JP2005087679A - 歯科用治療装置 - Google Patents

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Gakuo Kubo
岳夫 久保
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Abstract

【課題】 一側面にミラー、他側面に吸引孔を設けて、これを吸引装置に接続することにより、歯牙治療時における機能性の向上をはかる歯科用治療装置を提供する。
【解決手段】 吸引装置3に連痛せる中空管部1とこの中空管部の先端にミラー部を設け、該ミラー部の一側面にミラー、他側面に吸引孔を設けている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、歯科の治療時に用いられる歯科用治療装置に関するものであって、特に下顎臼歯部の舌側にプレパレーション(歯を削る)時に使用するミラーの改良に関する。
従来、歯牙を削る場合、術者(歯科医師)は、水噴射ノズルが付設されたグラインダーを右手に持ち、左手にはミラーを持って舌や舌下組織、頬や口唇を圧排(舌を押し下げる作動)排除しながら歯牙のオーバーヒートを避けるために注水しながら歯牙を削る作動を行っているのが通例である。
上記の場合、助手の介助があれば助手はバキュームパイプにより注水された水及び唾液を同時に排除することができるが、動く舌、浮き上がる舌下組織に対応するには熟練を必要とした。
助手による介助がない場合は、水の陰圧を利用したものであるが、バキューム装置に比し効率が悪く、組織の圧排、排除が困難な排唾管を使用することがある。
別の手段として、術者は削る手を休め、術者自身がバキュームパイプを持ち口腔内に貯留している歯牙に注水された水及び唾液を排除しなければならず、非効率的で治療時間も自ずと増大することになる。
上述した従来の歯科用治療装置では、口腔内治療に必要な器具が数多く、そして夫々個々に術者が使用しなければならないため施術工程が複雑となり所要時間が増大して安全性と効率の点において課題とされていた。
課題を解決するため手段
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものであって、請求項1の発明は、吸引装置と該吸引装置に連痛せる中空管部と該中空管部に連痛してその端部に設けたミラー部とよりなり、該ミラー部はその側面にミラーを配設し、このミラーを除く部位に吸引孔を設けたことを特徴とする歯科用治療装置である。
次に、請求項2の発明は、請求項1の歯科用治療装置において、前記ミラー部は扁平状にして端縁部に丸みをもたせ、一側面にミラー、他側面の端縁部寄りに吸引孔を設けたことを特徴とする。
また、請求項3の発明は、請求項1及び2の歯科用治療装置において、前記吸引孔は円弧状に複数個配設したことを特徴とする。
また、請求項4の発明は、請求項1〜3の歯科用治療装置において、前記ミラー部は中空管部の軸線に対して偏位させたことを特徴とする。
また、請求項5の発明は、請求項1〜4の歯科用治療装置において、前記ミラー部は中空管部の軸線に対して130°乃至170°の角度の範囲内で偏位させたことを特徴とする。
発明の効果
本発明によれば、上記の構成により、ミラー部の吸引孔に中空管部及び吸引装置が連通され、ミラー機能に新たに吸引機能を付加して機能性を増大することができる。それにより術者の施術が1人で行うことができ機能性を向上して所要時間の短縮及び効率アップをはかることができる。
更に、ミラー部に設けた吸引孔を端縁部寄りに設けて排除機能を口腔内の底部にまで行うと共に、吸引孔が複数個設置されているので術者が口腔内における位置を正確に行わなくても上記機能が充分行うことができる。
また、ミラー部が中空管部の軸線に対して偏位しているので、術者の使用性を向上して作業の効率化をはかることができる。
ミラー部の中空管部に対する偏位は130°乃至170°の角度の範囲に設定すれば、ミラーと吸引孔が口腔内にて安定して使用される状態となる。
以下、本発明の具体的な実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の歯科用治療装置の要部断面せる構成図、図2(A)は中空管部とミラー部のミラー側よりみた側面図、図2(B)は同じくミラー側の他側面よりみた側面図、図3(A)、(B)はミラー部を中空管部の軸線に対して偏位させた夫々異なる側面図、図4は使用状態の平面図、図5(A)、(B)は夫々使用態様の異なる側面図である。
