JP2005098241A - 形状記憶合金アクチュエータ - Google Patents

形状記憶合金アクチュエータ Download PDF

Info

Publication number
JP2005098241A
JP2005098241A JP2003334221A JP2003334221A JP2005098241A JP 2005098241 A JP2005098241 A JP 2005098241A JP 2003334221 A JP2003334221 A JP 2003334221A JP 2003334221 A JP2003334221 A JP 2003334221A JP 2005098241 A JP2005098241 A JP 2005098241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
memory alloy
shape memory
actuator
alloy wire
wire
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003334221A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4273902B2 (ja
Inventor
Takao Goto
孝夫 後藤
Shigeru Douno
茂 堂埜
Akihiko Saito
亮彦 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP2003334221A priority Critical patent/JP4273902B2/ja
Publication of JP2005098241A publication Critical patent/JP2005098241A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4273902B2 publication Critical patent/JP4273902B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manipulator (AREA)
  • Rehabilitation Tools (AREA)
  • Massaging Devices (AREA)

Abstract

【課題】 形状記憶合金線の弾性域を広げることができ、フレキシブルな可変触覚を低コストで得られると共に、様々なアクチュエータ形状に容易に対応でき、さらに小型でありながら出力向上を図りつつ、形状記憶合金線のからみ防止を図ることができる形状記憶合金アクチュエータを提供すること。
【解決手段】 形状記憶合金1と該形状記憶合金1に電圧を印加する電圧印加部2とを有し、電圧印加時の形状記憶合金1の発熱による収縮作用で動作を行なう形状記憶合金アクチュエータAである。上記形状記憶合金1は波状若しくはらせん状の形状記憶合金線1Aで構成されていると共に、複数列の波状若しくはらせん状の形状記憶合金線1Aが互いに離間して複数列設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、伸縮型の形状記憶合金アクチュエータに関し、詳しくは形状記憶合金に直接通電することによって加熱して、形状記憶効果にもとづく変形を利用して高出力を取り出す形状記憶合金アクチュエータに関するものである。
従来から、ワイヤ状の形状記憶合金をメッシュ形状に編み込むことで、可撓性、伸縮性、発生力の向上を図るようにした形状記憶合金アクチュエータが知られている(例えば、特許文献1参照)
この特許文献1に示される従来例にあっては、ワイヤ状の形状記憶合金の弾性域が狭く、このため形状記憶合金アクチュエータとして動作する伸縮量が小さいという問題や、形状記憶合金のからみが生じやすく、からみによる力学的損失が発生するという問題がある。なお伸縮量を大きくするためには形状記憶合金の表面積を大きくせざるを得なくなり、この場合、形状記憶合金アクチュエータの大型化を招くという別の問題が生じる。
特開2002−48053号公報
本発明は上記の従来の問題点に鑑みて発明したものであって、形状記憶合金線の弾性域を広げることができ、フレキシブルな可変触覚を低コストで得られると共に、様々なアクチュエータ形状に容易に対応でき、さらに小型でありながら出力向上を図ることができると共に、形状記憶合金線のからみ防止等を図ることができる形状記憶合金アクチュエータを提供することを課題とするものであり、また本発明は、形状記憶合金の比表面積を増加させることができ、低電圧で高い伸縮・発生力が得られ、これにより小型でありながら出力向上を図ることができる形状記憶合金アクチュエータを提供することを課題とするものである。
上記課題を解決するために請求項1記載の発明は、形状記憶合金1と該形状記憶合金1に電圧を印加する電圧印加部2とを有し、電圧印加時の形状記憶合金1の発熱による収縮作用で動作を行なう形状記憶合金アクチュエータであって、上記形状記憶合金1を波状若しくはらせん状の形状記憶合金線1Aで構成すると共に、この波状若しくはらせん状の形状記憶合金線1Aを互いに離間して複数列設けてなることを特徴としており、このように構成することで、波状若しくはらせん状の形状記憶合金線1Aの弾性域が広がり、従来のワイヤ状のものと比較してフレキシブルな可変触覚を低コストで得られると共に、様々なアクチュエータ形状に容易に対応できる。また、波状若しくはらせん状の形状記憶合金線1Aを複数列設けることで、小型でありながら出力向上を図ることができ、そのうえ互いに離間させることで、絶縁距離を確保しつつ形状記憶合金線1Aのからみ防止を図ることができ、からみによる力学的損失を除去できるようになる。
