JP2005088458A - 記録材料及び記録シート - Google Patents

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博 藤井
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Abstract

【課題】
発色感度及び飽和濃度に優れ、かつ地肌及び画像の保存性に優れる記録材料、並びにこの記録材料から形成されてなる記録材料層を有する記録シートを提供する。
【解決手段】
発色性染料の少なくとも1種、式(I)
【化1】
Figure 2005088458

〔式中、X及びYは、直鎖若しくは分枝を有していてもよい炭素数1〜12の飽和、不飽和若しくはエーテル結合を有していてもよい炭化水素基等を表し、R1〜R6は、C1〜C6アルキル基等を表す。
m、n、p、q、r及びtは、0〜4の整数を表し、aは0〜10の整数を表す。〕で表される化合物の少なくとも1種、並びに没食子酸誘導体の少なくとも1種を含有することを特徴とする記録材料。
【選択図】 なし。

Description

本発明は発色感度及び飽和濃度に優れ、かつ地肌及び画像の保存性に優れる記録材料、及び基材シート層と、該基材シート層上に前記記録材料から形成されてなる記録材料層とを有する記録シートに関する。
発色性染料と顕色剤との反応による発色を利用した記録材料は、現像定着等の煩雑な処理を施すことなく比較的簡単な装置で短時間に記録できることから、ファクシミリ、プリンター等の出力記録のための感熱記録紙又は数枚を同時に複写する帳票のための感圧複写紙等に広く使用されている。このような記録材料は、速やかに発色し、未発色部分(以下「地肌」という)の白度が保持され、又、発色した画像及び堅牢性の高いものが要望される。また近年においては、記録材料は、ラベル等記録画像の信頼性の重視される分野で多量に使用されるようになり、特に、包装等に使用される有機高分子材料に含有される可塑剤や油脂類等に対して高い保存安定性を示すものが求められている。
従来、地肌及び画像の保存性について高い効果を示すものとして、ジフェニルスルホン誘導体を含有する記録材料が知られている(特許文献1〜3)。しかしながら、この記録材料は保存性に優れるものの発色感度及び飽和濃度が不十分であり、発色感度及び飽和濃度を改良して発色感度、飽和濃度、保存性共に優れた記録材料を提供する技術が求められている。
かかる要求に応えるべく、これまでにも、発色感度や飽和濃度に優れる他の顕色剤と混合使用したり、増感剤を使用する等の改良が試みられてきた。しかしながら、発色感度や飽和濃度は向上するものの、感熱紙作成後、地肌が着色する現象(いわゆる地肌カブリ)を生じたり、地肌の保存性が悪くなる場合が多く、発色感度及び飽和濃度に優れ、かつ、地肌及び画像の保存性に優れる記録材料は未だ見出されていなかった。
WO93/06074号公報 WO95/33714号公報 WO97/16420号公報
本発明は、かかる実状に鑑みてなされたものであり、発色感度及び飽和濃度に優れ、かつ地肌及び画像の保存性に優れる記録材料、並びにこの記録材料から形成されてなる記録材料層を有する記録シートを提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、下記式(I)に示す化合物の少なくとも1種と没食子酸誘導体の少なくとも1種を併用することにより、発色感度及び飽和濃度に優れ、かつ、地肌及び画像の保存性に優れる記録材料を得ることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
かくして本発明の第1によれば、発色性染料の少なくとも1種、式(I)
Figure 2005088458
〔式中、X及びYは、それぞれ独立して直鎖若しくは分枝を有していてもよい炭素数1〜12の飽和、不飽和若しくはエーテル結合を有していてもよい炭化水素基、又は、式(II)若しくは式(III)
Figure 2005088458
(式中、R7はメチレン基又はエチレン基を表し、R8は水素原子又はC1〜C4のアルキル基を表す。)で表される基を表し、R1〜R6はそれぞれ独立して、ハロゲン原子、C1〜C6アルキル基又はC2〜C6アルケニル基を表し、m、n、p、q、r及びtは、それぞれ独立して、0〜4の整数を表し、m、n、p、q、r及びtが2以上のとき,R1〜R6は、それぞれ同一又は異なっていてもよく、aは0〜10の整数を表す。〕で表される化合物の少なくとも1種、並びに没食子酸誘導体の少なくとも1種を含有することを特徴とする記録材料が提供される。
本発明の記録材料においては、前記没食子酸誘導体が、式(IV)
Figure 2005088458
(式中、R9は、C1〜C20アルキル基、C2〜C18アルケニル基、置換基を有していてもよいアリール基又は置換基を有していてもよいアラルキル基を表す。)で表される化合物であるのが好ましく、没食子酸ステアリル又は没食子酸ラウリルであるのがより好ましい。
本発明の記録材料においては、前記没食子酸誘導体の含有量が、前記式(I)で表される化合物100重量部に対して、10〜1000重量部の範囲であるのが好ましい。
本発明の第2によれば、基材シート層と、該基材シート層上に本発明の記録材料から形成されてなる記録材料層とを有する記録シートが提供される。
本発明によれば、発色感度及び飽和濃度に優れ、かつ地肌及び画像の保存性に優れる記録材料及び記録シートが提供される。
以下、本発明の記録材料及び記録シートについて詳細に説明する。
1)記録材料
本発明の記録材料は、発色性染料の少なくとも1種、前記式(I)で表される化合物の少なくとも1種、及び没食子酸誘導体の少なくとも1種を含有してなることを特徴とする。
(1)発色性染料
本発明に用いる発色性染料としては、顕色剤と接触することにより発色する発色性染料であれば特に制限はなく、例えば、フルオラン系、フタリド系、ラクタム系、トリフェニルメタン系、フェノチアジン系、スピロピラン系等の発色性染料を挙げることができる。これらの中でも、フルオラン系、フタリド系の発色性染料が好ましく使用される。
