JP2005095480A - 取付部材の固定構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】棚板を支柱の所要箇所に容易に設定することができる組み立て作業性に優れるとともに、その位置調整を容易にして安定に棚板を配置して耐久性に優れた取付部材の固定構造を提供する。
【解決手段】支柱12の高さ方向の所定位置に設けられた係合部12aと、係合部12aに嵌合する嵌合部14を備え支柱に左右水平方向に分割可能に装着されその外周にテーパ面が形成された半割円筒状のブッシュ部材15、15aと、ブッシュ部材15、15aのテーパ面に当接するテーパ面を内周に備えその両先端が湾曲して略C字状に形成されその基部側が棚板13に固定される取付部材係止具16と、取付部材係止具16の開口した先端側の凸状部16bにその両端の溝部17aがスライドして装着される分割円筒状のスライド固定部材17と、を有するように取付部材の固定構造10を構成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、店舗のディスプレイや、家庭や工場の整理棚、工具保持棚などの物品収納ケースの支柱に係止される棚板や側面板などの取付部材を固定するための組み立てが容易にできる取付部材の固定構造に関する。
従来、金属パイプなどの支柱に棚板や側面板などを任意の高さで固定する方法としては、長方形状の棚板の4隅にテーパ孔を設け、支柱の所望位置に前記棚板のテーパ孔に一致する下部に向かって外径が大きくなるテーパ孔を有したスリーブを介して棚板と支柱を固定する方法が一般的であった。
例えば、特許文献1には、棚板には支柱となるポールの外径より大きい内径の円筒状の貫通孔が設けられ、前記貫通孔には棚板上部側が小径となるテーパ形状の内部構造を有するブッシュが装着されてポール挿通孔が形成され、前記ポール挿通孔に挿通された前記ポールにはブッシュの内面に一致するテーパ形状の外部構造を有するスリーブが外嵌され、前記スリーブは略半円筒状の2つのスリーブ部材より構成され、内面には前記ポールの外面に設けられた係合形状部と係合する係合形状部を有し、前記スリーブ部材は前記ポールの半周以上に及ぶ嵌合部分を有して前記棚板と前記ポールを固定するようにした棚板の固定構造が開示されている。
特開平11−56489号公報
しかし、前記特許文献1に記載の棚板の固定構造では以下の課題を有する。
(1)複数の棚板を支柱の所定箇所にそれぞれ固定するためには、その高さ順となるように棚板のポール挿通孔を挿入せねばならず、既存の棚板の中間位置などに新たな棚板を設置する際にはその上部側の棚板を全て取り外してから設定する必要があり、組み立ての作業性が悪いという課題があった。
(2)さらに、棚板面にポール挿通孔が固定して形成されるので、一旦ポール挿通孔を設定してしまうとその位置調整ができず、支柱の取り付け誤差や形状のばらつきなどを吸収することができず、棚板にがたつきを生じやすいという課題があった。
(3)棚板に重量物が載せられたときに、その荷重は棚板に設けられたテーパ形状の貫通孔のテーパ面で受けることになり、木質材など合板材などからなる棚板への負荷が過剰となって破損が生じやすく耐久性に欠ける場合があるという課題があった。
本発明は前記従来の課題を解決するためになされたもので、棚板や側面板などの取付部材を支柱の所要箇所に容易に設定することができる組み立て作業性に優れるとともに、その位置調整を容易にして安定に棚板や側面板を配置して耐久性に優れた取付部材の固定構造を提供することを目的とする。
本発明は、店舗や家屋、工場、ワンボックスカーに配置される物品収納ケースの支柱に係合支持される取付部材の固定構造であって、前記支柱の高さ方向の所定位置に設けられた係合部と、前記係合部に嵌合する嵌合部を備え前記支柱に左右水平方向に分割可能に装着されその外周にテーパ面が形成された半割円筒状のブッシュ部材と、前記ブッシュ部材のテーパ面に当接するテーパ面を内周に備えその両先端が湾曲して略C字状に形成されその基部側が前記棚板や側面板に固定される取付部材係止具と、前記取付部材係止具の開口した先端側のスライド係止部にその両端がスライドして装着される分割円筒状のスライド固定部材と、を有するように構成されている。
また、本発明は、前記取付部材係止具にスライドして装着される固定部材及び取付部材係止具の上端部を覆うリング状カバー部を備えたことにも特徴を有している。
