JP2005086300A - テレビジョン信号受信装置、テレビジョン信号送受信装置および電子機器 - Google Patents

テレビジョン信号受信装置、テレビジョン信号送受信装置および電子機器 Download PDF

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Abstract


【課題】 地上放送波に加えて衛星放送を受信可能である上に、地上放送波の受信特性を改善できるテレビジョン信号受信装置を提供する。
【解決手段】 このテレビジョン信号受信装置20は、第1アンテナとしての平面アンテナ14を含むマイクロ波ミリ波無線受信部19と、地上放送波65を受信する第2アンテナとしての地上波受信用の平面アンテナ16とを有する。マイクロ波ミリ波無線受信部19は、平面アンテナ14に接続された周波数ダウンコンバータ回路11を有し、この周波数ダウンコンバータ回路11は、平面アンテナ14で受信されたマイクロ波ミリ波無線送信信号60を周波数ダウンコンバートして、第1の出力信号24を出力する。一方、平面アンテナ16は地上放送波65を直接受信して、第2の出力信号1を出力する。
【選択図】 図1

Description

この発明は、テレビジョン信号受信装置、テレビジョン信号送受信装置および電子機器に関する。一例として、TV(テレビジョン)室内アンテナとミリ波帯無線送信装置およびミリ波帯無線受信装置からなるTV信号送受信装置に関する。
(第1の従来例)
図7に、第1の従来例として、特開平11-313020号公報に示されているTV信号送受信システムを示す。このTV信号送受信システムでは、TV信号は、ブロックコンバータ1001を経て屋内のアンテナ端子1000からミリ波送信機1350に入力され、ミリ波帯にアップコンバートされてアンテナ1040により送信される。上記アンテナ1040により送信されたミリ波帯の信号1110は、ミリ波受信機1450,1400のアンテナ1120により受信され、ダウンコンバートされて、屋内にある複数台のTV等の電子機器1500に入力される。
また、このTV信号送受信システムでは、地上波TV放送や、衛星放送等の複数の放送波を取り扱い、必要に応じて、送信機1350の入力側で周波数の配列や、受信機1450の出力側で周波数の逆配列等が行なわれる。
また、このTV信号送受信システムでは、1つの屋内や部屋では、基本的には1つのTV信号線に対応する1つのアンテナ端子1000には、1つの送信機1350が配置され、複数のミリ波受信機1450で受信する構成となっている。
(第2の従来例)
また、特開昭64−67009号公報では、図8に示すようなTVの室内アンテナ1100が提案されている。このTVの室内アンテナ1100は、テレビ受像機もしくはテレビ受像機の周囲に配置され、VHF帯ないしUHF帯の地上放送波に対応している。この室内アンテナ1100の基本構成は、UHF帯のループアンテナ1101、およびロッドアンテナ1102a,1102bより構成される。また、感度切り替え等のスイッチ等(図示せず)も有している。
(第3の従来例)
また、第3の従来例として、図9に示すような、携帯TVや液晶TV1111に固定搭載され、TV1111と一体となっているロッドアンテナ1103が有る。このロッドアンテナ1103は、回転機能および伸縮機能を有している。
上記第2,第3の従来例のような室内アンテナ1100やロッドアンテナ1103を有する小型テレビは、すでに製品化され広く使用されている。
ところで、図7に示す第1の従来例のTV信号送受信システムは、次の2つの課題を有している。
(1) ミリ波の自由伝搬損失が大きく、壁・ドア等の水分を含んだ木質系や畳、セメント等に対して透過損失が大きく、1つのミリ波送信機1350に対するミリ波受信エリアが狭い。
(2) ミリ波送信機1350とミリ波受信機1450との間の直線状の区間に人体やセメント等の水分を含んだ遮断物が入ると、この遮断物によって送信信号が、吸収・遮断され、ミリ波受信機1450で受信することができない。
一方、第2の従来例の室内アンテナ1100を有したTV受像機では、受信可能な放送の対象がVHFないしUHF帯の地上放送波に限定され、衛星放送が受信できなかった。また、通常、室内アンテナ1100で受信した地上波のTV信号では、良好な映像特性を得ることが困難であるという問題があった。
また、第3従来例のように、室内アンテナとして長さが1m程度のロッドアンテナ1103を用いている場合には、視聴するチャンネルに応じて、長さ(共振長)を変えたり、方向等を調整する必要があった。加えて、ロッドアンテナ1103は、周囲のものにぶつかったり、折れたり、本体自体が倒れたりして、使い難いという問題があった。
特開平11−313020号公報 特開昭64−67009号公報
そこで、この発明の課題は、VHF帯およびUHF帯等の地上放送波に加えてケーブルTV(CATV)や衛星放送までを受信可能であり、加えて、地上放送波の受信特性を改善できるテレビジョン信号受信装置およびテレビジョン信号送受信装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のテレビジョン信号受信装置は、マイクロ波帯乃至ミリ波帯の無線信号を受信する第1アンテナを含むマイクロ波ミリ波無線受信部と、
地上放送波を受信する第2アンテナと、
上記マイクロ波ミリ波無線受信部が出力する第1出力信号と上記第2アンテナが出力する第2出力信号とが入力され、上記第1出力信号と第2出力信号の少なくとも一方を出力する出力部とを備えたことを特徴としている。
この発明のテレビジョン信号受信装置では、たとえば、マイクロ波ミリ波無線送信装置が、衛星放送波ならびにUHF帯〜VHF帯の地上放送波をマイクロ波帯乃至ミリ波帯の無線信号に変換して送信すると、このマイクロ波帯乃至ミリ波帯の無線信号を、上記マイクロ波ミリ波無線受信部が有する第1アンテナでもって受信する。これにより、上記マイクロ波ミリ波無線受信部でもって、衛星放送波ならびにUHF帯〜VHF帯の地上放送波を受信できる。
一方、このテレビジョン信号受信装置は地上放送波信号を受信する第2アンテナを有しているから、上記マイクロ波ミリ波無線受信部がカバーできないエリアにおいて上記第2アンテナでもって地上放送波を受信できる。
したがって、この発明によれば、VHF帯およびUHF帯等の地上放送波に加えてケーブルTV(CATV)や衛星放送までを受信可能であり、加えて、地上放送波の受信特性を改善できるテレビジョン信号受信装置を実現できる。