また請求項2記載の発明は、請求項1において、上記複数列の形状記憶合金線1Aを電気的に直列に接続することを特徴とするのが好ましく、この場合、直列に接続することで、投入電流が低下し、節電効果が得られると共に、複数列の形状記憶合金線1Aを均一に加熱できるようになる。
また請求項3記載の発明は、形状記憶合金1と該形状記憶合金1に電圧を印加する電圧印加部2とを有し、電圧印加時の形状記憶合金1の発熱による収縮作用で動作を行なう形状記憶合金アクチュエータであって、上記形状記憶合金1を波板状の形状記憶合金板1Bで構成したことを特徴としており、このように構成することで、従来のワイヤ状のものと比較して、波板状の形状記憶合金板1Bの比表面積が大幅に増加し、低電圧で高い伸縮・発生力が得られるようになり、小型でありながら出力向上を図ることができる。
また請求項4記載の発明は、請求項1又は請求項2において、上記波状若しくはらせん状の形状記憶合金線1Aを繊維織物4に織り込んだことを特徴とするのが好ましい。この場合、繊維織物4によって形状記憶合金線1A同士のからみ防止を図ることができる。
また請求項5記載の発明は、請求項1又は請求項2において、上記複数列の形状記憶合金線1A間に仕切り5を設けたことを特徴とするのが好ましく、この場合、仕切り5によって形状記憶合金線1Aのからみ防止を図ることができる。
また請求項6記載の発明は、請求項1又は請求項2において、上記波状若しくはらせん状の形状記憶合金線1Aの周辺を筒状物体8で被覆したことを特徴とするのが好ましく、この場合、筒状物体8によって形状記憶合金線1Aのからみ防止を図ることができる。
また請求項7記載の発明は、上記請求項4記載の繊維織物4、請求項5記載の仕切り5、請求項6記載の筒状物体8のいずれかがヒートシンク10からなることを特徴とするのが好ましく、この場合、形状記憶合金線1Aの放熱性が向上し、アクチュエータの動作速度を大にすることができる。
また請求項8記載の発明は、請求項1乃至請求項7のいずれかにおいて、上記形状記憶合金1の収縮方向Mと平行な方向に柔軟性を有する支持体12を配置し、該柔軟な支持体12にて形状記憶合金1の収縮方向Mの両端部を支持したことを特徴とするのが好ましく、この場合、支持体12が形状記憶合金1の永久ひずみを防止するためのリミット機構として機能することとなり、波状若しくはらせん状の形状記憶合金1A又は波板状の形状記憶合金板1Bの長寿命化を図ることができる。
本発明に係る形状記憶合金アクチュエータは、波状若しくはらせん状の形状記憶合金線の弾性域が広がり、フレキシブルな可変触覚を低コストで得られると共に、様々なアクチュエータ形状に容易に対応できる効果が得られ、さらに小型でありながら出力向上を図ことができ、そのうえ形状記憶合金線の絶縁対策及びからみ防止を図ることができ、からみによる力学的損失を除去できる効果が得られる。
また本発明に係る形状記憶合金アクチュエータは、波板状の形状記憶合金板を駆動源とするので、形状記憶合金板の比表面積が増加し、低電圧で高い伸縮・発生力が得られ、小型でありながら出力向上を図ることができる。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
本発明の形状記憶合金アクチュエータAは、図1(a)に示すように、形状記憶合金1が波状(若しくはらせん状であってもよい)の形状記憶合金線1Aで構成されており、電圧印加部2から上記形状記憶合金線1Aに電圧を印加することで、電圧印加時の形状記憶合金1の発熱による収縮作用で動作を行なうものである。本例では、波状の形状記憶合金線1Aが互いに離間して複数列で波目状に並設されていると共に、各形状記憶合金線1Aの端部が絶縁保持部3にて保持されている。また各形状記憶合金線1Aはリード線を介して電圧印加部2に電気的に並列に接続されている。電圧印加部2は、形状記憶合金線1Aを加熱・冷却するための温度制御部となる。また上記絶縁保持部3は、例えばナイロン、ポリウレタン、シリコン、パリレン、ポリイミド、ポリアセタール、MCナイロン等の絶縁体で構成されている。なお形状記憶合金線1Aの線径、長さ、曲げピッチ等といった仕様は、形状記憶合金アクチュエータAの用途や要求される能力に応じて適宜設定すれば良い。また形状記憶合金線1Aの配列数は必要とされる出力等に合わせて適宜選択すればよい。
上記波状の形状記憶合金線1Aは、形状記憶合金アクチュエータAの使用温度において顕著な超弾性を示す材料、例えば、Ni−Ti合金、Ni−Al系合金、Fe−Ni−C系合金などが挙げられる。その一例としてNi−Tiの配合比50%前後の合金やCu−Al−Ni合金等の線材で形成されている。
上記波状の形状記憶合金線1Aの伸縮動作のメカニズムを図1(b)、(c)に示す。先ず、熱処理を施して得た波状の形状記憶合金線1Aに電圧印加部2より直流を通電すると、ジュール熱が発生して形状記憶合金線1Aが記憶形状に復帰する。つまり図1(c)のMで示す方向に収縮した状態となる。一方、形状記憶合金線1Aへの通電を停止して非加熱状態とすると、形状記憶合金線1Aは放熱により冷却され、形状回復力が失われて剛性が低下して、このときバネ(図示せず)によるバイアス力によって非加熱時における所定形状、つまり図1(b)の伸張状態となる。このように形状記憶合金アクチュエータAは、形状記憶合金線1Aが加熱によって原形状に復帰する際の復帰力を駆動力として利用するものであり、連続した往復動作が可能となる。
