JP2005096034A - スローアウェイチップ - Google Patents

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JP2005096034A JP2003333655A JP2003333655A JP2005096034A JP 2005096034 A JP2005096034 A JP 2005096034A JP 2003333655 A JP2003333655 A JP 2003333655A JP 2003333655 A JP2003333655 A JP 2003333655A JP 2005096034 A JP2005096034 A JP 2005096034A
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Masaru Onozawa
賢 小野沢
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Abstract

【課題】切りくずが伸びやすい被削材の切削加工、特に仕上げ切削における切りくず処理性を改善したチップを提供する。
【解決手段】本チップは、逃げ面3側からみて山部10と谷部11を交互に繰り返す波形の切れ刃を有する。さらに、ノーズ切れ刃5のすくい面2上内側の領域には、該ノーズ切れ刃5の二等分線によって切断される断面において、斜め上方に立ち上がる第1傾斜面21と、この第1傾斜面21に交差し、水平に延びるか又は第1傾斜面21よりも緩やか角度で立ち上がる第2傾斜面22とを有し、さらに前記二等分線に直角な方向に切断される断面において、水平線とのなす角度が45〜75°の範囲に設定される傾斜側面24を有するブレーカ突起20が形成される。
【選択図】図4

Description

本発明は、スローアウェイチップ(以下、チップという)に関し、特に、旋削加工に用いられるブレーカ付きチップに関する。
自動車部品や一般機械部品の切削加工の形態においては、切込み変動の発生する加工形態やR加工、倣い加工といった切りくずの流出方向が大きく変化するような加工形態が多い。また、被削材の面では、比較的被削性の良い鉛快削鋼のような材料だけでなく、熱間圧延軟鉄や冷間圧延板等のような延性の高い材料が多用される。このようなことから、上記部品の切削加工においては、切りくず処理のトラブルが発生しやすくなるため、従来から切りくずを螺旋状に確実にカールさせ安定的に排出することを課題としたチップが提案されている。
上記課題を解決することを目的としたチップとして、図12、図13に例示するようなチップがあった。このチップは、ノーズ部(54)に湾曲したノーズ切れ刃(53a)と、このノーズ切れ刃(53a)の両側に横切れ刃(53b)とが形成されており、該ノーズ切れ刃(53a)のブレーカ溝(56)内の中央部位にブレーカ突起(58)が形成されている。そして、ノーズ先端部に臨む前記ブレーカ突起(58)の前面側に、エッジ状稜線(58a)に対して左右対称に配置された一対の突起前面(58b)を備え、且つ、この突起前面(58b)のなす水平角が70°〜150°に設定されている。(例えば、特許文献1参照)
特開平11―216604号公報
しかしながら、仕上げ切削では、製品の品質面の要求等から切込み、送り条件を低く設定するケースが多いため、チップのノーズ切れ刃内で主に切削することになり、切りくず厚みが薄くなる。また製品形状に応じたR加工、テーパ加工等の倣い加工が多くなるため、切れ刃と切りくずとの接触領域の増加、接触領域の変動が生じる。そのため、切りくず処理が非常に困難であった。
さらに近年、環境対策の一環として、従来から多用されていた鉛快削鋼は、鉛が人体に悪影響を及ぼすとの観点から鉛の使用量を制限されはじめており、特に水道用バルブなどでは法規制の対象になっている。こうしたなか、一般機械部品などにも鉛フリー材が多用されるようになっている。この鉛フリー材は、従来の鉛快削鋼にくらべ著しく被削性が低下するため、鉛フリー材の仕上げ切削における切りくず処理は困難を極め、改善が望まれていた。