また、一実施形態の電子機器では、上記テレビジョン信号受信装置を備えた。
この実施形態の電子機器では、一例として、上記テレビジョン信号受信装置を備えたテレビ受像機とすることで、マイクロ波乃至ミリ波の無線信号が届く範囲内でどこでも持ち運んで放送を視聴可能になる。
また、一実施形態のテレビジョン信号送受信装置は、放送波を受信する放送波受信部と、上記放送波受信部で受信した放送波をマイクロ波帯乃至ミリ波帯の無線信号にして無線送信するマイクロ波ミリ波無線送信部とを有するマイクロ波ミリ波無線送信装置と、請求項1に記載のテレビジョン信号受信装置とを備えた。
この実施形態のテレビジョン信号送受信装置では、上記マイクロ波ミリ波無線送信装置は、放送波受信部によって、衛星放送波や地上放送波の放送波を受信し、この放送波は、上記マイクロ波ミリ波無線送信部によって、マイクロ波帯乃至ミリ波帯の無線信号に変換されて無線送信される。すると、このマイクロ波帯乃至ミリ波帯の無線信号は、上記テレビジョン信号受信装置が有するマイクロ波ミリ波無線受信部の第1アンテナで受信され、マイクロ波ミリ波無線受信部から第1出力信号として出力される。
一方、上記テレビジョン信号受信装置の第2アンテナは、地上放送波信号を直接受信する。
したがって、この実施形態によれば、上記マイクロ波ミリ波無線送信装置から上記テレビジョン信号受信装置へマイクロ波帯乃至ミリ波帯の無線信号を送信することにより、上記マイクロ波ミリ波無線受信部でもって、衛星放送波ならびにUHF帯〜VHF帯の地上放送波を受信できる。
一方、このテレビジョン信号受信装置は地上放送波信号を受信する第2アンテナを有しているから、上記マイクロ波ミリ波無線受信部がカバーできないエリアにおいて上記第2アンテナでもって地上放送波を受信できる。
したがって、この実施形態によれば、VHF帯およびUHF帯等の地上放送波に加えてケーブルTV(CATV)や衛星放送までを受信可能であり、加えて、地上放送波の受信特性を改善できるテレビジョン信号送受信装置を実現できる。
また、一実施形態のテレビジョン信号受信装置は、上記第1アンテナおよび上記第2アンテナの少なくとも一方の向きを変える向き変更部を備えた。
この実施形態のテレビジョン信号受信装置では、上記向き変更部で第1,第2アンテナの向きを変更することで、受信特性を改善できる。
また、一実施形態のテレビジョン信号受信装置では、上記第2アンテナは、上記第1アンテナの指向性よりも弱い指向性を有するアンテナもしくは無指向性のアンテナである。
この実施形態のテレビジョン信号受信装置では、地上放送波を受信する第2アンテナを、マイクロ波ミリ波帯の無線信号を受信する第1アンテナの指向性よりも弱い指向性を有するアンテナもしくは無指向性のアンテナとした。これにより、たとえば、地上放送波をマイクロ波ミリ波無線受信部が出力する第1出力信号で受信しているときに、マイクロ波ミリ波帯の無線信号の無線伝送区間に人体等の遮蔽物が入った際に、第2アンテナが出力する第2出力信号での受信に切り替えることによって、地上放送波を途切れなく受信できる。したがって、高信頼性のテレビジョン信号受信装置を実現できる。
また、一実施形態のテレビジョン信号受信装置では、上記第2アンテナは、平面アンテナである。
この実施形態では、地上放送波用の上記第2アンテナを平面アンテナとしたから、ロッドアンテナのように長さを変える必要がなく、かつ方位に関しても、ほぼ無調整で使用可能である。また、第2アンテナを、マイクロ波ミリ波帯の無線信号を受信する第1アンテナと一体化することも容易になる。第1アンテナと第2アンテナを1つの筐体に一体化した場合には、小型でコンパクトな使い勝手のよいテレビジョン信号受信装置を実現できる。
また、一実施形態のテレビジョン信号受信装置では、上記平面アンテナは、VHF帯乃至UHF帯の信号に共振する複数の共振器を備えた。
この実施形態のテレビジョン信号受信装置では、上記平面アンテナが、VHF帯乃至UHF帯の信号に共振する複数の共振器を備えたことで、複数の方位に関しても、ほぼ無調整で使用することが可能となる。
また、一実施形態のテレビジョン信号受信装置では、テレビ受像機から電源電力を得るために、上記テレビ受像機に接続される電力供給部を備えた。
この実施形態のテレビジョン信号受信装置では、上記電力供給部をテレビ受像機に接続して電源電力を得ることができるので、電源のための配線を簡素化できる。
また、一実施形態のテレビジョン信号受信装置は、上記出力部は、上記第1出力信号の出力レベルを検出して検出信号を出力する出力検出回路と、上記第1出力信号と第2出力信号および上記検出信号が入力され、上記検出信号が上記第1出力信号の出力レベルが所定値を越えたことを表しているときに、第1出力信号のみを出力する一方、上記検出信号が上記第1出力信号の出力レベルが所定値以下であることを表しているときに、上記第2出力信号のみを出力する切換制御部を有する。
この実施形態のテレビジョン信号受信装置では、上記切換制御部により、マイクロ波ミリ波無線受信部が出力する第1出力信号の強弱に応じて、第1アンテナによる受信モードと第2アンテナによる受信モードとを切り換えるので、より信頼性の高い受信特性が得られる。
また、一実施形態のテレビジョン信号受信装置では、上記出力部は、上記第1出力信号を出力する第1出力端子と、上記第2出力信号を出力する第2出力端子を有する。
この実施形態では、上記第1出力端子から上記第1出力信号を、上記第2出力端子から上記第2出力信号を、それぞれ、独立した経路で出力することが可能となる。
また、一実施形態のテレビジョン信号受信装置では、上記マイクロ波ミリ波無線受信部は、第1偏波の無線信号を受信する第1のマイクロ波ミリ波無線受信回路と第2偏波の無線信号を受信する第2のマイクロ波ミリ波無線受信回路とを有する。
この実施形態のテレビジョン信号受信装置によれば、一例として、第1偏波の無線信号を衛星放送波に割り当て、第2偏波の無線信号をUHF帯(もしくはVHF帯)の地上放送波に割り当てることで、低歪みで混信を抑えつつ、衛星放送波からUHF帯(もしくはVHF帯)の地上放送波までの広帯域のマイクロ波ミリ波無線伝送が可能となる。
また、一実施形態のテレビジョン信号送受信装置では、上記マイクロ波ミリ波無線送信装置は、第1のマイクロ波ミリ波無線送信機と第2のマイクロ波ミリ波無線送信機とを備え、