しかして、上記構成の形状記憶合金アクチュエータAは、形状記憶合金1を波状(若しくはらせん状)の形状記憶合金線1Aで構成したので、従来のワイヤ状のものと比較して、形状記憶合金線1Aの弾性域が大幅に広がる。従って、フレキシブルな可変触覚を低コストで得られると共に、様々なアクチュエータ形状に容易に対応できる。また、互いに離間させて複数列設けているので、絶縁距離を確保しながら出力向上を図ることができると共に、形状記憶合金線1Aのからみ防止を図ることができ、からみによる力学的損失を除去できる効果が得られる。
ここで、図3に示すように、複数列の形状記憶合金線1Aを接続部1cを介して電気的に直列に接続するようにしてもよい。この場合、投入電流が低下すると同時に、複数列の形状記憶合金線1Aを均一に加熱できる効果が得られ、さらに通電加熱時の電流値を減少させることができ、そのうえ回路コストを削減できる効果も得られる。
また、上記構成の形状記憶合金アクチュエータAの用途の一例を図2に示す。なお、図2(b)、(c)において、左側が冷却時、右側が加熱時を示している。ここでは波状若しくはらせん状の形状記憶合金線1Aをメッシュ状に編み込んであり、直流通電が可能となっている。
先ず、図2(a)はメッシュ形状が円筒網形に形成されていて、加熱時に直径が大きくなるとともに長さが短くなる記憶形状に戻るようにしたものである。これを人体の例えば手首に巻き付け、形状記憶合金線1Aの伸縮力を、血圧測定時の止血手段となる圧迫力(又はその一部)に用いることができ、血圧測定手段A1を提供することができる。
図2(b)は円筒メッシュ状の形状記憶合金アクチュエータを円筒軸方向の伸縮に加えて円筒軸方向とは直交する径方向に伸縮させることができるものであり、これを人体の例えば脚に巻き付け、形状記憶合金線1Aの伸縮力を、圧迫マッサージの圧迫力(又はその一部)として用いることができ、マッサージ機器A2を提供することができる。
図2(c)はメッシュ状の形状記憶合金アクチュエータを人体の膝に巻き付け、形状記憶合金線1Aの伸縮力を、人体の動作の発生力又はその一部の補助力に用いるものであり、装着型のパワーアシスト装置(或いは人体用動作補助装置、装着型フィットネス装置、膝関節痛緩和サポータ、歩行補助装置等)A3を提供することができる。
さらに、図2(d)はメッシュ状構造の形状記憶合金アクチュエータを手袋形に構成して手に装着し、形状記憶合金線1Aの伸縮力を、リハビリにおける人体矯正力(又はその一部)に用いるものであり、リハビリ装置(脳活性装置)A4を提供することができる。
ここにおいて、図2(a)〜(c)の例では、メッシュ構造のアクチュエータA1、A2,A3を筒状立体構造に構成しているので、二次元構造の場合と比べて、筒状立体構造の末端部分も機械的仕事に有効に作用すると共に、二次元構造で必要とされる末端部分のほつれ対策も不要となる。さらに図2(a)〜(d)のいずれにおいて、三次元構造のアクチュエータの形成が可能であると共に、メッシュ構造の形状記憶合金アクチュエータAは撓み初期から歪みやすくなり、しかもメッシュ構造であるので柔軟構造となるうえに、その編み方によって伸縮・発生力を柔軟に変えることができるようになる。そのうえメッシュ構造とすることで、形状記憶合金線1Aの比表面積が更に高くなり、より低電圧で高い伸縮・発生力が得られると共に、形状記憶合金線1Aの数を増減させるだけで出力の変更が容易になるという効果がある。
図4は本発明の他の実施形態であり、形状記憶合金1を波板状の形状記憶合金板1Bで構成すると共に、その収縮方向Mの両端部を絶縁保持部3を介して電圧印加部2(図1)に接続するようにしてもよい。しかして、波板状の形状記憶合金板1Bを駆動源として用いることで、従来のワイヤ状のものと比較して、さらに図1の実施形態の波状若しくはらせん状の形状記憶合金線1Aのものと比較して、形状記憶合金板1Bの比表面積が増加し、伸縮・発生力が大幅に向上すると共に、熱の吸収・放出の効率がより向上するようになり、出力向上を大幅に図ることができるという効果がある。また、形状記憶合金板1Bの縦横寸法を適宜設定変更することで、電圧印加時に形状記憶合金板1Bを縦横に等倍率で拡大させたり、或いは一方向のみに拡大させたりすることが可能になる。
図5は上記波状若しくはらせん状の形状記憶合金線1Aの表面を絶縁物9又はヒートシンク10のいずれか一方で被覆した場合の一例を示している。先ず絶縁物9の場合は、形状記憶合金線1Aの外表面全体を電気的に絶縁することができ、これにより隣り合う形状記憶合金線1A間の短絡防止を容易に図ることができる。つまり、形状記憶合金線1A自体に通電する場合において、短絡を防止するための絶縁物9を被覆することで、絶縁対策を容易に施すことができる結果、アクチュエータとして可撓性・伸縮性・発生力の向上を図ることができると共に、通電加熱をおこなう際に、形状記憶合金線1Aの表面の絶縁物9によって電気的絶縁がなされて通電加熱時の電流値を低くできるのであり、低電流で高速加熱を図ることができるものである。従って、アクチュエータとしての応答性を高めることができ、更に、電圧印加部2(図1)の出力を小さくでき、小型化を図ることができるものである。また例えば図2(a)〜(d)のようにメッシュ構造とする場合において、形状記憶合金線1Aの表面に絶縁物9を被覆することでクロス部での短絡等の心配がないものである。ここにおいて、絶縁物9として、例えばナイロン、ポリウレタン、シリコン、パリレン、ポリイミド等が用いられる。またポリパラキシレンを蒸着重合してコーティングする方法もある。