JP2005087342A - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機 Download PDF

Info

Publication number
JP2005087342A
JP2005087342A JP2003322286A JP2003322286A JP2005087342A JP 2005087342 A JP2005087342 A JP 2005087342A JP 2003322286 A JP2003322286 A JP 2003322286A JP 2003322286 A JP2003322286 A JP 2003322286A JP 2005087342 A JP2005087342 A JP 2005087342A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hold
symbol
display
unit
lottery
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003322286A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4434671B2 (ja
Inventor
Masamitsu Uchiyama
雅允 内山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sammy Corp
Samy KK
Original Assignee
Sammy Corp
Samy KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sammy Corp, Samy KK filed Critical Sammy Corp
Priority to JP2003322286A priority Critical patent/JP4434671B2/ja
Publication of JP2005087342A publication Critical patent/JP2005087342A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4434671B2 publication Critical patent/JP4434671B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】 抽選結果の保留数に関する表示には改善の余地があった。
【解決手段】 特別図柄保留記憶部63は、所定個数を上限として特別図柄抽選実行部60による抽選結果を記憶し、その個数を実保留数として保留数取得部90は取得する。増加数決定部92は、実保留数が増加するたびに擬似的な保留数を決定し、保留表示処理部94は実保留数と疑似保留数を合わせた数の保留ランプを点灯させる。パターン決定部81は、疑似保留数に応じて装飾図柄の表示パターンを決定する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、弾球遊技機に関し、特に弾球遊技機の娯楽性を高めるための表示内容の制御技術に関する。
従来、各種の弾球遊技機のうち、特に第1種と呼ばれる遊技機は、遊技盤の略中央に設けられた液晶ディスプレイなどの表示領域に複数の図柄を変動させながら表示する(以下、そうした表示を「図柄変動」または「変動表示」等という)。この遊技機は、複数列の図柄変動を停止させたときの図柄の組合せが特定の態様となった場合に、通常より多くの賞球数が得られる、いわゆる大当たりと呼ばれる特別遊技へと移行するものとして知られている(例えば、特許文献1参照)。表示領域における図柄の変動表示は、単に複数の図柄が変動表示されるだけでなく、いわゆるリーチ画面と呼ばれる状態のように、あと一つ図柄が揃えば大当たりとなる状態で変動表示の時間を通常よりも長くする等、遊戯者の期待感を高めるための演出が図られている。また、図柄等の画像にキャラクタを用いて変動表示にストーリーをもたせる演出を施したり、特別遊技への移行確率を変動させる等の制御によっても遊戯者の期待感を高めている。
特開2003−230714号公報
上記の従来技術においては、始動入賞口への入賞数のうち、まだ図柄変動に用いられていない入賞数を保留数として記憶しているが、この保留数は図柄変動表示中において4個を超えてはならないことが定められているので、保留数を示す保留ランプも通常は4個分しか設けられていない。しかしながら、この保留ランプはそもそも表示自体が義務づけられているものではないことから、本発明者は保留ランプの表示形態を改善することによって娯楽性を一層高められると認識するに至った。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、娯楽性を一層高めた弾球遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様は、弾球遊技機である。この弾球遊技機は、変動表示中における遊技球の始動入賞口への落入に応じてなされた抽選の結果であって、所定個数以内で記憶されている抽選結果の数を保留数として取得する保留数取得部と、保留数を表示させる保留表示処理部と、を備える。保留表示処理部は、保留数を超える疑似的な保留数を疑似保留数としてさらに表示させる。
本態様によれば、実際の保留数以上に保留数が増加されているかのような擬似的な表示を遊戯者に見せることができるので、抽選回数が増加されたかのように見せて遊戯者の期待感を高めることができる。
本発明の別の態様もまた、弾球遊技機である。この弾球遊技機は、遊技球の始動入賞口への落入を示す始動入賞情報を取得する始動入賞処理部と、始動入賞情報の取得を契機として抽選を実行する抽選実行部と、変動表示中における遊技球の落入に応じて実行された抽選の結果を所定個数を限度に記憶する保留記憶部と、記憶された抽選結果の数を保留数として表示させる保留表示処理部と、を備える。保留表示処理部は、保留数を超える疑似的な保留数を疑似保留数としてさらに表示させる。
本態様によれば、実際の保留数以上に保留数が増加されているかのような擬似的な表示を遊戯者に見せることができるので、図柄変動表示の回数増加によって遊戯者の期待感を高めることができる。
