JP2005089255A - 水素発生装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】起動時等の触媒の被毒を防止するとともに、メンテナンス性や熱効率に優れた水素発生装置を提供する。
【解決手段】硫黄化合物を含む炭化水素系ガスである原料ガスを改質して水素リッチな改質ガスを生成する水素発生装置であって、上記原料ガス中の硫黄化合物を物理的に吸着除去する常温脱硫領域1と、上記常温脱硫領域1の下流側において原料ガスを触媒と接触反応させて改質ガスに改質する改質水添領域3と、上記改質水添領域3の下流側において改質ガスから硫黄化合物を水素添加脱硫する水添脱硫領域4とを備えたことにより、起動時等の触媒の被毒が防止された。
【選択図】図1

Description

本発明は、天然ガス,プロパンガス,ガソリン,ナフサ,灯油,メタノール,バイオガス等の炭化水素系化合物ガスと水ならびに空気を原料とし、燃料電池等の水素利用機器に対して水素を供給するための水素発生装置および方法に関するものである。
化石燃料に替わるエネルギー源の有力候補の一つとして、水素が注目されているが、その有効利用のためには水素パイプライン等の社会インフラの整備が必要とされている。その一つの方法として、天然ガス、その他化石燃料、アルコール等の現状既に構築されている運送、搬送などのインフラを利用し、水素を必要とする場所でそれら燃料を改質して水素を発生させる方法が検討されている。
例えば中小規模でのオンサイト発電装置として、燃料電池のための都市ガスの改質技術、自動車の動力源用の燃料電池としてのメタノールの改質技術等が様々な形で提案されている。それらの原料には微量の硫黄化合物が含まれており、これらの原料を直接導入すると改質触媒、CO変成触媒等が被毒し、性能劣化に至ることが確認されている。このため、改質に先立って前述の硫黄化合物を除去する必要がある。そして、その方法として、改質触媒を設置した上流側に、酸化亜鉛などの遷移金属酸化物やゼオライトなどを配置し、これにより脱硫する方法が提案されている。
硫黄系化合物を含む原料ガスの改質装置は、ほとんどの場合、触媒の上流側に脱硫部を具備させる方法が採択されていた。このような脱硫の方式には化学脱硫方式と、物理吸着方式がある。
金属酸化物を用いる化学脱硫反応では、金属酸化物を約400℃の高温に保持する必要がある。したがって、起動時に短時間で昇温するために相当のエネルギーが必要になるうえ、起動初期の昇温が不十分な段階では脱硫も不十分となり、下流の触媒が被毒される可能性がある。また、脱硫のために水素を必要とすることから起動時の水素を確保する必要もある。
一方、ゼオライトなどの物理的吸着剤による脱硫では、原料ガスに含有される水蒸気などにより吸着置換が起こり、原料ガスから硫黄化合物の脱離が生じるため、下流の触媒が被毒される可能性がある。また、ゼオライト系吸着剤を用いる場合、酸化亜鉛などの化学反応脱硫に比べ脱硫量に対する吸着剤容積が大きくなり、装置をコンパクト化する点では問題があった。
そこで、白金を含有する改質触媒を有する改質部を備え、炭化水素系化合物と水と空気とを含有する原料が上記改質触媒に接触することで水素を生成する水素発生装置において、金属酸化物を配置した脱硫部を、前記原料の流れ方向に対して前記改質部より下流側に設置することにより、改質部後部の既存の熱を利用し、改質部の下流側において金属酸化物による化学吸着で脱硫する装置が考案されている(下記の特許文献1)。この装置では、改質触媒として耐硫黄性を有する白金を使用し、発生した改質ガスの水素を利用して脱硫を行なう。
また、炭化水素系の原燃料を水添脱硫器により脱硫した後、改質器により改質して、水素リッチな改質ガスを生成する燃料改質装置であって、上記水添脱硫器用の添加水素として改質ガスの一部をリサイクルして水添脱硫器に供給し、前記水添脱硫器へ原燃料を導入する原燃料供給ラインに、上記原燃料中に含まれる硫黄化合物および酸素を除去するための常温脱硫器とを設け、上記リサイクル用の改質ガスを常温脱硫器と水添脱硫器との間に供給する燃料改質装置が考案されている(下記の特許文献2)。この装置では、起動時に水素源がないときは常温脱硫器で物理吸着し、定常運転開始後は改質ガスをリサイクルすることにより化学吸着で脱硫を行なう。
