JP2005091372A - 経路探索装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 電子的な経路探索に利用される電子地図データであって、歩行路を表すリンクデータと歩行路同士の結合点または端点を表すノードデータとによって現実の歩行路のつながり状態を表す歩行路データと、前記リンクデータと対応付けられ、該リンクデータが表す歩行路の周辺の状況に応じて設定された周辺コストデータとを記憶する電子地図データを用いることにより、歩行者の安全性等を考慮した経路探索が可能となる。
【選択図】 図2
Description
電子的に経路探索を行う経路探索装置であって、
歩行路を表すリンクデータと歩行路同士の結合点または端点を表すノードデータとによって現実の歩行路のつながり状態を表す歩行路データと、前記リンクデータと対応付けられ、該リンクデータが表す歩行路の周辺の状況に応じて設定された周辺コストデータとを記憶する電子地図データ記憶部と、
前記経路探索の条件として、出発地と目的地とを入力する探索条件入力部と、
前記歩行路データと前記周辺コストデータとに基づき、前記出発地から前記目的地までの経路を探索する経路探索部と
を備えることを要旨とする。
前記周辺コストデータは、歩行の安全性の観点に基づき予め設定されているものとすることができる。
前記電子地図データ記憶部は、更に、前記リンクデータと対応付けて、該リンクデータが表す歩行路の距離を表す距離コストデータを記憶しており、
前記経路探索部は、前記歩行路データと前記距離コストデータと前記周辺コストデータとに基づき、前記出発地から前記目的地までの経路を探索するものとしてもよい。
前記電子地図データ記憶部は、更に、前記リンクデータと対応付けて、該リンクデータが表す歩行路の距離を表す距離コストデータを記憶しており、
前記経路探索部は、前記距離コストデータと前記周辺コストデータとをそれぞれ独立に評価して前記出発地から前記目的地までの経路を探索するものとしてもよい。
前記電子地図データ記憶部は、更に、前記リンクデータと対応付けて、該リンクデータが表す歩行路の歩行の困難性に基づき設定された困難性コストデータを記憶するものとしてもよい。
前記電子地図データ記憶部は、更に、前記リンクデータと対応付けて、該リンクデータが表す歩行路の距離を表す距離コストデータを記憶しており、
前記経路探索部は、前記歩行路データと前記距離コストデータと前記周辺コストデータと前記困難性コストデータとに基づき、前記出発地から前記目的地までの経路を探索するものとすることができる。
前記電子地図データ記憶部は、更に、前記リンクデータと対応付けて、該リンクデータが表す歩行路の距離を表す距離コストデータを記憶しており、
前記経路探索部は、前記距離コストデータと前記周辺コストデータと前記困難性コストデータとをそれぞれ独立に評価して前記出発地から前記目的地までの経路を探索するものとしてもよい。
コンピュータが経路探索を行う際に利用する電子地図データのデータ構造であって、
歩行路を表すリンクデータと、歩行路同士の結合点または端点を表すノードデータとによって現実の歩行路のつながり状態を表す歩行路データを記憶する歩行路データ記憶部と、
前記リンクデータと対応付けられ、該リンクデータが表す歩行路の周辺の状況に応じて設定された周辺コストデータを記憶する周辺コストデータ記憶部とを備え、
前記歩行路データと前記周辺コストデータは、前記コンピュータが、前記歩行路データ中における出発地から目的地までの経路を、前記リンクデータに対応付けられた周辺コストデータを評価することにより探索する際に用いられる
電子地図データのデータ構造である。
A.ナビゲーション装置の構成:
B.電子地図データの構造:
C.経路探索処理:
D.経路探索の例:
図1は、本実施例におけるナビゲーション装置の概略構成図である。ナビゲーション装置100は、地図やメニューなどを表示するための表示部101とコマンドの入力を行うための操作部102とを備えており、内部には制御部103を備えている。操作部102は、その操作によって、地図上に表示されたカーソルの移動、地図の表示スケールの変更・スクロール、経路探索の出発点、目的地、ユーザ情報の入力等を行うことができる。
図2は、電子地図データの概略構造図である。電子地図データは、表示部101に地図を表示するための背景レイヤと、経路探索に利用する歩行路レイヤとを階層的に保持することにより構成されている。その他、必要に応じ、地図上に地名や建物名等を表示するための文字レイヤなどを備えていてもよい。
図3は、ナビゲーション装置100による経路探索処理のフローチャートである。ナビゲーション装置100は、まず、コマンド入力部108を介し、ユーザによる操作部102の操作により目的地、出発地、およびユーザ情報を入力する(ステップS100)。
図9は、経路探索の例を示す図である。ここではノードN1を出発地、ノードN4を目的地として経路を探索する。ダイクストラ法は、順次コストを評価して経路を探索する方法であるが、ここでは説明を簡単にするため、ノードN1からノードN3を経由してノードN4に到達する経路Aと、ノードN1からノードN2,3を経由してノードN4に到達する経路Bの2種類の経路の評価結果を対比して説明を行う。リンクデータXは、図示するように、リンクの距離・種別、歩行者区分に応じた各種コストおよび安全性コストを保持している。図2では、コストデータが別途存在する例を示したが、本図では、リンクデータにコストデータを含む構成としている。
第1の方法は、各リンクの距離等に関わらず、歩行の困難性または安全性に関与するコストのみを考慮して経路の評価を行う方法である。この方法では、各リンクの距離は、同一コストの経路が複数存在する場合に補助的に参照されることとなる。図中に計算例1として、第1の方法に基づく評価結果を示した。この結果によると、通常の歩行者には経路A(総コスト3)が案内され、車椅子利用者には経路B(総コスト13)が案内される。高齢者に対しては、両経路の総コストが同じため(総コスト7)、より距離の短い経路Aが案内されることとなる。
コスト=距離×歩行者区分係数×安全性係数
この場合、歩行者区分および安全性を考慮しない経路探索では、それぞれの係数は値1が用いられる。
101...表示部
102...操作部
103...制御部
104...電子地図データ入力部
105...電子地図データ記憶部
106...電子地図データ参照部
107...主制御部
108...コマンド入力部
109...経路探索部
110...位置検出部
111...表示制御部
112...タッチペン
Claims (11)
- 電子的に経路探索を行う経路探索装置であって、
歩行路を表すリンクデータと歩行路同士の結合点または端点を表すノードデータとによって現実の歩行路のつながり状態を表す歩行路データと、前記リンクデータと対応付けられ、該リンクデータが表す歩行路の周辺の状況に応じて設定された周辺コストデータとを記憶する電子地図データ記憶部と、
前記経路探索の条件として、出発地と目的地とを入力する探索条件入力部と、
前記歩行路データと前記周辺コストデータとに基づき、前記出発地から前記目的地までの経路を探索する経路探索部と
を備える経路探索装置。 - 請求項1に記載の経路探索装置であって、
前記周辺コストデータは、歩行の安全性の観点に基づき予め設定されている
経路探索装置。 - 請求項1または2に記載の経路探索装置であって、
前記電子地図データ記憶部は、更に、前記リンクデータと対応付けて、該リンクデータが表す歩行路の距離を表す距離コストデータを記憶しており、
前記経路探索部は、前記歩行路データと前記距離コストデータと前記周辺コストデータとに基づき、前記出発地から前記目的地までの経路を探索する
経路探索装置。 - 請求項1または2に記載の経路探索装置であって、
前記電子地図データ記憶部は、更に、前記リンクデータと対応付けて、該リンクデータが表す歩行路の距離を表す距離コストデータを記憶しており、
前記経路探索部は、前記距離コストデータと前記周辺コストデータとをそれぞれ独立に評価して前記出発地から前記目的地までの経路を探索する
経路探索装置。 - 請求項1または2に記載の経路探索装置であって、
前記電子地図データ記憶部は、更に、前記リンクデータと対応付けて、該リンクデータが表す歩行路の歩行の困難性に基づき設定された困難性コストデータを記憶する
経路探索装置。 - 請求項5に記載の経路探索装置であって、
前記電子地図データ記憶部は、更に、前記リンクデータと対応付けて、該リンクデータが表す歩行路の距離を表す距離コストデータを記憶しており、
前記経路探索部は、前記歩行路データと前記距離コストデータと前記周辺コストデータと前記困難性コストデータとに基づき、前記出発地から前記目的地までの経路を探索する
経路探索装置。 - 請求項5に記載の経路探索装置であって、
前記電子地図データ記憶部は、更に、前記リンクデータと対応付けて、該リンクデータが表す歩行路の距離を表す距離コストデータを記憶しており、
前記経路探索部は、前記距離コストデータと前記周辺コストデータと前記困難性コストデータとをそれぞれ独立に評価して前記出発地から前記目的地までの経路を探索する
経路探索装置。 - コンピュータが経路探索を行う際に利用する電子地図データのデータ構造であって、
歩行路を表すリンクデータと、歩行路同士の結合点または端点を表すノードデータとによって現実の歩行路のつながり状態を表す歩行路データを記憶する歩行路データ記憶部と、
前記リンクデータと対応付けられ、該リンクデータが表す歩行路の周辺の状況に応じて設定された周辺コストデータを記憶する周辺コストデータ記憶部とを備え、
前記歩行路データと前記周辺コストデータとは、前記コンピュータが、前記歩行路データ中における出発地から目的地までの経路を、前記リンクデータに対応付けられた周辺コストデータを評価することにより探索する際に用いられる
電子地図データのデータ構造。 - 請求項8に記載のデータ構造を有する電子地図データを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
- コンピュータが経路探索を行うためのコンピュータプログラムであって、
歩行路を表すリンクデータと歩行路同士の結合点または端点を表すノードデータとによって現実の歩行路のつながり状態を表す歩行路データと、前記リンクデータと対応付けられ、該リンクデータが表す歩行路の周辺に応じて設定された周辺コストデータとが記録された電子地図データを参照する機能と、
前記経路探索の条件として、出発地と目的地とを入力する機能と、
前記歩行路データと前記周辺コストデータとに基づき、前記出発地から前記目的地までの経路を探索する機能と
をコンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム。 - 請求項10に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004323523A JP2005091372A (ja) | 2004-11-08 | 2004-11-08 | 経路探索装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004323523A JP2005091372A (ja) | 2004-11-08 | 2004-11-08 | 経路探索装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2001314925A Division JP2003121191A (ja) | 2001-10-12 | 2001-10-12 | 電子地図データおよび経路探索装置 |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006250479A Division JP2007041005A (ja) | 2006-09-15 | 2006-09-15 | 経路探索装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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JP2004323523A Pending JP2005091372A (ja) | 2004-11-08 | 2004-11-08 | 経路探索装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005091372A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016173309A (ja) * | 2015-03-17 | 2016-09-29 | 株式会社ゼンリンデータコム | 経路案内装置及びプログラム |
WO2020100571A1 (ja) * | 2018-11-12 | 2020-05-22 | 日本電信電話株式会社 | 経路探索装置、経路探索方法、及びプログラム |
CN114936959A (zh) * | 2022-06-17 | 2022-08-23 | 上海市城乡建设和交通发展研究院 | 基于ic刷卡和公交轨迹数据实现车辆匹配和乘客上车点的识别方法 |
-
2004
- 2004-11-08 JP JP2004323523A patent/JP2005091372A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020079734A (ja) * | 2018-11-12 | 2020-05-28 | 日本電信電話株式会社 | 経路探索装置、経路探索方法、及びプログラム |
US11920939B2 (en) | 2018-11-12 | 2024-03-05 | Nippon Telegraph And Telephone Corporation | Route search device, route search method, and program |
CN114936959A (zh) * | 2022-06-17 | 2022-08-23 | 上海市城乡建设和交通发展研究院 | 基于ic刷卡和公交轨迹数据实现车辆匹配和乘客上车点的识别方法 |
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