JP2005095932A - シェルモールド用フェノール樹脂組成物及びレジンコーテッドサンド - Google Patents
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Abstract
【課題】 シェルモールド鋳型に用いた場合に、ホルムアルデヒドガスの発生が少なく、硬化性が良好で、充分な鋳型強度を有するシェルモールド用フェノール樹脂組成物、及び、これを用いたレジンコーテッドサンドを提供する。
【解決手段】 ノボラック型フェノール樹脂と芳香族カルボン酸、及び、アミノ化合物を含有することを特徴とするシェルモールド用フェノール樹脂組成物、ならびに、上記シェルモールド用フェノール樹脂組成物と、耐火性粒状材料とを含有することを特徴とするレジンコーテッドサンド。
【選択図】 なし
【解決手段】 ノボラック型フェノール樹脂と芳香族カルボン酸、及び、アミノ化合物を含有することを特徴とするシェルモールド用フェノール樹脂組成物、ならびに、上記シェルモールド用フェノール樹脂組成物と、耐火性粒状材料とを含有することを特徴とするレジンコーテッドサンド。
【選択図】 なし
Description
本発明は、シェルモールド用フェノール樹脂組成物、及び、これを用いたレジンコーテッドサンドに関するものである。
シェルモールド法による鋳型の作製は、レジンコーテッドサンドを加熱した型に充填し、硬化させることにより行われている。レジンコーテッドサンドは、予め加熱した耐火骨材に粘結剤を添加、ミキサーで混練し、耐火骨材の表面を溶融した粘結剤でコートした後、粘結剤がノボラック型フェノール樹脂である場合にはヘキサメチレンテトラミン水溶液などの硬化剤を添加し、さらに混練しつつ冷却してステアリン酸カルシウム等の滑剤を添加することによって得られている。
通常、粘結剤としては、レジンコーテッドサンドの保存性、鋳型の高強度、高寸法安定性を得る等の理由により、ノボラック型フェノール樹脂が使用されている。
通常、粘結剤としては、レジンコーテッドサンドの保存性、鋳型の高強度、高寸法安定性を得る等の理由により、ノボラック型フェノール樹脂が使用されている。
フェノール樹脂をバインダーとして使用し、シェルモールド法によりレジンコーテッドサンドを成形して鋳型にする際、熱によりフェノール樹脂中に含まれている揮発成分がガス化したり、またはヘキサメチレンテトラミンが熱分解したりすることにより、アンモニア、フェノール、ホルムアルデヒドなど強い刺激性のガスが発生することがあり、問題となっている。
特に、ホルムアルデヒドガスは、生体粘膜への刺激性が強いことから、作業環境を改善するために、ホルムアルデヒドガスの発生量を低減させたバインダーの開発が強く望まれており、種々の提案がなされている。
特に、ホルムアルデヒドガスは、生体粘膜への刺激性が強いことから、作業環境を改善するために、ホルムアルデヒドガスの発生量を低減させたバインダーの開発が強く望まれており、種々の提案がなされている。
例えば、固形、エマルジョン、またはサスペンジョン状態であるレゾール型フェノール樹脂をバインダーとして使用することにより、ホルムアルデヒドガスの発生源のひとつであるヘキサメチレンテトラミンの配合量を減らす、あるいは無くすことでホルムアルデヒドガスの発生量を減らす方法が提案されている。
しかし、固形レゾール型フェノール樹脂をシェルモールド法のバインダーとして使用した場合には、レジンコーテッドサンドを調製する際、熱により樹脂の反応が進み、溶融粘度が高くなり、耐火骨材に均一にコートできないという問題が生じる。
また、エマルジョン化、またはサスペンジョン化したレゾール型フェノール樹脂を使用した場合でも、熱により樹脂の反応が進み、品質の安定したレジンコーテッドサンドを得ることが難しく、また、エマルジョン、あるいはサスペンジョン中の水分を揮発させるために混錬時間が長くなるという問題が生じる。さらに、レゾール型フェノール樹脂を使用した場合、成形した鋳型の強度低下、レジンコーテッドサンド保存時のブロッキングなどの問題も生じる。
しかし、固形レゾール型フェノール樹脂をシェルモールド法のバインダーとして使用した場合には、レジンコーテッドサンドを調製する際、熱により樹脂の反応が進み、溶融粘度が高くなり、耐火骨材に均一にコートできないという問題が生じる。
