JP2005094065A - 携帯情報機器及び操作機能制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 操作感を悪化させることなくAF機能を搭載することのできる携帯情報機器を提供する。
【解決手段】 携帯電話1の本体部の前面には、カメラキー104、メールキー105、十字キー106、決定キー107、アドレスキー108、ネット接続キー109等が設けられている。ネット接続キー109は、外部のネットワーク接続用の操作キーである。しかし、カメラモードの状態においてネット接続キー109の操作が検出された場合には、「AFロック」する。すなわち、AFドライバを制御して撮像レンズを合焦させ、合焦した時点でAFドライバを停止させて撮像レンズを固定する。これにより、撮像レンズは合焦した状態に維持される。したがって、通信モードにおいては外部のネットワーク接続用の操作キーとして機能していたネット接続キー109は、カメラモードにおいてはAFロックさせるキーとして機能することとなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、カメラ付き携帯電話等、通信機能と撮影機能とを併有する携帯情報機器に関する。
近年、例えば携帯電話等の携帯情報機器においては、電話やネットワーク接続等の通信機能と、デジタルカメラ機能とを併有するものが出現するに至っている。携帯情報機器においては、操作性の観点からキーのサイズを極度に小さくすることは好ましくなく、キーのサイズの下限には自ずと限界がある。その一方で、携帯性の観点からは装置本体のサイズを小さくすることが要求されることから、機器に配置可能なキーの数も自ずと制限される。そこで、テンキー等の特定のキーに複数の機能を割り付け、設定モードの切り替えにより当該キーの機能を変化させることが考えられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−67120号公報
ところで、デジタルカメラにおいては、シャッターが半押しされると、AF(Auto Focus)ドライバを制御して撮像レンズを合焦させ、合焦した時点で撮像レンズを固定する、いわゆる「AFロック」を実行し、シャッターが全押しされると画像を取り込んで撮影を行う「AF機能」を有するものがある。そして、通信機能とデジタルカメラ機能とを併有する携帯情報機器においても、上記「AF機能」の搭載が望まれている。
しかしながら、上記カメラ付き携帯電話の場合、デジタルカメラ機能は付加的なものであることから、その他のアプリケーションソフトと同様に決定キーの操作検出をシャッターキーの操作検出に置き換えるケースが一般的であり、半押し/全押しを判断するシャッター操作検出用のキー構造を新たに備えることはユーザの操作感が悪化してしまうという問題点が予想されている。
本発明は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、操作感を悪化させることなくAF機能を搭載することのできる携帯情報機器及び操作機能制御プログラムを提供することを目的とするものである。
前記課題を解決するために請求項1記載の発明に係る携帯情報機器にあっては、外部と通信する通信手段と、被写体を撮影する撮影手段とを併有する携帯情報機器であって、前記通信手段を制御するために設けられた通信用操作手段と、前記通信手段を動作させる第1のモードと前記撮影手段を動作させる第2のモードとを選択的に設定するモード設定手段と、このモード設定手段により前記第2のモードが設定されている場合、前記通信用操作手段の操作に応答して、前記撮影手段の合焦動作を制御する制御手段とを有する。
すなわち、通信手段と撮影手段とを併有する携帯情報機器においては、通信手段を動作させる機会の方が撮影手段を動作させる機会よりも遙かに多い。したがって、通信手段を制御するために設けられた通信用操作手段に対する操作頻度は高いことから、通信用操作手は一般に親指操作が容易な箇所に配置され、かつ、操作頻度が高いことによりユーザはその操作に違和感なく慣れる。そこで、本発明においてはこの点に着目し、第2のモードが設定されている場合、通信用操作手段の操作に応答して、撮影手段の合焦動作を制御する。したがって、撮影手段の合焦動作を制御する際には、一般に親指操作が容易な箇所に配置され、かつ、ユーザがその操作に違和感なく慣れている通信用操作手段を操作すればよい。これにより操作感を悪化させることなく、携帯情報機器にAF機能を搭載することができる。
