JP2001165439A - ガス燃焼器の点火装置 - Google Patents
ガス燃焼器の点火装置Info
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- JP2001165439A JP2001165439A JP34960399A JP34960399A JP2001165439A JP 2001165439 A JP2001165439 A JP 2001165439A JP 34960399 A JP34960399 A JP 34960399A JP 34960399 A JP34960399 A JP 34960399A JP 2001165439 A JP2001165439 A JP 2001165439A
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- discharge electrode
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 経時劣化しやすい電極最先端部での放電を避
け、放電点火性能を経時的に安定させる。 【解決手段】 燃料と空気の混合ガスを燃焼させるバー
ナーユニット1の炎孔部2の上方に高圧放電電極5とア
ース棒9を設け、前記高圧放電電極5の先端部5aとア
ース棒9の先端部9aとで所定の放電距離を形成したガ
ス燃焼器の点火装置において、前記高圧放電電極5の先
端部5aからアース棒9の先端部9aへ放電する位置は
高圧放電電極5の最先端より手前の所定の放電位置5b
とし、この放電位置5bにアース棒9の先端部9aを最
接近する形状とした。
け、放電点火性能を経時的に安定させる。 【解決手段】 燃料と空気の混合ガスを燃焼させるバー
ナーユニット1の炎孔部2の上方に高圧放電電極5とア
ース棒9を設け、前記高圧放電電極5の先端部5aとア
ース棒9の先端部9aとで所定の放電距離を形成したガ
ス燃焼器の点火装置において、前記高圧放電電極5の先
端部5aからアース棒9の先端部9aへ放電する位置は
高圧放電電極5の最先端より手前の所定の放電位置5b
とし、この放電位置5bにアース棒9の先端部9aを最
接近する形状とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭で暖を採
るガスFF式暖房機等に用いられるガス燃焼器の点火装
置に関するものである。
るガスFF式暖房機等に用いられるガス燃焼器の点火装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なガス燃焼器の点火装置
は、例えば図5〜図7に示すように、線材からなる高圧
放電電極5、アース棒9を絶縁磁器製の支持具10に接
着固定し、これらの先端部間に所定の放電距離を形成し
たものが一般に知られている。
は、例えば図5〜図7に示すように、線材からなる高圧
放電電極5、アース棒9を絶縁磁器製の支持具10に接
着固定し、これらの先端部間に所定の放電距離を形成し
たものが一般に知られている。
【0003】(たとえば、特開平8ー261460号公
報等参照のこと)
報等参照のこと)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来例の構成のガス燃焼器の点火装置は燃焼中の高温の火
炎にさらされる部位が放電電極先端部であり、常に高温
赤熱し、酸化を繰返し亀裂や孔食が進行していく消耗部
分であり、先端部が腐食し先端形状が酸化により経時変
化すると電極間放電距離寸法が変化し、スムーズな点火
が行えないという問題があった。
来例の構成のガス燃焼器の点火装置は燃焼中の高温の火
炎にさらされる部位が放電電極先端部であり、常に高温
赤熱し、酸化を繰返し亀裂や孔食が進行していく消耗部
分であり、先端部が腐食し先端形状が酸化により経時変
化すると電極間放電距離寸法が変化し、スムーズな点火
が行えないという問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するためになされたものであり、燃料と空気の混合
ガスを燃焼させるバーナーユニットの炎孔部の上方に高
圧放電電極とアース棒を設け、前記高圧放電電極の先端
部とアース棒の先端部とで所定の放電距離を形成したガ
ス燃焼器の点火装置において、前記高圧放電電極の先端
部からアース棒の先端部へ放電する位置は高圧放電電極
の最先端より手前の所定の放電位置とし、この放電位置
にアース棒の先端部を最接近する形状としたものとし
た。
解決するためになされたものであり、燃料と空気の混合
ガスを燃焼させるバーナーユニットの炎孔部の上方に高
