通孔57に挿入され、かつ上記係合突起96が進入規制板58に当接するまで、上記点火装置1を点火装置保持部52内に挿入する(図14参照)。その際、点火装置1の高電圧出力端子12と点火プラグ3の高電圧入力端子(図示せず)とを係合させるとともに、点火装置1の回路グランド端子14とプラグ固定板5のタブ71とを係合させる。
図15は、図11や図12に対応させて、点火装置1をプラグ固定板5に装着した状態を示した図であり、図15(a)は同状態を示す背面図(バーナケース側から見た状態)を、図15(b)は同状態の右側面図を、図15(c)は同状態の平面図を示している。
このように、本実施形態によれば、上述した実施形態(特に実施形態1および2)と同様に、高圧コードを用いることなく点火装置1をバーナケース22側にワンタッチで接続できる。しかも、バーナケース22から放射される熱は遮熱部53およびこれにより形成される空気層によって遮断されるので、点火装置1をバーナケース22の近傍に配置しても、点火装置1がバーナケース22からの放射熱によって異常加熱されることがなく、点火装置1の故障を未然に防止することができる。
なお、上述した実施形態はあくまでも本発明の好適な実施態様を示すものであって、本発明はこれらに限定されることなくその範囲内で種々の設計変更が可能である。
たとえば、上述した実施形態では、点火装置1を箱型に形成した場合を示したが、点火装置1の形状は適宜設計変更可能である。特に、上述した実施形態1および2の場合にあっては、高電圧出力端子12と回路グランド端子14とが同一平面上に設けられていれば他の形状を採用することも可能である。
また、上述した実施形態1および2では、点火装置1を高電圧出力端子12や回路グランド端子14の差し込み方向に沿って真っ直ぐに装着する場合を示したが、たとえば、図8(a) に示すように、高電圧出力端子12のみを先に嵌合させ、その後図8(b) に示すように、高電圧出力端子12を回転軸として点火装置1をひねり込んで回路グランド端子14を差し込むように構成することも可能である。なお、この場合、回路グランド装着端子7および回路グランド端子14は、図示のように縦向き形成するのが好ましい。
また、この他、点火装置1またはバーナケース22のいずれか一方に、高電圧出力端子12と高電圧入力端子31の接続部分や、回路グランド端子14と回路グランド装着端子7との接続部分、あるいは点火装置の電源入力端子13と低圧コード6との接続部分のうちの少なくとも一つを保護する保護手段を設けることも可能である。この保護手段としては、たとえば、図1(a)の二点鎖線で示すように、点火装置1の上面に防塵、防滴、放電リーク防止等を目的とする庇部20を延設する等の構成が採用され得る。また、他の態様としては、たとえば、高電圧出力端子12や回路グランド端子14などの各端子の周囲をその全周にわたって各端子と略同形状の筒状のカバーで覆うようにすることもできる。なお、このように端子の保護手段として装置筐体11の側面11aに起立状の筒状カバーを設ける構成を採用する場合、該筒状カバー内に水などが溜まらないように、該カバーの一部に水抜き用のスリットや孔を形成したり、あるいは図13に示すように、保護カバー20a自体を半割りにして端子周囲の半分の範囲を覆うようにすることもできる。
さらに、点火装置1の高電圧出力端子12と回路グランド端子14との間には、水滴等の付着による両端子12,14の短絡を防止するための短絡防止手段を設けてもよい。この短絡防止手段としては、たとえば、図9に示すように、これら両端子12,14が設けられた装置筐体11の側面11aに、該側面11aを伝って落下する水滴等を排出する排出溝15を形成したり、あるいは図10に示すようにこれら両端子12,14間に両端子12,14を仕切るための板状の突起部16を設けることなどが可能である。なお、上記排出溝15は、水滴等の自然排出を促進するために、図9に示すように凹状の溝の左右両端が下向きになるように山形状に形成するのが好ましいが、たとえば左右両端のいずれか一方のみが下向きになるように直線状の溝を斜めに形成することも可能である。また、上記突起部16は、図10に示すように水平に形成することも可能であるが、上述した排出溝15のように左右両端が下向きになるように山形状に形成したり、あるいは左右両端のいずれか一方のみが下向きとなるように斜めに配置させることも可能である。
