JP2005096176A - 真偽判定用媒体、真偽判定用媒体ラベル、真偽判定用媒体転写シート、真偽判定可能なシート、および真偽判定可能な情報記録体 - Google Patents

真偽判定用媒体、真偽判定用媒体ラベル、真偽判定用媒体転写シート、真偽判定可能なシート、および真偽判定可能な情報記録体 Download PDF

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Abstract

【課題】判定部をエンボスホログラムで形成する際に、製造時間の短縮が困難である点、エンボス型の製造時の工程数が多く、判定部のパターンの変更が困難な点を解消可能な真偽判定用媒体を提供することである。
【解決手段】基材2、配向膜3、三種類のパターン層、即ち、光選択反射パターン層4、低配向性パターン層6、および光反転パターン層7、並びに光選択反射層5を積層して真偽判定用媒体1とすることにより課題を解決することができた。光選択反射パターン層4と光反転パターン層7を積層する位置は、光選択反射層5の上面、もしくは基材2の下面でもよい。
【選択図】 図1

Description

本発明は、不正な意図に基づく偽造や改ざん等により得られたものとの区別を可能にした真偽判定用媒体に関する。また、本発明は、そのような真偽判定用媒体を物品に適用するのに適するラベルの形態や転写シートの形態に加工したものにも関する。さらに本発明は、真偽判定用媒体を適用したシートや情報記録体にも関する。
例えば、クレジットカード、預貯金用カード、各種金券、もしくは身分証明書等は、偽造されたり改ざんされて不正に使用されるといろいろな支障を招くので、偽造や改ざんによる損害を防止するために、そのものの真正性を識別できる機能を有することが望まれる。また、例えば、腕時計、皮革製品、貴金属製品もしくは宝飾品等の高級品、とりわけ、高級ブランド品と言われるもの、オーディオ製品、電化製品、または媒体に記録された音楽ソフト、映像ソフト、ゲームソフト、もしくはコンピュータソフトも、やはり偽造の対象となるので、同様に、真正性を識別できる機能を有することが望まれる。
従来、上記の物品も含めた種々の物品の真正性の識別を可能にする目的で、ホログラムが多用されている。ホログラムは、その構造の精密さから、製造上の困難性を有するからである。しかし、ホログラムの製造方法は専門家には知られており、また、精密なものであるだけに、真正なホログラムと偽造されたホログラムとの区別はなかなかに困難である。
そこで、ホログラムに代るものとして、基材と、基材の一方の面に形成され、入射した光のうち、左回り偏光又は右回り偏光のいずれか一方の光のみを反射する光選択反射層と光選択反射層の少なくとも一部に形成され、新製品を判定する判定情報を備える判定部とを有する真偽判定体が提案された(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−25373号公報(第3−5頁、図1)。
特許文献1記載の真偽判定体においては、判定部は依然としてエンボスホログラムで形成されており、判定部として精密なパターンの形成が可能であるものの、エンボス型に刻まれたホログラムの凹凸を充分に再現する意味で、エンボス型とエンボスされる材料との接触時間を充分に長くする必要があり、製造時間の短縮が困難である上、エンボス型自体の製造プロセスも工程数が多いため、判定部のパターンの変更が困難となる不利も有している。
本発明の課題は、判定部の形成をエンボスホログラムで形成する際に、製造時間の短縮が困難である点、エンボス型の製造時の工程数が多く、判定部のパターンの変更が困難な点を解消可能な真偽判定用媒体を提供することである。
上記の本発明の課題は、コレステリック液晶で構成された光選択反射パターン層、コレステリック液晶で構成され、配向性が低下した部分を有する光選択反射層、およびネマチック液晶もしくはスメクチック液晶等で構成された光反転パターン層を、基材に積層することにより解決し得ることが判明し、これに基づいて本発明に到達することができた。
課題を解決する第1の発明は、(1)入射光のうち左円偏光もしくは右円偏光のいずれか一方を反射する光選択反射性を有しており、かつ前記光選択反射性が低下した部分を有する第1の光選択反射層、(2)前記第1の光選択反射層とは異なる第2の光選択反射層がパターン状とされた光選択反射パターン層、および(3)入射光の回転方向が反転する光反転層がパターン状とされた光反転パターン層とが、基材に積層されていることを特徴とする真偽判定用媒体に関するものである。
