JP2009209537A - 建築部材用固定具 - Google Patents

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Abstract

【課題】ルーバ等の設計の自由度を高め、外観を向上させ、加工や施工の簡素化、及びコストの低減化を図る。
【解決手段】
本発明は、長尺中空形状の建築部材11の端部に取り付けられ、建築部材11を固定対象物12に固定するための建築部材用固定具13であって、互いに対向する対向面16a,16bを有し、対向面16a,16bが建築部材11の端部の中空部30に挿入されて該端部の対向する内面31a,31bに密着することにより建築部材11に固定される挿入部17と、挿入部17から建築部材11の端面19に略平行に外側に延設され、固定対象物12に固定される延設部20とを備えていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、長尺中空形状の建築部材の端部に取り付けられ、該建築部材を固定対象物に固定するための建築部材用固定具であって、特に、セラミックルーバを固定するための建築部材用固定具に関するものである。
一般に、建築物には、目隠し、換気、日当たりの調整などの目的でルーバが設置されている。
図7に示されているように、従来のこの種のルーバ1は、アルミニウムや木、或いはセラミックスなどから成る長尺中空形状の建築部材2を建具枠3に所定ピッチで並設することにより形成されている(例えば、特許文献1参照)。
そして、建築部材2を建具枠3へ固定するには、図8に示すように、建築部材2の両端部を樋状のランナー部材4に嵌設し、建築部材2の内面に配設したプレート部材5とランナー部材4の側面4aとで建築部材2を挟持し、それらの各部材を建築部材2の前後からビス6等で締め付けることにより行われている。
特開2006-28927号公報
しかしながら、上記した従来の技術では、図7に良く示されているように、ランナー部材4の側面4aにビス6の頭6aが露出すると共に、建築部材2をランナー部材4の側面4aで固定しているため側面4aの高さを低く抑えることができない。したがって、ルーバの設計の自由度を高めることができず、外観の向上を図り難いといった問題があった。
また、建築部材2の端部にビス6を挿通させる孔7を加工する必要があるため、加工に手間が掛かり、コスト増の要因となるといった問題があった。
さらに、建築部材2を建具枠3に固定する時に建築部材2の前後からビス6の取り付け作業を行う必要があるため、例えば、建築部材2をバルコニーの手摺に取り付けたりする場合には、外部足場を組む必要があり、施工が大掛かりになるといった問題もあった。
本発明は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、ルーバ等の設計の自由度を高め、外観を向上させることができ、加工や施工が容易で、コストの低減化が可能な建築部材用固定具を提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するため、本発明は、長尺中空形状の建築部材の端部に取り付けられ、該建築部材を固定対象物に固定するための建築部材用固定具であって、互いに対向する対向面を有し、該対向面が前記建築部材の端部の中空部に挿入されて該端部の対向する内面に密着することにより前記建築部材に固定される挿入部と、該挿入部から前記建築部材の端面に略平行に外側に延設され、前記固定対象物に固定される延設部とを備えていることを特徴とする。
そして、本発明の建築部材用固定具において、前記挿入部は、帯状の金属板をコの字状に成形して形成されており、前記延設部は、該コの字状に成形された金属板の少なくとも一端部から略直角に延設されて形成されているのが好ましい。
また、本発明の建築部材用固定具は、前記挿入部の対向面の間に介設される補強部を備えていてもよい。
さらに、本発明の建築部材用固定具が使用される前記建築部材はセラミックルーバであってもよい。
本発明によれば、ルーバ等の設計の自由度を高め、外観を向上させることができ、加工や施工が容易となり、コストの低減化を図ることができる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。ここで、図1は本発明の実施の形態に係る建築部材用固定具を使用したセラミックルーバを示す正面図、図2は同建築部材用固定具を使用してセラミックルーバを取り付けた状態を示す断面図、図3は図2のA−A矢視図、図4は図3のB−B矢視図、図5は同建築部材用固定具を示す斜視図である。なお、以下の説明では、本発明の実施の形態に係る建築部材用固定具をセラミックルーバに使用した場合について例示して説明する。
セラミックルーバ10は、上下に細長で角筒形状の複数(図1では12個)のセラミックス製の建築部材11を矩形環状の建具枠12に所定ピッチで並設することにより形成されており、各建築部材11の上下端部は建築部材用固定具13及びランナー部材14を介して建具枠12の上下水平部材15に固定されるようになっている。
建築部材用固定具13は、帯状の金属板をコの字状に成形されて互いに対向する対向面16a,16bを有する挿入部17と、挿入部17の対向面16a,16bの間に斜めに介設される筋交い板状の補強部18と、挿入部17の一端部から略直角に建築部材11の端面19に略平行に外側に延設される延設部20とが一体成形されて構成されており、挿入部17は少なくとも対向面16a,16bの対向する方向に弾性を有するように形成されている。
ランナー部材14は、建具枠12の上下水平部材15に固定されるベース部材21と、ベース部材21に固定されて建築部材用固定具13の延設部20を建具枠12の上下水平部材15に押圧する押さえ部材22とを備えて構成されている。
ベース部材21は、所定の空間28を置いて対峙する前後一対のL字型部材23,23と、両端部がL字型部材23,23にそれぞれビス27等で固定されてL字型部材23,23を連結する短冊板状の連結部材24とを備えており、連結部材24の中央部分25は建具枠12から離間する方向に隆起して形成されている。また、押え部材22は、板状部材の両側部分26を建築部材用固定具13の延設部20側に折り返した扁平なC字状断面を有している。