また、請求項2記載の発明に係る携帯情報機器にあっては、前記制御手段は、前記撮影手段が有する光学系を駆動して合焦動作を制御するとともに、合焦後に前記光学系を固定する手段を含む。したがって、AF機能を備えたカメラに設けられているシャッターキーを半押しする操作に代わって、通信用操作手段を操作することにより、同様にオートフォーカスロック制御が実行される。
また、請求項3記載の発明に係る携帯情報機器にあっては、前記制御手段は、合焦後に前記光学系を固定した後、前記通信用操作手段が再度操作された場合、これに応答して前記光学系の固定を解除する手段を含む。したがって、前記通信用操作手段にオートフォーカスロック制御機能とフォーカスロック解除とを付与することができる。
また、請求項4記載の発明に係る携帯情報機器にあっては、前記制御手段は、前記通信用操作手段が第1の操作態様で操作された場合、前記撮影手段が有する光学系を駆動して合焦動作を制御するとともに、合焦後に前記光学系を固定する第1の合焦制御手段と、前記通信用操作手段が前記第1の操作態様とは異なる第2の操作態様で操作された場合、これに応答して前記光学系の固定を解除した後、再度前記光学系を駆動して合焦動作を制御して固定する第2の合焦制御手段とを含む。したがって、通信用操作手段に対する最初の操作によりオートフォーカスロック制御を行った後、再度の操作により再度のオートフォーカスロック制御を行うことができる。
また、請求項5記載の発明に係る携帯情報機器にあっては、前記第2のモードにおける前記通信用操作手段の操作の有効又は無効を設定する設定手段を更に備え、前記制御手段は、前記設定手段により通信用操作手段の操作が有効と設定されている場合に、前記各制御を実行する。したがって、カメラモードにおいて前述した通信用操作手段の操作に応じた制御を実行させるか否かをユーザが自由に選択することができる。
また、請求項6記載の発明に係る携帯情報機器にあっては、前記第2のモードにおける撮影条件を設定する撮影条件設定手段を更に備え、前記制御手段は、前記撮影条件設定手段により設定された撮影条件において、前記各制御を実行する。したがって、第2のモードにおいて設定された撮影条件において、オートフォーカスロック制御等を行うことができる。
また、請求項7記載の発明係る操作機能制御プログラムにあっては、外部と通信する通信手段と、被写体を撮影する撮影手段とを併有するとともに、前記通信手段を制御するために通信用操作手段が設けられた携帯情報機器が有するコンピュータを、前記通信手段を動作させる第1のモードと前記撮影手段を動作させる第2のモードとを選択的に設定するモード設定手段と、このモード設定手段により前記第2のモードが設定されている場合、前記通信用操作手段の操作に応答して、前記撮影手段の合焦動作を制御する制御手段として機能させる。したがって、前記コンピュータがこのプログラムに従って処理を実行することにより、請求項1記載の発明と同様の作用効果を奏する。
以上説明したように請求項1及び7記載の発明によれば、通信手段と撮影手段とを併有する携帯情報機器においては、通信手段を動作させる機会の方が撮影手段を動作させる機会よりも遙かに多く、通信手段を制御するために設けられた通信用操作手段に対する操作頻度は高いことから、通信用操作手は一般に親指操作が容易な箇所に配置され、かつ、操作頻度が高いことによりユーザはその操作に違和感なく慣れることができる。したがって、撮影手段の合焦動作を制御する際には、一般に親指操作が容易な箇所に配置され、かつ、ユーザがその操作に違和感なく慣れている通信用操作手段を操作すればよいく、これにより操作感を悪化させることなく、携帯情報機器にAF機能を搭載することができる。
以下、本発明を携帯電話に適用した実施の形態を図に従って説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の各実施の形態に共通する携帯電話1の外観図(開状態:正面図及び背面図)であり、携帯電話1は、蓋部と本体部とからなる二つ折りの構造である。アンテナ103は、本体部の背面に設けられており、伸縮自在となっている。スピーカ101は、蓋部の前面側に設けられており、音声出力を行う。メイン表示部102は、QVGAカラー液晶であり、蓋部の前面略中央部に配置されている。