本発明による歯科用治療装置は、中空管部1と、該中空管部の先端に該管部の中空部分に連通せるミラー部2と、前記中空管部の元部となる端部に連通して接続された吸引ホース3’と歯科用バキューム装置3”よりなる吸引装置3とより構成される。
前記ミラー部2は扁平状にして或いは先端に向かって少しテーパーをつけて、端縁部に丸みをもたせ、一側面にミラー4,他側面の端縁部寄りに吸引孔5を設けている。
前記吸引孔5は、端縁の曲線に沿って円形状の孔を円弧状に間隔をおいて複数個配設するものであって、必要に応じて細長い円弧状の孔、半月状の孔、或いは三日月状の孔でもよく、孔の数は3〜7個の範囲が好ましい。両端に位置する吸引孔はミラー部2の上下の中心線の位置に存在するのが機能上好ましい。
前記ミラー部2は中空管部1の軸線Lに対して偏位させており、その角度α或いはβは130°乃至170°が望ましい。図3にその例を示しており、ミラー4と吸引孔5は、(A)或いは(B)の夫々異なる態様を示している。
図4及び図5(A)、(A’)、(B)は本発明による歯科用治療装置の使用態形を表したもので、舌片6と歯牙7との間にミラー部2が位置し、ミラー部の端縁部の丸みが舌下組織8に軟接触を行うようにしている。
本発明による歯科用治療装置は、術者が口腔内に於いて作業を行うに当たり、歯牙を削る場合には歯牙のオーバーヒートを防止するために注がれた水と唾液をミラー部の吸引孔によって吸引を行い、併せてミラー部より延びる中空管部の中空部分を吸引装置に接続して排除作用を行う。
上記実施態様に基づく操作例を図5(A)、(A’)、(B)にて説明すると、いずれの場合も頬、口唇、舌等の軟組織の側に吸引孔を持ってくると、吸引孔が軟組織を吸ってしまい、吸水することが困難となるので、歯牙側に吸引孔が位置するように使用する。いずれも咽頭(ノド)の側から見ての図。
下顎右側臼歯舌側を削る場合、
(A)を使用 術者の位置は12時
下顎左側臼歯部舌側を削る場合、
(A)、(B)が使用可能。(A)=(A’)、(A’)術者の位置が異なる
(A’)術者の位置は9時
(A’)術者の位置は12時
ストレートタイプ(角度0°、180°)について
あらゆる場所に使用が可能。(上、下、左、右、頬側、舌側)
偏位したもの(130°乃至170°の範囲内)(A)、(B)
下顎臼歯部舌側を削る時はストレートタイプよりやや使い易い。
(A)と(B)とでは吸引孔側とミラー側が反対(全く逆)となるように設計されている。
(A)の方が(B)より角度が付いているのはたまたまです。
(B)は主に下顎左側臼歯部舌側を削る時に術者の位置12時で使用される。
本発明の歯科用治療装置の要部を断面せる構成図。 図1の要部となる中空管部とミラー部の異なる側面よりみた側面図。 本発明の他の実施形態を示す二つの異なる側面図。 本発明による装置の使用状態の平面図。 同じく本発明による装置の夫々異なる側面図。(A)は、下顎右側臼歯舌側を削る状態で、術者の位置が12時、(A’)、(B)は下顎左側臼歯舌側を削る状態で、(A’)は術者の位置は9時、(B)は同じく12時の状態で、夫々咽頭側から見た図。
符号の説明
1 中空管部
2 ミラー部
3 吸引装置
4 ミラー
5 吸引孔

Claims (5)

  1. 吸引装置と該吸引装置に連通せる中空管部と該中空管部に連通してその端部に設けたミラー部とよりなり、該ミラー部はその側面にミラーを配設し、このミラーを除く部位に吸引孔を設けたことを特徴とせる歯科用治療装置。
  2. 前記ミラー部は扁平状にして端縁部に丸みをもたせ、一側面にミラー、他側面の端縁部寄りに吸引孔を設けた請求項1に記載の歯科用治療装置。
  3. 前記吸引孔は円弧状に複数個配設したことを特徴とせる請求項1及び2に記載の歯科用治療装置。
  4. 前記ミラー部は中空管部の軸線に対して偏位させたことを特徴とせる請求項1乃至3記載の歯科用治療装置。
  5. 前記ミラー部は中空管部の軸線に対して130°乃至170°の角度で偏位させたことを特徴とせる請求項1乃至4記載の歯科用治療装置。
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KR20160070075A (ko) * 2013-09-18 2016-06-17 슈테판 클라젠 단단한 거울을 가진 거울-흡인 장치

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