なお、以上の構成要素の任意の組合せや、本発明の構成要素や表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、コンピュータプログラムを格納した記録媒体、データ構造などの間で相互に置換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、弾球遊技機において始動入賞口への入賞による遊興性をさらに高めることができ、また、図柄変動表示の回数増加により弾球遊技機の娯楽性をさらに高めることができる。
実施の形態においては、まだ図柄変動表示がなされていない抽選結果の保留数の表示として、実際の保留数(以下、適宜「実保留」または「実保留数」という)を超えて擬似的な保留数(以下、適宜「疑似保留」または「疑似保留数」という)を表示させる。したがって、実保留数が一杯になっても表示上はそれ以上に保留数を増加させることができるため、遊戯者は新たな始動入賞を狙って遊技球の発射を一時停止させることなく遊技を継続することが期待される。また、遊戯者にとっても図柄変動表示の増加により抽選回数が増加したかのように見えるため、大当たりの期待感が高まる。以下、弾球遊技機の一般的な説明を行った後で、実施の形態の詳細を説明する。
(一般説明)
図1は、弾球遊技機の前面側における基本的な構造を示す。以下、弾球遊技機としていわゆる第1種パチンコ遊技機を例に説明する。パチンコ遊技機10は、主に遊技機枠と遊技盤面で構成される。
パチンコ遊技機10の遊技機枠は、外枠11、前枠12、ガラス扉13、セット盤14、上球皿15、下球皿16、発射ハンドル17を含む。外枠11は、開口部分を有する枠体であり、パチンコ遊技機10を設置すべき位置にて固定される。前枠12は、外枠11の開口部分に整合する枠体であり、外枠11へ開閉自在に取り付けられる。前枠12は、遊技球を発射する機構や、遊技盤を着脱可能に収容させるための機構、遊技球を誘導または回収するための機構等を含む。
ガラス扉13およびセット盤14は、前枠12へ開閉自在に取り付けられる。セット盤は14、賞球の貯留タンクや賞球の流路、賞球を払い出す賞球装置等を含む。賞球装置から払い出された賞球は、所定の流路を経由して上球皿15または下球皿16に供給される。上球皿15は、遊技球の貯留、発射レールへの遊技球の送り出し、下球皿16への遊技球の抜き取り等の機構を有する。下球皿16は、遊技球の貯留、抜き取り等の機構を有する。遊技者が発射ハンドル17を回動させると遊技球が発射され、また発射ハンドル17近辺の単発発射スイッチを押下すると遊技球の発射が一時停止される。
パチンコ遊技機10の遊技盤面には、遊技部品として多数の遊技釘20、風車21、外レール22および内レール23、一般入賞口24、アウト口25、図柄表示装置26、センター飾り部品27、第1種始動入賞口(以下、「始動口」という)28、大入賞口29、普通図柄作動口30、普通図柄表示装置32が設けられる。多数の遊技釘20および風車21は発射された遊技球の落下方向を変化させる。外レール22は発射された遊技球を遊技領域31へ案内し、内レール23は遊技領域31を区画する。一般入賞口24等の各入賞口に落入した遊技球はセーフ球として処理され、アウト口25に流入した遊技球はアウト球として処理される。なお、各入賞口は遊技球が通過するゲートタイプのものを含み、本明細書において「落入」は「通過」を含むものとする。
図柄表示装置26は、その画面に第1種特別図柄と呼ばれる図柄(以下、「特別図柄」という)を変動させながら表示する。図柄表示装置26は、例えば液晶ディスプレイで構成されるとともに、スロットマシンのゲームを模した図柄変動の動画像を画面に表示する。図柄表示装置26の周囲には、センター飾り部品27が設けられており、遊技球の流路、図柄表示装置26の保護、装飾等の機能を有する。始動口28は、例えばセンター飾り部品27の下方等の位置に一つまたは複数設けられる。大入賞口29は、特別図柄が特定の態様にて停止したときに「大当たり」として開放状態となる横長方形状の入賞口であり、例えばアウト口25の上方等の位置に設けられる。大入賞口29の内側は、特定領域(いわゆるVゾーン)と一般領域に区画されている。普通図柄表示装置32には普通図柄として数字等の図柄が変動表示される。普通図柄の変動表示は、普通図柄作動口30に遊技球が落入したときに開始される。普通図柄表示装置32は、例えば7セグメント表示器で構成される。
遊技者が発射ハンドル17を手で回動させると、その回動角度に応じた強度で上球皿15に貯留された遊技球が1球ずつ遊技領域31へ発射され、遊技者が発射ハンドル17の回動位置を手で固定させると一定の時間間隔で遊技球の発射が繰り返される。遊技領域31の上部へ発射された遊技球は、複数の遊技釘20に当たりながらその当たり方に応じた方向へ落下し、一般入賞口24や始動口28等の各入賞口へ落入するとその入賞口の種類に応じた賞球が上球皿15に払い出される。遊技球が始動口28に落入すると、図柄表示装置26において特別図柄が変動表示される特別遊技が開始される。特別遊技における特別図柄の変動表示は一定時間経過後に停止され、停止時の特別図柄の組合せが特定の態様、例えば3つの図柄が一致したような場合にいわゆる「大当たり」として大入賞口29の開閉動作を開始する。大入賞口29は、約30秒間開放された後、または10球以上の遊技球が落入した後で一旦閉鎖される。大入賞口29が開放中に遊技球が特定領域へ少なくとも1球落入した場合、大入賞口29は再度開放される。このように、大入賞口29が1回開放される間に遊技球が少なくとも1球以上特定領域へ落入することを条件に大入賞口29の開閉が所定回数、例えば15回繰り返される。
図2は、弾球遊技機の背面側における基本的な構造を示す。電源スイッチ40はパチンコ遊技機10の電源をオンオフするスイッチである。主基板41は、パチンコ遊技機10の全体動作を制御するとともに、特に各始動口へ入賞したときの抽選等、遊技動作全般を処理する。液晶ユニット42は、図柄表示装置26における表示内容を制御するとともに、特に主基板41による抽選結果に応じて表示内容を変動させる。払出ユニット43は、各入賞口への入賞に応じて賞球タンク44から供給される遊技球を上球皿15へ払い出す。払出制御基板45は、払出ユニット43による払出動作を制御する。発射装置46は、上球皿15の貯留球を遊技領域31へ1球ずつ発射する。発射制御基板47は、発射装置46の発射動作を制御する。電源ユニット48は、パチンコ遊技機10の各部へ電力を供給する。
