JPH0921537A - イグナイター - Google Patents
イグナイターInfo
- Publication number
- JPH0921537A JPH0921537A JP16724895A JP16724895A JPH0921537A JP H0921537 A JPH0921537 A JP H0921537A JP 16724895 A JP16724895 A JP 16724895A JP 16724895 A JP16724895 A JP 16724895A JP H0921537 A JPH0921537 A JP H0921537A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- igniter
- high tension
- tension cable
- voltage
- Prior art date
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ガス調理器等に用いるイグナイタ
ーに関するもので、煮汁等に対する信頼性の向上を目的
としている。 【構成】 高圧ケーブル接続部６ｂ上方に設けられた防
水壁１ｄの先端に下向きの壁１ｆ及び上向きの壁１ｇを
設け、高圧ケーブル接続部６ｂへの煮汁の侵入を防止す
る構成である。
ーに関するもので、煮汁等に対する信頼性の向上を目的
としている。 【構成】 高圧ケーブル接続部６ｂ上方に設けられた防
水壁１ｄの先端に下向きの壁１ｆ及び上向きの壁１ｇを
設け、高圧ケーブル接続部６ｂへの煮汁の侵入を防止す
る構成である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はガス調理器等に用いられ
るイグナイターに関するものである。
るイグナイターに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のイグナイターを図４に示す。イグ
ナイターは、通常ガス調理器等の本体後面１１に固定さ
れている。またイグナイター内部の高圧トランスで発生
した電圧は、イグナイターの前面に設けられた高圧出力
ピン１０より高圧ケーブル１１を経由して、ガスバーナ
ー等の点火部に伝えられ、スパークを発生してガスバー
ナーに点火する構成となっている。
ナイターは、通常ガス調理器等の本体後面１１に固定さ
れている。またイグナイター内部の高圧トランスで発生
した電圧は、イグナイターの前面に設けられた高圧出力
ピン１０より高圧ケーブル１１を経由して、ガスバーナ
ー等の点火部に伝えられ、スパークを発生してガスバー
ナーに点火する構成となっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、機器本体上部にあるコンロ部の煮汁等
が、直接イグナイター上に滴下し、表面を伝い、高圧ケ
ーブル接続部に侵入する。或は点火部より侵入した煮汁
が、高圧ケーブルの表面を伝わり、高圧ケーブル接続部
に侵入して電圧のリーク、誤放電等を起こすといった課
題を有していた。
うな構成では、機器本体上部にあるコンロ部の煮汁等
が、直接イグナイター上に滴下し、表面を伝い、高圧ケ
ーブル接続部に侵入する。或は点火部より侵入した煮汁
が、高圧ケーブルの表面を伝わり、高圧ケーブル接続部
に侵入して電圧のリーク、誤放電等を起こすといった課
題を有していた。
【０００４】また、煮汁の侵入を防ぐ為に、イグナイタ
ーに煮こぼれカバーを装着したり、接続部に煮汁防止の
ゴムキャップ等を装着すると、非常にコストを要し組立
性も悪くなるといった課題があった。
ーに煮こぼれカバーを装着したり、接続部に煮汁防止の
ゴムキャップ等を装着すると、非常にコストを要し組立
性も悪くなるといった課題があった。
【０００５】本発明はかかる従来の課題を解決するもの
で、誤放電が発生せず、信頼性の高いイグナイターをコ
ストや組立性を悪化させることなく提供することを目的
とする。
で、誤放電が発生せず、信頼性の高いイグナイターをコ
ストや組立性を悪化させることなく提供することを目的
とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のイグナイターの第１の手段は、放電スパーク
を発生する高圧トランスと、この高圧トランスを覆うケ
ースとを備え、上記ケースには前記高圧トランスの高圧
出力ピンを、その上方から覆い、前記高圧出力ピンの先
端方向に伸びて設けられた防水壁と、前記防水壁の先端
から下方向に伸び、前記出力ピンの位置よりもその端面
が低い所に位置する下向きの壁を備えた構成としてあ
る。
に本発明のイグナイターの第１の手段は、放電スパーク
を発生する高圧トランスと、この高圧トランスを覆うケ
ースとを備え、上記ケースには前記高圧トランスの高圧
出力ピンを、その上方から覆い、前記高圧出力ピンの先
端方向に伸びて設けられた防水壁と、前記防水壁の先端
から下方向に伸び、前記出力ピンの位置よりもその端面
が低い所に位置する下向きの壁を備えた構成としてあ
る。
【０００７】また第２の手段は、放電スパークを発生す
る高圧トランスと、この高圧トランスを覆うケースとを
