JP2005090150A - 排水口金物における流入遮断装置 - Google Patents

排水口金物における流入遮断装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 床面に配設される排水口金物にあって、何らかのアクシデントでオイルが床面に流出した場合に、該オイルの流入を防止し得る排水口金物の流入遮断装置を提供する。
【解決手段】 ドレイン本体2及びストレーナー8を上方から覆う略伏碗形の遮断カバー体14を、被着手段16によって密閉用パッキン15を介してドレイン本体2上に密着状に保持し得るようにした。
【選択図】 図2

Description

本発明は、排水口に設置される排水口金物において、特にオイルの流入を防止するための流入遮断装置に関する。
排水口に設置される排水口金物としては、屋上やバルコニー等の床面に配設されるルーフドレインや、浴室,厨房,トイレ等のコンクリート床に配設される床排水金物が知られている。これらの排水口金物は、床面に埋設される排水管部を備えたドレイン本体と、該ドレイン本体上に保持されるストレーナーとによって構成されており、周囲の床面から雨水や生活排水を集水し、ストレーナーでゴミを取り除いて排水管部内に流入させて、該排水管部に接続された樋管に流し込むことにより、その排水を行い得るようになっている。
また、ルーフドレインにあっては、下部に開閉可能な通水口を備えたカバー体でドレイン本体を囲繞して、該通水口によってドレイン本体の排水管部内に流入する単位時間当たりの雨水量を制限する過流防止装置が設けられたものもある(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−242386号公報
ところで、従来の排水口金物にあっては、何らかのアクシデントで機械・装置類や貯留タンク等からオイルが床面に流出した場合に、該オイルが雨水や生活排水とともにドレイン本体の排水管部内に流入し、そのまま樋管を介して外部に流れ出てしまうという問題点があった。また、上記過流防止装置を備えたルーフドレインにあっても、完全な遮蔽作用を有するものでないため、排水管部内へのオイルの流入を防止することができなかった。
本発明は、かかる従来の問題点を解消し得る排水口金物における流入遮断装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、円形のドレイン受皿の中央に排水管部が下方突成されたドレイン本体と、該ドレイン本体上に保持されるストレーナーとを備えてなる排水口金物において、前記ドレイン本体及びストレーナーを上方から覆う略伏碗形の遮断カバー体と、該遮断カバー体の下端周縁と、該下端周縁に当接するドレイン本体の当接面の、その何れか一方に配設された密閉用パッキンと、前記遮断カバー体を密閉用パッキンを介してドレイン本体上に密着状に保持可能な被着手段とを備えてなることを特徴とする排水口金物における流入遮断装置である。
また、本発明は、排水管部の上縁に側方に突出する円環状鍔縁が周設されたドレイン本体と、該ドレイン本体上に保持されるストレーナーとを備えてなる排水口金物において、前記ドレイン本体及びストレーナーを上方から覆う略伏碗形の遮断カバー体と、該遮断カバー体の下端周縁と、該下端周縁に当接するドレイン本体の当接面の、その何れか一方に配設された密閉用パッキンと、前記遮断カバー体を密閉用パッキンを介してドレイン本体上に密着状に保持可能な被着手段とを備えてなることを特徴とする排水口金物における流入遮断装置である。
上記両流入遮断装置にあって、被着手段としては、ドレイン本体またはストレーナーと、遮断カバー体の、その何れか一方に配設された上下方向の螺子杆と、他方に配設されて該螺子杆が螺合される雌螺子孔とからなり、該雌螺子孔と前記螺子杆との螺合緊締作用を介して、遮断カバー体をドレイン本体上に密着状に保持可能とする構成が提案される。