図3は、パチンコ遊技機10における遊技を制御する構成を中心とした基本的な機能ブロック図である。メイン制御部70は、図2の主基板41がもつ機能に相当し、パチンコ遊技機10の全体的な動作および遊技の基本動作を主に制御する。サブ制御部80は、図2の液晶ユニット42がもつ機能に相当し、図柄表示装置26の画面表示やパチンコ遊技機10周囲の電飾等の演出的動作を主に制御する。メイン制御部70からサブ制御部80に対しては、各種制御に関する指示信号が送られるが、サブ制御部80からメイン制御部70へフィードバック的な情報または信号は送られず、つねにメイン制御部70からメイン制御部70への一方向通信となる。メイン制御部70およびサブ制御部80は、ハードウェア的にはデータやプログラムを格納するROM、演算処理に用いるCPU等の素子を含む。なお、本図では各種機能をメイン制御部70とサブ制御部80に分けて構成しているが、その分け方は図の例に限定されない。また、メイン制御部70およびサブ制御部80を一体に構成してもよい。
一般入賞検出部50は一般入賞口24の内部に設けられたセンサであり、一般入賞口24への遊技球の落入を検出し、その落入があったことを示す一般入賞情報を一般入賞処理部55へ送る。一般入賞処理部55は、一般入賞検出部50から一般入賞情報を受け取ったときに、払出制御基板45の払出制御部79へ賞球数等の払出指示を送る。
始動入賞検出部51は始動口28の内部に設けられたセンサであり、始動口28への遊技球の落入を検出し、その落入があったことを示す始動入賞情報を始動入賞処理部56へ送る。始動入賞処理部56は、始動入賞検出部51から始動入賞情報を受け取ったときに、払出制御部79へ賞球数等の払出指示を送るとともに、始動入賞に対する抽選を実行する特別図柄抽選実行部60へ抽選指示を送る。
特別図柄抽選実行部60は、特別図柄の抽選結果として乱数を取得して抽選当否を判定する当否決定部61と、抽選当否に応じて表示すべき図柄を決定する図柄決定部62を含む。図柄は、例えば数字、記号、マーク等で構成される。当否決定部61は、始動入賞処理部56から抽選指示を受け取るたびに所定のカウント範囲、例えば0から2999までの範囲のカウント値を乱数として取得し、特別図柄保留記憶部63へその乱数を格納する。特別図柄保留記憶部63は、保留数の上限として所定個数、例えば最大4つ分の乱数を格納できるだけの記憶領域を有し、保留個数格納されると空き領域が生じるまでそれ以上の抽選結果は記憶しない。特別図柄保留記憶部63による乱数の保留数はサブ制御部80へ送られる。当否決定部61は、特別図柄保留記憶部63に格納された乱数の値に応じて、その抽選結果が「当たり」「リーチ」「外れ」のいずれに該当するかを判定する。これら3通りの結果はそれぞれ当否決定部61がもつ当否テーブルに数値範囲の形で定義される。例えば0から9までを当たり値の範囲とし、10から199までをリーチ値の範囲とし、200から2999までを外れ値の範囲とする。当たり値およびリーチ値の範囲はさらに細分化され、その値に応じてリーチの表示形態が定まるようリーチパターンのテーブルが用意される。リーチパターンは、例えば通常のリーチであるノーマルリーチや、通常より図柄変動時間が長いスーパーリーチ等のパターンがある。このように、乱数の値に応じて図柄変動の表示時間が定まる。なお、上記の例における当否決定部61は、抽選結果が「当たり」「外れ」のいずれであるかの判定と、変動パターンの種類の判定を、一つの乱数の値に基づいて一度に処理する構成とした。変形例としては、上記二つの判定を別個の乱数を用いて処理してもよい。その場合、当否決定部61は特別図柄保留記憶部63に格納された乱数の値に基づいて抽選結果が「当たり」「外れ」のいずれであるかを判定した後、「当たり」であれば新たな乱数を取得してリーチパターンの種類を含む変動パターンを決定する。「外れ」であれば新たな乱数を取得してその値に応じて「リーチ」とするか否かと変動パターンを決定し、「リーチ」と決定されればそのリーチパターンを乱数の値に基づいてさらに決定する。
図柄決定部62は、当否決定部61が取得した乱数に応じて、表示すべき停止図柄の図柄番号を決定する。例えば、図柄表示装置26の画面上で3列の停止図柄を表示させる場合に、左図柄、中央図柄、右図柄の各図柄番号を所定の図柄番号範囲、例えば0から15までの範囲からアットランダムに選択する。ただし図柄決定部62は、当否決定部61によって取得された乱数が「当たり」に該当する場合は左図柄、中央図柄、右図柄がそれぞれ同じ図柄となるよう各図柄番号を決定し、乱数が「リーチ」に該当する場合は3つの図柄のうち2つが同じ図柄となるよう各図柄番号を決定する。一方、乱数が「外れ」に該当する場合、図柄決定部62は左図柄、中央図柄、右図柄のうち少なくとも一つが他の図柄と一致しないよう各図柄番号を決定する。
当否決定部61および図柄決定部62は、抽選結果として乱数の値と図柄番号をサブ制御部80へ送るとともに、その乱数の値に応じた図柄変動の表示時間のカウントを開始する。サブ制御部80は当否決定部61がもつ当否テーブルの内容を少なくとも一部に含んだテーブルを記憶しており、当否決定部61から受け取る乱数の値に応じて図柄変動を表示すべき時間の長さを認識する。当否決定部61は、図柄変動の表示時間が終了するタイミングで、変動表示の停止指示をサブ制御部80へ送り、特別図柄保留記憶部63に次の抽選結果が保留されている場合は、その保留された抽選結果である乱数を読み出して、その当否を判定する。なお、サブ制御部80が記憶するテーブルには、後述するように抽選結果や図柄番号と画面に表示すべき図柄の変動パターン等との対応関係が含まれる必要があるが、これと同様の内容を上記の当否テーブルという形で当否決定部61にもたせる構成としてもよい。