またこのように蒸着重合して絶縁物9を得る方法以外に、高温酸化、電解酸化、化成処理による酸化等による酸化処理によって絶縁物9を得るようにしてもよく、又、活性化処理→亜鉛メッキ→化成処理によるリン酸塩処理(リン酸Zn,Mn,Fe)やクロメート処理(黒色クロメート、オリーブクロメート)等をおこなう表面処理+化成処理によって絶縁物9を形成してもよく、更に、セラミックコートやガラスコートをおこなう無機系コーティングによって絶縁物9を得ることも可能である。ところで、絶縁物9の熱伝導率を高めるものとして、例えば高熱伝導シリコン溶液にディップコートをおこなって絶縁物9上にヒートシンク層を形成したり、Cu、Ag、Auのような、作動時の伸縮に耐えるような弾性率の高い金属薄膜を絶縁物9上に形成することも可能であり、またこのような金属薄膜の形成には、スパッタリング等の物理的処理や、化学的蒸着等の蒸着処理が好適である。さらに、絶縁物9の表面にヒートシンク層を形成すれば、形状記憶合金線1Aとこれを冷却させるヒートシンク層との間で電気的絶縁を図ることが可能となる。
一方、図5において、形状記憶合金線1Aの表面にヒートシンク10を被覆する場合においては、ヒートシンク10として例えば、シリコン、アルミ等が用いられる。このヒートシンク10は放熱性を高めてアクチュエータの動作速度を大にする働きをする。つまり、形状記憶合金線1Aにおいては加熱応答時間に比べて冷却応答時間が長く、アクチュエータの動作速度は遅い冷却応答時間で決定されてしまう。そこで、冷却応答時間を縮めるため、ヒートシンク10を用いて形状記憶合金線1Aを高速で冷却することで、動作速度を速くして、アクチュエータの小型化を図りながら応答性を高めることが可能となる。ここにおいてヒートシンク10をシリコンで形成するのが好ましい。シリコンは絶縁機能とヒートシンク機能とを兼ね備えているので、放熱性向上と絶縁防止の両方の効果が同時に得られるようになる。なおヒートシンク10は、熱伝導が空気に比べて高いものであれば特に限定されないが、銅、アルムニウムのような金属若しくは熱伝導性シリコンのような非金属可撓性材料が好的に用いられる。勿論、ヒートシンク10を伸縮・屈曲可能な柔軟材料によって構成することも可能である。また他例として、ヒートシンク10と形状記憶合金線1Aとの間に導電性ペーストを封入すれば、加熱時の形状記憶合金線1Aの熱がヒートシンク10に効率よく伝わり、形状記憶合金線1Aの冷却温度をさらに高めることが可能となる。さらにヒートシンク10が非金属材料である場合においては、銅やアルムニウムのような熱伝導率の高い金属粉末や金属繊維、金属部材が適当量配合されているのが好ましい。また、ヒートシンク10を伸縮・屈曲可能な柔軟材料によって構成することも可能である。ここでいう柔軟材料とは、形状記憶合金線1Aに追従可能な程度の一様な伸び・弾性率を有する材料をいい、かかるものとしては、熱伝導性シリコン、熱伝導性ゴム等があり、このような柔軟材料で形成することで、アクチュエータ全体に可撓性を持たせることが可能となる。
さらに上記のように形状記憶合金線1Aをヒートシンク10で被覆する場合において、図6に示すように、ヒートシンク10の表面を絶縁層11で被覆するのが好ましい。図6(a)は、アルミ表面をアルマイト処理することで絶縁層11を形成している。この場合、アルミ自体に絶縁性を持たせることができ、絶縁材料を不要にできる。また図6(b)は、銅の表面にポリイミドテープ、ビニールテープ、シリコンコート等の絶縁層11’を貼付している。図6(c)は銅の表面にAl、ナイロン、ポリウレタン、シリコン、パリレン、ポリイミド等の絶縁層11”を塗布、或いはスパッタリングしている。いずれの場合も、ヒートシンク10を構成するアルミ、銅等の表面に絶縁層11(11’,11”)を被覆することで、形状記憶合金線1Aの被覆材料として導電性ヒートシンク材料を用いることができるようになり、この場合、絶縁性と放熱性の両方に優れたものとすることができる。
図7〜図9は、形状記憶合金線1Aのからみ防止対策の一例を示している。先ず図7は、複数列の波状の形状記憶合金線1Aを繊維織物4に織り込んでいる。繊維織物4は、例えば、ナイロン、ポリウレタン、シリコン、パリレン、ポリイミド、アルミ、木綿等からなり、形状記憶合金線1Aの伸長と復帰の繰り返し動作に追従し得るように構成されている。
図8は、複数列の形状記憶合金線1A相互間を仕切り5で仕切っている。図8(a)は、絶縁台座7上に間隔をあけて壁状仕切り5Aを並設し、壁状仕切り5A間にそれぞれ1本の形状記憶合金線1Aを収納している。また図8(b)は、形状記憶合金線1Aの列数と同数の孔6が開いたブロック状仕切り5Bを用い、ブロック状仕切り5Bの各孔6に形状記憶合金線1Aを各々挿入するものであり、さらに図8(c)は、絶縁台座7上に間隔をあけて半円筒形状の仕切り5Cを並設し、壁状仕切り5C内にそれぞれ形状記憶合金線1Aを収納可能としている。図8(d)は、絶縁台座7上に複数のアーチ状仕切り5Dを形状記憶合金線1Aの長手方向に隔設し、複数のアーチ状仕切り5D内に形状記憶合金線1Aを挿入している。これら仕切り5A〜5Dによって形状記憶合金線1Aが伸縮する際に各形状記憶合金線1Aの配置状態を乱さないようにでき、これにより形状記憶合金線1A間の短絡防止及びからみ防止を図ることができる。ここで、各仕切り5A〜5Dは、例えば、ナイロン、ポリウレタン、シリコン、パリレン、ポリイミド、アルミ、木綿等からなる。なお、図8の例では1本の形状記憶合金線1Aごとに仕切るようにしているが、これに限らず、複数本(例えば、2本)以上の形状記憶合金線1Aごとに仕切るようにしてもよいものであり、この場合において、形状記憶合金線1Aの表面にシリコンオイル等の潤滑材を塗布することで、仕切り5と形状記憶合金線1Aとの間に生じる摩擦防止やからみ防止効果が得られると同時に冷却効果も得られるようになる。
