JP2005089842A - 還元金属原料塊成物およびその製造方法、並びに還元金属の製造方法 - Google Patents

還元金属原料塊成物およびその製造方法、並びに還元金属の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005089842A
JP2005089842A JP2003326451A JP2003326451A JP2005089842A JP 2005089842 A JP2005089842 A JP 2005089842A JP 2003326451 A JP2003326451 A JP 2003326451A JP 2003326451 A JP2003326451 A JP 2003326451A JP 2005089842 A JP2005089842 A JP 2005089842A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
granulated product
raw material
raw
reduced metal
granulated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003326451A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4113820B2 (ja
Inventor
Hiroshi Tamazawa
博 玉澤
Masahiko Tetsumoto
理彦 鉄本
Hiroshi Sugidachi
宏志 杉立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP2003326451A priority Critical patent/JP4113820B2/ja
Publication of JP2005089842A publication Critical patent/JP2005089842A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4113820B2 publication Critical patent/JP4113820B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
  • Manufacture Of Iron (AREA)

Abstract

【課題】 還元金属の製造コストを低減すべく、乾燥造粒物由来の篩下粉および系外排出造粒物を造粒工程に循環することなく処理できる方法を提供する。
【解決手段】 鉄鉱石粉Aと石炭Bとに、水分Dと、必要によりバインダCとを添加し、ペレタイザ2で造粒して得られた生ペレットEを乾燥機3内で乾燥して乾燥ペレットFとする。次いで、この乾燥ペレットFを篩4で篩上ペレットF1と篩下粉F2とに分級する。そして、この篩下粉F2に、必要により乾燥ペレットF由来の系外排出ペレットHを添加し、バインダおよび水分を添加することなく混合機6で混合したのち、ブリケット成形機7で圧縮成形してブリケットJとする。このブリケットJを篩上ペレットF1とともに回転炉床炉5に装入し、加熱還元して還元鉄Gを製造する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、回転炉床炉等の還元炉で粉状酸化金属原料と炭素質還元材とを含む乾燥造粒物を還元して還元金属を製造する技術の分野に属し、詳しくは、乾燥造粒物由来の篩下粉の処理技術に関する。
還元金属として例えば還元鉄ペレット(以下、単に「還元鉄」ともいう。)をつくる製造工程は図4に示すものが代表的である(例えば、特許文献1,2参照)。
[造粒工程]:同図に示すように、まず、粉状酸化金属原料としての鉄鉱石粉Aに炭素質還元材としての石炭Bと、必要によりバインダCを添加し、さらに水分Dを添加して混合機1で混合し、これを造粒機としてのペレタイザ2で造粒して生造粒物としての生ペレットEを製造する。
[乾燥工程]:次いで、この生ペレットEを乾燥機3内で乾燥して乾燥造粒物としての乾燥ペレットFとする。
[還元工程]:そして、この乾燥ペレットFを還元炉としての回転炉床炉5内に装入し、加熱還元することにより還元金属としての還元鉄Gが得られる。
[分級工程]:ここで、回転炉床炉5内に装入される乾燥ペレットFは、製品還元鉄の金属化率等品質の観点からは、その粒径ができるだけ均一であることが望まれ、粒径が規格外(特に小粒径)のものは回転炉床炉5装入前にできるだけ除去しておくことが好ましい。このような規格外ペレットは、乾燥機3出口から回転炉床炉5までのハンドリングの過程で発生する粉化も含め、乾燥ペレット全体の数%から20%程度にも及ぶ場合がある。このような規格外ペレットおよび粉化物を除去するため、図4に示すように、乾燥機3と回転炉床炉5との間に分級機としての篩4を設置して、乾燥機3から取り出された乾燥ペレットFを、回転炉床炉5に装入する前に篩4により篩上造粒物としての篩上ペレットF1と篩下粉(規格外ペレットおよび粉化物)F2とに分級し、規格内の粒径を有する健全な乾燥ペレットである篩上ペレットF1だけを回転炉床炉3に装入するようにしている。