本発明は、上述したように、円形のドレイン受皿の中央に排水管部が下方突成されたドレイン本体と、該ドレイン本体上に保持されるストレーナーとを備えてなる排水口金物において、前記ドレイン本体及びストレーナーを上方から覆う略伏碗形の遮断カバー体と、該遮断カバー体の下端周縁と、該下端周縁に当接するドレイン本体の当接面の、その何れか一方に配設された密閉用パッキンと、前記遮断カバー体を密閉用パッキンを介してドレイン本体上に密着状に保持可能な被着手段とを備えてなることを特徴とする排水口金物における流入遮断装置であるから、何らかのアクシデントで機械・装置類や貯留タンク等からオイルが床面に流出した場合に、遮断カバー体でドレイン本体及びストレーナーを上方から覆い、該遮断カバー体を被着手段によってドレイン本体上に密着状に保持させることにより、排水管部内へのオイルの流入を遮断することができる。これにより、排水管部に接続された樋管を介してオイルが外部に流れ出てしまうことを防止することができる。
また、本発明は、排水管部の上縁に側方に突出する円環状鍔縁が周設されたドレイン本体と、該ドレイン本体上に保持されるストレーナーとを備えてなる排水口金物において、前記ドレイン本体及びストレーナーを上方から覆う略伏碗形の遮断カバー体と、該遮断カバー体の下端周縁と、該下端周縁に当接するドレイン本体の当接面の、その何れか一方に配設された密閉用パッキンと、前記遮断カバー体を密閉用パッキンを介してドレイン本体上に密着状に保持可能な被着手段とを備えてなることを特徴とする排水口金物における流入遮断装置であるから、何らかのアクシデントで機械・装置類や貯留タンク等からオイルが床面に流出した場合には、上記と同様に、遮断カバー体でドレイン本体及びストレーナーを上方から覆い、該遮断カバー体を被着手段によってドレイン本体上に密着状に保持させることにより、排水管部内へのオイルの流入を遮断することができる。これにより、排水管部に接続された樋管を介してオイルが外部に流れ出てしまうことを防止することができる。
また、上記被着手段が、ドレイン本体またはストレーナーと、遮断カバー体の、その何れか一方に配設された上下方向の螺子杆と、他方に配設されて該螺子杆が螺合される雌螺子孔とからなり、該雌螺子孔と前記螺子杆との螺合緊締作用を介して、遮断カバー体をドレイン本体上に密着状に保持可能とする構成にあっては、雌螺子孔と螺子杆とを用いた簡単な構造で、しかも該雌螺子孔と螺子杆とを螺合緊締するだけの簡単な操作により、遮断カバー体をドレイン本体上に密着状態で確実に保持することができる。
以下に、本発明の第一実施例を、図1,図2に基づいて説明する。
この第一実施例は、ルーフドレインからなる排水口金物1Aに、本発明にかかる流入遮断装置13を適用したものであり、該流入遮断装置13は、図1に示すように、ドレイン本体2及びストレーナー8を上方から覆う遮断カバー体14と、該遮断カバー体14の下端周縁に当接するドレイン本体2の当接面2’に配設された密閉用パッキン15と、前記遮断カバー体14を密閉用パッキン15を介してドレイン本体2上に密着状に保持可能な被着手段16とを備えてなることを特徴としている。
前記排水口金物1Aのドレイン本体2は、円形のドレイン受皿3と、該ドレイン受皿3の中央に開口する排水孔4を囲繞するようにして下方突成された排水管部5とを備えており、屋上やバルコニー等の床面fに埋設施工されている。前記ドレイン受皿3の上面には、床面f内に敷設されたシート防水層sの縁部を挟持する防水層押え盤6が、ドレイン受皿3に立設された螺子杆7aと、該螺子杆7aに螺装されるナット7bとによって固定されており、該防水層押え盤6上に多数の狭幅状通水間隙9を備えたストレーナー8が配設されている。該ストレーナー8は、その下部鍔縁10を螺子11によって防水層押え盤6に固定することにより、該防水層押え盤6を介してドレイン本体2に保持されている。
ドレイン本体2の排水管部5には、該排水管部5に上端を螺着させることによって樋管12が接続されている。これにより、通常時には、周囲の床面fからストレーナー8の狭幅状通水間隙9を介して排水管部5内に流入する雨水を樋管12に流し込んでその排水を行い得るようになっている。
また、ドレイン受皿3の外周部には、前記遮断カバー体14の下端周縁と当接可能な環状支持盤17が、防水層押え盤6に立設された螺子杆18aと、該螺子杆18aに螺装されるナット18bとによって固定されている。そして、該環状支持盤17の上面によって、遮断カバー体14の下端周縁が当接するドレイン本体2の当接面2’が構成されており、該当接面2’に形成された環状溝19内に密閉用パッキン15が固着されている。