上記第1のマイクロ波ミリ波無線送信機は、第1の放送波を受信する第1の放送波受信部と、上記第1の放送波受信部で受信した第1の放送波を第1偏波のマイクロ波帯乃至ミリ波帯の無線信号にして無線送信する第1のマイクロ波ミリ波無線送信部とを有し、
上記第2のマイクロ波ミリ波無線送信機は、第2の放送波を受信する第2の放送波受信部と、上記第2の放送波受信部で受信した第2の放送波を第2偏波のマイクロ波帯乃至ミリ波帯の無線信号にして無線送信する第2のマイクロ波ミリ波無線送信部とを有し、
上記テレビジョン信号受信装置が有する上記マイクロ波ミリ波無線受信部は、上記第1偏波のマイクロ波帯乃至ミリ波帯の無線信号を受信する第1のマイクロ波ミリ波無線受信回路と上記第2偏波のマイクロ波帯乃至ミリ波帯の無線信号を受信する第2のマイクロ波ミリ波無線受信回路とを有する。
この実施形態のテレビジョン信号送受信装置では、第1の放送波を第1偏波の無線信号にして無線送信する第1のマイクロ波ミリ波無線送信部と、第2の放送波を第2偏波の無線信号にして無線送信する第2のマイクロ波ミリ波無線送信部とを有した。したがって、一例として、上記第1の放送波を衛星放送波に割り当て、第2の放送波をUHF帯(もしくはVHF帯)の地上放送波に割り当てることで、広帯域の無線伝送が可能となるのみならず、第1,第2の各無線送信部への入力レベル調整が容易で歪みの少ない良好な特性で伝送することが可能となる。さらに、第1のマイクロ波ミリ波無線送信部を衛星放送用とし、第2のマイクロ波ミリ波無線送信部を地上放送波用とした場合、第1のマイクロ波ミリ波無線送信部を建物内の衛星放送アンテナ端子の近くに設置でき、第2のマイクロ波ミリ波無線送信部を建物内の地上波アンテナ端子の近くに設置できる。したがって、各アンテナ端子への配線を短縮でき、損失を減少できる。
この発明のテレビジョン信号受信装置では、たとえば、マイクロ波ミリ波無線送信装置によって、衛星放送波ならびにUHF帯〜VHF帯の地上放送波をマイクロ波帯乃至ミリ波帯の無線信号に変換して送信すると、このマイクロ波帯乃至ミリ波帯の無線信号を、上記マイクロ波ミリ波無線受信部が有する第1アンテナでもって受信する。これにより、上記マイクロ波ミリ波無線受信部でもって、衛星放送波ならびにUHF帯〜VHF帯の地上放送波を受信できる。
一方、このテレビジョン信号受信装置は地上放送波信号を受信する第2アンテナを有しているから、上記マイクロ波ミリ波無線受信部がカバーできないエリアにおいて上記第2アンテナでもって地上放送波を受信できる。
したがって、この発明によれば、VHF帯およびUHF帯等の地上放送波に加えてケーブルTV(CATV)や衛星放送までを受信可能であり、加えて、地上放送波の受信特性を改善できるテレビジョン信号受信装置を実現できる。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施の形態)
図1に、この発明の第1実施形態としてのTV信号送受信装置の構成を示す。このTV信号送受信装置は、マイクロ波ミリ波無線送信装置10とTV信号受信装置20とを備える。
このマイクロ波ミリ波無線送信装置10は、放送波受信部としての入力部5と、この入力部5に接続された周波数変換基準信号付加回路2と、この付加回路2に接続されたアップコンバータ3と、このアップコンバータ3に接続された平面アンテナ4とを有する。上記付加回路2,アップコンバータ3および平面アンテナ4がマイクロ波ミリ波無線送信部をなす。上記アップコンバータ3は、ミキサ3a,フィルタ3b,アンプ3cおよび局部発振器7で構成されている。
このマイクロ波ミリ波無線送信装置10は、入力部5に、入力信号として、衛星放送波またはVHF帯乃至UHF帯の地上放送波の少なくとも一方が入力される。上記衛星放送波または地上放送波は、上記周波数変換基準信号付加回路2で周波数配列され基準信号が付加された後、アップコンバータ3でマイクロ波帯乃至ミリ波帯の信号へアップコンバートされ、マイクロ波ミリ波無線送信信号60として平面アンテナ4から送信される。
一方、上記TV信号受信装置20は、第1アンテナとしての平面アンテナ14を含むマイクロ波ミリ波無線受信部19と、地上放送波65を受信する第2アンテナとしての地上波受信用の平面アンテナ16とを有する。この平面アンテナ16は室内アンテナである。
上記マイクロ波ミリ波無線受信部19は、上記平面アンテナ14に接続された周波数ダウンコンバータ回路11を有し、この周波数ダウンコンバータ回路11はアンプ11a,フィルタ11b,周波数ミキサ11c,アンプ11dで構成されている。
また、このTV信号受信装置20は、切換制御部としてのTV信号切換スイッチ9と出力検出回路29および第1出力端子25a,第2出力端子26aを有する。この切換スイッチ9と出力検出回路29および出力端子25a,26aが出力部を構成している。上記切換スイッチ9は、第1出力線8Aで第1出力端子25aに接続されるとともに第2出力線8Bで第2出力端子26aに接続されている。また、上記第1出力端子25aは信号線13AでTV受像機30の衛星放送入力端子32に接続され、第2出力端子26aは信号線13BでTV受像機30の地上放送波入力端子31に接続されている。
なお、この第1実施形態では、第1出力端子25aは信号線13Cで地上放送波入力端子31に接続されている。
次に、図2(A),(B)を参照して、上記TV信号受信装置20の構造を説明する。このTV信号受信装置20は、直方体状の筐体17と、この筐体17の底板に固定された支柱40を有する。上記周波数ダウンコンバータ回路11等の回路要素はこの筐体17内に収納されている。また、上記支柱40は、固定ネジ43および回転球42を含む回転調節機構41を有する。この回転調節機構41が向き変更部をなす。
図2(B)に示すように、この筐体17の第1の面17aに、マイクロ波ミリ波受信アンテナである第1のアンテナとしての平面アンテナ14が取り付けられている。一方、図2(A)に示すように、上記第1の面17aの裏面である第2の面17bに、地上放送波を受信するためのアンテナであり、第2のアンテナである平面アンテナ16が取り付けられている。