フルオラン系の発色性染料としては、例えば、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−イソブチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−メチル−N−プロピルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−イソペンチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン、3−(N−エチル−p−トルイジノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−シクロヘキシル−N−メチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジメチルアミノ−7−(m−トリフロロメチルアニリノ)フルオラン、3−ジペンチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エトキシプロピル−N−エチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジブチルアミノ−7−(o−フロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノベンゾ〔a〕フルオラン、3−ジメチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−5−メチル−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−5−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−(N,N’−ジベンジルアミノ)フルオラン、3,6−ジメトキシフルオラン、2,4−ジメチル−6−(4−ジメチルアミノフェニル)アミノフルオラン、3−[4−[4−(4−アニリノ)−アニリノ]アニリノ]−6−メチル−7−クロロフルオラン等が挙げられる。
また、フタリド系の発色性染料としては、3,3−ビス[2−(4−ジメチルアミノフェニル)−2−(4−メトキシフェニル)ビニル]−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,6,6’−トリス(ジメチルアミノ)スピロ(フルオレン−9,3’−フタリド)、3,3−ビス(4’−ジエチルアミノフェニル)−6−ジエチルアミノフタリド等が挙げられる。
これらの発色性染料は1種単独で、あるいは2種以上を混合して使用することができる。例えば、赤色、青色、緑色の3原色の発色性染料又は黒発色性染料を混合使用して真に黒色に発色する記録材料を製造することができる。
(2)式(I)で表される化合物
本発明の記録材料は、前記式(I)で表される化合物を含有してなる。式(I)で表される化合物は、ジフェニルスルホンが架橋した構造を有している。式(I)で表される化合物は1種単独で、あるいは2種以上の混合物で用いることができる。
前記式(I)中、X及びYは、それぞれ独立して、直鎖若しくは分枝を有していてもよい炭素数1〜12の飽和、不飽和若しくはエーテル結合を有していてもよい炭化水素基、又は、前記式(II)若しくは式(III)で表される基を表す。式(II)及び(III)中、R7はメチレン基又はエチレン基を表し、R8は水素原子;又はメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基等のC1〜C4のアルキル基;を表す。
前記直鎖若しくは分枝を有していてもよい炭素数1〜12の飽和炭化水素基としては、メチレン基、エチレン基、トリメチレン基、テトラメチレン基、ペンタメチレン基、ヘキサメチレン基、ヘプタメチレン基、オクタメチレン基、ノナメチレン基、デカメチレン基、ウンデカメチレン基、ドデカメチレン基、メチルメチレン基、ジメチルメチレン基、エチルメチレン基、メチルエチレン基、エチルエチレン基、1,2−ジメチルエチレン基、1−メチルトリメチレン基、1−メチルテトラメチレン基、1,3−ジメチルトリメチレン基、1−エチル−4−メチル−テトラメチレン基等が挙げられる。
前記直鎖若しくは分枝を有していてもよい炭素数1〜12の不飽和炭化水素基としては、ビニレン基、プロペニレン基、2−ブテニレン基、エチニレン基、2−ブチニレン基、1−ビニルエチレン基等が挙げられる。
前記炭素数1〜12のエーテル結合を有する炭化水素基としては、エチレンオキシエチレン基、テトラメチレンオキシテトラメチレン基、エチレンオキシエチレンオキシエチレン基、エチレンオキシメチレンオキシエチレン基、1,3−ジオキサン−5,5−ビスメチレン基等が挙げられる。
前記式(II)で表される基としては、1,2−キシリル基、1,3−キシリル基、1,4−キシリル基等が挙げられる。
前記式(III)で表される基としては、2−ヒドロキシトリメチレン基、2−ヒドロキシ−2−メチルトリメチレン基、2−ヒドロキシ−2−エチルトリメチレン基、2−ヒドロキシ−2−プロピルトリメチレン基、2−ヒドロキシ−2−イソプロピルトリメチレン基、2−ヒドロキシ−2−ブチルトリメチレン基等が挙げられる。
1〜R6は、それぞれ独立して、フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等のハロゲン原子;メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、t−ペンチル基、1−メチルペンチル基、2−メチルペンチル基、n−ヘキシル基、イソヘキシル基等のC1〜C6のアルキル基;ビニル基、アリル基、イソプロペニル基、1−プロペニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、1,3−ブタンジエニル基、2−メチル−2−プロペニル基、1−ペンテニル基、2−ペンテニル基、3−ペンテニル基、4−ペンテニル基、1−ヘキセニル基、2−ヘキセニル基、3−ヘキセニル基等のC2〜C6のアルケニル基等が挙げられる。
m、n、p、q、r及びtは、それぞれ独立して0〜4の整数を表し、これらが2以上のとき、R1〜R6は、それぞれ同一又は異なっていてもよい。
aは0〜10の整数を表す。
式(I)で表される化合物の具体例としては、4−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−4−ブチルオキシ]−4’−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−3−プロピルオキシ]ジフェニルスルホン、4,4’−ビス[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−2−エチルオキシ]ジフェニルスルホン、4,4’−ビス[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−3−プロピルオキシ]ジフェニルスルホン、4,4’−ビス[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−4−ブチルオキシ]ジフェニルスルホン、4,4’−ビス[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−5−ペンチルオキシ]ジフェニルスルホン、4,4’−ビス[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−6−ヘキシルオキシ]ジフェニルスルホン、4−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−4−ブチルオキシ]−4’−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−2−エチルオキシ]ジフェニルスルホン、4−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−3−プロピルオキシ]−4’−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−2−エチルオキシ]ジフェニルスルホン、4,4’−ビス[4−[4−(2−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ]ブチルオキシ]ジフェニルスルホン、4,4’−ビス[4−[2−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ]ブチルオキシ]ジフェニルスルホン、1,1−ビス[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ]メタン、1,2−ビス[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ]エタン、1,3−ビス[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ]プロパン、1,4−ビス[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ]ブタン、1,5−ビス[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ]ペンタン、1,6−ビス[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ]ヘキサン、
1,2−ビス[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ]エチレン、4,4’−ビス[4−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ]−2−トランス−ブテニルオキシ]ジフェニルスルホン、4−[4−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ]−2−トランス−ブテニルオキシ]−4’−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−4−ブチルオキシ]ジフェニルスルホン、4−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−2−トランス−ブテニルオキシ]−4’−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−3−プロピルオキシ]ジフェニルスルホン、4−[4−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ]−2−トランス−ブテニルオキシ]−4’−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−2−エチルオキシ]ジフェニルスルホン、1,4−ビス[4−[4−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−2−トランス−ブテニルオキシ]フェニルスルホニル]フェノキシ]−シス−2−ブテン、1,4−ビス[4−[4−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−2−トランス−ブテニルオキシ]フェニルスルホニル]フェノキシ]−トランス−2−ブテン、
4,4’−ビス[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ]ジブチルエーテル、2,2’−ビス[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ]ジエチルエーテル、4,4’−ビス[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−2−エチレンオキシエトキシ]ジフェニルスルホン、2,2’−ビス[4−[4−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−2−エチレンオキシエトキシ]フェニルスルホニル]フェノキシ]ジエチルエーテル、2,4’−ビス[2−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−2−エチレンオキシエトキシ]ジフェニルスルホン、2,4’−ビス[4−(2−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−2−エチレンオキシエトキシ]ジフェニルスルホン、4,4’−ビス[3,5−ジメチル−4−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−2−エチレンオキシエトキシ]ジフェニルスルホン、4,4’−ビス[3−アリル−4−(3−アリル−4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−2−エチレンオキシエトキシ]ジフェニルスルホン、
α,α’−ビス[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ]−p−キシレン、α,α’−ビス[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ]−m−キシレン、α,α’−ビス[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ]−o−キシレン、α,α’−ビス[4−[4−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェニル−1,4−フェニレンビスメチレンオキシ]フェニルスルホニル]フェノキシ]−p−キシレン、α,α’−ビス[4−[4−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェニル−1,4−フェニレンビスメチレンオキシ]フェニルスルホニル]フェノキシ]−m−キシレン、α,α’−ビス[4−[4−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェニル−1,4−フェニレンビスメチレンオキシ]フェニルスルホニル]フェノキシ]−o−キシレン、
4,4’−ビス[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェニル−1,4−フェニレンビスメチレンオキシ]ジフェニルスルホン、4,4’−ビス[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェニル−1,3−フェニレンビスメチレンオキシ]ジフェニルスルホン、4,4’−ビス[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェニル−1,2−フェニレンビスメチレンオキシ]ジフェニルスルホン、4,4’−ビス[3,5−ジメチル−4−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェニル−1,4−フェニレンビスメチレンオキシ]ジフェニルスルホン、4,4’−ビス[3,5−ジメチル−4−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェニル−1,3−フェニレンビスメチレンオキシ]ジフェニルスルホン、4,4’−ビス[3,5−ジメチル−4−(3,5−ジメチル−4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェニル−1,2−フェニレンビスメチレンオキシ]ジフェニルスルホン、4,4’−ビス[3−アリル−4−(3−アリル−4−ヒドロキシフェニルスルホニル)−1,4−フェニレンビスメチレンオキシ]ジフェニルスルホン、4,4’−ビス[3−アリル−4−(3−アリル−4−ヒドロキシフェニルスルホニル)−1,3−フェニレンビスメチレンオキシ]ジフェニルスルホン、4,4’−ビス[3−アリル−4−(3−アリル−4−ヒドロキシフェニルスルホニル)−1,2−フェニレンビスメチレンオキシ]ジフェニルスルホン、
4,4’−ビス[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−2−ヒドロキシプロピルオキシ]ジフェニルスルホン、1,3−ビス[4−[4−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ−2−ヒドロキシプロピルオキシ]フェニルスルホニル]フェノキシ]−2−ヒドロキシプロパンが挙げられる。
これらの中でも、式(I)で表される化合物としては、式(I)中、X及び/又はYが、−CH2CH2−O−CH2CH2−又は−CH2CH=CHCH2−であるものが好ましい。
式(I)で表される化合物は、例えば、WO97/16420号公報記載の方法等の公知の方法に従って製造することができる。
本発明の記録材料において、式(I)で表される化合物の含有量は、発色性染料100重量部に対して、通常10〜500重量部、好ましくは10〜300重量部、更に好ましくは10〜200重量部の範囲である。式(I)で表される化合物の使用量が、発色性染料100重量部に対して、10重量部未満であると、十分な発色飽和濃度が得られない。500重量部を超える場合には、式(I)で表される化合物添加の効果が飽和する一方で、製造コストが高くなるため好ましくない。
(3)没食子酸誘導体
本発明の記録材料は、発色性染料の少なくとも1種、前記式(I)で表される化合物の少なくとも1種に加えて、さらに没食子酸誘導体の少なくとも1種を含有してなる。前記式(I)で表される化合物と没食子酸誘導体とを併用することにより、発色感度及び飽和濃度に優れ、かつ、地肌及び画像の保存性に優れる記録材料を得ることができる。没食子酸誘導体は1種単独で、あるいは2種以上からなる混合物として用いることができる。
本発明に用いる没食子酸誘導体としては、没食子酸骨格を有する化合物であれば特に制限されないが、発色感度及び飽和濃度、並びに地肌及び画像の保存性により優れる記録材料を得ることができることから、前記式(IV)で表される化合物が好ましい。
式(IV)中、R9は、C1〜C20アルキル基、C2〜C18アルケニル基、置換基を有していてもよいアリール基又は置換基を有していてもよいアラルキル基を表す。
前記C1〜C20アルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、sec−ブチル基、t−ブチル基、n−ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、t−ペンチル基、1−メチルペンチル基、2−メチルペンチル基、n−ヘキシル基、イソヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、トリデシル基、テトラデシル基、ペンタデシル基、ヘキサデシル基、ヘプタデシル基、オクタデシル基、ノナデシル基、イコシル基等の炭素数1〜20のアルキル基が挙げられる。
前記C2〜C18アルケニル基としては、ビニル基、アリル基、イソプロペニル基、1−プロペニル基、2−ブテニル基、3−ブテニル基、1,3−ブタンジエニル基、2−メチル−2−プロペニル基、1−ペンテニル基、2−ペンテニル基、3−ペンテニル基、4−ペンテニル基、1−ヘキセニル基、2−ヘキセニル基、3−ヘキセニル基、1−ヘプテニル基、1−オクテニル基等のC2〜C18のアルケニル基が挙げられる。
前記置換基を有していてもよいアリール基としては、フェニル基、1−ナフチル基、2−ナフチル基、1−ピリジル基、2−ピリジル基、3−ピリジル等が挙げられる。
前記置換基を有していてもよいアリール基としては、ベンジル基、2−フェニルエチル基、3−フェニルプロピル基等が挙げられる。
前記置換基を有していてもよいアリール基及び置換基を有していてもよいアラルキル基の置換基としては、ニトロ基;シアノ基;フッ素原子、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子等のハロゲン原子;メチル基、エチル基、n−プロピル基等のアルキル基;メトキシ基、エトキシ基、イソプロポキシ基、t−ブトキシ基等のアルコキシ基;メトキシカルボニル基、エトキシカルボニル基等のアルコキシカルボニル基;メチルチオ基、エチルチオ基、n−プロピルチオ基等のアルキルチオ基;メチルスルホニル基、エチルスルホニル基等のアルキルスルホニル基;等が挙げられる。これらは同一又は相異なって複数個が置換していてもよい。
本発明においては、前記没食子酸誘導体が、前記式(IV)で表される化合物であるものが好ましい。
前記式(IV)で表される化合物の具体例としては、没食子酸メチル、没食子酸エチル、没食子酸プロピル、没食子酸イソプロピル、没食子酸ブチル、没食子酸−sec−ブチル、没食子酸−t−ブチル、没食子酸ペンチル、没食子酸ラウリル、没食子酸ステアリル、没食子酸ビニル、没食子酸アリル、没食子酸フェニル、没食子酸−4−メチルフェニル、没食子酸ベンジル、没食子酸−4−メチルベンジル等が挙げられる。
本発明においては、これらの中でも、没食子酸ステアリル又は没食子酸ラウリルがより好ましい。
没食子酸誘導体の含有量は特に制限されないが、発色感度及び飽和濃度に優れ、かつ地肌及び画像の保存性に優れる記録材料を得る観点から、式(I)で表される化合物100重量部に対して、通常10〜1000重量部、好ましくは10〜300重量部、更に好ましくは10〜200重量部の範囲である。
(4)他の添加剤
本発明の記録材料には、発色性染料の少なくとも1種、式(I)で表される化合物の少なくとも1種、及び没食子酸誘導体の少なくとも1種に加えて、所望により、他の顕色剤、画像安定剤、増感剤、填料、分散剤、酸化防止剤、減感剤、粘着防止剤、光安定剤、蛍光増白剤等の他の添加剤をさらに含有させることができる。
他の顕色剤としては、感熱記録材料用のものと感圧記録材料用のものが挙げられる。前者の具体例としては、ビスフェノールA、4,4’−sec−ブチリデンビスフェノール、4,4’−シクロヘキシリデンビスフェノール、2,2−ジメチル−3,3−ビス(4−ヒドロキシフェニル)ブタン、2,2’−ジヒドロキシジフェニル、ペンタメチレン−ビス(4−ヒドロキシベンゾエート)、2,2−ジメチル−3,3−ジ(4−ヒドロキシフェニル)ペンタン、2,2−ジ(4−ヒドロキシフェニル)ヘキサン等のビスフェノール化合物;
4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、4−ヒドロキシ安息香酸エチル、4−ヒドロキシ安息香酸プロピル、4−ヒドロキシ安息香酸イソプロピル、4−ヒドロキシ安息香酸ブチル、4−ヒドロキシ安息香酸イソブチル、4−ヒドロキシ安息香酸クロロベンジル、4−ヒドロキシ安息香酸メチルベンジル、4−ヒドロキシ安息香酸ジフェニルメチル等の4−ヒドロキシ安息香酸エステル類;
安息香酸亜鉛、4−ニトロ安息香酸亜鉛等の安息香酸金属塩、4−(2−(4−メトキシフェニルオキシ)エチルオキシ)サリチル酸等のサリチル酸類;
サリチル酸亜鉛、ビス[4−(オクチルオキシカルボニルアミノ)−2−ヒドロキシ安息香酸]亜鉛等のサリチル酸金属塩;
4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、2,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4’−メチルジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4’−ブトキシジフェニルスルホン、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’−ジアリルジフェニルスルホン、3,4−ジヒドロキシ−4’−メチルジフェニルスルホン、4,4’−ジヒドロキシ−3,3’,5,5’−テトラブロモジフェニルスルホン等のヒドロキシスルホン類;
4−ヒドロキシフタル酸ジメチル、4−ヒドロキシフタル酸ジシクロヘキシル、4−ヒドロキシフタル酸ジフェニル等の4−ヒドロキシフタル酸ジエステル類;
2−ヒドロキシ−6−カルボキシナフタレン等のヒドロキシナフトエ酸のエステル類;
2’−ヒドロキシ−(4−ヒドロキシフェニルチオ)アセトアニリド、3’−ヒドロキシ−(4−ヒドロキシフェニルチオ)アセトアニリド、4’−ヒドロキシ−(4−ヒドロキシフェニルチオ)アセトアニリド、2,4−ジヒドロキシ−2’−メトキシベンズアニリド等のアニリド類;
2−(N−フェニルカルバモイル)アミノベンゼンスルホンアミド、3−(N−フェニルカルバモイル)アミノベンゼンスルホンアミド、4−(N−フェニルカルバモイル)アミノベンゼンスルホンアミド等のアミノベンゼンスルホンアミド類;
トリブロモメチルフェニルスルホン等のトリハロメチルスルホン類;
4,4’−ビス(p−トルエンスルホニルアミノカルボニルアミノ)ジフェニルメタン等のスルホニルウレア類;
4−ベンジルオキシフェノール、4−シクロヘキシルフェノール、4−プロピオニルフェノール、ヒドロキシアセトフェノン、p−フェニルフェノール、4−ヒドロキシフェニル酢酸ベンジル、p−ベンジルフェノール、ハイドロキノン−モノベンジルエーテル、テトラシアノキノジメタン等が挙げられる。
後者の具体例としては、酸性白土、活性白土、アパタルジャイト、ベントナイト、コロイダルシリカ、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウム、珪酸亜鉛、珪酸錫、焼成カオリン、タルク等の無機酸性物質;蓚酸、マレイン酸、酒石酸、クエン酸、コハク酸、ステアリン酸等の脂肪族カルボン酸;安息香酸、p−t−ブチル安息香酸、フタル酸、没食子酸、サリチル酸、3−イソプロピルサリチル酸、3−フェニルサリチル酸、3−シクロヘキシルサリチル酸、3,5−ジ−t−ブチルサリチル酸、3−メチル−5−ベンジルサリチル酸、3−フェニル−5−(2,2−ジメチルベンジル)サリチル酸、3,5−ジ−(2−メチルベンジル)サリチル酸、2−ヒドロキシ−1−ベンジル−3−ナフトエ酸等の芳香族カルボン酸;これら芳香族カルボン酸の亜鉛、マグネシウム、アルミニウム、チタン等の金属塩;p−フェニルフェノール−ホルマリン樹脂、p−ブチルフェノール−アセチレン樹脂等のフェノール樹脂系顕色剤;これらフェノール樹脂系顕色剤と上記芳香族カルボン酸の金属塩との混合物等が挙げられる。
画像安定剤としては、4−ベンジルオキシ−4’−(2−メチルグリシジルオキシ)−ジフェニルスルホン、4,4’−ジグリシジルオキシジフェニルスルホン等のエポキシ基含有ジフェニルスルホン類;1,4−ジグリシジルオキシベンゼン、4−[α−(ヒドロキシメチル)ベンジルオキシ]−4’−ヒドロキシジフェニルスルホン、2−プロパノール誘導体、サリチル酸誘導体、オキシナフトエ酸誘導体の金属塩(特に亜鉛塩)、2,2−メチレンビス(4,6−t−ブチルフェニル)フォスフェイトの金属塩、その他水不溶性の亜鉛化合物等が挙げられる。
増感剤としては、イソフタル酸ジメチル、テレフタル酸ジメチル、イソフタル酸ジフェニル、テレフタル酸ジベンジル、フタル酸ジシクロヘキシル、フタル酸ジフェニル等のフタル酸誘導体;ベンズアミド;ステアリン酸アミド等の高級脂肪酸アミド;ステアリン酸アニリド、アセト酢酸アニリド、チオアセトアニリド等のアニリド類;シュウ酸ジベンジル、シュウ酸ジ(4−メチルベンジル)、シュウ酸ジ(4−クロロベンジル)、ビス(t−ブチルフェノール)類;ジフェニルスルホン及びその誘導体;4,4’−ジメトキシジフェニルスルホン、4,4’−ジエトキシジフェニルスルホン、4,4’−ジプロポキシジフェニルスルホン、4,4’−ジイソプロポキシジフェニルスルホン、4,4’−ジブトキシジフェニルスルホン、4,4’−ジイソブトキシジフェニルスルホン、4,4’−ジペンチルオキシジフェニルスルホン、4,4’−ジヘキシルオキシジフェニルスルホン等の4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンのジエーテル類;2,4’−ジメトキシジフェニルスルホン、2,4’−ジエトキシジフェニルスルホン、2,4’−ジプロポキシジフェニルスルホン、2,4’−ジイソプロポキシジフェニルスルホン、2,4’−ジブトキシジフェニルスルホン、2,4’−ジイソブトキシジフェニルスルホン、2,4’−ジペンチルオキシジフェニルスルホン、2,4’−ジヘキシルオキシジフェニルスルホン等の2,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホンのジエーテル類;
1,2−ビス(フェノキシ)エタン、1,2−ビス(4−メチルフェノキシ)エタン、1,2−ビス(3−メチルフェノキシ)エタン、ジフェニルアミン、2−ナフトールベンジルエーテル、ジフェニルアミン、カルバゾール、2,3−ジ−m−トリルブタン、ジ−β−ナフチルフェニレンジアミン、1−ヒドロキシ−ナフトエ酸フェニル、2−ナフチルベンジルエーテル、4−メチルフェニル−ビフェニルエーテル、2,2−ビス(3,4−ジメチルフェニル)エタン、2,3,5,6−テトラメチル−4’−メチルジフェニルメタン、炭酸ジフェニル等が挙げられる。
填料としては、シリカ、クレー、カオリン、焼成カオリン、タルク、サテンホワイト、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、酸化亜鉛、酸化チタン、硫酸バリウム、珪酸マグネシウム、珪酸アルミニウム、プラスチックピグメント等が挙げられる。これらの中でも、好ましくは、アルカリ土類金属の塩、より好ましくは炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム等の炭酸塩である。
分散剤としては、スルホコハク酸ジオクチルナトリウム等のスルホコハク酸エステル類;ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ラウリルアルコール硫酸エステルのナトリウム塩、脂肪酸塩等が挙げられる。
酸化防止剤としては、2,2’−メチレンビス(4−メチル−6−t−ブチルフェノール)、2,2’−メチレンビス(4−エチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−プロピルメチレンビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−ブチリデンビス(3−メチル−6−t−ブチルフェノール)、4,4’−チオビス(2−t−ブチル−5−メチルフェノール)、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキシルフェニル)ブタン、4−{4−[1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)エチル]−α,α−ジメチルベンジル}フェノール等が挙げられる。
減感剤としては、脂肪族高級アルコール、ポリエチレングリコール、グアニジン誘導体等が挙げられる。
粘着防止剤としては、ステアリン酸、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム、カルナウバワックス、パラフィンワックス、エステルワックス等が挙げられる。
光安定剤としては、フェニルサリシレート、p−t−ブチルフェニルサリシレート、p−オクチルフェニルサリシレート等のサリチル酸系紫外線吸収剤;2,4−ジヒドロキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ベンジルオキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−オクチルオキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−ドデシルオキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノン、2,2’−ジヒドロキシ−4,4’−ジメトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−メトキシ−5−スルホベンゾフェノン、ビス(2−メトキシ−4−ヒドロキシ−5−ベンゾイルフェニル)メタン等のベンゾフェノン系紫外線吸収剤;2−(2’−ヒドロキシ−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−t−ブチル−5’−メチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−ブチルフェニル)−5−クロロベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’,5’−ジ−t−アミルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−3’−(3’’,4’’,5’’,6’’−テトラヒドロフタルイミドメチル)−5’−メチルフェニル]ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−3’,5’−ビス(α,α−ジメチルベンジル)フェニル]−2H−ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−ドデシル−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、
2−(2’−ヒドロキシ−3’−ウンデシル−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−ウンデシル−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−トリデシル−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−テトラデシル−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−ペンタデシル−5’−メチルフェニル)ベンゾトリアゾール、2−(2’−ヒドロキシ−3’−ヘキサデシル−5’−メチルフェニル)ヘンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−4’−(2’’−エチルヘキシル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−4’−(2’’−エチルヘプチル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾール、2−〔2’−ヒドロキシ−4’−(2’’−エチルオクチル)オキシフェニル〕ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−4’−(2’’−プロピルオクチル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−4’−(2’’−プロピルヘプチル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−4’−(2’’−プロピルヘキシル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−4’−(1’’−エチルヘキシル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−4’−(1’’−エチルヘプチル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾール、
2−[2’−ヒドロキシ−4’−(1’−エチルオクチル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−4’−(1’’−プロピルオクチル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−4’−(1’’−プロピルヘプチル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾール、2−[2’−ヒドロキシ−4’−(1’’−プロピルヘキシル)オキシフェニル]ベンゾトリアゾール、2,2’−メチレンビス[4−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)−6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)]フェノール、ポリエチレングリコールとメチル−3−[3−t−ブチル−5−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4−ヒドロキシフェニル]プロピオネートとの縮合物等のベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤;
2’−エチルヘキシル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート、エチル−2−シアノ−3,3−ジフェニルアクリレート等のシアノアクリレート系紫外線吸収剤;
ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)セバケート、コハク酸−ビス(2,2,6,6−テトラメチル−4−ピペリジル)エステル、2−(3,5−ジ−t−ブチル)マロン酸−ビス(1,2,2,6,6−ペンタメチル−4−ピペリジル)エステル等のヒンダードアミン系紫外線吸収剤;1,8−ジヒドロキシ−2−アセチル−3−メチル−6−メトキシナフタレン等が挙げられる。
蛍光増白剤としては、例えば、4,4’−ビス[2−アニリノ−4−(2−ヒドロキシエチル)アミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸=二ナトリウム塩、4,4’−ビス[2−アニリノ−4−ビス(ヒドロキシエチル)アミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸=二ナトリウム塩、4,4’−ビス[2−メトキシ−4−(2−ヒドロキシエチル)アミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸=二ナトリウム塩、4,4’−ビス[2−メトキシ−4−(2−ヒドロキシプロピル)アミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸=二ナトリウム塩、4,4’−ビス[2−m−スルホアニリノ−4−ビス(ヒドロキシエチル)アミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸=二ナトリウム塩、4−[2−p−スルホアニリノ−4−ビス(ヒドロキシエチル)アミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]−4’−[2−m−スルホアニリノ−4−ビス(ヒドロキシエチル)アミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]スチルベン−2,2′−ジスルホン酸=四ナトリウム塩、4,4’−ビス[2−p−スルホアニリノ−4−ビス(ヒドロキシエチル)アミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸=四ナトリウム塩、
4,4’−ビス[2−(2,5−ジスルホアニリノ)−4−フェノキシアミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸=六ナトリウム塩、4,4’−ビス[2−(2,5−ジスルホアニリノ)−4−(p−メトキシカルボニルフェノキシ)アミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸=六ナトリウム塩、4,4’−ビス[2−(p−スルホフェノキシ)−4−ビス(ヒドロキシエチル)アミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸=四ナトリウム塩、4,4’−ビス[2−(2,5−ジスルホアニリノ)−4−ホルマリニルアミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ]スチルベン−2,2’−ジスルホン酸=六ナトリウム塩、4,4’−ビス[2−(2,5−ジスルホアニリノ)−4−ビス(ヒドロキシエチル)アミノ−1,3,5−トリアジニル−6−アミノ〕スチルベン−2,2’−ジスルホン酸=六ナトリウム塩等が挙げられる。
上述した他の顕色剤、画像安定剤、増感剤、填料、分散剤、酸化防止剤、減感剤、粘着防止剤、光安定剤、蛍光増白剤等は、それぞれ1種単独あるいは2種以上を混合して使用することができる。それぞれの使用量は、発色性染料100重量部に対して、通常10〜1500重量部、好ましくは100〜1000重量部の範囲である。
これらの他の添加剤は発色層中に含有せしめてもよいが、多層構造からなる場合には、例えば保護層等任意の層中に含有させてもよい。また、発色層の上部及び/又は下部にオーバーコート層やアンダーコート層を設けた場合には、これらの層には酸化防止剤、光安定剤等を含有させることができる。さらに、酸化防止剤、光安定剤は必要に応じマイクロカプセルに内包するかたちで、これらの層に含有させることもできる。
本発明の記録材料は、発色性染料の少なくとも1種、前記式(I)で表される化合物の少なくとも1種、及び没食子酸誘導体の少なくとも1種の所定量と、所望により他の成分を添加、混合することによって製造することができる。
各成分を混合する方法としては、分散剤を用いないで混合する方法、又は分散剤を用いて混合する方法が挙げられる。分散剤を用いないで混合する方法としては、例えば、紛体同士で混合する方法、各成分を溶融させて混合する溶融混合法等が挙げられる。
また、分散剤を用いて混合する方法としては、例えば、各成分をポリビニルアルコールやセルロース等の分散剤に添加して分散させることにより分散液をそれぞれ調製した後、それぞれの分散液を混合する方法等が挙げられる。これらの中でも、より均一に混合できる観点から、各成分を含有する分散液をそれぞれ調製した後、分散液を混合する方法が好ましい。
このようにして得られる本発明の記録材料は、以下に述べる記録シートの製造原料として有用である。
2)記録シート
本発明の記録シートは、基材シート層と、該基材シート層上に本発明の記録材料を用いて形成されてなる記録材料層とを有する。
基材シート層を構成する基材シートとしては、紙基材シート、合成樹脂フィルム又は合成樹脂シート等が挙げられる。紙基材シートとしては、例えば、薄葉紙、クラフト紙、チタン紙、リンター紙、板紙、上質紙、コート紙、アート紙、硫酸紙、グラシン紙、パーチメント紙、パラフィン紙、再生紙等が挙げられる。合成樹脂フィルム又は合成樹脂シートとしては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−ビニルアルコール共重合体、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリメタクリル酸メチル、ポリアクリル酸メチル、ポリメタクリル酸エチル、ポリスチレン、三酢酸セルロース、セロハン、ポリカーボネート等のフィルム又はシートが挙げられる。これらの中でも、紙基材シートの使用が好ましい。基材シートの厚みは特に制限はないが、通常1〜500μm程度である。
記録材料層は基材シート上に直接形成されてもよいし、例えばアンカーコート層等の他の層を介在させて形成されていてもよい。アンカーコート層は、公知の合成樹脂の1種又は2種以上を含む溶液又は分散液から形成でき、前述の他の顕色剤、画像安定剤、増感剤、填料、分散剤、酸化防止剤、減感剤、粘着防止剤、消泡剤、光安定剤、蛍光増白剤等を必要に応じて含有させることができる。
記録材料層は、基材シート上又は基材シート上に形成された他の層上に、記録材料の溶液又は分散液を、塗工することにより形成することができる。
記録材料の溶液又は分散液を基材シート上に塗工する方法としては特に制限されず、公知の塗工方法を採用できる。例えば、ロールコート法、カーテンフローコート法、マイヤバーコート法、リバースコート法、グラビアコート法、グラビアリバースコート法、エアーナイフコート法、キスコート法、ブレードコート法、スムーズコート法、ロールナイフコート法等が挙げられる。
記録材料の溶液又は分散液の塗工量は、記録材料の溶液又は分散液の濃度にもよるが、通常乾燥後で0.1〜100g/m2、好ましくは1〜20g/m2の範囲である。
記録材料層上には、さらに保護層を形成することもできる。保護層は、公知の合成樹脂の1種又は2種以上を含む溶液又は分散液から形成でき、前述の他の顕色剤、画像安定剤、増感剤、填料、分散剤、酸化防止剤、減感剤、粘着防止剤、消泡剤、光安定剤、蛍光増白剤等を必要に応じて含有させることができる。
本発明の記録シートは、基材シート層上に、本発明の記録材料から形成されてなる記録材料層を有するものであれば特に制限されないが、感熱記録紙及び感圧複写紙であるのが好ましい。
感熱記録紙は、例えば、発色性染料の微粒子及び記録材料の微粒子をそれぞれポリビニルアルコールやセルロース等の水溶性結合剤の水溶液中に分散させて分散液を調製し、得られた分散液を基材シート上に塗布し、乾燥することにより製造することができる。
また感圧複写紙は、例えば、公知の方法によりマイクロカプセル化した発色性染料を適当な分散剤によって分散させ発色性染料分散液を調製し、該分散液を第1の紙基材シート上に塗工して発色性染料シートを作製し、一方、顕色剤の分散液を第2の紙基材シートに塗工して顕色剤シートを作製し、得られた両シートを組合せて感圧複写紙を製造することができる。その際、本発明の記録材料を発色性染料分散液若しくは顕色剤の分散液のいずれか又は両方の分散液中に分散させる。
感圧複写紙は、発色性染料の有機溶媒溶液を内包するマイクロカプセルが下面に塗布担持されてなる上用紙と、顕色剤(酸性物質)が上面に塗布担持されてなる下用紙とからなるユニットからなっていてもよく、あるいは、発色性染料の有機溶媒溶液を内包するマイクロカプセルと顕色剤とが同一の紙面に塗布されてなるいわゆるセルフコンテントペーパーであってもよい。顕色剤としては、前記感圧記録材料用の顕色剤として用いることができるものとして列記したものと同様なものが挙げられる。
以下、実施例及び比較例により本発明を更に詳細に説明する。本発明は下記の実施例に限定されるものではない。なお、特に断りがない限り「部」は、「重量部」を意味する。
(実施例1)
染料分散液(A液);
3−ジ−n−ブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン 16部
ポリビニルアルコール10%水溶液 84部顕色剤分散液(B液);
下記式(V)で表される化合物(4,4’−[オキシビス(エチレンオキシ−p−フェニレンスルホニル)]ジフェノールを40重量%以上含有する混合物) 16部
Figure 2005088458
ポリビニルアルコール10%水溶液 84部
助剤分散液(C液);
没食子酸ステアリル 16部
ポリビニルアルコール10%水溶液 84部
填料分散液(D液);
炭酸カルシウム 27.8部
ポリビニルアルコール10%水溶液 26.2部
水 71部
A〜D液の各組成の混合物を、それぞれサンドグラインダーで充分に摩砕して、A〜D液の各成分の分散液を調製し、A液1重量部、B液2重量部、C液1重量部、D液4重量部を混合して塗布液とした。
この塗布液を、ワイヤーロッド(Webster社製、ワイヤーバーNo.12)を使用して白色紙に塗布・乾燥した後、カレンダー掛け処理をして、感熱記録紙を作製した(塗布量は乾燥重量で約5.5g/m2)。
(実施例2)
実施例1の助剤分散液(C液)中、没食子酸ステアリルに代えて没食子酸ラウリルを用いた以外は、実施例1に記載の方法で感熱記録紙を作製した。
(比較例1)
実施例1の助剤分散液(C液)中、没食子酸ステアリルに代えてシュウ酸ジ(4−メチルベンジル)を用いた以外は、実施例1に記載の方法で感熱記録紙を作製した。
試験例1(動的発色感度)
実施例1、2及び比較例1で作製した感熱記録紙について、感熱紙発色試験装置(大倉電機(株)製,TH−PMD型)を使用し、1ドットあたり0.32、0.44、0.72mjの各条件で市松模様に発色させ、その印字濃度をマクベス反射濃度計(Macbeth社製、RD−514)で測定した。その結果を第1表に示した。
Figure 2005088458
第1表より、実施例1及び2の感熱記録紙は、比較例1の感熱記録紙に比して動的発色感度及び飽和濃度に優れており、濃い印字が可能であることがわかる。また実施例1、2の感熱記録紙は、いわゆる地肌カブリも認められず、地肌及び画像の保存性にも優れていた。

Claims (5)

  1. 発色性染料の少なくとも1種、式(I)
    Figure 2005088458
    〔式中、X及びYは、それぞれ独立して、直鎖若しくは分枝を有していてもよい炭素数1〜12の飽和、不飽和若しくはエーテル結合を有していてもよい炭化水素基、又は、式(II)若しくは式(III)
    Figure 2005088458
    (式中、R7は、メチレン基又はエチレン基を表し、R8は水素原子又はC1〜C4のアルキル基を表す。)で表される基を表す。
    1〜R6は、それぞれ独立してハロゲン原子、C1〜C6アルキル基又はC2〜C6アルケニル基を表す。
    m、n、p、q、r及びtは、それぞれ独立して0〜4の整数を表し、m、n、p、q、r及びtが2以上のとき、R1〜R6は、それぞれ同一又は異なっていてもよい。aは0〜10の整数を表す。〕で表される化合物の少なくとも1種、並びに没食子酸誘導体の少なくとも1種を含有することを特徴とする記録材料。
  2. 前記没食子酸誘導体が、式(IV)
    Figure 2005088458
    (式中、R9は、C1〜C20アルキル基、C2〜C18アルケニル基、置換基を有していてもよいアリール基又は置換基を有していてもよいアラルキル基を表す。)で表される化合物であることを特徴とする請求項1に記載の記録材料。
  3. 前記没食子酸誘導体が没食子酸ステアリル又は没食子酸ラウリルであることを特徴とする請求項2に記載の記録材料。
  4. 前記没食子酸誘導体の含有量が、前記式(I)で表される化合物100重量部に対して、10〜1000重量部の範囲である請求項1〜3のいずれかに記載の記録材料。
  5. 基材シート層と、該基材シート層上に請求項1〜4のいずれかに記載の記録材料から形成されてなる記録材料層とを有する記録シート。
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