JP2005088329A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005088329A
JP2005088329A JP2003324144A JP2003324144A JP2005088329A JP 2005088329 A JP2005088329 A JP 2005088329A JP 2003324144 A JP2003324144 A JP 2003324144A JP 2003324144 A JP2003324144 A JP 2003324144A JP 2005088329 A JP2005088329 A JP 2005088329A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording medium
paper
recording
conveying
belt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003324144A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiko Mitamura
欣彦 三田村
Makoto Ando
良 安藤
Kozo Tagawa
浩三 田川
Susumu Kobayashi
進 木林
Satoshi Nishikawa
聰 西川
Kahei Rai
嘉平 來
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2003324144A priority Critical patent/JP2005088329A/ja
Publication of JP2005088329A publication Critical patent/JP2005088329A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
  • Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)

Abstract

【課題】 用紙の搬送を安定化させることで、用紙搬送時のJAMの発生又は画質ディフェクトの発生を防止し、安定した画像が得られることを課題とする。
【解決手段】 給紙トレイ14から取り出された用紙Pは、幅方向の中心線Mが、上流側搬送部21Aの幅方向の中心線Nと一致するように送られる。これによって、印字された用紙Pは、上流側搬送部21A及び下流側搬送部21Bにおいて、両端部が均等にはみ出すか、あるいは搬送ベルト38上に支持されるので、用紙Pに印字された用紙Pが、インクの重みで一方の端部が搬送ベルト38上から大きくはみ出してしまうことによって、用紙Pの位置が大きくはみ出した方に引っ張られてしまうことがない。
【選択図】 図4

Description

本発明は、記録手段から記録媒体へインクを吐出して記録を行うインクジェット記録装置、及び、それらの機能を備えるファクシミリ、複写機、プリンタ複合機、ワークステーション等の出力機器として用いられる記録装置に関する。
現在、主に普及しているインクジェット方式の出力機器に、記録紙を搬送しながら記録ヘッドを往復運動させて1ラインずつ印字を行うシリアルスキャンと呼ばれる印字方式のものがある。
この方式は小型・低コストであるが、用紙全体にわたって画像を形成するために記録ヘッドのスキャンが複数回必要となり、印字速度が遅いという欠点がある。この問題を解決するために、紙幅の記録ヘッド印字で行なう、非走査の印字方式がある。この印字方式は、記録紙の紙幅とほぼ同一の長さにわたって多数の吐出口を配列した紙幅対応の記録ヘッドを備えた記録装置であり、固定された記録ヘッドに対して記録紙が移動することによって記録が行われる。
このように、印字速度を向上させてオフィスユースに対応可能にするために、用紙幅対応の非走査型の記録ヘッドによって用紙を連続搬送しつつ印字するインクジェット記録装置が、本出願人から出願されている(特許文献1参照)。
このインクジェット記録装置では、搬送ベルトが用紙幅方向に複数本配置された構成になっているが、用紙サイズによっては、用紙の幅方向端部が搬送ベルトにかからない状態が生じる。この場合、搬送ベルトにかからない用紙の長さ(用紙幅方向の長さ)が長いと、用紙のコシの強さによっては用紙の自重に加えて印字されたインクの重さにより、用紙の幅方向端部が搬送ベルトの下方に垂れてしまうことがあった。また、インクが用紙に含浸することで用紙のコシが低下し、これによっても用紙端部が下方に垂れた不安定な状態となって、用紙は安定して搬送されないため、乾燥風等でインクを乾燥させることが考えられていた。
用紙が下方に垂れると、この部分が搬送ベルトに引っ掛かってしまうようなことがあり、これによって紙詰まりを引き起こしてしまう。また、用紙が下方に垂れることで、インクの着弾位置がずれてしまい、これによって画質ディフェクトが発生する。このように、用紙が下方に垂れることで、連続印字中の生産性低下が引き起こされてしまう。
特願2003−302800号
本発明は上記事実を考慮し、用紙の搬送を安定化させることで、用紙搬送時のJAMの発生又は画質ディフェクトの発生を防止し、安定した画像が得られる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、記録媒体の搬送方向と直交する方向に、所定の間隔で複数配列され、前記記録媒体に印字する第1記録ヘッドと、前記第1記録ヘッドの第1非印字領域に、前記記録媒体の搬送方向に沿って複数本配設され、前記記録媒体を搬送する第1搬送ベルトと、前記第1搬送ベルトが巻き掛けられた駆動ローラと、前記第1記録ヘッドの上流側に設けられ、前記第1搬送ベルトが巻き掛けられる第1従動ローラと、からなる第1搬送部と、前記第1搬送ベルトの搬送方向下流側に設けられ、前記第1非印字領域に所定の間隔で複数配設された第2記録ヘッドと、前記駆動ローラに前記第1搬送ベルトと交互に巻き掛けられ、前記第2記録ヘッドの第2非印字領域に、前記記録媒体の搬送方向に沿って配設され、前記記録媒体を搬送する第2搬送ベルトと、前記第2記録ヘッドの下流側に設けられ、前記第2搬送ベルトが巻き掛けられる第2従動ローラと、からなる第2搬送部と、前記記録媒体を取り出し、前記第1搬送部へ送り出す給紙部と、で構成された画像形成装置において、前記記録媒体の幅方向の中心が、前記第1搬送ベルトが構成する搬送面の中心と一致するように、前記給紙部が前記記録媒体を前記第1搬送部へ送り出すことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、給紙部から取り出された記録媒体は、搬送方向と直交する幅方向の中心が第1搬送部の搬送方向と直交する幅方向の中心と一致するように送られる。