サブ制御部80は、パターン決定部81、パターン格納部82、および表示処理部83を含む。パターン決定部81は、当否決定部61および図柄決定部62から受け取った抽選結果と図柄番号に基づいて、図柄表示装置26の画面に表示すべき図柄の画像、図柄の変動パターン、変動表示の演出パターンを決定する。パターン格納部82は、図柄の画像、背景の画像、キャラクタの画像等、様々な画像を記憶するとともに、これら画像を図柄表示装置26の画面内にどのような表示形態で変動させるかを定めた複数の変動パターンと、リーチ動作をどのように進行または演出するかを定めた複数の演出パターンと、を記憶する。図柄の画像は図柄決定部62が決定する図柄番号と対応づけられており、変動パターンと演出パターンは当否決定部61が取得する乱数と対応づけられている。なお、ここでいう抽選結果は、乱数の値そのものの形式以外に、「当たり」「リーチ」「外れ」の別だけを示す当否判定結果の形であってもよい。表示処理部83は、パターン決定部81が決定した図柄の画像を、パターン決定部81が決定した変動パターンおよび演出パターンに基づいて図柄表示装置26の画面に表示させる。また表示処理部83は、図柄表示装置26の画面内に特別図柄の保留数、すなわち未だ特別図柄の変動表示がなされていない抽選結果の数を最大4個まで表示する。
当否決定部61は、特別図柄保留記憶部63から読み出した乱数の値が当たり値であった場合、図柄変動の表示を終了させて停止図柄を表示させた後、特別遊技の開始指示を特別遊技実行部64へ送る。特別遊技実行部64は、特別遊技処理部65、継続判定部66、および確変判定部67を含む。特別遊技処理部65は、大入賞処理部58に対して大入賞口の開放指示を送る。大入賞処理部58は、特別遊技処理部65から受け取る開放指示に基づいて大入賞口29を開放させる。開放された大入賞口29に落入する遊技球は、大入賞口29の内部に設けられたセンサである大入賞検出部53により検出され、大入賞口29へ遊技球が落入すると大入賞処理部58は払出制御部79へ賞球数等の払出指示を送るとともに、1回の大入賞口29の開放における遊技球の落入球数を計数する。大入賞処理部58は、約30秒間の開放期間が経過するか、または大入賞口29へ落入する遊技球が10球に達したときに大入賞口29を一旦閉鎖する。
領域通過検出部54は、大入賞口29の内部に設けられた特定領域(Vゾーン)への遊技球の通過を検出するセンサであり、遊技球の通過があったことを示す特定領域通過情報を領域通過処理部59へ送る。領域通過処理部59は、領域通過検出部54から特定領域通過情報を受け取り、これを特別遊技実行部64の継続判定部66へ送る。継続判定部66は、1回の大入賞口29の開放において特定領域へ1球以上の通過が検出された場合に、次の開放を特別遊技処理部65に指示する。特別遊技処理部65は、継続判定部66による特定領域の通過判定があったことを継続条件として大入賞口29を最大で15回繰り返して開放状態におく。確変判定部67は、停止図柄の態様に応じて、大当たり終了後の遊技を通常遊技とするか、当たり確率の高い確率変動遊技とするかについて判定し、判定結果を確変実行部68へ送る。確変判定部67は、停止図柄が特定の図柄、例えば「3」または「7」の場合に、次の遊技を確率変動遊技へ移行すべきと判定する。
確変実行部68は、確率変動遊技へ移行すべき旨の判定を確変判定部67から受け取った場合、当否決定部61がもつ当否テーブルを確率変動遊技用に変更する。例えば、通常遊技時の当たり値の範囲が0から9までであったのに対し、確率変動遊技時の当たり値の範囲として、200から209まで、300から309まで、400から409まで、500から509まで、600から609までの各範囲を追加する。これにより、確率変動遊技時の大当たり確率が、通常遊技時の6倍となる。
作動検出部52は普通図柄作動口30の内部に設けられたセンサであり、普通図柄作動口30への遊技球の落入を検出し、その落入があったことを示す普通図柄作動情報を作動処理部57へ送る。作動処理部57は、作動検出部52から普通図柄作動情報を受け取ったときに、普通図柄の抽選指示を普通図柄抽選実行部69へ送る。普通図柄抽選実行部69は、抽選指示を受け取ったとき、その抽選結果として乱数を取得してこれを普通図柄保留記憶部71へ格納する。普通図柄抽選実行部69は、普通図柄抽選の乱数として例えば0から9までの範囲のカウント値を取得する。普通図柄保留記憶部71は、普通図柄の抽選結果である乱数を所定個数、例えば最大で4個格納するだけの記憶領域を有する。普通図柄抽選実行部69は、普通図柄保留記憶部71から乱数を読み出してその抽選当否を判定する。普通図柄抽選実行部69がもつ当否テーブルには、例えば7が当たり値として定義され、7以外の値が外れ値として定義される。普通図柄抽選実行部69は、読み出した乱数が当たり値であるか外れ値であるかに基づいて普通図柄抽選の当否を判定する。その当否の判定結果は、表示処理部83および作動処理部57へ送られる。表示処理部83は、受け取った乱数の値を停止図柄とする普通図柄の図柄変動を普通図柄表示装置32へ表示させる。作動処理部57は、当たりの判定結果を普通図柄抽選実行部69から受け取った場合、所定の入賞口、例えば始動口28の両側に設けられた可動片(いわゆる電動チューリップ)を一定時間動作させて始動口28を開放する。これにより、一定時間、通常状態よりも始動口28へ遊技球が落入しやすい状態となる。
図4は、通常遊技から特別遊技へ移行する過程を示すフローチャートである。まず始動入賞検出部51が始動口28への遊技球の落入を検出した場合(S10Y)、特別図柄保留記憶部63に抽選結果をさらに保留できる記憶領域が空いていれば(S11Y)、当否決定部61は特定図柄の乱数を取得し(S12)、図柄決定部62は停止図柄の図柄番号の乱数を取得し(S13)、当否決定部61および図柄決定部62はそれぞれの乱数を抽選結果として特別図柄保留記憶部63の空き領域に記憶させる(S14)。S11において、特別図柄保留記憶部63に抽選結果をさらに保留できる記憶領域が空いていなければ(S11N)、S12からS14までをスキップする。またS10において、始動口28への入賞がなければ(S10N)、S11からS14までをスキップする。
特別図柄保留記憶部63に抽選結果の保留がある場合(S15Y)、その保留のうち最初に抽選結果として格納された乱数を読み出してその領域を消去し(S16)、2番目以降の領域に抽選結果の乱数が格納されていればそれらをそれぞれ一つ前の記憶領域へシフトする(S17)。当否決定部61は、読み出した乱数に基づいて抽選当否を判定し(S18)、表示処理部83は図柄を変動表示させる(S19)。当否決定部61による当否判定の結果、抽選結果の乱数が当たり値であった場合(S20Y)、特別遊技へ移行し(S21)、抽選結果の乱数がリーチ値または外れ値であれば(S20N)、S21をスキップする。またS15において、特別図柄保留記憶部63に抽選結果の保留がない場合は(S15N)、S16からS21までをスキップする。