[循環工程]:そして、規格外ペレットおよび粉化物である篩下粉F2は造粒工程の混合機1に戻して原料の一部として再利用するようにしている。また、トラブルの発生等により回転炉床炉5の操業を緊急に停止する必要が生じた場合、そのときに乾燥機3内から篩4までの間に存在していたペレットは回転炉床炉5に装入せずに系外に排出する。この系外排出造粒物としての系外排出ペレットHは系外に一時保管しておき、操業再開後に単独で又は篩下粉F2とともに混合機1に循環し原料の一部として再利用する。なお、篩下粉F2および系外排出ペレットHは、一旦造粒されて擬似粒子化していることから、図4に示すように、解砕機8で造粒に適した原料粒度に近い粒度まで解砕したのち、混合機1に装入する必要がある。
上記のように、篩下粉F2や系外排出ペレットHを造粒工程に循環使用するためには、折角一旦造粒して得られた擬似粒子をわざわざ解砕して原料粒度に近い粒度まで戻すために解砕機8を余分に設置する必要があるうえ、造粒工程の混合機1および造粒機2、乾燥工程の乾燥機3の各設備能力を回転炉床炉5の設備能力に比べて過大なものとしておく必要があり、設備コストが上昇する。さらに、循環された篩下粉F2や系外排出ペレットHに対して再度造粒に適したバインダおよび水分の添加が必要となることから、バインダのコストおよび乾燥に要する燃料のコストも増大する。したがって、還元鉄の製造コストが高くなる問題があった。
特開平11−279611号公報(段落[0046]〜[0048]、図1) 特開平11−193423号公報(段落[0043]〜[0052])
そこで本発明は、還元金属(還元鉄)の製造コストを低減すべく、乾燥造粒物(乾燥ペレット)の篩下粉および系外排出造粒物(系外排出ペレット)を造粒工程に循環することなく処理できる方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となし、この生造粒物をさらに圧縮成形して得られたことを特徴とする還元金属原料塊成物である。
請求項2に記載の発明は、粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となし、この生造粒物を乾燥して乾燥造粒物となし、この乾燥造粒物をさらに圧縮成形して得られたことを特徴とする還元金属原料塊成物である。
請求項3に記載の発明は、粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となし、この生造粒物を篩い分けした後の篩下粉もしくは前記生造粒物由来の系外排出造粒物を、または前記篩下粉と前記系外排出造粒物とを含む混合物を、圧縮成形して得られたことを特徴とする還元金属原料塊成物である。
請求項4に記載の発明は、粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となし、この生造粒物を乾燥して乾燥造粒物となし、この乾燥造粒物を篩い分けした後の篩下粉もしくは前記乾燥造粒物の規格外造粒物を、または前記古い下粉と前記系外排出造粒物とを含む混合物を、圧縮成形して得られたことを特徴とする還元金属原料塊成物である。
請求項5に記載の発明は、前記混合物の圧縮成形に際し、前記混合物にバインダおよび/または水分を添加することなく、圧縮成形して得られた請求項3または4に記載の還元金属原料塊成物である。
請求項6に記載の発明は、前記生造粒物の造粒に際し、バインダを添加した請求項1〜5のいずれか1項に記載の還元金属原料塊成物である。
請求項7に記載の発明は、粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となす造粒工程と、この生造粒物をさらに圧縮成形して還元金属原料塊成物となす圧縮成形工程と、を備えた還元金属原料塊成物の製造方法である。
請求項8に記載の発明は、粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となす造粒工程と、この生造粒物を乾燥して乾燥造粒物となす乾燥工程と、この乾燥造粒物をさらに圧縮成形して還元金属原料塊成物となす圧縮成形工程と、を備えた還元金属原料塊成物の製造方法。
請求項9に記載の発明は、粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となす造粒工程と、この生造粒物を篩上造粒物と篩下粉とに分級する分級工程と、前記篩下粉またはこの篩下粉に前記生造粒物由来の系外排出造粒物を添加混合した混合物を圧縮成形して還元金属原料塊成物となす圧縮成形工程と、を備えた還元金属原料塊成物の製造方法である。