具体的な構成の一例として、地上放送波受信用の平面アンテナ16は、図2(A)に示すように、誘電体基板16Aにスパイラル形状に金属の線路16Bが印刷されてなる。この平面アンテナ16の金属の線路16Bは、全体として長方形状であるスパイラル線路であり、このスパイラル線路は線路共振器98と線路共振器99を含む。この線路共振器98は、第2の面17bの長手方向(水平方向)に延在しており、互いに略平行で長さが異なる複数の略1/2波長線路を有する。また、上記線路共振器99は、第2の面17bの長手方向に略直角(垂直方向)に延在しており、互いに略平行で長さが異なる複数の略1/2波長線路を有する。また、この平面アンテナ16では、誘電体基板16Aの裏面は誘電体のままであり、グランド部は不平衡・平衡変換器(バラン)を介して不平衡線路から平衡線路に変換されて、上記スパイラル線路の線路共振器98,99の一端に接続されている。
上記平面アンテナ16は、複数の長さの異なる略1/2波長線路による線路共振器98,99を有しているので、VHF帯およびUHF帯で広帯域特性を有する。また、上記平面アンテナ16は、水平偏波用の線路共振器98と垂直偏波用の線路共振器99を有しているので、指向性の弱い、つまり、略全方位に対して受信可能なアンテナ特性を有する。
なお、誘電体基板16Aは、誘電率が通常2〜14の有機基板(例えばガラスフッ素基板)であり、この誘電体基板16A上や誘電体基板16A中では、共振波長が短縮され、空気中の波長に比べて短縮されてしまう。このため、ここでは、上記波長短縮の影響を含めた条件において、略1/2波長線路を有する線路共振器98,99とした。
さらに詳述すれば、上記線路共振器98,99の共振波長は誘電体基板16Aの誘電率によって異なる上に、誘電体基板(積層基板)16A中に金属の配線パターンを形成するか、誘電体基板上(片方の面が空気に接する)に金属の配線パターンを作るかで異なる。このため、上記共振波長は実験的に決めた方が望ましい。
例えば、誘電率12の有機基板を使用し誘電体基板の表面上に金属の配線パターンを形成した場合、TV放送のUHF帯の低域側(約450MHz付近)では、略1/2波長に相当する長さが10cm程度である。したがって、上記スパイラル線路が有する線路共振器98の最も外側の略1/2波長線路16Bの長さを10cm程度とする。そして、この最も外側の略1/2波長線路16Bから、内側に向かって、各線路のライン幅を1mmとし、各線路のライン間のスペースを1mmとし、1つの連続したスパイラル線路16B(単一スパイラル線路)を、10巻き以上のスパイラル配線とする。このようなスパイラル線路とすれば、UHF帯の低域からUHF帯の高域側(約800MHz)に対応した平面アンテナ16を実現できる。
なお、このスパイラル線路16Bを形成する誘電体基板16Aの平面の形状は正方形あるいは長方形であっても構わない。加えて、上記線路共振器98,99は、略1/4線路共振器としても動作するので、平面アンテナ16はVHF帯(100MHz〜300MHz)でもアンテナとして使用可能である。また、この平面アンテナ16では、バラン等用いて平衡線路に変換したが、上記平面アンテナ16において、線路共振器98,99と同じ平面上にバランを配置しても構わない。
一方、図2(B)に示す第1のアンテナである平面アンテナ14の裏面の筐体17の第1の面17aの裏側つまり筐体17内には、マイクロ波ミリ波無線受信部19の周波数ダウンコンバータ回路11が配置されている。この筐体17の底面には、周波数ダウンコンバータ回路11からの信号波が出力される出力端子25aが設置されている。また、筐体17の底面には、上記地上放送波用の平面アンテナ16が出力するUHF帯あるいはVHF帯の信号波1が出力される出力端子26aが設置されている。
なお、この出力端子25aにケーブル25bを接続し、出力端子26aに出力ケーブル26bを接続してもよい。この出力ケーブル26bはTV受像機30の地上放送波入力端子31に接続され、上記出力ケーブル25bはTV受像機30の衛星放送入力端子32に接続される。
この第1実施形態では、地上放送波65を直接受信する第2アンテナを平面アンテナ16としたが、第2アンテナとしては、平面アンテナ16に替えて、例えば、上記出力ケーブル25b,26bに取り付けた紐状のアンテナで構成してもよい。また、この第1実施形態では、地上波受信用の平面アンテナ16を受動回路のみで構成したが、適宜、低雑音アンプ等を含むブースタ回路を具備していてもよい。
さらに、上記TV信号受信装置20は、上述のごとく、回転調節機構41を含んだ支柱40を有するが、この支柱40はTV受像機30に取付けられて固定される。なお、支柱40が有する回転調整機構41は、モータ等の駆動部を備え、この駆動部で回転調節機構41を駆動して、筐体17を回転あるいは傾けて、平面アンテナ14,平面アンテナ16の向きを変更可能にしてもよい。
上記構成の第1実施形態では、上記マイクロ波ミリ波無線送信装置10の入力部5に、衛星放送波またはVHF帯乃至UHF帯の地上放送波の少なくとも一方が入力される。この衛星放送波や地上放送波は、アップコンバータ3でアップコンバートされて、マイクロ波ミリ波無線送信信号60として平面アンテナ4から出力される。
この無線送信装置10の平面アンテナ4から出力されたマイクロ波ミリ波無線送信信号60は、TV信号受信装置20の平面アンテナ14で受信される。この平面アンテナ14で受信されたマイクロ波ミリ波無線送信信号60は、周波数ダウンコンバータ回路11で周波数ダウンコンバートされ、第1の出力信号24としてTV信号切換スイッチ9に入力される。この第1の出力信号24は、無線送信装置10の入力部5に入力されるTV放送波と同質の再生信号である。この第1の出力信号24は、次に述べるTV信号切換スイッチ9を経由して、TV受像機30の衛星放送入力端子32または地上放送波入力端子31へ入力される。
一方、このTV信号受信装置20が有する平面アンテナ16は、地上放送波65を直接受信して、第2の出力信号1をTV信号切換スイッチ9に入力する。この第2の出力信号1すなわち、UHF帯またはVHF帯の信号波は、次に述べるTV信号切換スイッチ9を経由して、第2の出力端子26aから出力され、TV受像機30の地上波入力端子31へ入力される。
ここで、上記マイクロ波ミリ波無線送信装置10がUHF帯(あるいはVHF帯)の放送信号をマイクロ波ミリ波無線送信信号60として、マイクロ波ミリ波無線モード61で、TV信号受信装置20に伝送した場合には、地上波受信用の平面アンテナ16による第2の出力信号1とTV信号受信装置20が出力する第1の出力信号24とで映像信号が一部重複することとなる。