図5は、図4のS18における抽選当否を判定する処理を詳細に示すフローチャートである。当否決定部61により読み出された乱数が当たり値に該当する場合(S30Y)、図柄決定部62は当たり用の停止図柄の図柄番号を決定する(S31)。決定した図柄が確率変動へ移行すべき図柄であった場合は(S32Y)、パターン決定部81は確率変動当たり用の変動パターンおよび演出パターンを決定し(S33)、確率変動へ移行すべき図柄でなかった場合は(S32N)、パターン決定部81は通常当たり用の変動パターンおよび演出パターンを決定する(S34)。S30において、読み出された乱数が当たり値ではなく(S30N)、外れ値であった場合(S35Y)、図柄決定部62は外れ用の停止図柄の図柄番号を決定し(S36)、パターン決定部81は外れ用の変動パターンおよび演出パターンを決定する(S37)。S35において、読み出された乱数が外れ値でもなく(S35N)、スーパーリーチの値に該当した場合は(S38Y)、図柄決定部62はリーチ用の停止図柄の図柄番号を決定して(S39)、パターン決定部81はスーパーリーチ用の変動パターンおよび演出パターンを決定する(S40)。S38において、読み出された乱数がスーパーリーチの値にも該当しなかった場合は(S38N)、図柄決定部62はリーチ用の停止図柄の図柄番号を決定し(S41)、パターン決定部81はノーマルリーチ用の変動パターンおよび演出パターンを決定する(S42)。
図6は、図4のS21における特別遊技の動作を詳細に示すフローチャートである。特別遊技の開始とともに大入賞処理部58は大入賞口29を開放し(S50)、大入賞検出部53が大入賞口29への遊技球の落入を検出した場合(S51Y)、大入賞処理部58はその球数をカウントし(S52)、大入賞口29へ落入した遊技球が特定領域を通過したことを領域通過検出部54が検出した場合(S53Y)、領域通過処理部59は通過フラグをオンする(S54)。大入賞口29への遊技球の落入が検出されないときは(S51N)、S52からS54をスキップする。大入賞口29へ落入した遊技球が特定領域を通過しなかった場合(S53N)、S54がスキップされ、領域通過処理部59は通過フラグをそのままにする。S51からS54までの処理は、大入賞口29への落入球数のカウント値が10球以上に達するか、大入賞口29の開放時間が30秒間に達するまで繰り返され(S55N)、これらいずれかの条件に達した場合(S55Y)、大入賞処理部58は大入賞口29を一旦閉鎖する(S56)。ここで通過フラグがオンになっていれば(S57Y)、特定領域への通過があったものとして通過フラグと落入球数のカウント値をリセットし(S58)、特別遊技のラウンド数をインクリメントして(S59)、そのラウンド数が15回に達するまで(S60N)、S50からS59までの処理を繰り返す。ラウンド数が15回に達した場合(S60Y)、または通過フラグがオンになっていない場合に(S57N)、特別遊技が終了される。以上が弾球遊技機の一般的な説明である。
(第1実施形態)
本実施形態におけるパチンコ遊技機10は、実際の保留数が増加するたびに疑似的な保留数を増加させる。例えば、実際には保留数が1個増加しただけで、疑似保留数を3個増加させることもできる。これにより、遊技者にとっては変動表示回数が増加し、抽選回数もまた増加したように見えるので、娯楽性が高まる。さらに、例えば大当たり後に図柄変動表示時間が短縮される、いわゆる時短モード中は特別図柄の変動表示回数が100回に制限されていても、疑似保留数を表示して装飾図柄の変動回数を増加させることによって、装飾図柄の図柄変動を100回以上遊技者に見せることもできる。
図7は、本実施形態のパチンコ遊技機10における遊技を制御する構成を中心とした基本的な機能ブロック図である。サブ制御部80の内部構成以外は基本的に図3で説明した構成と同様である。
サブ制御部80は、保留数取得部90、増加数決定部92、保留表示処理部94をさらに含む。保留数取得部90は、特別図柄保留記憶部63に記憶された実保留数を取得する。特別図柄保留記憶部63には、表示処理部83による図柄変動の表示中に遊技球が始動口28へ落入したときになされた抽選の結果が記憶されている。この実保留数は、所定個数以内、例えば4個以内という上限が設定されている。
増加数決定部92は、保留数取得部90が取得する実保留数が1個増加するたびに疑似保留数の増加個数を決定する。例えば、あるときは実保留数の増加1個に対して疑似保留数を3個増加させ、別のときは実保留数の増加1個に対して疑似保留数を2個増加させるなど、その増加個数はアットランダムである。増加個数は、例えば0個〜3個の範囲で決定される。なお、変形例としては、増加数を一定数に固定させてもよい。
保留表示処理部94は、保留数取得部90が取得する実保留数と増加数決定部92が決定する疑似保留数とを合わせて保留ランプ形状の画像として図柄表示装置26の画面に表示させる。したがって、実保留数が1個で、疑似保留数が3個の場合、図柄表示装置26の画面には合わせて4個の保留ランプが点灯された形の画像が表示される。
本実施形態のパターン決定部81は、抽選結果に基づいて大当りを発生させるか否かを示すための特別図柄の表示パターンと、抽選結果を視覚的に演出するために特別図柄の変動表示に連動して表示すべき装飾図柄の表示パターンとを決定する。特別図柄は、当否決定部61による抽選結果および図柄決定部62が決定した図柄番号に対応する。一方、装飾図柄は、その図柄内容および表示時間のいずれについても特別図柄の内容と1対1で対応させる必要はない。そこで、パターン決定部81は、疑似保留数に応じて、特別図柄に対応しない装飾図柄の画像、装飾図柄の変動パターン、装飾図柄の変動表示の演出パターンを決定する。例えば、実保留数が1個で疑似保留数が1個の状態では、特別図柄の変動表示を1回行う間に、装飾図柄の変動表示を少なくとも2回行う必要があるため、パターン決定部81は装飾図柄の表示パターンを少なくとも2回分決定する必要がある。
パターン決定部81は、疑似保留数に基づいて装飾図柄の変動表示に関する時間配分を決定し、その時間配分に応じて装飾図柄の表示パターンを決定してもよい。例えば、特別図柄の表示時間60秒間のうちに装飾図柄を2回変動表示させる必要がある場合、10秒と50秒に時間配分して2回の装飾図柄を変動表示させてもよい。実保留数が複数の場合、例えば特別図柄の表示時間30秒と60秒の合わせて90秒間に装飾図柄を3回変動表示させる必要があるならば、10秒を1回と40秒を2回に時間配分して装飾図柄を3回変動表示させるなど、特別図柄の確定した総表示時間を複数回の装飾図柄の表示時間として異なる時間の配分で分割してもよい。