また、第2の発明は、第1の発明において、前記第1および第2の光選択反射層を構成する素材がコレステリック液晶であり、前記光反転パターン層を構成する素材がネマチック液晶もしくはスメクチック液晶であることを特徴とする請求項1記載の真偽判定用媒体に関するものである。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記第1の光選択反射層が透明基材上に積層されており、前記光選択反射パターン層は(A)前記第1の光選択反射層の前記透明基材側とは反対側、(B)前記第1の光選択反射層と前記透明基材との間、もしくは(C)前記透明基材側の前記第1の光選択反射層側とは反対側、のいずれかに積層されており、また、前記光反転パターン層も前記(A)、(B)もしくは(C)のいずれかに積層されていることを特徴とする真偽判定用媒体に関するものである。
第4の発明は、第1〜第3いずれかの発明の真偽判定用媒体にさらに接着剤層が積層されていることを特徴とする真偽判定用媒体ラベルに関するものである。
第5の発明は、第1〜第3いずれかの発明の真偽判定用媒体が剥離性基材の剥離性面に積層されていることを特徴とする真偽判定用媒体転写シートに関するものである。
第6の発明は、第1〜第3いずれかの発明の真偽判定用媒体を、シートの一部に可視可能に有することを特徴とする真偽判定可能なシートに関するものである。
第7の発明は、第1〜第3いずれかの発明の真偽判定用媒体が、真偽判定対象である情報記録体の表面に積層されているか、もしくは前記真偽判定用媒体を前記情報記録体の一部に可視可能に有することを特徴とする真偽判定可能な情報記録体に関するものである。
第1の発明によれば、光選択反射性が低下した部分を有する第1の光選択反射層および光選択反射パターン層は通常の状態でも視認可能であるが、光反転パターン層は通常の状態では発色せず、潜像となっているが、右円偏光もしくは左円偏光を照射することにより、光選択反射性が低下した部分を有する第1の光選択反射層および光選択反射パターン層が反射性を帯び、かつ発色して、光選択反射性が低下した部分、および光選択反射パターン層の両パターンがより明瞭化され、光反転パターン層が発色せず潜像のままとなるか、または、光選択反射性が低下した部分を有する第1の光選択反射層および光選択反射パターン層が無発色のままで、光選択反射性が低下した部分、および光選択反射パターン層の両パターンが潜像のままであり、光反転パターン層が発色して可視化され、しかも、各パターンの形成は、例えば、印刷等により容易に行なえるので、製造時の工程数が多くなる事が無く、パターンの変更も容易な真偽判定用媒体を提供することができる。
第2の発明によれば、第1の発明の効果に加え、光選択反射層および光選択反射パターン層がコレステリック液晶により、また、光反転パターン層はネマチック液晶もしくはスメクチック液晶で構成されているので、コレステリック液晶、またはネマチック液晶もしくはスメクチック液晶を含む組成物を用いての形成が容易な真偽判定用媒体を提供することができる。
第3の発明によれば、第1または第2の発明の効果に加え、共通なパターンを先に設けておき、後に、種々のパターンを設けたり、また、後に設ける方のパターンを表裏のいずれに設けることも可能である等、製造時に各層を積層する順序の制約が少ない真偽判定用媒体を提供することができる。
第4の発明によれば、第1〜第3いずれかの発明の効果を発揮し得る真偽判定用媒体を接着剤層を利用して容易に物品に適用可能な真偽判定用媒体ラベルを提供することができる。
第5の発明によれば、第1〜第3いずれかの発明の効果を発揮し得る真偽判定用媒体が転写可能に構成されているので、容易に物品に適用可能な真偽判定用媒体転写シートを提供することができる。
第6の発明によれば、第1〜第3いずれかの発明の真偽判定用媒体が適用されているので、付加される情報の真偽判定を可能とする、真偽判定可能なシートを提供することができる。
第7の発明によれば、第1〜第3いずれかの発明の真偽判定用媒体が適用されているので、自身の真偽判定を可能とする、真偽判定可能な情報記録体を提供することができる。