請求項10に記載の発明は、粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となす造粒工程と、この生造粒物を乾燥して乾燥造粒物となす乾燥工程と、この乾燥造粒物を篩上造粒物と篩下粉とに分級する分級工程と、前記篩下粉またはこの篩下粉に前記乾燥造粒物由来の系外排出造粒物を添加混合した混合物を、圧縮成形して還元金属原料塊成物となす圧縮成形工程と、を備えた還元金属原料塊成物の製造方法である。
請求項11に記載の発明は、前記圧縮成形に際し、バインダおよび/または水分を添加しないで圧縮成形する請求項9または10に記載の還元金属原料塊成物の製造方法である。
請求項12に記載の発明は、前記生造粒物の造粒に際し、バインダを添加する請求項8〜11のいずれか1項に記載の還元金属原料塊成物の製造方法である。
請求項13に記載の発明は、粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となす造粒工程と、この生造粒物をさらに圧縮成形して還元金属原料塊成物となす圧縮成形工程と、この還元金属原料塊成物を加熱し還元して還元金属となす還元工程を備えたことを特徴とする還元金属の製造方法である。
請求項14に記載の発明は、粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となす造粒工程と、この生造粒物を乾燥して乾燥造粒物となす乾燥工程と、この乾燥造粒物をさらに圧縮成形して還元金属原料塊成物となす圧縮成形工程と、この還元金属原料塊成物を加熱し還元して還元金属となす還元工程を備えたことを特徴とする還元金属の製造方法。
請求項15に記載の発明は、粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となす造粒工程と、この生造粒物を篩上造粒物と篩下粉とに分級する分級工程と、前記篩下粉またはこの篩下粉に前記生造粒物由来の系外排出造粒物を添加混合した混合物を圧縮成形して還元金属原料塊成物となす圧縮成形工程と、前記篩上造粒物と前記還元金属原料塊成物とを加熱し還元して還元金属となす還元工程を備えたことを特徴とする還元金属の製造方法である。
請求項16に記載の発明は、粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となす造粒工程と、この生造粒物を乾燥して乾燥造粒物となす乾燥工程と、この乾燥造粒物を篩上造粒物と篩下粉とに分級する分級工程と、前記篩下粉またはこの篩下粉に前記乾燥造粒物由来の系外排出造粒物を添加混合した混合物を、圧縮成形して還元金属原料塊成物となす圧縮成形工程と、前記篩上造粒物と前記還元金属原料塊成物とを加熱し還元して還元金属となす還元工程を備えたことを特徴とする還元金属の製造方法である。
請求項17に記載の発明は、前記圧縮成形に際し、バインダおよび/または水分を添加しないで圧縮成形する請求項15または16に記載の還元金属の製造方法である。
請求項18に記載の発明は、前記生造粒物の造粒に際し、バインダを添加する請求項13〜17のいずれか1項に記載の還元金属の製造方法である。
本発明は以上のように構成されており、乾燥造粒物由来の篩下粉および系外排出造粒物を造粒工程に循環する必要がないため、解砕機を不要とし、造粒機、乾燥機等の設備能力を過大なものとしておく必要がないことに加え、篩下粉および系外排出造粒物に対して再度のバインダおよび水分の添加が不要であることから、バインダのコストおよび乾燥に要する燃料のコストを削減でき、還元金属の製造コストが低減できる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照しつつ詳細に説明する。
(実施形態1)
図1は本発明の実施に係る還元鉄製造工程における概略の設備構成の例を示すフロー図である。ここで、本例において、前記図3に示す従来工程と同一の設備には図3と同一の符号を付した。従来工程と異なる点は、循環工程(解砕機8)を省略した代わりに、圧縮成形工程(圧縮成形機7)を新たに設けた点である。
[造粒工程]:図1に示すように、まず、粉状酸化金属原料としての鉄鉱石粉Aに、この鉄鉱石粉A中の酸化鉄を還元するのに十分な量の炭素質還元材としての石炭Bと、必要により有機質粘結剤等からなるバインダCを添加し、さらに適量の水分Dを添加して混合機1で混合し、これを造粒機としてのペレタイザ2で造粒して例えば粒径6〜30mmの生造粒物としての生ペレットEを製造する。
[乾燥工程]:次いで、この生ペレットEを、例えば雰囲気温度80〜220℃に調整したトラベリンググレートタイプの乾燥機3内を所定時間通過させて、含有水分量が1.0質量%以下になるまで乾燥し、乾燥造粒物としての乾燥ペレットFとする。
[分級工程]:この乾燥ペレットFを還元炉としての回転炉床炉5の直前に設けられた分級機としての篩4で篩上造粒物としての篩上ペレットF1と篩下粉F2とに分級する。篩4の篩目は回転炉床炉5内に装入されても問題とならない例えば6mmとする。