図8は、図柄表示装置26の画面の表示例を示す。本実施形態においては、図柄表示装置26の画面に特別図柄、装飾図柄、および保留ランプが表示される。特別図柄表示領域108に表示される特別図柄は、当否決定部61による抽選結果と図柄決定部62により決定された図柄番号に基づいてパターン決定部81により決定され、表示処理部83によりその変動表示が制御される。装飾図柄表示領域100に表示される装飾図柄は、パターン決定部81により決定され、表示処理部83によりその変動表示が制御される。この装飾図柄は、左装飾図柄102、中央装飾図柄104、右装飾図柄106で構成され、それぞれの停止図柄や変動パターン、演出パターンはパターン決定部81により決定される。保留ランプ表示110は、保留表示処理部94によりその点灯および点灯数が制御される。本実施形態の保留ランプ表示110は、実保留と擬似保留を合わせて最大10個まで点灯可能である。
図9は、保留ランプ表示110の表示例を示す。本図では10個の保留ランプのうち8個が点灯した状態が示されている。これらの点灯過程としては、まず1個目の保留があったときに増加数決定部92が1個の疑似保留数を決定し、保留表示処理部94が実保留と疑似保留で合わせて2個のランプを点灯させる。次に2個目の保留があったときに増加数決定部92が2個の疑似保留数を決定し、保留表示処理部94が実保留と疑似保留の合わせて3個のランプをさらに点灯させる。次に3個目の保留数があったときに増加数決定部92が1個の疑似保留数を決定し、保留表示処理部94が実保留と疑似保留の合わせて2個のランプをさらに点灯させる。最後に4個目の保留があったときに増加数決定部92が0個の疑似保留数を決定し、保留表示処理部94が実保留と疑似保留の合わせて1個のランプをさらに点灯させる。
本実施形態においては、図9に示される通り、見掛け上は実保留と疑似保留の区別をしていない。したがって、実保留数の上限が4個であることを遊技者が知っていたとしても、表示中の図柄変動が実保留に対応するものか、疑似保留に対応するものか区別できないため、どの変動表示に対しても大当たりの期待が高まる。
(第2実施形態)
本実施形態におけるパチンコ遊技機10は、実保留数が所定個数の上限に達したときのみ疑似保留数を表示させる点で第1実施形態と異なる。すなわち、実際には保留数の上限が例えば4個に設定されているが、ユーザには本来の上限を超えて保留されるように見えるため、抽選回数が増加したように見え、大当たりの期待感が高まる。
保留数取得部90は、実保留数が所定個数の上限に達している間に始動口28へのさらなる遊技球の落入があった場合に、その旨を示す始動入賞情報を始動入賞処理部56から取得する。増加数決定部92は、保留数取得部90が始動入賞情報を取得したときに疑似保留数を例えば0個〜3個の範囲で決定し、その疑似保留数を保留表示処理部94が表示させる。実保留数が上限に達している間に始動口28へ続けて遊技球の落入があった場合は、最大で6個の疑似保留が表示される。
図10は、第2実施形態における保留ランプ表示110の表示例を示す。10個の保留ランプのうち、左から4個は実保留数を示し、その右隣の2個が疑似保留数を示す。この状態で実保留1個分の特別図柄が変動表示される間に、装飾図柄が2回変動表示される場合、実保留は1個消化されるとともに保留ランプは2個消灯される。このとき残りの保留ランプの点灯数は4個となるが、実保留数は3個であるため、次に始動口28へ落入があっても疑似保留数は増加されず、実保留として保留ランプの点灯数が1個増加される。
以上、本発明を実施の形態をもとに説明した。この実施の形態は例示であり、その各構成要素や各処理プロセスの組合せにいろいろな変形が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。以下、変形例を説明する。
各実施形態においては、始動口28への遊技球の落入に伴う抽選結果の保留数、すなわち特別図柄の変動表示についての保留数を擬似的に増加させる構成とした。変形例においては、作動検出部52への遊技球の落入に伴う抽選結果の保留数、すなわち普通図柄の変動表示についての保留数を擬似的に増加させる構成としてもよい。
第2実施形態においては、保留ランプ表示110を図柄表示装置26の画面に表示させる構成とした。変形例においては、LED等のランプを遊技領域31のいずれかの位置に設け、その点灯数により実保留数および疑似保留数を表示させてもよい。
各実施形態においては、実保留数と疑似保留数を区別せずに全体の保留数を保留ランプの形で表示させる構成とした。変形例としては、実保留数と疑似保留数を区別し、それぞれ個別の形態で表示させる構成としてもよい。
弾球遊技機の前面側における基本的な構造を示す図である。 弾球遊技機の背面側における基本的な構造を示す図である。 パチンコ遊技機における遊技を制御する構成を中心とした基本的な機能ブロック図である。 通常遊技から特別遊技へ移行する過程を示すフローチャートである。 図4のS18における抽選当否を判定する処理を詳細に示すフローチャートである。 図4のS21における特別遊技の動作を詳細に示すフローチャートである。 本実施形態のパチンコ遊技機における遊技を制御する構成を中心とした基本的な機能ブロック図である。 図柄表示装置の画面の表示例を示す図である。 保留ランプ表示の表示例を示す図である。 第2実施形態における保留ランプ表示の表示例を示す図である。
符号の説明
10 パチンコ遊技機、 26 図柄表示装置、 28 始動口、 29 大入賞口、 30 普通図柄作動口、 31 遊技領域、 41 主基板、 42 液晶ユニット、 51 始動入賞検出部、 56 始動入賞処理部、 59 領域通過処理部、 60 特別図柄抽選実行部、 61 当否決定部、 62 図柄決定部、 63 特別図柄保留記憶部、 69 普通図柄抽選実行部、 70 メイン制御部、 71 普通図柄保留記憶部、 80 サブ制御部、 81 パターン決定部、 82 パターン格納部、 83 表示処理部、 90 保留数取得部、 92 増加数決定部、 94 保留表示処理部。