図1(a)に例示するように、本発明の真偽判定用媒体1は、基材2の観察側、図中の上面に配向膜3が積層され、配向膜3の上面に、三種類のパターン層、即ち、入射光のうち左円偏光もしくは右円偏光のいずれか一方を反射する光選択反射性を有する層がパターン状とされた光選択反射パターン層4、配向膜3の配向性を低下させる低配向性パターン層6、および入射光の回転方向が反転する光反転パターン層7の三種類のパターン層が積層され、これら三種類のパターン層4、6、および7の上面に、光選択反射性を有する、光選択反射パターン層4とは別の光選択反射層5が積層された積層構造を有するものであり得る。後に説明するように、配向膜3は省き得る。低配向性パターン層6と光選択反射層5とは、光選択反射性が低下した部分を有する第1の光選択反射層5を与える。
本発明の真偽判定用媒体1は、図1(a)を引用して説明した以外にも、種々の積層構造をとり得るものであり、基本的には、基材2、配向膜3(省略し得る。)、低配向性パターン層6、および光選択反射層5が順に積層した構造である共通構造を有し、かつ光選択反射パターン層4および光反転パターン層7が、(a)光選択反射層5の上面、(b)光選択反射層5と配向膜3(配向膜3を省くときは基材2)との間、もしくは(c)基材2の下面のいずれかに積層されていればよく、この場合、(a)、(b)もしくは(c)のいずれか一つの位置に、光選択反射パターン層4および光反転パターン層7が、共存していてもよいし、あるいは、いずれかの異なる位置どうしに両パターンが存在していてもよい。以降における本発明の真偽判定用媒体1の種々の積層構造の説明においては、光選択反射パターン層4および光反転パターン層7が積層されている位置を、(a)、(b)、および(c)で示す。なお、(a)、(b)、および(c)は外観上の文言は異なるものの、請求項における(A)、(B)、および(C)のそれぞれに相当する。上記の図1(a)を引用して説明した真偽判定用媒体1の積層構造は、「共通構造の(b)に光選択反射パターン層4および光反転パターン層7が積層された積層構造」とも言える。
図1(b)に例示するように、本発明の真偽判定用媒体1は、共通構造の(a)に光反転パターン層7が、また(b)に光選択反射パターン層4が積層された積層構造を有するものであり得る。
図1(c)に例示するように、本発明の真偽判定用媒体1は、共通構造の(b)に光選択反射パターン層4が、また、(c)に光反転パターン層7が積層された積層構造を有するものであり得る。
図2(a)に例示するように、本発明の真偽判定用媒体1は、共通構造の(a)に光選択反射パターン層4および光反転パターン層7が積層された積層構造を有するものであり得る。
図2(b)に例示するように、本発明の真偽判定用媒体1は、共通構造の(a)に光選択反射パターン層4が、また、(b)に光反転パターン層7が積層された積層構造を有するものであり得る。
図2(c)に例示するように、本発明の真偽判定用媒体1は、共通構造の(a)に光選択反射パターン層4が、また、(c)に光反転パターン層7が積層された積層構造を有するものであり得る。
図3(a)に例示するように、本発明の真偽判定用媒体1は、共通構造の(a)に光反転パターン層7が、また、(c)に光選択反射パターン層4が積層された積層構造を有するものであり得る。
図3(b)に例示するように、本発明の真偽判定用媒体1は、共通構造の(b)に光反転パターン層7が、また、(c)に光選択反射パターン層4が積層された積層構造を有するものであり得る。
図3(c)に例示するように、本発明の真偽判定用媒体1は、共通構造の(c)に光選択反射パターン層4および光反転パターン層7が積層された積層構造を有するものであり得る。
図1〜図3を引用して説明した種々の積層構造において、光選択反射パターン層4、低配向性パターン層6、および光反転パターン層7の三種類のパターン層は、いずれもが、例えば、文字や線画のように、層の有無によって構成されたものであることが好ましく、
また、各々のパターンどうしは、真偽判定用媒体1を垂直方向から眺めた際に、重複部が無いことが好ましいが、各パターン層を形成する際のズレにより、一部が重なり合っていてもよい。
図1〜図3を引用して説明した真偽判定用媒体1を用いて行なう真偽判定の方法を説明する。本発明の真偽判定用媒体1は、図4(a)に示すように光反転パターン層7によって形成された文字「A」であるパターン21、低配向性パターン層6によって形成された地紋22a、光選択反射パターン層4によって形成された地紋22b、および、いずれのパターンも無い無地部分23とからなり、無地部分23は、以上の各パターン7、6、および4が積層されている箇所も含めて積層された光選択反射層5からなるものである。ただし、図4(a)は自然光下で観察したときの外観を示す図であり、この状態では、パターン21は視認できない潜像であるが、、地紋22aおよび地紋22bは視認可能である。なお、ここで、光選択反射パターン層4および光選択反射層5は、いずれも右円偏光を反射するものであるとする。