この場合のTV信号切換スイッチ9の動作を説明する。上記第1の出力信号24は、出力検出回路29によって、電圧としてダイオード検波される。そして、この出力検出回路29は、上記検波結果を表す検出信号を上記TV信号切換スイッチ9に入力する。すると、このTV信号切換スイッチ9は、上記検出信号が表す検波結果が所定の検波レベル電圧以上であれば、マイクロ波ミリ波無線モード61に切り替えられ、第2の出力信号1を第2の出力線8Bに出力せずに、第1の出力信号24を第1出力線8Aに出力する。一方、上記検出信号が表す検波結果が所定の検波レベル電圧未満であれば、第1の出力信号24を第1出力線8Aに出力せずに、第2の出力信号1を第2出力線8Bに出力する。これを、地上波室内アンテナモードとする。
つまり、このTV信号切換スイッチ9によれば、マイクロ波ミリ波無線受信部19が動作していないときや、周波数ダウンコンバータ回路11が出力する第1出力信号24の出力レベルが所定値に達していないときには、第1出力信号24を第1出力線8Aに出力せず、第2出力信号1を第2出力線8Bに出力する。
次に、図3を参照して、この第1実施形態のTV信号送受信装置の建物71内での伝送形態(配置例)を説明する。この伝送形態では、上記マイクロ波ミリ波無線送信装置10は、建物71内の上隅付近に配置されている。一方、TV信号受信装置20は、建物71内の下隅付近に配置された一例として液晶テレビからなるTV受像機30の上辺に配置されている。
上記マイクロ波ミリ波無線送信装置10の入力部5には、一例として、衛星放送波信号またはUHF帯放送信号のどちらか一方、もしくは衛星放送波とUHF帯放送波が混合された信号が入力される。そして、マイクロ波ミリ波無線送信装置10が有する平面アンテナ4は、TV信号受信装置20の平面アンテナ14に向けて、マイクロ波ミリ波無線送信信号60を送信する。
ここで、上記平面アンテナ14は、指向性アンテナであるから、図2に示した回転調整機構41でもって、平面アンテナ14の向きをマイクロ波ミリ波無線送信装置10が有する平面アンテナ4に向けることが望ましい。一例として、上記回転調整機構41は、出力検出回路29の出力信号をモニタしながら、この出力信号が最大強度になるように、平面アンテナ14を自動的に回転させる機能を有していればより望ましい。
なお、TV信号受信装置20が有する平面アンテナ16が地上放送波65を受信していて、この平面アンテナ16が出力する第2出力信号1が第2出力線8Aから第2出力端子26aに出力されている場合には、平面アンテナ16がほぼ無指向性であることから、上記回転調整機構41を調節する必要はない。
したがって、マイクロ波ミリ波無線送信装置10からのマイクロ波ミリ波無線送信信号60が人体等で遮断された場合でも、上述のTV信号切換スイッチ9でもって、地上波室内アンテナモード66に切り替えることにより、瞬時に映像特性をサポートでき、マイクロ波ミリ波無線モードの補助機能として動作することが可能となる。
また、上記TV信号受信装置20は、上記出力ケーブル25b,26bに付属して、TV受像機30に接続されて、TV受像機30からの電源電力をTV信号受信装置20に供給する電源ケーブルを備えてもよい。さらに、このTV受像機30に付属のリモートコントローラで上記電源ケーブルへの電源電力の供給をオンオフするようにしてもよい。
また、上述のごとく、上記出力検出回路29は、第1出力線8Aに出力された第1の出力信号24の信号レベルを検出して、この検出結果を表す検出信号をTV信号切換スイッチ9に入力する。ここで、この検出信号が常に入力される制御回路を備え、この制御回路でもって、周波数ダウンコンバータ回路11の電源をオンオフ制御するようにしてもよい。すなわち、上記検出信号が所定のレベル以上であり、上記マイクロ波ミリ波無線モード61である場合には、上記制御回路は周波数ダウンコンバータ回路11の電源をオン状態に保つ。一方、上記検出信号が所定のレベル未満であり、上記地上波室内アンテナモード66である場合には、上記制御回路は上記周波数ダウンコンバータ回路11の電源をオフにするようにしてもよい。この場合には、低消費電力動作が可能となる。
また、上記実施形態では、図2(B)に示すように、TV信号受信装置20の筐体17の第1の面17aにLED51a,51b,51cを備え、このLED51cが点灯しているときには、上記地上波室内アンテナモード66であることを示し、LED51bが点灯しているときには、上記マイクロ波ミリ波無線モード61であることを示している。また、上記LED51aは、上記マイクロ波ミリ波無線モード61における上記第1の出力信号24の信号レベルの高低に応じて点灯,非点灯となる。これにより、上記LED51a〜51cを参照することで、マイクロ波ミリ波無線モード61で伝送を利用している場合なのか、室内の平面アンテナ16を利用している地上波室内アンテナモード66で利用している場合なのかを、その場で認識でき、平面アンテナ14,16の方向調整をより容易にすることができる。
なお、上記LED51aは、上記第1の出力信号24が上記所定のレベル以上のときに点灯し、上記第1の出力信号24が上記所定のレベル未満のときに点灯しないようにすれば、このLED51aの点灯と非点灯を確認するだけでマイクロ波ミリ波無線モード61であるのか地上波室内アンテナモード66であるのかが判明するからより好ましい。
また、上記TV受像機30に付属するリモートコントローラで、上記回転調整機構41を遠隔制御可能とすればより好ましい。すなわち、上記リモートコントローラで、回転調整機構41をコントロールして、平面アンテナ14の方向を調節できることが望ましい。
上述の如く、この第1実施形態のTV信号送受信装置によれば、地上放送波も衛星放送も受信することが可能となり、屋内のアンテナのケーブル配線を取り去ることが可能となるのみならず、UHF放送波もマイクロ波ミリ波無線伝送することによってより、よりクリアな映像特性を得ることが可能となる。
加えて、上記TV信号受信装置20を取り付けたTV受像機30が持ち運び可能な液晶TVであれば、マイクロ波ミリ波電波が届くところでは、マイクロ波ミリ波無線モード61で使用し、上記電波が届かないところであれば、内部の地上波室内アンテナモード66で使用できる。このため、室内であればどこでもTV受像機30持ち運んでTV放送を視聴可能になるという効果も生ずる。