図9は、波状若しくはらせん状の形状記憶合金線1Aの周辺を筒状物体8で被覆する場合の一例を示している。図9(a)は、1本の形状記憶合金線1Aを中空円形状の筒状物体8によって被覆した場合を示している。この筒状物体8は、例えばナイロン、ポリウレタン、シリコン、パリレン、ポリイミド、アルミ、木綿等からなる。ここで、シリコンは伸縮性や柔軟性に優れている点で筒状物体8の材料として好ましい。なお筒状物体8の内径、肉厚、全長等といった仕様は、形状記憶合金アクチュエータAの仕様に合わせて適宜設定することができる。また筒状物体8の他例として、図9(b)に示す表裏2枚のシートを貼り合わせて筒状にするチューブ構造体8’であってもよく、或いは図9(c)に示す細長いテープをスパイラル状に巻き付けたチューブ構造体8”であってもよい。また1つの筒状物体8(8’,8”)内に挿入される形状記憶合金線1Aは1本に限らず、2本以上であってもよく、この場合、形状記憶合金線1Aの表面にシリコンオイル等の潤滑材を塗布することで、筒状物体8と形状記憶合金線1Aとの間に生じる摩擦防止やからみ防止効果が得られると同時に冷却効果も得られるようになる。
図10は本発明の更に他の実施形態であり、波状若しくはらせん状形状記憶合金線1Aの収縮方向Mと平行な方向に帯状の柔軟な支持体12を配置し、該支持体12にて形状記憶合金線1Aの収縮方向Mの両端部を支持した場合の一例を示している。本例では、形状記憶合金線1Aの両側に一対の柔軟な支持体12を平行に配置し、各支持体12の両端部を絶縁保持部3にそれぞれ連結してある。柔軟な支持体12としては、例えばナイロン、ポリウレタン、木綿等で構成されている。もちろんこれに限定されるものではなく、アクチュエータ動作によって破損しない強度を備えているものであればよい。
しかして、柔軟な支持体12が形状記憶合金線1Aの永久ひずみを防止するためのリミット機構として機能することとなり、形状記憶合金線1Aの長寿命化を図ることができるものとなる。また、支持体12を伸縮・屈曲可能な柔軟材料によって構成することで、形状記憶合金アクチュエータAとして作動する形状記憶合金線1Aに追従可能な程度の一様な伸び・弾性率を有するようになり、形状記憶合金アクチュエータA全体に可撓性を持たせることが可能となり、応答性を高めることができる。なお図10では2本の支持体12を例示しているが、1つ、3つ以上でもよく、用途に応じて適宜選択自在である。また波状若しくはらせん状の形状記憶合金線1Aに適用される場合に限らず、波板状の形状記憶合金板1B(図4)にも適用可能である。つまり、波板状の形状記憶合金板1Bの収縮方向と平行な方向に支持体12を配置し、該支持体12にて形状記憶合金板1Bの収縮方向Mの両端部を支持することで、上記と同様な効果が得られる。
図11は、図1に示した複数列の波状(若しくはらせん状)の形状記憶合金線1Aと電圧印加部2とで構成されるアクチュエータ部Aiを複数積層した場合の一例を示している。積層数は2以上であればよく、必要とされる出力等に合わせて適宜選択すればよい。その数は任意である。これにより形状記憶合金アクチュエータAの出力向上を一層図ることができ、さらにアクチュエータ部Aiの数の増減によって出力設計の自由度を高めることができる。またここにおいて積層された複数のアクチュエータ部Aiを各層ごとに個々に動作可能にすることも可能であり、この場合、出力向上に加えて、反復動作のスピードアップ化を容易に図ることができる。また図11例では形状記憶合金線1Aを用いたアクチュエータ部Aiを例示しているが、波板状の形状記憶合金板1B(図4)を積層する場合も同様な効果が得られる。
本発明の形状記憶合金アクチュエータAは、図2で示した血圧測定手段、マッサージ機器、パワーアシスト装置、リハビリ装置等の用途に限らず、例えば、非常に微小かつ高精度の変位量制御が必要とされる動力源の分野等にも広く用いられるものである。
(a)は本発明の一実施形態の形状記憶合金アクチュエータの斜視図、(b)、(c)は波状の形状記憶合金線の伸縮動作のメカニズムの説明図である。 (a)は同上の形状記憶合金アクチュエータを用いた血圧測定手段を示し、(b)はマッサージ機器を示し、(c)は装着型のパワーアシスト装置を示し、(d)は手袋形のリハビリ装置を説明する図である。 同上の形状記憶合金線を電気的に直列接続した場合の説明図である。 本発明の他の実施形態の波板状の形状記憶合金板の斜視図である。 同上の形状記憶合金線を絶縁物又はヒートシンクで被覆した場合の説明図である。 (a)は同上のヒートシンクの表面をアルマイト処理した場合の説明図、(b)は同上のヒートシンクの表面に絶縁層を貼付した場合の説明図、(c)はヒートシンクの表面に絶縁層を塗布等した場合の説明図である。 同上の波状の形状記憶合金線が織り込まれた繊維織物の説明図である。 (a)は同上の形状記憶合金線を仕切る仕切りの一例を示す斜視図、(b)は仕切りの他例の斜視図、(c)は仕切りの更に他例の斜視図、(d)は仕切りの更に他例の斜視図である。 (a)は同上の形状記憶合金線を内包する筒状物体の斜視図、(b)は筒状物体の他例の斜視図、(c)は筒状物体の更に他例の斜視図である。 同上の形状記憶合金線を柔軟な支持体で支持した場合の説明図である。 同上のアクチュエータ部を複数積層した場合の説明図である。
符号の説明
A 形状記憶合金アクチュエータ
1 形状記憶合金
1A 波状若しくはらせん状の形状記憶合金線
1B 波板状の形状記憶合金板
2 電圧印加部
4 繊維織物
5 仕切り
8 筒状物体
9 絶縁物
10 ヒートシンク
11 絶縁層
12 支持体
M 収縮方向