まず、光選択反射層5上に右円偏光板を重ねると、いずれのパターンも無い無地部分23上では反射が起き、しかも光選択反射層5を構成するコレステリック液晶のらせんピッチに基づいて発色した無地部分23’を与える。また、このとき、地紋22aの部分は、低配向性パターン層6を伴なうため、光選択反射層5の配向性が低下しているので、いずれのパターンも無い無地部分23’とは異なる反射性および発色状態となった地紋22a’を与える。また、地紋22bは、好ましくは光選択反射層5とは異なる厚みもしくは異なるらせんピッチのコレステリック液晶で構成されているので、いずれのパターンも無い無地部分23’とは異なる反射性および発色状態となった地紋22b’を与える。以上により、発色した地紋22a’および地紋22b’は、自然光下におけるよりも明瞭化されて見える。一方、文字「A」であるパターン21の部分においては、入射光の回転方向が反転し、反射光が観察されないから、文字「A」は視認出来ない無発色のパターン21’のままである。
次に、右円偏光板を除いて左円偏光板を重ねると、地紋部分22aおよび22b、並びに無地部分23では、左円偏光が入射するので、反射が起きず、従って、無発色の状態の地紋部分22a”および22b”、並びに無地部分23”を与えるが、文字「A」であるパターン21の部分においては、入射光の回転方向が反転するために反射が起き、文字「A」は視認可能な発色したパターン21”となる。
従って、本発明の真偽判定用媒体1は、右円偏光および左円偏光をそれぞれ別に入射させることにより、異なった反射性を示し、観察者から見れば、異なった見え方となるから、予め、真正なものの見え方を確認しておくか、右円偏光および左円偏光のそれぞれを、真正なものと真偽を判定すべきものの両方に入射して、反射性もしくは見え方を比較することにより、真偽判定を行なうことができる。なお、右円偏光もしくは左円偏光を光選択反射層5側に入射して観察することは、上記のように、単に、右円偏光板もしくは左円偏光板を光選択反射層5側に重ねて観察することによってもよい。
図1〜図3を引用して説明したいずれの積層構造の真偽判定用媒体1を用いても、上記した真偽判定の方法を行なうことができ、また、積層構造によって各パターンが視認できるか、もしくは視認できないかの差はないが、上記の各積層構造によって、外観上の差、および製造上の差が生じ得る。
外観上の点に関しては、光選択反射パターン層4および/または光反転パターン層7が光選択反射層5の上面に積層されているとき、即ち、前記した共通構造の(a)に積層されているときは、光選択反射層5の上面に積層されているパターン層は、照明によっては、もしくは見る角度によっては、不明瞭ながら、視認できることがある。従って、真偽判定用媒体1の外観に関して言えば、光選択反射層5の上面には、いずれのパターン層も積層しない積層構造を有することが好ましい。図1(a)、図3(b)、および図3(c)を引用して説明した積層構造のものが該当する。
製造上の点に関しては、光選択反射パターン層4および光反転パターン層7は、同じ位置に積層した方が、製造しやすい。多色印刷機を用い、しかも、被印刷体を反転することなく、一度に両パターン層を形成することができるからである。図1(a)、図2(a)、および図3(c)を引用して説明した積層構造のものが該当する。
また、やはり製造上の点であるが、光選択反射パターン層4および光反転パターン層7が、光選択反射層5の上面もしくは基材2の下面のいずれか一方に積層されたもの、または光選択反射層5の上面および基材2の下面に分けて積層されたもの、要するに、最も外側にパターン層が積層されたものは、最も外側のパターン層を除いたものを共通のものとして製造し、最も外側のパターン層を必要に応じて異なる文字や線画等からなるパターンとして種々のものを形成するのに適している。光選択反射パターン層4もしくは光反転パターン層7のいずれかが、光選択反射層5の上面もしくは基材2の下面のいずれか一方に積層されたものも同様である。
さらに、製造上の点として、光選択反射パターン層4および光反転パターン層7が、光選択反射層5の上面もしくは基材2の下面に分けて積層されたものは、両パターン層の形成を、互いに影響を及ぼすことを排除して行なえる利点がある。