Claims (6)

  1. 変動表示中における遊技球の始動入賞口への落入に応じてなされた抽選の結果であって、所定個数以内で記憶されている抽選結果の数を保留数として取得する保留数取得部と、
    前記保留数を表示させる保留表示処理部と、を備え、
    前記保留表示処理部は、前記保留数を超える疑似的な保留数を疑似保留数としてさらに表示させることを特徴とする弾球遊技機。
  2. 遊技球の始動入賞口への落入を示す始動入賞情報を取得する始動入賞処理部と、
    前記始動入賞情報の取得を契機として抽選を実行する抽選実行部と、
    変動表示中における遊技球の落入に応じて実行された抽選の結果を所定個数を限度に記憶する保留記憶部と、
    前記記憶された抽選結果の数を保留数として表示させる保留表示処理部と、を備え、
    前記保留表示処理部は、前記保留数を超える疑似的な保留数を疑似保留数としてさらに表示させることを特徴とする弾球遊技機。
  3. 前記保留表示処理部は、前記保留数が前記所定個数に達している間に前記始動入賞口へのさらなる遊技球の落入があった場合に前記疑似保留数を表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の弾球遊技機。
  4. 前記保留数が増加するたびに前記疑似保留数を増加させる個数を決定する増加数決定部をさらに備え、
    前記保留表示処理部は、前記疑似保留数を前記決定された個数分増加させることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の弾球遊技機。
  5. 図柄の変動表示過程を示す表示パターンを前記抽選の結果に応じて決定するパターン決定部と、
    前記決定された表示パターンにて図柄変動を表示させる表示処理部と、をさらに備え、
    前記パターン決定部は、前記抽選の結果と前記疑似保留数に応じて前記表示パターンを決定することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の弾球遊技機。
  6. 前記パターン決定部は、前記疑似保留数に基づく時間配分に応じて前記表示パターンを決定することを特徴とする請求項5に記載の弾球遊技機。
JP2003322286A 2003-09-12 2003-09-12 弾球遊技機 Expired - Fee Related JP4434671B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003322286A JP4434671B2 (ja) 2003-09-12 2003-09-12 弾球遊技機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003322286A JP4434671B2 (ja) 2003-09-12 2003-09-12 弾球遊技機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005087342A true JP2005087342A (ja) 2005-04-07
JP4434671B2 JP4434671B2 (ja) 2010-03-17