また、マイクロ波ミリ波無線モード61で、地上放送波を伝送している場合は、地上波室内アンテナモード66よりも品質の高い良好な映像特性が確保できる。これに加えて、地上波室内アンテナモード66とマイクロ波ミリ波無線モード61とを自動的に切り替える構成であるので、マイクロ波ミリ波無線モード61の電波が、何らかの原因(例えば人による遮断等)で途切れても、地上波室内アンテナモード66へ切り替えて使用することができ、より高信頼性な映像受信特性を確保できる。
なお、上記ミリ波を送信するアンテナ4、およびミリ波を受信する平面アンテナ14はマイクロストリップパッチアンテナやスロットアンテナ等の平面アンテナで構成され、通常指向性を有している。また、この実施形態では、TV受像機30は持ち運び可能な液晶TV30等であることが望ましい。
また、上記第1実施形態では、マイクロ波ミリ波無線送信装置10は基準信号とTV信号波をマイクロ波ミリ波にアップコンバートして無線伝送し、このアップコンバートされた基準信号とTV信号波を受信側のTV信号受信装置20の周波数ミキサでダウンコンバートする構成としたが、送信機である無線送信装置10と受信機であるTV信号受信装置20の両方が局部発振器7を有する通常のヘテロダイン構成で、アップコンバータ3とダウンコンバータ回路11を構成してもよい。
(第2の実施の形態)
次に、図4に、この発明の第2実施形態としてのテレビジョン信号送受信装置を示す。このテレビジョン信号送受信装置は、マイクロ波ミリ波無線送信装置110とTV信号受信装置120を備える。
上記マイクロ波ミリ波無線送信装置110は、第1のマイクロ波ミリ波無線送信機110aと第2のマイクロ波ミリ波無線送信機110bを有する。
上記第1のマイクロ波ミリ波無線送信機110aは、第1の放送波としての衛星放送波が入力される第1の放送受信部としての入力部105aと周波数変換基準信号付加回路102aとアップコンバータ103aと水平偏波(H偏波)用平面アンテナ104aを有する。上記周波数変換基準信号付加回路102aとアップコンバータ103aと水平偏波用平面アンテナ104aが、上記衛星放送波を水平偏波(H偏波)のマイクロ波ミリ波帯の無線信号160aにして無線送信する第1のマイクロ波ミリ波無線送信部をなす。
また、上記第2のマイクロ波ミリ波無線送信機110bは、第2の放送波としてのUHF帯(またはVHF帯)の地上放送波が入力される第2の放送受信部としての入力部105bと周波数変換基準信号付加回路102bとアップコンバータ103bと垂直偏波(V偏波)用平面アンテナ104bを有する。上記周波数変換基準信号付加回路102bとアップコンバータ103bと垂直偏波用平面アンテナ104bが、上記UHF帯の地上放送波を垂直偏波(V偏波)のマイクロ波ミリ波帯の無線信号160bにして無線送信する第2のマイクロ波ミリ波無線送信部をなす。
一方、上記TV信号受信装置120は、図1のマイクロ波ミリ波無線受信部19に替えて、マイクロ波ミリ波無線受信部119を備えた点が、上述の第1実施形態におけるTV信号受信装置20と異なる。
このマイクロ波ミリ波無線受信部119は、第1のマイクロ波ミリ波無線受信回路としてのH偏波用受信部119aと第2のマイクロ波ミリ波無線受信回路としてのV偏波用受信部119bを有する。
このH偏波用受信部119aは、上記第1のマイクロ波ミリ波無線送信機110aからの水平偏波の無線信号160aを受信する。また、上記V偏波用受信部119bは、上記第2のマイクロ波ミリ波無線送信機110bからの垂直偏波の無線信号160bを受信する。
上記H偏波用受信部119aは、H偏波用平面アンテナ114aと周波数ダウンコンバータ回路111aを有する。この周波数ダウンコンバータ回路111aは、アンプA1,フィルタF1,周波数ミキサM1,アンプA2を有する。そして、このH偏波用受信部119aの出力は、出力線144で第1出力端子25aに接続されている。
また、上記V偏波用受信部119bは、V偏波用平面アンテナ114bと周波数ダウンコンバータ回路111bを有する。この周波数ダウンコンバータ回路111bは、アンプA3,フィルタF2,周波数ミキサM2,アンプA4を有する。そして、このH偏波用受信部119bの出力は、出力線143で第2出力端子26aに接続されている。
なお、この第2実施形態では、TV信号受信装置120が有する地上波受信用の平面アンテナ16,TV信号切換スイッチ9,出力検出回路29,出力端子25a,26aの構成は、前述の第1実施形態と同様である。また、TV信号受信装置120の出力端子25a,26aが、それぞれ、TV受像機30の地上放送波入力端子31,衛星放送入力端子32に接続されている点も前述の第1実施形態と同様である。
図5(A),(B)に、上記TV信号受信装置120の外観構造を示す。図5(A)に示すように、このTV信号受信装置120が有する地上波受信用の平面アンテナ16は、図2(A)に示す平面アンテナ16と同じ構成である。また、TV信号受信装置120が、回転調節機構41を含む支柱40を有する点も第1実施形態と同様である。一方、図5(B)に示すように、このTV信号受信装置120は、その筐体17の第1面17aに、上記H偏波用平面アンテナ114aとV偏波用平面アンテナ114bが長手方向に隣り合って配置されている。また、LED151a,151b,151cが一方の短辺に沿って縦に配列されている。このLED151a,151b,151cは、それぞれ、図2(B)のLED51a,51b,51cに相当する機能を有する。また、第1の出力端子25a,第2の出力端子26a、およびケーブル25b,26bについても、図2(B)に示す第1実施形態と同様である。
次に、この第2実施形態の動作を説明する。第1のマイクロ波ミリ波無線送信機110aの入力部105aには、衛星放送波が入力される。この衛星放送波は、周波数変換基準信号付加回路102aで周波数変換と基準信号の付加が行われ、アップコンバータ103aで周波数上昇変換され増幅されて、H偏波用平面アンテナ104aで、H偏波のマイクロ波ミリ波無線信号160aとして送信される。
このH偏波のマイクロ波ミリ波無線信号160aは、TV信号受信装置120のH偏波用受信部119aのH偏波用平面アンテナ114aで受信され、周波数ダウンコンバータ回路111aで周波数ダウンコンバートされて、上記衛星放送波のIF信号波が出力線144に第1の出力信号の内の衛星放送信号144Sが出力される。この衛星放送信号144Sは、第1出力端子25aからTV受像機30の衛星放送入力端子32に入力される。