本発明の真偽判定用媒体1は、本来的には、入射光のうち左円偏光もしくは右円偏光のいずれか一方を反射する光選択反射性を有し、かつ光選択反射性が低下した部分を有する第1の光選択反射層5、第2の光選択反射層がパターン状とされた光選択反射パターン層4、および入射光の回転方向が反転する光反転パターン層7の三種類の層が互いに積層されたものであればよいが、これらの各層を支持するための基材2を伴なっていることがより好ましい。ここで、基材2が透明であるかどうかであるが、図1(a)および(b)、並びに図2(a)および(b)を引用して説明したように、基材2の図中の上面に各層がいずれも積層されている場合には、基材2は必ずしも透明であることを要しないが、これら以外の図を引用して説明した積層構造の場合には、各層が基材2をはさんで積層されているので、すべての層が一方から見えるようにするには、基材2として透明なものを用いることが好ましく、結局、各層は基材2に可視可能に積層されていることが好ましい。
上記各例において、光選択反射パターン層4および光選択反射層5は、入射光のうち、左円偏光もしくは右円偏光のいずれか一方を反射する光選択反射性を有する素材からなる層であり、例えばコレステリック液晶層からなるものであって、層4と層5とは、互いに層の厚みもしくは液晶のらせんピッチを異にし、色の異なるものであることが好ましい。また、光反転パターン層7は、ネマチック液晶層もしくはスメクチック液晶層からなっており、いずれも透明な層である。さらに、低配向性パターン層6は配向性を有する面上に積層され、配向性を有する面、即ち配向面の配向性を低下させるものであって、例えば樹脂膜からなるものである。
また、上記各例のいずれにおいても、基材2としては別の配向膜3を必要とするものを示したが、延伸したプラスチックシートを基材2とするときには、もともと表面が配向性を有しているので、配向膜3の積層を省くことができる。
基材2としては、厚みを薄くすることが可能であって、機械的強度や真偽判定用媒体を製造する際の加工に耐える耐溶剤性および耐熱性を有するものが好ましい。使用目的にもよるので、限定されるものではないが、フィルム状もしくはシート状のプラスチックが好ましい。例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート、ポリビニルアルコール、ポリスルホン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアリレート、トリアセチルセルロース(TAC)、ジアセチルセルロース、ポリエチレン/ビニルアルコール等の各種のプラスチックフィルムを例示することができる。
配向膜3は、ポリビニルアルコール樹脂(PVA)、ポリイミド樹脂等の一般に配向膜として使用し得るものであれば、いずれでもよい。配向膜3は、これらの樹脂の溶剤溶液を、上記のような基材2の表面に適宜な塗布法により塗布し、乾燥させた後に、布、ブラシ等を用いて摩擦するラビングを行なって形成する。
光選択反射パターン層4は、コレステリック液晶層からなる。配向状態にあるコレステリック液晶層は、入射した光のうち、左円偏光もしくは右円偏光のいずれか一方のみを反射する性質を有している。光選択反射パターン層4は、コレステリック液晶の溶剤溶液を各種の印刷法によって適用し、乾燥させることにより形成することができ、あるいは、このとき、重合性のコレステリック液晶を用いて紫外線重合性組成物を調製し、得られた紫外線重合性組成物を各種の印刷法によって適用し、乾燥後に、紫外線を照射して重合させて形成することもできる。
光反転パターン層7は、ネマチック液晶もしくはスメクチック液晶を用いて構成されたもので、これらの液晶を含むインキ組成物、好ましくはこれらの液晶の溶剤溶液からなるインキ組成物を用いた各種印刷法により形成することができ、自身が配向性を有する基材2、配向膜3、もしくは光選択反射層6に積層形成する。
光選択反射層5も光選択反射パターン層4と同様に、コレステリック液晶層からなり、コレステリック液晶の溶剤溶液を各種の塗布法によって適用し、乾燥させることにより形成することができ、あるいは、このとき、重合性のコレステリック液晶を用いて紫外線重合性組成物を調製し、得られた紫外線重合性組成物を各種の塗布法によって適用し、乾燥後に、紫外線を照射して重合させて形成することもできる。なお、光選択反射パターン層4と光選択反射層5とは、層の厚みが異なるよう構成するか、もしくはらせんピッチが異なるものを用いて構成することが好ましく、このように構成された両層のいずれもが光を反射する場合においても、色相の差により、光選択反射パターン層4のパターンの視認性が高まる。