備え、上記ケースには前記高圧トランスの高圧出力ピン
を、その上方から覆い、前記高圧出力ピンの先端方向に
伸びて設けられた防水壁と、前記防水壁の先端から下方
向に伸び、前記出力ピンの位置よりもその端面が低く位
置する下向きの壁と、前記防水壁先端から、上方向に伸
び、前記防水壁上面よりも、その端面が高い所に位置す
る上向きの壁を備えた構成としてある。
る高圧トランスと、この高圧トランスを覆うケースとを
備え、上記ケースには前記高圧トランスの高圧出力ピン
を、その上方から覆い、前記高圧出力ピンの先端方向に
伸びて設けられた防水壁と、前記防水壁の先端から下方
向に伸び、前記出力ピンの位置よりもその端面が低く位
置する下向きの壁と、前記防水壁先端から、上方向に伸
び、前記防水壁上面よりも、その端面が高い所に位置す
る上向きの壁を備えた構成としてある。
【０００８】
【作用】上記した第１の手段によれば防水壁の先端の下
向きの壁により高圧ケーブルが高圧ケーブル接続部より
低い位置に押さえ込まれる事になり、高圧ケーブルを伝
わってくる煮汁を、この部分で滴下させ、高圧ケーブル
接続部に侵入するのを防止できる。
向きの壁により高圧ケーブルが高圧ケーブル接続部より
低い位置に押さえ込まれる事になり、高圧ケーブルを伝
わってくる煮汁を、この部分で滴下させ、高圧ケーブル
接続部に侵入するのを防止できる。
【０００９】また第２の手段によれば、防水壁の先端の
上向きの壁により、イグナイター上部より滴下した煮汁
の流れが止められ、高圧ケーブルの引き回し部には侵入
するのを防止できる。
上向きの壁により、イグナイター上部より滴下した煮汁
の流れが止められ、高圧ケーブルの引き回し部には侵入
するのを防止できる。
【００１０】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図１に本発明のイグナイターの部品構成を裏面から
分解した形での斜視図にて示す。高圧コイル４を有する
点火器基板３は、樹脂成形されたケースＡ１ａに納めら
れ、樹脂成形されたケースＢ２ａによりフタされる構成
である。
る。図１に本発明のイグナイターの部品構成を裏面から
分解した形での斜視図にて示す。高圧コイル４を有する
点火器基板３は、樹脂成形されたケースＡ１ａに納めら
れ、樹脂成形されたケースＢ２ａによりフタされる構成
である。
【００１１】高圧コイル４前面に設けられた３本の高圧
出力ピン５は、高圧ケーブル６ａと接続され、前記ケー
スＡ１ａに成形された３箇所の凹形状部１ｂと、前記ケ
ースＢ２ａに成形された３箇所の凹部２ｂが嵌合して成
る出力出口穴を通して、外部に引き回される。
出力ピン５は、高圧ケーブル６ａと接続され、前記ケー
スＡ１ａに成形された３箇所の凹形状部１ｂと、前記ケ
ースＢ２ａに成形された３箇所の凹部２ｂが嵌合して成
る出力出口穴を通して、外部に引き回される。
【００１２】イグナイターの後部には電源となる電池７
を収納する空間１ｃが設けられており、点火器基板３か
ら引き回された端子８と、本体へのアース端子９を装着
している。
を収納する空間１ｃが設けられており、点火器基板３か
ら引き回された端子８と、本体へのアース端子９を装着
している。
【００１３】図２は本発明のイグナイターを裏面から見
た斜視図であり、高圧ケーブル接続部６ｃ上方には、防
水壁１ｄが設けられており、その先端部には、端面Ａ１
ｅが前記出力ピン５より下に位置する、下方向の壁１ｆ
が成形されている。この形状により、前記高圧ケーブル
６ａは、端面Ａ１ｅで下方向に押さえ込まれ、Ｕ型のト
ラップ形状６ｂとなる。
た斜視図であり、高圧ケーブル接続部６ｃ上方には、防
水壁１ｄが設けられており、その先端部には、端面Ａ１
ｅが前記出力ピン５より下に位置する、下方向の壁１ｆ
が成形されている。この形状により、前記高圧ケーブル
６ａは、端面Ａ１ｅで下方向に押さえ込まれ、Ｕ型のト
ラップ形状６ｂとなる。
【００１４】したがって、図３に示す様に、高圧ケーブ
ル６ａを伝わってくる煮汁１０ａは、トラップ部６ｂで
滴下し、高圧ケーブル接続部６ｃには侵入しない。
ル６ａを伝わってくる煮汁１０ａは、トラップ部６ｂで
滴下し、高圧ケーブル接続部６ｃには侵入しない。
【００１５】また端面Ａ１ｅは、その左右に設けられた
側壁の端面１ｉより高い位置に設定してあるため、高圧
ケーブルのガイドとなり、高圧ケーブルの引き回し位置
も安定する。
側壁の端面１ｉより高い位置に設定してあるため、高圧
ケーブルのガイドとなり、高圧ケーブルの引き回し位置
も安定する。
【００１６】また前記防水壁１ｄの先端部には端面Ｂ１
ｈが防水壁１ｄ上面より上に位置する上向きの壁１ｇも
成形されており、点火器上方より滴下した煮汁１０ｂ
が、イグナイターの表面を伝い前方に流れた場合でも、
上方向の壁１ｇにより煮汁はイグナイター本体の左右側
面部に流れ高圧ケーブル接続部６ｃには到達しない。
ｈが防水壁１ｄ上面より上に位置する上向きの壁１ｇも
成形されており、点火器上方より滴下した煮汁１０ｂ
が、イグナイターの表面を伝い前方に流れた場合でも、
上方向の壁１ｇにより煮汁はイグナイター本体の左右側
面部に流れ高圧ケーブル接続部６ｃには到達しない。