特開2001−270704号公報 特開2002−60204号公報
上記特許文献1記載の装置では、改質触媒の下流側に水添脱硫触媒を設置することにより、改質触媒で発生した水素の一部をそのまま水添脱硫用の水素として利用する。しかしながら、改質方法は炭化水素と水と酸素を反応させる方法であり、最適な温度範囲は600〜800℃程度である。また、改質触媒の上記反応温度を利用して水添脱硫が行なわれるのであるが、この水添脱硫も300℃以上の温度を必要とする。したがって、起動時には改質触媒が600〜800℃になるとともに、水添脱硫が300℃以上の温度範囲になるまで原料ガスを流さずに待たなければならない。したがって、起動の際に長い待ち時間が必要となるうえ、多量のエネルギーを必要とするため、頻繁に起動と停止を繰り返す小型の家庭用燃料電池システム等には不向きであった。
一方、上記特許文献2記載の装置では、常温脱硫と水添脱硫とを組み合わせることにより、起動時に水添脱硫用の水素が無くて脱硫できないことを常温脱硫でカバーし、改質触媒等の被毒を防ぐようにしている。しかしながら、改質においては炭化水素と水を反応させるのに600〜800℃の高温が必要になるうえ、酸素に対する酸素被毒を防止する酸素除去器や脱硫器自身も250〜350℃程度の温度が必要である。このように、起動の際に長い待ち時間が必要となるうえ、多量のエネルギーを必要とするため、頻繁に起動と停止を繰り返す小型の家庭用燃料電池システム等には不向きであった。
しかも、上記特許文献1および2記載の装置では、改質と脱硫を全く別のプロセスで行なうことから、脱硫プロセスである常温脱硫や水添脱硫に相当の処理能力が必要となる。したがって、物理吸着を行なうための吸着剤や化学吸着を行なうための触媒の寿命が短く、頻繁なメンテナンスが必要になる。また、常温脱硫では圧力によって脱硫能力に変動を生じやすく、水添脱硫だけでは上述したように起動時の脱硫が不十分となって被毒を生じやすい。したがって、上記各文献記載の装置では、微量の硫黄化合物が下流のCO変成器や燃料電池等に流れ込みやすく、被毒が生じやすいという問題があった。さらに、上記各文献には、熱を有効利用するための具体的構成については言及されていない。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、起動時等の触媒の被毒を防止するとともに、メンテナンス性や熱効率に優れた水素発生装置および方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の水素発生装置は、硫黄化合物を含む炭化水素系ガスである原料ガスを改質して水素リッチな改質ガスを生成する水素発生装置であって、上記原料ガス中の硫黄化合物を物理的に吸着除去する物理吸着領域と、上記物理吸着領域の下流側において原料ガスを触媒と接触反応させて改質ガスに改質する改質領域と、上記改質領域の下流側において改質ガスから硫黄化合物を加熱雰囲気下で除去する加熱脱硫領域とを備えたことを要旨とする。
また、上記目的を達成するため、本発明の水素発生方法は、硫黄化合物を含む炭化水素系ガスである原料ガスを改質して水素リッチな改質ガスを生成する水素発生方法であって、原料ガスの改質工程において上記原料ガスの改質と同時に脱硫を行うことを要旨とする。
本発明の水素発生装置は、上記原料ガス中の硫黄化合物を物理的に吸着除去する物理吸着領域と、上記物理吸着領域の下流側において原料ガスを触媒と接触反応させて改質ガスに改質する改質領域と、上記改質領域の下流側において改質ガスから硫黄化合物を加熱雰囲気下で除去する加熱脱硫領域とを備えている。このため、改質領域の下流側に加熱脱硫領域を存在させているため、600〜800℃程度の改質反応における熱が、300〜400℃程度の加熱脱硫反応に有効利用され、熱効率に優れた水素発生装置となる。また、上記加熱脱硫領域において加熱脱硫として水添脱硫を行った場合には、加熱脱硫領域に導入される水素が少ない起動初期段階は、物理吸着領域で硫黄化合物を吸着除去し、改質領域における改質が十分なされるようになった段階では、改質領域で生成された改質ガス中の水素が加熱脱硫領域に導入されて脱硫が行なわれる。このように、起動初期は物理吸着で脱硫して被毒を防止し、改質領域や加熱脱硫領域が加熱されてくると水添脱硫を行なって被毒を防止できる。したがって、起動初期からそれほど長い待ち時間を経なくても原料ガスを流すことができ、特に、起動と停止を頻繁に繰り返す小型の家庭用燃料電池システムに用いる水素発生装置として好適である。
本発明の水素発生装置において、上記改質領域および/または加熱脱硫領域は、触媒燃焼領域と隣接させて設けられている場合には、触媒燃焼領域で発生した熱が改質領域や加熱脱硫領域に伝達されて利用されることから熱効率が向上し、特に、起動初期において改質領域や加熱脱硫領域のウォームアップ時間を短縮することができ、起動時間の短縮を図ることができる。
本発明の水素発生装置において、上記改質領域は、その気流の流れる方向を軸とした周囲が触媒燃焼領域に囲まれている場合には、触媒燃焼領域で発生した熱が周囲から改質領域に伝わって効率よく利用されて熱効率が向上する。したがって、特に、起動初期において改質領域や加熱脱硫領域のウォームアップ時間を短縮することができ、起動時間の短縮を図ることができる。
本発明の水素発生装置において、物理吸着領域と改質領域の間に、触媒燃焼領域と隣接した予熱領域が設けられている場合には、原料ガスが予熱領域で予熱されてから改質領域に導入されることにより、改質反応が促進され処理効率が向上する。また、上記予熱領域は、触媒燃焼領域と隣接していることから、予熱には触媒燃焼領域で発生した熱が利用されて熱効率が向上する。
本発明の水素発生装置において、上記改質領域では、Rh修飾(Ni−CeO)−Pt触媒を使用することにより、改質と水添を同時に行なうようになっている場合には、上記Rh修飾(Ni−CeO)−Pt触媒では、ラジカル水素が発生するため、このラジカル水素が硫黄化合物と反応して硫化水素に変化することにより、改質と同時に水添が行なわれる。したがって、改質領域において水添が行なわれるため、圧力によって脱硫能力に変動を生じやすい物理吸着や起動時に脱硫できない水添脱硫の脱硫能力を補って改質ガスを略完全に脱硫でき、微量の硫黄化合物が下流のCO変成器や燃料電池等に流れ込んで被毒が生じることを防止できる。しかも、上記改質領域では、改質と水添が同一のプロセスで行なわれることから、脱硫プロセスである常温脱硫や水添脱硫での脱硫処理負荷を減少させることができ、物理吸着を行なうための吸着剤や水添脱硫を行なうための触媒の寿命を延長でき、メンテナンスコストを大幅に節減することができる。
本発明の水素発生方法は、原料ガスの改質工程において上記原料ガスの改質と同時に水添を行なう。このため、物理吸着領域や水添脱硫領域以外に改質領域においても水添が行なわれるため、圧力によって脱硫能力に変動を生じやすい物理吸着や、起動時に脱硫できない水添脱硫の脱硫能力を補って改質ガスを略完全に脱硫でき、微量の硫黄化合物が下流のCO変成器や燃料電池等に流れ込んで被毒が生じることを防止できる。しかも、上記改質領域では、改質と水添が同一のプロセスで行なわれることから、脱硫プロセスである常温脱硫や水添脱硫での脱硫処理負荷を減少させることができ、物理吸着を行なうための吸着剤や水添脱硫を行なうための触媒の寿命を延長でき、メンテナンスコストを大幅に節減することができる。
本発明の水素発生方法において、上記改質工程は、Rh修飾(Ni−CeO)−Pt触媒を使用することにより、改質と水添を同時に行なう場合には、上記Rh修飾(Ni−CeO)−Pt触媒では、ラジカル水素が発生するため、このラジカル水素が硫黄化合物と反応して硫化水素に変化することにより、改質と同時に水添が行なわれる。したがって、微量の硫黄化合物が下流のCO変成器や燃料電池等に流れ込んで被毒が生じることを防止できるうえ、物理吸着を行なうための吸着剤や水添脱硫を行なうための触媒の寿命を延長でき、メンテナンスコストを大幅に節減することができる。
つぎに、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1および図2は、本発明の水素発生装置の一実施例を示す断面図である。
この水素発生装置は、硫黄化合物を含む炭化水素系ガスである原料ガスを改質して水素リッチな改質ガスを生成する水素発生装置である。上記原料ガスは、一般にプロパンガスや都市ガスのような社会インフラとして供給されている炭化水素系ガスであり、付臭剤として微量の硫黄化合物が混入されたものである。以下の説明では、原料ガスとしてプロパンガスを使用した例を示している。
この水素発生装置は、全体として円柱状に形成され、複数(この例では4つ)の同心状の円筒壁によって内部空間が大略4つの空間に仕切られている。以下、最も中心に近いところから第1空間11、第2空間12、第3空間13、第4空間14と称して説明する(図2参照)。
上記水素発生装置には、天井壁の中央部付近に複数の原料導入孔10が形成された原料ガス導入口が形成されている。上記天井壁を挟んで原料ガス導入口8と対面する領域(すなわち原料ガス導入口8の下流)には、第1空間11と第2空間12の上部にわたって本発明の物理吸着領域としての常温脱硫領域1が形成されている。
上記常温脱硫領域1は、第1空間11上部の予熱領域2および第1空間11中央部の改質水添領域3と連通している。すなわち、常温脱硫領域1の下流に予熱領域2が設けられ、さらにその下流に改質水添領域3が設けられている。上記第2空間12は、上下が壁面で閉じられ、第1空間11の周囲を取り囲む円柱状の空間であり、この空間が触媒燃焼領域7に形成されている。
上記第1空間11は、上記触媒燃焼領域7の下側に形成された下部通路15を介して第3空間13の下部と連通している。上記第3空間13の第2空間12の周囲を取り囲む部分には、その下側部に水添脱硫領域4が形成され、上側部にはCO変成領域5が形成されている。すなわち、上記改質水添領域3の下流に本発明の加熱脱硫領域としての水添脱硫領域4が設けられ、さらにその下流にCO変成領域5が設けられている。
上記第3空間13と第4空間14は、天井壁近傍の上部空間16および底壁近傍の下部空間を介して連通されている。そして、上記第4空間14の第3空間13の周囲を取り囲む部分には、CO選択酸化領域6が形成されている。すなわち、CO選択酸化領域6の下流にCO選択酸化領域6が設けられている。また、上記水素発生装置の側壁の下部には、下部空間17と連通するよう改質ガス排出口9が形成されている。
上記常温脱硫領域1は、硫黄化合物を物理吸着する吸着剤が充填され、導入された原料ガス中の硫黄化合物を常温付近の温度範囲で物理的に吸着除去する本発明の物理吸着領域として機能し、常温脱硫工程が行なわれる。上記吸着剤としては、例えば、活性炭,シリカゲル,ゼオライト等を用いることができる。
上記触媒燃焼領域7には、原料の炭化水素ガス(プロパンガス)の一部を導入するプロパンガス導入路18、酸素分を供給するための空気を導入する空気導入路19、水素ガス利用設備である燃料電池で利用しきれずに戻ってきたオフガスを導入するオフガス導入路20が連通している。また、触媒燃焼した後の燃焼ガスを排出する燃焼ガス排出路21が連通している。さらに、上記触媒燃焼領域7には、水を加熱してスチームを得る水導入路22が連通している。上記水導入路22の先端側は、第1空間11の改質水添領域3の下流側に向かって貫通し、改質水添領域3を通って予熱領域2内でスチームを下流向きに放出するようになっている。
上記触媒燃焼領域7には、燃焼用の触媒が充填され、起動初期時には、プロパンガスと空気が導入されて燃焼触媒と接触して燃焼され、当該領域内を700〜800℃程度に昇温する。この触媒燃焼領域7の加熱により、当該触媒燃焼領域7と隣接した予熱領域2、改質水添領域3、水添脱硫領域4、CO変成領域5等の昇温立上げを補助する。
このように、上記改質水添領域3や水添脱硫領域4、CO変成領域5が触媒燃焼領域7と隣接させて設けられているため、触媒燃焼領域7で発生した熱が改質水添領域3や水添脱硫領域4、CO変成領域5等に伝達されて利用されることから熱効率が向上し、起動初期において改質水添領域3や水添脱硫領域4等のウォームアップ時間を短縮することができ、起動時間の短縮を図ることができる。
特に、この実施例では、上記改質水添領域3および予熱領域2は、その気流の流れる方向を軸とした周囲が触媒燃焼領域7に囲まれているため、触媒燃焼領域7で発生した熱が周囲から改質水添領域3や予熱領域2に伝わって効率よく利用される。また、上記触媒燃焼領域7の周囲を取り囲むように水添脱硫領域4とCO変成領域5が設けられていることから、触媒燃焼領域7で発生した熱が水添脱硫領域4とCO変成領域5に効率よく伝わって利用される。
また、上記触媒燃焼領域7には、起動初期の昇温が終わって定常状態になった後は、プロパンガスの導入を停止し、オフガスと空気を導入して触媒燃焼させてある程度の加熱を続ける。これにより、予熱領域2、水添脱硫領域4、CO変成領域5等を触媒燃焼温度に保持することができるようになる。また、定常状態では、水導入路22に水が導入されて触媒燃焼領域7で加熱されて予熱領域2に供給されるスチームを生成する熱源とする。
上記予熱領域2では、常温脱硫領域1を通過した原料ガスと空気(酸素)およびスチームが供給されて合流し、触媒燃焼領域7の触媒燃焼による加熱により約300℃まで予熱する予熱工程が行なわれる。
このように、常温脱硫領域1と改質水添領域3の間に、触媒燃焼領域7と隣接させて予熱領域2が設けられているため、原料ガスが予熱領域で予熱されてから改質水添領域3に導入されることにより、改質反応が促進され処理効率が向上する。また、上記予熱領域2は、触媒燃焼領域7と隣接していることから、予熱には触媒燃焼領域7で発生した熱が利用されて熱効率が向上する。
上記改質水添領域3では、Rh修飾(Ni−CeO)−Pt触媒を使用することにより、上記原料ガスの改質と同時に水添を行う改質水添工程が行なわれる。
上記Rh修飾(Ni−CeO)−Pt触媒では、ラジカル水素が発生するため、このラジカル水素が硫黄化合物と反応して硫化水素(HS)に変化することにより、改質と同時に水添が行なわれる。この改質水添工程によって得られる改質ガスの組成は、大略70%H+15%CO+15%CO、残部は不純分である。この改質水添工程は、触媒上の発熱反応であり、出口部分の改質ガスの温度は、約700〜800℃程度である。
上記Rh修飾(Ni-CeO)-Pt触媒は、例えば、適当な空隙率を有するセラミックス製の不織布状の担体表面にAlを被覆し、そこにRhを担持させ、ついでPtを担持させ、さらにNiとCeOとを同時担持させることにより得られる。ただし、担体の材質や形状の選択、被覆物形成の有無またはその材質の選択は、種々のバリエーションが可能である。
上記の例の場合、セラミックス製の不織布状の担体に対するAl被覆は、Alの水溶性塩を水溶液または水−有機溶剤混合溶媒による溶液の形で含浸処理した後、NH蒸気で処理してゲル化させ、ついで乾燥、焼成することにより行われる。
Rhの担持は、Rhの水溶性塩の水溶液を含浸後、乾燥、焼成、水素還元することにより行われる。また、Ptの担持は、Ptの水溶性塩の水溶液を含浸後、乾燥、焼成、水素還元することにより行われる。NiおよびCeOの同時担持は、Niの水溶性塩およびCeの水溶性塩の混合水溶液を含浸後、乾燥、焼成、水素還元することにより行われる。
上に例示した手順により、目的とするRh修飾(Ni−CeO)−Pt触媒が得られる。各成分の組成は重量比で、Rh:Ni:CeO:Pt=(0.05−0.5):(3.0−10.0):(2.0−8.0):(0.3−5.0)、望ましくは、Rh:Ni:CeO:Pt=(0.1−0.4):(4.0−9.0):(2.0−5.0):(0.3−3.0)に設定することが好ましい。
なお上記における各段階での水素還元処理を省略し、実際の使用に際して触媒を高温で水素還元して用いることもできる。各段階で水素還元処理を行ったときも、さらに使用に際して触媒を高温で水素還元して用いることができる。
上記水添脱硫領域4では、改質ガスを水素添加脱硫する水添脱硫工程が行なわれる。
この水添脱硫領域4には、Co−Mo系,Ni−Mo系等の触媒が充填され、常温脱硫で除去できなかった硫黄化合物および、改質水添工程で脱硫しきれなかった硫黄化合物を改質ガスに含まれるHと反応させてHSにしたうえで290〜400℃の温度雰囲気下でZnOに化学吸着する。また、改質水添工程における水添作用で生成されたHSも、この水添脱硫工程で化学吸着される。
この例では、加熱脱硫領域における加熱脱硫として水添と脱硫を同時に行う水添脱硫を行うものを説明したが、これに限定するものではなく、本発明の加熱脱硫領域で行われる加熱脱硫工程として、加熱脱硫領域を上流側の水添領域と下流側の脱硫領域とに分離して、水添の後に脱硫を行うようにすることもできる。
また、上記加熱脱硫領域に、例えば、吸着材だけを充填して水添を行わずに脱硫だけを行うようにすることもできる。すなわち、この場合は、この上流側の改質水添工程において原料ガスの改質とともに水添を行い、改質水添工程の水添で生成されたHSを290〜400℃の温度雰囲気下でZnO等の吸着材に吸着させることが行われる。
上記CO変成領域5では、改質ガス中のCOをCOに変成するCO変成工程が行なわれる。
すなわち、改質ガスに含まれる約15%のCO中約10数%のCOとスチーム(HO)を下記の反応式のように反応させてCOとHに変成する。このCO変成工程を経ることにより、改質ガスの組成は、大略77%H+22%CO+1%CO+残部不純分となる。
CO+HO→CO+H
上記CO選択酸化領域6では、CO変成工程を経て残留したCOを酸化させてCOにするCO選択酸化工程が行なわれる。
すなわち、COと空気中のOとを下記の反応式のように反応させてCOにする。このCO選択酸化により、残留するCO分は10ppm以下となり、改質ガスの組成は、大略77%H+23%CO+残部不純分となり、燃料電池等の水素ガス利用設備に対して供給される。
2CO+O→2CO
以上のように、本発明の水素発生装置および方法は、水添脱硫領域4に導入される水素が少ない起動初期段階は、常温脱硫領域1で硫黄化合物を吸着除去し、改質水添領域3における改質が十分なされるようになった段階では、改質水添領域3で生成された改質ガス中の水素が水添脱硫領域4に導入されて脱硫が行なわれる。このように、起動初期は常温脱硫で脱硫して被毒を防止し、改質水添領域3や水添脱硫領域4が加熱されてくると水添脱硫を行なって被毒を防止できる。したがって、起動初期からそれほど長い待ち時間を経なくても原料ガスを流すことができ、特に、起動と停止を頻繁に繰り返す小型の家庭用燃料電池システムに用いる水素発生装置として好適である。また、改質水添領域3の下流側に水添脱硫領域4を存在させているため、600〜800℃程度の改質反応における熱が、300〜400℃程度の水添脱硫反応に有効利用され、熱効率に優れている。
また、改質水添領域3では、Rh修飾(Ni−CeO)−Pt触媒を使用することにより、上記原料ガスの改質と同時に水添を行うため、常温脱硫領域1や水添脱硫領域4以外に改質水添領域3においても水添が行なわれるため、圧力によって脱硫能力に変動を生じやすい物理吸着や、起動時に脱硫できない水添脱硫の脱硫能力を補って改質ガスを略完全に脱硫でき、微量の硫黄化合物が下流のCO変成領域5や燃料電池等に流れ込んで被毒が生じることを防止できる。しかも、上記改質水添領域3では、改質と水添が同一のプロセスで行なわれることから、脱硫プロセスである常温脱硫や水添脱硫での脱硫処理負荷を減少させることができ、物理吸着を行なうための吸着剤や水添脱硫を行なうための触媒の寿命を延長でき、メンテナンスコストを大幅に節減することができる。
上記水素発生装置により、炭化水素系燃料のひとつであるプロパンガスを原料ガスとして使用して改質を行なった。
まず、燃料ガスとして使用した市販のLPガス(出光社製)の組成を測定した結果を下記の表1に示す。なお、プロパンガスの組成はマイクロガスクロマトグラフィー(熱伝導度検出器)で測定し、硫黄化合物はガスクロマトグラフィー(炎光光度型検出器)で測定を行なった。なお、測定結果中「<0.05」は検出限界以下であったことを示す。
Figure 2005089255
つぎに、図1に示す装置により改質を行ない、改質水添領域3の直後で改質ガスをサンプリングして硫黄化合物の分析を行なった。その結果を下記の表2に示す。
Figure 2005089255
上記表2から明らかなように、Rh修飾(Ni−CeO)−Pt触媒を使用して改質を行なうことにより、付臭剤等の硫黄化合物は検出限界以下に減少してHSが増加している。すなわち、硫黄化合物がHSに変成されており、改質と同時に硫黄化合物の変成すなわち水添が行なわれることがわかる。
図3および図4は、本発明の第2実施例を示す断面図である。
図3の水素発生装置は、全体として大略円柱状に形成され、天井壁中央部に原料ガス導入口8が設けられ、底壁中央部に改質ガス排出口9が設けられている。
そして、内部空間の天井部近傍の領域が常温脱硫領域1に形成され、上記常温脱硫領域1より下側の領域には、外周壁と同心状の仕切り壁が形成され、外側の円筒状の領域が触媒燃焼領域7に形成されている。
上記触媒燃焼領域7の内側の領域には、常温脱硫領域に近い側から、予熱領域2、改質水添領域3、水添脱硫領域4、CO変成領域5、CO選択酸化領域6が、積層状に形成されている。それ以外は、上記第1実施例と同様であり、同様の部分には同じ符号を付している。
図4は、図3の装置を横型にしたものであり、具体的構成は図3の装置と同様である。
この例では、積層状に形成された予熱領域2、改質水添領域3、水添脱硫領域4、CO変成領域5、CO選択酸化領域6の周囲を囲むように触媒燃焼領域7が形成されていることから、触媒燃焼領域7の熱を、予熱領域2、改質水添領域3、水添脱硫領域4、CO変成領域5、CO選択酸化領域6のそれぞれにおいて有効に利用できる。それ以外は、上記第1実施例と同様であり同様の作用効果を奏する。
本発明は、家庭用燃料電池用の水素発生装置として好適なだけでなく、自動車用、プラント用その他の燃料電池用の水素発生装置としても適用できるし、燃料電池以外の水素ガス利用設備に対して水素ガスを供給するための水素発生装置としても適用することができる。
本発明の水素発生装置の第1実施例を示す縦断面図である。 上記水素発生装置のA−A断面図である。 本発明の水素発生装置の第2実施例を示す縦断面図である。 本発明の水素発生装置の第2実施例を示す縦断面図である。
符号の説明
1 常温脱硫領域
2 予熱領域
3 改質水添領域
4 水添脱硫領域
5 CO変成領域
6 CO選択酸化領域
7 触媒燃焼領域
8 原料ガス導入口
9 改質ガス排出口
10 原料導入孔
11 第1空間
12 第2空間
13 第3空間
14 第4空間
15 下部通路
16 上部空間
17 下部空間
18 プロパンガス導入路
19 空気導入路
20 オフガス導入路
21 燃焼ガス排出路
22 水導入路

Claims (7)

  1. 硫黄化合物を含む炭化水素系ガスである原料ガスを改質して水素リッチな改質ガスを生成する水素発生装置であって、
    上記原料ガス中の硫黄化合物を物理的に吸着除去する物理吸着領域と、上記物理吸着領域の下流側において原料ガスを触媒と接触反応させて改質ガスに改質する改質領域と、上記改質領域の下流側において改質ガスから硫黄化合物を加熱雰囲気下で除去する加熱脱硫領域とを備えたことを特徴とする水素発生装置。
  2. 上記改質領域および/または加熱脱硫領域は、触媒燃焼領域と隣接させて設けられている請求項1記載の水素発生装置。
  3. 上記改質領域は、その気流の流れる方向を軸とした周囲が触媒燃焼領域に囲まれている請求項2記載の水素発生装置。
  4. 物理吸着領域と改質領域の間に、触媒燃焼領域と隣接した予熱領域が設けられている請求項2または3記載の水素発生装置。
  5. 上記改質領域では、Rh修飾(Ni−CeO)−Pt触媒を使用することにより、改質と水添を同時に行なうようになっている請求項1〜4のいずれか一項に記載の水素発生装置。
  6. 硫黄化合物を含む炭化水素系ガスである原料ガスを改質して水素リッチな改質ガスを生成する水素発生方法であって、原料ガスの改質工程において上記原料ガスの改質と同時に水添を行うことを特徴とする水素発生方法。
  7. 上記改質工程は、Rh修飾(Ni−CeO)−Pt触媒を使用することにより、改質と水添を同時に行なう請求項6記載の水素発生方法。
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