JP3953420B2 - 金属化されたブリケットの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
===関連出願の相互参照===
この出願は、2000年6月5日出願の仮出願第60/209,526号に基づく優先権を主張する。
【0002】
===発明の分野===
本発明は、炭素を含有する金属化された鉄ブリケットの製造方法及びその結果得られるブリケットに関するものである。
【0003】
===発明の背景===
近年の製鋼方法は、大量の鋼粉や製鋼に関連する他の廃棄物を生じる。ほとんどの鉄鋼メーカーは、鋼粉を再生する方法を模索している。鋼粉の適切な再生は、鉄鋼メーカーが廃棄物として喪失していた価値のある鉱物を再生することを可能とし、適切に取り扱い、排気する必要がある環境的に有害な材料の量を減少させることが出来る。
【0004】
製鋼工場の廃棄物の再生方法の模索は、いくつかの要因によって動機付けられている。第一のかつ最大の要因は、貴重な鉱物が失われることに関係している。大量の製鋼工場の廃棄物が、最終鉄鋼製品1トンにつき発生する。製鋼工場の廃棄物は、製鋼工場のバグハウスや水処理装置から回収される数パーセントの鉄、酸化鉄、他の金属酸化物成分や炭素を含んでいる。適切な処理を通じて、廃棄される鉄材料は、貴重な鉄成分を再生するために直接還元し、溶融することができる。勿論、再生により製鋼工場の原材料コストを低減することが出来る。
【0005】
環境問題の観点からも、製鋼工場の廃棄物の効率的な再生方法が求められている。アーク炉(EAF)からのバグハウスダスト等のある種の製鋼工場の廃棄物は、廃棄する前に処理されるべき有害物質であると考えられる。こうした処理のためのコストは非常に高い。必ずしも有害であるとは考えられない製鋼工場の廃棄物も、1トンの鋼について生成される廃棄物の量が大量であるため、埋め立てやその他の方法による廃棄に関連して大きなコストがかかる。
【0006】
鉄鋼メーカーにより、廃棄物を回収し、この廃棄物を還元剤と混合し、この混合物を固形のアグロメレートに圧縮し、次いでそのアグロメレートを加熱してこのアグロメレート中の鉄材料を直接還元して最終的に直接還元されたアグロメレートを製鋼炉に投入する製鋼工場の廃棄物の再生方法が開発されている。直接還元する前に所謂「圧粉(green)」アグロメレートであるアグロメレートを形成する方法は、従来より周知である。直接製造のために製鋼工場の廃棄物をアグロメレートにする処理の例は、Kaneko等に付与されたアメリカ特許第4,701,214号に開示されており、このアメリカ特許には酸化鉄粉末や鉄鉱石微粒子を粉砕された石炭及びバインダと混合して混合物を形成し、この混合物を圧縮するか、ペレット化するか、又はアグロメレート化することによってアグロメレート又はペレットを形成し、そのペレットを回転炉床炉に導入してペレット中の鉄を予備還元し、予備還元されたペレットを金属投入成分として溶融還元室に導入し、室の底部を通して炭素燃料と酸素を導入して室内の溶融物又は溶湯と反応させて、鉄を鉄元素に還元し、COとHを含む排出ガスを形成し、この排出ガスを回転炉床炉にペレットを予備還元する処理ガスとして導入し、ホットメルトを溶融還元室より導出する方法が開示されている。
【0007】
製鋼炉への直接還元された投入物を形成するために酸化鉄微粉末のアグロメレートを使用する最も進歩した方法は、Meissner等に付与されたアメリカ特許第5,730,775号に見られ、このアメリカ特許には、ハースに2層以下の深さで酸化鉄と炭素材料で構成される乾燥圧縮体を供給して全ての揮発成分を除去することによって圧縮体から直接還元された鉄を生成し、圧縮体を華氏2400度乃至2600度の温度の輻射熱源に曝して圧縮体を金属化させる方法及び装置が開示されている。
【0008】
従来技術の圧粉アグロメレートを形成するために、鉄含有粉末及び/又は鉄鉱石が、通常石炭やコークス等の炭素材料である還元剤に混合される。アグロメレート材料は、処理条件に応じて湿潤状態又は乾燥状態とすることが出来る。最後に、ブリケットに圧縮される前に結合剤が混合物に添加される。
【0009】