また、エマルジョン化、またはサスペンジョン化したレゾール型フェノール樹脂を使用した場合でも、熱により樹脂の反応が進み、品質の安定したレジンコーテッドサンドを得ることが難しく、また、エマルジョン、あるいはサスペンジョン中の水分を揮発させるために混錬時間が長くなるという問題が生じる。さらに、レゾール型フェノール樹脂を使用した場合、成形した鋳型の強度低下、レジンコーテッドサンド保存時のブロッキングなどの問題も生じる。
また、速硬化タイプのノボラック樹脂、いわゆる、ハイオルソノボラック樹脂を用いる方法や、フェノール樹脂にサリチル酸、安息香酸等の硬化促進剤を配合する方法(例えば、非特許文献1参照。)があるが、鋳型強度の低下が見られるという問題があり、サリチル酸、安息香酸等の硬化促進剤の配合は、これに加えてレジンコーテッドサンドの融着点が低下し、ブロッキングの問題がある。
これらの問題を解決するため、アルカリ金属弱酸塩又はアルカリ金属水酸化物を硬化促進剤として含有するシェルモールド用フェノール樹脂組成物が提案されている(例えば、特許文献1参照。)が、鋳型強度の低下は少なく、硬化剤であるヘキサメチレンテトラミンを低減しても鋳型造型が可能な硬化性は有するものの、十分な硬化速度を有しているとは言えず、さらに硬化速度の速いシェルモールド用フェノール樹脂組成物が求められている。
これらの問題を解決するため、アルカリ金属弱酸塩又はアルカリ金属水酸化物を硬化促進剤として含有するシェルモールド用フェノール樹脂組成物が提案されている(例えば、特許文献1参照。)が、鋳型強度の低下は少なく、硬化剤であるヘキサメチレンテトラミンを低減しても鋳型造型が可能な硬化性は有するものの、十分な硬化速度を有しているとは言えず、さらに硬化速度の速いシェルモールド用フェノール樹脂組成物が求められている。
立川俊之,熱硬化性樹脂,20,109,1984
特開2003−170244号公報
本発明は、シェルモールド鋳型に用いた場合に、ホルムアルデヒドガスの発生が少なく、硬化性が良好で、充分な鋳型強度を有するシェルモールド用フェノール樹脂組成物、及び、これを用いたレジンコーテッドサンドを提供するものである。
このような目的は、下記の本発明(1)〜(4)により達成される。
(1)ノボラック型フェノール樹脂と芳香族カルボン酸、及び、アミノ化合物を含有することを特徴とするシェルモールド用フェノール樹脂組成物。
(2)上記ノボラック型フェノール樹脂100重量部に対して、上記芳香族カルボン酸0.1〜5重量部を含有する上記(1)に記載のシェルモールド用フェノール樹脂組成物。
(3)上記ノボラック型フェノール樹脂100重量部に対して、上記アミノ化合物0.05〜5重量部を含有する上記(1)又は(2)に記載のシェルモールド用フェノール樹脂組成物。
(4)上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のシェルモールド用フェノール樹脂組成物と、耐火性粒状材料とを含有することを特徴とするレジンコーテッドサンド。
(1)ノボラック型フェノール樹脂と芳香族カルボン酸、及び、アミノ化合物を含有することを特徴とするシェルモールド用フェノール樹脂組成物。
(2)上記ノボラック型フェノール樹脂100重量部に対して、上記芳香族カルボン酸0.1〜5重量部を含有する上記(1)に記載のシェルモールド用フェノール樹脂組成物。
(3)上記ノボラック型フェノール樹脂100重量部に対して、上記アミノ化合物0.05〜5重量部を含有する上記(1)又は(2)に記載のシェルモールド用フェノール樹脂組成物。
(4)上記(1)ないし(3)のいずれかに記載のシェルモールド用フェノール樹脂組成物と、耐火性粒状材料とを含有することを特徴とするレジンコーテッドサンド。
本発明は、ノボラック型フェノール樹脂と芳香族カルボン酸、及び、アミノ化合物を含有することを特徴とするシェルモールド用フェノール樹脂組成物、及び、このシェルモールド用フェノール樹脂組成物と耐火性粒状材料を含有することを特徴とするレジンコーテッドサンドであり、ホルムアルデヒドガスの発生が少なく作業環境を改善できるとともに、硬化性が良好で、充分な鋳型強度を有するシェルモールド鋳型を造型することができるものである。