本体部の前面には、カメラキー104、メールキー105、十字キー106、決定キー107、アドレスキー108、ネット接続キー109、クリアキー110、オンフックキー111とオフフックキー112、テンキー113が設けられている。これらのキーにおいて、十字キー106、決定キー107、アドレスキー108、ネット接続キー109は、この携帯電話1を右手で握持した場合、当該右手の親指で操作可能な位置に配置されている。
また、カメラキー104は、着信待受け状態からカメラモード(第2のモード)への移行時及び撮像部の起動させる際に操作されるとともに、カメラ−ムービー切替に使用される。 メールキー105は、メールモード移行時及びメールプログラムロード時に操作されるキーである。十字キー106は、カーソル移動時に操作され、カメラモード時には、左右方向は露出補正、上下方向はズーム調整として機能する。決定キー107は各種モードの決定時に操作され、カメラモード時にはシャッターキーとして機能する。
アドレスキー108は、アドレス帳データを表示する際に操作されるキーである。ネット接続キー109は、外部のネットワーク接続用の操作キーであるとともに、カメラモードの状態においては後述するようにAF(Auto Focus)ロックさせる際、あるいはAFロックを解除する際等に操作されるキーとなる。クリアキー110は、キャンセル指示用のキーであり、テンキー113は、文字入力及びダイアル入力用として使用される。
マイク114は、本体部の下部に設けられており、通話時において音声入力を行う。
また、蓋部の背面には、録音用マイク115、カラー液晶からなるサブ表示部116、着信の際、発光する報知用LED117、光学系としての撮像レンズ118、及びフラッシュ用LED119が配置されている。また、本体部の裏面には報知用スピーカ120が配置されている。この報知用スピーカ120は、着信などを報知するものであり、蓋部を本体部に閉じた状態でも報知音が聞こえるように、本体部の裏面に配置されている。
図2は、携帯電話1の構成を示すブロック図である。無線部121は、アンテナ103に接続されており、QPSK方式に基づく変復調と、CDMA方式に基づく端末認証処理を含む通信処理を行う。制御部122は、当該機器を制御するとともにWWW接続制御を行うものであって、通信データ処理部1221、システムROM1222及びオーディオインターフェース1223、及び、内蔵クロック(不図示)に基づき現在時刻を計時するための時刻計時部1224を有している。通信データ処理部1221は、CLEP系音声復号符号化処理回路、パケットデータ生成回路、及びパケットデータ復元回路を含み、通信プロトコルに沿ったデータ処理を行う。システムROM1222には、OSのような基本システムが格納される。オーディオインターフェース1223は、通信データ処理部1221で処理される音声信号の入出力を行うものであって、前記スピーカ101、マイク114及び録音用マイク115が接続されている。なお、入力部は、前記カメラキー104〜テンキー113で構成される。
アドレス・データバス処理部123は、制御部122と周辺回路(破線枠内の回路)とのデータの入出力タイミング等を制御・管理するものである。RAM124は、アドレス帳データやメールデータ等、機器内で生成される各種データを記憶する。プログラムROM(NOR Flash)125は、各種アプリケーションプログラム等を格納し、特に本実施の形態においては、DSP129にてデジタル化された画像データに対し圧縮符号化処理を施すためのプログラムを含むカメラアプリケーションを記憶する。音源IC126は、報知音の波形を記憶するともに出力するものであって、アンプ127は音源IC126からの出力を増幅し、前記報知用スピーカ120はこれを再生する。
表示モジュール系ドライバ128は、前記メイン表示部102、サブ表示部116、報知用LED117、及びフラッシュ用LED119を駆動するものである。撮像デバイス130は、前記撮像レンズ118により絞り132を介して被写体像が結像されるCCD等からなり、DSP129は、この撮像デバイス130からの画像信号をデジタル信号化処理するものである。また、撮像レンズ118はオートフォーカス制御用のステップモータ等からなる駆動機構(図示せず)に保持されている。そして、制御部122からのコントラスト検出方式のパッシブAFに基づく制御信号に応じて、AFドライバ131が出力する駆動信号が駆動機構に供給されることにより、撮像レンズ118を光軸上の前後に移動して合焦動作を行うように構成されている。なお、絞り132はパンフォーカスが可能な絞り値が設定された固定式である。