Claims (8)

  1. 形状記憶合金と該形状記憶合金に電圧を印加する電圧印加部とを有し、電圧印加時の形状記憶合金の発熱による収縮作用で動作を行なう形状記憶合金アクチュエータであって、上記形状記憶合金を波状若しくはらせん状の形状記憶合金線で構成すると共に、この波状若しくはらせん状の形状記憶合金線を互いに離間して複数列設けてなることを特徴とする形状記憶合金アクチュエータ。
  2. 上記複数列の形状記憶合金線を電気的に直列に接続したことを特徴とする請求項1記載の形状記憶合金アクチュエータ。
  3. 形状記憶合金と該形状記憶合金に電圧を印加する電圧印加部とを有し、電圧印加時の形状記憶合金の発熱による収縮作用で動作を行なう形状記憶合金アクチュエータであって、上記形状記憶合金を波板状の形状記憶合金板で構成したことを特徴とする形状記憶合金アクチュエータ。
  4. 上記波状若しくはらせん状の形状記憶合金線を繊維織物に織り込んだことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の形状記憶合金アクチュエータ。
  5. 上記複数列の形状記憶合金線間に仕切りを設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の形状記憶合金アクチュエータ。
  6. 上記波状若しくはらせん状の形状記憶合金線の周辺を筒状物体で被覆したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の形状記憶合金アクチュエータ。
  7. 上記請求項4記載の繊維織物、請求項5記載の仕切り、請求項6記載の筒状物体のいずれかがヒートシンクからなることを特徴とする形状記憶合金アクチュエータ。
  8. 上記形状記憶合金の収縮方向と平行な方向に柔軟性を有する支持体を配置し、該柔軟な支持体にて形状記憶合金の収縮方向の両端部を支持したことを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の形状記憶合金アクチュエータ。
JP2003334221A 2003-09-25 2003-09-25 形状記憶合金アクチュエータ Expired - Fee Related JP4273902B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003334221A JP4273902B2 (ja) 2003-09-25 2003-09-25 形状記憶合金アクチュエータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003334221A JP4273902B2 (ja) 2003-09-25 2003-09-25 形状記憶合金アクチュエータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005098241A true JP2005098241A (ja) 2005-04-14
JP4273902B2 JP4273902B2 (ja) 2009-06-03