本発明の請求項1記載の取付部材の固定構造は、支柱の高さ方向の所定位置に設けられた係合部に嵌合する嵌合部を備え左右水平方向に分割可能に装着される半割円筒状のブッシュ部材と、前記ブッシュ部材のテーパ面に当接するテーパ面を内周に備え略C字状に形成されて取付部材に固定される取付部材係止具と、前記取付部材係止具の先端側のスライド係止部にその両端がスライドして装着される分割円筒状のスライド固定部材とを有するので、棚板や側面板などの取付部材の順によらず支柱の所要箇所に容易に取付部材を設定することができる。さらに、棚板や側面板の四隅や辺部などに取付部材係止具をボルトなどの接合手段で取り付けてその位置を調整することが容易にでき、取付部材を支柱に安定して支持配置でき耐久性にも優れている。
本発明の請求項2記載の取付部材の固定構造は、前記取付部材係止具にスライドして装着されるスライド固定部材及び取付部材係止具の上端部を覆うリング状カバー部を備えるので、埃や塵などがテーパ面に付着して動作不良が起こることなどが防止されるとともに、カラフルなリング状カバー部を装着することで、物品収納ケースに外観に新たなデザイン性を付与することも可能になる。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1に係る取付部材の固定構造が適用される物品収納ケースの斜視図であり、図2は取付部材の固定構造の側面断面図であり、図3はその平面断面図である。
図1〜図3において、10は実施の形態1に係る取付部材の固定構造、11は取付部材の固定構造10が適用される店舗や工場などに配置される物品収納ケース、12は床面などに立設される金属パイプやプラスチックパイプからなる6本の支柱、13は支柱12の所定高さ位置毎に係止される上中下各3枚からなる棚板(取付部材の一例)である。
取付部材の固定構造10は図2に示すように、支柱12の高さ方向の所定位置に複数凸設又は凹設された円形状の係合部12aに嵌合する嵌合部14を備え左右水平方向に分割可能に装着される半割円筒状のブッシュ部材15、15aと、同ブッシュ部材15、15aのテーパ面に当接するテーパ面を内周に備え略C字状に形成されて棚板13の隅部や辺部にL字状金具16aなどを介してボルトや接着材などの接合手段により固定される取付部材係止具16と、取付部材係止具16の両先端側のスライド係止部16bにその両端がそれぞれスライド嵌合して装着される溝部17aを備えて分割円筒状に形成されたスライド固定部材17とを有している。
支柱12は中空パイプ状に形成されて床面に立設されるように配置され、その外周面に凹設又は凸設された円盤状などの係合部12aが複数設けられており、この係合部12aにブッシュ部材15、15aの嵌合部14が嵌合することによってブッシュ部材15、15aが確実に固定されるようになっている。なお、本実施形態では係合部12aを複数設けたものとしているが、単数であってもよい。
棚板13は金属材や木質材、パーティクルボード材、硬質プラスチック材あるいはこれらを組み合せた複合材などからなり、全体が略矩形板状に形成されている。棚板13の隅部及び/又は辺部には必要に応じて取り付け金具などを介して金属製や硬質プラスチック製の取付部材係止具16が固定される。
取付部材係止具16は金属やプラスチックなどで形成され、本実施形態では、そのC字状に開口した先端が支柱12の中心軸線を少し超えるように配置され、これによって支柱12をC字状の内部に抱き込んだ状態で保持できるようにしているが、取付部材係止具16の形状については特に本実施形態に限定するものではなく、例えば開口した先端が支柱12の中心軸線と同位置の断面視半円形状などにして、支柱12を保持可能としたものであればよい。
なお、取付部材係止具16を可撓性のプラスチック材などで形成して、そのC字状に開口した先端を支柱12の軸線に垂直方向から押し入れることで容易に棚板13を支柱12の所定位置に固定できるようにしてもよい。このようなプラスチック材としては、例えばポリエチレン等のポリオレフィン樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエステル系樹脂、ABS、ポリスチレン系樹脂、アクリル系樹脂等の熱可塑性樹脂、エポキシ樹脂やポリウレタン樹脂等の熱硬化性樹脂などが使用可能であり、射出成形等の周知の技術を適用して成形することができる。