次に、本発明の実施の形態に係る建築部材用固定具13を使用してセラミックルーバ10を組み立てる手順を説明する。
先ず、連結部材24によってベース部材21を連結したランナー部材14を建具枠12の上下水平部材15にそれぞれビス等(図示省略)により固定する。そして、前後一対のL字型部材23,23間の空間28内の所定位置に延設部20が建具枠12の上下水平部材15に接触するように建築部材用固定具13をセットする。その後、延設部20に一方の側部分が当接するように押え部材22をセットし、押え部材22と連結部材24とを化粧ビス29で締結する。これにより、建築部材用固定具13はその延設部20が建具枠12の上下水平部材15と押え部材22とに挟持された状態となり、建具枠12に固定される。
次いで、このように建築部材用固定具13が建具枠12に固定された状態で、建築部材11の端部の中空部30に建築部材用固定具13の挿入部17を挿入する。そうすると、挿入部17の対向面16a,16bがそれぞれ建築部材11の端部の対向する内面31a,31bに密着し、挿入部17の弾性により建築部材11は建築部材用固定具13に固定される。また、この時、建築部材11の端面19が押え部材22に当接するため、押え部材の浮き上がりを防止することができ、建築部材用固定具13は建具枠12に確実に固定される。
以降、上記した手順と同様の手順で、順次、各建築部材用固定具13を建具枠12に固定すると共に、各建築部材11の上下端部をそれぞれ建築部材用固定具13に固定し、セラミックルーバ10を組み立てる。
上記したように本発明の実施の形態に係る建築部材用固定具13を使用することにより、ランナー部材14の側面14a,14bにビスの頭が露出することがない。また、建築部材11をランナー部材14の側面14a,14bで固定しないため、側面14a,14bの高さを低く抑えることができる。したがって、セラミックルーバ10の設計の自由度を高めることができ、外観の向上を図ることができる。
また、建築部材11の端部にビスを挿通させる孔を加工する必要がないため、加工が容易となり、コストの低減化を図ることができる。
さらに、建築部材11を建具枠12に固定する時に建築部材11の前後からビスの取り付け作業を行う必要がないため、例えば、建築部材11をバルコニーの手摺に取り付けたりする場合にも、内側からの作業だけで済むため、外部足場を組む必要がなく、施工の簡素化及び作業の安全性の向上を図ることができる。
なお、上記した実施の形態では、建築部材用固定具13の挿入部17の対向面16a,16bの間に斜めに筋交い板状の補強部18を介設しているが、補強部18を対向面16a,16bの間に直角に介設する等、補強部18の形状は上記した形状に限定されるものではなく、また、挿入部17の材質や形状によっては、補強部18を省略することも可能である。
また、図6に示すように、挿入部18の対向面16a,16bを拡幅して台形状に形成し、挿入部18の弾性をより十分に利用して挿入部18の対向面16a,16bと建築部材11の対向する内面31a,31bとの密着度を高め、ガタツキを防止するようにしてもよい。
さらに、建築部材用固定具13の建具枠12への固定方法は、上記した方法に限定されるものではなく、例えば、図6に示すように、延設部20の先端部20aを段状に屈曲させてランナー部材14にビス32等により固定する等、ランナー部材14を介して建築部材用固定具13を建具枠12に固定したり、或いは、延設部20を建具枠12の上下水平部材15に直接固定したりする等、各種変更が可能である。
さらに、建築部材用固定具13の延設部20は挿入部17の一端部だけでなく、その両端部から略直角に延設されていてもよい。
さらに、押え部材22の化粧ビス29を通常のビスに変え、押え部材22を覆う化粧板を別個設けてもよい。
さらにまた、上記した実施の形態では、建築部材用固定具13をセラミックルーバの組み立てに適用した場合について説明したが、これは単なる例示に過ぎず、本発明は、例えば、アルミニウム製のルーバを建具枠に固定する場合等、長尺中空形状の建築部材を固定対象物に固定する他の場合にも適用可能であることは言う迄もない。
本発明の実施の形態に係る建築部材用固定具を使用したセラミックルーバを示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る建築部材用固定具を使用してセラミックルーバを取り付けた状態を示す断面図である。 図2のA−A矢視図である。 図3のB−B矢視図である。 本発明の実施の形態に係る建築部材用固定具を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る建築部材用固定部の変形例を示す断面図である。 従来例を示す正面図である。 従来例を示す断面図である。
符号の説明
11 建築部材
12 建具枠(固定対象物)
13 建築部材用固定具
16a,16b 対向面
17 挿入部
18 補強部
19 建築部材の端面
20 延設部
30 中空部
31a,31b 対向する内面

Claims (4)

  1. 長尺中空形状の建築部材の端部に取り付けられ、該建築部材を固定対象物に固定するための建築部材用固定具であって、
    互いに対向する対向面を有し、該対向面が前記建築部材の端部の中空部に挿入されて該端部の対向する内面に密着することにより前記建築部材に固定される挿入部と、
    該挿入部から前記建築部材の端面に略平行に外側に延設され、前記固定対象物に固定される延設部と、
    を備えていることを特徴とする建築部材用固定具。
  2. 前記挿入部は、帯状の金属板をコの字状に成形して形成されており、前記延設部は、該コの字状に成形された金属板の少なくとも一端部から略直角に延設されて形成されている請求項1に記載の建築部材用固定具。
  3. 前記挿入部の対向面の間に介設される補強部を備えている請求項1又は2に記載の建築部材用固定具。
  4. 前記建築部材はセラミックルーバである請求項1〜3のいずれか1の請求項に記載の建築部材用固定具。
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