鋼粉の圧粉アグロメレートの直接還元を通しての鋼粉の再生の成功は、直接還元に先立って形成されるブリケットの質に大きく依存している。ブリケットが、直接還元炉への導入時点から製鋼炉への導入時点への遷移を通じてその物理的一体性を保持することが必須である。ブリケットが直接還元中に破砕したり崩壊したりすると、破壊した断片は後続の酸化により急激な還元に直面する。最悪の場合、断片化したアグロメレートは、再酸化されてFeOとなる。直接還元炉から製鋼炉への移送時に喪失されないこれらのアグロメレートの断片は、急激に再酸化される傾向があり、製鋼炉に注入されるときにスラグ中に溶解するか、そうでなければ排出ガス封じ込めシステムによって製鋼炉外に即座に吸い出される。従って、破砕した断片や粉末としてのアグロメレート材料の喪失が、鋼粉の再生システムの効率を劇的に減少させる。
【0010】
アグロメレートの断片化を防止するために、材料に結合剤が添加される。圧粉アグロメレートにおいて使用する結合剤の選択は、しばしばコストと下流側プロセスにおける損失とのトレードオフとなる。アグロメレート形成に従来より使用されている結合剤は、けい酸ナトリウム、1%の石灰及び3%の糖液、ピッチベースの結合剤及びセメントである。けい酸ナトリウムは、加熱時に弱くなるか若しくは焙焼することが知られているアグロメレートを形成し、けい酸ナトリウムは分解して炉内の耐火物に損傷を与える好ましくないアルカリ化合物となる。セメント結合剤は、脈石を相対的に増加させる傾向があり、後続の溶融工程におけるスラグの量が非常に大量となる。石灰/糖液の混合物及びピッチベースの結合剤は、許容し得る性能を有しているが、そのコストが比較的高い。
【0011】
低コストで、破砕強度を向上させた圧粉アグロメレートを得ることが出来、従って直接還元処理やこれに伴う搬送中におけるアグロメレートの破砕を防止することが出来る結合剤及び鋼粉のアグロメレート形成における結合剤を使用する処理が必要とされている。さらに、下流側における環境への影響を最小化し、製鋼工程に対する悪影響を最小化することが出来る結合剤及び鋼粉のアグロメレート形成における結合剤を使用する処理が必要とされている。
【0012】
===発明の目的===
本発明の一つの目的は、炭素鋼へと処理されるべき高強度のアグロメレートを形成する処理を提供することである。
【0013】
本発明の他の目的は、金属化度が少なくとも40%、好ましくは80%を超える、強度が向上した炭素を含有する直接還元されたアグロメレートを提供することである。
【0014】
===発明の概要===
本発明は、鉄/鋼粒子と還元材料とセルロース繊維材料とを配合し、この配合物を圧縮して固形のアグロメレートを形成し、直接還元炉内でアグロメレートの鉄部分を還元する方法である。セルロース繊維結合剤材料は、公知の結合剤を用いた同等のアグロメレートに比べて強度を向上させ、全体のコストを引き下げる。
【0015】
セルロース繊維材料は、セルロース繊維の適当な供給源から生成され、好ましくは、紙、ボール紙、木くず、バガス又は都市ゴミ等の廃棄物より生成される。鉄粒子は、製鋼プロセスの廃棄物の流れから得られるもので、バグハウスの粉塵や破砕されたブリケットからの微粒子物質やペレットを含んでいる。付加的に新しい鉄成分を混合物に添加することも出来る。好ましくは粉砕炭である還元剤は、アグロメレートを適切に還元するのに必要な場合に添加される。
【0016】
このアグロメレートは、ロールブリケッティングにより形成されるブリケットや、ディスク/ドラムペレット化方法、押し出し又は他の公知のアグロメレート形成方法によって形成されたペレットであってよい。アグロメレートは、炉内で6乃至20分間加熱されて、非常に強固な炭素含有処理製品となり、製鉄炉又は製鋼炉への供給材料として非常に適したものとなる。
【0017】
上記及び他の目的は、図面を参照した以下の詳細な説明より容易に理解されるであろう。
【0018】
===詳細な説明===
本発明によれば、鉄含有材料の直接還元に用いるための圧粉アグロメレートの製造において、結合剤としてセルロース繊維が使用される。セルロース製結合剤と以下に開示する本発明の方法を用いることによって、断片化したり微粉末を生成することなく炉床炉や他の炉にアグロメレートを直接投入できるように、圧粉アグロメレートに十分な圧粉体強度を与える大きさに揃えられた鉄含有材料とその大きさの還元剤から圧粉アグロメレートが製造される。このアグロメレートは、熱処理工程や処理装置を損なうことなく加熱中に優れた強度を達成するとともに、他の結合剤を用いて製造されたアグロメレートに比べて、全体としてより経済的となる。