一方、第2のマイクロ波ミリ波無線送信機110bの入力部105bには、上記地上放送波が入力される。この地上放送波は、周波数変換基準信号付加回路102bで周波数変換と基準信号の付加が行われ、アップコンバータ103bで周波数上昇変換され増幅されて、V偏波用平面アンテナ104bで、V偏波のマイクロ波ミリ波無線信号160bとして送信される。
このV偏波のマイクロ波ミリ波無線信号160bは、TV信号受信装置120のV偏波用受信部119bのV偏波用平面アンテナ114bで受信され、周波数ダウンコンバータ回路111bで周波数ダウンコンバートされて、上記地上放送波信号が再生され、出力線143に第1の出力信号の内の地上放送信号143Sが出力される。この地上放送信号143Sは、TV信号切換スイッチ9に入力される。
一方、平面アンテナ16は、地上放送波65を直接受信して、第2の出力信号1をTV信号切換スイッチ9に入力する。このTV信号切換スイッチ9と上記出力検出回路29の動作は、前述の第1実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
この第2実施形態では、上記マイクロ波ミリ波無線送信装置110は、衛星放送波については、第1のマイクロ波ミリ波無線送信機110aでもって、H偏波の無線信号160aに変換して送信する。ここで、この第1のマイクロ波ミリ波無線送信機110aの周波数変換基準信号付加回路102aによって付加される基準信号の周波数fo、および、上記無線信号160aの周波数f2の具体的一例としては、fo=59.01GHz、f2=60.04GHz〜61.1GHzとした。
一方、第2のマイクロ波ミリ波無線送信機110bが送信するV偏波のマイクロ波ミリ波無線信号160bについては、上記周波数変換基準信号付加回路102bで付加される基準信号の周波数fo、および、上記無線信号160bの周波数f1の一例として、fo=59.01GHz、f1=59.4GHz〜59.8GHzおよび60.8GHz〜61.0GHzとしている。
上述したように、この第2実施形態では、衛星放送波と地上放送波をマイクロ波ミリ波の無線信号160aと160bとで無線伝送するに際し、無線信号160aと160bとで偏波を異ならせ、受信側のTV信号受信装置120のH偏波用受信部119aとV偏波用受信部119bとで、H偏波の無線信号160aとV偏波の無線信号160bとを独立して受信する。これにより、H偏波用とV偏波用の受信部119a,119bのそれぞれにおいて、周波数ダウンコンバータ回路111a,111bでのダウンコンバート時において、互いに2倍波歪や2次の相互変調歪みの影響を軽減でき、トータルとして、UHF帯等の地上放送波から衛星放送波までの広帯域のミリ無線伝送を同時に実行可能となる。
さらに、この第2実施形態では、UHF帯等の地上放送波と衛星放送波が、マイクロ波ミリ波の無線信号160aと160bにアップコンバートされ、次に、ダウンコンバートされて、衛星放送信号144Sと地上放送信号143Sとされる一連の過程で、両者の信号が独立する。このため、互いの信号143Sと144Sによる混変調の影響も発生することがなくなる。また、送信機110a,110b側の入力レベルを、互いに独立に制御できるので、入力レベルの調整等が著しく容易になるというメリットも生ずる。
また、この第2実施形態では、衛星放送波のための第1のマイクロ波ミリ波無線送信機110aと、地上放送波のための第2のマイクロ波ミリ波無線送信機110bとを備えた。したがって、第1のマイクロ波ミリ波無線送信機110aと第2のマイクロ波ミリ波無線送信機110bとの配置を屋内において自由な配置で設置可能となる。例えば、図6に示すように、通常の一般的な建物(家屋)171において、衛星放送波入力端子150aが屋外から屋内に引き込まれて天井付近の一方の端に配置され、地上放送波入力端子152が屋外から屋内に引き込まれて床付近の他方の端に配置されている場合がある。このように、衛星放送波入力端子150aと地上放送波入力端子152とが離れている場合でも、衛星放送端子150aの近くに衛星放送波のための第1のマイクロ波ミリ波無線送信機110aを配置できる。また、上記天井付近の他方の端に地上放送波のための第2のマイクロ波ミリ波無線送信機110bを配置でき、この無線送信機110bの入力部105bから延長させた入力線150bを地上放送波入力端子152に接続できる。なお、TV受像機30の上辺にTV信号受信装置120が取り付けられ、このTV信号受信装置120のH偏波用受信部119aとV偏波用受信部119bが、それぞれ、無線送信機110aと110bからのH偏波無線信号160aとV偏波無線信号160bを受信する。もっとも、衛星放送波入力端子150aと地上放送波入力端子152とが接近して設置されている場合には、無線送信機110aと110bとを隣接して配置してもよい。また、衛星放送用の無線送信機110aと地上放送用の無線送信機110bとを1つの筐体に収容して、1機のマイクロ波ミリ波無線送信装置110としてもよい。
また、この第2実施形態では、衛星放送波に対して、H偏波の無線信号160aを割り当て、地上放送波に対して、V偏波の無線信号160bを割り当てたが、H偏波の無線信号160aとV偏波の無線信号160bを複数の衛星放送波に割り当ててもよい。この場合、TV信号受信装置120は、地上波受信用の平面アンテナ16が出力する第2の出力信号1を出力するための第3の出力端子を備えてもよい。
また、上記地上放送波は、UHF帯の地上放送波に限らず、VHF帯の地上放送波であってもよく、ケーブルTV(CATV)放送波であってもよい。
また、この第2実施形態では、第1のマイクロ波ミリ波送信機110aは、衛星放送波信号に基準信号を付加した無線信号160aを送信し、第2のマイクロ波ミリ波送信機110bは、地上放送波信号に基準信号を付加した無線信号160bを送信したが、上記第1,第2のマイクロ波ミリ波送信機110a,110bは局部発振信号を使用する通常のヘテロダイン構成であってもよい。また、上記マイクロ波ミリ波無線受信部119のH偏波用受信部119a,V偏波用受信部119bについても通常のヘテロダイン構成としてもよい。また、衛星放送波をV偏波の無線信号で伝送し、地上放送波をH偏波の無線信号で伝送してもよい。