前記遮断カバー体14は、オイルや水を遮断可能な薄板状素材により略伏碗形に形成されている。該遮断カバー体14の材質としては、金属または合成樹脂が用いられ得るが、金属の場合にはステンレス等の耐腐食性を備えた材質が好ましい。この遮断カバー体14の天壁部20の中央下面には、上下方向に沿う螺子杆21が下方に突設されており、また、前記ストレーナー8の頂部には、該螺子杆21が螺合される上下方向の雌螺子孔22が形成されている。そして、該螺子杆21と雌螺子孔22とによって遮断カバー体14の被着手段16が構成されており、該螺子杆21と雌螺子孔22との螺合緊締作用により遮断カバー体14を密閉用パッキン15を介してドレイン本体2上に密着状に保持し得るようになっている。また、遮断カバー体14の天壁部20の上面には略コ字形の把手23が配設されており、該把手23によって遮断カバー体14の螺回操作を容易に行い得るようにしている。
かかる構成にあって、通常の排水時には、雌螺子孔22に螺合された螺子杆21の螺進作用を介して昇降する遮断カバー体14を、図1に示す上昇位置に保持させておく。この状態にあっては、周囲の床面fからストレーナー8の狭幅状通水間隙9を介して排水管部5内に流入する雨水を樋管12に流し込んでその排水を行うことができる。一方、何らかのアクシデントでオイルが床面fに流出した場合には、螺子杆21が下方に螺進する方向に遮断カバー体14を螺回操作すると、螺子杆21の下方への螺進に伴って遮断カバー体14が降下し、図2に示すように、該遮断カバー体14の下端周縁がドレイン本体2の当接面2’に当接する。そして、さらに該遮断カバー体14を螺回操作すると、螺子杆21と雌螺子孔22との螺合緊締作用により遮断カバー体14の下端周縁が当接面2’の密閉用パッキン15に圧接される。これにより、ドレイン本体2及びストレーナー8が遮断カバー体14によって密閉状に覆われ、排水管部5内へのオイルの流入を遮断することができる。従って、排水管部5に接続された樋管12を介してオイルが外部に流れ出ることがない。
図3,図4は、第二実施例を示し、上記第一実施例では密閉用パッキン15がドレイン本体2の当接面2’に配設されていたのに対して、この第二実施例では該密閉用パッキン15を遮断カバー体14の下端周縁に配設したものである。その他の構成は第一実施例と同じであり、同一部分に同一符号を付して重複する説明を省略する。
かかる構成にあっても、図3に示す上昇位置から遮断カバー体14を螺回操作によって降下させて、図4に示すように、遮断カバー体14の下端周縁を、密閉用パッキン15を介してドレイン本体2の当接面2’に圧接させることにより、上記と同様に、ドレイン本体2及びストレーナー8が遮断カバー体14によって密閉状に覆われ、排水管部5内へのオイルの流入を遮断することができる。
図5〜図7は第三実施例を示し、上記第一実施例では遮断カバー体14の被着手段16を構成する一方の螺子杆21が遮断カバー体14に配設され、かつ他方の雌螺子孔22がストレーナー8に配設されていたのに対して、この第三実施例では、雌螺子孔22を遮断カバー体14に配設し、螺子杆21をドレイン本体2に配設したものである。ここで、雌螺子孔22は、遮断カバー体14の天壁部20の中央下面から下方に突設された上下方向の雌螺子筒24内に形成されており、該雌螺子筒24がストレーナー8の頂部に形成された透孔25に挿通されている。また、螺子杆21は、三ツ股状の支持プレート26(図7参照)の中央に固着されており、該支持プレート26の各端部を、図5に示すように、上述した螺子杆7aとナット7bとによって防水層押え盤6を介してドレイン本体2に固定することにより、該螺子杆21をドレイン本体2内の中央位置に立設するようにしている。その他の構成は第一実施例と同じであり、同一部分に同一符号を付して重複する説明を省略する。
かかる構成にあって、通常の排水時には、螺子杆21に螺合された雌螺子孔22を備えた雌螺子筒24の螺進作用を介して昇降する遮断カバー体14を、図5に示す上昇位置に保持させておくことにより、周囲の床面fからストレーナー8の狭幅状通水間隙9を介して排水管部5内に流入する雨水を樋管12に流し込んでその排水を行うことができる。一方、何らかのアクシデントでオイルが床面fに流出した場合には、雌螺子筒24が下方に螺進する方向に遮断カバー体14を螺回操作すると、雌螺子筒24の下方への螺進に伴って遮断カバー体14が降下し、図6に示すように、該遮断カバー体14の下端周縁がドレイン本体2の当接面2’に当接する。そして、さらに該遮断カバー体14を螺回操作すると、螺子杆21と雌螺子孔22との螺合緊締作用により遮断カバー体14の下端周縁が当接面2’の密閉用パッキン15に圧接される。これにより、ドレイン本体2及びストレーナー8が遮断カバー体14によって密閉状に覆われ、排水管部5内へのオイルの流入を遮断することができる。
尚、この第三実施例では、螺子杆21を、支持プレート26を介してドレイン本体2内に固定するようにしているが、これに代えて該螺子杆21をストレーナー8に固定することも可能である。また、ドレイン本体2の当接面2’に配設されている密閉用パッキン15は、上述した第二実施例(図3参照)のように遮断カバー体14の下端周縁に配設してもよい。
また、上述した第一実施例及び第三実施例では、その上面でドレイン本体2の当接面2’を構成する環状支持盤17を、防水層押え盤6と別体に形成した例を示したが、該環状支持盤17は防水層押え盤6に一体形成することも可能である。さらに、第一実施例及び第三実施例では、排水口金物1Aとして、シート防水構造の床fに用いられるルーフドレインを示したが、モルタル防水構造の床fに用いられるルーフドレインにあっては、上述した防水層押え盤6がなく、ドレイン受皿3の上面が床面f上に露出するため、該ドレイン受皿3の上面によって、遮断カバー体14の下端周縁が当接するドレイン本体2の当接面2’が構成されることとなる。
図8,図9は第四実施例を示し、この実施例は、浴室,厨房,トイレ等のコンクリート床に配設される床排水金物からなる排水口金物1Bに、本発明にかかる流入遮断装置13を適用したものである。排水口金物1Bのドレイン本体2は、短筒状の排水管部5の上縁に側方に突出する円環状鍔縁27が周設されており、該円環状鍔縁27の上面が、流入遮断装置13を構成する遮断カバー体14の下端周縁に当接するドレイン本体2の当接面2’となっている。また、ドレイン本体2は、円環状鍔縁27の上面が床面fに一致する状態で、浴室,厨房,トイレ等のコンクリート床に埋設施工されている。ドレイン本体2の上部内周縁には、複数の係止段縁28が周方向に所定間隔で内方突成されており、該係止段縁28上に下面を支持させることにより、ドレイン本体2の上部に偏平なストレーナー8が内嵌状態で保持されている。該ストレーナー8は、前記各係止段縁28の下面に夫々係合可能な係合爪29を備えており、該係合爪29を側方から係止段縁28の下面に係合させることにより、ストレーナー8の上方への抜け出し防止作用が得られるようになっている。また、排水管部5には、該排水管部5の下部に上端を螺着させることによって樋管12が接続されている。これにより、通常時には、周囲の床面fからストレーナー8の狭幅状通水間隙9を介して排水管部5内に流入する生活排水を樋管12に流し込んでその排水を行い得るようになっている。
一方、流入遮断装置13を構成する遮断カバー体14は、前記各実施例と同様に、ドレイン本体2及びストレーナー8を上方から覆い得る略伏碗形に形成されており、該遮断カバー体14の下端周縁に密閉用パッキン15が配設されている。遮断カバー体14の天壁部20の中央下面には、上下方向に沿う螺子杆21が該遮断カバー体14の下端より下方に突出する状態で配設されており、また、前記ストレーナー8の中央部には、該螺子杆21が螺合される上下方向の雌螺子孔22が形成されている。そして、該螺子杆21と雌螺子孔22とによって遮断カバー体14の被着手段16が構成されており、該螺子杆21と雌螺子孔22との螺合緊締作用により遮断カバー体14を密閉用パッキン15を介してドレイン本体2上に密着状に保持し得るようになっている。また、遮断カバー体14の天壁部20の上面には、該遮断カバー体14の螺回操作を容易とする略コ字形の把手23が配設されている。
かかる構成にあって、排水口金物1Bによる通常の排水時には、図8に示すように、遮断カバー体14を排水口金物1Bから取り外しておくことにより、床面f上の歩行に支障を来すことがない。一方、何らかのアクシデントでオイルが床面fに流出した場合には、遮断カバー体14の螺子杆21をストレーナー8の雌螺子孔22に螺合させるとともに、螺子杆21が下方に螺進する方向に遮断カバー体14を螺回操作することにより、螺子杆21の下方への螺進に伴って遮断カバー体14が降下し、図9に示すように、該遮断カバー体14の下端周縁がドレイン本体2の当接面2’に当接する。そして、さらに該遮断カバー体14を螺回操作すると、螺子杆21と雌螺子孔22との螺合緊締作用により遮断カバー体14の下端周縁の密閉用パッキン15がドレイン本体2の当接面2’に圧接される。これにより、ドレイン本体2及びストレーナー8が遮断カバー体14によって密閉状に覆われ、排水管部5内へのオイルの流入を遮断することができ、オイルが外部に流れ出ることがない。
尚、この第四実施例では、遮断カバー体14の下端周縁に密閉用パッキン15を配設しているが、該密閉用パッキン15は上述した第一実施例(図1参照)のようにドレイン本体2の当接面2’に配設することも可能である。
第一実施例にかかる流入遮断装置13を備えた排水口金物1Aの施工状態を示す縦断面図である。 同上の流入遮断装置13の作用説明図である。 第二実施例にかかる流入遮断装置13を備えた排水口金物1Aの縦断面図である。 同上の流入遮断装置13の作用説明図である。 第三実施例にかかる流入遮断装置13を備えた排水口金物1Aの縦断面図である。 同上の流入遮断装置13の作用説明図である。 同上の流入遮断装置13における螺子杆21の支持プレート26を示す平面図である。 第四実施例にかかる流入遮断装置13の遮断カバー体14を取り外した状態を示す排水口金物1Bの施工状態の縦断面図である。 同上の流入遮断装置13の作用説明図である。
符号の説明
1A,1B 排水口金物
2 ドレイン本体
2’当接面
3 ドレイン受皿
5 排水管部
8 ストレーナー
13 流入遮断装置
14 遮断カバー体
15 密閉用パッキン
16 被着手段
21 螺子杆
22 雌螺子孔
27 円環状鍔縁

Claims (3)

  1. 円形のドレイン受皿の中央に排水管部が下方突成されたドレイン本体と、該ドレイン本体上に保持されるストレーナーとを備えてなる排水口金物において、
    前記ドレイン本体及びストレーナーを上方から覆う略伏碗形の遮断カバー体と、
    該遮断カバー体の下端周縁と、該下端周縁に当接するドレイン本体の当接面の、その何れか一方に配設された密閉用パッキンと、
    前記遮断カバー体を密閉用パッキンを介してドレイン本体上に密着状に保持可能な被着手段と
    を備えてなることを特徴とする排水口金物における流入遮断装置。
  2. 排水管部の上縁に側方に突出する円環状鍔縁が周設されたドレイン本体と、該ドレイン本体上に保持されるストレーナーとを備えてなる排水口金物において、
    前記ドレイン本体及びストレーナーを上方から覆う略伏碗形の遮断カバー体と、
    該遮断カバー体の下端周縁と、該下端周縁に当接するドレイン本体の当接面の、その何れか一方に配設された密閉用パッキンと、
    前記遮断カバー体を密閉用パッキンを介してドレイン本体上に密着状に保持可能な被着手段と
    を備えてなることを特徴とする排水口金物における流入遮断装置。
  3. 被着手段が、ドレイン本体またはストレーナーと、遮断カバー体の、その何れか一方に配設された上下方向の螺子杆と、他方に配設されて該螺子杆が螺合される雌螺子孔とからなり、該雌螺子孔と前記螺子杆との螺合緊締作用を介して、遮断カバー体をドレイン本体上に密着状に保持可能とするものであることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の排水口金物における流入遮断装置。
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