JP2005093265A - プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】平坦性の良い誘電体層を有することにより、良好な画像表示が可能なPDPおよびその製造方法を実現することを目的とする。
【解決手段】第1誘電体層7は、誘電体層7の前駆体材料を塗布して形成した誘電体前駆体層7aの端部7bに対して、基体を圧接することにより、誘電体前駆体層7aの端部7bを傾斜形状とした後、焼成することで形成する。
このことにより、焼成時の誘電体前駆体層7aの収縮による反り上がりに伴う端部7bでの盛り上がりが抑制され、形成された第1誘電体層7aの端部7bの断面形状は傾斜形状となる。
【選択図】図2
【解決手段】第1誘電体層7は、誘電体層7の前駆体材料を塗布して形成した誘電体前駆体層7aの端部7bに対して、基体を圧接することにより、誘電体前駆体層7aの端部7bを傾斜形状とした後、焼成することで形成する。
このことにより、焼成時の誘電体前駆体層7aの収縮による反り上がりに伴う端部7bでの盛り上がりが抑制され、形成された第1誘電体層7aの端部7bの断面形状は傾斜形状となる。
【選択図】図2
Description
本発明は、表示デバイスに用いられるプラズマディスプレイパネル(PDP)およびその製造方法、製造装置、ならびにその製造に用いる転写フィルムに関するものである。
近年、双方向情報端末として大画面、壁掛けテレビへの期待が高まっている。そして、そのためのディスプレイとして、プラズマディスプレイパネル(PDP)をはじめとして、液晶ディスプレイ(LCD)、フィールドエミッションディスプレイ(FED)、エレクトロルミネッセンスディスプレイ(EL)等のフラットディスプレイパネルが数多く提案されており、一部は市販され、一部は開発中である。これらの中でもPDPは、自発光型で美しい画像表示ができ且つ大画面化が容易であるといった、他にはない特長を持っている。
一般にPDPは、各色の放電セルがマトリックス状に配列された構成であって、AC面放電型PDPでは、前面ガラス基板である第1基板と背面ガラス基板である第2基板とが、隔壁を介して平行に配され、第1基板上には、走査電極と維持電極とからなる表示電極が平行に配設され、その上を覆って誘電体層が形成されている。また、第2基板上には走査電極と直交してアドレス電極が配され、両基板間の、隔壁で仕切られた空間内には、赤、緑、青の蛍光体層が配設され、放電ガスが封入されることによって各色の放電セルが形成された構成となっている。
また、上述のような構成のPDPを駆動する際には、駆動回路により各電極に電圧を印加する。これによって、各放電セル内で放電すると、紫外線が放出され、蛍光体層の蛍光体粒子(赤、緑、青)がこの紫外線を受けて励起発光することによって画像が表示される(例えば、非特許文献1参照)。
内池平樹、御子柴茂生共著、「プラズマディスプレイのすべて」、(株)工業調査会 1997年5月1日刊、p79−p80
内池平樹、御子柴茂生共著、「プラズマディスプレイのすべて」、(株)工業調査会 1997年5月1日刊、p79−p80
上述したような構成のPDPにおいては、誘電体層の形成は、誘電体層となる前駆体材料を塗布することにより誘電体前駆体層を形成した後、これを焼成することにより行われるが、この焼成の際、誘電体前駆体層には収縮が発生し、これにより、誘電体前駆体層の端面が反り上がってしまい、その結果、端部の盛り上がった誘電体層が形成されてしまうという場合が生じる。誘電体層の端部にこのような盛り上がりが存在すると、PDPの構成によっては第1基板と第2基板の間の距離を均一に保つことが困難となる場合が発生するなどの問題が生じる場合がある。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、平坦性の良い誘電体層を有することにより、良好な画像表示が可能なPDPおよびその製造方法を実現することを目的とする。
上記目的を実現するために本発明のプラズマディスプレイパネルは、走査電極と維持電極とからなる表示電極を覆う第1誘電体層と、アドレス電極を覆う第2誘電体層とを有するプラズマディスプレイパネルにおいて、第1誘電体層および/または第2誘電体層の端部の断面形状が傾斜形状を有することを特徴とするものである。
また、上記目的を実現するために本発明のプラズマディスプレイパネルの製造方法は、走査電極と維持電極とからなる表示電極を覆う第1誘電体層と、アドレス電極を覆う第2誘電体層とを有するプラズマディスプレイパネルの製造方法において、第1誘電体層および/または第2誘電体層は、誘電体層の前駆体材料を塗布して形成した誘電体前駆体層の端部に対して、基体を圧接することにより、誘電体前駆体層の端部を傾斜形状とした後、焼成することで形成することを特徴とするものである。