さらに、回路グランド端子14のバーナケース22側への接続にあたり、上述した実施形態では、回路グランド端子14をバーナケース22側に直接接続する場合を示したが、たとえば電装線を介して接続することも可能である。なお、この場合、取付作業の面では不利であるが高圧コードは不要であるので、燃焼装置を低コストで提供することができる。
本発明の実施形態1に係る点火装置およびバーナ装置の概略構成を示す説明図であって、図1(a)は、点火装置の装着方法を示す斜視図であり、図1(b)は、図1(a)のI−I線に沿った断面の端面図である。 同点火装置の左側面図である。 本発明の実施形態2に係る点火装置およびバーナ装置の概略構成を示す説明図であって、図3(a)は、点火装置の装着方法を示す斜視図であり、図3(b)は、図3(a)のII−II線に沿った断面の端面図である。 同バーナ装置における点火装置保持基板の形状を示す平面図である。 同点火装置の係合保持手段の形状を示す説明図であり、図5(a)は同点火装置の平面図を、図5(b)は正面図を、図5(c)は左側面図を示している。 同点火装置の装着手順を示す説明図である。 本発明の実施形態3に係る点火装置およびバーナ装置の概略構成を示す説明図である。 本発明に係る点火装置の他の装着方法を示す説明図である。 本発明に係る点火装置における短絡防止手段の一例を示しており、図9(a)は同点火装置の斜視図を、図9(b)は左側面図をそれぞれ示している。 本発明に係る点火装置における短絡防止手段の他の一例を示しており、図10(a)は同点火装置の斜視図を、図10(b)は左側面図をそれぞれ示している。 本発明の実施形態4に係る点火装置の外観形状を示しており、図11(a)は同点火装置の背面図を、図11(b)は同点火装置1の右側面図を、図11(c)は同点火装置1の平面図を示している。 本発明の実施形態4に係るプラグ固定板(点火装置の装着装置)の外観形状を示しており、図12(a)は同プラグ固定板の背面図を、図12(b)は同プラグ固定板の右側面図を、図12(c)は同プラグ固定板の平面図を示している。 本発明の実施形態4に係る点火装置の装着方法を説明するための斜視図である。 本発明の実施形態4に係る点火装置の装着方法を説明するための斜視図である。 本発明の実施形態4に係る点火装置をプラグ固定板に装着した状態を示しており、図15(a)は同状態の背面図を、図15(b)は同状態の右側面図を、図15(c)は同状態の平面図を示している。 従来の点火装置の取付構造を示す説明図である。
符号の説明
1 点火装置
11 装置筐体
12 高電圧出力端子
14 回路グランド端子
15 排出溝(短絡防止手段)
16 突起部(短絡防止手段)
2 バーナ装置
21 バーナユニット
22 バーナケース
3 点火プラグ
31 高電圧入力端子
4 ビス(締付具)
5 プラグ固定板(点火装置の装着装置)
51 装着部
52 点火装置保持部
53 遮熱部
7 回路グランド装着端子
71 タブ(ファストンタブ端子)
9 係合保持手段

Claims (17)

  1. 装置筐体に火花放電用の高電圧出力を生成する電気回路基板を内蔵してなる点火装置において、
    前記装置筐体に、点火プラグの高電圧入力端子と係合可能な形状の高電圧出力端子と、前記装置筐体を装着する対象物側に前記電気回路基板の回路グランドと電気的に接続するために設けられた所定形状の端子と係合可能な形状の回路グランド端子とを備えた
    ことを特徴とする点火装置。
  2. 前記高電圧出力端子と回路グランド端子とが装置筐体の一側面に設けられ、これらがそれぞれ接続対象に対して差し込み嵌合可能な形状とされることを特徴とする請求項1に記載の点火装置。
  3. 前記高電圧出力端子または回路グランド端子の少なくとも一方に、接続対象との係合状態が解除されないように脱落防止機構が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の点火装置。