スライド固定部材17は、金属製や硬質のプラスチックなどからなり、その部分円筒状に形成された両側の溝部17aを取付部材係止具16のスライド係止部16bに嵌合させることによって、取付部材係止具16及びスライド固定部材17の内部に保持されるブッシュ部材15、15aを介して支柱12に棚板13が固定されている。なお、前記スライド固定部材17は可撓性を有する素材から形成することもできる。
ブッシュ部材15、15aは前記のようなプラスチックや金属などでそれぞれが半割円筒状に形成された左右一対の部材であり、その内周面に支柱12の係合部12aに嵌合される嵌合部14が設けられている。ブッシュ部材15、15aは、その外周面が上方に向かって縮径したテーパ面を有しており、このテーパ面がスライド固定部材17や取付部材係止具16の内面に設けられ上方に縮径したテーパ面に密着して当接されるようにしている。なおブッシュ部材15、15aは、支柱12と取付部材係止具16との間に介挿されるので、引張強度などは必要なく軟質のプラスチック材で形成して、全体の歪みや変形に対する吸収材として機能させるようにしてもよい。
図4は取付部材の固定構造10の設定方法を示す分解斜視図である。以下、図4を参照しながら、本実施の形態1の取付部材の固定構造10を用いて物品収納ケース11の各支柱12の所定位置に棚板13を設定する方法について説明する。
まず、図4(a)に示すように、床面などに立設される支柱12の所定位置に相当する係合部12aをブッシュ部15、15aの嵌合部14に嵌合するように支柱12の左右両方向から近接させて係止させる。
次に、図4(b)に示すように、L字状金具16aを介して取り付けられた取付部材係止具16の開口した先端部を支柱12側面側から押し入れてその内部に棚板13が位置付けられ、その上部からスライド固定部材17を支柱12の軸線方向に移動させて、取付部材係止具16のスライド係止部16bにスライドさせて嵌合させる。
こうして図4(c)に示すように、取付部材係止具16及びスライド固定部材17とが結合して全体が円筒状となった部分を前記ブッシュ部材15、15aの上から被せるように装着して、棚板13を支柱12の所定位置に固定する(図4(d)参照)。
図5は取付部材係止具及び、この取付部材係止具の開口部に装着して全体を円筒状に連結するためのスライド固定部材における変形例1〜8を示す説明図である。
図示するように、取付部材係止具A及びスライド固定部材B、これらに接合される棚板接合用金具Cは種々の組み合せパターンが可能である。変形例1は棚板接合用金具を設けることなく直接棚板に接合する場合を示している。変形例2は取付部材係止具A及びスライド固定部材Bの両者に棚板接合用金具Cを設けてその隅部で隣接する棚板同士を接合する場合を示している。変形例3は2本の金具をそれぞれ取付部材係止具A及びスライド固定部材Bに連結した例を示している。変形例4は棚板の辺部で両棚板を接合する場合の配置を示している。変形例5〜8はそれぞれ異なる棚板接合用金具Cを取付部材係止具A及びスライド固定部材Bに配置した各バリエーションの例を示しており、変形例7、変形例8では棚板接合用金具Cに矩形状や円形状の孔部を設け、ここに棚板の凸部等が必要に応じて係止できるようにしている。
実施の形態1の取付部材の固定構造10は以上のように構成されるので、棚板13の順によらず支柱12の所要箇所に容易に棚板を設定することができる。また、棚板13の四隅や辺部などに取付部材係止具16をボルトなどの接合手段で取り付けてその位置を容易に調整することができ、棚板13を支柱12に工具などを用いることなく安定的かつ迅速に配置できる。
(実施の形態2)
図6〜図10は実施の形態2の取付部材の固定構造の組み立て方法を示す斜視図である。
図10の最終組み立て図に示されるように実施の形態2の取付部材の固定構造20は、取付部材係止具16の上端側にリング状カバー部21が装着されている点と、取付部材係止具16にアングル状の棚板又はアングル係止金具22が取り付けられる点とで、前記実施の形態1のものと異なっている。なお、その他の構成は同様であるので、これらについては同一の符号を付してその説明を省略する。
図11は実施の形態2の取付部材の固定構造を有した物品収納ケースが配置されるワンボックスカーの平面図及び正面図である。