また、上記目的を実現するために本発明のプラズマディスプレイパネルの製造方法は、走査電極と維持電極とからなる表示電極を覆う第1誘電体層と、アドレス電極を覆う第2誘電体層とを有するプラズマディスプレイパネルの製造方法において、第1誘電体層および/または第2誘電体層は、誘電体層の前駆体材料を塗布して形成した誘電体前駆体層の端部を、カッターで傾斜した状態に切断することにより、誘電体前駆体層の端部を傾斜形状とした後、焼成することで形成することを特徴とするものである。
また、上記目的を実現するために本発明の転写フィルムは、プラズマディスプレイパネルの誘電体層の前駆体材料を支持フィルム上に塗布することで誘電体前駆体層を形成した転写フィルムにおいて、誘電体前駆体層の少なくとも一部の端部の断面形状が傾斜形状であることを特徴とするものである。
また、上記目的を実現するために本発明のプラズマディスプレイパネルの製造装置は、転写フィルム上に形成した誘電体前駆体層を転写することでプラズマディスプレイパネルの誘電体層を形成するプラズマディスプレイパネルの製造装置において、転写した誘電体前駆体層の端部に対して傾斜して圧接する基体を有することを特徴とするものである。
また、上記目的を実現するために本発明のプラズマディスプレイパネルの製造装置は、
転写フィルム上に形成した誘電体前駆体層を転写することでプラズマディスプレイパネルの誘電体層を形成するプラズマディスプレイパネルの製造装置において、転写した誘電体前駆体層の端部を傾斜した状態に切断するカッターを有することを特徴とするものである。
転写フィルム上に形成した誘電体前駆体層を転写することでプラズマディスプレイパネルの誘電体層を形成するプラズマディスプレイパネルの製造装置において、転写した誘電体前駆体層の端部を傾斜した状態に切断するカッターを有することを特徴とするものである。
本発明のプラズマディスプレイパネルおよびその製造方法は、平坦性の良い誘電体層を有するPDPを実現でき、このことにより、良好な画像表示が可能となる。
すなわち、本発明の請求項1に記載の発明は、走査電極と維持電極とからなる表示電極を覆う第1誘電体層と、アドレス電極を覆う第2誘電体層とを有するプラズマディスプレイパネルにおいて、第1誘電体層および/または第2誘電体層の端部の断面形状が傾斜形状を有することを特徴とするプラズマディスプレイパネルである。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、第1誘電体層上および/または第2誘電体層上に、電極層を有することを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、走査電極と維持電極とからなる表示電極を覆う第1誘電体層と、アドレス電極を覆う第2誘電体層とを有するプラズマディスプレイパネルの製造方法において、第1誘電体層および/または第2誘電体層は、誘電体層の前駆体材料を塗布して形成した誘電体前駆体層の端部に対して、基体を圧接することにより、誘電体前駆体層の端部を傾斜形状とした後、焼成することで形成することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法である。
また、請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の発明において、前記基体が、ローラーであることを特徴とするものである。
また、請求項5に記載の発明は、走査電極と維持電極とからなる表示電極を覆う第1誘電体層と、アドレス電極を覆う第2誘電体層とを有するプラズマディスプレイパネルの製造方法において、第1誘電体層および/または第2誘電体層は、誘電体層の前駆体材料を塗布して形成した誘電体前駆体層の端部を、カッターで傾斜した状態に切断することにより、誘電体前駆体層の端部を傾斜形状とした後、焼成することで形成することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法である。
また、請求項6に記載の発明は、請求項3または5に記載の発明において、誘電体前駆体層は、誘電体層の前駆体材料を支持フィルム上に塗布して形成したものを転写することで形成したものであることを特徴とするものである。
また、請求項7に記載の発明は、プラズマディスプレイパネルの誘電体層の前駆体材料を支持フィルム上に塗布することで誘電体前駆体層を形成した転写フィルムにおいて、誘電体前駆体層の少なくとも一部の端部の断面形状が傾斜形状であることを特徴とする転写フィルムである。