圧放電電極とアース棒を設け、前記高圧放電電極の先端
部とアース棒の先端部とで所定の放電距離を形成したガ
ス燃焼器の点火装置において、前記高圧放電電極の先端
部からアース棒の先端部へ放電する位置は高圧放電電極
の最先端より手前の所定の放電位置とし、この放電位置
にアース棒の先端部を最接近する形状としたものとし
た。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、前述のように構成した
ことにより、放電電極とアース棒間の電極間放電距離は
所定の距離となるように組み立てられ、高圧放電電極の
放電位置とアース棒の放電位置間で放電し、スムーズな
点火が行える。
ことにより、放電電極とアース棒間の電極間放電距離は
所定の距離となるように組み立てられ、高圧放電電極の
放電位置とアース棒の放電位置間で放電し、スムーズな
点火が行える。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を示す図面に従って
説明する。
説明する。
【0008】図において、1は、燃料ガスと一次空気を
混合し、上部に設けた炎孔部2で燃焼させるバーナーユ
ニットである。
混合し、上部に設けた炎孔部2で燃焼させるバーナーユ
ニットである。
【0009】3は、炎孔部2外周に設けた炎ガイドであ
る。
る。
【0010】4は、炎孔部2上方に燃焼室を形成する燃
焼筒である。
焼筒である。
【0011】炎孔部2上方に点火用の高圧放電電極5と
フレームロッド6とをブラケット7を介して支持金具8
に取り付けるとともに、アース棒9を支持金具8に取付
け、支持金具8を前記燃焼筒4に取り付けて点火装置を
構成している。
フレームロッド6とをブラケット7を介して支持金具8
に取り付けるとともに、アース棒9を支持金具8に取付
け、支持金具8を前記燃焼筒4に取り付けて点火装置を
構成している。
【0012】高圧放電電極5の先端部5aからアース棒
9の先端部9aへ放電する位置は高圧放電電極最先端よ
り2〜4mm手前の位置5bとし、この位置5bにアー
ス棒9の先端部9aを最接近させて所定の放電距離を形
成している。
9の先端部9aへ放電する位置は高圧放電電極最先端よ
り2〜4mm手前の位置5bとし、この位置5bにアー
ス棒9の先端部9aを最接近させて所定の放電距離を形
成している。
【0013】次に、前記構成における作用を説明する。
【0014】点火操作をすると、バーナーユニット1内
で混合された燃料ガスと一次空気の混合ガスが炎孔部2
から上方に噴出し、高圧放電電極先端部5aとアース棒
先端部9a間(電極間放電距離)の火花放電により点火
し、炎孔部2に形成される一次火炎に炎ガイド3を乗り
越えた二次空気が供給され、二次火炎が形成され、炎ガ
イド3により火炎の安定が図られ、フレームロッド6に
より燃焼炎の有無を検出し、燃焼筒4内の燃焼室で燃焼
が継続する。
で混合された燃料ガスと一次空気の混合ガスが炎孔部2
から上方に噴出し、高圧放電電極先端部5aとアース棒
先端部9a間(電極間放電距離)の火花放電により点火
し、炎孔部2に形成される一次火炎に炎ガイド3を乗り
越えた二次空気が供給され、二次火炎が形成され、炎ガ
イド3により火炎の安定が図られ、フレームロッド6に
より燃焼炎の有無を検出し、燃焼筒4内の燃焼室で燃焼
が継続する。
【0015】高圧放電電極5の放電位置5bとアース棒
9の放電位置9b間は所定の放電距離を形成している。
火炎にさらされる電極は最先端部より高温赤熱し酸化に
よる経時劣化が最先端部から始まり電極間放電に影響が
出る。
9の放電位置9b間は所定の放電距離を形成している。
火炎にさらされる電極は最先端部より高温赤熱し酸化に
よる経時劣化が最先端部から始まり電極間放電に影響が
出る。
【0016】しかし、放電位置が最先端を避けることに
より経時劣化の影響を受けずにいる時間を長くとること
が出来る。
より経時劣化の影響を受けずにいる時間を長くとること
が出来る。
【0017】なお、図4も高圧放電電極5とアース棒9
の極性と形状は異なるが、前記実施例と同じくアース棒
9最先端より手前の所定の放電位置9bとし、この位置
に高圧放電電極先端部5aを最接近させ所定の電極間放
電距離を形成している例であり、同様の作用効果を有す
る。
の極性と形状は異なるが、前記実施例と同じくアース棒
9最先端より手前の所定の放電位置9bとし、この位置
に高圧放電電極先端部5aを最接近させ所定の電極間放
電距離を形成している例であり、同様の作用効果を有す
る。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、高