【0019】
本発明による圧粉アグロメレートの製造において結合剤として用いられるセルロース繊維は、古紙、ボール紙、木くず、バガス(サトウキビ廃棄物)、又は都市ゴミ等の廃棄物材料から生成される。後者が使用された場合、廃棄物中の感熱成分が後続の加熱処理により分解されるので、廃棄物が一般廃棄物であるか有害廃棄物であるかは問題にならない。好適な結合剤としてのセルロース繊維の使用により、石灰/糖液の従来の結合剤に比べて大幅にコストが削減される。さらに、還元されたコンパクトの強度ばかりか、圧粉アグロメレート強度は、石灰/糖液や他の一般的に使用される結合剤によって形成されたアグロメレートの強度よりも高くなる。
【0020】
アグロメレート形成に先立って、セルロース繊維材料は、細断され又は粉砕された有機材料から製造される。セルロース材料の供給源は、全ての適当な原材料や有機性廃棄物を含む使用済み消費財とすることが出来る。セルロースの供給源は、新品又は使用済みの紙、新品又は使用済みの新聞紙、新品又は使用済みのボール紙、木くず、一般的にサトウキビ廃棄物であるバガス、ゴミから生成される燃料を含む都市ゴミ等であるが、これに限定されるものではない。セルロース繊維結合剤を製造するための原材料は、豊富に存在するので、非常に安価であり。またセルロース材料は消費財廃棄物から生成されるので、セルロース結合剤の使用は環境的に優れている。
【0021】
図1について説明すれば、鉄含有廃棄物材料は、ホッパ12からの結合剤材料とともにホッパ10からミキサ14に供給され、次いでブリケッタ16として示される塊状化機(agglomerator)に供給される。アグロメレート材料は、塊状化機から排出され、ふるい18等の適当な装置によってふるい分けされ又は大きさが揃えられる。ふるい18を通過した微粉末は、環流ライン20を通してミキサ14に環流される。大きなアグロメレートは捕集され、製鉄又は製鋼炉に供給される。セルロース繊維結合剤材料は、実質的に乾燥状態で鉄含有材料とともにミキサ14に供給される。結合剤は約25重量%の量まで使用可能であるが、セルロース結合剤材料は、好ましくは全混合物の約0.5重量%乃至約2.0重量%である。鉄含有廃棄物材料は、製鋼炉のバグフィルタの粉塵や、前回のブリケット形成作業において捕集された粉塵及び破片から得ることが出来る。また、鉄含有廃棄物材料は、製鉄プロセスの他の工程から生じるか、鉄含有廃棄物の流れを有する敷地外の製鉄施設から搬送される。鉄含有材料は、一般に高炉の粉塵、高炉のスラッジ、BOF(塩基性酸素炉)の粉塵、BOFのスラッジ、ミルスラッジ、ミルスケール、削り屑、金属化したDRI微粉末、焼結粉塵、キューポラ粉塵や廃棄物ペレット微粉末である。また、アーク炉(EAF)の粉塵も鉄含有廃棄物の供給源として使用可能である。本発明のプロセスへの供給源としてのEAFの粉塵の使用は重要である。EAFの粉塵は有害廃棄物として分類され、それが本発明のプロセスを通しての廃棄物の環流によって最小化されるからである。セルロース繊維の結合剤としての使用によって、鉄含有材料の粒径は、従来技術による結合剤によって要求されるような細分化を必要としない。例えば、5乃至10%の鉄含有粒子は、6mm以下であっても強固なアグロメレートを形成する。
【0022】
必要に応じて、新しい鉄鉱石が微粉末の状態で、混合物に添加される。混合物中の鉄含有廃棄物材料の組成及び最終の還元されたブリケットの所望の組成に応じて、大きなパーセンテージの硫黄、マンガン、クロム等鉄含有廃棄物の望ましくない成分を希釈し、余分の炭素を消費させ、又は単純に鉄の含有量を増加させるために新しい鉄鉱石を添加することが出来る。
【0023】
最後に、還元剤材料が混合物に添加される。好適な還元剤材料は、粉コークス、石油コークス微粉末、CDQ(cold dust quench)微粉末であり、最適には、粉砕炭である。木炭やグラファイトを含む直接還元に一般的に用いられる他の全ての還元剤も許容される。所要の結合剤の量は、混合物内の鉄成分の相対量及び使用されるセルロース結合剤の量に応じて変化する。セルロース繊維材料は、還元剤として有効に作用し、ある状況においては、セルロース結合剤材料の一部又は全てを、コスト的により有益な還元剤に置き換えることが出来る。従って、アグロメレート中の還元剤成分をセルロース材料によって100%置き換えることが可能であり、置き換えることが経済的に有利な場合にはなおさらである。種々のサイズの還元材料により許容できる程度に強固なアグロメレートを形成するが、還元剤は好ましくは石炭の80%が200メッシュのふるいを通過する粉砕炭である。
