JP2005091233A - オイルレベルゲージ及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 オイルタンクへのガイド通路が三次元的に屈曲していても追随しやすく、把持部の感触やシール性を損なうことなく、製造作業も容易でコスト低減を図れるようにしたオイルレベルゲージ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 自動車用エンジン等のオイルタンク内に挿入され、そのオイル量をチェックするオイルレベルゲージ10において、樹脂製の把持部12と、樹脂製のゲージ部13と、金属製のワイヤ11とを備え、把持部12及びゲージ部13には、ワイヤ11の両端が圧入される取付け孔18、21と、周壁に開口して取付け孔18、21に連通する窓部20、24とが設けられ、ワイヤ11は、窓部20、24から露出した部分を、かしめることによって形成された突起を有し、この突起が把持部12及びゲージ部13の樹脂に食い込んで、ワイヤ11が抜け止め固定されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車用エンジンなどのオイルタンク内の油量をチェックするオイルレベルゲージ及びその製造方法に関する。
自動車のエンジンには、潤滑装置として、オイルパン、オイルポンプ、オイルフィルタなどが付設されている。オイルパンには、外部に開口するガイド通路を通して、オイルレベルゲージが挿入されている。そして、エンジン停止状態で、オイルレベルゲージを引き抜き、その先端部を布等でふいた後、再びガイド通路内に挿入し、そして引き上げて、先端部に付着したオイルの位置を観察することによって、オイルの量や、汚れ具合をチェックするようにしている。
オイルレベルゲージとしては、例えば、サーベル状の金属板の基端部に樹脂製の把持部を設けたものや、樹脂製のゲージ部に金属のより線からなるワイヤを連結し、そのワイヤの基端部をループ状に形成して把持部としたものなどが使用されている。この場合、樹脂部材と金属部材との接合は、インサート成形などの方法が採用されている。
また、下記特許文献1には、先端側にオイルレベルの上下限マークを有し、後端側に挿入部を有する金属製のゲージ本体の前記挿入部を、合成樹脂製の柄部材に挿入固定したオイルレベルゲージにおいて、前記ゲージ本体の挿入部の先端側を縮小して形成した細巾部を、柄部材に形成した挿入穴に配置して、細巾部が挿入される挿入穴の少なくとも一部を細巾部の熱で溶融させながら押込み、所定位置で固化して一体化するオイルレベルゲージの製造方法が開示されている。
特開平10−153468号公報
しかしながら、従来のオイルレベルゲージにおいて、把持部を樹脂とし、柄部とゲージ部を金属板で形成したものは、該金属板がフラット面に対して垂直な方向には曲がりやすいが、フラットな面に沿った方向には曲がりにくいので、オイルパン内に連通するガイド通路が三次元的に曲がった形状をなす場合には、ガイド通路の形状に沿って曲がりにくいという問題があった。
また、ゲージ部を樹脂板で形成し、柄部と把持部を金属のより線等で形成したものは、ゲージ部と金属のより線等との接合強度を確保するために、インサート成形などが必要となり、成形作業が煩雑で製造コストが高くなるという問題があった。また、金属のより線をループ状に屈曲させて把持部を形成しているので、把持したときの感触が悪く、ガイド通路に挿入したときのシール性も悪いという問題があった。
一方、上記特許文献1に記載の方法では、金属製のゲージ本体の挿入部を加熱して、柄部材に形成した挿入穴に挿入し、挿入部の熱で柄部材を溶融させながら押込む必要があるため、加熱手段が必要とされ、製造コストが高くなるという問題があった。また、ゲージ本体の挿入部を柄部材に挿入したとき、加熱溶融によって両者がしっかりと固定されるようにするためには、ゲージ本体と柄部材との接触面積を広くとるために、ゲージ本体を金属板で形成することが必要となり、そのためガイド通路の形状に沿って曲がりにくくなるという問題があった。
したがって、本発明の目的は、オイルタンクへのガイド通路が三次元的に屈曲していても追随しやすく、把持部の感触やシール性を損なうことなく、製造作業も容易でコスト低減を図れるようにしたオイルレベルゲージ及びその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の第1は、樹脂製の把持部と、樹脂製のゲージ部と、金属製のワイヤとを備え、前記把持部及び前記ゲージ部には、前記ワイヤの両端が圧入される取付け孔と、それらの周壁に開口して前記取付け孔に連通する窓部とが設けられ、前記ワイヤは、前記窓部から露出した部分をかしめることによって形成された突起を有し、この突起が前記把持部及び前記ゲージ部の樹脂に食い込んで、前記ワイヤが抜け止め固定されていることを特徴とするオイルレベルゲージを提供することにある。
上記発明によれば、把持部とゲージ部との間が金属製のワイヤからなるので、オイルタンクへのガイド通路が三次元的に屈曲していても追随しやすく、把持部が樹脂製であるため、感触やシール性が損なわれることがなく、ワイヤの両端を把持部とゲージ部の取付け孔に挿入し、窓部から工具を挿入してかしめるだけで製造できるので、製造作業も容易でコスト低減を図ることができる。
本発明の第2は、前記第1の発明において、前記把持部と前記ゲージ部とは、フラットな面を同方向に向け、前記窓部は、前記フラットな面側に開口しているオイルレベルゲージを提供するものである。
上記発明によれば、ワイヤの両端を把持部とゲージ部の取付け孔に挿入し、窓部から工具を挿入してかしめる際、把持部とゲージ部の窓部が両者のフラットな面側に開口していることにより、把持部とゲージ部を治具等の台上に支持した状態で窓部が上面を向くため、工具を挿入しやすく、作業性が良好となる。
本発明の第3は、前記第1又は第2の発明において、前記ゲージ部の外周には、オイルタンクへのガイド通路の内周に適合する、振れ止め用の突起が形成されているオイルレベルゲージを提供するものである。
上記発明によれば、ゲージ部の外周に形成された突起が、ガイド通路の内周に適合するため、ゲージ部がふらつくことなく支持され、ゲージ部がオイルタンク内に正しい姿勢で挿入され、又、ゲージ自体の振動防止にもなり、オイルレベルをより正確に検査することができる。
本発明の第4は、樹脂製の把持部と、樹脂製のゲージ部と、金属製のワイヤとを用い、前記把持部及び前記ゲージ部には、前記ワイヤの両端が圧入される取付け孔と、周壁に開口して前記取付け孔に連通する窓部とを設け、前記ワイヤの両端を前記把持部及び前記ゲージ部の取付け孔に圧入し、前記窓部に工具を挿入して前記ワイヤをかしめ、これによって前記ワイヤに突起を形成し、この突起を前記把持部及び前記ゲージ部の樹脂に食い込ませることにより、前記ワイヤの両端を前記把持部及び前記ゲージ部に抜け止め固定することを特徴とするオイルレベルゲージの製造方法を提供するものである。
上記発明によれば、ワイヤの両端を把持部とゲージ部の取付け孔に挿入し、窓部から工具を挿入してかしめるだけで製造できるので、製造作業が容易でコスト低減を図ることができる。
本発明の第5は、前記第4の発明において、前記ワイヤの両端を前記把持部及び前記ゲージ部の取付け孔に圧入する際、オイルレベルゲージの長さが所定の長さとなるように、前記ワイヤの前記取付け孔への挿入深さを調節するオイルレベルゲージの製造方法を提供するものである。
上記発明によれば、ワイヤの取付け孔への挿入深さを調節することによって、オイルレベルゲージの長さを正確に出すことができ、ワイヤ、把持部、ゲージ部の各単品部品の寸法精度を正確に出す必要がなくなるので、単品部品の成形、加工作業が容易となる。
なお、本発明において、前記ゲージ部には、上限マークと下限マークとが設けられ、これらのマークの間にシボ加工等が施されていることが好ましい。
上記態様によれば、上限マークと下限マークとの間にシボ加工等が施されているので、オイルレベルゲージを引き出したときに付着したオイルが流れにくくなり、オイルが付着した境界部を視認しやすくなると共に、ゲージ部が部分的に薄くなって強度が低下することを防止できる。
本発明によれば、把持部とゲージ部との間が金属製のワイヤからなるので、オイルタンクへのガイド通路が三次元的に屈曲していても追随しやすく、把持部が樹脂製であるため、感触やシール性が損なわれることがなく、ワイヤの両端を把持部とゲージ部の取付け孔に挿入し、窓部から工具を挿入してかしめるだけで製造できるので、製造作業も容易でコスト低減を図ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1〜図7は、本発明によるオイルレベルゲージの一実施形態を示す。
図1及び図2に示すように、このオイルレベルゲージ10は、金属製のワイヤ11と、このワイヤ11の一端に装着される樹脂製の把持部12と、前記ワイヤ11の他端に装着される樹脂製のゲージ部13とを備えている。
把持部12は、指を挿入可能な孔を有するループ部14と、このループ部14に連結された軸部15とを有している。軸部15には、Oリング16が装着される環状溝17が形成されている。また、軸部15には、軸心に沿ってワイヤ11の取付け孔18が形成されている。更に、軸部15の周面には、ループ部14の扁平な面側に開口する窓部20が形成されている。
窓部20は、図3(B)に示すように、軸部15の対向する周壁からそれぞれ形成されていて、それらは奥方にて取付け孔18と連通している。それぞれの面に形成された窓部20は、その両側内壁にテーパ部20aを有しており、その下端において取付け孔18と連通している。更に、取付け孔18の内周には、ワイヤ11との円弧状の当接部20bが形成されている。
ゲージ部13は、ワイヤ11の他端が挿入される取付け孔21を有する円筒部22と、この円筒部22から更に延出された板状部23とを有している。円筒部22には、板状部23の扁平な面に向けて、開口する窓部24が形成されている。この窓部24は、把持部12の窓部20とほぼ同じ形状をなしている。また、把持部12の窓部20と、ゲージ部13の窓部24とは、同じ方向に開口している。
板状部23は、オイルレベルの下限マーク25と上限マーク26とを有している。そして、下限マーク25及び上限マーク26の間には、シボ加工された面27が形成されている。ここで、シボ加工とは、金型の内面を荒らすことによって、表面に細かい凹凸を形成する加工を意味する。なお、シボ加工はゲージ部13の全面に施してもよいが、オイルレベルの検査時に、検査部をわかりやすくするために、下限マーク25と上限マーク26との間に形成することが好ましい。
次に、このオイルレベルゲージ10の製造方法について説明する。
前述したように、ワイヤ11の一端を把持部12の取付け孔18に挿入し、ワイヤ11の他端をゲージ部13の取付け孔21に挿入する。このとき、把持部12の窓部20、及びゲージ部13の窓部24を上下方向に開口する向きで、把持部12及びゲージ部13を、図示しない治具にセットする。
また、ワイヤ11を、把持部12、及びゲージ部13に挿入する際に、図示しない治具によってオイルレベルゲージ10の全体としての長さを、予め設定された正しい長さに調節することができる。この調節方法としては、例えばワイヤ11の一端を、把持部12の取付け孔18の奥まで挿入し、一方、ワイヤ11の他端を、ゲージ部13の取付け孔21に挿入する深さを、調節する方法が採用できる。このような長さ調製方法によれば、個々の部品、即ちワイヤ11、把持部12、ゲージ部13の寸法精度を正確に出さなくても、組み付け時の調節によって、ゲージ部の長さを正確に設定することができるので、部品の成形が容易となる。
そして、図4に示す工具30、31を、窓部20、24の上下方向から挿入する。工具30、31の先端部は、その両側30a、31aが先細テーパ状に形成され、先端部の中央には切欠き凹部30b、31bが形成され、該凹部30b、31bの両側は突出端部30c、31cをなしている。また、ワイヤ11は、把持部12の軸部15の取付け孔18に挿入されており、窓部20において円弧状部分20bに当接している。この状態で上下の窓部20、24を通して、一対の工具30、31を挿入し、窓部20、24から露出するワイヤ11を、かしめる。
これによって、図5に示すようにワイヤ11には、それぞれの工具30、31の突出部31cで挟まれて凹部11aが形成され、これらの凹部11aの間に突起11bが形成される。そして、この突起11bが軸部15の樹脂部材に食い込み、ワイヤ11を把持部12にしっかりと固定する。図6(A)は、前述のようにワイヤ11が把持部12に固定された場合において、ワイヤ11の、かしめによって形成された突起11b、及び凹み部11aの状態を取出して示している。
また、ワイヤ11の窓部20が位置することになる軸方向位置における全周に予め、周方向に沿った環状の溝33を、例えばローレット加工等により形成しておき、これを工具30、31で、かしめることにより、図6(B)に示すように、突起11bの先端に環状の溝33を形成することができる。このような、環状の溝33を先端に有する突起11bによれば、把持部12に食い込ませたときに、より強固な抜け止め効果が得られる。
なお、ゲージ部13とワイヤ11も、ゲージ部13の窓部24に、前記工具30、31を挿入してワイヤ11を、かしめることにより固定される。
上記のようなワイヤ11の材質として、この実施形態の場合には、金属、例えばバネ鋼線等の丸線が用いられているが、角線であってもよい。
図7は、こうして得られたオイルレベルゲージ10を、オイルタンク35に設けられたガイド通路36に挿入した状態を示している。このガイド通路36は、この例では、管状の部材からなり、その内部にオイルレベルゲージ10を挿入する通路を有している。このオイルレベルゲージ10は、その構成部材であるワイヤ11が、丸線で形成されているため、ガイド通路36が三次元的に屈曲した形状の場合でも、ガイド通路36に追随して比較的自由に曲がるので、オイルタンク35内にゲージ部13を、スムーズに差し込むことができる。
なお、オイルレベルゲージ10のワイヤ11が、角線で形成されている場合でも、同様にガイド通路36に追随させることができるが、丸線の方が屈曲方向に対する自由度が高いのでより好ましい。
こうして、オイルレベルゲージ10は、ガイド通路36を通して、オイルタンク35内に挿入される。この状態で、把持部12のループ部14の基部が、ガイド通路36の開口部に係合し、オイルレベルゲージ10がきまった長さで、オイルタンク36内に挿入されることになる。この際、把持部12には、Oリング16が形成されているので、ガイド通路36の内周に密接して、ガイド通路36を気密性よくシールすることができる。
オイルタンク35内部のオイルレベルを検査する場合には、一端、このオイルレベルゲージ10を引き抜き、ゲージ部13を布等で拭いて、付着しているオイルを拭き取る。そして、オイルレベルゲージ10を再びガイド通路36に差し込み、把持部12のループ14が、ガイド通路36の開口部に当接するまで差し込む。その後、オイルレベルゲージ10を再び引き抜き、その状態で、ゲージ部13の板状部23に付着したオイルの境界部を観察する。この境界部が、下限マーク25と上限マーク26の間にあれば、オイル量は正常ということになる。
その際、本発明のオイルレベルゲージ10の下限マーク25と上限マーク26の間には、シボ加工された面27が形成されているので、オイルは付着した状態を保ち、そのオイルレベルを容易に視認することができる。また、オイルレベルゲージ10の把持部12はプラスチックからなり、ループ部14は幅が広く形成されているので、指で持ちやすくなっている。
また、把持部12及びゲージ部13は、前述したように、窓部20、及び24から挿入した工具30、31によりワイヤ11をかしめて、その突起11bをそれぞれの樹脂材に食い込ませることにより、ワイヤ11に強固に固定されている。そのため、オイルタンク内の温度が80〜100℃、或いはそれ以上の温度になっても、ワイヤ11とゲージ部13並びに把持部12との接合強度が維持され、例えば、ゲージ部13がワイヤ11から抜け落ちたりすることを確実に防止することができる。更に、加熱による圧入等の煩雑な作業を必要としないので、製造工程が簡略化され、生産効率がよく、ひいては、製造コストを低減することができる。
図8には、本発明によるオイルレベルゲージ10aの他の実施形態が示されている。このオイルレベルゲージ10aにおいては、ゲージ部13の軸部22の外周に環状の突起38が形成されている。そのためオイルレベルゲージ10aを、ガイド通路36に挿入する際に、前記突部38がガイドとなるので、よりスムーズにガイド通路36内部に挿入することができる。また、オイルタンク35にゲージ部13を差し込んだ際に、前記突起38が、ガイド通路36内に残っている場合には、ゲージ部13の振れを防止して、姿勢を正しくし、オイルの深さをより正確に測定することができる。
本発明は、自動車用エンジン等のオイルタンク内の油量をチェックするオイルレベルゲージ及びその製造方法に利用することができる。
本発明によるオイルレベルゲージの一実施形態を示す、分解斜視図である。 同オイルレベルゲージの斜視図である。 同オイルレベルゲージの把持部を示し、(A)は正面図、(B)は(A)におけるI−I矢視線に沿った断面図である。 窓部を通して工具を挿入しワイヤを、かしめるときの状態を示す説明図である。 窓部を通して工具を挿入しワイヤを、かしめた後の状態を示す説明図である。 かしめられたワイヤの突起の形状を示す斜視図であり、(A)は、本実施形態の斜視図、(B)は他の実施形態の斜視図である。 同オイルレベルゲージを、オイルタンクに連通するガイド通路に挿入した状態を示す説明図である。 本発明によるオイルレベルゲージの他の実施形態を示す説明図である。
符号の説明
10 オイルレベルゲージ
11 ワイヤ
11b、38 突起
12 把持部
13 ゲージ部
18、21 取付け孔
20、24 窓部
25 下限マーク
26 上限マーク
36 ガイド通路

Claims (5)

  1. 樹脂製の把持部と、樹脂製のゲージ部と、金属製のワイヤとを備え、前記把持部及び前記ゲージ部には、前記ワイヤの両端が圧入される取付け孔と、周壁に開口して前記取付け孔に連通する窓部とが設けられ、前記ワイヤは、前記窓部から露出した部分をかしめることによって形成された突起を有し、この突起が前記把持部及び前記ゲージ部の樹脂に食い込んで、前記ワイヤが抜け止め固定されていることを特徴とするオイルレベルゲージ。
  2. 前記把持部と前記ゲージ部とは、フラットな面を同方向に向け、前記窓部は、前記フラットな面側に開口している請求項1記載のオイルレベルゲージ。
  3. 前記ゲージ部の外周には、オイルタンクへのガイド通路の内周に適合する、振れ止め用の突起が形成されている請求項1又は2記載のオイルレベルゲージ。
  4. 樹脂製の把持部と、樹脂製のゲージ部と、金属製のワイヤとを用い、前記把持部及び前記ゲージ部には、前記ワイヤの両端が圧入される取付け孔と、周壁に開口して前記取付け孔に連通する窓部とを設け、前記ワイヤの両端を前記把持部及び前記ゲージ部の取付け孔に圧入し、前記窓部に工具を挿入して前記ワイヤをかしめ、これによって前記ワイヤに突起を形成し、この突起を前記把持部及び前記ゲージ部の樹脂に食い込ませることにより、前記ワイヤの両端を前記把持部及び前記ゲージ部に抜け止め固定することを特徴とするオイルレベルゲージの製造方法。
  5. 前記ワイヤの両端を前記把持部及び前記ゲージ部の取付け孔に圧入する際、オイルレベルゲージの長さが所定の長さとなるように、前記ワイヤの前記取付け孔への挿入深さを調節する請求項4記載のオイルレベルゲージの製造方法。
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