本発明は、上述した問題に鑑みなされたものであり、その目的は、切りくずが伸びやすい被削材の切削加工、特に仕上げ切削における切りくず処理性を改善したチップを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明のチップは、すくい面と逃げ面との交差稜線部に切れ刃を形成し、前記すくい面に対向する方向からみたとき、該切れ刃は、円弧状をなすノーズ切れ刃と、該ノーズ切れ刃の両側に連なり直線状をなす横切れ刃とからなり、一方、該切れ刃は、逃げ面に対向する方向からみたとき、該切れ刃に沿って山部と谷部を繰り返す波形の形状をなすスローアウェイチップにおいて、該ノーズ切れ刃を二等分するノーズ先端部を山部とし、前記ノーズ先端部から両側へ離れる方向に向かって谷部と山部を交互に連続して形成し、該切れ刃のすくい面上の内側の領域には、該切れ刃に沿って該切れ刃に連なる第1すくい面と、前記第1すくい面の内側に連なる第2すくい面とが備えられ、前記山部における前記第1すくい面の水平方向の幅、すくい角をそれぞれL1、α1とし、前記谷部における前記第1すくい面の水平方向の幅、すくい角をそれぞれL2、α2としたとき、L1<L2、α1>α2の関係にあり、該ノーズ切れ刃から第1すくい面を介して連なる第2すくい面には、該ノーズ切れ刃の二等分線方向内側に向かって延びるブレーカ突起が連設され、該ブレーカ突起は、該ノーズ切れ刃の前記二等分線によって切断される断面において、前記第2すくい面から斜め上方へ立ち上がる第1傾斜面と、前記第1傾斜面と交差するとともに前記第1傾斜面よりも緩やかに斜め上方へ立ち上がり又は水平に延びる第2傾斜面とから形成されるとともに前記第2傾斜面の内側には着座面となるボス面が形成され、さらに前記第1傾斜面と前記第2傾斜面との交差部は、前記ノーズ先端部よりも高位、且つ前記ボス面よりも低位とされ、一方、該ブレーカ突起は、前記二等分線に直交する線によって切断される断面において、斜め上方へ立ち上がる傾斜側面を備え、前記傾斜側面の水平線に対する傾斜角度が45〜75°の範囲に設定されていることを特徴とする。
上述の構成を有したチップによれば、ブレーカ突起において、ノーズ切れ刃の二等分線方向に沿って斜め上方へ立ち上がる第1傾斜面と前記第1傾斜面よりも緩やかに斜め上方へ立ち上がり又は水平に延びる第2傾斜面との交差部がノーズ切れ刃を二等分するノーズ先端部よりも高位に形成されるので、前記第1傾斜面が仕上げ切削における切りくずを確実に拘束し、引き続き第2傾斜面が切りくずの流れを阻害せず円滑に排出する効果が得られる。
さらに、該ブレーカ突起は、ノーズ切れ刃の二等分線に直交する線によって切断される断面において、傾斜側面の水平線に対する角度が45〜75°の範囲に設定され、立ち上がり角度が大きくなるので、上述の切りくずを拘束する効果がさらに高められ、切りくずを確実にカールさせ、安定した切りくず処理性をもたらす。しかも、切れ刃と前記傾斜側面との間に十分に広い切りくずポケットが確保されるので、切りくずが伸びやすい場合にも切りくず詰まりの発生がおさえられ切削抵抗が増大しない。
さらに、切れ刃は山部から谷部に近づくにしたがって強度が漸次高くなるため、切削時に切りくずの噛み込みや切削負荷の変動が生じたとき、チッピングや欠損の発生が抑制され、該切れ刃の寿命が改善される。
上述の構成を有する本発明に係るチップは、該ノーズ切れ刃の前記二等分線方向に切断される断面において、前記ボス面と前記ノーズ先端部との高さの差をt1とし、前記ボス面と前記ノーズ先端部との高さの差をt2としたとき、1<t1/t2<5の関係にあることが好ましい。このように限定したのは、t1/t2=1になると、前記交差部が前記ノーズ先端部と同じ高さとなり、切りくずを拘束する効果が得られにくくなり、t1/t2≧5になると、前記交差部が前記ノーズ先端部よりも著しく高位となり、切りくずの流れを阻害し、切りくず詰まり、切削抵抗の増大を招くおそれがあるからである。
本発明に係るチップは、該ノーズ切れ刃の前記二等分線方向に切断される断面において、前記ノーズ先端部と前記第2すくい面の最深部との水平方向の間隔をS1とし、前記ノーズ先端部と前記交差部との水平方向の距離をS2としたとき、1<S2/S1<4の関係にあることが好ましい。このように限定したのは、S2/S1=1になると、第1傾斜面および前記交差部が形成されず、切りくずを拘束できないおそれがあり、S2/S1≧4になると、前記ノーズ先端部と前記交差部との水平方向の間隔が大きくなり、切りくずが拘束されず伸びやすくなるからである。
