JP2005090929A - 地熱空気を用いた室内換気システム - Google Patents
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Abstract
【課題】給気を地熱で行い、換気時に発生する室温の変化を少なくし、従来通りの換気能力を持つ換気システムを提供する。
【解決手段】各居室への給気は床下から地熱空気8を建物内の設置した塩化ビニル製パイプ13にて吹抜け3、階段4、廊下5、玄関6に取りだし各居室1、寝室2のドア下9や床下から空気を取りこむ。但し、キッチン、トイレ、風呂などの臭いや湿気のある部分については従来通り換気扇を付けて換気を行う。居室1、寝室2からの排気は壁に設けられた開閉式ガラリ11から壁内通気層10を通り小屋裏に設置された換気扇12にて排気をする。地熱8を給気することに換気時の温度差は少なくなり冷暖房費の削減につながる。
【選択図】図1
【解決手段】各居室への給気は床下から地熱空気8を建物内の設置した塩化ビニル製パイプ13にて吹抜け3、階段4、廊下5、玄関6に取りだし各居室1、寝室2のドア下9や床下から空気を取りこむ。但し、キッチン、トイレ、風呂などの臭いや湿気のある部分については従来通り換気扇を付けて換気を行う。居室1、寝室2からの排気は壁に設けられた開閉式ガラリ11から壁内通気層10を通り小屋裏に設置された換気扇12にて排気をする。地熱8を給気することに換気時の温度差は少なくなり冷暖房費の削減につながる。
【選択図】図1
Description
この発明は、地熱を利用した室内を換気する分野に属する。
従来の室内換気は図2、3に示すように各居室に設置されている換気口や換気扇、ダクトを天井裏に配置して換気扇を用いて強制排気することにより戸外へ排出していた。
特願平06−240631
しかしながら、従来の技術では換気を行う際に外気を直接取り入れるため、室温と外気温の差があるときには居室内の温度変化が大きく、そのためエアコンなどの冷暖房設備の使用量が増える。
本発明では、給気を地熱で行い、換気時に発生する室温の変化を少なくし、従来通りの換気能力を持つ換気システムを提供することを課題とした。
本発明では、給気を地熱で行い、換気時に発生する室温の変化を少なくし、従来通りの換気能力を持つ換気システムを提供することを課題とした。
以上の課題を解決するために、居室以外(吹抜け、階段、廊下、玄関)に地熱空気を取り込み各居室のドア下(プライベートルームは床下)より居室内へ給気を行う。キッチン、トイレ、風呂などの臭いや湿気のある部分は独自に換気扇を設ける。各居室内に設けられた開閉式ガラリより壁内通気層を通り小屋裏に設置されている換気扇から排気を行う。給気に地熱を使用しているため、換気時の室温の変化が少ない。
請求項2は床下より取り入れた地熱空気を建物内部に設置された塩化ビニル製のパイプにて居室以外の部分(吹抜け、階段、廊下、玄関)に通し各居室のドア下(寝室などのプライベートルームは床下)より取り入れる。キッチン、トイレ、風呂などの臭いや湿気のある部分は独自に換気扇を設ける。排気は各居室の壁面に設置された開閉式ガラリにより外断熱により作られた壁内の通気層を通り小屋裏に設置された換気扇から空気を排出する。給気に地熱を使用しているため、換気時の室温の変化が少ない。
この発明によれば給気に地熱を利用するので排気温度との温度差は少なく、冷暖房費を削減することができる。
この発明の実施形態を図1に示す。
地面▲14▼下に配管されている直径150mmの塩化ビニル製パイプ▲13▼より床下内へ地熱空気▲7▼を取入れる。この地熱空気▲7▼は壁内通気層▲10▼を通り換気扇▲12▼により排出されるので地熱空気▲7▼の流れは床下、壁内、小屋裏と上昇する。取りこまれた地熱空気▲7▼は基礎内を密閉にしてあり更に内部に断熱材▲15▼を貼ってあるので温度変化が少ない。
地面▲14▼下に配管されている直径150mmの塩化ビニル製パイプ▲13▼より床下内へ地熱空気▲7▼を取入れる。この地熱空気▲7▼は壁内通気層▲10▼を通り換気扇▲12▼により排出されるので地熱空気▲7▼の流れは床下、壁内、小屋裏と上昇する。取りこまれた地熱空気▲7▼は基礎内を密閉にしてあり更に内部に断熱材▲15▼を貼ってあるので温度変化が少ない。
建物内に伸びている塩化ビニル製パイプ▲13▼は各フロアに1本ずつ配管されている。地熱空気▲8▼はそのパイプ内を通り居室以外の部分、吹抜け▲3▼、階段▲4▼、廊下▲5▼、玄関▲6▼に天井裏より排出される。
居室以外の部分に取りこまれた地熱空気▲8▼は居室▲1▼のドア下▲9▼より居室内へ取りこむ。プライベートルームである寝室▲2▼は音漏れが少ないようにするためドア下の隙間が十分でないので床下より排出する。キッチン、トイレ、風呂などのは従来通り、独自に換気することにより居室▲1▼内への臭いや湿気の進入を防ぐ。
居室▲1▼、寝室▲2▼に設けられた開閉式ガラリ▲11▼から化居室、寝室の空気を壁内通気層▲10▼へ排気する。上記のように壁内通気層▲10▼の地熱空気▲7▼の流れは上昇しているため排出された地熱空気▲8▼は小屋裏へ流れる。
屋根は屋根材▲17▼の下に断熱材▲16▼が貼ってあり小屋裏内の温度変化を抑えている。小屋裏に集められた地熱空気▲7▼、▲8▼は小屋裏に設置してある換気扇▲12▼によって戸外へ排出される。
「実施形態の効果」
「実施形態の効果」
冬暖かく、夏涼しい地熱を利用することにより、エアコンなどの冷暖房設備の使用を抑える。
「他の実施形態」
「他の実施形態」
床下からの給気をする際に地熱ではなく、外気を取り込んでも換気をすることができるが、地熱を用いたほうが冷暖房費を削減できるという観点から見ると優れていると言える。
▲1▼ 居室 ▲2▼ 寝室
▲3▼ 吹抜け ▲4▼ 階段
▲5▼ 廊下 ▲6▼ 玄関
▲7▼ 地熱空気 ▲8▼ 地熱空気
▲9▼ ドア下 ▲10▼ 壁内通気層
▲11▼ 開閉式ガラリ ▲12▼ 換気扇
▼13▼ 塩化ビニル製パイプ ▲14▼ 地面
▲15▼ 断熱材 ▲16▼ 断熱材
▲17▼ 屋根材
▲3▼ 吹抜け ▲4▼ 階段
▲5▼ 廊下 ▲6▼ 玄関
▲7▼ 地熱空気 ▲8▼ 地熱空気
▲9▼ ドア下 ▲10▼ 壁内通気層
▲11▼ 開閉式ガラリ ▲12▼ 換気扇
▼13▼ 塩化ビニル製パイプ ▲14▼ 地面
▲15▼ 断熱材 ▲16▼ 断熱材
▲17▼ 屋根材
Claims (2)
- 居室以外(吹抜け、階段、廊下、玄関)に地熱空気を取り込み各居室のドア下(プライベートルームは床下)より居室内へ給気を行う。キッチン、トイレ、風呂などの臭いや湿気のある部分は独自に換気扇を設け直接戸外へ排気する。各居室内に設けられた開閉式ガラリより壁内通気層を通り小屋裏に設置されている換気扇から排気を行う。給気に地熱を使用しているため、換気時の室温の変化が少ないことを特徴とする室内換気システム。
- 前記、室内換気システムは床下より取り入れた地熱空気を、建物内部に設置された塩化ビニル製のパイプにて居室以外の部分(吹抜け、階段、廊下、玄関)に通し各居室のドア下(寝室などのプライベートルームは床下)より取り入れる。キッチン、トイレ、風呂などの臭いや湿気のある部分は独自に換気扇を設け直接戸外へ排気する。排気は各居室の壁面に設置された開閉式ガラリにより外断熱により作られた壁内の通気層を通り小屋裏に設置された換気扇から空気を排出する。給気に地熱を使用していることから換気をした際に室温の変化が少ないことを特徴とする室内換気システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003359973A JP2005090929A (ja) | 2003-09-11 | 2003-09-11 | 地熱空気を用いた室内換気システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003359973A JP2005090929A (ja) | 2003-09-11 | 2003-09-11 | 地熱空気を用いた室内換気システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2005090929A true JP2005090929A (ja) | 2005-04-07 |
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ID=34463382
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2003359973A Pending JP2005090929A (ja) | 2003-09-11 | 2003-09-11 | 地熱空気を用いた室内換気システム |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2005090929A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008002775A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Ntt Facilities Inc | 空気調和システム及びその制御方法 |
US8662147B2 (en) | 2007-07-10 | 2014-03-04 | Airmaker Gtr Ltd | Geothermal air-conditioner device |
-
2003
- 2003-09-11 JP JP2003359973A patent/JP2005090929A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008002775A (ja) * | 2006-06-26 | 2008-01-10 | Ntt Facilities Inc | 空気調和システム及びその制御方法 |
JP4490396B2 (ja) * | 2006-06-26 | 2010-06-23 | 株式会社Nttファシリティーズ | 空気調和システム及びその制御方法 |
US8662147B2 (en) | 2007-07-10 | 2014-03-04 | Airmaker Gtr Ltd | Geothermal air-conditioner device |
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