また、請求項8に記載の発明は、転写フィルム上に形成した誘電体前駆体層を転写することでプラズマディスプレイパネルの誘電体層を形成するプラズマディスプレイパネルの製造装置において、転写した誘電体前駆体層の端部に対して傾斜して圧接する基体を有することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造装置である。
また、請求項9に記載の発明は、請求項7に記載の発明において、前記基体が、ローラーであることを特徴とするものである。
また、請求項10に記載の発明は、転写フィルム上に形成した誘電体前駆体層を転写することでプラズマディスプレイパネルの誘電体層を形成するプラズマディスプレイパネルの製造装置において、転写した誘電体前駆体層の端部を傾斜した状態に切断するカッターを有することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造装置である。
以下、本発明の一実施の形態によるPDPおよびその製造方法について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施の形態によるPDPの概略構成を示す断面斜視図である。図1に示すようにPDPは、前面パネル1と背面パネル2とから構成されている。なお図1では、構造を明確に示すために、前面パネル1と背面パネル2とは離した状態で描いている。
前面パネル1は、フロート法による硼珪素ナトリウム系ガラス等からなる第1基板である前面側の基板3上に、第1電極である走査電極4と第2電極である維持電極5とで対をなすストライプ状の表示電極6を複数対配列して形成し、そしてその表示電極6群を覆うように第1誘電体層である誘電体層7を形成し、その誘電体層7上に酸化マグネシウム(MgO)からなる保護層8を形成することにより構成されている。なお、走査電極4および維持電極5は、それぞれ透明電極4a、5aおよびこの透明電極4a、5aに電気的に接続されたCr/Cu/CrまたはAg等からなるバス電極4b、5bとから構成されている。また、図示していないが、前記表示電極6間には、遮光膜としてのブラックストライプが表示電極6と平行に複数列形成されている。
また、背面パネル2は、前記基板3に対向配置される第2基板である背面側の基板9上に、表示電極6と直交する方向に第3電極であるアドレス電極10を形成するとともに、そのアドレス電極10を覆うように第2誘電体層である誘電体層11を形成し、そしてアドレス電極10間の誘電体層11上には、例えばアドレス電極10と平行にストライプ状の複数の隔壁12を形成するとともに、この隔壁12間の側面および誘電体層11の表面に蛍光体層13を形成することにより構成されている。なお、カラー表示のために前記蛍光体層13は、通常、赤、緑、青の3色が順に配置されている。
そして、前面パネル1と背面パネル2とは、表示電極6とアドレス電極10とが直交するように、微小な放電空間が形成されるように隔壁12を挟んで基板3と基板9とを間隔をおいて並設することで対向配置し、そして周囲を封着部材により封止し、放電空間にネオン(Ne)およびキセノン(Xe)などを混合してなる放電ガスを66500Pa(500Torr)程度の圧力で封入することによりPDPを構成している。
ここで、放電空間は、隔壁12によって複数の区画に仕切られており、そして隔壁12間の表示電極6とアドレス電極10とが直交する部分に、発光画素領域となる放電セル15が形成される。そして、表示電極6、アドレス電極10に駆動回路(不図示)を接続することでPDP表示装置を構成し、この駆動回路により、表示電極6、アドレス電極10に対し、アドレス放電パルスを印加することによって、発光させようとする放電セル15に壁電荷を蓄積し、そしてその後、表示電極6に維持放電パルスを印加することで壁電荷を蓄積した放電セル15において維持放電を発生させる。そしてこの維持放電時に発生する紫外線を蛍光体層13に照射し可視光に変換させることにより、画像表示を行う。
ここで、走査電極4および維持電極5の各々は、抵抗の低い金属(例えばCr/Cu/CrまたはAgなど)だけで形成することもできる。すなわち、図1に示す構成のように、幅の広い透明電極4a、5aを設けると、放電セル15内での放電面積を広く確保することができ好ましいのであるが、放電セル15のサイズが精細な場合には、走査電極4および維持電極5の幅を小さく、例えば50μm以下に設定する必要があるため、金属電極だけで形成する方が好ましくなる。
また、誘電体層7は、基板3における表示電極6が配された表面全体を覆って配設された前駆体材料を塗布して形成した誘電体前駆体層を焼成してなる層である。前駆体材料としては、例えば、鉛系低融点ガラス、ビスマス系低融点ガラス、或は鉛系低融点ガラスとビスマス系低融点ガラスなどが用いられる。
また、保護層8は、MgOからなる薄層であって、誘電体層7の放電空間に臨む表面全体を覆っている。
また、誘電体層11は、誘電体層7と同様のものであるが、可視光を反射する反射層としての働きも兼ねるように、その前駆体材料にTiO2粒子が混合される場合がある。
また、隔壁12は、その前駆体材料として、例えばガラス材料が用いられる。
また、蛍光体層13を構成する蛍光体材料として、例えば、青色蛍光体材料としては、BaMgAl10O17:Euが、また、緑色蛍光体材料としては、Zn2SiO4:Mnが、また、赤色蛍光体材料としては、(Y、Gd)BO3:Euが用いられる。
ここで、本発明の一実施の形態のプラズマディスプレイパネルの誘電体層の詳細を、前面パネル1を例として説明する。
図2は、本発明の一実施の形態のPDPの誘電体層7の端部7bの状態を示す断面図であり、前面パネル1の誘電体層7を例として示している。また、図3は、比較のための、従来のPDPの誘電体層107の端部107bの状態を示す断面図である。
図2(a)に示すように、本実施の形態では、基板3上に誘電体前駆体層7aを、その端部7bがゆるやかに傾斜して基板3に接するように形成しており、このような状態で形成した誘電体前駆体層7aを焼成すると、前駆体材料の収縮が発生するが、端部7bがゆるやかな傾斜形状で角が鈍角であることから、図2(b)に示すように、焼成後の誘電体層7の端部7bでの反り上がり、そしてその結果としての盛り上がりは低減され、平坦性の良い誘電体層7を得ることが可能となる。
これに対し、従来のPDPでは図3(a)に示すように、基板103上に誘電体前駆体層107aを、端部107bが大きな段差を有するように形成しており、このような状態に形成した誘電体前駆体層107aを焼成すると、前駆体材料の収縮により、図3(b)に示すように、焼成後の誘電体層107の端部107bが盛り上がった形状となってしまう。
また、上述したような誘電体層7を有する本発明のPDPであれば、例えば図4に示すような電極層である第4電極20を誘電体層7上に形成するといった構成を採ろうとする場合、第4電極20の電極端子取り出しに際して、端部7bでの盛り上がりが小さいことからその部分での断線の恐れは小さく、可能であるが、例えば図3(b)に示すような端部107bの形状を有する従来のPDPの場合であれば、その部分の盛り上がりのために電極(不図示)に断線が発生する可能性が生じてしまう。
なお、以上の構成においては、誘電体層7は単層でも2層以上の積層構造でも良く、また、傾斜の形状も、直線状であることに限るものではなく、曲線状、階段状であっても良い。
次に、本発明の一実施の形態によるPDPの製造方法について説明する。
最初に、前面パネル1を製造する方法について説明する。
まず、第1の基板である前面側の基板3として、フロート法により製造されたガラス基板を用いる。この基板3上に、通常の薄膜形成法で透明電極4a、5aを形成する。そしてこの透明電極4a、5a上に、銀粉末、有機バインダー、ガラスフリット、有機溶剤などを含む銀ペーストを用いて、バス電極4b、5bの前駆体である銀電極前駆体層を形成する。この際の形成方法としては、銀ペーストを、スクリーン印刷法を用いてバス電極4b、5bのパターン形状に塗布して乾燥してもよいし、スクリーン印刷法やダイコート法などを用いてベタで塗布して乾燥した後、フォトリソグラフィー法(或はリフトオフ法)によりパターニングを行っても良い。
また、別な方法として、銀電極転写フィルムを用いる場合、上記銀ペーストと同様の成分をフィルム状に加工して銀電極転写フィルムを作製し、当該フィルムを透明電極4a、5a上にラミネートすることによって銀電極前駆体層を形成する。
以上のようにして形成した銀電極前駆体層は、焼成することでバス電極4b、5bとなるが、その焼成は、次に述べる誘電体層7を形成する工程での焼成と同時に行うものであっても良い。
なお、Cr/Cu/Cr電極を形成する場合は、薄膜を蒸着する方法を用いて形成する。
次に誘電体層7の形成について述べる。まず、誘電体前駆体層を有する転写フィルムを以下のようにして作製する。
すなわち、ガラス粉末、樹脂および溶剤を含有するペースト状のガラス粉末含有組成物(ガラスペースト組成物)を調製する。これは誘電体層7の前駆体材料となるものである。
ここで使用するガラス粉末としては、PbO−B2O3−SiO2系、ZnO−B2O3−SiO2系、PbO−SiO2−Al2O3系、PbO−ZnO−B2O3−SiO2系などが挙げられ、軟化点が焼成温度付近のものを使用することが好ましい。樹脂としては、エチルセルロース、アクリル樹脂等が挙げられる。溶剤としては、酢酸n−ブチル、BCA、ターピネオールなどが挙げられる。
次に、この前駆体材料を支持フィルム上に塗布し、乾燥する。これによって、誘電体前駆体からなる膜、すなわち誘電体前駆体層が形成され、転写フィルムとなる。
ここで、支持フィルムの材料となる材質としては、可撓性を有する樹脂が好ましく、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリイミド、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニルなどが挙げられ、また、支持フィルムの厚さは、例えば20〜100μmであることが好ましい。
また、支持フィルムへの前駆体材料の塗布方法としては、ローラーコーターによる塗布方法、ドクターブレードなどのブレードコーターによる塗布方法、カーテンコーターによる塗布方法などを用いることができる。
また、誘電体前駆体層の表面上に、可撓性を有する樹脂からなるカバーフィルムを圧着して積層しておくことによって、転写フィルムの取り扱いがしやすくなる。なお、支持フィルム及びカバーフィルムは、転写時に容易に剥離できるように表面に離型処理を施しておくことが好ましい。
次に、以上のようにして作製した、支持フィルム、誘電体前駆体層、必要に応じてのカバーフィルムを有する転写フィルムを用いて、電極前駆体が形成された前面パネルの基板上に、誘電体前駆体層を転写する工程について述べる。
作製した転写フィルムを用い、電極前駆体が形成された前面パネルの基板上に、誘電体前駆体層を転写するには、熱転写を用いるが、この転写の前または後で、誘電体前駆体層の端部に基体を押し当てることによって誘電体前駆体層の端部をゆるやかな傾斜に形成する。
すなわち、転写フィルムの誘電体前駆体層は、やわらかい粘土のような粘着性および適度な形状保持性を有する。従って、この誘電体前駆体層は、基板に熱圧着することによって容易に基板側に転写されるし、平板やローラーの基体を誘電体前駆体層端部に押し当てることにより、誘電体前駆体層の端部にゆるやかな傾斜を形成することが可能である。
また、支持フィルムの上から誘電体前駆体層に対して基体を押し当てることによって、端部への傾斜形成時に、誘電体前駆体層にダストが混入するのを防ぐことができる。ここで、支持フィルムも可撓性を有するので、支持フィルムの上から誘電体前駆体層の端部に基体を押し当てることで、誘電体前駆体層の端部にゆるやかな傾斜を形成することができる。ここで、以上の説明における、転写並びに基体押し当ての工程について、特に基体としてローラーを用いた場合について具体的に説明する。
図5は誘電体前駆体層の端部の傾斜形成と転写とを併せて行うラミネート装置の概略構成を示す断面図である。ラミネート装置は、加熱転写ローラー31と傾斜形成ローラー32とが備えられており、転写フィルム30と電極前駆体(不図示)が形成された基板3とが送り込まれるようになっている。
送り込まれる転写フィルム30は、送り込まれる直前にカバーフィルム(不図示)が剥離されたものであって、支持フィルム30a上に誘電体前駆体層7aが形成されたものである。そして、基板3の電極前駆体が形成された方の表面に、誘電体前駆体層7aの表面が接するように転写フィルム30を重ね合わせながら、支持フィルム30aの上から加熱転写ローラー31により熱圧着することによって、誘電体前駆体層7aを基板3上に転写する。
熱転写の条件としては、例えば、加熱転写ローラー31の表面温度が60℃〜120℃、そのローラー圧が1kg/cm2〜5kg/cm2、移動速度が0.2m/分〜10.0m/分である。供給する基板3は、例えば40℃〜100℃に予熱しておいてもよい。
そして図5に示すラミネート装置では、加熱転写ローラー31で誘電体前駆体層7aを転写した後、続いて、基板3上に転写された誘電体前駆体層7aに、傾斜形成ローラー32を圧接することにより、誘電体前駆体層7aの端部7bにゆるやかな傾斜を形成する。なお、この傾斜形成ローラー32の加熱はしてもしなくてもどちらでも良い。
ここで、傾斜形成ローラー32としては、例えば図6(a)に示すように、基板3の中心側の直径Rに対し、基板3の端部側の直径rがR<rの関係となった構成としており、この構成によって、誘電体前駆体層7aが転写された基板3に対して傾斜形成ローラー32を圧接することにより、誘電体前駆体層7aの端部7bにゆるやかな傾斜を形成することができる。
また、別の傾斜形成ローラー32の構成としては、ローラーの径は均一で、図6(b)に示すように、傾斜形成ローラー32の軸が基板3の表面に対して角度αをもって接するようにしたものが挙げられる。ここでαの角度としては、好ましくは20度〜60度である。
ここで、転写フィルム30の支持フィルム30aの剥離については、誘電体前駆体層7aを転写するための圧着や、誘電体前駆体層7aの端部7bに傾斜を形成するための傾斜形成ローラー32の圧接の、前に行っても間に行っても、そして後で行ってもよい。図5を用いた上記説明では、傾斜形成ローラー32による圧着および傾斜形成ローラー32の圧接を支持フィルム30aの上から行う例を示したが、この場合、支持フィルム30aの剥離は、端部への傾斜形成後、次の焼成工程の前までに行うことになる。このように、圧着後に支持フィルム30aを剥離することにより、支持フィルム30aによって誘電体前駆体層7aの表面が保護されるので、異物などの影響を受けにくいという利点がある。
また、基板3に転写した誘電体前駆体層7aから支持フィルム30aを剥離した後に傾斜形成ローラー32による圧接を行っても良く、この場合、支持フィルム30aを介さず直接、型押しするので、誘電体前駆体層7aの端部7bの傾斜形状をより精密に形成することができる。
一方、図7には、別のラミネート装置の概略構成を断面図で示す。図7に示すラミネート装置では、傾斜形成ローラー32を加熱転写ローラー31の前に配置して、転写フィルム30の誘電体前駆体層7aの端部7bに対して、傾斜形成ローラー32でゆるやかな傾斜を予め形成し、その後、基板3に熱転写するようになっている。
ここで、以上で説明した構成においては、傾斜形成ローラー32をラミネート装置に設置する例を示したが、予め転写フィルム30の誘電体前駆体層7aの端部7bに対して傾斜形成ローラー32でゆるやかな傾斜を形成し、その後、その転写フィルムをラミネート装置に供給して、基板3に熱転写することで、端部7bに傾斜が形成された誘電体前駆体層7aを基板3上に形成するようにしてもよい。
また、以上説明した構成では、転写工程において、誘電体前駆体層7aの端部7bにゆるやかな傾斜を形成するために、図5や図7に示すラミネート装置のように、加熱転写ローラー31と傾斜形成ローラー32とを別々に備えた構成を示したが、これらとは異なり、加熱転写ローラー31の端部側の直径を中央寄りの直径よりも段階的に大きくすることで、加熱転写ローラー31に傾斜形成の機能を付加した構成であってもかまわない。
また、誘電体前駆体層7aを基板3に熱転写する工程では、誘電体前駆体層7aの端部7bに傾斜を形成することなく行い、誘電体前駆体層7aを焼成する直前に、支持フィルム30aを除去する際に傾斜を形成することもできる。
また、上記説明では、誘電体前駆体層7aの端部7bに、傾斜形成ローラー32を圧接させることで傾斜を形成したが、ローラーの替わりに平板を圧接させることによっても傾斜を形成することができる。ただし、転写フィルム30を連続的に繰り出しながら連続的に傾斜を形成することを考慮すると、傾斜形成にはローラーを用いる方が好ましい。また、ローラーを用いる方が、基板3もしくは誘電体前駆体層7aが偏肉していても、均一的な傾斜を形成することができる。
図8は、別のラミネート装置の概略構成である。
図8(a)に、ラミネート装置の概略構成を断面図で示すように、転写前に誘電体前駆体層7aの端部7bを傾斜形成カッター33で切断することで誘電体前駆体層7aの端部7bに傾斜を形成することができる。この傾斜形成カッター33は、例えば図8(b)に概略構成を断面図で示すように、鉛直方向に対して角度βをもって設けられており、この角度βは30度〜70度が好ましい。さらに切り離された誘電体前駆体層7aはテープなどの粘着性を持ったもので支持フィルム30aから剥離される方が好ましい。
なお、予め、誘電体前駆体層7aの端部7bに対して傾斜形成カッター33でゆるやかな傾斜を形成しておき、その傾斜を形成した誘電体前駆体層7aを有する転写フィルム30をラミネート装置に供給して、基板3に熱転写するようにしてもよい。
ここで、誘電体前駆体層7aの切断は、転写後に行っても良いが、基板3と誘電体前駆体層7aの密着性が強いことから、転写前に行う方が好ましい。
なお、上記説明では、転写フィルム30を基板3上に転写するラミネート装置に傾斜形成ローラー32を設け、その傾斜形成ローラー32で誘電体前駆体層7aの端部7bに傾斜を形成したが、誘電体前駆体層7aの端部7bに傾斜を形成する方法としては、ラミネート装置とは別の装置によって、傾斜形成ローラー32を用いて、転写フィルム30上の誘電体前駆体層7aに傾斜を形成してもよい。
また、誘電体前駆体層7aを基板3上に転写する工程では、誘電体前駆体層7aの端部7bに傾斜を形成せず、焼成工程で用いる剥離装置に傾斜形成ローラー32を設置しておいて、基板3に転写された誘電体前駆体層7a上の支持フィルム30aを剥がす直前また又は直後に、傾斜形成ローラー32で、誘電体前駆体層7aの端部7bに傾斜を形成してもよい。
次に、以上のようにして転写することで基板3上に形成した誘電体前駆体層7aの焼成工程について述べる。まず、端部7bにゆるやかな傾斜が形成された誘電体前駆体層7aを有する基板3を、焼成炉に入れて焼成する。ただし、誘電体前駆体層7aを支持フィルム30aが覆っている場合には、支持フィルム30aを剥離する装置(支持フィルムピーラー)を焼成炉の入口に設けるなどして、支持フィルム30を剥離してから基板3を焼成炉に入れて焼成する。
焼成炉では、電極前駆体及び誘電体前駆体層7aに含まれるガラス成分の軟化点以上の温度で、数分〜数十分間、基板3を放置し、その後、降温する。この操作により、電極前駆体は電極に、誘電体前駆体層7aは誘電体層7に変化する。それによって、端部7bに傾斜を有する誘電体層7が、基板3上に形成される。
次に、保護層8を形成する。これは、上述のようにして形成した誘電体層7の上に、電子ビーム蒸着などによりMgOからなる膜を形成することで行う。保護層8は、誘電体層7の表面形状にならって形成する。以上により前面パネル1が出来上がる。
次に背面パネル2の製造方法について述べる。
まず、基板9上に、銀電極用のペーストをスクリーン印刷し、その後、焼成することによってアドレス電極10を形成し、その上に、誘電体層11を形成する。この誘電体層11の形成については、前に説明した前面パネル1の誘電体層7の場合と同様である。
そして、以上のようにして形成した誘電体層11の上に、隔壁12を形成する。隔壁12は、隔壁用のガラスペーストをスクリーン印刷法で塗布した後、焼成するという方法や、ベタ膜を形成し、乾燥した後、フォトリソグラフィーとサンドブラストを用いて形成するという方法などによって行う。そして、赤色、緑色、青色の各色蛍光体ペースト(または蛍光体インキ)を作製し、これを隔壁12と隔壁12との間に塗布し焼成することによって各色蛍光体層13を形成する。以上により背面パネル2ができあがる。
上記のように作製した前面パネル1及び背面パネル2を、表示電極6とアドレス電極10とが交差するように位置合わせをして重ね合わせ、周辺部をシール材によって封着する。そして、隔壁12で仕切られた内部空間からガス排気を行い、次にNe−Xe等の放電ガスを封入し、内部空間を封止する。以上でPDPが完成する。
以上述べたように、本発明によれば、平坦性の良い誘電体層7を有することにより、良好な画像表示が可能なPDPおよびその製造方法を実現することができる。
また、誘電体前駆体層7aの端部7bに対して、傾斜形成ローラー32を押し当てる方法や、傾斜形成カッター33で切断する方法により、誘電体層7の端部7bにゆるやかな傾斜を持たせることができる。
ここで、誘電体層7の端部7bに傾斜を形成する方法としては、スクリーン印刷法によって、一層印刷する毎にスクリーンマスクを一定方向にスライドさせて、段階的に印刷することにより、誘電体層7の端部7bに傾斜を形成する方法がある。しかし、この方法では、誘電体層の前駆体材料の塗布を複数回行う必要があり、それに伴ってコストもかかってしまう。また、ここで、ダイコート法で傾斜を形成するには、始端と終端のうち少なくとも一方で、ヘッドに加速度を与えてやる方法がある。しかし、この方法は加速度の制御が困難であり、側端で傾斜が形成できない問題がある。
これに対して、上述したような本発明の実施の形態で説明したラミネート法によれば、誘電体層の前駆体材料の塗布回数は1回で済み、また傾斜形成ローラー32のような基体を誘電体前駆体層7aの端部7bに押し当てることによって一定形状の傾斜が形成されるので歩留まりも良好となる。よって、誘電体層7の端部7bに傾斜が形成されたプラズマディスプレイパネルを、比較的低コストで製造できる。上記理由により、誘電体層7の端部7bに傾斜を形成するに際しての誘電体前駆体層7aの形成方法としては、ラミネート法を用いることが好ましい。
ここで、誘電体層7の端部7bとしては、図1中のx方向の伸延する端部、y方向に伸延する端部の双方を指すものである。
また、以上の説明においては、前面パネル1の誘電体層7を例に説明したが、背面パネル2の誘電体層11に対しても同様に適用できるものである。
以上のように本発明は、平坦性の良い誘電体層を有し、良好な画像表示が可能なPDPおよびその製造方法を提供することができる。
1 前面パネル
2 背面パネル
3 第1基板(基板)
7 誘電体層
7a 誘電体前駆体層
7b 端部
8 保護層
9 第2基板(基板)
11 誘電体層
20 電極層(第4電極)
30 転写フィルム
30a 支持フィルム
31 加熱転写ローラー
32 傾斜形成ローラー
33 傾斜形成カッター
2 背面パネル
3 第1基板(基板)
7 誘電体層
7a 誘電体前駆体層
7b 端部
8 保護層
9 第2基板(基板)
11 誘電体層
20 電極層(第4電極)
30 転写フィルム
30a 支持フィルム
31 加熱転写ローラー
32 傾斜形成ローラー
33 傾斜形成カッター
Claims (10)