[圧縮成形工程]:一方、篩下粉F2は一旦、図示しないホッパーに貯蔵したのち、水分およびバインダを添加することなくそのまま所定の切出し速度で切出して圧縮成形機としてのブリケット成形機7で圧縮成形し、篩上ペレットF2の平均粒径と同程度の例えば粒径十数mmの還元金属原料塊成物としての還元金属原料ブリケット(以下、単に「ブリケット」ともいう。)J1とする。ここで、系外排出ペレットHは別の図示しないホッパーに貯蔵しておき、篩下粉F2を成形しないときに、所定の切出し速度で切出して同じブリケット成形機7で圧縮成形して同粒径のブリケットJ2とする。このようにして製造したブリケットJ1,J2を篩上ペレットF1とともに回転炉床炉5に装入する。篩下粉F2および系外排出ペレットHは、造粒工程において、数μm〜数十μmの原料粒子(A+B)に水分D(およびバインダC)を添加して造粒することにより数mm〜十数mmの大きさの擬似粒子となっているため、これをそのまま圧縮成形することにより得られたブリケットJ1,J2は、水分およびバインダを新たに添加しなくても、乾燥ペレットFと同等ないしより高い強度を有する(なお、本発明者は、数μm〜数十μmの原料粒子(A+B)に水分およびバインダを添加せずに単に圧縮成形しても成形自体が困難であることを知見している)。
[還元工程]
上記分級工程で分級された篩上ペレットF1と上記圧縮成形工程で製造されたブリケットJ1,J2とを回転炉床炉5の図示しない装入装置を介して回転炉床炉5内を水平に回転する図示しない移動炉床上に装入する。篩上ペレットF1とブリケットJ1,J2とは、別々に装入してもよいし、両者を混合して装入してもよい。そして、回転炉床炉5内で例えば雰囲気温度1100〜1450℃において滞留時間8〜20分で加熱することにより、篩上ペレットF1およびブリケットJ1,J2とも、内装された石炭Bにより鉄鉱石A中の酸化鉄が急速に還元されて高金属化率の還元鉄Gが得られる。また、あらかじめ粉化物が除去され、高強度の篩上ペレットF1およびブリケットJ1、J2のみが炉内に装入されることにより、炉内への装入の際および炉内での還元中に粉化することが少なく、炉床上への付着物形成等による操業トラブルが防止されて長期間安定して高品質の還元鉄Gが得られる。
(実施形態2)
図2に示すように、上記実施形態1の圧縮成形工程に混合機6を設置し、篩下粉F2と系外排出ペレットHとを混合機6で混合して混合物Kとし、この混合物Kをブリケット成形機7で圧縮成形して還元金属原料ブリケットJとしてもよい。粒径範囲の異なる篩下粉F2と系外排出ペレットHとの混合割合を適宜調整して圧縮成形することにより、より充填密度が高く高強度のブリケットJを製造することができる。
(実施形態3)
図3に示すように、上記実施形態2の混合機6に、篩下粉F2と系外排出ペレットHとに加えて、さらに新原料L(粉状酸化金属原料と炭素質還元材、例えば鉄鉱石粉Aと石炭B)を適量追加して混合物Kとし、この混合物Kをブリケット成形機7で圧縮成形して還元金属原料ブリケットJとしてもよい。上記実施形態2で述べたように、篩下粉F2と系外排出ペレットHとの混合によってブリケットJがより高強度化するため、ブリケットJの強度が許容値を下回らない範囲で新原料を添加することができる。
なお、上記実施形態1〜3においては、粉状酸化金属原料として鉄鉱石粉、炭素質還元材として石炭、バインダとして有機質粘結剤等からなるもの、造粒機としてディスク型ペレタイザ、造粒物(生造粒物および乾燥造粒物)としてペレット(生ペレットおよび乾燥ペレット)、圧縮成形機としてブリケット成形機、還元金属原料塊成物(塊成物)として還元金属原料ブリケット(ブリケット)、還元炉として回転炉床炉、還元金属として還元鉄ペレットを例示したが、これに限定されるものではない。
すなわち、粉状酸化金属原料としては鉄鉱石粉の他、高炉ダスト、転炉ダスト、電気炉ダスト、ミルスケール、ミルスラッジなど酸化鉄を含有する製鉄所ダストを用いてもよく、酸化鉄の他にNi、Mn、Cr、Mo,Ti等の金属元素の酸化物を含有するものを用いてもよい。
炭素質還元材としては石炭の他、コークス粉、チャー、木炭、廃トナー、バイオマスその他の炭化物や、高炉湿ダストなどの炭素含有ダスト等を用いてもよい。
バインダとしては有機質粘結剤等からなるものの他、リグニン、ベントナイト、生石灰、消石灰等を用いてもよい。
造粒機としてはペレタイザの他、ブリケット成形機、タブレット成形機、押出成形機等を用いてもよい。したがって、造粒物としてはペレットの他、ブリケット、タブレット、板状塊成物、棒状塊成物等を用いてもよい。
圧縮成形機としてはブリケット成形機の他、タブレット成形機、押し出し成形機等を用いてもよい。したがって、塊成物としてはブリケットの他、タブレット、板状塊成物、棒状塊成物等を用いてもよい。
還元炉としては回転炉床炉の他、直線炉床炉を用いてもよい。
製造する還元金属に含まれる元素としてはFeの他、Mn、Ni,Cr、Mo、Ti等の非鉄金属を含有するものでもよく、また還元金属の形態としては、還元鉄ペレットに代表されるスポンジ金属の他、溶融金属、溶融後固化された固体金属等でもよい。