本発明に係るチップは、該ノーズ切れ刃の前記二等分線方向に切断される断面において、前記第1傾斜面と水平線とのなす角度(β1)が20〜50°の範囲に設定され、さらに前記第2傾斜面と水平線とのなす角度(β2)が0〜30°の範囲に設定されることが好ましい。このように限定したのは、前記角度(β1)が20°未満になると、前記交差部とノーズ先端部との水平方向の間隔が大きくなるか、または、ノーズ先端部に対して前記交差部が十分に高位とならず、前記交差部によって切りくずが拘束されないおそれがあり、前記角度(β1)が50°を超えると、前記交差部とノーズ先端部との水平方向の間隔が小さくなるか、または、ノーズ先端部に対して前記交差部が著しく高位となり、切りくず詰まりを起こすおそれがあるからである。また前記角度(β2)が0°未満になると、該ブレーカ突起の前記交差部近傍の強度が低下するおそれがあり、前記角度(β2)が30°を超えると、第2傾斜面が切りくずの排出を阻害するおそれがあるからである。
本発明に係るチップは、該切れ刃の直角断面において、前記山部における前記第1すくい面のすくい角(α1)が0°<α1≦15°の範囲に設定され、前記谷部における前記第1すくい面のすくい角(α2)が0°<α2≦10°の範囲に設定されることが好ましい。このように限定したのは以下の理由による。前記すくい角(α1)が0°以下になると、ノーズ切れ刃および横切れ刃の切れ味が低下し、切削抵抗が増大するおそれがあり、前記すくい角(α1)が15°を超えると、ノーズ切れ刃および横切れ刃の刃先強度が低下し、切れ刃寿命が短くなるおそれがある。なお、前記すくい角(α1)は0°<α1≦10°の範囲に設定するのがより好ましく、そうすれば、よりいっそう刃先強度が高められ、突発的な切りくずの噛み込み等が生じてもチッピングや欠損が防止できる。また前記すくい角(α2)が0°以下ではノーズ切れ刃および横切れ刃の切れ味が低下し、切削抵抗が増大するおそれがあり、前記すくい角(α2)が10°を越えると、ノーズ切れ刃および横切れ刃の刃先強度が低下し、切れ刃寿命が短くなるおそれがある。なお、前記すくい角(α2)は0°<α2≦7°の範囲に設定するのがさらに好ましく、そうすれば、よりいっそう刃先強度が高められ、突発的な切りくずの噛み込み等が生じてもチッピングや欠損が防止できる。
本発明に係るチップは、該切れ刃の直角断面において、前記山部における前記第1すくい面の水平方向の幅L1が0mm<L1≦0.5mmの範囲に設定され、前記谷部における前記第1すくい面の水平方向の幅L2が0mm<L2≦0.7mmの範囲に設定されることが好ましい。このように限定したのは、前記幅L1が0mmになると、切れ刃の刃先強度が低下してしまうおそれがあり、前記幅L1が0.5mmより大きくなると、切りくず処理性が低下するおそれがあるからである。また前記幅L2が0mmになると、切れ刃の刃先強度が低下してしまうおそれがあり、前記幅L2が0.7mmより大きくなると、切りくず処理性が低下してしまうためである。
本発明に係るチップは、該切れ刃を前記逃げ面に対向する方向からみたとき、前記ノーズ先端部に隣接する谷部を挟んで形成される下り傾斜切れ刃と上り傾斜切れ刃とのなす角度(θ)が120°<θ≦170°の範囲に設定されることが好ましい。このように限定すれば、低切込み条件において、前記ノーズ切れ刃から生じる切りくずは、加工面から遠ざかる方向へ向かって排出されるとともに、該ブレーカ突起によって横向きカールせしめられることになり、切りくず処理性が良好なうえ、加工面への切りくず擦過が防止される。前記角度(θ)が120°以下では、前記下り傾斜切れ刃の傾斜角度が大きすぎて、切りくずが流れてしまうおそれがあり、また前記ノーズ先端部が先鋭となり強度低下のおそれがある。また前記角度(θ)が170°を超えると、前記下り傾斜切れ刃の傾斜角度が小さくなり、前述の効果が得られないおそれがあるからである。