図1は、この発明の第1実施形態としてのテレビジョン信号送受信装置の構成を示すブロック図である。 図2(A)は上記第1実施形態が有するTV信号受信装置20のアンテナ16,筐体17を示す外観構造図であり、図2(B)は上記TV信号受信装置20のアンテナ14,筐体17を示す外観構造図である。 図3は、上記第1実施形態における無線送信装置10とTV信号受信装置20の配置の一例を示す図である。 図4は、この発明の第2実施形態としてのテレビジョン信号送受信装置の構成を示すブロック図である。 図5(A)は上記第2実施形態が有するTV信号受信装置120のアンテナ16,筐体17を示す外観構造図であり、図5(B)はTV信号受信装置120のアンテナ114a,114bと筐体17を示す外観構造図である。 図6は上記第2実施形態における無線送信装置110とTV信号受信装置120の配置の一例を示す図である。 図7は第1従来例を示す図である。 図8は第2従来例を示す図である。 図9は第3従来例を示す図である。
符号の説明
1 第2の出力信号
2 周波数変換基準信号付加回路
3 アップコンバータ
4 平面アンテナ
5 入力部
8A 第1出力線
8B 第2出力線
9 TV信号切換スイッチ
10,110 マイクロ波ミリ波無線送信装置
11 周波数ダウンコンバータ回路
14,16 平面アンテナ
17 筐体
19 マイクロ波ミリ波無線受信部
20,120 TV信号受信装置
24 第1の出力信号
25a 第1の出力端子
26b 第2の出力端子
30 TV受像機
40 支柱
41 回転調節機構
60 マイクロ波ミリ波無線信号
61 マイクロ波ミリ波無線モード
65 地上放送波
66 地上波室内アンテナモード
98 水平偏波用の線路共振器
99 垂直偏波用の線路共振器
104a,104b 平面アンテナ
105a,105b 入力部
110a 第1のマイクロ波ミリ波無線送信機
110b 第2のマイクロ波ミリ波無線送信機
111a,111b 周波数ダウンコンバータ回路
114a H偏波用平面アンテナ
114b V偏波用平面アンテナ
119a H偏波用受信部
119b V偏波用受信部

Claims (12)

  1. マイクロ波帯乃至ミリ波帯の無線信号を受信する第1アンテナを含むマイクロ波ミリ波無線受信部と、
    地上放送波を受信する第2アンテナと、
    上記マイクロ波ミリ波無線受信部が出力する第1出力信号と上記第2アンテナが出力する第2出力信号とが入力され、上記第1出力信号と第2出力信号の少なくとも一方を出力する出力部とを備えたことを特徴とするテレビジョン信号受信装置。
  2. 請求項1に記載のテレビジョン信号受信装置を備えたことを特徴とする電子機器。
  3. 放送波を受信する放送波受信部と、上記放送波受信部で受信した放送波をマイクロ波帯乃至ミリ波帯の無線信号にして無線送信するマイクロ波ミリ波無線送信部とを有するマイクロ波ミリ波無線送信装置と、
    請求項1に記載のテレビジョン信号受信装置と、
    を備えたことを特徴とするテレビジョン信号送受信装置。
  4. 請求項1に記載のテレビジョン信号受信装置において、
    上記第1アンテナおよび上記第2アンテナの少なくとも一方の向きを変える向き変更部を備えたことを特徴とするテレビジョン信号受信装置。
  5. 請求項1または4に記載のテレビジョン信号受信装置において、
    上記第2アンテナは、上記第1アンテナの指向性よりも弱い指向性を有するアンテナもしくは無指向性のアンテナであることを特徴とするテレビジョン信号受信装置。
  6. 請求項5に記載のテレビジョン信号受信装置において、
    上記第2アンテナは、平面アンテナであることを特徴とするテレビジョン信号受信装置。
  7. 上記請求項6に記載のテレビジョン信号受信装置において、
    上記第2アンテナは、VHF帯乃至UHF帯の信号に共振する複数の共振器を備えたことを特徴とするテレビジョン信号受信装置。
  8. 上記請求項1に記載のテレビジョン信号受信装置において、
    テレビ受像機から電源電力を得るために、上記テレビ受像機に接続される電力供給部を備えたことを特徴とするテレビジョン信号受信装置。
  9. 上記請求項1に記載のテレビジョン信号受信装置において、
    上記出力部は、
    上記第1出力信号の出力レベルを検出して検出信号を出力する出力検出回路と、
    上記第1出力信号と第2出力信号および上記検出信号が入力され、上記検出信号が上記第1出力信号の出力レベルが所定値を越えたことを表しているときに、第1出力信号のみを出力する一方、上記検出信号が上記第1出力信号の出力レベルが所定値以下であることを表しているときに、上記第2出力信号のみを出力する切換制御部を有することを特徴とするテレビジョン信号受信装置。
  10. 上記請求項1に記載のテレビジョン信号受信装置において、
    上記出力部は、
    上記第1出力信号を出力する第1出力端子と、上記第2出力信号を出力する第2出力端子を有することを特徴とするテレビジョン信号受信装置。
  11. 請求項1に記載のテレビジョン信号受信装置において、
    上記マイクロ波ミリ波無線受信部は、
    第1偏波の無線信号を受信する第1のマイクロ波ミリ波無線受信回路と第2偏波の無線信号を受信する第2のマイクロ波ミリ波無線受信回路とを有することを特徴とするテレビジョン信号受信装置。
  12. 請求項3に記載のテレビジョン信号送受信装置において、
    上記マイクロ波ミリ波無線送信装置は、
    第1のマイクロ波ミリ波無線送信機と第2のマイクロ波ミリ波無線送信機とを備え、
    上記第1のマイクロ波ミリ波無線送信機は、
    第1の放送波を受信する第1の放送波受信部と、上記第1の放送波受信部で受信した第1の放送波を第1偏波のマイクロ波帯乃至ミリ波帯の無線信号にして無線送信する第1のマイクロ波ミリ波無線送信部とを有し、
    上記第2のマイクロ波ミリ波無線送信機は、
    第2の放送波を受信する第2の放送波受信部と、上記第2の放送波受信部で受信した第2の放送波を第2偏波のマイクロ波帯乃至ミリ波帯の無線信号にして無線送信する第2のマイクロ波ミリ波無線送信部とを有し、
    上記テレビジョン信号受信装置が有する上記マイクロ波ミリ波無線受信部は、
    上記第1偏波のマイクロ波帯乃至ミリ波帯の無線信号を受信する第1のマイクロ波ミリ波無線受信回路と上記第2偏波のマイクロ波帯乃至ミリ波帯の無線信号を受信する第2のマイクロ波ミリ波無線受信回路とを有することを特徴とするテレビジョン信号送受信装置。
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