図3は、プログラムROM125のメモリエリアの構成を示す概念図である。プログラムROM125は、ソフトウェアプログラム格納領域1251及びその他の格納領域1252とを有している。ソフトウェアプログラム格納領域1251には、本実施の形態の特徴であるカメラアプリケーションが格納されており、その他の格納領域1252にはその他のアプリケーションが格納されている。
図4は、前記RAM124のメモリエリアの構成を示す概念図である。RAM124は、アドレス帳記憶領域1241、メールデータ記憶領域1242、画像メモリ1243、及びその他のワーク領域1244からなる。アドレス帳記憶領域1241は、氏名、電話番号、メールアドレス等を1レコードとして複数記憶する。メールデータ記憶領域1242には、メールソフトウェアを使用して作成されたメールデータや、受信したメールデータを格納する。画像メモリ1243は、撮影された画像の画像ファイルを格納する。その他のワーク領域1244は、ワークメモリとして各種データ格納する。
次に、以上の構成に係る携帯電話1の動作について説明する。着信待受け状態においては、この携帯電話1は一般的な携帯電話と同様に機能する。つまり、前述のように、メールキー105は、メールモード移行時及びメールプログラムロード時に操作されるキーとして機能し、アドレスキー108は、アドレス帳データを表示する際に操作されるキーとして機能し、ネット接続キー109は、外部のネットワーク接続用の操作キーとして機能する。
そして、ユーザが携帯電話1をカメラとして使用すべく、カメラキー104をワンタッチ操作すると、制御部122は、このカメラキー104の操作に応答してカメラモードに移行し、ソフトウェアプログラム格納領域1251に記憶されるカメラアプリケーションをロードする。また、このカメラモードへの移行に伴って、制御部122は、オートフォーカス(以下「AF」と称する)で撮像レンズ118により撮像デバイス130上に結像された被写体像をメイン表示部102にモニター表示させる。そして、メイン表示部102に被写体像を表示させつつ、プログラムROM125に格納されているプログラムに基づき、図5のフローチャートに示すように処理を実行する。
まず、ネット接続キー109の操作が検出されたか否かを判断する(ステップS101)。ネット接続キー109の操作が検出されなかった場合には、更に決定キー107が操作されたか否かを判断する(ステップS102)。そして、カメラモードにおいて、ネット接続キー109が操作されずに決定キー107が操作された場合には、その状態で撮影を行う(ステップS103)。
つまり、決定キー107が押下されると撮像レンズ118により撮像デバイス130上に結像されている被写体の画像を取り込む。更に、DSP129を制御してデジタル信号化処理を施し、更にカメラアプリケーションにて圧縮符号化処理して画像ファイルを生成し、撮影日時をファイル名として、この画像ファイルを画像メモリ1243に記憶させる。
他方、ステップS101での判断の結果、カメラモードにおいて右手でこの携帯電話1を握持しているユーザが該右手の親指でネット接続キー109を操作し、これが検出されると(ステップS101;YES)、AFドライバ131を制御して、フォーカスエリア内にある被写体に撮像レンズ118を合焦させ、合焦した時点で撮像レンズ118を固定する「AFロック」を実行する(ステップS104)。これにより、撮像レンズ118は合焦した状態に維持される。そして、決定キー107の操作が検出されたか否かを判断する(ステップS105)。決定キー107の操作が検出されない場合には、再度ネット接続キー109の操作が検出された否かを判断し(ステップS106)、何れかのキー107、109の操作が検出されるまで、ステップS105→S106→S105のループを繰り返して、「AFロック」状態を継続する。そして、再度ネット接続キー109の操作が検出された場合には(ステップS106;YES)、上記の「AFロック」を解除して(ステップS107)、ステップS101からの処理を再度実行する。したがって、カメラモードにおいてネット接続キー109を操作して「AFロック」の状態にしても、再度ネット接続キー109を操作することにより、これを解除させフォーカスリリースの状態に戻すことができる。
したがって、外部のネットワーク接続用の操作キーとして機能していたネット接続キー109は、カメラモードにおいては「AFロック」の設定/解除のためのキーとして機能することとなる。