このとき、記録媒体の両端部は、第1搬送ベルトから左右均等の幅ではみ出すか、または第1搬送ベルトに支持される。これによって、記録媒体に印字されたとき、インクの重みで記録媒体の一方の端部が第1搬送ベルトから大きくはみ出すことで、記録媒体全体が一方の端部にひきずられて大きくはみ出してしまうのを防ぐことができる。
また、第2搬送部の第2搬送ベルトは、駆動ローラに第1搬送ベルトと交互になるように巻き掛けられているので、記録媒体は第2搬送部を搬送されるときも、その両端部が第2搬送ベルト上に左右均等の幅ではみ出すか、支持されることになる。
例えば、記録媒体の両端部が第1搬送ベルト上から均等にはみ出して搬送された場合、この記録媒体の両端部は共に、第2搬送部へ搬送されたとき第2搬送ベルト上に支持される。また、記録媒体の両端部が共に第1搬送ベルト上に支持されて搬送された場合には、この記録媒体の両端部は共に、第2搬送部へ搬送されて第2搬送ベルト上に左右均等の幅ではみ出して搬送される。
このように、印字された記録媒体は、第1搬送部及び第2搬送部において、両端部が均等にはみ出すか、あるいは搬送ベルト上に支持されるので、記録媒体に印字された記録媒体が、インクの重みで一方の端部が搬送ベルト上から大きくはみ出してしまうことによって、記録媒体の位置が大きくはみ出した方に引っ張られてしまうことがない。
従って、記録媒体の端部が搬送ベルトに引っ掛かることで発生する紙詰まりや、記録媒体の端部が搬送ベルトの下方に垂れてインクの着弾位置がずれることによって引き起こされる画質ディフェクトの発生を防止することができる。これにより、記録媒体には安定した画像が記録される。
請求項2に記載の発明は、記録媒体に印字する記録ヘッドと、記録媒体の搬送方向と直交する方向に、所定の間隔で複数配列された記録ヘッドと、前記記録ヘッドの非印字領域に、前記記録媒体の搬送方向に沿って配設され、前記記録媒体を搬送する搬送ベルトと、前記記録ヘッドの印字面に対向する位置に配設され、前記記録ヘッドの印字面に対して接近離間自在とされたメンテナンス装置と、を有する画像形成装置において、前記搬送ベルト間に、前記記録媒体を支持する支持部材が設置されたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明によれば、搬送ベルトの間に設置された支持部材によって記録媒体が支持される。印字された際に記録媒体にインクが含浸され、記録媒体のコシが低下しても、記録媒体は搬送ベルトだけでなく支持部材でも支持されることで、記録媒体全体が支持されることになるので、安定した状態で搬送される。
また、記録媒体の両端は搬送ベルトか支持部材のどちらかに必ず支持されることになる。これにより、インクの重みで記録媒体が搬送ベルト上から垂れることがないので、記録媒体は安定した状態で搬送され、搬送途中のJAMの発生や画質ディフェクトの発生を防止することができ、安定した画像が記録される。
請求項3に記載の発明は、前記支持部材は、前記メンテナンス装置の移動を妨げない位置に設置されたことを特徴としている。
請求項3に記載の発明によれば、メンテナンス装置の移動を妨げない位置に支持部材を設置することで、支持部材はメンテナンス装置が移動してメンテナンスしているときも、常に記録媒体を支持することができる。
請求項4に記載の発明は、前記支持部材は、前記メンテナンス装置の移動軌跡から退避するように移動されることを特徴としている。
請求項4に記載の発明によれば、メンテナンス装置の移動軌跡から退避するように支持部材を移動させることで、例えば、記録媒体に画像が記録されるときは、支持部材は搬送ベルトの間に配置されており、メンテナンス装置は支持部材の下方に退避している。メンテナンスを行なうときは、支持部材は搬送ベルトの下方に退避して、メンテナンス装置が上昇してくる。これにより、支持部材をベルトの幅一杯の大きさに形成することができ、それに伴って記録媒体を支持する面積を大きく設定することができる。
請求項5に記載の発明は、前記支持部材は、搬送方向と直交する方向から見たとき、略台形状とされたことを特徴としている。
請求項5に記載の発明によれば、支持部材は、搬送方向と直交する方向から見て略台形状とされている。すなわち、支持部材の記録媒体と接する角部は、直角より大きくされているので、記録媒体の先端が支持部材の角部に引っ掛かりにくくなるので、滑らかに搬送される。
請求項6に記載の発明は、前記支持部材は、搬送方向と直交する方向から見たとき、前記記録媒体に接する側の角部が、R形状とされたことを特徴としている。
請求項6に記載の発明によれば、支持部材は、搬送方向と直交する方向から見て角部がR形状とされているので、記録媒体の先端が支持部材の角部に引っ掛かることがなく、滑らかに搬送される。
請求項7に記載の発明は、記録媒体の搬送方向と直交する方向に、所定の間隔で複数配列され、前記記録媒体に印字する第1記録ヘッドと、前記第1記録ヘッドの第1非印字領域に、前記記録媒体の搬送方向に沿って複数本配設され、前記記録媒体を搬送する第1搬送ベルトと、前記第1搬送ベルトが巻き掛けられた駆動ローラと、前記第1記録ヘッドの上流側に設けられ、前記第1搬送ベルトが巻き掛けられる第1従動ローラと、からなる第1搬送部と、前記第1搬送ベルトの搬送方向下流側に設けられ、前記第1非印字領域に所定の間隔で複数配設された第2記録ヘッドと、前記駆動ローラに前記第1搬送ベルトと交互に巻き掛けられ、前記第2記録ヘッドの第2非印字領域に、前記記録媒体の搬送方向に沿って配設され、前記記録媒体を搬送する第2搬送ベルトと、前記第2記録ヘッドの下流側に設けられ、前記第2搬送ベルトが巻き掛けられる第2従動ローラと、からなる第2搬送部と前記記録媒体を取り出し、前記第1搬送部へ送り出す給紙部と、
で構成された画像形成装置において、前記第1搬送ベルトの間及び前記第2搬送ベルトの間に、前記記録媒体を支持する支持部材が設置されたことを特徴としている。
請求項7に記載の発明によれば、第1搬送ベルトが設けられた第1搬送部において、この第1搬送ベルトの間には支持部材が設置されている。また、第2搬送ベルトが設けられた第2搬送部において、この第2搬送ベルトの間には支持部材が設置されている。
このように、第1搬送部と第2搬送部によって構成された画像形成装置において、記録媒体は第1搬送部と第2搬送部を搬送されるとき、支持部材によって支持されるので、記録媒体はインクの重みで両端が垂れ下がることがなく、安定して搬送される。
本発明は上記構成としたので、用紙の搬送を安定させることができ、用紙搬送時のJAMの発生又は画質ディフェクトの発生を防止し、安定した画像が得られる。
図1及び図2には、本発明の第1実施形態の画像形成装置12の概略構成が示されている。
図1(B)に示すように、画像形成装置12は、記録媒体の一例である用紙Pが収容される給紙トレイ14と、この給紙トレイ14から供給された用紙Pに画像を記録する記録部16、及び、記録部16によって画像が記録された用紙Pを収容する排紙トレイ18を有している。給紙トレイ14の用紙Pは、図示しないピックアップローラによって1枚ずつ取り出されて、記録部16に送られる。
記録部16は、図2(A)に示すように、この画像形成装置12での画像記録が想定される用紙Pの最大幅W0と同程度、もしくは、さらに広い幅W1の記録可能領域R1を有している。たとえばA3サイズ用紙を想定した場合には、その最大幅W0(短手方向の長さ)は297mmとなるが、これに対して、記録可能領域R1の幅W1は本実施形態では307.8mmとしている。
記録可能領域R1は、用紙Pの幅方向に分割された複数の個別記録領域R2で構成されている。図1から分かるように、それぞれの個別記録領域R2に対応して、記録ヘッド組22が配置されている。記録ヘッド組22は上流側と下流側で、いわゆる千鳥配置とされ、用紙幅方向に隣接するもの同士は、搬送方向に交互に位置している(以下、搬送方向の上流側と下流側とで記録ヘッド組22を区別する必要がある場合は、上流側を記録ヘッド組22A、下流側を記録ヘッド組22Bとして示す)。したがって、画像記録が完了した用紙P上では、記録ヘッド組22Aによって記録された領域と、記録ヘッド組22Bによって記録された領域とが、用紙幅方向に交互に並ぶことになる。
記録ヘッド組22Aの上流側、及び記録ヘッド組22Bの下流側には、図1(B)に示すように、用紙センサ24A、24Bが配置されており、それぞれ、用紙Pを検出して、その情報を、コントローラに送るようになっている。
記録ヘッド組22のそれぞれは、インク吐出特性の異なる複数の単位ヘッド26が、用紙搬送方向に沿って配列されることにより構成されている。
単位ヘッド26には、図3に示すように、用紙幅方向に沿って形成された複数のノズル28によってノズル列32が構成されており、ノズル28の先端のインク吐出口30から、画像情報に応じたインク滴を吐出することができる。
図1(A)から分かるように、1つの記録ヘッド組22内ではノズル列32の両端位置が用紙幅方向で一致するように、それぞれの単位ヘッド26が配置されている。また、用紙搬送方向に見たときに、それぞれの単位ヘッド26から吐出されるインク滴による用紙P上のドットに隙間が生じることなく用紙幅方向に一致するか、もしくはオーバーラップするように、記録ヘッド組22Aと記録ヘッド組22Bとが配置されている。したがって、それぞれの記録ヘッド組22は、対応する個別記録領域R2のみにおいて用紙Pに画像を記録するが、すべての記録ヘッド組22では、用紙Pの全幅にわたる画像の記録が可能となる。
なお、上記のように、各単位ヘッド26からのドットが用紙幅方向に重なるように単位ヘッド26が配置されている場合には、オーバーラップ部分に対応するノズル28を使用しないようにすればよい。
上記の「インク吐出特性」とは、吐出するインク滴の特性のことを言い、たとえば、インク滴の色や滴体積、吐出速度などが含まれる。本実施形態では、1つの記録ヘッド組22あたりの単位ヘッド26の数を4つとし、搬送方向上流側から順に、イエロー(Y)、シアン(C)、マゼンタ(M)、ブラック(K)の各色を割り当てている。これにより、いわゆるフルカラーの画像が記録可能となる(以下、単位ヘッド26を色ごとに区別する必要がある場合には、符号の末尾にY、M、C、Kのいずれかを付して区別する)。
もちろん、これ以外の構成であってもよく、たとえば、1つの記録ヘッド組22あたりの単位ヘッド26の数を2つとしても、それぞれの単位ヘッド26に異なる色を割り当てることで2色の画像を記録可能である。また、この数をたとえば5以上として、YMCK以外の色も加え、より色再現性の高い構成とすることも可能である。さらには、同一色に対応した単位ヘッド26であっても、インク滴体積が異なるようにし、より高い階調性を得られるようにしてもよい。
記録ヘッド組22は、上記した複数の単位ヘッド26を1つの記録ヘッド組22内で一体的にユニット化することにより構成されていてもよいが、本実施形態では、図2(A)に示すように、記録ヘッド組22A、22Bのそれぞれにおいて、各色に対応する単位ヘッド26ごとに共通基板36を設け、この共通基板36に、単位ヘッド26を取り付けて記録ヘッドユニット34を構成することで、単位ヘッド26の組み付けを容易に行うことが可能になる。(なお、図2(及び後述する図7)では図示の便宜上、特定の色(たとえばイエロー)に対応する記録ヘッドユニット34のみを示しているが、他の色についても同様である。)すなわち、共通基板36を記録媒体幅方向に掛け渡して、図示しないハウジング(あるいは固定用の部材)に固定し、この共通基板36に、用紙幅方向に等間隔(個別記録領域R2の幅W2と同じ間隔)をあけて複数の単位ヘッド26を取り付けて、記録ヘッドユニット34を構成している。
このようにして、記録ヘッド組22Aの全体で各色ごとに1本ずつ記録ヘッドユニット34を備え(本実施形態では合計で4本)、同様に、記録ヘッド組22Bの全体においても各色ごとに1本ずつ(合計で4本)の記録ヘッドユニット34を備えている。
それぞれの記録ヘッドユニット34において、単位ヘッド26を個別記録領域R2の幅W2と同じ間隔で取り付けているので、同一色に対応する2本の記録ヘッドユニット34としては全く同一構成とし、これら2本の記録ヘッドユニット34を用紙幅方向に沿って、個別記録領域R2の幅W2だけずらして配置することで、用紙Pの全幅へのインク滴吐出が可能となる。このようにして記録ヘッドユニット34を共通化すると、部品点数が少なくなり、低コストで記録部16を構成できる。
記録可能領域R1のなかで、記録ヘッド組22(単位ヘッド26)からインク滴が吐出されない領域(以下、非記録領域という)、すなわち、単位ヘッド26からの吐出インクの飛翔軌跡を回避した位置には、図1(A)に示すように、搬送ベルト38が配設されている。非記録領域は、記録ヘッド組22と用紙幅方向に交互に位置していることになるので、用紙幅方向に等間隔で複数の搬送ベルト38が掛けられている。そして、上流側の搬送ベルト38Aと下流側の搬送ベルト38Bとは、用紙幅方向に、個別記録領域R2の幅分だけずらして配置されているので、全体として搬送ベルト38は千鳥状になっている。
したがって、本実施形態では、記録可能領域R1を用紙幅方向に見ると、個別記録領域R2に記録ヘッド組22A又は記録ヘッド組22Bがそれぞれ一定の周期で配置され、さらに、非記録領域には、搬送ベルト38A又は搬送ベルト38Bが一定の周期で配置されて、記録ヘッド組22と搬送ベルト38とが交互に配置されていることになる。
記録部16の用紙搬送方向中央には、1本の駆動ローラ42が用紙幅方向に掛け渡されており、上流側の搬送ベルト38Aと下流側の搬送ベルト38Bとが、駆動ローラ42に交互に巻き掛けられて保持されている。また、用紙搬送方向の上流端近傍及び下流端近傍には、それぞれ1本ずつ従動ローラ44が用紙幅方向に掛け渡されており、搬送ベルト38A、及び搬送ベルト38Bが、対応する従動ローラ44に巻き掛けられて、保持されている。
駆動ローラ42は、ギヤ48を介して(もしくは直接的に)ドライブモータ50と接続されており、ドライブモータ50は搬送ベルト38の駆動源となっている。ドライブモータ50の駆動による駆動ローラ42の回転によって、全ての搬送ベルト38を、同一の循環速度で循環させることができるので、記録ヘッド組22A、22B間での記録画像の品質ムラを無くして、高画質の画像を得ることができる。なお、ドライブモータ50としては、ステッピングモータを使用すると、高精度の用紙搬送制御が可能になるので好ましいが、これに限定されない。
駆動ローラ42にはエンコーダ52が設けられており、駆動ローラ42の回転に同期して、所定のパルスを出力するようになっている。このパルスに基づいて、ドライブモータ制御手段54がドライブモータ50の回転を制御し、たとえば、ドライブモータ50の出力軸や、ギヤ48、駆動ローラ42の偏心などから生じる駆動ローラ42の回転ムラを一定範囲内に抑制できる。
なお、図1(A)では、駆動ローラ42が、軸方向に一定の径を有する円柱状又は円筒状の部材で構成されている。また、従動ローラ44としては、それぞれシャフト66と、このシャフト66に固定された複数のプーリ68とで構成されている。これにより、すべての搬送ベルト38が用紙搬送方向に沿って配置されて、平行になっている。
図4及び図5に示すように、画像形成装置12には、給紙トレイ14が設けられている。給紙トレイ14には、用紙Pが収納されており、用紙Pの幅方向の中心線Mが、搬送ベルト38で構成される上流側搬送部21Aの搬送方向と直交する方向の幅方向(以下、上流側搬送部21Aの幅方向という)の中心線Nと一致するように、配置されている。
また、給紙トレイ14には、サイドガイド15が設けられており、このサイドガイド15を用紙Pの幅方向の両端に押し当てると、用紙Pの中心線Mと上流側搬送部21Aの幅方向の中心線Nが一致する。
これにより、給紙トレイ14から供給された用紙Pは、上流側搬送部21Aにおいて、図4に示すように、搬送ベルト38Aから左右均等の幅ではみ出すか、図5に示すように、両端が搬送ベルト38Aに支持される。
また、駆動ローラ42に搬送ベルト38Aと交互になるように搬送ベルト38Bが巻き掛けられているので、用紙Pは搬送ベルト38B上で構成される下流側搬送部21Bを搬送されるときも、図4に示すように、搬送ベルト38B上から左右均等の幅ではみ出すか、図5に示すように、両端が搬送ベルト38Bに支持される。
次に、本発明の第1の実施形態の作用について説明する。
図4及び図5に示すように、給紙トレイ14から取り出された用紙Pは、幅方向の中心線Mが、上流側搬送部21Aの幅方向の中心線Nと一致するように送られる。このとき、用紙Pの両端部は、搬送ベルト38Aから左右均等の幅ではみ出すか、または共に搬送ベルト38Aに支持される。これによって、用紙Pに印字されたとき、インクの重みで用紙Pの一方の端部が搬送ベルト38Aから大きくはみ出すことで、用紙P全体が一方の端部にひきずられて大きくはみ出してしまうのを防ぐことができる。
また、下流側搬送部21Bの搬送ベルト38Bは、駆動ローラ42に搬送ベルト38Aと交互になるように巻き掛けられているので、用紙Pは下流側搬送部21Bを搬送されるときも、その両端部が搬送ベルト38B上に左右均等の幅ではみ出すか、支持されることになる。
例えば、用紙Pの両端部が搬送ベルト38A上から均等にはみ出して搬送された場合、この用紙Pの両端部は共に、下流側搬送部21Bへ搬送されたとき搬送ベルト38B上に支持される。また、用紙Pの両端部が共に搬送ベルト38A上に支持されて搬送された場合には、この用紙Pの両端部は共に、下流側搬送部21Bへ搬送されて搬送ベルト38B上に左右均等の幅ではみ出して搬送される。
このように、印字された用紙Pは、上流側搬送部21A及び下流側搬送部21Bにおいて、両端部が均等にはみ出すか、あるいは搬送ベルト38上に支持されるので、用紙Pに印字された用紙Pが、インクの重みで一方の端部が搬送ベルト38上から大きくはみ出してしまうことによって、用紙Pの位置が大きくはみ出した方に引っ張られてしまうことがない。なお、図5は、図4よりも小サイズの用紙を用いた場合の例である。
従って、用紙Pの端部が搬送ベルト38に引っ掛かることで発生する紙詰まりや、用紙Pの端部が搬送ベルト38の下方に垂れてインクの着弾位置がずれることによって引き起こされる画質ディフェクトの発生を防止することができる。これにより、用紙Pには安定した画像が記録される。
次に、本発明の第2の実施形態の画像形成装置150について説明する。なお、第1の実施形態と同様の部分の説明については割愛する。
図2(B)、図6(A)〜(D)に示すように、搬送される用紙Pを挟んで単位ヘッド26と対向する位置、すなわち、搬送ベルト38が配置されていない領域には、単位ヘッド26と一対一で対応するヘッド回復装置70が、単位ヘッド26の数と同数だけ配置されている。なお、図面では、上流側の従動ローラ44と駆動ローラ42との間を示しているが、駆動ローラ42と下流側の従動ローラ44との間でも、同様にヘッド回復装置70が設けられる。
図7(A)に示すように、ヘッド回復装置70は、単位ヘッド26(図6参照)に向かって開口したキャップ部材72と、吐出されたインクを貯める貯留部74と、貯留部74を支えるポール92と、ポール92が固定されるベース板94を有している。ベース板94は昇降装置96で昇降させられる。
昇降装置96は、略楕円形状の偏心カム98を備えており、偏心カム98の略中心部に軸孔98Aが形成されている。軸孔98Aには、カム軸91が挿入されており、駆動モータ93が回転するとカム軸91を介して偏心カム98が回転するようになっている。駆動モータ93によって矢印J方向に偏心カム98が回動し、図7(B)に示すように、ベース板94が降下すると、ベース板94に載置されたポール92を介してヘッド回復装置70が降下する。更に、駆動モータ93の矢印J方向の回転によって、偏心カム98が回動すると、図7(A)に示すように、ベース板94が上昇して、これに伴ってヘッド回復装置70が上昇する。
このようにして、ヘッド回復装置70は、上下方向に往復動するようになっており、貯留部74は、単位ヘッド26に対して接近及び離間するようになっている。なお、ベース板94のもう一方にも、同じように昇降装置が設けられている。また、必要に応じて、キャップ部材72の内部を吸引する吸引装置を貯留部74内に備えてもよい。
図6(D)に示すように、ヘッド回復装置70が上昇した状態では、キャップ部材72が、単位ヘッド26のそれぞれのインク吐出面26Aに、ノズル列32(図3参照)を取り囲むように密着してキャッピングする。これにより、不用意なインクの乾燥を防止して増粘インクによるノズル28の目詰まりを防止したり、インクの劣化を防止したりする。また、この状態では、いわゆるバキューム動作を行い、単位ヘッド26のノズル28からインクを強制的に吸引することできる。
これに対し、ヘッド回復装置70が下降した状態では、図6(B)に示すように、用紙Pが搬送ベルト38によって搬送されて単位ヘッド26の下方を通過可能となり、用紙Pへの画像記録を行うことができる。また、図6(C)に示すように、用紙Pが単位ヘッド26の下方に位置していないとき(たとえば連続する2枚に用紙Pの間)には、単位ヘッド26からいわゆるダミージェットを行い、このインク滴をキャップ部材72で受けることができる。
なお、本実施形態では、複数のヘッド回復装置70を共通のベース板94上に固定し、ベース板94自体を昇降させる構成としたが、昇降装置を各ヘッド回復装置70毎に設けてもよい。
また、ヘッド回復装置70は、上記のように、単位ヘッド26に対するキャッピングなどができるようになっていることが好ましいが、画像形成装置12の構成によっては、少なくともダミージェットのインクを受けることができれば十分である場合もある。
図8に示すように、搬送ベルト38と、ヘッド回復装置70の間には、支持部材152が配設されている。用紙Pが搬送ベルト38上を搬送されるとき、支持部材152によって搬送ベルト38に支持されていない部分が支持されるようになっている。
支持部材152は、図7に示すように、略矩形状の台部154を備えており、台部154上には、複数(ここでは3枚)の板状の凸部155が形成されている。また、支持部材152は、凸部155の上面155Aが搬送ベルト38の搬送面と同じ高さになるように設置されており、搬送ベルト38上を搬送される用紙Pを支持するようになっている。さらに、凸部155は、側面側から見たとき略台形状となっており、上側の角部にはRが形成されている。これにより、用紙Pが搬送ベルト38上を搬送されるとき、端部が支持部材152に引っ掛かることがなく、スムーズに搬送される。
支持部材152は、搬送ベルト38とヘッド回復装置70の間に設置されているので、ヘッド回復装置70が上昇して単位ヘッド26にキャッピングするときに、邪魔になることがない。
一方、給紙トレイ14から完全に排出されない状態で用紙Pに印字が開始されると、用紙Pが給紙トレイ14から排出されたとき、用紙Pの挙動が不安定になり、印字が乱れることがある。
ここで、図8に示すように、搬送ベルト38の間のヘッド回復装置70が設置されていない領域(従動ローラ44側の領域)は、用紙Pの搬送方向の長さとほぼ同じ長さとされている。この領域には、支持部材152とほぼ同形状の支持部材158が配設されており、支持部材152に比べて搬送方向側に長い形状(用紙の搬送方向とほぼ同じ長さ)とされている。なお、ここで言う用紙Pは、通常使用される用紙の中でも、一番大きいサイズのことである。
次に、本発明の第2の実施形態の作用について説明する。
図8に示すように、搬送ベルト38間に設置された支持部材158によって用紙Pが支持される。印字された際に用紙Pにインクが含浸され、用紙Pのコシが低下しても、用紙Pは搬送ベルト38だけでなく支持部材158でも支持されることで、用紙P全体が支持されることになるので、安定した状態で搬送される。
また、用紙Pの両端は搬送ベルト38か支持部材152のどちらかに必ず支持されることになる。これにより、インクの重みで用紙Pが搬送ベルト38上から垂れることがないので、用紙Pは安定した状態で搬送され、搬送途中に用紙が詰まったり、画質ディフェクトが発生するのを防止でき、用紙Pには安定した画像が記録される。
さらに、ヘッド回復装置70の移動を妨げない位置に支持部材152を設置することで、支持部材152はヘッド回復装置70が移動しても、常に用紙Pを支持することができる。
また、給紙トレイ14から排出された用紙Pは、支持部材156に支持されながら、搬送ベルト38によって搬送される。ここで、支持部材156の搬送方向の長さは、用紙Pの搬送方向の長さとほぼ同じとされているので、用紙Pに印字が開始されるとき、用紙Pは給紙トレイ14から完全に排出されて、搬送方向の後端が支持部材156上に支持される。これによって、用紙Pに印字が行なわれているときに、用紙Pの挙動が不安定になることがなく、印字が乱れない。
次に、本発明の第3の実施形態の画像形成装置160について説明する。なお、第1の実施形態及び第2の実施形態と同様の部分の説明については割愛する。
図9に示すように、搬送ベルト38の間には、支持部材162が配設されている。支持部材162は、後述する昇降装置164によって上下左右方向に移動可能となっている。これにより、支持部材162は、ヘッド回復装置70が昇降するのに合わせて、上下左右方向に移動するようになっており、ヘッド回復装置70の動きを妨げることがない。
図10に示すように、支持部材162は側面側から見て門型形状となっており、ヘッド回復装置70がこの支持部材162の下に退避するようになっている。図11(A)に示すように、用紙Pに印字が行なわれるとき、ヘッド回復装置70は単位ヘッド26から離れた位置にあり、支持部材162は単位ヘッド26とヘッド回復装置70の間にある。すなわち、支持部材162は、搬送ベルト38間にあり、支持部材162の上部162Aが搬送ベルト38とほぼ同じ高さになるように配置されている。これによって、用紙Pは、支持部材162によって支持されながら、搬送ベルト38に搬送されて、印字が行なわれる。
図10に示すように、支持部材162は板部166に取り付けられている(本実施形態では7個まとめて板部166に取り付けられている)。板部166の搬送方向と直交する方向の端部にはラック167が設けられており、このラック167には、モータ168に取りつけられたピニオン169が噛合している。これにより、モータ168が回転すると、板部166が左右方向に移動するようになっている。
また、板部166はベースプレート175へスライド可能に載せられている。ベースプレート175の下方へ垂下した支持材173にはラック171が設けられており、このラック171には、モータ170に取り付けられたピニオン172が噛合している。これにより、モータ170が回転すると、ベースプレート175と共に板部166が上下方向に移動するようになっている。
ここで、用紙Pに印字が行なわれないとき、図11(A)に示すように、支持部材162の上部162Aが、搬送ベルト38とほぼ同じ高さから、図11(B)に示すように、搬送ベルト38よりも低い位置まで下降する。次に、図11(C)に示すように、支持部材162は右側へ移動して搬送ベルト38の下に潜り込んだ状態になる。
そして、図11(D)に示すように、ヘッド回復装置70が上昇し、キャップ部材72が、単位ヘッド26のそれぞれのインク吐出面26Aに、ノズル列(図3参照)を取り囲むように密着してキャッピングする。
次に、本発明の第3の実施形態の作用について説明する。
図11(A)に示すように、用紙Pに画像が記録されるときには、ヘッド回復装置70は支持部材162の下方に退避しており、支持部材162は搬送ベルト38の搬送面と同じ高さまで上昇して、用紙Pを支持する。用紙Pの記録が終了すると、ヘッド回復装置70が単位ヘッド26のインク吐出面26Aまで上昇してくるので、図11(D)に示すように、ヘッド回復装置70とぶつからないようにして支持部材162は搬送ベルト38の下方に移動する。このように、支持部材162の移動軌跡から退避させるように支持部材162を移動させることで、支持部材162をヘッド回復装置70とぶつからない大きさ、すなわち、搬送ベルト38間一杯の大きさにすることができる。これにより、支持部材162を大きく形成することができ、それに伴って用紙Pを支持する面積を大きく設定することができる。
なお、図12(B)に示すような、短いベルトが千鳥配置された画像形成装置180にも、本発明を適用することができる。
図12(A)に示すように、画像形成装置180の単位ヘッド184は千鳥配置されている。そして、図12(B)に示すように、単位ヘッド184の記録可能領域を避けるように搬送ベルト190が設けられている。すなわち、搬送ベルト190も千鳥配置となる。
搬送ベルト190の間には、支持部材192が配置されており、用紙に印字が行なわれるときは、支持部材192は搬送ベルト190の搬送面と同じ高さまで上昇して、用紙の端部を支持するようになっている。用紙に印字が行なわれないときは、単位ヘッド184の下方に配置されたヘッド回復装置188が上昇する。このとき、支持部材192はヘッド回復装置188の移動を妨げないように、下降しながら搬送方向又は幅方向に移動して、搬送ベルト190の下に退避するようになっている。
従って、このような短い搬送ベルト190が千鳥配置された画像形成装置180においても、搬送ベルト190の隙間に支持部材192を配置することで、搬送ベルト190間の隙間を埋めることができる。これにより、搬送ベルト190上を搬送される用紙の端部が搬送ベルト190に引っ掛かって紙詰まりを引き起こすことがない。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。 (A)は本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の記録ヘッドアレイと用紙幅及び記録可能領域との関係を示す説明図であり、(B)は搬送ベルトとヘッド回復手段との位置を示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の単位ヘッドをインク吐出面側から示す説明図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す平面図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置のヘッド回復手段を示し、(A)は平面図、(B)は画像記録時、(C)はキャッピング時、(D)はダミージェット時のそれぞれ正面図である。 本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置のヘッド回復手段を示す斜視図であり、(A)はヘッド回復手段が上昇した状態を示す図であり、(B)はヘッド回復手段が下降した状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。 本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示し、(A)は平面図、(B)は正面図である。 本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置の概略構成を示す斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置のヘッド回復手段を示す側面図である。 本発明の第3の実施形態に係る画像形成装置の変形例を示し、(A)は単位ヘッドを示す正面図、(B)は搬送ベルトを示す正面図である。
符号の説明
12 画像形成装置
14 給紙トレイ(給紙部)
21A 上流側搬送部(第1搬送部)
21B 下流側搬送部(第2搬送部)
22A 記録ヘッド組(第1記録ヘッド)
22B 記録ヘッド組(第2記録ヘッド)
38A 搬送ベルト(第1搬送ベルト)
38B 搬送ベルト(第2搬送ベルト)
42 駆動ローラ
44 従動ローラ(第1従動ローラ、第2従動ローラ)
70 ヘッド回復手段(メンテナンス装置)
152 支持部材
156 支持部材
162 支持部材

Claims (7)

  1. 記録媒体の搬送方向と直交する方向に、所定の間隔で複数配列され、前記記録媒体に印字する第1記録ヘッドと、
    前記第1記録ヘッドの第1非印字領域に、前記記録媒体の搬送方向に沿って複数本配設され、前記記録媒体を搬送する第1搬送ベルトと、前記第1搬送ベルトが巻き掛けられた駆動ローラと、前記第1記録ヘッドの上流側に設けられ、前記第1搬送ベルトが巻き掛けられる第1従動ローラと、からなる第1搬送部と、
    前記第1搬送ベルトの搬送方向下流側に設けられ、前記第1非印字領域に所定の間隔で複数配設された第2記録ヘッドと、
    前記駆動ローラに前記第1搬送ベルトと交互に巻き掛けられ、前記第2記録ヘッドの第2非印字領域に、前記記録媒体の搬送方向に沿って配設され、前記記録媒体を搬送する第2搬送ベルトと、前記第2記録ヘッドの下流側に設けられ、前記第2搬送ベルトが巻き掛けられる第2従動ローラと、からなる第2搬送部と、
    前記記録媒体を取り出し、前記第1搬送部へ送り出す給紙部と、
    で構成された画像形成装置において、
    前記記録媒体の幅方向の中心が、前記第1搬送ベルトが構成する搬送面の中心と一致するように、前記給紙部が前記記録媒体を前記第1搬送部へ送り出すことを特徴とする画像形成装置。
  2. 記録媒体に印字する記録ヘッドと、記録媒体の搬送方向と直交する方向に、所定の間隔で複数配列された記録ヘッドと、前記記録ヘッドの非印字領域に、前記記録媒体の搬送方向に沿って配設され、前記記録媒体を搬送する搬送ベルトと、
    前記記録ヘッドの印字面に対向する位置に配設され、前記記録ヘッドの印字面に対して接近離間自在とされたメンテナンス装置と、を有する画像形成装置において、
    前記搬送ベルト間に、前記記録媒体を支持する支持部材が設置されたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 前記支持部材は、前記メンテナンス装置の移動を妨げない位置に設置されたことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記支持部材は、前記メンテナンス装置の移動軌跡から退避するように移動されることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記支持部材は、搬送方向と直交する方向から見たとき、略台形状とされたことを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 前記支持部材は、搬送方向と直交する方向から見たとき、前記記録媒体に接する側の角部が、R形状とされたことを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれかに記載の画像形成装置。
  7. 記録媒体の搬送方向と直交する方向に、所定の間隔で複数配列され、前記記録媒体に印字する第1記録ヘッドと、
    前記第1記録ヘッドの第1非印字領域に、前記記録媒体の搬送方向に沿って複数本配設され、前記記録媒体を搬送する第1搬送ベルトと、前記第1搬送ベルトが巻き掛けられた駆動ローラと、前記第1記録ヘッドの上流側に設けられ、前記第1搬送ベルトが巻き掛けられる第1従動ローラと、からなる第1搬送部と、
    前記第1搬送ベルトの搬送方向下流側に設けられ、前記第1非印字領域に所定の間隔で複数配設された第2記録ヘッドと、
    前記駆動ローラに前記第1搬送ベルトと交互に巻き掛けられ、前記第2記録ヘッドの第2非印字領域に、前記記録媒体の搬送方向に沿って配設され、前記記録媒体を搬送する第2搬送ベルトと、前記第2記録ヘッドの下流側に設けられ、前記第2搬送ベルトが巻き掛けられる第2従動ローラと、からなる第2搬送部と、
    前記記録媒体を取り出し、前記第1搬送部へ送り出す給紙部と、
    で構成された画像形成装置において、
    前記第1搬送ベルトの間及び前記第2搬送ベルトの間に、前記記録媒体を支持する支持部材が設置されたことを特徴とする画像形成装置。
JP2003324144A 2003-09-17 2003-09-17 画像形成装置 Pending JP2005088329A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003324144A JP2005088329A (ja) 2003-09-17 2003-09-17 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003324144A JP2005088329A (ja) 2003-09-17 2003-09-17 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005088329A true JP2005088329A (ja) 2005-04-07

Family

ID=34454982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003324144A Pending JP2005088329A (ja) 2003-09-17 2003-09-17 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005088329A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1717175A1 (en) * 2004-02-16 2006-11-02 Seiko Epson Corporation Ink jet recorder
JP2008183898A (ja) * 2007-01-05 2008-08-14 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタ
US7810923B2 (en) 2006-12-28 2010-10-12 Seiko Epson Corporation Ink jet printer
CN102862387A (zh) * 2012-10-19 2013-01-09 深圳市润天智数字设备股份有限公司 一种喷墨印刷设备
JP2013014018A (ja) * 2011-06-30 2013-01-24 Brother Industries Ltd 液体吐出装置
JP2015193196A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1717175A1 (en) * 2004-02-16 2006-11-02 Seiko Epson Corporation Ink jet recorder
EP1717175A4 (en) * 2004-02-16 2008-05-14 Seiko Epson Corp INK JET RECORDING DEVICE
US7575317B2 (en) 2004-02-16 2009-08-18 Seiko Epson Corporation Ink jet printer with conveying belts
US7661811B2 (en) 2004-02-16 2010-02-16 Seiko Epson Corporation Ink jet printer with discharge recovery
US7810923B2 (en) 2006-12-28 2010-10-12 Seiko Epson Corporation Ink jet printer
JP2008183898A (ja) * 2007-01-05 2008-08-14 Seiko Epson Corp インクジェットプリンタ
JP2013014018A (ja) * 2011-06-30 2013-01-24 Brother Industries Ltd 液体吐出装置
CN102862387A (zh) * 2012-10-19 2013-01-09 深圳市润天智数字设备股份有限公司 一种喷墨印刷设备
JP2015193196A (ja) * 2014-03-31 2015-11-05 ブラザー工業株式会社 液体吐出装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4549025B2 (ja) インクジェット式プリンタ
JP4218477B2 (ja) インクジェット記録装置
JP4192726B2 (ja) インクジェット画像形成装置
JP5570052B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2014024257A (ja) インクジェット記録装置
EP2018967B1 (en) Image recording apparatus
JP2005088329A (ja) 画像形成装置
JP2002103721A (ja) センサにより印刷用紙の位置決めを行ってする印刷
JP5316112B2 (ja) 画像形成装置
US20040085425A1 (en) Printing apparatus and method
JP2004195862A (ja) インクジェットプリンタ及びテストパターンの印刷方法
JP6341648B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2005199549A (ja) インクジェット記録装置
JP2016112718A (ja) インクジェット方式の画像形成装置における吐出不良検知方法、吐出不良検知装置及びこれを備えたインクジェット方式の画像形成装置
JP2012011562A (ja) 液体噴射装置
JP4228852B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2010082835A (ja) インクジェット記録装置及び縁無し記録方法
JP2005089077A (ja) 記録装置
JP5976044B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2005059475A (ja) 画像形成装置
JP2005103884A (ja) インクジェット記録装置及びインクジェット記録方法
JP2007253483A (ja) 液体噴射装置及びその液体噴射装置を備えた記録装置
JP2005089076A (ja) 記録媒体搬送機構とこの記録媒体搬送機構を備える画像形成装置、及びインクジェット記録装置
JP5365036B2 (ja) 液体吐出ヘッド及び画像形成装置
JP2006281574A (ja) 液体噴射装置、記録装置及び液体噴射方法