本発明に係るチップは、該切れ刃を前記逃げ面に対向する方向からみたとき、前記ノーズ先端部から前記ノーズ先端部に隣接する谷部までの水平方向の間隔をW1とし、前記谷部から前記谷部の前記ノーズ先端部の反対側に隣接する山部までの水平方向の間隔をW2としたとき、1<W1/W2<2の関係にあることが好ましい。このように限定したのは、W1/W2≦1になると、ノーズ先端部から横切れ刃にかけて斜め下方へ傾斜した切れ刃の水平方向の長さが短くなり、切りくず処理性が低下するおそれがあり、W1/W2≧2になると、斜め下方へ傾斜した前記切れ刃の水平方向の長さが長くなり、切りくずの上向きカールの傾向が強くなり流れやすくなるからである。
本発明に係るチップは、該切れ刃を前記逃げ面に対向する方向からみたとき、前記ノーズ先端部から前記ノーズ先端部と隣接する谷部までの水平方向の間隔をW1とし、該切れ刃の山部と谷部との高さの差をDとしたとき、5<W1/D≦20の関係にあることが好ましい。このように限定したのは、W1/D≦5になると、前記谷部とブレーカ突起との高さの差が大きくなりすぎて、切りくず詰まりを起こすおそれがあり、W1/D>20になると、前記谷部とブレーカ突起との高さの差が小さくなりすぎて、切りくずがブレーカ突起を飛び越えてしまうおそれがあるからである。
次に、本発明を適用した一実施例について図を参照しながら説明する。図1〜図9に本実施例のチップを示す。図1は本実施例のチップの正面図であり、図2は図1に示すチップの下面図である。図3は図1に示すチップの要部拡大正面図であり、図4は図1に示すチップの要部斜視図である。図5は図1におけるA−A断面図であり、図6は図1におけるB−B断面のブレーカ突起のみを示した図である。図7は図1に示すチップの切れ刃の山部における切れ刃直角断面図であり、図8は図1に示すチップの切れ刃の谷部における切れ刃直角断面図である。図9は図1に示すチップの逃げ面に対向する方向からみた切れ刃形状を示す図である。
図1および図2に示すように、本実施例のチップ(1)は、上下面が対頂角55°の菱形をなし、上面および下面がすくい面(2)、周面が逃げ面(3)とされ、前記すくい面(2)と前記逃げ面(3)との交差する稜線部に切れ刃(4)が形成される。該切れ刃(4)は、対頂部に円弧状のノーズ切れ刃(5)と、該ノーズ切れ刃(5)の両側に直線状の横切れ刃(6)が形成される。そして、該切れ刃(4)のすくい面(2)上の内側の領域には、該切れ刃(4)に沿って該切れ刃(4)に連なる第1すくい面(2a)が設けられ、前記第1すくい面(2a)に連続して内側に第2すくい面(2b)が形成される。ここで、前記第1すくい面(2a)のすくい角(α1)よりも前記第2すくい面(2b)のすくい角(α2)が大きく設定されている。そして、前記第2すくい面(2b)の内側には、内側に向かって斜め上方に傾斜する立ち上がり斜面(7)を介して、該切れ刃(4)よりも高位のボス面(8)が形成される。該チップ(1)において、前記ボス面(8)は、鋭角コーナ部(C)および鈍角コーナ部(D)の対向する領域に形成され、図示しないバイトホルダへ装着されるときに着座面として作用する。また、該チップ(1)の中央部には上下面を貫通する取付穴(9)が形成される。
図2および図9に示すように、該切れ刃(4)は、逃げ面(3)に対向する方向からみたとき、該切れ刃(4)に沿って山部(10)と谷部(11)を交互に繰り返す波形の形状をなす。本実施例のチップ(1)では、該ノーズ切れ刃(5)と該ノーズ切れ刃(5)の2等分線(I)とが交差するノーズ先端部(5a)を前記波形における第1の山部(10a)とし、該ノーズ先端部(5a)から両側へ離れる方向に向かって第1〜第5の山部(10a、10b、10c、10d、10e)と第1〜第5の谷部(11a、11b、11c、11d、11e)を連続的に交互に繰り返す波形の切れ刃形状をなす。
図9に示すように、該切れ刃(4)の波形の形状において、第1の谷部(11a)を挟んで両側に形成される下り傾斜切れ刃(4a)と上り傾斜切れ刃(4b)とのなす角度(θ)は、120°<θ≦170°の範囲に設定されることが好ましい。そうすれば、前記下り傾斜切れ刃(4a)から生じる切りくずは、加工面から遠ざかる方向へ向かって排出され加工面へ擦過することがない。前記角度(θ)が120°以下では、前記下り傾斜切れ刃(4a)の傾斜角度が大きすぎて、切りくずが流れてしまうおそれがあり、またノーズ先端部(5a)が先鋭となり強度低下のおそれがある。また前記角度(θ)が170°を超えると、前記下り傾斜切れ刃(4a)の傾斜角度が小さくなり、前述の効果が得られないおそれがあるからである。