【0024】
アグロメレートの形成中に使用される供給材料に応じて、鉄含有材料と、必要に応じて添加される還元剤及びセルロース結合剤の混合物に補充水を添加することが望ましい。混合物の重量に対して0重量%乃至5重量%の範囲で混合物に添加される水は、結合処理を助けて、強固なアグロメレートを形成する。圧粉混合物が3重量%乃至5重量%の間の高い含水量を有している場合、ブリケット形成作業による機械的動作はアグロメレート材料の物理的圧縮と文字通りの水の絞り出しにより全体の含水量は、0乃至2重量%減少する。ブリケットの場合、圧粉ブリケットの乾燥は必要が無く、ブリケットは、直接加熱炉に投入することが出来る。
【0025】
セルロース繊維は、それほど密度の高い結合材料ではなく、従って、結合剤と、鉄含有材料と必要に応じて添加される還元剤の混合物は、それほど密度が高いものとはならず、特に高レベルに密度が高いものとはならない。従って、混合物は、好ましくはペレット化するというよりはむしろブリケット化されて、高圧ブリケット化処理によりアグロメレートを圧縮する。
【0026】
研究室における試験により、本発明の方法によってセルロース結合剤を用いて形成されたアグロメレートは、−3メッシュの大きさの鉄含有材料を10%含んでいる場合においても、他の結合剤系により形成されたアグロメレートと同等又はそれよりも高い圧粉強度を有していることが示された(図5参照)。また、セルロース結合剤を含む加熱されたアグロメレートは、窒素/還元雰囲気において1000℃乃至1288℃の温度に7乃至10分間曝した後に、他の結合剤により形成されるアグロメレートに比べて非常に高い粉砕強度を有している。さらに、セルロース繊維結合剤は、加熱時間の関数として増加するDRI粉砕強度を示している。通常は従来の結合剤の組み合わせには、セルロース繊維結合剤によって達成された加熱時間(8乃至12分)の関数としてのDRI粉砕強度の増加が観察されたものはなかった。
【0027】
ブリケット化後に、ブリケットは加熱処理炉、好ましくは回転炉床炉に供給されて、約1000℃乃至約1550℃の温度で約6乃至約20分間加熱される。好適な加熱時間は、約7乃至約9分である。炉内の合計時間が20分を超えないこの制限された加熱時間を用いることによって、その結果製造されるブリケットは、驚くべき強度を持つ。加熱炉内の雰囲気は酸化、不活性又は還元雰囲気、即ち可燃成分(H+COとして)で0乃至約10%である。アグロメレートは、最初に酸化雰囲気で加熱され、次いで不活性及び/又は還元雰囲気でさらに加熱される。さらに、炭素を含有する鉄含有アグロメレートの金属化は、残留炭素量に関連している。
【0028】
製鋼炉に対する供給材料として使用された場合、この高強度ブリケットは一体性を保持しつつ、容易にスラグ層を貫通して製鋼炉の溶湯内に進入する。
【0029】
セルロース繊維材料は、全ての他の還元剤を含む若しくは含まない鉄含有材料のアグロメレートのための非常に費用対効果の高い結合剤であることが見出された。少量のセルロース結合剤(0.5乃至2重量%)は、非常に良好に作用するとの知見を得た(例えば、測定された圧粉強度)。他の結合剤系は、同様の結果を得るためにより多くの結合剤を必要としている。少量のセルロース結合剤が、従来の結合剤とともに、又は従来の結合剤の補充として用いられアグロメレートに強度的な利点を付加する場合もある。またセルロース繊維結合剤は改良された結合特性を有しているので、大きな粒径(0.25乃至1.0mm)から高強度の圧粉アグロメレートを生成することが出来る。
【0030】
===実施例===
<実施例1>
圧粉ブリケット内の結合剤としてのセルロースの有用性は、一連のテストサンプルを調製して試験した。各テストサンプルは、20kgバッチの鉄含有廃棄物材料で構成した。各バッチは、約80重量%の鉄鉱石ペレット供給材(−0.074mm)及び酸化鉄微粉末(−0.85mm)と約20重量%の還元剤としての粉砕炭を含み、還元剤の80%は200メッシュ(−0.074mm)下となるように大きさを揃えた。該当の結合剤は、約1重量%を混合物に添加した。組成物は、実験室用混合粉砕機により約5分間混合した。全バッチは、工業用製団機に供給した。ブリケット化後に、良好な全ブリケットは、全ての断片や残留微粒子を手で分離した。その断片や微粒子は、製団機に戻した。圧粉ブリケットの破砕強度は、良好な全ブリケットから取り出した任意の10個のサンプルを分析することによって判定した。ブリケットは、サーモクラフト(Thermcraft)箱形炉内で、毎分5リットルの標準Nパージを行いながら1288℃で還元した。箱形炉は、現実の工業用直接還元炉と同様の還元特性を有していた。還元されたブリケットは、所定の時間で迅速に箱形炉から取り出され、Nでパージされた室内で冷却された。
【0031】
図2に関して説明すれば、20ccのブリケットの分析により、1%の紙/1%の水の結合剤が、3%の糖液/1%の石灰の結合剤よりも優れていることが示された。圧粉ブリケットの強度は、セルロース結合剤が存在する結果、僅かに高く、8分間還元後のDRI強度は、3%の糖液/1%の石灰や2%の糖液の結合剤のほぼ2倍であった。セルロース結合剤を含むブリケットの還元性は良好であった。
【0032】
図3,図4に関して説明すれば、セルロース結合剤は、糖液/石灰の結合剤と同様の還元特性を示した。図3は、還元曲線及び10分後の90%を越える合計還元量は、糖液/石灰の結合剤を有するブリケットの特性と非常に良く似ていることを示している。図4は、時間の経過によるブリケットの還元に対応する炭素還元剤の減少量を示している。セルロース結合剤の炭素成分は、糖液/石灰のサンプルと非常に類似の減少率で減少する。従って、セルロース充填材を用いた本発明のアグロメレートにより満足の行く還元時間が達成される。
【0033】
図5は、本発明による種々の結合剤によって製造された圧粉アグロメレートの平均粉砕強度の比較を要約している。図示のように、セルロースを含有する新聞紙(E)、ボール紙(G)、フラッフ(fluff)、即ちシュレッダにかけられた紙(D=1%、F=2%)の全ては、石灰と糖液の組み合わせによる標準の結合剤(A=1%石灰/3%糖液、B=2%石灰/4%糖液)に比べて非常に大きな粉砕強度を有するブリケットが得られた。サトウキビの茎から生成されたセルロースであるバガス(C)のみが、従来技術による石灰及び糖液を越える注目すべき改善は得られなかった。
【0034】
<実施例2>
約64.5%の新しい鉄供給材料と、20.5%の石炭還元剤と、13%のふるいわけされたペレット微粉末、及び1%のセルロース/1%の水の結合剤の組み合わせで構成されたアグロメレートの組成を除き、実施例1の製品とほぼ同様の要領で製造された12ccのブリケットに対して検討をした。−3メッシュ(−6.7mm)、−6メッシュ(−3.35mm)、及び−20メッシュ(−0.85mm)にふるいわけされたペレット微粉末13%を含む上記の配合物を用いて別の試験を行った。
【0035】
図7に関して説明すれば、より小さな微粒子の粒径を有するアグロメレートはより高い圧粉粉砕強度を示すが、−3メッシュの大きな微粒子によって形成されたアグロメレートでさえも、26kgの許容可能なアグロメレートの平均圧粉粉砕強度を有している。これは、−20メッシュの細かい断片によって形成された33kgの圧粉粉砕強度に匹敵する。図6に関して説明すれば、大きな−3メッシュの細かい断片はDRI金属化に悪影響を与えなかった。種々の微粒子サイズを用いて行ったアグロメレートの金属化はほとんど同一だったからである。−3メッシュの細かい断片を含む混合物から生成されたDRIは、10分の還元時間後91kgの良好な圧粉粉砕強度を示した。従って、セルロース結合剤は、大きな鉄微粒子から高い粉砕強度及び好ましい還元品質を持つアグロメレート形成することを可能とする。
【0036】
===発明の目的達成の概要===
上記から明白であるが、炭素含有鋼に加工するための強固なブリケット、及び少なくとも45%から約85%まで金属化され強度が改善された、炭素を含有する直接還元鉄ブリケットを製造するための改良されたプロセスを発明した。
【0037】
上記の説明及び特定の実施例は、単に本発明の最良の形態とその原理を説明するためのものであり、本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく当業者により本装置への種々の変更、追加が可能であり、その本発明の趣旨及び範囲は添付請求の範囲によってのみ限定されるべきものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるアグロメレート製造方法を示すフロー図である。
【図2】 箱形炉内での処理時間に対する種々の結合剤で製造したブリケットの粉砕強度を比較して示すグラフである。
【図3】 四つの異なる結合剤により製造したブリケットの処理時間に対する金属化度を示すグラフである。
【図4】 炉内の処理時間に応じた四つの異なる結合剤により製造されたブリケットに残留する炭素を示すグラフである。
【図5】 種々の異なる結合剤により調製される圧粉ブリケットの平均粉砕強度を示すグラフである。
【図6】 セルロース結合剤と種々のサイズの鉄微粉末によって調製されたブリケットの金属化パーセントを示すグラフである。
【図7】 セルロース結合剤と種々のサイズの鉄微粉末によって調製されたブリケットの粉砕強度を示すグラフである。

Claims (14)

  1. 鉄含有材料と、還元剤と、セルロース繊維と、0乃至5重量%の水とを配合して混合物を調製し、該混合物をアグロメレートに成形し、該アグロメレートを1000℃から1550℃の温度で6乃至20分加熱することによって、金属化された強固な鉄アグロメレートを製造する方法であって、当該金属化された強固な鉄アグロメレートの平均粉砕強度が91kgである方法
  2. 前記アグロメレートは7乃至9分間加熱される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記アグロメレートは1000℃乃至1300℃の範囲の温度で加熱される、請求項1に記載の方法。
  4. 前記鉄含有材料は、鉄鉱石、高炉の粉塵、高炉のスラッジ、塩基性酸素炉の粉塵、EAFの粉塵、塩基性酸素炉のスラッジ、ミルスケール、ペレット微粉末、金属化したDRI微粉末、削り屑、ミルスラッジ、焼結粉塵、キューポラ粉塵、及びこれらの混合物よりなる群より選択される、請求項1に記載の方法。
  5. 前記セルロース繊維は、細断された有機廃棄物、紙、新聞紙、ボール紙、木くず、バガス(サトウキビ廃棄物)、下水汚泥、都市ゴミ、廃棄物由来の燃料、及びこれらの混合物よりなる群より選択される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記還元剤は、CDQ粉塵、粉砕炭、粉コークス、石油コークス微粉末、木炭、グラファイト、及びこれらの混合物よりなる群より選択される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記アグロメレートは、最初に酸化雰囲気で加熱され、次いで不活性又は還元雰囲気で加熱される請求項1に記載の方法。
  8. 前記アグロメレートを、鉄含有材料として製鋼炉に導入する工程をさらに含む請求項1に記載の方法。
  9. 前記アグロメレートをブリケット化し、次いでそのアグロメレートを鉄含有材料として製鋼炉に導入する工程をさらに含む請求項1に記載の方法。
  10. 5乃至10重量%の鉄含有材料粉末が6mm以下のサイズである請求項1に記載の方法。
  11. 前記アグロメレートは、乾燥工程無しに直接加熱炉に供給される請求項1に記載の方法。
  12. 前記セルロース繊維の添加量は0.5乃至25重量%である請求項1に記載の方法。
  13. 請求項1の方法によって製造される、強固で、少なくとも40%金属化された鉄アグロメレート。
  14. 鉄含有材料と、還元剤と、セルロース繊維と、0乃至5重量%の水とを配合することによって強固な圧粉アグロメレートを製造する方法であって、前記鉄含有材料の粒子の5乃至10重量%6mm以下の大きさであり、前記強固な圧粉アグロメレートの平均粉砕強度が26kgであり、これを処理すると平均粉砕強度が91kgの金属化された強固な鉄アグロメレートとなる方法
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