JP2005090031A - ブラケット - Google Patents

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Tsunehiro Kousenbo
恒博 高仙坊
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Abstract

【課題】一般的なブラケットと同様に取り扱うことが可能であり、かつ、必要に応じてカバー部材を取り付けて面格子の防犯性及び意匠性を向上させることが可能なブラケットを提供することである。
【解決手段】ブラケット本体1にキャップ10Aを押し当てると前板18の下部に形成されたフック部と係止用凹部3とが係合する。また、フック部11と連結片5とが係合する。この結果、ブラケット本体1とキャップ10Aとが強固に係合する。
さらに、ブラケット本体1を挟んでキャップ10Aと反対側からキャップ10Bを押し当てると係止凹部12とフック部13とが係合する。その結果、ブラケット本体1を挟んだ状態でキャップ10Aとキャップ10Bとが強固に係合する。
【選択図】 図6

Description

この発明は、住居の開口部などに設置される面格子の取付に使用されるブラケットに関するものである。
従来、住居等の建築物の窓の外側に取り付けられる面格子の防犯性を高める技術として、ブラケットを住居の壁面に固定する際に、特殊な工具がないと回すことができないネジや通常のドライバ等では締め付ける方向にしか回すことのできないネジ等の特殊な形状をしたネジが使用されることがあった。つまり、この特殊な形状をしたネジを使用することにより、外部から面格子が取り外される危険性を減じて防犯性を高めていた。
ところが、特殊な形状のネジや特殊な工具は、通常コストがかかるという不都合がある。また、特殊な形状のネジや特殊な工具を使うことに慣れている者の数が少ないという事情もあるため、なるべく一般的に使用されているネジや工具を使用して面格子の取付を行った方が作業効率が向上する。さらに、面格子の取付時にブラケットを壁面に固定するためのネジ等が外部に露出しているため美観性を損ねる虞があった。
そこで、従来の技術の中には、特殊な形状のネジ等を使用することなく外部から面格子が取り外されることを防止するために、面格子を取り付けたときに窓用サッシに固定されるブラケット基部が面格子によって覆われるような形状のブラケットを使用した面格子の取付構造がある(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に記載の技術によれば、防犯性と意匠性に優れた面格子の取付構造を提供することが可能である、とされている。
特開平10−196242号公報
しかしながら、上述の特許文献に面格子の取付構造を実現するためには、ブラケットの構造を大きく変更する必要が生じるため、このブラケットを通常のブラケットと同様に取り扱うことが困難になる。つまり、特許文献1に記載のブラケットを使用した場合には面格子の取付方法が一般の取付方法と相違するため、面格子を取り付ける際の作業効率が低下する虞がある。また、ブラケットに汎用性がないため、コスト高になるという不都合がある。
この発明の目的は、一般的なブラケットと同様に取り扱うことが可能であり、かつ、必要に応じてカバー部材を取り付けて面格子の防犯性及び意匠性を向上させることが可能なブラケットを提供することである。
この発明は、上記の課題を解決するための手段として、以下の構成を備えたものである。
(1)この発明は、ブラケット本体とカバーとからなるブラケットであって、
前記ブラケット本体は、固定部材が挿入される固定孔を有し、前記固定部材を介して壁面に固定され、第1の係止部が形成された固定部と、
締結部材が挿入される締結孔を有し、前記締結部材を介して面格子が取り付けられる格子取付部と、
前記固定部および前記格子取付部を連結する連結部と、を備え、
前記カバーは、
前記第1の係止部に係合する第1の係止片、第2の係止部及び前記連結部に係合する係合片を含み、一方から前記固定部と前記連結部とを覆う第1カバー部と、前記第2の係止部に係合する第2の係合片を含み、他方から前記連結部を覆う第2カバー部と、
を備えたことを特徴としている。
この構成では、壁面に固定されたブラケット本体に対して第1カバー部が一方から押し付けられると、第1の係止片と固定部にある第1の係止部、第1カバー部の係合片と連結部とが係合し、ブラケット本体と第1のカバー部とが一体となる。また、第1のカバー部が取り付けられたブラケット本体に対して、さらに第2のカバー部を他方より押し付けると第1カバー部の第2の係止部と第2カバー部の第2の係合片が係合し、第1のカバー部と第2のカバー部とが一体となる。
(2)この発明は、前記連結部は、前記固定部と前記格子取付部との間の距離を伸縮させる伸縮機構を備えたことを特徴とする。
この構成では、連結部に伸縮機構が形成されている。この伸縮機構の一例として、連結部を2つ片に分割し、各片が互いにスライド自在に連結される構成が考えられる。例えば、一方の片に長孔を形成するとともに、この長孔に挿入され、かつ、ネジ切りされた留め具を他方の片に取り付けるとよい。連結部を伸縮させるときには、連結部が所望の長さになるまで各片を互いにスライドさせ、連結部が所望の長さになったときに留め具が締め付けられる。また、伸縮機構に長孔および留め具がそれぞれ2つ以上含まれる場合には、1つの留め具については長孔に挿入された後に先端がカシメられるリベット等を用いるようにしてもよい。
この発明によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)第1カバー部と第2カバー部によってブラケット本体の固定部と連結部を覆うことによって、面格子を取り付けたときに壁面にブラケット本体を固定するための固定部材と連結部にある伸縮機構の部品がカバー部材によって覆われて外部に露出することが無いため、面格子の美観性を保つことができる。また、ネジのいたずらなどを防いだり、防犯性を向上させることが可能になる。さらに、ブラケット本体の塗装を簡略化したり、防食効果を高めることができる。
(2)前記固定部と前記格子取付部との間の距離を伸縮させることにより、面格子の固定部と格子取付部の距離を自由に調節することができる。
以下図を用いて、本発明のブラケットの実施形態を説明する。
図1は、本発明のブラケットの使用状態の一例を示している。同図に示すように、住居の窓の外側に面格子20を取り付けて防犯性を高める方法が従来から広く用いられている。ここで、従来のブラケットを使用した場合、ブラケットを壁面21に固定するためのネジ等の固定部材が外部に露出するという不都合があった。本発明は、容易にブラケットキャップ10を取り付けることが可能な形状のブラケット本体1(以下、単にブラケットという。)を用いることにより、ブラケット1を壁面に固定するための部材が外部に露出することを防止して面格子の美観性及び防犯性を向上させることを特徴とするものである。 なお、ここではクロスの取付にブラケット1を用いたが、ブラケット1を他の種類の面格子の取付に用いることも可能である。
図2は本実施形態におけるブラケット本体1の構成を示す図である。ここでは、本発明のカバーとしてのブラケットキャップ10を取り付ける前のブラケット1の状態を示してある。また、図3はブラケット1を用いた面格子の取付構造の一例を示す図である。まず、図2および図3を用いて本実施形態に係るブラケット1の構成を説明する。本実施形態におけるブラケット1は、ステンレス素材が用いられており、住居の壁面21に固定される固定片6と、面格子20が取り付けられる格子取付片4と、固定片6および格子取付片4を連結する連結片5とで構成される。図に示すように、固定片6、連結片5、および格子取付片4はそれぞれの間で略直角に折り曲げられている。ただし、折曲角度は必ずしも90度にする必要はなく、ブラケット1が使用される場所や、ブラケット1に必要とされる強度などを考慮して適当な接曲角度にすることも可能である。
本実施形態では、固定片6が本発明の固定部を構成し、連結片5が本発明の連結部を構成し、格子取付片4が本発明の格子取付部を構成する。また、固定片6、連結片5、および格子取付片4の配置は上述の構成に限定されるものではなく、接曲角度を変更するなどによりブラケット1の形状のバリエーションを増加することが可能である。例えば、格子取付片4と連結片5とを同一平面状に配置することで、ブラケット1をL字状にすることが可能である。このL字状のブラケットをブラケット1とともに用いると、面格子の一端をある壁面21に固定するとともに、他端をこの壁面21直交する壁面に固定することが可能になる等、面格子の取付構造の自由度が向上する。
格子取付片4は、角が丸く加工された長方形の板状の部材であり、ブラケットの一方の端部側に配置される。また、格子取付片4は、面格子20と格子取付片4とを締結するためのネジ8が挿入される孔9aを有している。図3に示すように、ブラケット1に面格子20を取り付ける際に、格子取付片4と面格子20とが固定される。このとき、面格子20のフレームの一部及び格子取付片4がネジ8と裏板7とによって挟み込まれて固定される。
ブラケット1の他方の端部側には、板状の固定片6が配置されている。固定片6は、ブラケット1を壁面21に固定するためのネジが挿入される孔9bを有している。また、固定片6には、正面の断面が台形状の係止用凹部3が形成されている。本実施形態では係止用凹部3が本発明の第1の係止部を構成する。なお、図3に示すように固定片6の孔9bにネジ等の固定部材が挿入されて壁面に固定部材がねじ込まれることにより固定片6が壁面21に固定される。
連結片5は上述の格子取付片と固定片6とを連結するための部材である。連結片5は、固定片6と格子取付片4との間の距離を伸縮させる伸縮機構を備えている。この伸縮機構は留め具52とリベット53を有する連結片5の一方の片5aと、留め具52およびリベット53が挿通される長い貫通孔51B、51Aを有する連結片5の他方の片5bとで構成される。連結片5を伸縮させるときは、連結片5が所望の長さになるまで各片(5a、5b)を互いにスライドさせ、連結片5が所望の長さになったときに留め具52が締め付けられる。リベット53は、貫通孔51Aに通された後カシメ加工等がされるため、2つの片(5a、5b)が分離することがない。このため、2つの片(5a、5b)が分離して自然落下やいたずら等で分解されない。なお、本実施形態ではブラケット1が伸縮機構を備えているが、伸縮機構を備えていないブラケットを用いることもできる。。
図4は、ブラケット1に取り付けられるブラケットキャップ10の構成を示している。本実施形態におけるブラケットキャップ10は、硬質樹脂性素材が用いられておりキャップ10Aとキャップ10Bから成っている。本実施形態において、キャップ10Aは本発明の第1カバー部を構成する。また、本実施形態において、キャップ10Bは本発明の第2カバー部を構成する。
キャップ10Aは固定片6及び連結片5を覆う形状を呈しており、被覆板15、側板16、天板17、および前板18を含んでいる。被覆板15は略L字状に折り曲がった長方形の薄板状を呈し、固定片6に対向する面および連結片5の正面側に対向する面を有する。側板16は略L字状の薄板状を呈し、被覆板15における幅方向(図中のX軸方向)両端部に取り付けられる。被覆板15の高さ方向(図中のZ軸方向)の端部には、長方形状の天板17が取り付けられる。天板17には、所定範囲に切欠き19が形成されている。被覆板15における残りの端部には、長方形薄板状の前板18が取り付けられる。側板16における厚み方向(図中Y方向)の端部において、フック部11および係止凹部12が高さ方向(図中X方向)に沿って形成されている。本実施形態では、フック部11および係止凹部12はそれぞれ2つずつ設けられている。フック部11は、連結片5に係合する本発明の係合片を構成する。係止凹部12は、本発明の第2の係止部を構成する。さらに、前板18の下部には、係止用凹部3と係号する図示しないフック部が設けられており、このフック部は第1の係止片を構成する。
一方キャップ10Bは、連結片の背面側に対向する被覆板15′を有している。被覆板15′は、長方形の薄板状を呈している。被覆板15′の幅方向の両端部には側板16′が取り付けられる。さらに、被覆板15′の高さ方向の一端には天板17′が取り付けられる。側板16′には、高さ方向に沿って2つのフック部13が形成される。フック部13は、本発明の第2の係合片を構成する。
キャップ10Aおよびキャップ10Bの各部のサイズが特定の値に限定されることはないが、以下の条件を満たしている必要がある。キャップ10Aおよびキャップ10Bを係合させたときに、係止凹部12とフック部13とが適正に係合するように、高さ方向における適正な位置に係止凹部12とフック部13とがそれぞれ形成されること。
また、キャップ10Aおよびキャップ10Bを係合させたときの外観性を考慮すると、キャップ10Aおよびキャップ10Bの高さ方向の長さが等しいことが望ましい。
上述の構成においてブラケット本体1にキャップ10Aを押し当てると前板18の下部に形成されたフック部と係止用凹部3とが係合する。また、フック部11と連結片5とが係合する。この結果、図5に示すように、ブラケット本体1とキャップ10Aとが強固に係合する。
さらに、ブラケット本体1を挟んでキャップ10Aと反対側からキャップ10Bを押し当てると係止凹部12とフック部13とが係合する。その結果、図6に示すように、ブラケット本体1を挟んだ状態でキャップ10Aとキャップ10Bとが強固に係合する。
このとき、キャップ10Aおよびキャップ10Bによってブラケット本体1の固定片6と連結片5とが覆い隠される。なお、キャップ10Aとキャップ10Bが係合した状態では、上述の切欠き19が開口部を形成する。
本発明のブラケットの使用状態の一例を示す図 本実施形態におけるブラケット1の構成を示す図 ブラケット1を用い面格子の取付構造の一例を示す図 ブラケット1に取り付けられるブラケットキャップ10の構成を示す図 一方のキャップ10Aをブラケット1に取り付けたときを示す図 他方のキャップ10Bをブラケット1に取り付けたときを示す図

Claims (2)

  1. ブラケット本体とカバーとからなるブラケットであって、
    前記ブラケット本体は、固定部材が挿入される固定孔を有し、前記固定部材を介して壁面に固定され、第1の係止部が形成された固定部と、
    締結部材が挿入される締結孔を有し、前記締結部材を介して面格子が取り付けられる格子取付部と、
    前記固定部および前記格子取付部を連結する連結部と、を備え、
    前記カバーは、
    前記第1の係止部に係合する第1の係止片、第2の係止部、及び前記連結部に係合する係合片を含み、一方から前記固定部と前記連結部とを覆う第1カバー部と、
    前記第2の係止部に係合する第2の係合片を含み、他方から前記連結部を覆う第2カバー部と、
    を備えたことを特徴とするブラケット。
  2. 前記連結部は、前記固定部と前記格子取付部との間の距離を伸縮させる伸縮機構を備えたことを特徴とする請求項1に記載のブラケット。
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