前記山部(9)と前記谷部(10)において、第1すくい面(2a)の水平方向の幅とすくい角は異なっている。すなわち、図7および図8に示すように、前記山部(9)における前記水平方向の幅(L1)と、前記谷部(10)における同幅(L2)とは、L1<L2の関係にあり、また、前記山部(9)におけるすくい角(α1)と、前記谷部(10)におけるすくい角(α2)とは、α1>α2の関係にあり、そして、前記山部(9)と前記谷部(10)とをつなぐ傾斜切れ刃部では、前記第1すくい面の水平方向の幅とすくい角は漸次変化する。このような構成によって、該切れ刃(4)は、前記山部(9)から前記谷部(10)に近づくにしたがって刃先強度が漸次高くなるため、切削時に切りくずの噛み込みや切削負荷の変動が生じたとき、チッピングや欠損の発生が抑制され、該切れ刃(4)の寿命が改善される。
詳細には、図7に示すように、前記山部(9)において、前記第1すくい面(2a)の水平方向の幅(L1)が0mm<L1≦0.5mmの範囲に設定され、前記第1すくい面(2a)のすくい角(α1)は0°<α1≦15°の範囲に設定されることが好ましい。このように限定したのは、前記幅(L1)が0mmになると、前記山部(9)の刃先強度が低下してしまうおそれがあり、前記幅(L1)が0.5mmより大きくなると、切りくず処理性が低下するおそれがあるからである。また前記すくい角(α1)が0°以下になると、前記山部(9)の切れ味が低下し、切削抵抗が増大するおそれがあり、前記すくい角(α1)が15°を超えると、前記山部(9)の刃先強度が低下し、切れ刃寿命が短くなるおそれがある。なお、前記すくい角(α1)は0°<α1≦10°の範囲に設定するのがより好ましく、そうすれば、よりいっそう刃先強度が高められ、突発的な切りくずの噛み込み等が生じてもチッピングや欠損が防止できる。
図8に示すように、前記谷部(10)において、前記第1すくい面(2a)の水平方向の幅(L2)は、0mm<L2≦0.7mmの範囲に設定され、前記第1すくい面(2a)のすくい角(α2)は0°<α2≦10°の範囲に設定されるのが好ましい。前記幅(L2)が0mmになると、前記谷部(10)の刃先強度が低下してしまうおそれがあり、前記幅(L2)が0.7mmより大きくなると、切りくず処理性が低下してしまうためである。また前記すくい角(α2)が0°以下では前記谷部(10)の切れ味が低下し、切削抵抗が増大するおそれがあり、前記すくい角(α2)が10°を越えると、前記谷部(10)の刃先強度が低下し、切れ刃寿命が短くなるおそれがある。なお、前記すくい角(α2)は0°<α2≦7°の範囲に設定するのがさらに好ましい。そうすれば、よりいっそう刃先強度が高められ、突発的な切りくずの噛み込み等が生じてもチッピングや欠損が防止できる。なお、本実施例では、L1=0.4mm、L2=0.6mm、α1=7°、α2=3°に設定されている。
該ノーズ切れ刃(5)のすくい面(2)上の内側の領域には、図3および図4に示すように、該ノーズ切れ刃(5)の二等分線(I)に対して線対称に、内側に延びるブレーカ突起(20)が形成される。該ブレーカ突起(20)は、図5に示すように前記二等分線(I)方向に切断した断面(A−A断面)において、該ノーズ切れ刃(5)から第1すくい面(2a)を介してつながる第2すくい面(2b)から内側(図5の右側)に向かって斜め上方に向かって立ち上がる第1傾斜面(21)と、前記第1傾斜面(21)に交差するとともに前記第1傾斜面(21)よりも緩やかな角度で立ち上がるか又は水平線と平行に延びる第2傾斜面(22)とを備える。そして、前記第2傾斜面(22)の内側には着座面となるボス面(8)が形成される。ここで、前記第1傾斜面(21)と前記第2傾斜面(22)との交差部(23)は、ノーズ先端部(5a)よりも高位、且つ前記ボス面(8)よりも低位となるように形成される。このような構成によれば、該ブレーカ突起(20)において、前記第1傾斜面(21)が仕上げ切削における切りくずを確実に拘束し、引き続き前記第2傾斜面(22)が切りくずの流れを阻害せず円滑に排出するので、切りくず処理性が良好となる。
ここで、図5に示すように、前記ボス面(8)と前記ノーズ先端部(5a)との高さの差をt1とし、前記ボス面(8)と前記ノーズ先端部(5a)との高さの差をt2としたとき、1<t1/t2<5の関係にあることが好ましい。このように限定したのは、t1/t2=1になると、前記交差部(23)が前記ノーズ先端部(5a)と同じ高さとなり、切りくずがブレーカ突起(20)を飛び越えてしまうおそれがあり、t1/t2≧5になると、前記交差部(23)が前記ノーズ先端部(5a)よりも著しく高位となり、切りくずの流れを阻害し、切りくず詰まり、切削抵抗の増大を招くおそれがあるからである。
また、図5に示すように、前記ノーズ先端部(5a)と前記第2すくい面(22)の最深部(2c)との水平方向の間隔をS1とし、前記ノーズ先端部(5a)と前記交差部(23)との水平方向の距離をS2としたとき、1<S2/S1<4の関係にあることが好ましい。このように限定したのは、S2/S1=1になると、前記交差部(23)を形成する第1傾斜面(21)が形成されないため、切りくずを拘束できないおそれがあり、S2/S1≧4になると、前記ノーズ先端部(5a)と前記交差部(23)との水平方向の間隔が大きくなり、切りくずが拘束されず伸びやすくなるからである。
さらに、図5に示すように、前記第1傾斜面(21)と水平線とのなす角度(β1)が20〜50°の範囲に設定され、さらに前記第2傾斜面(22)と水平線とのなす角度(β2)が0〜30°の範囲に設定されることが好ましい。このように限定したのは、前記角度(β1)が20°未満になると、前記交差部(23)とノーズ先端部(5a)との水平方向の間隔が大きくなるか、または、前記ノーズ先端部(5a)に対して前記交差部(23)が十分に高位とならず、前記第1傾斜面(21)によって切りくずが拘束されないおそれがあり、前記角度(β1)が50°を超えると、前記交差部(23)と前記ノーズ先端部(5a)との水平方向の間隔が小さくなるか、または、前記ノーズ先端部(5a)に対して前記交差部(23)が著しく高位となり、切りくず詰まりを起こすおそれがあるからである。また前記角度(β2)が0°未満になると、該ブレーカ突起(20)の強度が低下するおそれがあり、前記角度(β2)が30°を超えると、前記第2傾斜面(22)が切りくずの排出を阻害するおそれがあるからである。
また該ブレーカ突起(20)は、図6に示すように前記二等分線(I)に直角な方向に切断した断面(B−B断面)において、上方へ逆V字状に突出し、前記二等分線(I)を基準として左右対称に斜め上方に向かって立ち上がる傾斜側面(24)が形成され、前記傾斜側面(24)は、水平線に対する傾斜角度(γ)が45〜75°の範囲に設定される。このような構成によれば、該ブレーカ突起(20)の前記傾斜側面(24)の前記傾斜角度(γ)が大きくなるので、切りくずを拘束する効果がよりいっそう高められ、切りくずを確実にカールさせ、安定した切りくず処理性をもたらす。しかも、該切れ刃(4)と前記傾斜側面(24)との間に十分に広い切りくずポケット(26)が確保されるので、切りくずが伸びやすい場合にも切りくず詰まりの発生がおさえられ切削抵抗が増大しない。
以上に説明した該ブレーカ突起(20)の効果に加えて、上述したノーズ先端部(5a)から横切れ刃(6)にかけて形成される下り傾斜切れ刃(4a)によってもたらされる切りくずを加工面から遠ざかる方向へ向かって排出させる効果によって、伸びやすく排出方向の変わりやすい切りくずが生成されやすい仕上げ加工におけるR加工、倣い加工において、切りくずは、伸びることがなくほぼ均一な横向きカールしながら一定方向に向かって排出され、適度な長さで切断し、加工面を傷付けることがない。
図1〜図9に示すチップ(1)において、ブレーカ突起(20)の傾斜側面(24)の傾斜角度(γ)、第1傾斜面(21)の傾斜角度(β1)、の第2傾斜面(22)の傾斜角度(β2)をそれぞれ表1に示すように変化させたチップを作製し、以下の切削条件で切削試験を行った。
切削条件
切削速度Vc=200m/min
切込みap=0.2〜1.5mm(変動)
送りf=0.05〜0.15mm/rev(変動)
切削油:なし
被削材:SCr420(JIS)
チップ形状:DNMG150408
加工形態:倣い加工およびR加工
これらの切削試験において、切りくず処理性および切りくず詰まりの評価を行った。試験結果を表1に示す。なお、表1中の切りくず処理性の評価は、特に良好◎、良○、不良△とし、切りくず詰まりの評価は、○切りくず詰まり無し、△切りくず詰まり気味、×切りくず詰まりとした。
表1
Figure 2005096034
表1の試験結果から明らかなように、本発明の実施例である試料No.2、4、5、7、9は、切りくず処理性が優れるとともに切りくず詰まりが全く発生しなかった。試料No.7の切りくず形状を図10に示す。この図からわかるように、切込みap=0.5〜1.5mm、送りf=0.075〜0.15mm/revの範囲で優れた切りくず処理性が得られた。一方、ブレーカ突起(20)の傾斜側面(24)の傾斜角度(γ)が本発明より小さい試料No.1は、切りくずが伸びてしまう結果となった。このときの切りくず形状を図11に示すが、この図からわかるように、切込みap=0.5〜0.7mm、送りf=0.075〜0.1mm/revの低切込み低送り条件において切りくず処理性が劣っている。さらに前記傾斜角度(γ)が本発明より大きい試料No.10は、切りくず詰まりが発生した。ブレーカ突起(20)の第1傾斜面(21)の傾斜角度(β1)が本発明より小さい試料No.3は、切りくずが伸びてしまう結果となり、前記傾斜角度(β1)が本発明より大きい試料No.8は、切りくずが詰まり気味であった。ブレーカ突起(20)の第2傾斜面(22)の傾斜角度(β2)が本発明より大きい試料No.6は、切りくずが詰まり気味であり、切削抵抗の増加がみられた。
本発明のチップは、以上に説明したチップに限定されることがなく、すくい面に対向する方向からみた形状は三角形、四角形、六角形等変更可能なことは言うまでもなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形可能である。
本実施例のチップの正面図である。 図1に示すチップの下面図である。 図1に示すチップの要部拡大正面図である。 図1に示すチップの要部斜視図である。 図1におけるA−A断面図である。 図1におけるB−B断面のブレーカ突起のみを示した図である。 図1に示すチップの切れ刃の山部における切れ刃直角断面図である。 図1に示すチップの切れ刃の谷部における切れ刃直角断面図である。 図1に示すチップの逃げ面に対向する方向からみた切れ刃形状を示す図である。 本実施例のチップの切りくず形状を示す図である。 従来チップの切りくず形状を示す図である。 従来チップの要部斜視図である。 図12に示すチップのコーナ部拡大図であり、(a)は拡大正面図であり、(b)および(c)はブレーカ突起の拡大正面図である。
符号の説明
1 チップ
2 すくい面
2a 第1すくい面
2b 第2すくい面
3 逃げ面
4 切れ刃
4a 傾斜切れ刃
5 ノーズ切れ刃
5a ノーズ先端部
6 横切れ刃
7 立ち上がり斜面
8 ボス面
9 取付穴
10、10a、10b、10c、10d、10e 山部
11、11a、11b、11c、11d、11e 谷部
12 ノーズ切れ刃
20 ブレーカ突起
21 第1傾斜面
22 第2傾斜面
23 交差部
24 傾斜側面
26 切りくずポケット部

Claims (9)

  1. すくい面と逃げ面との交差稜線部に切れ刃を形成し、前記すくい面に対向する方向からみたとき、該切れ刃は、円弧状をなすノーズ切れ刃と、前記ノーズ切れ刃の両側に連なり直線状をなす横切れ刃とからなり、一方、該切れ刃は、前記逃げ面に対向する方向からみたとき、該切れ刃に沿って山部と谷部を繰り返す波形の形状をなすスローアウェイチップにおいて、該ノーズ切れ刃を二等分するノーズ先端部を山部とし、前記ノーズ先端部から両側へ離れる方向に向かって谷部と山部を交互に連続して形成し、該切れ刃のすくい面上の内側の領域には、該切れ刃に沿って該切れ刃に連なる第1すくい面と、前記第1すくい面の内側に連なる第2すくい面とが備えられ、前記山部における前記第1すくい面の水平方向の幅、すくい角をそれぞれL1、α1とし、前記谷部における前記第1すくい面の水平方向の幅、すくい角をそれぞれL2、α2としたとき、L1<L2、α1>α2の関係にあり、該ノーズ切れ刃から第1すくい面を介して連なる第2すくい面には、該ノーズ切れ刃の二等分線方向内側に向かって延びるブレーカ突起が連設され、該ブレーカ突起は、該ノーズ切れ刃の前記二等分線方向に切断される断面において、前記第2すくい面から斜め上方へ立ち上がる第1傾斜面と、前記第1傾斜面と交差するとともに前記第1傾斜面よりも緩やかに斜め上方に立ち上がり又は水平に延びる第2傾斜面とから形成されるとともに、前記第2傾斜面の内側には着座面となるボス面が形成され、さらに前記第1傾斜面と前記第2傾斜面との交差部は、前記ノーズ先端部よりも高位、且つ前記ボス面よりも低位とされ、一方、該ブレーカ突起は、前記二等分線に直角な方向に切断される断面において、斜め上方へ立ち上がる傾斜側面を備え、前記傾斜側面の水平線に対する傾斜角度(γ)が45〜75°の範囲に設定されていることを特徴とするスローアウェイチップ。
  2. 該ノーズ切れ刃の前記二等分線方向に切断される断面において、前記ボス面と前記ノーズ先端部との高さの差をt1とし、前記ボス面と前記ノーズ先端部との高さの差をt2としたとき、1<t1/t2<5の関係にあることを特徴とする請求項1に記載のスローアウェイチップ。
  3. 該ノーズ切れ刃の前記二等分線方向に切断される断面において、前記ノーズ先端部と前記第2すくい面の最深部との水平方向の間隔をS1とし、前記ノーズ先端部と前記交差部との水平方向の距離をS2としたとき、1<S2/S1<4の関係にあることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のスローアウェイチップ。
  4. 該ノーズ切れ刃の前記二等分線方向に切断される断面において、前記第1傾斜面と水平線とのなす角度(β1)が20〜50°の範囲に設定され、さらに前記第2傾斜面と水平線とのなす角度(β2)が0〜30°の範囲に設定されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のスローアウェイチップ。
  5. 該切れ刃の直角断面において、前記山部における前記第1すくい面のすくい角(α1)が0°<α1≦15°の範囲に設定され、前記谷部における前記第1すくい面のすくい角(α2)が0°<α2≦10°の範囲に設定されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のスローアウェイチップ。
  6. 該切れ刃の直角断面において、前記山部における前記第1すくい面の水平方向の幅L1が0mm<L1≦0.5mmの範囲に設定され、前記谷部における前記第1すくい面の水平方向の幅L2が0mm<L2≦0.7mmの範囲に設定されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のスローアウェイチップ。
  7. 該切れ刃を前記逃げ面に対向する方向からみたとき、前記ノーズ先端部に隣接する谷部を挟んで形成される下り傾斜切れ刃と上り傾斜切れ刃とのなす角度(θ)が120°<θ≦170°の範囲に設定されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のスローアウェイチップ。
  8. 該切れ刃を前記逃げ面に対向する方向からみたとき、前記ノーズ先端部から前記ノーズ先端部に隣接する谷部までの水平方向の間隔をW1とし、前記谷部から前記谷部の前記ノーズ先端部の反対側に隣接する山部までの水平方向の間隔をW2としたとき、1<W1/W2<2の関係にあることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載のスローアウェイチップ。
  9. 該切れ刃を前記逃げ面に対向する方向からみたとき、前記ノーズ先端部から前記ノーズ先端部と隣接する谷部までの水平方向の間隔をW1とし、該切れ刃の山部と谷部との高さの差をDとしたとき、5<W1/D≦20の関係にあることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載のスローアウェイチップ。
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