【００１７】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように本発明の
請求項１によるイグナイターでは、高圧ケーブルを伝わ
る煮汁から高圧接続部を保護でき、誤放電が発生しな
い。また本発明の請求項２では、イグナイター上部から
滴下した煮汁から高圧ケーブルを保護でき、誤放電が発
生しない。そして請求項１、２いずれのイグナイターも
保護キャップ、カバー等が不要で、組立性、コスト的に
も優れたものとなる。
請求項１によるイグナイターでは、高圧ケーブルを伝わ
る煮汁から高圧接続部を保護でき、誤放電が発生しな
い。また本発明の請求項２では、イグナイター上部から
滴下した煮汁から高圧ケーブルを保護でき、誤放電が発
生しない。そして請求項１、２いずれのイグナイターも
保護キャップ、カバー等が不要で、組立性、コスト的に
も優れたものとなる。
【図１】本発明の一実施例における、イグナイターの部
品構成を示す裏面から見た外観斜視図
品構成を示す裏面から見た外観斜視図
【図２】同イグナイターの裏面から見た外観斜視図
【図３】同イグナイターの外観斜視図
【図４】従来の実施例におけるイグナイターの外観斜視
図
図
１ａ ケースＡ １ｄ 防水壁 １ｅ 端面Ａ １ｆ 下向きの壁 １ｇ 上向きの壁 １ｈ 端面Ｂ ２ａ ケースＢ ３ 点火器Ｐ板 ４ 高圧トランス ５ 高圧出力ピン ６ａ 高圧ケーブル ６ｂ 高圧ケーブル接続部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 健治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内
Claims (2)
- 【請求項１】放電スパークを発生する高圧トランスと、
この高圧トランスを覆うケースとを備え、上記ケースに
は前記高圧トランスの高圧出力ピンを、その上方から覆
い、前記高圧出力ピンの先端方向に伸びて設けられた防
水壁と、前記防水壁の先端から下方向に伸び、前記出力
ピンの位置よりもその端面が低い所に位置する下向きの
壁を設けて成るイグナイター。 - 【請求項２】放電スパークを発生する高圧トランスと、
この高圧トランスを覆うケースとを備え、上記ケースに
は前記高圧トランスの高圧出力ピンを、その上方から覆
い、前記高圧出力ピンの先端方向に伸びて設けられた防
水壁と、前記防水壁先端から、上方向に伸び、前記防水
壁上面よりも、その端面が高い所に位置する上向きの壁
を設けて成るイグナイター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16724895A JP3758209B2 (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | イグナイター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16724895A JP3758209B2 (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | イグナイター |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0921537A true JPH0921537A (ja) | 1997-01-21 |
| JP3758209B2 JP3758209B2 (ja) | 2006-03-22 |
Family
ID=15846213
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16724895A Expired - Lifetime JP3758209B2 (ja) | 1995-07-03 | 1995-07-03 | イグナイター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3758209B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005098667A (ja) * | 2003-08-22 | 2005-04-14 | Noritz Corp | 点火装置、点火装置の取付装置およびバーナ装置 |
-
1995
- 1995-07-03 JP JP16724895A patent/JP3758209B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005098667A (ja) * | 2003-08-22 | 2005-04-14 | Noritz Corp | 点火装置、点火装置の取付装置およびバーナ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3758209B2 (ja) | 2006-03-22 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
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