Family

ID=34461994

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003334221A Expired - Fee Related JP4273902B2 (ja) 2003-09-25 2003-09-25 形状記憶合金アクチュエータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4273902B2 (ja)

Cited By (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007315352A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Konica Minolta Opto Inc 長さ制御装置、長さ制御プログラム及びレンズ駆動装置
JP2008303855A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 形状記憶合金アクチュエータ
JP2009066366A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Nisshin Denki:Kk 足挿入バネ反発力活用足上がり楽チン伸縮自在装置
JP2009210330A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Hitachi High-Technologies Corp 微細試料ハンドリング装置
JP2010500895A (ja) * 2006-08-17 2010-01-14 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 圧力を加える圧力アクチュエータ及び方法
JP2010024847A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 形状記憶合金アクチュエータ
JP2010111375A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Hyundai Motor Co Ltd 車両用外装エアバッグクッション及びその装置
JP2014055527A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Smk Corp 平型形状記憶ケーブル体及びそれを使用した駆動装置
KR101459232B1 (ko) * 2013-05-21 2014-11-12 울산대학교 산학협력단 요동형 서보모터 및 그 제어방법
EP3043666A4 (en) * 2013-09-11 2017-07-05 Massachusetts Institute of Technology Controllable compression garments using shape memory alloys and associated techniques and structures
EP3043668A4 (en) * 2013-09-11 2017-08-16 Massachusetts Institute of Technology Controllable compression textiles using shape memory alloys and associated products
JP2020525696A (ja) * 2017-06-30 2020-08-27 サエス・ゲッターズ・エッセ・ピ・ア 形状記憶合金ワイヤおよび相変化材料粒子を有するコーティングを含むアクチュエータアセンブリ
US10828221B2 (en) 2014-11-14 2020-11-10 Massachusetts Institute Of Technology Wearable, self-locking shape memory alloy (SMA) actuator cartridge
CN115197641A (zh) * 2022-08-08 2022-10-18 中国科学院光电技术研究所 一种电调控形状记忆材料及其制备方法
US11581236B2 (en) * 2020-02-14 2023-02-14 Micron Technology, Inc. Self-cleaning heatsink for electronic components
EP3337442B1 (en) * 2015-08-11 2023-05-31 Recovery Force, LLC Compression device

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11460009B1 (en) 2021-03-22 2022-10-04 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America, Inc. Actuator for holding an object

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007315352A (ja) * 2006-05-29 2007-12-06 Konica Minolta Opto Inc 長さ制御装置、長さ制御プログラム及びレンズ駆動装置
JP2010500895A (ja) * 2006-08-17 2010-01-14 コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ 圧力を加える圧力アクチュエータ及び方法
JP2008303855A (ja) * 2007-06-11 2008-12-18 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 形状記憶合金アクチュエータ
JP4649444B2 (ja) * 2007-06-11 2011-03-09 日本航空電子工業株式会社 形状記憶合金アクチュエータ
JP2009066366A (ja) * 2007-09-10 2009-04-02 Nisshin Denki:Kk 足挿入バネ反発力活用足上がり楽チン伸縮自在装置
JP2009210330A (ja) * 2008-03-03 2009-09-17 Hitachi High-Technologies Corp 微細試料ハンドリング装置
JP2010024847A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 Japan Aviation Electronics Industry Ltd 形状記憶合金アクチュエータ
JP2010111375A (ja) * 2008-11-10 2010-05-20 Hyundai Motor Co Ltd 車両用外装エアバッグクッション及びその装置
JP2014055527A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Smk Corp 平型形状記憶ケーブル体及びそれを使用した駆動装置
KR101459232B1 (ko) * 2013-05-21 2014-11-12 울산대학교 산학협력단 요동형 서보모터 및 그 제어방법
EP3043666A4 (en) * 2013-09-11 2017-07-05 Massachusetts Institute of Technology Controllable compression garments using shape memory alloys and associated techniques and structures
EP3043668A4 (en) * 2013-09-11 2017-08-16 Massachusetts Institute of Technology Controllable compression textiles using shape memory alloys and associated products
US10828221B2 (en) 2014-11-14 2020-11-10 Massachusetts Institute Of Technology Wearable, self-locking shape memory alloy (SMA) actuator cartridge
EP3337442B1 (en) * 2015-08-11 2023-05-31 Recovery Force, LLC Compression device
JP2020525696A (ja) * 2017-06-30 2020-08-27 サエス・ゲッターズ・エッセ・ピ・ア 形状記憶合金ワイヤおよび相変化材料粒子を有するコーティングを含むアクチュエータアセンブリ
JP7321103B2 (ja) 2017-06-30 2023-08-04 サエス・ゲッターズ・エッセ・ピ・ア 形状記憶合金ワイヤおよび相変化材料粒子を有するコーティングを含むアクチュエータアセンブリ
US11581236B2 (en) * 2020-02-14 2023-02-14 Micron Technology, Inc. Self-cleaning heatsink for electronic components
CN115197641A (zh) * 2022-08-08 2022-10-18 中国科学院光电技术研究所 一种电调控形状记忆材料及其制备方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4273902B2 (ja) 2009-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4273902B2 (ja) 形状記憶合金アクチュエータ
JP5960226B2 (ja) 電熱アクチュエータ
JP6568951B2 (ja) 硬度可変アクチュエータ
JP5960225B2 (ja) 電熱複合構造体及び電熱アクチュエータ
US10104805B2 (en) Self cooling stretchable electrical circuit having a conduit forming an electrical component and containing electrically conductive liquid
JP6655733B2 (ja) 剛性可変アクチュエータ
CN106068684B (zh) 具有改善冷却的电功率器件
JPWO2019097688A1 (ja) 剛性可変装置と剛性可変システムと内視鏡と剛性変更方法
JP2016025837A (ja) 電熱アクチュエータ
US10697050B2 (en) Shape memory actuator structures and control thereof
JP7184289B2 (ja) 配線基板及び配線基板の製造方法
JP4284856B2 (ja) 形状記憶合金アクチュエータの製造方法
JP2001096478A (ja) 索状形屈曲機構および、索状形屈曲機構を備えたマニピュレータ、屈曲形液体内推進体、内視鏡
JP5960227B2 (ja) 電熱アクチュエータの製造方法
JP4599883B2 (ja) マッサージ装置
JP2009502218A (ja) 変形自在な管状の形状記憶合金のアクチュエータ
JP2020057340A (ja) 触感提示装置
Kofod et al. New design concept for dielectric elastomer actuators
JP2007170326A (ja) 網目状アクチュエータおよびアクチュエータシステム
JP4069692B2 (ja) 伸縮自在アクチュエータ
JP7249514B2 (ja) 配線基板及び配線基板の製造方法
KR102123319B1 (ko) 유연 열전 모듈 및 그 제조 방법
JP3988336B2 (ja) アクチュエータ
JP4617740B2 (ja) マッサージ装置
JP2005155427A (ja) 形状記憶合金アクチュエータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060414

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080407

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20081104

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090105

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20090116

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090210

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090223

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120313

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees