JP2005090362A - エンジン - Google Patents
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Abstract
【課題】エンジン停止中にクランク軸の軸受け部に潤滑油を供給することができるエンジンを提供する。
【解決手段】停止直前検出手段9がエンジン停止直前状態を検出したことに基づいて、制御手段14が、エンジン運転中は閉弁していた連通孔遮断弁8をエンジン停止前に開弁することにより、連通孔7を介して、クランク室3内の空気を吸気通路6に吸引して、オイル溜め10のオイル11の油面12を、クランク軸16の軸受け部17に届く所定の高さまで持ち上げ、オイル11の油面12が所定高さまで持ち上がったことを油面検出手段13が検出したことに基づいて、制御手段14が連通孔遮断弁8を閉弁することにより、エンジン停止中は、持ち上げたオイル11の油面12を、クランク軸16の軸受け部17に届く所定の高さで、所定時間維持することができるようにした。
【選択図】 図1
【解決手段】停止直前検出手段9がエンジン停止直前状態を検出したことに基づいて、制御手段14が、エンジン運転中は閉弁していた連通孔遮断弁8をエンジン停止前に開弁することにより、連通孔7を介して、クランク室3内の空気を吸気通路6に吸引して、オイル溜め10のオイル11の油面12を、クランク軸16の軸受け部17に届く所定の高さまで持ち上げ、オイル11の油面12が所定高さまで持ち上がったことを油面検出手段13が検出したことに基づいて、制御手段14が連通孔遮断弁8を閉弁することにより、エンジン停止中は、持ち上げたオイル11の油面12を、クランク軸16の軸受け部17に届く所定の高さで、所定時間維持することができるようにした。
【選択図】 図1
Description
本発明は、エンジンに関するものである。
従来のエンジンでは、エンジン停止中にクランク軸の軸受け部に潤滑油を供給することはできなかった。
この従来技術では、次の問題がある。
《問題》 クランク軸の軸受け部がフレッチング摩耗を起こすことがある。
エンジン停止中にクランク軸の軸受け部に潤滑油を供給することができなかったため、エンジン停止中にエンジンに継続的な振動がかかると、クランク軸の軸受け部がフレッチング摩耗を起こすことがある。エンジン停止中にエンジンに継続的な振動がかかる場合としては、冷凍機ユニットの冷媒圧縮用ポンプの駆動源としてエンジンを用いた場合であって、冷凍品を収容した冷凍機ユニットを搬送した後、冷凍品を取出した空の冷凍機ユニットを、エンジンを停止させたまま、トラックや貨物列車に載せて搬送する場合等がある。
《問題》 クランク軸の軸受け部がフレッチング摩耗を起こすことがある。
エンジン停止中にクランク軸の軸受け部に潤滑油を供給することができなかったため、エンジン停止中にエンジンに継続的な振動がかかると、クランク軸の軸受け部がフレッチング摩耗を起こすことがある。エンジン停止中にエンジンに継続的な振動がかかる場合としては、冷凍機ユニットの冷媒圧縮用ポンプの駆動源としてエンジンを用いた場合であって、冷凍品を収容した冷凍機ユニットを搬送した後、冷凍品を取出した空の冷凍機ユニットを、エンジンを停止させたまま、トラックや貨物列車に載せて搬送する場合等がある。
本発明は、上記問題点を解決することができるエンジン、すなわち、エンジン停止中にクランク軸の軸受け部に潤滑油を供給することができるエンジンを提供することを課題とする。
(請求項1に係る発明)
請求項1に係る発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1〜図4に例示するように、クランク室(3)と吸気通路(6)とを連通させる連通孔(7)を設け、連通孔(7)を開閉する連通孔遮断弁(8)を設け、エンジン停止直前状態を検出する停止直前検出手段(9)を設け、オイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)の高さを検出する油面検出手段(13)を設け、停止直前検出手段(9)と油面検出手段(13)とに制御手段(14)を介して連通孔遮断弁(8)の弁駆動部(15)を連携させ、
停止直前検出手段(9)がエンジン停止直前状態を検出したことに基づいて、制御手段(14)が、エンジン運転中は閉弁していた連通孔遮断弁(8)をエンジン停止直前に開弁することにより、連通孔(7)を介して、エンジン停止直前にクランク室(3)内の空気を吸気通路(6)に吸引して、クランク軸(16)に臨ませたオイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さまで持ち上げ、
オイル(11)の油面(12)が所定高さまで持ち上がったことを油面検出手段(13)が検出したことに基づいて、制御手段(14)が連通孔遮断弁(8)を閉弁し、エンジン停止中は、連通孔遮断弁(8)の閉弁状態を維持することにより、持ち上げたオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さで、所定時間維持することができるようにした、ことを特徴とするエンジン。
請求項1に係る発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1〜図4に例示するように、クランク室(3)と吸気通路(6)とを連通させる連通孔(7)を設け、連通孔(7)を開閉する連通孔遮断弁(8)を設け、エンジン停止直前状態を検出する停止直前検出手段(9)を設け、オイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)の高さを検出する油面検出手段(13)を設け、停止直前検出手段(9)と油面検出手段(13)とに制御手段(14)を介して連通孔遮断弁(8)の弁駆動部(15)を連携させ、
停止直前検出手段(9)がエンジン停止直前状態を検出したことに基づいて、制御手段(14)が、エンジン運転中は閉弁していた連通孔遮断弁(8)をエンジン停止直前に開弁することにより、連通孔(7)を介して、エンジン停止直前にクランク室(3)内の空気を吸気通路(6)に吸引して、クランク軸(16)に臨ませたオイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さまで持ち上げ、
オイル(11)の油面(12)が所定高さまで持ち上がったことを油面検出手段(13)が検出したことに基づいて、制御手段(14)が連通孔遮断弁(8)を閉弁し、エンジン停止中は、連通孔遮断弁(8)の閉弁状態を維持することにより、持ち上げたオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さで、所定時間維持することができるようにした、ことを特徴とするエンジン。
(請求項2の発明)
請求項2の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1〜図4に例示するように、請求項1に記載したエンジンにおいて、
開弁操作手段(18)に連通孔遮断弁(8)の弁駆動部(15)を連携させ、
エンジン停止状態で開弁操作手段(18)を開弁操作したことに基づいて、エンジン停止中は閉弁していた連通孔遮断弁(8)を、エンジン始動前に開弁することにより、連通孔(7)を介して、吸気通路(6)からクランク室(3)に空気を吸引して、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を、エンジン始動前に、クランク軸(16)と接しない所定の高さまで低下させることができるようにした、ことを特徴とするエンジン。
請求項2の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1〜図4に例示するように、請求項1に記載したエンジンにおいて、
開弁操作手段(18)に連通孔遮断弁(8)の弁駆動部(15)を連携させ、
エンジン停止状態で開弁操作手段(18)を開弁操作したことに基づいて、エンジン停止中は閉弁していた連通孔遮断弁(8)を、エンジン始動前に開弁することにより、連通孔(7)を介して、吸気通路(6)からクランク室(3)に空気を吸引して、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を、エンジン始動前に、クランク軸(16)と接しない所定の高さまで低下させることができるようにした、ことを特徴とするエンジン。
(請求項3の発明)
請求項3の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1〜図4に例示するように、請求項1または請求項2に記載したエンジンにおいて、
ブリーザ通路(1)の入口(1a)をクランク室(3)に連通させ、ブリーザ通路(1)の途中にブリーザ弁(4)を設け、ブリーザ通路(1)の出口(1b)をブリーザ出口通路(19)を介して吸気通路(6)に連通させた、クローズドブリーザ装置(31)を備えたエンジンに適用するに当たり、
前記連通孔(7)をブリーザ出口通路(19)に連通させた、ことを特徴とするエンジン。
請求項3の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図1〜図4に例示するように、請求項1または請求項2に記載したエンジンにおいて、
ブリーザ通路(1)の入口(1a)をクランク室(3)に連通させ、ブリーザ通路(1)の途中にブリーザ弁(4)を設け、ブリーザ通路(1)の出口(1b)をブリーザ出口通路(19)を介して吸気通路(6)に連通させた、クローズドブリーザ装置(31)を備えたエンジンに適用するに当たり、
前記連通孔(7)をブリーザ出口通路(19)に連通させた、ことを特徴とするエンジン。
(請求項4の発明)
請求項4の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図5〜図7に例示するように、吸気通路(6)または大気空間とクランク室(3)とを連通させる連通小孔(20)を設け、連通小孔(20)を開閉する連通小孔遮断弁(21)を設け、エンジン停止操作手段(2)に連通小孔遮断弁(21)の駆動部(22)を連携させ、
エンジン停止操作手段(2)でエンジン停止操作を行ったことに基づいて、エンジン運転中に開弁していた連通小孔遮断弁(21)を閉弁することにより、エンジン停止中のクランク室(3)内の温度低下による減圧で、クランク軸(16)に臨ませたオイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さまで持ち上げ、その後のエンジン停止中は、連通小孔遮断弁(21)の閉弁状態を維持することにより、持ち上げたオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さで、所定時間維持することができるようにした、ことを特徴とするエンジン。
請求項4の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図5〜図7に例示するように、吸気通路(6)または大気空間とクランク室(3)とを連通させる連通小孔(20)を設け、連通小孔(20)を開閉する連通小孔遮断弁(21)を設け、エンジン停止操作手段(2)に連通小孔遮断弁(21)の駆動部(22)を連携させ、
エンジン停止操作手段(2)でエンジン停止操作を行ったことに基づいて、エンジン運転中に開弁していた連通小孔遮断弁(21)を閉弁することにより、エンジン停止中のクランク室(3)内の温度低下による減圧で、クランク軸(16)に臨ませたオイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さまで持ち上げ、その後のエンジン停止中は、連通小孔遮断弁(21)の閉弁状態を維持することにより、持ち上げたオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さで、所定時間維持することができるようにした、ことを特徴とするエンジン。
(請求項5の発明)
請求項5の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図5〜図7に例示するように、請求項4に記載したエンジンにおいて、
開弁操作手段(18)に連通小孔遮断弁(21)の弁駆動部(22)を連携させ、
エンジン停止状態で開弁操作手段(18)を開弁操作したことに基づいて、エンジン停止中は閉弁していた連通小孔遮断弁(21)をエンジン始動前に開弁することにより、連通小孔(20)を介して吸気通路(6)または大気空間からクランク室(3)に空気を吸引して、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を、エンジン始動前に、クランク軸(16)と接しない所定の高さまで低下させることができるようにした、ことを特徴とするエンジン。
請求項5の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図5〜図7に例示するように、請求項4に記載したエンジンにおいて、
開弁操作手段(18)に連通小孔遮断弁(21)の弁駆動部(22)を連携させ、
エンジン停止状態で開弁操作手段(18)を開弁操作したことに基づいて、エンジン停止中は閉弁していた連通小孔遮断弁(21)をエンジン始動前に開弁することにより、連通小孔(20)を介して吸気通路(6)または大気空間からクランク室(3)に空気を吸引して、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を、エンジン始動前に、クランク軸(16)と接しない所定の高さまで低下させることができるようにした、ことを特徴とするエンジン。
(請求項6の発明)
請求項6の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図5〜図7に例示するように、請求項4または請求項5に記載したエンジンにおいて、
ブリーザ通路(1)の入口(1a)をクランク室(3)に連通させ、ブリーザ通路(1)の途中にブリーザ弁(4)を設け、ブリーザ通路(1)の出口(1b)をブリーザ出口通路(19)を介して吸気通路(6)または大気空間に連通させた、クローズドブリーザ装置(31)またはオープンブリーザ装置を備えたエンジンに適用するに当たり、
前記連通小孔(20)をブリーザ出口通路(19)に連通させた、ことを特徴とするエンジン。
請求項6の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図5〜図7に例示するように、請求項4または請求項5に記載したエンジンにおいて、
ブリーザ通路(1)の入口(1a)をクランク室(3)に連通させ、ブリーザ通路(1)の途中にブリーザ弁(4)を設け、ブリーザ通路(1)の出口(1b)をブリーザ出口通路(19)を介して吸気通路(6)または大気空間に連通させた、クローズドブリーザ装置(31)またはオープンブリーザ装置を備えたエンジンに適用するに当たり、
前記連通小孔(20)をブリーザ出口通路(19)に連通させた、ことを特徴とするエンジン。
(請求項7の発明)
請求項7の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図8及び図9に例示するように、オイル補給タンク(23)をオイル補給通路(24)を介してエンジンのオイル溜め(10)に連通させ、オイル補給通路(24)にオイル補給遮断弁(25)を設け、エンジン停止状態を検出する停止状態検出手段(26)を設け、停止状態検出手段(26)に制御手段(14)を介してオイル補給遮断弁(25)の弁駆動部(27)を連携させ、
停止状態検出手段(26)がエンジン停止状態を検出したことに基づいて、制御手段(14)がエンジン運転中は閉弁していたオイル補給遮断弁(25)を開弁することにより、オイル補給タンク(23)からオイル溜め(10)にオイルを補給して、クランク軸(16)に臨ませたオイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)をクランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さまで持ち上げ、その後のエンジン停止中は、持ち上げたオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さで、所定時間維持することができるようにした、ことを特徴とするエンジン。
請求項7の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図8及び図9に例示するように、オイル補給タンク(23)をオイル補給通路(24)を介してエンジンのオイル溜め(10)に連通させ、オイル補給通路(24)にオイル補給遮断弁(25)を設け、エンジン停止状態を検出する停止状態検出手段(26)を設け、停止状態検出手段(26)に制御手段(14)を介してオイル補給遮断弁(25)の弁駆動部(27)を連携させ、
停止状態検出手段(26)がエンジン停止状態を検出したことに基づいて、制御手段(14)がエンジン運転中は閉弁していたオイル補給遮断弁(25)を開弁することにより、オイル補給タンク(23)からオイル溜め(10)にオイルを補給して、クランク軸(16)に臨ませたオイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)をクランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さまで持ち上げ、その後のエンジン停止中は、持ち上げたオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さで、所定時間維持することができるようにした、ことを特徴とするエンジン。
(請求項8の発明)
請求項8の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図8及び図9に例示するように、請求項7に記載したエンジンにおいて、
オイル溜め(10)にオイル復帰通路(28)を介してオイル補給タンク(23)を連通させ、オイル復帰通路(28)にオイル復帰ポンプ(29)を設け、オイル復帰操作手段(30)にオイル復帰ポンプ(29)を連携させ、
エンジン停止状態でオイル復帰操作手段(30)をオイル復帰操作したことに基づいて、エンジン運転中は停止していたオイル復帰ポンプ(29)をエンジン始動前に作動させることにより、オイル溜め(10)のオイル(11)をオイル補給タンク(23)に復帰させて、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を、エンジン始動前に、クランク軸(16)と接しない所定の高さまで低下させることができるようにした、ことを特徴とするエンジン。
請求項8の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図8及び図9に例示するように、請求項7に記載したエンジンにおいて、
オイル溜め(10)にオイル復帰通路(28)を介してオイル補給タンク(23)を連通させ、オイル復帰通路(28)にオイル復帰ポンプ(29)を設け、オイル復帰操作手段(30)にオイル復帰ポンプ(29)を連携させ、
エンジン停止状態でオイル復帰操作手段(30)をオイル復帰操作したことに基づいて、エンジン運転中は停止していたオイル復帰ポンプ(29)をエンジン始動前に作動させることにより、オイル溜め(10)のオイル(11)をオイル補給タンク(23)に復帰させて、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を、エンジン始動前に、クランク軸(16)と接しない所定の高さまで低下させることができるようにした、ことを特徴とするエンジン。
(請求項9の発明)
請求項9の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図10及び図11に示すように、補助オイルタンク(33)にオイル供給通路(34)を介してクランク軸(16)の軸受け部(17)を連通させ、エンジンのオイル溜め(10)にオイル戻し通路(35)を介して補助オイルタンク(33)を連通させ、エンジン停止状態を検出する停止状態検出手段(26)を設け、停止状態検出手段(26)に制御手段(14)を介して循環ポンプ(36)を連携させ、停止状態検出手段(26)がエンジン停止状態を検出したことに基づいて、制御手段(14)がエンジン停止中は停止していた循環ポンプ(36)を作動させることにより、補助オイルタンク(33)とエンジンのオイル溜め(10)との間でオイルを循環させながら、エンジン停止中に、オイル供給通路(34)からクランク軸(16)の軸受け部(17)にオイルを供給するようにした、ことを特徴とするエンジン。
請求項9の発明の発明特定事項は、次の通りである。
図10及び図11に示すように、補助オイルタンク(33)にオイル供給通路(34)を介してクランク軸(16)の軸受け部(17)を連通させ、エンジンのオイル溜め(10)にオイル戻し通路(35)を介して補助オイルタンク(33)を連通させ、エンジン停止状態を検出する停止状態検出手段(26)を設け、停止状態検出手段(26)に制御手段(14)を介して循環ポンプ(36)を連携させ、停止状態検出手段(26)がエンジン停止状態を検出したことに基づいて、制御手段(14)がエンジン停止中は停止していた循環ポンプ(36)を作動させることにより、補助オイルタンク(33)とエンジンのオイル溜め(10)との間でオイルを循環させながら、エンジン停止中に、オイル供給通路(34)からクランク軸(16)の軸受け部(17)にオイルを供給するようにした、ことを特徴とするエンジン。
(請求項1の発明)
《効果1》 クランク軸の軸受け部がフレッチング摩耗を起こすのを抑制することができる。
図1(B)に例示するように、クランク軸(16)に臨むオイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)をクランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さまで持ち上げ、エンジン停止中は、持ち上げたオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さで、所定時間維持することができるようにしたため、エンジン停止中でもクランク軸(16)の軸受け部(17)にオイルが供給される。このため、エンジン停止中にエンジンに継続的な振動がかかっても、クランク軸(16)の軸受け部(17)がフレッチング摩耗を起こすのを抑制することができる。
《効果1》 クランク軸の軸受け部がフレッチング摩耗を起こすのを抑制することができる。
図1(B)に例示するように、クランク軸(16)に臨むオイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)をクランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さまで持ち上げ、エンジン停止中は、持ち上げたオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さで、所定時間維持することができるようにしたため、エンジン停止中でもクランク軸(16)の軸受け部(17)にオイルが供給される。このため、エンジン停止中にエンジンに継続的な振動がかかっても、クランク軸(16)の軸受け部(17)がフレッチング摩耗を起こすのを抑制することができる。
《効果2》 簡単な構造で効果1を達成することができる。
図1(B)に例示するように、連通孔遮断弁(8)の開閉とエンジンの吸気作用を利用して、オイル(11)の油面(12)の持ち上げと維持とを行うため、簡単な構造で効果1を達成することができる。
図1(B)に例示するように、連通孔遮断弁(8)の開閉とエンジンの吸気作用を利用して、オイル(11)の油面(12)の持ち上げと維持とを行うため、簡単な構造で効果1を達成することができる。
(請求項2の発明)
《効果3》 エンジンの始動等を支障なく行うことができる。
図1(B)に例示するように、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を、エンジン始動前に、クランク軸(16)と接しない所定の高さまで低下させることができるようにしたため、エンジンの始動やその後の通常運転を支障なく行うことができる。
《効果3》 エンジンの始動等を支障なく行うことができる。
図1(B)に例示するように、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を、エンジン始動前に、クランク軸(16)と接しない所定の高さまで低下させることができるようにしたため、エンジンの始動やその後の通常運転を支障なく行うことができる。
(請求項3の発明)
《効果4》 部品点数の増加を抑制することができる。
図1及び図3に例示するように、連通孔(7)をブリーザ出口通路(19)に連通させたため、ブリーザ出口通路(19)を連通孔(7)と吸気通路(6)との連通路として利用することができ、部品点数の増加を抑制することができる。
《効果4》 部品点数の増加を抑制することができる。
図1及び図3に例示するように、連通孔(7)をブリーザ出口通路(19)に連通させたため、ブリーザ出口通路(19)を連通孔(7)と吸気通路(6)との連通路として利用することができ、部品点数の増加を抑制することができる。
(請求項4の発明)
《効果5》 クランク軸の軸受け部がフレッチング摩耗を起こすのを抑制することができる。
図5(B)に例示するように、クランク軸(16)に臨ませたオイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)をクランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さまで持ち上げ、エンジン停止中は、持ち上げたオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さで、所定時間維持することができるようにしたため、エンジン停止中でもクランク軸(16)の軸受け部(17)にオイルが供給される。このため、エンジン停止中にエンジンに継続的な振動がかかっても、クランク軸(16)の軸受け部(17)がフレッチング摩耗を起こすのを抑制することができる。
《効果5》 クランク軸の軸受け部がフレッチング摩耗を起こすのを抑制することができる。
図5(B)に例示するように、クランク軸(16)に臨ませたオイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)をクランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さまで持ち上げ、エンジン停止中は、持ち上げたオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さで、所定時間維持することができるようにしたため、エンジン停止中でもクランク軸(16)の軸受け部(17)にオイルが供給される。このため、エンジン停止中にエンジンに継続的な振動がかかっても、クランク軸(16)の軸受け部(17)がフレッチング摩耗を起こすのを抑制することができる。
《効果6》 簡単な構造で効果5を達成することができる。
図5(B)に例示するように、連通小孔遮断弁(21)の閉弁とエンジン停止中のクランク室(3)内の温度低下による減圧を利用して、オイル(11)の油面(12)の持ち上げと維持とを行うため、簡単な構造で効果5を達成することができる。
図5(B)に例示するように、連通小孔遮断弁(21)の閉弁とエンジン停止中のクランク室(3)内の温度低下による減圧を利用して、オイル(11)の油面(12)の持ち上げと維持とを行うため、簡単な構造で効果5を達成することができる。
(請求項5の発明)
《効果7》 エンジンの始動等を支障なく行うことができる。
図5(B)に例示するように、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を、エンジン始動前に、クランク軸(16)と接しない所定の高さまで低下させることができるようにしたため、エンジンの始動やその後の通常運転を支障なく行うことができる。
《効果7》 エンジンの始動等を支障なく行うことができる。
図5(B)に例示するように、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を、エンジン始動前に、クランク軸(16)と接しない所定の高さまで低下させることができるようにしたため、エンジンの始動やその後の通常運転を支障なく行うことができる。
(請求項6の発明)
《効果8》 部品点数の増加を抑制することができる。
図5及び図7に例示するように、連通小孔(20)をブリーザ出口通路(19)に連通させたため、ブリーザ出口通路(19)を連通小孔(20)と吸気通路(6)または大気空間との連通路として利用することができ、部品点数の増加を抑制することができる。
《効果8》 部品点数の増加を抑制することができる。
図5及び図7に例示するように、連通小孔(20)をブリーザ出口通路(19)に連通させたため、ブリーザ出口通路(19)を連通小孔(20)と吸気通路(6)または大気空間との連通路として利用することができ、部品点数の増加を抑制することができる。
(請求項7の発明)
《効果9》 クランク軸の軸受け部がフレッチング摩耗を起こすのを抑制することができる。
図8に例示するように、クランク軸(16)に臨ませたオイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さまで持ち上げるとともに、その後のエンジン停止中は、持ち上げたオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さで、所定時間維持することができるようにしたため、エンジン停止中でもクランク軸(16)の軸受け部(17)にオイルが供給される。このため、エンジン停止中にエンジンに継続的な振動がかかっても、クランク軸(16)の軸受け部(17)がフレッチング摩耗を起こすのを抑制することができる。
《効果9》 クランク軸の軸受け部がフレッチング摩耗を起こすのを抑制することができる。
図8に例示するように、クランク軸(16)に臨ませたオイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さまで持ち上げるとともに、その後のエンジン停止中は、持ち上げたオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さで、所定時間維持することができるようにしたため、エンジン停止中でもクランク軸(16)の軸受け部(17)にオイルが供給される。このため、エンジン停止中にエンジンに継続的な振動がかかっても、クランク軸(16)の軸受け部(17)がフレッチング摩耗を起こすのを抑制することができる。
《効果10》 簡単な構造で効果9を達成することができる。
図8に例示するように、オイル補給遮断弁(25)の開弁とオイル補給タンク(23)からオイル溜め(10)へのオイルの補給により、オイル(11)の油面(12)の持ち上げと維持とを行うことができるため、簡単な構造で効果9を達成することができる。
図8に例示するように、オイル補給遮断弁(25)の開弁とオイル補給タンク(23)からオイル溜め(10)へのオイルの補給により、オイル(11)の油面(12)の持ち上げと維持とを行うことができるため、簡単な構造で効果9を達成することができる。
(請求項8の発明)
《効果11》 エンジンの始動等を支障なく行うことができる。
図8に例示するように、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を、エンジン始動前に、クランク軸(16)と接しない高さまで低下させることができるようにしたため、エンジンの始動やその後の通常運転を支障なく行うことができる。
《効果11》 エンジンの始動等を支障なく行うことができる。
図8に例示するように、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を、エンジン始動前に、クランク軸(16)と接しない高さまで低下させることができるようにしたため、エンジンの始動やその後の通常運転を支障なく行うことができる。
(請求項9の発明)
《効果12》 クランク軸の軸受け部がフレッチング摩耗を起こすのを抑制することができる。
図10に例示するように、エンジン停止中に、オイル供給通路(34)からクランク軸(16)の軸受け部(17)にオイルを供給するようにしたため、エンジン停止中にエンジンに継続的な振動がかかっても、クランク軸(16)の軸受け部(17)がフレッチング摩耗を起こすのを抑制することができる。
《効果12》 クランク軸の軸受け部がフレッチング摩耗を起こすのを抑制することができる。
図10に例示するように、エンジン停止中に、オイル供給通路(34)からクランク軸(16)の軸受け部(17)にオイルを供給するようにしたため、エンジン停止中にエンジンに継続的な振動がかかっても、クランク軸(16)の軸受け部(17)がフレッチング摩耗を起こすのを抑制することができる。
《効果13》 簡単な構造で効果10を達成することができる。
図10に例示するように、循環ポンプ(36)の作動により、クランク軸(16)の軸受け部(17)にオイルを供給するようにしたため、簡単な構造で効果12を達成することができる。
図10に例示するように、循環ポンプ(36)の作動により、クランク軸(16)の軸受け部(17)にオイルを供給するようにしたため、簡単な構造で効果12を達成することができる。
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1〜図4は本発明の第1実施形態に係るエンジンを説明する図、図5〜図7は本発明の第2実施形態に係るエンジンを説明する図、図8及び図9は本発明の第3実施形態に係るエンジンを説明する図、図10及び図11は本発明の第4実施形態に係るエンジンを説明する図である。
図1〜図4は本発明の第1実施形態に係るエンジンを説明する図、図5〜図7は本発明の第2実施形態に係るエンジンを説明する図、図8及び図9は本発明の第3実施形態に係るエンジンを説明する図、図10及び図11は本発明の第4実施形態に係るエンジンを説明する図である。
まず、第1実施形態に係るエンジンについて説明する。
このエンジンの概要は、次の通りである。
図4に示すように、シリンダブロック(37)の上部にシリンダヘッド(38)を組み付け、シリンダヘッド(38)の上部にヘッドカバー(39)を組み付け、シリンダブロック(37)の前部にギヤケース(40)を取り付け、シリンダブロック(37)の下部にオイルパン(41)を組み付けている。シリンダヘッド(38)の横一側には吸気マニホルド(42)を組み付け、シリンダヘッド(38)の横他側には排気マニホルド(43)を組み付けている。
このエンジンの概要は、次の通りである。
図4に示すように、シリンダブロック(37)の上部にシリンダヘッド(38)を組み付け、シリンダヘッド(38)の上部にヘッドカバー(39)を組み付け、シリンダブロック(37)の前部にギヤケース(40)を取り付け、シリンダブロック(37)の下部にオイルパン(41)を組み付けている。シリンダヘッド(38)の横一側には吸気マニホルド(42)を組み付け、シリンダヘッド(38)の横他側には排気マニホルド(43)を組み付けている。
このエンジンは、次の機能を備えている。
このエンジンは、図1(B)に示すように、エンジン停止直前にオイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)を持ち上げ、エンジン停止中は、その油面(12)を所定の高さで所定時間維持し、エンジン始動前に、その油面(12)を低下させる機能を備えている。オイル溜め(10)は、クランク室(3)の下部とクランク室(3)下方のオイルパン(41)の一部とで構成してある。オイルパン(41)の残部は、オイル補給室(47)として用いている。
このエンジンは、図1(B)に示すように、エンジン停止直前にオイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)を持ち上げ、エンジン停止中は、その油面(12)を所定の高さで所定時間維持し、エンジン始動前に、その油面(12)を低下させる機能を備えている。オイル溜め(10)は、クランク室(3)の下部とクランク室(3)下方のオイルパン(41)の一部とで構成してある。オイルパン(41)の残部は、オイル補給室(47)として用いている。
オイル(11)の油面(12)を持ち上げ、維持するための構成は、次の通りである。
図1に示すように、クランク室(3)と吸気通路(6)とを連通させる連通孔(7)を設け、連通孔(7)を開閉する連通孔遮断弁(8)を設け、エンジン停止直前状態を検出する停止直前検出手段(9)を設け、オイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)の高さを検出する油面検出手段(13)を設け、停止直前検出手段(9)と油面検出手段(13)とに制御手段(14)を介して連通孔遮断弁(8)の弁駆動部(15)を連携させている。停止直前検出手段(9)は回転数センサ(45)であり、エンジン回転数(4)が所定値にまで低下したことを検出することにより、エンジン停止直前状態を検出する。制御手段(14)はマイコンである。
図1に示すように、クランク室(3)と吸気通路(6)とを連通させる連通孔(7)を設け、連通孔(7)を開閉する連通孔遮断弁(8)を設け、エンジン停止直前状態を検出する停止直前検出手段(9)を設け、オイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)の高さを検出する油面検出手段(13)を設け、停止直前検出手段(9)と油面検出手段(13)とに制御手段(14)を介して連通孔遮断弁(8)の弁駆動部(15)を連携させている。停止直前検出手段(9)は回転数センサ(45)であり、エンジン回転数(4)が所定値にまで低下したことを検出することにより、エンジン停止直前状態を検出する。制御手段(14)はマイコンである。
停止直前検出手段(9)がエンジン停止直前状態を検出したことに基づいて、制御手段(14)が、エンジン運転中は閉弁していた連通孔遮断弁(8)をエンジン停止直前に開弁することにより、連通孔(7)を介して、エンジン停止直前にクランク室(3)内の空気を吸気通路(6)に吸引して、図1(B)に示すように、クランク軸(16)に臨ませたオイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さまで持ち上げるようになっている。オイル溜め(10)の下部はオイル補給室(47)と連通し、オイル補給室(47)からオイル溜め(10)にオイルが補給されることにより、オイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)が持ち上がるようになっている。オイル補給室(47)のオイルの油面(48)の上方には空気溜め(49)を設け、クランク室(3)内の空気を吸引すると、オイル補給室(47)のオイルの油面は下がるようになっている。オイル補給室(47)の上部の空気溜め(49)は、大気空間と連通させてもよい。
オイル(11)の油面(12)が所定高さまで持ち上がったことを油面検出手段(13)が検出したことに基づいて、制御手段(14)が連通孔遮断弁(8)を閉弁することにより、エンジン停止中は、連通孔遮断弁(8)の閉弁状態を維持することにより、持ち上げたオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さで、所定時間維持することができるようになっている。すなわち、連通孔遮断弁(8)の閉弁状態を維持することにより、クランク室(3)の気密が維持され、エンジン各部の隙間からの空気に侵入によってクランク室(3)内の負圧がある程度小さくなるまでは、持ち上げたオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さに維持する。
エンジン始動前にオイル(11)の油面(12)を低下させる構成は、次の通りである。
開弁操作手段(18)に制御手段(14)を介して連通孔遮断弁(8)の弁駆動部(15)を連携させ、エンジン停止状態で開弁操作手段(18)を開弁操作したことに基づいて、エンジン停止中は閉弁していた連通孔遮断弁(8)を、エンジン始動前に開弁することにより、連通孔(7)を介して、吸気通路(6)からクランク室(3)に空気を吸引して、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を、エンジン始動前にクランク軸(16)と接しない高さまで低下させることができるようにしている。開弁操作手段(18)はキースイッチ(44)であり、キースイッチ(44)のOFF位置からON位置への投入が開弁操作に当たる。
開弁操作手段(18)に制御手段(14)を介して連通孔遮断弁(8)の弁駆動部(15)を連携させ、エンジン停止状態で開弁操作手段(18)を開弁操作したことに基づいて、エンジン停止中は閉弁していた連通孔遮断弁(8)を、エンジン始動前に開弁することにより、連通孔(7)を介して、吸気通路(6)からクランク室(3)に空気を吸引して、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を、エンジン始動前にクランク軸(16)と接しない高さまで低下させることができるようにしている。開弁操作手段(18)はキースイッチ(44)であり、キースイッチ(44)のOFF位置からON位置への投入が開弁操作に当たる。
制御手段(14)による処理手順は、次の通りである。
図2に示すように、エンジン停止状態において、ステップ(S1)でキースイッチ(44)がOFF位置からON位置に投入されたことを検出すると、ステップ(S2)で連通孔遮断弁(8)を開弁することにより、連通孔(7)を介して、吸気通路(6)からクランク室(3)に空気を吸引して、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を低下させる。ステップ(S3)では、オイル(11)の油面が始動可能な高さがどうかを判断する。このステップ(S3)では油面検出手段(13)で、オイル(11)の油面(12)がクランク軸(16)と接しない高さにまで低下したか否かを検出する。判断が肯定されるまでこのステップ(S3)を繰り返した後、判断が肯定されると、ステップ(S4)で連通孔遮断弁(8)を閉弁し、始動可能な状態とする。このステップ(S4)に至るまで、キースイッチ(44)がスタート位置に投入されても、スタータを作動させないようになっている。ステップ(S5)でキースイッチ(44)がスタート位置に投入されたことを検出すると、ステップ(S6)でスタータを作動させ、ステップ(S7)でエンジン運転を維持する。
図2に示すように、エンジン停止状態において、ステップ(S1)でキースイッチ(44)がOFF位置からON位置に投入されたことを検出すると、ステップ(S2)で連通孔遮断弁(8)を開弁することにより、連通孔(7)を介して、吸気通路(6)からクランク室(3)に空気を吸引して、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を低下させる。ステップ(S3)では、オイル(11)の油面が始動可能な高さがどうかを判断する。このステップ(S3)では油面検出手段(13)で、オイル(11)の油面(12)がクランク軸(16)と接しない高さにまで低下したか否かを検出する。判断が肯定されるまでこのステップ(S3)を繰り返した後、判断が肯定されると、ステップ(S4)で連通孔遮断弁(8)を閉弁し、始動可能な状態とする。このステップ(S4)に至るまで、キースイッチ(44)がスタート位置に投入されても、スタータを作動させないようになっている。ステップ(S5)でキースイッチ(44)がスタート位置に投入されたことを検出すると、ステップ(S6)でスタータを作動させ、ステップ(S7)でエンジン運転を維持する。
ステップ(S8)でキースイッチ(44)がON位置からOFF位置に投入されたことを検出すると、ステップ(S9)で回転数センサ(45)によりエンジン回転数は所定値まで低下したか否かを判断し、判断が肯定されまでこのステップ(S9)を繰り返し、判断が肯定されると、ステップ(S10)で連通孔遮断弁(8)を開弁することにより、連通孔(7)を介して、クランク室(3)内の空気を吸気通路(6)に吸引して、オイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)を持ち上げる。ステップ(S11)で、オイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)がクランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さに達したか否かが判断され、判断が肯定されるまでこのステップ(S11)を繰り返し、判断が肯定されると、ステップ(S12)で連通孔遮断弁(8)を閉弁し、エンジン停止中は、連通孔遮断弁(8)の閉弁状態を維持することにより、持ち上げたオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さで、所定時間維持することができるようにしている。
連通孔(7)の形成個所は、次の通りである。
図3(C)に示すように、このエンジンは、ブリーザ通路(1)の入口(1a)をクランク室(3)に連通させ、ブリーザ通路(1)の途中にブリーザ弁(4)を設け、ブリーザ通路(1)の出口(1b)をブリーザ出口通路(19)を介して吸気通路(6)に連通させた、クローズドブリーザ装置(31)を備えている。そして、前記連通孔(7)をブリーザ出口通路(19)に連通させている。クローズドブリーザ装置(31)と連通孔(7)とは、いずれもヘッドカバー(38)に設けている。連通孔(7)は連通路(46)を介してブリーザ出口通路(19)に連通させている。
図3(C)に示すように、このエンジンは、ブリーザ通路(1)の入口(1a)をクランク室(3)に連通させ、ブリーザ通路(1)の途中にブリーザ弁(4)を設け、ブリーザ通路(1)の出口(1b)をブリーザ出口通路(19)を介して吸気通路(6)に連通させた、クローズドブリーザ装置(31)を備えている。そして、前記連通孔(7)をブリーザ出口通路(19)に連通させている。クローズドブリーザ装置(31)と連通孔(7)とは、いずれもヘッドカバー(38)に設けている。連通孔(7)は連通路(46)を介してブリーザ出口通路(19)に連通させている。
第2実施形態に係るエンジンについて説明する。
このエンジンは、次の機能を備えている。
このエンジンは、図5(B)に示すように、エンジン停止中に、オイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)を持ち上げるとともに、その後のエンジン停止中は、その油面(12)を所定高さで所定時間維持し、エンジン始動前に、その油面(12)を低下させることができるようにしている。オイル溜め(10)とオイル補給室(47)の構成と機能は、第1実施形態と同じであり、図5(B)中、図1(B)と同一の要素には、同一の符号を付しておく。
このエンジンは、次の機能を備えている。
このエンジンは、図5(B)に示すように、エンジン停止中に、オイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)を持ち上げるとともに、その後のエンジン停止中は、その油面(12)を所定高さで所定時間維持し、エンジン始動前に、その油面(12)を低下させることができるようにしている。オイル溜め(10)とオイル補給室(47)の構成と機能は、第1実施形態と同じであり、図5(B)中、図1(B)と同一の要素には、同一の符号を付しておく。
オイル(11)の油面(12)を持ち上げ、維持するための構成は、次の通りである。
図5に示すように、クランク室(3)と吸気通路(6)とを連通させる連通小孔(20)を設け、連通小孔(20)を開閉する連通小孔遮断弁(21)を設け、エンジン停止操作手段(2)に制御手段(14)を介して連通小孔遮断弁(21)の駆動部(22)を連携させている。エンジン停止操作手段(2)はキースイッチ(44)であり、キースイッチ(44)のON位置からOFF位置への投入がエンジン停止操作に当たる。
図5に示すように、クランク室(3)と吸気通路(6)とを連通させる連通小孔(20)を設け、連通小孔(20)を開閉する連通小孔遮断弁(21)を設け、エンジン停止操作手段(2)に制御手段(14)を介して連通小孔遮断弁(21)の駆動部(22)を連携させている。エンジン停止操作手段(2)はキースイッチ(44)であり、キースイッチ(44)のON位置からOFF位置への投入がエンジン停止操作に当たる。
エンジン停止操作手段(2)でエンジン停止操作を行ったことに基づいて、エンジン運転中に開弁していた連通小孔遮断弁(21)を閉弁することにより、エンジン停止中のクランク室(3)内の温度低下による減圧で、クランク軸(16)に臨ませたオイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)をクランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さまで持ち上げ、その後のエンジン停止中は、連通小孔遮断弁(21)の閉弁状態を維持することにより、持ち上げたオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さで、所定時間維持することができるようにしている。オイル(11)の油面(12)を持ち上げる場合のオイル補給室(47)の機能や、エンジン停止中の油面(12)の高さを維持する機能については、第1実施形態と同じであり、図5中、図1と同一の要素には同一の符号を付しておく。
エンジン始動前にオイル(11)の油面(12)を低下させる構成は、次の通りである。
開弁操作手段(18)と油面検出手段(13)とを制御手段(14)を介して連通小孔遮断弁(21)の弁駆動部(22)を連携させ、エンジン停止状態で開弁操作手段(18)を開弁操作したことに基づいて、エンジン停止中は閉弁していた連通小孔遮断弁(21)をエンジン始動前に開弁することにより、連通小孔(20)を介して吸気通路(6)からクランク室(3)に空気を吸引して、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を、エンジン始動前に、クランク軸(16)と接しない高さまで低下させることができるようにしている。開弁操作手段(18)は、キースイッチ(44)であり、キースイッチ(44)のOFF位置からON位置への投入が開弁操作に当たる。
開弁操作手段(18)と油面検出手段(13)とを制御手段(14)を介して連通小孔遮断弁(21)の弁駆動部(22)を連携させ、エンジン停止状態で開弁操作手段(18)を開弁操作したことに基づいて、エンジン停止中は閉弁していた連通小孔遮断弁(21)をエンジン始動前に開弁することにより、連通小孔(20)を介して吸気通路(6)からクランク室(3)に空気を吸引して、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を、エンジン始動前に、クランク軸(16)と接しない高さまで低下させることができるようにしている。開弁操作手段(18)は、キースイッチ(44)であり、キースイッチ(44)のOFF位置からON位置への投入が開弁操作に当たる。
制御手段(14)による処理手順は、次の通りである。
図6に示すように、エンジン停止状態において、ステップ(S1)でキースイッチ(44)がOFF位置からON位置に投入されたことを検出すると、ステップ(S2)で連通小孔遮断弁(21)を開弁することにより、連通小孔(20)を介して、吸気通路(6)からクランク室(3)に空気を吸引して、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を低下させる。ステップ(S3)では、オイル(11)の油面が始動可能な高さがどうかを判断する。このステップ(S3)では油面検出手段(13)で、オイル(11)の油面(12)がクランク軸(16)と接しない高さにまで低下したか否かを検出する。判断が肯定されるまでこのステップ(S3)を繰り返した後、判断が肯定されると、ステップ(S4)で連通孔遮断弁(8)を閉弁し、始動可能な状態とする。このステップ(S4)に至るまで、キースイッチ(44)がスタート位置に投入されても、スタータを作動させないようになっている。ステップ(S5)でキースイッチ(44)がスタート位置に投入されたことを検出すると、ステップ(S6)でスタータを作動させ、ステップ(S7)でエンジン運転を維持する。
図6に示すように、エンジン停止状態において、ステップ(S1)でキースイッチ(44)がOFF位置からON位置に投入されたことを検出すると、ステップ(S2)で連通小孔遮断弁(21)を開弁することにより、連通小孔(20)を介して、吸気通路(6)からクランク室(3)に空気を吸引して、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を低下させる。ステップ(S3)では、オイル(11)の油面が始動可能な高さがどうかを判断する。このステップ(S3)では油面検出手段(13)で、オイル(11)の油面(12)がクランク軸(16)と接しない高さにまで低下したか否かを検出する。判断が肯定されるまでこのステップ(S3)を繰り返した後、判断が肯定されると、ステップ(S4)で連通孔遮断弁(8)を閉弁し、始動可能な状態とする。このステップ(S4)に至るまで、キースイッチ(44)がスタート位置に投入されても、スタータを作動させないようになっている。ステップ(S5)でキースイッチ(44)がスタート位置に投入されたことを検出すると、ステップ(S6)でスタータを作動させ、ステップ(S7)でエンジン運転を維持する。
ステップ(S8)でキースイッチ(44)がON位置からOFF位置に投入されたことを検出すると、ステップ(S9)で連通小孔遮断弁(21)を閉弁することにより、エンジン停止中のクランク室(3)内の温度低下による減圧で、オイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)をクランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さまで持ち上げ、その後のエンジン停止中は、連通小孔遮断弁(21)の閉弁状態を維持することにより、持ち上げたオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さで、所定時間維持することができるようにしている。
連通小孔(20)の形成個所は、次の通りである。
図7(B)に示すように、このエンジンは、ブリーザ通路(1)の入口(1a)をクランク室(3)に連通させ、ブリーザ通路(1)の途中にブリーザ弁(4)を設け、ブリーザ通路(1)の出口(1b)をブリーザ出口通路(19)を介して吸気通路(6)に連通させた、クローズドブリーザ装置(31)を備えている。そして、前記連通小孔(20)をブリーザ出口通路(19)に連通させている。クローズドブリーザ装置(31)は、ヘッドカバー(38)に設けている。連通小孔(20)はブリーザ通路(1)の出口(1b)の壁に形成している。連通小孔(20)は、第1実施形態の連通孔(7)と比べて十分に小さく、エンジン運転中、クランク室(3)の空気等が連通小孔(20)を介して吸気通路(6)に吸引されても、オイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)がクランク軸(3)と接しない高さに維持される程度に設定している。他の構造は、第1実施形態と同じであり、図7中、第1実施形態と同一の要素には、同一の符号を付しておく。なお、この第2実施形態の場合、ブリーザ装置は、ブリーザ出口通路(19)を大気空間に連通させたオープンブリーザ装置であってもよい。
図7(B)に示すように、このエンジンは、ブリーザ通路(1)の入口(1a)をクランク室(3)に連通させ、ブリーザ通路(1)の途中にブリーザ弁(4)を設け、ブリーザ通路(1)の出口(1b)をブリーザ出口通路(19)を介して吸気通路(6)に連通させた、クローズドブリーザ装置(31)を備えている。そして、前記連通小孔(20)をブリーザ出口通路(19)に連通させている。クローズドブリーザ装置(31)は、ヘッドカバー(38)に設けている。連通小孔(20)はブリーザ通路(1)の出口(1b)の壁に形成している。連通小孔(20)は、第1実施形態の連通孔(7)と比べて十分に小さく、エンジン運転中、クランク室(3)の空気等が連通小孔(20)を介して吸気通路(6)に吸引されても、オイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)がクランク軸(3)と接しない高さに維持される程度に設定している。他の構造は、第1実施形態と同じであり、図7中、第1実施形態と同一の要素には、同一の符号を付しておく。なお、この第2実施形態の場合、ブリーザ装置は、ブリーザ出口通路(19)を大気空間に連通させたオープンブリーザ装置であってもよい。
第3実施形態に係るエンジンについて説明する。
このエンジンは、次の機能を備えている。
このエンジンは、図8に示すように、エンジン停止状態にある場合には、オイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)を持ち上げ、その後のエンジン停止中は、その油面(12)を所定高さで所定時間維持し、エンジン始動前にその油面(12)を低下させる機能を備えている。オイル溜め(10)は、クランク室(3)の下部とオイルパン(41)とで構成されている。
このエンジンは、次の機能を備えている。
このエンジンは、図8に示すように、エンジン停止状態にある場合には、オイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)を持ち上げ、その後のエンジン停止中は、その油面(12)を所定高さで所定時間維持し、エンジン始動前にその油面(12)を低下させる機能を備えている。オイル溜め(10)は、クランク室(3)の下部とオイルパン(41)とで構成されている。
オイル(11)の油面(12)を持ち上げ、維持するための構成は、次の通りである。
図8に示すように、オイル補給タンク(23)をオイル補給通路(24)を介してエンジンのオイル溜め(10)に連通させ、オイル補給通路(24)にオイル補給遮断弁(25)を設け、エンジン停止状態を検出する停止状態検出手段(26)を設け、オイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)の高さを検出する油面検出手段(13)を設け、停止状態検出手段(26)と油面検出手段(13)とに制御手段(14)を介してオイル補給遮断弁(25)の弁駆動部(27)に連携させている。停止状態検出手段(26)はタイマ装置(50)であり、このタイマ装置(50)によりキースイッチ(44)がON位置からOFF位置に投入された後、エンジン停止状態が所定時間継続されたことを検出する。
図8に示すように、オイル補給タンク(23)をオイル補給通路(24)を介してエンジンのオイル溜め(10)に連通させ、オイル補給通路(24)にオイル補給遮断弁(25)を設け、エンジン停止状態を検出する停止状態検出手段(26)を設け、オイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)の高さを検出する油面検出手段(13)を設け、停止状態検出手段(26)と油面検出手段(13)とに制御手段(14)を介してオイル補給遮断弁(25)の弁駆動部(27)に連携させている。停止状態検出手段(26)はタイマ装置(50)であり、このタイマ装置(50)によりキースイッチ(44)がON位置からOFF位置に投入された後、エンジン停止状態が所定時間継続されたことを検出する。
停止状態検出手段(26)がエンジン停止状態を検出したことに基づいて、制御手段(14)がエンジン運転中は閉弁していたオイル補給遮断弁(25)を開弁することにより、オイル補給タンク(23)からオイル溜め(10)にオイルを補給して、クランク軸(16)を臨ませたオイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)をクランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さまで持ち上げ、これを油面検出手段(13)が検出したことに基づいて、制御手段がオイル補給遮断弁(25)を閉弁し、その後のエンジン停止中は、持ち上げたオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さで、所定時間維持することができるようにしている。すなわち、エンジン停止中は、オイル復帰ポンプ(29)を作動させないことにより、油面(12)の高さを維持する。
エンジン始動前にオイル(11)の油面(12)を低下させる構成は、次の通りである。
オイル溜め(10)にオイル復帰通路(28)を介してオイル補給タンク(23)を連通させ、オイル復帰通路(28)にオイル復帰ポンプ(29)を設け、オイル復帰操作手段(30)に制御手段(14)を介してオイル復帰ポンプ(29)を連携させている。オイル復帰操作手段(30)はキースイッチ(44)で、キースイッチ(44)のOFF位置からON位置への投入がオイル復帰操作に当たる。
オイル溜め(10)にオイル復帰通路(28)を介してオイル補給タンク(23)を連通させ、オイル復帰通路(28)にオイル復帰ポンプ(29)を設け、オイル復帰操作手段(30)に制御手段(14)を介してオイル復帰ポンプ(29)を連携させている。オイル復帰操作手段(30)はキースイッチ(44)で、キースイッチ(44)のOFF位置からON位置への投入がオイル復帰操作に当たる。
エンジン停止状態でオイル復帰操作手段(30)を操作したことに基づいて、エンジン運転中は停止していたオイル復帰ポンプ(29)をエンジン停止前に作動させることにより、オイル溜め(10)のオイル(11)をオイル補給タンク(23)に復帰させて、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を、エンジン始動前にクランク軸(16)と接しない所定の高さまで低下させることができるようにしている。
制御手段(14)による処理手順は、次の通りである。
図9に示すように、エンジン停止状態において、ステップ(S1)でキースイッチがOFF位置からON位置に投入されたことを検出すると、ステップ(S2)でオイル復帰ポンプ(29)を作動させることにより、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を低下させる。ステップ(S3)では、オイル(11)の油面(12)が始動可能な高さがどうかを判断する。このステップ(S3)では油面検出手段(13)で、オイル(11)の油面(12)がクランク軸(16)と接しない高さにまで低下したか否かを検出する。判断が肯定されるまでこのステップ(S3)を繰り返した後、判断が肯定されると、ステップ(S4)でオイル復帰ポンプ(29)を停止させ、始動可能な状態とする。このステップ(S4)に至るまで、キースイッチ(44)がスタート位置に投入されても、スタータを作動させないようになっている。ステップ(S5)でキースイッチ(44)がON位置からスタート位置に投入されたことを検出すると、ステップ(S6)でスタータを作動させ、ステップ(S7)でエンジン運転を維持する。
図9に示すように、エンジン停止状態において、ステップ(S1)でキースイッチがOFF位置からON位置に投入されたことを検出すると、ステップ(S2)でオイル復帰ポンプ(29)を作動させることにより、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を低下させる。ステップ(S3)では、オイル(11)の油面(12)が始動可能な高さがどうかを判断する。このステップ(S3)では油面検出手段(13)で、オイル(11)の油面(12)がクランク軸(16)と接しない高さにまで低下したか否かを検出する。判断が肯定されるまでこのステップ(S3)を繰り返した後、判断が肯定されると、ステップ(S4)でオイル復帰ポンプ(29)を停止させ、始動可能な状態とする。このステップ(S4)に至るまで、キースイッチ(44)がスタート位置に投入されても、スタータを作動させないようになっている。ステップ(S5)でキースイッチ(44)がON位置からスタート位置に投入されたことを検出すると、ステップ(S6)でスタータを作動させ、ステップ(S7)でエンジン運転を維持する。
ステップ(S8)でキースイッチ(44)がON位置からOFF位置に投入されたことを検出すると、ステップ(S9)でタイマ装置(50)によりエンジン停止状態が所定時間継続されたか否かが判断され、判断が肯定されるまでこのステップ(S9)を繰り返し、判断が肯定されると、ステップ(S10)でオイル補給遮断弁(25)を開弁することにより、オイル補給タンク(23)からオイル溜め(10)にオイルを補給して、オイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)を持ち上げる。ステップ(S11)で、オイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)がクランク軸(16)の軸受け部(17)に至る所定の高さに達したか否かが判断され、判断が肯定されるまでこのステップ(S11)を繰り返し、判断が肯定されると、ステップ(S12)でオイル補給遮断弁(25)を閉弁し、エンジン停止中は、オイル復帰ポンプ(29)の停止状態を維持することにより、持ち上げたオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さで、所定時間維持することができるようにしている。
第4実施形態について説明する。
図10に示すように、このエンジンは、エンジン停止中にクランク軸(16)の軸受け部(17)にオイルを供給する機能を備えており、その構成は、次の通りである。
補助オイルタンク(33)にオイル供給通路(34)とシリンダブロック(37)のオイルギャラリ(51)とを順に介してクランク軸(16)の軸受け部(17)を連通させ、エンジンのオイル溜め(10)にオイル戻し通路(35)を介して補助オイルタンク(33)を連通させ、エンジン停止状態を検出する停止状態検出手段(26)に制御手段(14)を介して循環ポンプ(36)を連携させている。停止状態検出手段(26)はタイマ装置(50)であり、このタイマ装置(50)によりキースイッチ(44)がON位置からOFF位置に投入された後、エンジン停止状態が所定時間継続されたことを検出する。
図10に示すように、このエンジンは、エンジン停止中にクランク軸(16)の軸受け部(17)にオイルを供給する機能を備えており、その構成は、次の通りである。
補助オイルタンク(33)にオイル供給通路(34)とシリンダブロック(37)のオイルギャラリ(51)とを順に介してクランク軸(16)の軸受け部(17)を連通させ、エンジンのオイル溜め(10)にオイル戻し通路(35)を介して補助オイルタンク(33)を連通させ、エンジン停止状態を検出する停止状態検出手段(26)に制御手段(14)を介して循環ポンプ(36)を連携させている。停止状態検出手段(26)はタイマ装置(50)であり、このタイマ装置(50)によりキースイッチ(44)がON位置からOFF位置に投入された後、エンジン停止状態が所定時間継続されたことを検出する。
停止状態検出手段(26)がエンジン停止状態を検出したことに基づいて、制御手段(14)がエンジン停止中は停止していた循環ポンプ(36)を作動させることにより、補助オイルタンク(33)とエンジンのオイル溜め(10)との間でオイルを循環させながら、エンジン停止中に、オイル供給通路(34)からクランク軸(16)の軸受け部(17)にオイルを供給するようにしている。循環ポンプ(36)は、オイル供給通路(34)に設けたオイル供給ポンプ(52)と、オイル戻し通路(35)に設けたオイル戻しポンプ(53)とで構成されている。
制御手段(14)による処理手順は、次の通りである。
図11に示すように、エンジン停止状態において、ステップ(S1)でキースイッチがOFF位置からON位置に投入されたことを検出し、ステップ(S2)でキースイッチ(44)がON位置からスタート位置に投入されたことが検出されると、ステップ(S3)でスタータを作動させ、ステップ(S4)でエンジン運転を維持する。
図11に示すように、エンジン停止状態において、ステップ(S1)でキースイッチがOFF位置からON位置に投入されたことを検出し、ステップ(S2)でキースイッチ(44)がON位置からスタート位置に投入されたことが検出されると、ステップ(S3)でスタータを作動させ、ステップ(S4)でエンジン運転を維持する。
ステップ(S5)でキースイッチ(44)がON位置からOFF位置に投入されたことを検出すると、ステップ(S6)でタイマ装置(50)によりエンジン停止状態が所定時間継続されたか否かが判断され、判断が肯定されるまでこのステップ(S6)を繰り返し、判断が肯定されると、ステップ(S7)で循環ポンプ(36)を作動させることにより、エンジン停止中に、オイル供給通路(34)からクランク軸(16)の軸受け部(17)にオイルを供給し、ステップ(S8)でタイマ(50)によりオイル供給開始から所定時間が経過したか否かが判断され、判断が肯定されるまでこのステップ(S8)を繰り返し、判断が肯定されると、ステップ(S9)で循環ポンプ(36)を停止する。
(1)…ブリーザ通路、(1a)…入口、(1b)…出口、(2)…エンジン停止手段、(3)…クランク室、(4)…ブリーザ弁、(5)…出口、(6)…吸気通路、(7)…連通孔、(8)…連通孔遮断弁、(9)…停止直前検出手段、(10)…オイル溜め、(11)…オイル、(12)…油面、(13)…油面検出手段、(14)…制御手段、(15)…連通孔遮断弁の弁駆動部、(16)…クランク軸、(17)…軸受け部、(18)…開弁操作手段、(19)…ブリーザ出口通路、(20)…連通小孔、(21)…連通小孔遮断弁、(22)…連通小孔遮断弁の弁駆動部、(23)…オイル補給タンク、(24)…オイル補給通路、(25)…オイル補給遮断弁、(26)…停止状態検出手段、(27)…(25)…の弁駆動部、(28)…オイル復帰通路、(29)…オイル復帰ポンプ、(30)…オイル復帰操作手段、(31)…クローズドフリーザ装置、(33)…補助オイルタンク、(34)…オイル供給通路、(35)…オイル戻し通路、(36)…循環ポンプ。
Claims (9)
- クランク室(3)と吸気通路(6)とを連通させる連通孔(7)を設け、連通孔(7)を開閉する連通孔遮断弁(8)を設け、エンジン停止直前状態を検出する停止直前検出手段(9)を設け、オイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)の高さを検出する油面検出手段(13)を設け、停止直前検出手段(9)と油面検出手段(13)とに制御手段(14)を介して連通孔遮断弁(8)の弁駆動部(15)を連携させ、
停止直前検出手段(9)がエンジン停止直前状態を検出したことに基づいて、制御手段(14)が、エンジン運転中は閉弁していた連通孔遮断弁(8)をエンジン停止直前に開弁することにより、連通孔(7)を介して、エンジン停止直前にクランク室(3)内の空気を吸気通路(6)に吸引して、クランク軸(16)に臨ませたオイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)をクランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さまで持ち上げ、
オイル(11)の油面(12)が所定高さまで持ち上がったことを油面検出手段(13)が検出したことに基づいて、制御手段(14)が連通孔遮断弁(8)を閉弁し、エンジン停止中は、連通孔遮断弁(8)の閉弁状態を維持することにより、持ち上げたオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さで、所定時間維持することができるようにした、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項1に記載したエンジンにおいて、
開弁操作手段(18)に連通孔遮断弁(8)の弁駆動部(15)を連携させ、
エンジン停止状態で開弁操作手段(18)を開弁操作したことに基づいて、エンジン停止中は閉弁していた連通孔遮断弁(8)を、エンジン始動前に開弁することにより、連通孔(7)を介して、吸気通路(6)からクランク室(3)に空気を吸引して、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を、エンジン始動前に、クランク軸(16)と接しない所定の高さまで低下させることができるようにした、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項1または請求項2に記載したエンジンにおいて、
ブリーザ通路(1)の入口(1a)をクランク室(3)に連通させ、ブリーザ通路(1)の途中にブリーザ弁(4)を設け、ブリーザ通路(1)の出口(1b)をブリーザ出口通路(19)を介して吸気通路(6)に連通させた、クローズドブリーザ装置(31)を備えたエンジンに適用するに当たり、
前記連通孔(7)をブリーザ出口通路(19)に連通させた、ことを特徴とするエンジン。 - 吸気通路(6)または大気空間とクランク室(3)とを連通させる連通小孔(20)を設け、連通小孔(20)を開閉する連通小孔遮断弁(21)を設け、エンジン停止操作手段(2)に連通小孔遮断弁(21)の駆動部(22)を連携させ、
エンジン停止操作手段(2)でエンジン停止操作を行ったことに基づいて、エンジン運転中に開弁していた連通小孔遮断弁(21)を閉弁することにより、エンジン停止中のクランク室(3)内の温度低下による減圧で、クランク軸(16)に臨ませたオイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さまで持ち上げ、その後のエンジン停止中は、連通小孔遮断弁(21)の閉弁状態を維持することにより、持ち上げたオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さで、所定時間維持することができるようにした、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項4に記載したエンジンにおいて、
開弁操作手段(18)に連通小孔遮断弁(21)の弁駆動部(22)を連携させ、
エンジン停止状態で開弁操作手段(18)を開弁操作したことに基づいて、エンジン停止中は閉弁していた連通小孔遮断弁(21)をエンジン始動前に開弁することにより、連通小孔(20)を介して吸気通路(6)または大気空間からクランク室(3)に空気を吸引して、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を、エンジン始動前に、クランク軸(16)と接しない所定の高さまで低下させることができるようにした、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項4または請求項5に記載したエンジンにおいて、
ブリーザ通路(1)の入口(1a)をクランク室(3)に連通させ、ブリーザ通路(1)の途中にブリーザ弁(4)を設け、ブリーザ通路(1)の出口(1b)をブリーザ出口通路(19)を介して吸気通路(6)または大気空間に連通させた、クローズドブリーザ装置(31)またはオープンブリーザ装置を備えたエンジンに適用するに当たり、
前記連通小孔(20)をブリーザ出口通路(19)に連通させた、ことを特徴とするエンジン。 - オイル補給タンク(23)をオイル補給通路(24)を介してエンジンのオイル溜め(10)に連通させ、オイル補給通路(24)にオイル補給遮断弁(25)を設け、エンジン停止状態を検出する停止状態検出手段(26)を設け、停止状態検出手段(26)に制御手段(14)を介してオイル補給遮断弁(25)の弁駆動部(27)を連携させ、
停止状態検出手段(26)がエンジン停止状態を検出したことに基づいて、制御手段(14)がエンジン運転中は閉弁していたオイル補給遮断弁(25)を開弁することにより、オイル補給タンク(23)からオイル溜め(10)にオイルを補給して、クランク軸(16)に臨ませたオイル溜め(10)のオイル(11)の油面(12)をクランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さまで持ち上げ、その後のエンジン停止中は、持ち上げたオイル(11)の油面(12)を、クランク軸(16)の軸受け部(17)に届く所定の高さで、所定時間維持することができるようにした、ことを特徴とするエンジン。 - 請求項7に記載したエンジンにおいて、
オイル溜め(10)にオイル復帰通路(28)を介してオイル補給タンク(23)を連通させ、オイル復帰通路(28)にオイル復帰ポンプ(29)を設け、オイル復帰操作手段(30)にオイル復帰ポンプ(29)を連携させ、
エンジン停止状態でオイル復帰操作手段(30)をオイル復帰操作したことに基づいて、エンジン運転中は停止していたオイル復帰ポンプ(29)をエンジン始動前に作動させることにより、オイル溜め(10)のオイル(11)をオイル補給タンク(23)に復帰させて、持ち上げていたオイル(11)の油面(12)を、エンジン始動前に、クランク軸(16)と接しない所定の高さまで低下させることができるようにした、ことを特徴とするエンジン。 - 補助オイルタンク(33)にオイル供給通路(34)を介してクランク軸(16)の軸受け部(17)を連通させ、エンジンのオイル溜め(10)にオイル戻し通路(35)を介して補助オイルタンク(33)を連通させ、エンジン停止状態を検出する停止状態検出手段(26)を設け、停止状態検出手段(26)に制御手段(14)を介して循環ポンプ(36)を連携させ、停止状態検出手段(26)がエンジン停止状態を検出したことに基づいて、制御手段(14)がエンジン停止中は停止していた循環ポンプ(36)を作動させることにより、補助オイルタンク(33)とエンジンのオイル溜め(10)との間でオイルを循環させながら、エンジン停止中に、オイル供給通路(34)からクランク軸(16)の軸受け部(17)にオイルを供給するようにした、ことを特徴とするエンジン。
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Cited By (2)
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2003
- 2003-09-17 JP JP2003325142A patent/JP2005090362A/ja active Pending
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