圧放電電極先端部からアース棒先端部へ放電する位置は
高圧放電電極最先端より手前の所定の位置とし、この位
置にアース棒先端部を最接近したから先端劣化の電極間
放電距離に対し、影響を少なくし、経時的にも放電点火
性能が安定し、信頼性の高い点火装置を提供する等有益
なガス燃焼器の点火装置を提供できるものとなった。
圧放電電極先端部からアース棒先端部へ放電する位置は
高圧放電電極最先端より手前の所定の位置とし、この位
置にアース棒先端部を最接近したから先端劣化の電極間
放電距離に対し、影響を少なくし、経時的にも放電点火
性能が安定し、信頼性の高い点火装置を提供する等有益
なガス燃焼器の点火装置を提供できるものとなった。
【図1】本発明の一実施例を示すガス燃焼器の点火装置
の断面図である。
の断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示すガス燃焼器の点火装置
の要部平面図である。
の要部平面図である。
【図3】本発明の一実施例を示すガス燃焼器の点火装置
の要部正面図である。
の要部正面図である。
【図4】本発明の他の一実施例を示すガス燃焼器の点火
装置の要部平面図である。
装置の要部平面図である。
【図5】従来の一実施例を示すガス燃焼器の点火装置の
要部平面図である。
要部平面図である。
【図6】従来の他の一実施例を示すガス燃焼器の点火装
置の要部平面図である。
置の要部平面図である。
【図7】従来の他の一実施例を示すガス燃焼器の点火装
置の要部平面図である。
置の要部平面図である。
1 バーナーユニット 2 炎孔部 3 炎ガイド 4 燃焼筒 5 高圧放電電極 5a 先端部 5b 放電位置 6 フレームロッド 7 ブラケット 8 支持金具 9 アース棒 9a 先端部
Claims (1)
- 【請求項1】 燃料と空気の混合ガスを燃焼させるバー
ナーユニット(1)の炎孔部(2)の上方に高圧放電電
極(5)とアース棒(9)を設け、前記高圧放電電極
(5)の先端部(5a)とアース棒(9)の先端部(9
a)とで所定の放電距離を形成したガス燃焼器の点火装
置において、前記高圧放電電極(5)の先端部(5a)
からアース棒(9)の先端部(9a)へ放電する位置は
高圧放電電極(5)の最先端より手前の所定の放電位置
(5b)とし、この放電位置(5b)にアース棒(9)
の先端部(9a)を最接近する形状としたことを特徴と
するガス燃焼器の点火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34960399A JP2001165439A (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | ガス燃焼器の点火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34960399A JP2001165439A (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | ガス燃焼器の点火装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001165439A true JP2001165439A (ja) | 2001-06-22 |
Family
ID=18404854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34960399A Pending JP2001165439A (ja) | 1999-12-09 | 1999-12-09 | ガス燃焼器の点火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001165439A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005098667A (ja) * | 2003-08-22 | 2005-04-14 | Noritz Corp | 点火装置、点火装置の取付装置およびバーナ装置 |
-
1999
- 1999-12-09 JP JP34960399A patent/JP2001165439A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005098667A (ja) * | 2003-08-22 | 2005-04-14 | Noritz Corp | 点火装置、点火装置の取付装置およびバーナ装置 |
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