また、ステップS104の処理により「AFロック」の状態で、決定キー107の操作が検出された場合には(ステップS105;YES)、撮影処理を実行する(ステップS108)。すなわち、前述と同様に、撮像レンズ118により撮像デバイス130上に結像されている被写体の画像を取り込み、画像ファイルを生成し、撮影日時をファイル名として、画像ファイルを画像メモリ1243に記憶させる。このとき、予め実行されたステップS104での処理より、撮像レンズ118は合焦位置に固定されていることから、ピントの合った画像の画像ファイルを画像メモリ1243に記憶させることができる。
(第2の実施の形態)
図6は、本発明の第2の実施の形態における処理手順を示すフローチャートである。前述したように、カメラモードへの移行に伴って、制御部122は、AFで撮像レンズ118により撮像デバイス130上に結像された被写体像をメイン表示部102にモニター表示させる。そして、メイン表示部102に被写体像を表示させつつ、プログラムROM125に格納されているプログラムに基づき、図6のフローチャートに示すように処理を実行する。
まず、ネット接続キー109の短押し操作(第1の操作態様)が検出されたか否かを判断する(ステップS201)。ここで、短押し操作とは、後述するステップS205の長押し操作(第2の操作態様)よりも短い所定時間ネット接続キー109が押下されたことを意味する。ネット接続キー109の短押し操作が検出されなかった場合には、更に決定キー107が操作されたか否かを判断する(ステップS202)。そして、カメラモードにおいて、ネット接続キー109が短押し操作されずに、決定キー107が操作された場合には、前述のステップS103と同様に撮影を行う(ステップS203)。
他方、ステップS201での判断の結果、カメラモードにおいてネット接続キー109の短押し操作が検出された場合には(ステップS201;YES)、「AFロック」を行う(ステップS204)。すなわち、AFドライバ131を制御して、フォーカスエリア内にある被写体に撮像レンズ118を合焦させ、合焦した時点でAFドライバ131を停止させて撮像レンズ118を固定する。これにより、撮像レンズ118は合焦した状態に維持される。
しかる後に、ネット接続キー109の長押し操作が検出されたか否かを判断する(ステップS205)。ネット接続キー109の長押し操作が検出されない場合には、決定キー107の操作が検出されたか否かを判断する(ステップS207)。決定キー107の操作が検出されない場合には、再度ネット接続キー109の短押し操作が検出された否かを判断し(ステップS208)、ネット接続キー109の長押し又短押し、若しくは決定キー107の操作が検出されるまで、ステップS205→S207→S208→S205のループを繰り返して、「AFロック」状態を継続する。
この状態において、ネット接続キー109の長押しが検出されると(ステップS205;YES)、その時点でフォーカスエリア内にある被写体に対して再度フォーカスを引き込み、「AFロック」を行う(ステップS206)。すなわち、ネット接続キー109が長押し操作された場合には、ステップS204で「AFロック」させた状態から、AF動作を再開してAFドライバ131を制御し撮像レンズ118を合焦させ、合焦した時点でAFドライバ131を停止させて撮像レンズ118を固定する。したがって、本実施の形態においては、ネット接続キー109を長押し操作することにより、AFを解除せずに再度AF動作させて、更にピント調整を行うことができる。
しかし、ネット接続キー109の短押し操作が検出された場合には(ステップS208;YES)、「AFロック」を解除して(ステップS209)、ステップS201からの処理を再度実行する。したがって、カメラモードにおいてネット接続キー109を短押し操作して「AFロック」状態にした後、再度ネット接続キー109を短押し操作することにより、「AFロック」を解除してフォーカスリリースの状態に戻すことができる。
したがって、通信モードにおいては外部のネットワーク接続用の操作キーとして機能していたネット接続キー109は、カメラモードにおいては「AFロック」の設定、AF再起動、更には「AFロック」の解除キーとして機能することとなる。
また、ステップS204の処理により「AFロック」にある状態で、あるいはステップS206での処理のより再度AFがなされた後、決定キー107の操作が検出された場合には(ステップS207;YES)、撮影処理を実行する(ステップS210)。すなわち、撮像レンズ118により撮像デバイス130上に結像されている被写体の画像を取り込み、画像ファイルを生成し、撮影日時をファイル名として、画像ファイルを画像メモリ1243に記憶させる。このとき、予め実行されたステップS204あるいはステップS206での処理より、撮像レンズ118は合焦位置に固定されていることから、ピントの合った画像の画像ファイルを画像メモリ1243に記憶させることができる。