Family

ID=34453685

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003322286A Expired - Fee Related JP4434671B2 (ja) 2003-09-12 2003-09-12 弾球遊技機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4434671B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005348888A (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Maruhon Ind Co Ltd パチンコ機
JP2007000189A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Takeya Co Ltd 遊技機
JP2007021051A (ja) * 2005-07-21 2007-02-01 Fujishoji Co Ltd 弾球遊技機
JP2008188293A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Jb:Kk 弾球遊技機
JP2008206607A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Jb:Kk 弾球遊技機
JP2009131371A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2009183775A (ja) * 2009-05-29 2009-08-20 Fujishoji Co Ltd 弾球遊技機
JP2010131177A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2016209075A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 株式会社ソフイア 遊技機

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6286712B2 (ja) * 2015-01-29 2018-03-07 株式会社ソフイア 遊技機
JP7087786B2 (ja) * 2018-07-27 2022-06-21 株式会社三洋物産 遊技機
JP7087785B2 (ja) * 2018-07-27 2022-06-21 株式会社三洋物産 遊技機
JP7318183B2 (ja) 2018-07-30 2023-08-01 株式会社三洋物産 遊技機
JP7318184B2 (ja) 2018-07-30 2023-08-01 株式会社三洋物産 遊技機
JP7318185B2 (ja) 2018-07-30 2023-08-01 株式会社三洋物産 遊技機
JP7206677B2 (ja) * 2018-07-30 2023-01-18 株式会社三洋物産 遊技機
JP7318186B2 (ja) 2018-07-30 2023-08-01 株式会社三洋物産 遊技機

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005348888A (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Maruhon Ind Co Ltd パチンコ機
JP2007000189A (ja) * 2005-06-21 2007-01-11 Takeya Co Ltd 遊技機
JP2007021051A (ja) * 2005-07-21 2007-02-01 Fujishoji Co Ltd 弾球遊技機
JP2008188293A (ja) * 2007-02-06 2008-08-21 Jb:Kk 弾球遊技機
JP2008206607A (ja) * 2007-02-23 2008-09-11 Jb:Kk 弾球遊技機
JP2009131371A (ja) * 2007-11-29 2009-06-18 Sophia Co Ltd 遊技機
JP4740929B2 (ja) * 2007-11-29 2011-08-03 株式会社ソフイア 遊技機
JP2010131177A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Sophia Co Ltd 遊技機
JP2009183775A (ja) * 2009-05-29 2009-08-20 Fujishoji Co Ltd 弾球遊技機
JP2016209075A (ja) * 2015-04-30 2016-12-15 株式会社ソフイア 遊技機

Also Published As

Publication number Publication date
JP4434671B2 (ja) 2010-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4641031B2 (ja) 弾球遊技機
JP4674800B2 (ja) 弾球遊技機
JP4434671B2 (ja) 弾球遊技機
JP5147140B2 (ja) 弾球遊技機
JP2005204680A (ja) 弾球遊技機
JP2014128395A (ja) 遊技台
JP4544472B2 (ja) 弾球遊技機
JP5156917B2 (ja) 遊技台
JP4753317B2 (ja) 弾球遊技機
JP4919224B2 (ja) 弾球遊技機
JP4753318B2 (ja) 弾球遊技機
JP7469011B2 (ja) 遊技機
JP5051737B2 (ja) 弾球遊技機
JP7469009B2 (ja) 遊技機
JP7469010B2 (ja) 遊技機
JP2011125378A (ja) 遊技台
JP2006239263A (ja) 遊技機
JP2006263116A (ja) 遊技機
JP6268737B2 (ja) 弾球遊技機
JP5273879B2 (ja) 弾球遊技機
JP6023949B2 (ja) 遊技台
JP5685572B2 (ja) 遊技台
JP5182971B2 (ja) 弾球遊技機
JP5177593B2 (ja) 弾球遊技機
JP2009148412A (ja) 遊技機

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060908

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090908

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090910

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091106

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091222

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140108

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees