JP2005098025A - コンクリートブロックの目地接続施工法及びコンクリートブロックとその接続用目地 - Google Patents

コンクリートブロックの目地接続施工法及びコンクリートブロックとその接続用目地 Download PDF

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Sadao Shimomura
定雄 下村
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Abstract

【課題】 本発明は一般の縁石ブロックの接続目地施工において、屈曲又は弯曲部の多い長い距離の道路で、目地間隔の設定が容易で、縁石ブロックの対向端面間に流動性のよいモルタルを空洞を生じることなく充填し易く、縁石ブロック間の接着力が充分で一体化させることができ、かつ目地の不揃いによる外観低下を改善することを目的とする。
【解決手段】 複数の縁石ブロック1を端面1’を対向させて配列するに当り、対向端面1’,1’間に、これらの端面1’の外周とほぼ同一外周よりなる上端開口中空目地枠2を係合し、その後上記目地枠2の中空部2’に上端開口2”から柔ねりモルタル3を流入充填して上記ブロック1を接続することを特徴とするコンクリートブロックの目地接続施工法。
【選択図】 図1

Description

本発明は車道と歩道との境界段差に沿って用いられる縁石コンクリートブロックと、その接続目地及びその目地施工方法に関する分野に属する。
従来より道路に付設するコンクリートブロックの接続は接続部に適当な間隔を保って目地とし、長い距離を連続設置した。
コンクリートブロックの付設は図1のように敷きモルタルを置いた後にブロックを設置し、接続部の目地にモルタルを充填する。
目地にモルタルを充填する作業は水分の少ない、硬ねりのモルタルを手で握り指や掌で押し込むか、又は細い棒でモルタルを押し込む為、多大の労力を要する欠点がある。
この従来の方法は、硬ねりモルタルに水分が少ないため、流動性が無いので接続の目地空間にモルタルの充填が完全に出来ず、空洞が出来て接着力が不完全となる欠点がある。
又適当な間隔の目地は不揃いがあって外観が良くない欠点がある。
そこで一般の縁石ブロックの目地接続施工を少なくするため、該ブロックを数倍の長さに形成し、中間に目地模様を刻設し、一端面に嵌合用凸部を形成し、他端面に嵌合用凹部を形成し、凹凸部を嵌合させて対向端面に目地(間隙)を残すことにより目地作業を廃止した(例えば特許文献1)。
しかし、屈曲や弯曲の比較的多い地方においては長い縁石ブロックを利用することは困難である。
特開平9−165711号公報
本発明は一般の縁石ブロックの接続目地施工において、屈曲又は弯曲部の多い長い距離の道路で、
目地間隔の設定が容易で、縁石ブロックの対向端面間に流動性のよいモルタルを空洞を生じることなく充填し易く、
縁石ブロック間の接着力が充分で一体化させることができ、
かつ目地の不揃いによる外観低下を改善することを目的とする。
上記の目的を達成するため本発明は
第1に複数の縁石ブロックを端面を対向させて配列するに当り、対向端面間に、これらの端面の外周とほぼ同一外周よりなる上端開口中空目地枠を係合し、その後上記目地枠の中空部に上端開口から柔ねりモルタルを流入充填して上記ブロックを接続することを特徴とするコンクリートブロックの目地接続施工法、
第2に上記係合が上記目地枠の内周面と上記ブロックの端面に形成した凸部との係合である上記第1発明載のコンクリートブロックの目地接続施工法、
第3に上記係合が上記目地枠の側面と上記ブロックの端面との凹凸係合である上記第1発明記載のコンクリートブロックの目地接続施工法、
第4に縁石ブロックの両端面に凸部を形成し、該端面に面接させる上端開口中空目地枠の内周面に上記凸部を係合させ、上記面接及び係合状態において上記目地枠の外周が上記縁石ブロックの外周と平行に形成されてなるコンクリートブロックとその接続用目地、
第5に縁石ブロックの両端面に凹部を形成し、該端面に面接させる上端開口中空目地枠の両側面に、上記凹部に嵌合する凸部を形成し、上記面接及び嵌合状態において上記目地枠の外周が上記縁石ブロックの外周と平行に形成されてなるコンクリートブロックとその接続用目地、
によって構成される。
本発明は上述のように構成したので車道と歩道との段差部に直列する縁石ブロック間の目地間隔部に上端開口目地枠を介在させて順次速やかに縁石を直列施工し得るばかりでなく、
上記目地枠の空間内に水分の多いやわらかいモルタルを空洞なく充分充填し接着力を高めることができる。
又目地の間隔に不揃いがなく外観を良好に保つことができる。
舗装車道4と歩道5との境界段又は上記車道4の側溝外側上縁と歩道5との境界段に上記車道又は側溝外側上縁に沿って複数のコンクリート製縁石ブロック1を敷きモルタル6上に端面1’を互いに対向させて配列する。
上記配列作業に当り、上記対向端面1’,1’間に、これらの端面1’,1’の外周とほぼ同一外周よりなる上端開口中空目地枠2を介在させる(図3、図5(ハ)図)。
このように介在させた状態では縁石ブロック1の端面1’の4隅に形成した凹部7,7,7,7に上記目地枠2の両面4隅に形成した凸部8,8,8,8をそれぞれ嵌合させて該目地枠2を上記ブロック1,1の対向端面1’,1’間に係合させることができる。
又図5(イ)(ロ)(ハ)図に示すように上記ブロック1の端面1’に設けた凸起9を上記目地枠2の内周面2aに接触させて上記端面1’と該目地枠2とを係合させることができる。
この状態において上記目地枠2の上端開口2”から中空部2’に水分の多い柔ねりセメントモルタル3をこて又はスプーンで流入させて、細い棒で突きモルタル内に含んでいる空気を追い出して上記目地枠2内の隅々までモルタルを充填する。上端開口2”から溢れたモルタルはウエスで拭き取り作業は完了する。
そしてこれを養生硬化させ、さらに凝固させることによって縁石ブロック1,1を上記目地枠2を介して一体化することができる。
尚、縁石ブロック1の端面1’側に凸部を、上記目地枠2の両面側に凹部を形成しても差支えない。
上記ブロック1の4隅に形成した凹部7,7,7,7及び上記目地枠2の両面4隅に形成した凸部8,8,8,8をそれぞれ截頭円錐形とすることにより、凹凸嵌合を強化することができた。
又図5に示すように上端開口中空目地枠2の両面に凸部を設けることなく平坦面とし、縁石ブロック1の端面1’に形成した3個の長い凸起9,9,9を上記目地枠2の内周面2aに接触させてブロック1,1と上記目地枠2とを強力に係合させることができた。
流動的なモルタルの注入開始から完了まで、わずか数分であり、従来の硬ねりモルタルの押し込み方法に比べると、労力の省力化は画期的である。
作業時間が驚異的に短くなり、施工の期間が短縮されるので経済的である。
コンクリートブロックの接着力が甚だ強固であり、車の衝撃に対して安全性が大きい。
コンクリートブロックの目地巾が一定であるので、外観がよい。
本発明の施工法により施工された縁石ブロックを示す斜視図である。 上端開口中空目地枠の斜視図である。 上記目地枠の使用状態正面図である。 縁石ブロックの斜視図である。 (イ)図は上記目地枠の他側の斜視図、(ロ)図は(イ)図に対応する縁石ブロックの斜視図、(ハ)図は(イ)(ロ)図の目地接合状態の縦断面図である。
符号の説明
1 縁石ブロック
1’ 端面
2 上端開口中空目地枠
2’ 中空部
2” 上端開口
3 柔ねりモルタル

Claims (5)

  1. 複数の縁石ブロックを端面を対向させて配列するに当り、
    対向端面間に、これらの端面の外周とほぼ同一外周よりなる上端開口中空目地枠を係合し、
    その後上記目地枠の中空部に上端開口から柔ねりモルタルを流入充填して上記ブロックを接続することを特徴とするコンクリートブロックの目地接続施工法。
  2. 上記係合が上記目地枠の内周面と上記ブロックの端面に形成した凸部との係合である請求項1記載のコンクリートブロックの目地接続施工法。
  3. 上記係合が上記目地枠の側面と上記ブロックの端面との凹凸係合である請求項1記載のコンクリートブロックの目地接続施工法。
  4. 縁石ブロックの両端面に凸部を形成し、
    該端面に面接させる上端開口中空目地枠の内周面に上記凸部を係合させ、
    上記面接及び係合状態において上記目地枠の外周が上記縁石ブロックの外周と平行に形成されてなるコンクリートブロックとその接続用目地。
  5. 縁石ブロックの両端面に凹部を形成し、
    該端面に面接させる上端開口中空目地枠の両側面に、上記凹部に嵌合する凸部を形成し、
    上記面接及び嵌合状態において上記目地枠の外周が上記縁石ブロックの外周と平行に形成されてなるコンクリートブロックとその接続用目地。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012215069A (ja) * 2012-05-30 2012-11-08 Soushiyu Aikawa コンクリートブロックの施工方法。
JP2017196697A (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 京セラ株式会社 切削工具用チップ及びその製造方法
JP2019218688A (ja) * 2018-06-15 2019-12-26 株式会社イトーヨーギョー 縁石ブロック及びブロックセット

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