(第3の実施の形態)
図7は、本発明の第3の実施の形態における処理手順を示すフローチャートである。前述したように、カメラモードへの移行に伴って、制御部122は、AFで撮像レンズ118により撮像デバイス130上に結像された被写体像をメイン表示部102にモニター表示させる。そして、メイン表示部102に被写体像を表示させつつ、プログラムROM125に格納されているプログラムに基づき、図7のフローチャートに示すように処理を実行する。
まず、このカメラモードにおいてネット接続キー109の操作を有効とする設定が予めなされている否かを判断する(ステップS301)。このネット接続キー109の操作を有効するための設定は、いずかのキー例えばメールキー105が操作されることにより設定されるものとしてもよいし、メイン表示部102にメニュー画面を表示して、メニュー画面から選択することにより、設定されるものとしてもよい。
そして、ネット接続キー109の操作を有効するための設定がなされていない場合には(ステップS301;NO)、パンフォーカス(常焦点)を設定する(ステップS302)。これにより、AFドライバ131は撮像レンズ118を駆動して、該撮像レンズ118を光軸上の所定パンフォーカス位置に固定する。引き続き、決定キー107の操作が検出されたか否かを判断し(ステップS302)、検出された場合に撮影処理を実行する。したがって、ネット接続キー109の操作が無効にされている場合には、パンフォーカスで撮影がなされることとなる。他方、ネット接続キー109の操作が有効とされている場合には(ステップS301;YES)、ステップS305〜ステップS314において、前述した第2の実施の形態で説明したステップS201〜ステップS210と同様の処理を実行する。
したがって、本実施の形態においては、ネット接続キー109の操作を無効としておくことにより、簡易なパンフォーカスで撮影を行うことができ、また、有効としておくことにより、前述の第2の実施の形態で説明したようにAF動作させつつ、撮影を行うことができる。
(第4の実施の形態)
図8〜10は、本発明の第4の実施の形態における処理手順を示すフローチャートである。前述したように、カメラモードへの移行に伴って、制御部122は、AFで撮像レンズ118により撮像デバイス130上に結像された被写体像をメイン表示部102にモニター表示させる。そして、メイン表示部102に被写体像を表示させつつ、プログラムROM125に格納されているプログラムに基づき、図8のフローチャートに示すように処理を実行する。
まず、このカメラモードにおいて、マクロモードと通常モードのいずれが設定されているかを判断する。(ステップS401)。マクロモードと通常モードとの切り替えは、デフォルトでは通常モードで、いずかのキー例えばアドレスキー108が操作される都度、モードが切り替わるものとしてもよいし、メイン表示部102にメニュー画面を表示して、メニュー画面から選択することにより、設定されるものとしてもよい。そして、通常モードが設定されている場合には通常時処理を実行し(ステップS402)、マクロモードが設定されている場合にはマクロ時処理を実行する(ステップS403)。
通常時処理(ステップS402)は、図9に示すフローチャートに従って実行される。すなわち、ネット接続キー109の短押し操作が検出されたか否かを判断する(ステップS501)。ネット接続キー109の短押し操作が検出されなかった場合には、更に決定キー107が操作されたか否かを判断する(ステップS502)。そして、通常モードにおいてネット接続キー109が短押し操作されずに、決定キー107が操作された場合には、前述のステップS103と同様に、通常範囲で撮影を行う(ステップS503)。
他方、ステップS501での判断の結果、通常モードにおいてネット接続キー109の短押し操作が検出された場合には(ステップS501;YES)、通常範囲で引き込み処理を行い「AFロック」を行う(ステップS504)。すなわち、AFドライバ131を制御して撮像レンズ118により通常範囲のフォーカスエリア内に存在する被写体に合焦させ、合焦した時点でAFドライバ131を停止させて撮像レンズ118を固定する。これにより、撮像レンズ118は通常範囲の画像を合焦した状態に維持される。