- 走査電極と維持電極とからなる表示電極を覆う第1誘電体層と、アドレス電極を覆う第2誘電体層とを有するプラズマディスプレイパネルにおいて、第1誘電体層および/または第2誘電体層の端部の断面形状が傾斜形状を有することを特徴とするプラズマディスプレイパネル。
- 第1誘電体層上および/または第2誘電体層上に、電極層を有することを特徴とする請求項1に記載のプラズマディスプレイパネル。
- 走査電極と維持電極とからなる表示電極を覆う第1誘電体層と、アドレス電極を覆う第2誘電体層とを有するプラズマディスプレイパネルの製造方法において、第1誘電体層および/または第2誘電体層は、誘電体層の前駆体材料を塗布して形成した誘電体前駆体層の端部に対して、基体を圧接することにより、誘電体前駆体層の端部を傾斜形状とした後、焼成することで形成することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
- 前記基体が、ローラーであることを特徴とする請求項3に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
- 走査電極と維持電極とからなる表示電極を覆う第1誘電体層と、アドレス電極を覆う第2誘電体層とを有するプラズマディスプレイパネルの製造方法において、第1誘電体層および/または第2誘電体層は、誘電体層の前駆体材料を塗布して形成した誘電体前駆体層の端部を、カッターで傾斜した状態に切断することにより、誘電体前駆体層の端部を傾斜形状とした後、焼成することで形成することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造方法。
- 誘電体前駆体層は、誘電体層の前駆体材料を支持フィルム上に塗布して形成したものを転写することで形成したものであることを特徴とする請求項3または5に記載のプラズマディスプレイパネルの製造方法。
- プラズマディスプレイパネルの誘電体層の前駆体材料を支持フィルム上に塗布することで誘電体前駆体層を形成した転写フィルムにおいて、誘電体前駆体層の少なくとも一部の端部の断面形状が傾斜形状であることを特徴とする転写フィルム。
- 転写フィルム上に形成した誘電体前駆体層を転写することでプラズマディスプレイパネルの誘電体層を形成するプラズマディスプレイパネルの製造装置において、転写した誘電体前駆体層の端部に対して傾斜して圧接する基体を有することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造装置。
- 前記基体が、ローラーであることを特徴とする請求項7に記載のプラズマディスプレイパネルの製造装置。
- 転写フィルム上に形成した誘電体前駆体層を転写することでプラズマディスプレイパネルの誘電体層を形成するプラズマディスプレイパネルの製造装置において、転写した誘電体前駆体層の端部を傾斜した状態に切断するカッターを有することを特徴とするプラズマディスプレイパネルの製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003325851A JP2005093265A (ja) | 2003-09-18 | 2003-09-18 | プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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JP2005093265A true JP2005093265A (ja) | 2005-04-07 |
Family
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JP2003325851A Pending JP2005093265A (ja) | 2003-09-18 | 2003-09-18 | プラズマディスプレイパネルおよびその製造方法 |
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JP (1) | JP2005093265A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100612355B1 (ko) * | 2004-04-22 | 2006-08-16 | 삼성에스디아이 주식회사 | 플라즈마 디스플레이 패널과 이의 제조 방법 |
-
2003
- 2003-09-18 JP JP2003325851A patent/JP2005093265A/ja active Pending
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