以下に、本発明のシェルモールド用フェノール樹脂組成物、及び、レジンコーテッドサンドについて説明する。
本発明のシェルモールド用フェノール樹脂組成物は、ノボラック型フェノール樹脂と芳香族カルボン酸、及び、アミノ化合物を含有することを特徴とする。
また、本発明のレジンコーテッドサンドは、上記本発明のシェルモールド用フェノール樹脂組成物と、耐火性粒状材料を含有することを特徴とする。
まず、本発明のシェルモールド用フェノール樹脂組成物(以下、単に「組成物」ということがある)について詳細に説明する。
本発明のシェルモールド用フェノール樹脂組成物は、ノボラック型フェノール樹脂と芳香族カルボン酸、及び、アミノ化合物を含有することを特徴とする。
また、本発明のレジンコーテッドサンドは、上記本発明のシェルモールド用フェノール樹脂組成物と、耐火性粒状材料を含有することを特徴とする。
まず、本発明のシェルモールド用フェノール樹脂組成物(以下、単に「組成物」ということがある)について詳細に説明する。
本発明の組成物に使用されるフェノール樹脂は、フェノール類とアルデヒド類を酸性触媒下で重縮合させることによって得られるノボラック型フェノール樹脂である。
ここでいうフェノール類としては、例えば、フェノール、o−クレゾール,m−クレゾール、p−クレゾール、キシレノール、p−ターシャリーブチルフェノール、p−オクチルフェノール、p−ノニルフェノール、p−クミルフェノール、ほかのアルキルフェノール類、カテコール、レゾルシン、ビスフェノール類などであり、これらに限定されるものではない。また、これらを単独、あるいは2種以上を混合して使用してもよい。
通常、シェルモールド用としては、鋳型に成形したときに強度を得やすいことから、フェノール、クレゾール類が用いられる。
通常、シェルモールド用としては、鋳型に成形したときに強度を得やすいことから、フェノール、クレゾール類が用いられる。
アルデヒド類としては、例えば、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、ベンズアルデヒドなど、またはこれらのアルデヒドの発生源となる物質、あるいはこれらのアルデヒド類の溶液などであり、特にこれらに限定されるものではない。また、これらを単独あるいは2種以上を混合して使用してもよい。
通常、シェルモールド用としては、合成時の反応性が高いことから、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒドが用いられる。
通常、シェルモールド用としては、合成時の反応性が高いことから、ホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒドが用いられる。
ノボラック型フェノール樹脂を反応するために使用される酸性触媒としては、例えば、蓚酸、酢酸、蟻酸、フェノールスルホン酸、p−トルエンスルホン酸などであり、これらに限定されるものではない。また、これらを単独あるいは2種以上を混合して使用してもよい。
ノボラック型フェノール樹脂は、通常、これらのフェノール類(P)と、アルデヒド類(F)とを、モル比(F/P)で0.4〜0.9となるように配合し、上記酸性触媒を用いて、90〜120℃にて1〜5時間反応させることにより得られる。
シェルモールド用に使用する場合は、レジンコーテッドサンド調製時の作業性、鋳型造型時の充填性、鋳型の機械的強度等の理由から、数平均分子量(Mn)が300〜600のものを用いることが好ましい。
シェルモールド用に使用する場合は、レジンコーテッドサンド調製時の作業性、鋳型造型時の充填性、鋳型の機械的強度等の理由から、数平均分子量(Mn)が300〜600のものを用いることが好ましい。
また、ノボラック型フェノール樹脂の形態としては特に限定されず、例えば、ランダムノボラック型フェノール樹脂のほか、通常、シェルモールド用レジンコーテッドサンドに用いられるハイオルソノボラック型フェノール樹脂も使用できる。
本発明の組成物には、芳香族カルボン酸とアミノ化合物を配合する。
本発明の組成物に用いられる芳香族カルボン酸としては特に限定されないが、例えば、サリチル酸、安息香酸、トルイル酸などが挙げられる。
芳香族カルボン酸の配合量としては特に限定されないが、ノボラック型フェノール樹脂100重量部に対して0.1〜5重量部であることが好ましく、より好ましくは0.2〜3重量部である。配合量が上記下限値未満では硬化促進の効果が小さいことがあり、上記上限値を越えて過剰に配合すると、鋳型の機械的強度が低下することがある。
本発明の組成物に用いられる芳香族カルボン酸としては特に限定されないが、例えば、サリチル酸、安息香酸、トルイル酸などが挙げられる。
芳香族カルボン酸の配合量としては特に限定されないが、ノボラック型フェノール樹脂100重量部に対して0.1〜5重量部であることが好ましく、より好ましくは0.2〜3重量部である。配合量が上記下限値未満では硬化促進の効果が小さいことがあり、上記上限値を越えて過剰に配合すると、鋳型の機械的強度が低下することがある。
本発明の組成物に用いられるアミノ化合物としては特に限定されないが、例えば、メチルアミン、エチルアミン、ドデシルアミン、セチルアミン等の脂肪族第一アミン、ベンジルアミン、アニリン、ナフチルアミン等の芳香族第一アミンが挙げられる。これらのアミノ化合物の中でも、ドデシルアミン、アニリンが好ましい。
アミノ化合物の配合量としては特に限定されないが、ノボラック型フェノール樹脂100重量部に対して0.05〜5重量部であることが好ましく、より好ましくは0.1〜3重量部である。配合量が上記下限値未満では硬化促進の効果が小さいことがあり、上記上限値を越えて過剰に配合すると、鋳型の機械的強度が低下することがある。
アミノ化合物の配合量としては特に限定されないが、ノボラック型フェノール樹脂100重量部に対して0.05〜5重量部であることが好ましく、より好ましくは0.1〜3重量部である。配合量が上記下限値未満では硬化促進の効果が小さいことがあり、上記上限値を越えて過剰に配合すると、鋳型の機械的強度が低下することがある。
本発明の組成物において用いられる芳香族カルボン酸とアミノ化合物とは、それぞれ、硬化促進剤として作用し、アミノ化合物は硬化時に架橋剤としても作用する。
これらの芳香族カルボン酸とアミノ化合物とを併用することにより、例えば、芳香族カルボン酸を単独で使用した場合よりも、これらの成分の配合量を少なくすることができ、鋳型の機械的強度を実質的に維持しながら、組成物の硬化速度を向上させることができる。
さらに、これらの成分を併用して配合することで、硬化剤としてヘキサメチレンテトラミンを使用する場合において、その配合量をこれらの成分を配合しない場合と比較して低減できる。これにより、ヘキサメチレンテトラミンに起因するホルムアルデヒドガスの発生量を少なくすることができ、環境衛生面においても良好なものとすることができる。
これらの芳香族カルボン酸とアミノ化合物とを併用することにより、例えば、芳香族カルボン酸を単独で使用した場合よりも、これらの成分の配合量を少なくすることができ、鋳型の機械的強度を実質的に維持しながら、組成物の硬化速度を向上させることができる。
さらに、これらの成分を併用して配合することで、硬化剤としてヘキサメチレンテトラミンを使用する場合において、その配合量をこれらの成分を配合しない場合と比較して低減できる。これにより、ヘキサメチレンテトラミンに起因するホルムアルデヒドガスの発生量を少なくすることができ、環境衛生面においても良好なものとすることができる。
本発明の組成物には、上記に説明した成分のほか、ノボラック型フェノール樹脂の硬化剤として、ヘキサメチレンテトラミンを配合することができる。
ヘキサメチレンテトラミンの配合量としては特に限定されないが、ノボラック型フェノール樹脂100重量部に対して、5〜20重量部、好ましくは7〜15重量部である。配合量が上記下限値未満では、硬化が遅く鋳型造形性が低下することがある。また、上記上限値を越えると、鋳型造形時のホルムアルデヒドガスやアンモニアガスの発生量が多くなるので、鋳物にガス欠陥が発生したり、作業環境を悪化させたりすることがある。
ヘキサメチレンテトラミンの配合量としては特に限定されないが、ノボラック型フェノール樹脂100重量部に対して、5〜20重量部、好ましくは7〜15重量部である。配合量が上記下限値未満では、硬化が遅く鋳型造形性が低下することがある。また、上記上限値を越えると、鋳型造形時のホルムアルデヒドガスやアンモニアガスの発生量が多くなるので、鋳物にガス欠陥が発生したり、作業環境を悪化させたりすることがある。
本発明の組成物には、このほか、必要に応じ改質剤として、滑剤、シランカップリング剤を配合することができる。滑剤としてはエチレンビスステアリン酸アマイド、メチレンビスステアリン酸アマイド、オキシステアリン酸アマイド、ステアリン酸アマイド、メチロールステアリン酸アマイド等が使用でき、シランカップリング剤としてはアミノシラン、エポキシシラン、ビニルシラン等が使用できる。
また、ノボラック型フェノール樹脂の一部をレゾール型フェノール樹脂に替えて、これらのフェノール樹脂を併用して用いることもできる。
また、ノボラック型フェノール樹脂の一部をレゾール型フェノール樹脂に替えて、これらのフェノール樹脂を併用して用いることもできる。
次に、本発明の組成物の調製方法について説明する。
本発明の組成物の調製方法や配合順序としては特に限定されない。
例えば、ノボラック型フェノール樹脂に芳香族カルボン酸とアミノ化合物とを混合するのは、それぞれ、ノボラック型フェノール樹脂の合成終了時であってもよいし、ノボラック型フェノール樹脂を耐火性粒状材料と混合してレジンコーテッドサンドを調製する時であってもよい。
本発明の組成物の調製方法や配合順序としては特に限定されない。
例えば、ノボラック型フェノール樹脂に芳香族カルボン酸とアミノ化合物とを混合するのは、それぞれ、ノボラック型フェノール樹脂の合成終了時であってもよいし、ノボラック型フェノール樹脂を耐火性粒状材料と混合してレジンコーテッドサンドを調製する時であってもよい。
次に、本発明のレジンコーテッドサンドについて説明する。
本発明のレジンコーテッドサンドは、以上に説明した本発明の組成物と、耐火性粒状材料とを含有するものである。
本発明のレジンコーテッドサンドは、以上に説明した本発明の組成物と、耐火性粒状材料とを含有するものである。
ここで用いられる耐火性粒状材料としては特に限定されないが、例えば、一般的な珪砂のほか、ジルコンサンド、人工ムライトサンド等の特殊砂などを混合又は単独で用いることもできる。
本発明のレジンコーテッドサンドにおいて、本発明の組成物と耐火性粒状材料との混合割合としては特に限定されないが、通常、耐火性粒状材料100重量部に対して、組成物0.8〜5重量部の比率で用いられる。
本発明のレジンコーテッドサンドの製造方法としては特に限定されないが、例えば、加熱した耐火性粒状材料をミキサーに入れ、ここに上記組成物を添加して混練し、その後、ヘキサメチレンテトラミン水溶液を添加して、レジンコーテッドサンドが崩壊するまで空冷しながら混合を続け、さらに、ステアリン酸カルシウム等の滑剤を添加混合して得ることができる。
以下、本発明を具体的に説明する。しかし、本発明は実施例に限定されるものではない。また本文中に記載されている「部」はすべて「重量部」、「%」はすべて「重量%」を示す。
下記実施例及び比較例において、芳香族カルボン酸、アミノ化合物、及び、ヘキサメチレンテトラミンについては、それぞれ、表1に示した割合となる量を配合した。
実施例1
冷却器、攪拌装置を備えた反応容器に、フェノール1000部、蓚酸10部、37%ホルマリン603部を仕込み、攪拌しながら昇温し、95〜100℃にて4時間反応を行った後、大気圧にて内温140℃になるまで加熱脱水し、さらに減圧下で軟化点が90℃になるまで脱フェノールを行い、ノボラック型フェノール樹脂924部を得た。
得られたノボラック型フェノール樹脂に、内部滑剤としてエチレンビスステアリン酸アマイド19.2部、シランカップリング剤としてアミノシラン9.6部を添加した。さらに、芳香族カルボン酸として安息香酸、アミノ化合物としてメチルアミンを添加して、組成物を得た。
次に、130℃に加熱したフラタリーサンド8000部をミキサーに投入後、上記で得られた組成物160部を添加し、45秒間混錬した。次いで、ヘキサメチレンテトラミンを水88部に溶解したヘキサメチレンテトラミン水溶液を添加し、コーテッドサンドが崩壊するまで空冷しながら混錬し、さらにステアリン酸カルシウム8部添加して20秒間混錬を行い、レジンコーテッドサンドを得た。
冷却器、攪拌装置を備えた反応容器に、フェノール1000部、蓚酸10部、37%ホルマリン603部を仕込み、攪拌しながら昇温し、95〜100℃にて4時間反応を行った後、大気圧にて内温140℃になるまで加熱脱水し、さらに減圧下で軟化点が90℃になるまで脱フェノールを行い、ノボラック型フェノール樹脂924部を得た。
得られたノボラック型フェノール樹脂に、内部滑剤としてエチレンビスステアリン酸アマイド19.2部、シランカップリング剤としてアミノシラン9.6部を添加した。さらに、芳香族カルボン酸として安息香酸、アミノ化合物としてメチルアミンを添加して、組成物を得た。
次に、130℃に加熱したフラタリーサンド8000部をミキサーに投入後、上記で得られた組成物160部を添加し、45秒間混錬した。次いで、ヘキサメチレンテトラミンを水88部に溶解したヘキサメチレンテトラミン水溶液を添加し、コーテッドサンドが崩壊するまで空冷しながら混錬し、さらにステアリン酸カルシウム8部添加して20秒間混錬を行い、レジンコーテッドサンドを得た。
実施例2
芳香族カルボン酸として安息香酸、アミノ化合物としてベンジルアミンを用い、それぞれ表1に示した割合となる量を用いた以外は、実施例1と同様にして組成物及びレジンコーテッドサンドを得た。
芳香族カルボン酸として安息香酸、アミノ化合物としてベンジルアミンを用い、それぞれ表1に示した割合となる量を用いた以外は、実施例1と同様にして組成物及びレジンコーテッドサンドを得た。
実施例3
芳香族カルボン酸として安息香酸、アミノ化合物としてアニリンを用い、それぞれ表1に示した割合となる量を用いた以外は、実施例1と同様にして組成物及びレジンコーテッドサンドを得た。
芳香族カルボン酸として安息香酸、アミノ化合物としてアニリンを用い、それぞれ表1に示した割合となる量を用いた以外は、実施例1と同様にして組成物及びレジンコーテッドサンドを得た。
実施例4
芳香族カルボン酸としてサリチル酸、アミノ化合物としてドデシルアミンを用い、それぞれ表1に示した割合となる量を用いた以外は、実施例1と同様にして組成物及びレジンコーテッドサンドを得た。
芳香族カルボン酸としてサリチル酸、アミノ化合物としてドデシルアミンを用い、それぞれ表1に示した割合となる量を用いた以外は、実施例1と同様にして組成物及びレジンコーテッドサンドを得た。
実施例5
冷却器、攪拌装置を備えた反応容器に、フェノール1000部、蓚酸10部、37%ホルマリン603部を仕込み、攪拌しながら昇温し、95〜100℃にて4時間反応を行った後、大気圧にて内温140℃になるまで加熱脱水し、さらに減圧下で軟化点が90℃になるまで脱フェノールを行い、ノボラック型フェノール樹脂926部を得た。
得られたノボラック型フェノール樹脂に、内部滑剤としてエチレンビスステアリン酸アマイド19.2部、シランカップリング剤としてアミノシラン9.6部を添加し、混合物955部を得た。
次に、130℃に加熱したフラタリーサンド8000部をミキサーに投入後、上記で得られた混合物160部と、芳香族カルボン酸としてサリチル酸とをよく混合したものを添加し、45秒間混錬した。次いで、ヘキサメチレンテトラミンと、アミノ化合物としてモノエタノールアミンとを混合して水88部に溶解した水溶液を添加し、コーテッドサンドが崩壊するまで空冷しながら混錬し、さらにステアリン酸カルシウム8部添加して20秒間混錬を行い、レジンコーテッドサンドを得た。
冷却器、攪拌装置を備えた反応容器に、フェノール1000部、蓚酸10部、37%ホルマリン603部を仕込み、攪拌しながら昇温し、95〜100℃にて4時間反応を行った後、大気圧にて内温140℃になるまで加熱脱水し、さらに減圧下で軟化点が90℃になるまで脱フェノールを行い、ノボラック型フェノール樹脂926部を得た。
得られたノボラック型フェノール樹脂に、内部滑剤としてエチレンビスステアリン酸アマイド19.2部、シランカップリング剤としてアミノシラン9.6部を添加し、混合物955部を得た。
次に、130℃に加熱したフラタリーサンド8000部をミキサーに投入後、上記で得られた混合物160部と、芳香族カルボン酸としてサリチル酸とをよく混合したものを添加し、45秒間混錬した。次いで、ヘキサメチレンテトラミンと、アミノ化合物としてモノエタノールアミンとを混合して水88部に溶解した水溶液を添加し、コーテッドサンドが崩壊するまで空冷しながら混錬し、さらにステアリン酸カルシウム8部添加して20秒間混錬を行い、レジンコーテッドサンドを得た。
実施例6
芳香族カルボン酸としてサリチル酸、アミノ化合物としてドデシルアミンを用い、それぞれ表1に示した割合となる量を用いた以外は、実施例5と同様にして組成物及びレジンコーテッドサンドを得た。
芳香族カルボン酸としてサリチル酸、アミノ化合物としてドデシルアミンを用い、それぞれ表1に示した割合となる量を用いた以外は、実施例5と同様にして組成物及びレジンコーテッドサンドを得た。
比較例1
冷却器、攪拌装置を備えた反応容器に、フェノール1000部、蓚酸10部、37%ホルマリン603部を仕込み、攪拌しながら昇温し、95〜100℃にて4時間反応を行った後、大気圧にて内温140℃になるまで加熱脱水し、さらに減圧下で軟化点が90℃になるまで脱フェノールを行い、ノボラック型フェノール樹脂926部を得た。
得られたノボラック型フェノール樹脂に、内部滑剤としてエチレンビスステアリン酸アマイド19.2部、シランカップリング剤としてアミノシラン9.6部を添加し、混合物955部を得た。
次に、130℃に加熱したフラタリーサンド8000部をミキサーに投入後、上記で得られた混合物160部を添加し、45秒間混錬した。次いで、ヘキサメチレンテトラミンを水88部に溶解したヘキサメチレンテトラミン水溶液を添加し、コーテッドサンドが崩壊するまで空冷しながら混錬し、さらにステアリン酸カルシウム8部添加して20秒間混錬を行い、レジンコーテッドサンドを得た。
冷却器、攪拌装置を備えた反応容器に、フェノール1000部、蓚酸10部、37%ホルマリン603部を仕込み、攪拌しながら昇温し、95〜100℃にて4時間反応を行った後、大気圧にて内温140℃になるまで加熱脱水し、さらに減圧下で軟化点が90℃になるまで脱フェノールを行い、ノボラック型フェノール樹脂926部を得た。
得られたノボラック型フェノール樹脂に、内部滑剤としてエチレンビスステアリン酸アマイド19.2部、シランカップリング剤としてアミノシラン9.6部を添加し、混合物955部を得た。
次に、130℃に加熱したフラタリーサンド8000部をミキサーに投入後、上記で得られた混合物160部を添加し、45秒間混錬した。次いで、ヘキサメチレンテトラミンを水88部に溶解したヘキサメチレンテトラミン水溶液を添加し、コーテッドサンドが崩壊するまで空冷しながら混錬し、さらにステアリン酸カルシウム8部添加して20秒間混錬を行い、レジンコーテッドサンドを得た。
比較例2
ヘキサメチレンテトラミンを、表1に示した割合で用いた以外は、比較例1と同様にしてレジンコーテッドサンドを得た。
ヘキサメチレンテトラミンを、表1に示した割合で用いた以外は、比較例1と同様にしてレジンコーテッドサンドを得た。
比較例3
レジンコーテッドサンドの調製時に、混合物とともに、芳香族カルボン酸としてサリチル酸を添加した以外は、比較例1と同様の方法によりレジンコーテッドサンドを得た。
レジンコーテッドサンドの調製時に、混合物とともに、芳香族カルボン酸としてサリチル酸を添加した以外は、比較例1と同様の方法によりレジンコーテッドサンドを得た。
比較例4
ヘキサメチレンテトラミン水溶液のかわりに、ヘキサメチレンテトラミンと、表1に示した割合の水酸化ナトリウムとを混合し、これを水88部に溶解した水溶液を用いた以外は、比較例1と同様の方法によりレジンコーテッドサンドを得た。
ヘキサメチレンテトラミン水溶液のかわりに、ヘキサメチレンテトラミンと、表1に示した割合の水酸化ナトリウムとを混合し、これを水88部に溶解した水溶液を用いた以外は、比較例1と同様の方法によりレジンコーテッドサンドを得た。
実施例1〜6、及び、比較例1〜4により得られたレジンコーテッドサンドの特性を表1に示す。
表の中:測定方法
(1)曲げ強度:JIS−K6910に準拠して行った。焼成は250℃で30秒間行った。
(2)融着点:温度勾配を有した銅棒上にレジンコーテッドサンドを置き、60秒間経過後に0.5kg/cm2のエアーを当てレジンコーテッドサンドを吹き飛ばし、レジンコーテッドサンドが銅棒に融着している部分の最低温度を融着点とした。
(3)ベンド(撓み量):日本鋳造技術協会試験法、SM−3に準拠して行った。厚さ×幅×長さが5mm×40mm×180mmの板状試験片を250℃で30秒間焼成し、その20秒後に荷重をかけて撓み量を読み取った。値の大きいものほど造型後の変形が大きく硬化が遅いことを示す。
(4)ホルムアルデヒドガス発生量:レジンコーテッドサンド1gを300℃の燃焼管中で10分間加熱した際に発生するガスを、100mlの純水に捕集して、ホルムアルデヒ ドの水溶液の濃度をアセチルアセトン法にて定量した。
(1)曲げ強度:JIS−K6910に準拠して行った。焼成は250℃で30秒間行った。
(2)融着点:温度勾配を有した銅棒上にレジンコーテッドサンドを置き、60秒間経過後に0.5kg/cm2のエアーを当てレジンコーテッドサンドを吹き飛ばし、レジンコーテッドサンドが銅棒に融着している部分の最低温度を融着点とした。
(3)ベンド(撓み量):日本鋳造技術協会試験法、SM−3に準拠して行った。厚さ×幅×長さが5mm×40mm×180mmの板状試験片を250℃で30秒間焼成し、その20秒後に荷重をかけて撓み量を読み取った。値の大きいものほど造型後の変形が大きく硬化が遅いことを示す。
(4)ホルムアルデヒドガス発生量:レジンコーテッドサンド1gを300℃の燃焼管中で10分間加熱した際に発生するガスを、100mlの純水に捕集して、ホルムアルデヒ ドの水溶液の濃度をアセチルアセトン法にて定量した。
実施例1〜6はいずれも、ノボラック型フェノール樹脂、芳香族カルボン酸、及び、アミノ化合物を含有する本発明の組成物を用いて調製したレジンコーテッドサンドであり、芳香族カルボン酸とアミノ化合物とを、ともに配合していない比較例1〜2と比べ、曲げ強度、融着点を実質的に低下させることなく硬化性の向上を図ることができた。
比較例3は硬化促進剤としてサリチル酸のみを配合したが、曲げ強度の低下が見られた。また、比較例4は硬化促進剤として水酸化ナトリウムを用いたが、硬化性の低下が見られた。
比較例3は硬化促進剤としてサリチル酸のみを配合したが、曲げ強度の低下が見られた。また、比較例4は硬化促進剤として水酸化ナトリウムを用いたが、硬化性の低下が見られた。
本発明は、ノボラック型フェノール樹脂と芳香族カルボン酸、及び、アミノ化合物を含有することを特徴とするシェルモールド用フェノール樹脂組成物、及び、この組成物と耐火性粒状材料を含有することを特徴とするレジンコーテッドサンドであり、ホルムアルデヒドガスの発生が少なく作業環境を改善できるとともに、硬化性が良好で、充分な鋳型強度を有するシェルモールド鋳型を造型するのに好適に用いることができるものである。
Claims (4)
- ノボラック型フェノール樹脂と芳香族カルボン酸、及び、アミノ化合物を含有することを特徴とするシェルモールド用フェノール樹脂組成物。
- 前記ノボラック型フェノール樹脂100重量部に対して、前記芳香族カルボン酸0.1〜5重量部を含有する請求項1に記載のシェルモールド用フェノール樹脂組成物。
- 前記ノボラック型フェノール樹脂100重量部に対して、前記アミノ化合物0.05〜5重量部を含有する請求項1又は2に記載のシェルモールド用フェノール樹脂組成物。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載のシェルモールド用フェノール樹脂組成物と、耐火性粒状材料とを含有することを特徴とするレジンコーテッドサンド。
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2003
- 2003-09-25 JP JP2003332785A patent/JP2005095932A/ja active Pending
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