しかる後に、ネット接続キー109の長押し操作が検出されたか否かを判断する(ステップS505)。ネット接続キー109の長押し操作が検出されない場合には、決定キー107の操作が検出されたか否かを判断する(ステップS507)。決定キー107の操作が検出されない場合には、再度ネット接続キー109の短押し操作が検出された否かを判断し(ステップS505)、ネット接続キー109の長押し又短押し、若しくは決定キー107の操作が検出されるまで、ステップS505→S507→S508→S505のループを繰り返して、「AFロック」状態を継続する。
ネット接続キー109の長押しが検出されると(ステップS505;YES)、その時点で通常範囲のフォーカスエリア内にある被写体に対して再度フォーカスを引き込み、「AFロック」を行う(ステップS506)。すなわち、ネット接続キー109が長押し操作された場合には、ステップS504で「AFロック」させた状態から、AFドライバ131を制御して、通常範囲のフォーカスエリア内にある被写体に撮像レンズ118を合焦させ、合焦した時点でAFドライバ131を停止させて撮像レンズ118を固定する。したがって、本実施の形態においても、ネット接続キー109を長押し操作することにより、AFを解除せずにAF動作させて、更に通常範囲内の画像のピント調整を行うことができる。
しかし、再度ネット接続キー109の短押し操作が検出された場合には(ステップS508;YES)、「AFロック」を解除して(ステップS509)、ステップS501からの処理を再度実行する。したがって、通常モードにおいてネット接続キー109を短押し操作して「AFロック」状態にした後、ネット接続キー109を長押し操作することにより、AF解除せずに再度AF動作させることができ、更に再度ネット接続キー109を操作することにより、「AFロック」を解除してフォーカスリリースの状態に戻すこともできる。
したがって、通信モードにおいては外部のネットワーク接続用の操作キーとして機能していたネット接続キー109は、カメラモードにおいては「AFロック」、AF再起動、更には「AFロック」の解除キーとして機能することとなる。
また、ステップS504の処理により「AFロック」にある状態で、あるいはステップS506での処理のより再度AFがなされた後、決定キー107の操作が検出された場合には(ステップS507;YES)、撮影処理を実行する(ステップS510)。すなわち、撮像レンズ118により撮像デバイス130上に結像されている被写体の画像を取り込み、画像ファイルを生成し、撮影日時をファイル名として、画像ファイルを画像メモリ1243に記憶させる。このとき、予め実行されたステップS504あるいはステップS506での処理より、撮像レンズ118は合焦位置に固定されていることから、ピントの合った通常範囲からなる画像の画像ファイルを画像メモリ1243に記憶させることができる。
一方、前記マクロ時処理(ステップS403)は、図10に示すフローチャートに従って実行される。このフローチャートのステップS601〜S610の処理は、前述した図9のステップS501〜S510の処理とほぼ同様であるが、ステップS603において撮影を行う際には、前述のステップS503とは異なり、マクロ撮影で行う(ステップS603)。
一方、ステップS604で「AFロック」を行う際にも前述のステップS504とは異なり、引き込み範囲をマクロ撮影用のフォーカスエリア内で行い、同様に、ステップS606においても、その時点でマクロ撮影用のフォーカスエリア内にある被写体に対して再度フォーカスを引き込み、「AFロック」を行う。
そして、ステップS604の処理により「AFロック」にある状態で、あるいはステップS606での処理により再度「AFロック」がなされた後、決定キー107の操作が検出された場合には(ステップS607;YES)、撮影処理を実行する(ステップS510)。このとき、予め実行されたステップS604あるいはステップS606での処理より、撮像レンズ118は合焦位置に固定されていることから、ピントの合ったマクロ範囲からなる画像の画像ファイルを画像メモリ1243に記憶させることができる。
なお、本実施の形態においては、本発明を携帯電話に適用した場合を示したが、これに限ることなく、PDA、デジタルカメラ、携帯型ゲーム機等通信機能と撮影機能とを併有するの比較的小型の他の機器に適用し得ることは勿論である。