図11に示すように実施の形態2の取付部材の固定構造20は、ワンボックスカー23の後部に搭載される工具整理棚などの物品収納ケース24に適用され、その棚板25の辺部や隅部に取付部材係止具16が装着されて用いられるようになっている。
物品収納ケース24はその四隅などの支柱12上部及び/又は下部に上下に伸縮するねじ構造などを備えた突張材26が配置されている。ワンボックスカー23に物品収納ケース24を固定配置する際には、この突張部材26の軸を回転させて先端側に伸長させて、その先端をワンボックスカー23の天井部に固定金具27を介して取り付けられ略三角形状に形成された受具28に当接させて突っ張るようにして全体を固定するようにしている。なお、ワンボックスカー23には固定された物品収納ケース24の棚板25などに自在に出し入れされ、前記取付部材の固定構造20を有して組み立てられた小物品収納ケース29が配置されている。
リング状カバー部21は、比較的軟質の合成樹脂からなり、そのリング状の一部が分断された切れ目21aを備え、この切れ目21aを手で押し広げることにより、支柱12の側面側から挿入して嵌め込めるようにしている。なお、リング状カバー部21には外周側に突出した把持部21bが必要に応じて形成され、リング状カバー部21を取付部材係止具16及びスライド固定部材17の上端に装着したり、取り外したりする際にその作業を容易にできるようにしている。
アングル係止金具22は、複数の金属パイプやプラスチックパイプを組み合せて形成させることのできる剛性と軽量性を備えた構造部材であり、取付部材係止具16の側面部に溶接などの結合手段で結合され、棚板の隅部や辺部に取り付けられるようにしている。
図12〜図15はそれぞれ、取付部材係止具16、スライド固定部材17、及びアングル係止金具22との可能な組み合せを有した変形例A〜Dの斜視図及びその平面図である。
図12の変形例Aにおいてはアングル係止金具22の開き角度が180度より大きく形成され、図13〜図15の変形例B〜Dでは約90度にして取付部材係止具16への取り付け位置や角度をそれぞれ異ならせたり、あるいは、取付部材係止具16とスライド固定部材17とにおける溝部とスライド係止部との雄雌の嵌合形態を逆に形成させたりした例などを示しており、これらを必要に応じて組み合せて全体の取付部材の固定構造を構成することができる。
以下、取付部材の固定構造20の組み立て方法について図面を参照しながら説明する。まず、図6、図7に示すように支柱12の高さ方向の所定位置に複数凸設又は凹設された円形状の係合部12aにブッシュ部材15、15aの嵌合部14を嵌め込むように装着して位置決めする。次に、図8に示すように取付部材係止具16の開口部側を支柱12に押し入れて、ブッシュ部材15、15aの真上側から支柱12に沿って下方に移動させブッシュ部材15、15a外周囲のテーパ面と、取付部材係止具16のテーパ面とを当接させる。
こうして、仮止めされた取付部材係止具16の開口部に形成されたスライド係止部16bにスライド固定部材17の溝部17aなどを上下にスライドさせ嵌合するとともに、リング状カバー部21の切れ目21aを開口させて支柱12に押し入れ、これを取付部材係止具16とスライド固定部材17上部に装着する(図9)。
以上のようにして、図10に示すように取付部材の固定構造20により支持されたアングル状などの棚板25を有した物品収納ケース24をワンボックスカー23などに設定することができる。
実施の形態2の取付部材の固定構造20は、取付部材係止具16にスライドして装着されるスライド固定部材17及び取付部材係止具17の上端部を覆うリング状カバー部21を備えるので、埃や塵などが付着しにくく、掃除などを容易にできるとともに、カラフルなリング状カバー部を装着することで、ワンボックスカー23などの自動車に搭載される物品収納ケース24や店舗の陳列棚などにカラフルで斬新なデザイン性を付与することができる。また、リング状カバー部21には切れ目21aと把持部21bとを有するので、その装着や取り外しを容易にして取り扱い性にも優れた取付部材の固定構造を提供することができる。
(実施の形態3)
図16は実施の形態3の取付部材の固定構造を備えた物品収納ケースの要部拡大斜視図である。