なお、上記実施形態1〜3においては、造粒工程において水分Dを添加する場合のみを説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、例えば粉状酸化金属原料としてもともと十分な水分を含有している湿原料を用いる場合は、水分Dを添加する必要がない場合もある。
また、上記実施形態1〜3においては、乾燥工程を有する還元鉄製造プロセスへの適用例についてのみ説明したが、必ずしもこれに限られるものではなく、乾燥工程のない還元鉄製造プロセスにも当然に適用できるものである。すなわち、乾燥工程のない還元鉄製造プロセスは、生ペレットを乾燥することなく、そのまま回転炉床炉に装入し、炉内の低温領域でペレットを乾燥した後、炉内の高温領域で加熱還元して還元鉄を製造するものである。このプロセスにおいては、生ペレットは、造粒機出口から回転炉床炉までのハンドリングの過程で粉化することは少ないが、柔らかいため変形が大きく、やはり相当量の規格外ペレットが発生する。したがって、このプロセスにおいても、生ペレットを回転炉床炉に装入する前に、規格外ペレットを除去する必要があり、上記乾燥工程を有するプロセスと同様の問題が存在する。また、生ペレットの篩下および系外排出ペレットは、水分を含有しているため、上記乾燥ペレットのものに比べ、より容易に圧縮成形でき、本発明が適用できることは明らかである。
また、上記実施形態1〜3においては、篩下粉および/または系外排出ペレットだけを圧縮成形してブリケットとする場合のみを説明したが、これに限られるものではなく、乾燥ペレット(または生ペレット)を分級することなくさらに圧縮成形してブリケットとすることや、分級後の篩上ペレットのみをさらに圧縮成形してブリケットとすることや、篩下粉および/または系外排出ペレットに加えて篩上ペレットを添加して圧縮成形してブリケットとすること等も、本発明の技術的範囲に属するものである。
本発明の効果を確認するため、図4に示す従来の回転炉床炉による還元鉄製造設備を用いて以下の試験操業を実施した。
粉状酸化金属原料と炭素質還元材との混合物として、高炉湿ダストを含む複数種類の製鉄所ダストを混合したものを用いた。高炉湿ダストは、酸化鉄とともに高濃度の炭素を含有しており、粉状酸化金属原料の一部としての役割と炭素質還元材としての役割を併せもつ。各ダストの配合割合を調整して、酸化鉄を主体とする酸化金属を還元するのに必要十分な炭素量に調整したものを用いた。これに、バインダとしてのリグニンと水分とをそれぞれ適量添加して、ディスクペレタイザで粒径6〜30mmの生ペレットに造粒し、この生ペレットを雰囲気温度160℃に調整したトラベリンググレートタイプの乾燥機内で、含有水分量1質量%以下まで乾燥して乾燥ペレットとした。この乾燥ペレットを篩目6mmの篩で篩い分けして回収された篩下粉に、系外排出ペレットをその配合割合を数水準変更して添加混合して得られた混合物を、それぞれ双ロールタイプのブリケット成形機で体積4.44cm3のアーモンド形のブリケットに圧縮成形した。ブリケット成形機の運転条件は、ロール回転速度:4.2rpm、成形圧力:2.4t/cm(125kgf/cm2[≒12.2MPa])とした。表1に、得られたブリケットと篩上ペレットの物理性状を比較して示す。
Figure 2005089842
表1に示すように、篩下粉と系外排出ペレットとの混合物で製造されたブリケットは、系外排出ペレットの配合割合等により物理性状に幅が存在するものの、篩上ペレットより緻密で高強度を示すことが分かった。
上記ブリケットのみを回転炉床炉に装入し、炉内雰囲気温度1140〜1310℃、滞留時間16分で還元したところ、圧潰強度840N/個以上の高強度の還元鉄が製造でき、炉内での粉化もほとんど見られなかった。したがって、上記ブリケットを篩上ペレットとともに回転炉床炉に装入しても、炉内における粉化によるトラブルは発生せず、長期間安定して高強度の還元鉄が得られる。
本発明の実施形態1に係る還元鉄製造工程における概略の設備構成の例を示すフロー図である。 本発明の実施形態2に係る還元鉄製造工程における概略の設備構成の例を示すフロー図である。 本発明の実施形態3に係る還元鉄製造工程における概略の設備構成の例を示すフロー図である。 従来の還元鉄製造工程における概略の設備構成を示すフロー図である。
符号の説明
1…混合機
2…造粒機(ペレタイザ)
3…乾燥機
4…分級機(篩)
5…還元炉(回転炉床炉)
6…混合機
7…圧縮成形機(ブリケット成形機)
8…解砕機
A…粉状酸化金属原料(鉄鉱石粉)
B…炭素質還元材(石炭)
C…バインダ
D…水分
E…生造粒物(生ペレット)
F…乾燥造粒物(乾燥ペレット)
F1…篩上造粒物
F2…篩下粉
G…還元金属(還元鉄ペレット)
H…系外排出造粒物(系外排出ペレット)
J,J1,J2…還元金属原料塊成物(還元金属原料ブリケット)
K…混合物
L…新原料

Claims (18)

  1. 粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となし、この生造粒物をさらに圧縮成形して得られたことを特徴とする還元金属原料塊成物。
  2. 粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となし、この生造粒物を乾燥して乾燥造粒物となし、この乾燥造粒物をさらに圧縮成形して得られたことを特徴とする還元金属原料塊成物。
  3. 粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となし、この生造粒物を篩い分けした後の篩下粉もしくは前記生造粒物由来の系外排出造粒物を、または前記篩下粉と前記系外排出造粒物とを含む混合物を、圧縮成形して得られたことを特徴とする還元金属原料塊成物。
  4. 粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となし、この生造粒物を乾燥して乾燥造粒物となし、この乾燥造粒物を篩い分けした後の篩下粉もしくは前記乾燥造粒物由来の系外排出造粒物を、または前記篩下粉と前記系外排出造粒物とを含む混合物を、圧縮成形して得られたことを特徴とする還元金属原料塊成物。
  5. 前記混合物の圧縮成形に際し、前記混合物にバインダおよび/または水分を添加することなく、圧縮成形して得られた請求項3または4に記載の還元金属原料塊成物。
  6. 前記生造粒物の造粒に際し、バインダを添加した請求項1〜5のいずれか1項に記載の還元金属原料塊成物。
  7. 粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となす造粒工程と、この生造粒物をさらに圧縮成形して還元金属原料塊成物となす圧縮成形工程と、を備えた還元金属原料塊成物の製造方法。
  8. 粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となす造粒工程と、この生造粒物を乾燥して乾燥造粒物となす乾燥工程と、この乾燥造粒物をさらに圧縮成形して還元金属原料塊成物となす圧縮成形工程と、を備えた還元金属原料塊成物の製造方法。
  9. 粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となす造粒工程と、この生造粒物を篩上造粒物と篩下粉とに分級する分級工程と、前記篩下粉またはこの篩下粉に前記生造粒物由来の系外排出造粒物を添加混合した混合物を圧縮成形して還元金属原料塊成物となす圧縮成形工程と、を備えた還元金属原料塊成物の製造方法。
  10. 粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となす造粒工程と、この生造粒物を乾燥して乾燥造粒物となす乾燥工程と、この乾燥造粒物を篩上造粒物と篩下粉とに分級する分級工程と、前記篩下粉またはこの篩下粉に前記乾燥造粒物由来の系外排出造粒物を添加混合した混合物を、圧縮成形して還元金属原料塊成物となす圧縮成形工程と、を備えた還元金属原料塊成物の製造方法。
  11. 前記圧縮成形に際し、バインダおよび/または水分を添加しないで圧縮成形する請求項9または10に記載の還元金属原料塊成物の製造方法。
  12. 前記生造粒物の造粒に際し、バインダを添加する請求項7〜11のいずれか1項に記載の還元金属原料塊成物の製造方法。
  13. 粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となす造粒工程と、この生造粒物をさらに圧縮成形して還元金属原料塊成物となす圧縮成形工程と、この還元金属原料塊成物を加熱し還元して還元金属となす還元工程を備えたことを特徴とする還元金属の製造方法。
  14. 粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となす造粒工程と、この生造粒物を乾燥して乾燥造粒物となす乾燥工程と、この乾燥造粒物をさらに圧縮成形して還元金属原料塊成物となす圧縮成形工程と、この還元金属原料塊成物を加熱し還元して還元金属となす還元工程を備えたことを特徴とする還元金属の製造方法。
  15. 粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となす造粒工程と、この生造粒物を篩上造粒物と篩下粉とに分級する分級工程と、前記篩下粉またはこの篩下粉に前記生造粒物由来の系外排出造粒物を添加混合した混合物を圧縮成形して還元金属原料塊成物となす圧縮成形工程と、前記篩上造粒物と前記還元金属原料塊成物とを加熱し還元して還元金属となす還元工程を備えたことを特徴とする還元金属の製造方法。
  16. 粉状酸化金属原料に炭素質還元材を添加し造粒して生造粒物となす造粒工程と、この生造粒物を乾燥して乾燥造粒物となす乾燥工程と、この乾燥造粒物を篩上造粒物と篩下粉とに分級する分級工程と、前記篩下粉またはこの篩下粉に前記乾燥造粒物由来の系外排出造粒物を添加混合した混合物を、圧縮成形して還元金属原料塊成物となす圧縮成形工程と、前記篩上造粒物と前記還元金属原料塊成物とを加熱し還元して還元金属となす還元工程を備えたことを特徴とする還元金属の製造方法。
  17. 前記圧縮成形に際し、バインダおよび/または水分を添加しないで圧縮成形する請求項15または16に記載の還元金属の製造方法。
  18. 前記生造粒物の造粒に際し、バインダを添加する請求項13〜17のいずれか1項に記載の還元金属の製造方法。

JP2003326451A 2003-09-18 2003-09-18 還元金属原料塊成物の製造方法及び還元金属の製造方法 Expired - Lifetime JP4113820B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003326451A JP4113820B2 (ja) 2003-09-18 2003-09-18 還元金属原料塊成物の製造方法及び還元金属の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003326451A JP4113820B2 (ja) 2003-09-18 2003-09-18 還元金属原料塊成物の製造方法及び還元金属の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005089842A true JP2005089842A (ja) 2005-04-07
JP4113820B2 JP4113820B2 (ja) 2008-07-09

Family

ID=34456639

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003326451A Expired - Lifetime JP4113820B2 (ja) 2003-09-18 2003-09-18 還元金属原料塊成物の製造方法及び還元金属の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4113820B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006137976A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Ntn Corp 製鋼ダスト固形化物およびその製造方法
WO2006088121A1 (ja) * 2005-02-18 2006-08-24 Ntn Corporation 製鋼ダスト固形化物およびその製造方法
JP2006225728A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Ntn Corp 製鋼ダスト固形化物の製造装置
WO2007058071A1 (ja) * 2005-11-15 2007-05-24 Ntn Corporation 製鋼ダスト固形化装置
JP2009529604A (ja) * 2006-03-16 2009-08-20 コンパニア バレ ド リオ ドセ 鉄鉱石ペレット化用ディスクおよびドラムをコーティングする材料、およびペレット化用ディスクおよびドラムのコンストラクティブアレンジメント
WO2010005023A1 (ja) * 2008-07-11 2010-01-14 株式会社神戸製鋼所 ブリケットの製造方法、還元金属の製造方法、及び亜鉛若しくは鉛の分離方法
JP2010018865A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Kobe Steel Ltd ブリケットの製造方法、還元金属の製造方法、及び亜鉛若しくは鉛の分離方法
JP2010053376A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Kobe Steel Ltd ブリケットの製造方法、還元鉄の製造方法、及び亜鉛もしくは鉛の分離方法
WO2011040344A1 (ja) * 2009-09-29 2011-04-07 株式会社神戸製鋼所 ブリケットの製造方法、還元金属の製造方法、及び亜鉛若しくは鉛の分離方法
CN103276199A (zh) * 2013-06-13 2013-09-04 黄色兴 用于isp铅锌密闭鼓风炉的冷结块的生产工艺
CN107267751A (zh) * 2017-06-15 2017-10-20 华北理工大学 一种提高镁质熔剂性球团矿爆裂温度的方法
JP2019094521A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 日本製鉄株式会社 ペレットの搬送方法及びペレットの系外排出装置
CN112280975A (zh) * 2020-11-04 2021-01-29 韶关市曲江盛大冶金渣环保科技开发有限公司 一种转底炉筛下粉压球方法及装置
CN115627311A (zh) * 2022-10-10 2023-01-20 山东大学 一种能够防止粘结失流的直接还原铁系统及方法

Cited By (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006137976A (ja) * 2004-11-11 2006-06-01 Ntn Corp 製鋼ダスト固形化物およびその製造方法
JP4641785B2 (ja) * 2004-11-11 2011-03-02 Ntn株式会社 製鋼ダスト固形化物の製造方法
JP4704063B2 (ja) * 2005-02-18 2011-06-15 Ntn株式会社 製鋼ダスト固形化物の製造装置
WO2006088121A1 (ja) * 2005-02-18 2006-08-24 Ntn Corporation 製鋼ダスト固形化物およびその製造方法
JP2006225728A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Ntn Corp 製鋼ダスト固形化物の製造装置
JP2006225729A (ja) * 2005-02-18 2006-08-31 Ntn Corp 製鋼ダスト固形化物およびその製造方法
KR101244267B1 (ko) 2005-02-18 2013-03-18 Jfe 죠코 가부시키가이샤 제강 더스트 고형화물 및 그 제조 방법
JP4707407B2 (ja) * 2005-02-18 2011-06-22 Ntn株式会社 製鋼ダスト固形化物およびその製造方法
US7842119B2 (en) 2005-02-18 2010-11-30 Ntn Corporation Solidification product of dust generated during steel making and method for production thereof
WO2007058071A1 (ja) * 2005-11-15 2007-05-24 Ntn Corporation 製鋼ダスト固形化装置
JP2009529604A (ja) * 2006-03-16 2009-08-20 コンパニア バレ ド リオ ドセ 鉄鉱石ペレット化用ディスクおよびドラムをコーティングする材料、およびペレット化用ディスクおよびドラムのコンストラクティブアレンジメント
JP2010018865A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Kobe Steel Ltd ブリケットの製造方法、還元金属の製造方法、及び亜鉛若しくは鉛の分離方法
WO2010005023A1 (ja) * 2008-07-11 2010-01-14 株式会社神戸製鋼所 ブリケットの製造方法、還元金属の製造方法、及び亜鉛若しくは鉛の分離方法
CN102089448A (zh) * 2008-07-11 2011-06-08 株式会社神户制钢所 团块的制造方法,还原金属的制造方法及锌或铅的分离方法
KR101302765B1 (ko) 2008-07-11 2013-09-02 가부시키가이샤 고베 세이코쇼 브리켓의 제조방법, 환원 금속의 제조방법, 및 아연 또는 납의 분리방법
US8419824B2 (en) 2008-07-11 2013-04-16 Kobe Steel, Ltd. Method for producing briquette, method for producing reduced metal, and method for separating zinc or lead
AU2009270230B2 (en) * 2008-07-11 2012-07-26 Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho Briquette manufacturing method, reductive metal manufacturing method, and zinc or lead separation method
JP2010053376A (ja) * 2008-08-26 2010-03-11 Kobe Steel Ltd ブリケットの製造方法、還元鉄の製造方法、及び亜鉛もしくは鉛の分離方法
CN102510906A (zh) * 2009-09-29 2012-06-20 株式会社神户制钢所 团块的制造方法、还原金属的制造方法及锌或铅的分离方法
JP2011074426A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Kobe Steel Ltd ブリケットの製造方法、還元金属の製造方法、及び亜鉛若しくは鉛の分離方法
WO2011040344A1 (ja) * 2009-09-29 2011-04-07 株式会社神戸製鋼所 ブリケットの製造方法、還元金属の製造方法、及び亜鉛若しくは鉛の分離方法
TWI412602B (zh) * 2009-09-29 2013-10-21 Kobe Steel Ltd The manufacturing method of the agglomerate, the manufacturing method of the reduced metal, and the separation method of zinc or lead
CN103276199A (zh) * 2013-06-13 2013-09-04 黄色兴 用于isp铅锌密闭鼓风炉的冷结块的生产工艺
CN107267751A (zh) * 2017-06-15 2017-10-20 华北理工大学 一种提高镁质熔剂性球团矿爆裂温度的方法
JP2019094521A (ja) * 2017-11-20 2019-06-20 日本製鉄株式会社 ペレットの搬送方法及びペレットの系外排出装置
CN112280975A (zh) * 2020-11-04 2021-01-29 韶关市曲江盛大冶金渣环保科技开发有限公司 一种转底炉筛下粉压球方法及装置
CN115627311A (zh) * 2022-10-10 2023-01-20 山东大学 一种能够防止粘结失流的直接还原铁系统及方法
CN115627311B (zh) * 2022-10-10 2024-03-29 山东大学 一种能够防止粘结失流的直接还原铁系统及方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP4113820B2 (ja) 2008-07-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5551855B2 (ja) 炭材内装酸化金属ブリケットの製造方法
JP3953420B2 (ja) 金属化されたブリケットの製造方法
US7674314B2 (en) Process for producing reduced metal and agglomerate with carbonaceous material incorporated therein
KR101644785B1 (ko) 미세한 미립자 철 캐리어의 괴상체 제조 방법
TWI412602B (zh) The manufacturing method of the agglomerate, the manufacturing method of the reduced metal, and the separation method of zinc or lead
JP4113820B2 (ja) 還元金属原料塊成物の製造方法及び還元金属の製造方法
AU2009270230B2 (en) Briquette manufacturing method, reductive metal manufacturing method, and zinc or lead separation method
US6918947B2 (en) Method for making reduced iron
JP3837845B2 (ja) 還元鉄の製造方法
JP2005097665A (ja) 還元金属原料塊成物およびその製造方法、並びに還元金属の製造方法
JP3723521B2 (ja) 高炉湿ダストを用いる還元鉄製造方法および粗酸化亜鉛製造方法
JP2008189970A (ja) 冶金原料用造粒物の製造方法
JP3856943B2 (ja) 還元鉄の製造方法
JPH0742519B2 (ja) 高炉用原料の事前処理方法
JP2020007576A (ja) 炭材内装焼結鉱の製造方法及び製造設備
JP5554481B2 (ja) ブリケットの製造方法、還元鉄の製造方法、及び亜鉛もしくは鉛の分離方法
JP2020050905A (ja) 酸化鉱石の製錬方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050922

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070912

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071126

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080408

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080414

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4113820

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110418

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120418

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130418

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140418

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term