(a)は本実施の形態における携帯電話の正面図、(b)は背面図である。 携帯電話の構成を示すブロック図である。 プログラムROMのメモリエリアの構成を示す概念図である。 RAMのメモリエリアの構成を示す概念図である。 本発明の第1の実施の形態における処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態における処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態における処理手順を示すフローチャートである。 本発明の第4の実施の形態における処理手順を示すフローチャートである。 図8における通常時処理の処理手順を示すフローチャートである。 図8におけるマクロ時処理の処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話
102 メイン表示部
104 カメラキー
105 メールキー
106 十字キー
107 決定キー
108 アドレスキー
109 ネット接続キー(通信用操作手段)
110 クリアキー
111 オンフックキー
112 オフフックキー
113 テンキー
117 報知用LED
118 撮像レンズ(光学系)
121 無線部
122 制御部(制御手段)
124 RAM
125 プログラムROM
128 表示モジュール系ドライバ
129 DSP
130 撮像デバイス
1221 通信データ処理部
1222 システムROM
1241 アドレス帳記憶領域
1242 メールデータ記憶領域
1243 画像メモリ
1244 ワーク領域

Claims (7)

  1. 外部と通信する通信手段と、被写体を撮影する撮影手段とを併有する携帯情報機器であって、
    前記通信手段を制御するために設けられた通信用操作手段と、
    前記通信手段を動作させる第1のモードと前記撮影手段を動作させる第2のモードとを選択的に設定するモード設定手段と、
    このモード設定手段により前記第2のモードが設定されている場合、前記通信用操作手段の操作に応答して、前記撮影手段の合焦動作を制御する制御手段と
    を有することを特徴とする携帯情報機器。
  2. 前記制御手段は、前記撮影手段が有する光学系を駆動して合焦動作を制御するとともに、合焦後に前記光学系を固定する手段を含むことを特徴とする請求項1記載の携帯情報機器。
  3. 前記制御手段は、合焦後に前記光学系を固定した後、前記通信用操作手段が再度操作された場合、これに応答して前記光学系の固定を解除する手段を含むことを特徴とする請求項2記載の携帯情報機器。
  4. 前記制御手段は、
    前記通信用操作手段が第1の操作態様で操作された場合、前記撮影手段が有する光学系を駆動して合焦動作を制御するとともに、合焦後に前記光学系を固定する第1の合焦制御手段と、
    前記通信用操作手段が前記第1の操作態様とは異なる第2の操作態様で操作された場合、これに応答して前記光学系の固定を解除した後、再度前記光学系を駆動して合焦動作を制御して固定する第2の合焦制御手段と
    を含むことを特徴とする請求項1記載の携帯情報機器。
  5. 前記第2のモードにおける前記通信用操作手段の操作の有効又は無効を設定する設定手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記設定手段により通信用操作手段の操作が有効と設定されている場合に、前記各制御を実行することを特徴とする請求項1から4にいずれか記載の携帯情報機器。
  6. 前記第2のモードにおける撮影条件を設定する撮影条件設定手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記撮影条件設定手段により設定された撮影条件において、前記各制御を実行することを特徴とする請求項1から5にいずれか記載の携帯情報機器。
  7. 外部と通信する通信手段と、被写体を撮影する撮影手段とを併有するとともに、前記通信手段を制御するために通信用操作手段が設けられた携帯情報機器が有するコンピュータを、
    前記通信手段を動作させる第1のモードと前記撮影手段を動作させる第2のモードとを選択的に設定するモード設定手段と、
    このモード設定手段により前記第2のモードが設定されている場合、前記通信用操作手段の操作に応答して、前記撮影手段の合焦動作を制御する制御手段と
    して機能させることを特徴とする操作機能制御プログラム。
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