  4. 前記脱落防止機構が、ファストンタブ端子とタブハウジングとからなるファストン機構で構成されていることを特徴とする請求項3に記載の点火装置。
  5. 前記装置筐体に、前記装着対象物の所定部位と係合することによって該装置筐体を前記装着対象物の所定位置に保持する係合保持手段が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の点火装置。
  6. 前記装置筐体に、前記装置筐体を装着対象物に装着するための案内手段が設けられていることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の点火装置。
  7. 前記高電圧出力端子は、前記点火プラグの高電圧入力端子に差し込み嵌合可能な形状とされる一方、前記回路グランド端子は、締付具により前記装着対象物に共締め可能な形状とされていることを特徴とする請求項1に記載の点火装置。
  8. 前記点火装置は、装置筐体に前記高電圧出力端子、前記回路グランド端子または前記電源入力端子のうちの少なくとも一つを保護する保護カバーを備えていることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載の点火装置。
  9. 前記点火装置は、前記高電圧出力端子と前記回路グランド端子との間に短絡防止手段が設けられていることを特徴とする請求項1から8のいずれかに記載の点火装置。
  10. 前記装置筐体は耐熱性を有する材質により形成されていることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の点火装置。
  11. 装置筐体に火花放電用の高電圧出力を生成する電気回路基板を内蔵してなる点火装置を、バーナユニットを収容するバーナケースに装着するための装置であって、
    前記バーナケースの外壁に取り付け可能な形状を有する装着部と、
    前記装着部によって位置決めされ、かつ前記バーナケースの外壁から所定間隔離れた位置に前記点火装置を保持する点火装置保持部と、
    前記点火装置保持部に保持された点火装置と前記バーナケースとの間に介装される遮熱部と、
    前記装着部を介して前記バーナケースの外壁と電気的に接続されるとともに、点火装置の回路グランド端子と直接係合可能な形状の回路グランド装着部とを備える
    ことを特徴とする点火装置の取付装置。
  12. 前記遮熱部は、板状の部材で形成され、この遮熱部によって前記点火装置の外壁と前記遮熱部の一方の面との間および前記バーナケースの外壁と前記遮熱部の他方の面との間の双方にそれぞれに空気層が形成されることを特徴とする請求項11に記載の点火装置の取付装置。
  13. バーナユニットを収容するバーナケースと、該バーナケースの内側に放電電極が位置するとともにバーナケースの外側に高電圧入力端子が配設された点火プラグとを備えたバーナ装置において、
    前記バーナケース側において、前記点火プラグからの火花放電を受ける部位と電気的に接続された所定部位に、前記点火プラグに高電圧を供給する点火装置の回路グランドと電気的に接続された回路グランド端子と係合可能な形状を備えた回路グランド装着端子を備えている
    ことを特徴とするバーナ装置。
  14. 前記回路グランド装着端子が、前記点火プラグの高電圧入力端子と並んで同一方向に突出するように前記バーナケースに取り付けられていることを特徴とする請求項13に記載のバーナ装置。
  15. 前記回路グランド装着端子または前記点火プラグの高電圧入力端子の少なくともいずれか一方に、これら端子に接続される接続対象との係合状態が解除されないように脱落防止機構が設けられていることを特徴とする請求項13または14に記載のバーナ装置。
  16. 前記点火装置の所定部位と係合することによって該点火装置をバーナケース近傍の所定位置に保持する係合保持手段が設けられていることを特徴とする請求項13から15のいずれかに記載のバーナ装置。
  17. 前記点火装置を装着するための案内手段が設けられていることを特徴とする請求項13から16のいずれかに記載のバーナ装置。
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