低配向性パターン層6は、配向面の配向性を低下させるものであればいかなるものであってもよい。低配向性パターン層6は、各種印刷法によって形成するのがパターン形成上有利であることから、適宜な樹脂の溶液もしくは分散液を用いて形成した樹脂層であることが好ましい。
配向膜3を伴なう場合、低配向性パターン層6を構成する素材と、下層の配向膜3を構成する素材とは同じでも異なっていてもよいが、両者が同じ素材で構成され、しかも、低配向性パターン層6が透明な素材で構成されている場合には、通常の状態では低配向性パターン層6は全く見えないか、もしくはほとんど見えない。このように見えない低配向性パターン層6上に光選択反射層6が積層されている場合、その光選択反射層6が反射する右円偏光もしくは左円偏光を照射した際に、低配向性パターン層6の存在により透明感の高いパターンが視認できる利点がある。
図1〜図3を引用して説明した本発明の真偽判定用媒体1は、図5を引用して次に説明するように、ラベルや転写シートの形態に加工することにより、真偽判定用媒体1を適用すべき種々の物品に対する適用を容易とすることができる。
図5(a)は、ラベルの形態に関するもので、図示の例のものは、基材2上に配向膜3が積層され、配向膜3上に光選択反射パターン層4、低配向パターン層6、および光反転パターン層7の三種類の層が積層され、これら三種類の層上に、光選択反射層5が積層した積層構造からなる真偽判定用媒体1(図1(a)のもの)の基材2側に接着剤層12を積層して真偽判定用媒体ラベル11を構成したものである。真偽判定用媒体ラベル11を構成するための真偽判定用媒体1としては、上記の積層構造のものに限らず、図1〜図3を引用して説明した他の積層構造のもの、またはそれらから配向膜3を省いた積層構造のものであってもよい。
図5(a)を引用した上記説明においては、基材2側に接着剤層12が積層されているが、光選択反射層5側に接着剤層が積層されていてもよく、いずれの側に接着剤層を積層するかは、種々の物品にラベルを適用したときに、基材2側もしくは光選択反射層5側のいずれが入射面になるかによって決める。なお、接着剤層12は、種々のタイプの接着剤層であり得るが、感熱接着剤層もしくは粘着剤層であることが好ましい。図1〜図3を引用して説明した他の積層構造のもので真偽判定用媒体ラベル11を構成する際も同様である。
図5(b)は、転写シートの形態に関するもので、図示の例のものは、基材2上に配向膜3が積層され、配向膜3上に光選択反射パターン層4、低配向パターン層6、および光反転パターン層7の三種類の層が積層され、これら三種類の層上に、光選択反射層5が積層した積層構造からなる真偽判定用媒体1(図1(a)のもの)の基材2側に接着剤層12を積層し、光選択反射層5側に剥離性基材14の剥離性面14a側を積層して真偽判定用媒体転写シート13を構成したものである。真偽判定用媒体転写シート13を構成するための真偽判定用媒体1としては、上記の積層構造のものに限らず、図1〜図3を引用して説明した他の積層構造、またはそれらから配向膜3を省いた積層構造のものであってよい。
真偽判定用媒体転写シート12の場合も、接着剤層を積層する側をいずれにするかは、
種々の物品に転写シートを適用したときに、基材2側もしくは光選択反射層5側のいずれが入射面になるかによって決め、接着剤層が積層されない側に剥離性基材2を積層する。やはり、接着剤層12は、種々のタイプの接着剤層であり得るが、感熱接着剤層もしくは粘着剤層であることが好ましい。図1〜図3を引用して説明した他の積層構造のもので真偽判定用媒体転写シート13を構成する際も同様である。なお、接着剤層は、真偽判定用媒体1を適用すべき種々の物品の表面に適用することとし、転写シートとしては接着剤層の無いものを構成してもよい。
本発明の真偽判定用媒体1は、好ましくは、上記のような真偽判定用媒体ラベル11の形態のもの、もしくは真偽判定用媒体転写シート13の形態のものを用いて、種々の物品に適用することができる。真偽判定用媒体ラベル11の形態のものは、接着剤層12を被着体となる物品側に向けて貼り付けることにより適用し、また、真偽判定用媒体転写シート13の形態のものは、接着剤層12を被着体となる物品側に向けて接着させた後、剥離性基材14を剥離することにより適用する。
図6は、主にシート状物を対象とした真偽判定用媒体1の適用について説明するための図である。図6(a)に示すものは、情報記録体16の表面の一部に真偽判定用媒体1が積層されて構成された、真偽判定可能な情報記録体15である。情報記録体16は紙やプラスチックシート等を基材とするシート状物で、図示の例では、金券として利用するための金額、発行会社名、注意書等の文字、もしくは彩紋等の情報17が、印刷等の手段により形成され記録されたものである。
図6(b)に示すものは、真偽判定用媒体1をシート状物に予め内蔵させ、視認可能に構成したもので、紙やプラスチックシート等に貫通孔とはならない凹部状の開口部19を形成し、開口部19から真偽判定用媒体1が見えるよう構成したもので、真偽判定用媒体1は適用を容易にするため、一例として0.5mm〜5mm程度のごく狭い幅の図中縦長のスレッド状に裁断されており、紙の場合であれば、紙を構成する数層を積層する際に、表層を構成する層には開口部19を設けておき、シート状物の層間にスレッド状の真偽判定用媒体1をはさむ等して適用することにより形成されたものである。スレッド状の真偽判定用媒体1には、必要に応じて、円偏光照射時の視認性を高める目的で基材の片面等に暗色系等の着色を行ない、また、シート状物に内蔵させた状態における、スレッド状の真偽判定用媒体1とシート状物との接着性を確保するために、片面もしくは両面に接着剤層、好ましくは感熱接着剤層を積層しておくとよい。このようなシート状物に真偽判定用媒体1を適用したものは、情報記録体、特に金券やその他の経済的価値を有する印刷物に利用するのに適している。
TACフィルムを準備し、その表面にPVA溶液((株)クラレ製のPVA樹脂、品番;「110」、2%水溶液(透明)として使用。)を塗布し乾燥させた後に、ラビング処理を行なって配向膜を形成した。形成された配向膜上に、PVA溶液、重合性ネマチック液晶溶液および重合性コレステリック液晶溶液をそれぞれ用い、グラビア印刷により、文字および図柄からなる異なる三種類のパターン(低配向性パターン、ネマチック液晶パターン、およびコレステリック液晶パターン)の印刷を行なった。印刷の際のPVA溶液としてはPVA樹脂の溶液((株)クラレ製のPVA樹脂、品番;「110」、5%水溶液(透明)を、重合性ネマチック液晶溶液としては重合性のネマチック液晶(BASF(株)製、商品名;「パリオカラーLC242」)、および紫外線重合開始剤を配合したものの40%溶液(溶剤はトルエンである。)を、また、重合性コレステリック液晶溶液としては、重合性のネマチック液晶(BASF(株)製、商品名;「パリオカラーLC242」)、カイラル剤(BASF(株)製、商品名;「パリオカラーLC756」)および紫外線重合開始剤を配合したものの40%溶液(溶剤はトルエンである。)を用いた。いずれも印刷して乾燥させた後、紫外線を照射して硬化させた。なお、形成されたコレステリック液晶パターン層は、右円偏光を反射するものである。
形成された三種類のパターン上に、重合性コレステリック液晶溶液を用いてグラビアコーティングを行ない、乾燥させた後、紫外線を照射することにより、コレステリック液晶層を形成し、真偽判定用媒体を得た。ここで用いた重合性コレステリック液晶溶液は、重合性のネマチック液晶(BASF(株)製、商品名;「パリオカラーLC242」)、カイラル剤(BASF(株)製、商品名;「パリオカラーLC756」)および紫外線重合開始剤を配合したものの15%溶液(溶剤はトルエンである。)であり、ネマチック液晶とカイラル剤の配合比を、パターンの印刷用のものとは異なるように調製した。形成されたコレステリック液晶層は、右円偏光を反射するものである。なお、前段落で印刷に用いた重合性コレステリック液晶溶液、およびこの段落においてコーティングに用いた重合性コレステリック液晶溶液のいずれも、紫外線重合開始剤は重合性のネマチック液晶に対して5%を配合したものであり、重合性のネマチック液晶/カイラル剤の配合比は、前段落の印刷用の場合が96.5/3.5であり、この段落のコーティング用の場合が95.5/4.5である。
実施例1におけるのと同様な素材、印刷、コーティングにより、TACフィルムの片面に配向膜、低配向性パターン、およびコレステリック液晶層を順次形成し、形成後、コレステリック液晶層上にコレステリック液晶パターンの印刷を行ない、また、TACフィルムの露出面側には、ネマチック液晶パターンの印刷を行なって、真偽判定用媒体を得た。低配向性パターン、ネマチック液晶パターン、およびコレステリック液晶パターンは、いずれも異なる文字および図柄からなるパターンとした。
実施例1におけるのと同様な素材、印刷、コーティングにより、TACフィルムの片面に配向膜、低配向性パターン、およびコレステリック液晶層を順次形成し、形成後、TACフィルムの露出面側に、コレステリック液晶パターンおよびネマチック液晶パターンの印刷を行なって、真偽判定用媒体を得た。低配向性パターン、ネマチック液晶パターン、およびコレステリック液晶パターンは、いずれも異なる文字および図柄からなるパターンとした。