図16に示されるように実施の形態3の取付部材の固定構造30は、店舗や家屋、工場、ワンボックスカーに配置される物品収納ケースの支柱に壁状に係合支持されるメッシュ状やフレーム状、多孔板状などに形成された側面板(取付部材)31の高さ位置の異なる複数箇所に適用することができ、その構造強度を高めるとともに、デザイン性や収納の安全性にも優れている。
なお、側面板31が係止される取付部材係止具16や、支柱12の高さ方向の所定位置に設けられた係合部12a、係合部12aに嵌合する嵌合部を備え支柱12に左右水平方向に分割可能に装着されその外周にテーパ面が形成された半割円筒状のブッシュ部材15、取付部材係止具16にその両端がスライドして装着される分割円筒状のスライド固定部材17などの構成は前記実施の形態1のものと同様であるので、これらについては同一の符号を付してその説明は省略する。
本実施の形態3の取付部材の固定構造30は前記実施の形態1や実施の形態2の取付部材の固定構造10、20のものと適宜組み合わせて、店舗や家屋、工場、ワンボックスカーに配置される物品収納ケースなどの支柱に適用することができ、これによって多様な形態の物品収納ケースにおける組み立ての利便性や汎用性をさらに高めることができる。
本発明は、店舗のディスプレイや、家庭や工場の整理棚、車に搭載される工具保持棚などの物品収納ケースに適用される取付部材の固定構造の分野に利用でき、棚板や側面板などの取付部材を支柱の所要箇所に容易に設定することができ、組み立て作業性と耐久性に優れた取付部材の固定構造を提供できる。
実施の形態1の取付部材の固定構造が適用される物品収納ケースの斜視図である。 取付部材の固定構造の側面断面図である。 取付部材の固定構造の平面断面図である。 取付部材の固定構造の設定方法を示す分解斜視図である。 取付部材係止具及びスライド固定部材における変形例の説明図である。 実施の形態2の取付部材の固定構造の分解斜視図Aである。 実施の形態2の取付部材の固定構造の分解斜視図Bである。 実施の形態2の取付部材の固定構造の分解斜視図Cである。 実施の形態2の取付部材の固定構造の分解斜視図Dである。 実施の形態2の取付部材の固定構造の分解斜視図Eである。 ワンボックスカーの後部に搭載される物品収納ケースの説明図である。 取付部材係止具の可能な組み合せを有した変形例Aの説明図である。 取付部材係止具の可能な組み合せを有した変形例Bの説明図である。 取付部材係止具の可能な組み合せを有した変形例Cの説明図である。 取付部材係止具の可能な組み合せを有した変形例Dの説明図である。 実施の形態3の取付部材の固定構造を備えた物品収納ケースの要部拡大斜視図である。
符号の説明
10 実施の形態1の取付部材の固定構造
11 物品収納ケース
12 支柱
12a 係合部
13 棚板
14 嵌合部
15、15a ブッシュ部材
16 取付部材係止具
16a L字状金具
16b スライド係止部
17 スライド固定部材
17a 溝部
20 実施の形態2の取付部材の固定構造
21 リング状カバー部
21a 切れ目
21b 把持部
22 アングル係止金具
23 ワンボックスカー
24 物品収納ケース(工具棚)
25 棚板(取付部材)
26 突張部材
27 固定金具
28 受具
29 小物品収納ケース
30 実施の形態3の取付部材の固定構造
31 側面板(取付部材)

Claims (2)

  1. 店舗や家屋、工場、ワンボックスカーに配置される物品収納ケースの支柱に係合支持される棚板や側面板などの取付部材の固定構造であって、
    前記支柱の高さ方向の所定位置に設けられた係合部と、前記係合部に嵌合する嵌合部を備え前記支柱に左右水平方向に分割可能に装着されその外周にテーパ面が形成された半割円筒状のブッシュ部材と、前記ブッシュ部材のテーパ面に当接するテーパ面を内周に備えその両先端が湾曲して略C字状に形成されその基部側が前記取付部材に固定される取付部材係止具と、前記取付部材係止具の開口した先端側のスライド係止部にその両端がスライドして装着される分割円筒状のスライド固定部材と、を有することを特徴とする取付部材の固定構造。
  2. 前記取付部材係止具に装着されるスライド固定部材及び取付部材係止具の上端部を覆うリング状カバー部を備えたことを特徴とする請求項1記載の取付部材の固定構造。
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