JP2005091257A - 医療検査用カセット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】カセット本体1の内周壁面に溝部12が設けられると共に、仕切壁13は中央で交叉するように一体化された十字状からなるタテ壁14とヨコ壁15から形成されている。またそれぞれの壁の両端には垂直方向に表面に突起16を有する支持部17が設けられている。仕切壁13は、該支持部17の表面の突起16を介して前記溝部12に嵌着され、且つ支持部17の外側面がカセット本体1の内周壁面に密接された状態で、前記カセット本体1に装着され、その結果、カセットの内部は複数の小室18(図では4個の小室)に分割される。
【選択図】 図4
Description
従つて、カセットは一種類又は少数の種類を準備するだけで対応できるとともに、その生産や在庫管理を容易にするとともに、運搬や保管のためのスペースを最小限にして、コストを大巾に減することが可能となる。
図1(a)、(b)は、本発明の医療検査用カセットの上面図及び側面図、図2及び図3は、図1におけるそれぞれのA−A断面図及びB−B断面図である。
また、図4はカセットから蓋の部分を取り外して上から視たときの、仕切壁を装着したカセット本体の上面図である。
尚、カセット本体の上面図は、図面が煩雑になるのを避けるため、透孔が省略されている。実施例2以降においても同様である。
図5は本実施例のカセット本体の上面図で、即ち、カセットから蓋の部分を取り外して上から視たときの、仕切壁を装着したカセット本体の上面図である。なお、医療検査用カセットを構成する各要素の中、前述の実施例1と同一の構成要素についてはその説明を割愛し、それ以外の異なる内容について説明する。
タテ壁14とヨコ壁15とを十字状に組み付けるには、それぞれの部材の中央の対向する側を略1/2の深さで且つ壁厚よりも僅かに大き目の巾に予め切り欠いておき、その上で、あたかも十字状に組み付けられている障子の桟のように組み付ける。
本実施例の形態によれば、仕切壁13が全くない場合、タテ壁14又はヨコ壁15のいずれか1個のみを装着した場合、そして、タテ壁14とヨコ壁15の2個を十字状に組み付け装着した場合の3通りの形態があり、それぞれ分割される室の大きさとその数は、基本容器の仕切の無い室を大1個の室として、順次、中2個の小室、小4個の小室を形成することができる。
図6は、本実施例のカセット本体の上面図である。同図に示すように、本実施例の医療検査用カセットは、タテ壁14とヨコ壁15を一体的に形成した仕切壁13を、カセット本体1の内周壁面の上下左右に設けた4個の溝部12に装着した点は、前述の実施例1の図4に示した形態と基本的に同様であるが、相違する点は、先端がフリー状態のタテ壁14Aが1個追加されている点、及びタテ壁14とヨコ壁15との2個の壁が交叉する角部と、タテ壁14及びヨコ壁15が支持部17と接する角部とが円弧状に形成されている点である。この形態では一体的な該仕切壁13を装着しなければ基本容器のまま利用でき、また装着すれば、小4個の小室と中2個の小室とを同時に利用できる。
また、図7は先端がフリー状態のタテ壁14Aを更に1個(合計2個)追加した形態であり、この場合は小8個の同サイズの小室を同時に利用できる。
また、図6、図7のいずれの形態もタテ壁14とヨコ壁15の2個の壁が交叉する角部等が円弧状に形成されているので、検体をピンセットで摘んで取り出す際にスムーズに取り出すことができる。
上記実施例1〜3では溝部12の形成は、カセット本体1の短辺側及び長辺側の内周壁面の中央にそれぞれ1個ずつ設けた場合について説明したが、この形態に限定されずに、カセット本体1の短辺側か長辺側のどちらか一方側の内周壁面にだけ設けて仕切壁13を装着するようにしてもよい。
図8はカセット本体の上面図であるが、この形態では、カセット本体1の上下の長辺側の内周壁面に計4個設けて仕切壁13を装着するようにしたものである。この形態では、小9個の小室を同時に利用することが可能である。また、2個の壁が交叉する角部が円弧状に形成されているので、前述と同様検体をピンセットで摘んで取り出す際にスムーズに取り出すことができる。
図9は、本実施例のカセット本体の上面図である。同図に示すように、本実施例の医療検査用カセットは、カセット本体1の内周壁面に溝部12が設けられ、矩形状の仕切壁本体13Aの表面に突起16を有する仕切壁13が、該突起16を介して前記溝部12に嵌着されることによりカセット本体1は3個の小室18に分割されている。
図に示したように、矩形状の仕切壁本体13Aの上下の外周面は、カセット本体1の内周壁面に当接又は軽く圧接しており、この上下の部分は前述実施例2で説明した支持部17に相当し、支持部17と同様に、安定的に矩形状仕切壁13をカセット本体内に嵌着することができる。また、図9においては、2個の溝部12に2個の突起16が対応して嵌着されている様子を示しているが、上下どちらか一方の側のみに溝部12を設け突起16を嵌着してもよい。
本実施例によれば前例と同様、検体の個数やサイズに応して極めて少ない種類のカセットで対応することが可能となる。
図10は、本実施例のカセット本体の上面図である。同図に示すように、本実施例の医療検査用カセットは、前述の実施例5に示した矩形状の仕切壁13をカセット本体1内に2個装着した場合である。仕切壁13内はヨコ壁15によって予め分割されている上、それぞれの仕切壁13は適宜着脱可能なので、本例ではさらに検体の種々のサイズや、種類に対応することができ、また最大7個の小室を適宜利用することが可能となる。
従つて、カセットは一種類又は少数の種類を準備するだけで対応できるばかりでなく、その生産や在庫管理を容易にし、更に運搬や保管のためのスペースを最小限にするので、コストを大巾に低減することが可能となる。
2 蓋
3 透孔
4 記録部
5 係止溝
6 係止部
7 蓋透孔
8 リブ
9 傾斜状係止片
10 突縁部
11 係止片
12 溝部
13 仕切壁
13A 仕切壁本体
14、14A タテ壁
15 ヨコ壁
16 突起
17 支持部
18 小室
Claims (10)
- カセット本体と蓋とを具備してなり、前記カセット本体が上面を開放し、多数の透孔を有し、検体を収容し得る方形の容器からなり、前記蓋がカセット本体に着脱自在に取り付けられ、多数の透孔を有してなる医療検査用カセットにおいて、前記カセット本体の内周壁面に溝部が設けられ、仕切壁本体の一端又は両端に垂直方向に支持部が設けられ、該支持部の表面に前記溝部に嵌合する突起が設けられた仕切壁が該突起を介して前記溝部に嵌着されることにより、前記カセット本体が複数の小室に分割されていることを特徴とする医療検査用カセット。
- 仕切壁が少なくとも1個のタテ壁と少なくとも1個のヨコ壁とが十字状に交叉してなる請求項1記載の医療検査用カセット。
- 少なくとも1個のタテ壁と少なくとも1個のヨコ壁とが一体的に十字状に交叉してなる請求項2記載の医療検査用カセット。
- 少なくとも1個のタテ壁と少なくとも1個のヨコ壁とが取り外し自在に組み付けて十字状に交叉してなる請求項2記載の医療検査用カセット。
- タテ壁とヨコ壁が交叉する角部並びにタテ壁及びヨコ壁が支持部と接する角部が円弧状又は鈍角に形成されている請求項2〜4のいずれか1項に記載の医療検査用カセット。
- カセット本体と蓋とを具備してなり、前記カセット本体が上面を開放し、多数の透孔を有し、検体を収容し得る方形の容器からなり、前記蓋がカセット本体に着脱自在に取り付けられ、多数の透孔を有してなる医療検査用カセットにおいて、前記カセット本体の内周壁面に溝部が設けられ、矩形状の仕切壁本体の少なくとも1辺の表面に前記溝部に嵌合する突起が設けられた仕切壁が該突起を介して前記溝部に嵌着されることにより前記カセット本体が複数の小室に分割されていることを特徴とする医療検査用カセット。
- 矩形状の仕切壁本体の角部が円弧状又は鈍角に形成されている請求項6記載の医療検査用カセット。
- 蓋及び/又はカセット本体が耐薬品性の透明樹脂からなる請求項1〜7のいずれか1項に記載の医療検査用カセット。
- 透明樹脂がポリプロピレン樹脂である請求項8記載の医療検査用カセット。
- 透明樹脂がポリエステル樹脂である請求項8記載の医療検査用カセット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003327379A JP2005091257A (ja) | 2003-09-19 | 2003-09-19 | 医療検査用カセット |
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JP2005091257A true JP2005091257A (ja) | 2005-04-07 |
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ID=34457264
Family Applications (1)
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JP2003327379A Pending JP2005091257A (ja) | 2003-09-19 | 2003-09-19 | 医療検査用カセット |
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JP (1) | JP2005091257A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006300745A (ja) * | 2005-04-21 | 2006-11-02 | Murazumi Kogyo Kk | 病理組織検査標本作成用の包埋トレイ |
JP2014006509A (ja) * | 2012-05-28 | 2014-01-16 | Murazumi Kogyo Kk | プレパラート収納マッペ |
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2003
- 2003-09-19 JP JP2003327379A patent/JP2005091257A/ja active Pending
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