実施例1で得られた真偽判定用媒体のコーティングを施した側に、右円偏光板を重ねると、コレステリック液晶層およびコレステリック液晶パターンにおいて反射が生じ、PVA溶液を用いて形成した低配向性パターンおよびコレステリック液晶パターン、並びに両パターンの無い箇所が発色し、各々の色が異なることにより、低配向性パターンおよびコレステリック液晶パターンに基づくパターンを視認することができ、このとき、ネマチック液晶パターンに相当する部分には、パターンは認められなかった。
次に、右円偏光板を取り除き、左円偏光板を重ねると、ネマチック液晶パターンに相当する部分においては反射が生じ、発色したパターンが認められたが、コレステリック液晶層およびコレステリック液晶パターンにおいては反射が生じないため、低配向性パターンおよびコレステリック液晶パターンに基づくパターンは認められなかった。以上のように、右円偏光板および左円偏光板を用いることにより、真偽の判定が可能であった。
実施例2および実施例3で得られた真偽判定用媒体についても、光反転パターン層側から、実施例1におけるのと同様、右円偏光板および左円偏光板を用いることにより、真偽の判定が可能であった。
光選択反射パターン層、光選択反射層の順に積層した真偽判定用媒体を示す図である。 光選択反射層、光選択反射パターン層の順に積層した真偽判定用媒体を示す図である。 光選択反射層と光選択反射パターン層を基材の表裏に分けて積層した真偽判定用媒体を示す図である。 本発明の真偽判定用媒体を用いた真偽の判定方法を示す図である。 本発明の真偽判定用媒体を種々の物品に適用するのに適したラベルおよび転写シートを示す図である。 本発明の真偽判定用媒体の適用例を示す図である。
符号の説明
1……真偽判定用媒体
2……基材
3……配向膜
4……光選択反射パターン層
5……光選択反射層
6……低配向性パターン層
7……光反転パターン層
11……真偽判定用媒体ラベル
13……真偽判定用媒体転写シート
15……真偽判定可能な情報記録体
18……真偽判定可能なシート
21……パターン
22……地紋
23……無地部分

Claims (7)

  1. (1)入射光のうち左円偏光もしくは右円偏光のいずれか一方を反射する光選択反射性を有しており、かつ前記光選択反射性が低下した部分を有する第1の光選択反射層、(2)前記第1の光選択反射層とは異なる第2の光選択反射層がパターン状とされた光選択反射パターン層、および(3)入射光の回転方向が反転する光反転層がパターン状とされた光反転パターン層とが、基材に積層されていることを特徴とする真偽判定用媒体。
  2. 前記第1および第2の光選択反射層を構成する素材がコレステリック液晶であり、前記光反転パターン層を構成する素材がネマチック液晶もしくはスメクチック液晶であることを特徴とする請求項1記載の真偽判定用媒体。
  3. 前記第1の光選択反射層が透明基材上に積層されており、前記光選択反射パターン層は(A)前記第1の光選択反射層の前記透明基材側とは反対側、(B)前記第1の光選択反射層と前記透明基材との間、もしくは(C)前記透明基材側の前記第1の光選択反射層側とは反対側、のいずれかに積層されており、また、前記光反転パターン層も前記(A)、(B)もしくは(C)のいずれかに積層されていることを特徴とする請求項1または請求項2記載の真偽判定用媒体。
  4. 請求項1〜請求項3いずれか記載の真偽判定用媒体にさらに接着剤層が積層されていることを特徴とする真偽判定用媒体ラベル。
  5. 請求項1〜請求項3いずれか記載の真偽判定用媒体が剥離性基材の剥離性面に積層されていることを特徴とする真偽判定用媒体転写シート。
  6. 請求項1〜請求項3いずれか記載の真偽判定用媒体を、シートの一部に可視可能に有することを特徴とする真偽判定可能なシート。
  7. 請求項1〜請求項3いずれか記載の真偽判定用媒体が、真偽判定対象である情報記録体の表面に積層されているか、もしくは前記真偽判定用媒体を前記情報記録体の一部に可視可能に有することを特徴とする真偽判定可能な情報記録体。
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CN106313934A (zh) * 2016-09-29 2017-01-11 滕泽其 用于防伪的安全元件及其制造方法和安全票证

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