JP2005085954A - 不揮発性半導体記憶装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 MOSトランジスタを用いた不揮発性半導体記憶装置において、データ保持特性を向上させる共に動作の安定化を図れるようにする。
【解決手段】 ソース及びドレインが接続されてコントロールゲートをなす第1のPMOSトランジスタ11並びに該第1のPMOSトランジスタ11とフローティングゲート12を共有する第1のMOSトランジスタ13を含む第1のビットセル10と、ソース及びドレインが接続されてコントロールゲートをなす第2のPMOSトランジスタ21並びに該第2のPMOSトランジスタ21とフローティングゲートを共有する第2のNMOSトランジスタ23を含む第2のビットセル20と、第1のNMOSトランジスタ13及び第2のNMOSトランジスタ23の各ドレインから入力信号を受ける差動アンプ30とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、MOSトランジスタからなる不揮発性半導体記憶装置に関する。
不揮発性半導体記憶装置のなかでも、例えばフラッシュメモリは大容量のデータを不揮発的に保持可能なデバイスとして多用されている。
フラッシュメモリは、一般にフローティングゲートの上にコントロールゲートが積層されてなる1トランジスタ構造を有するフラッシュセルが用いられているが、微細化に伴い、製造工程が複雑化してプロセスコストが増大しつつある。従って、大規模なシステムLSIに不揮発性メモリを搭載するような場合には、このような高コストとなる積層構造を持つトランジスタに代えて、通常のMOSトランジスタを用いた低コストの不揮発性半導体記憶装置が求められている。
図7は従来のMOSトランジスタを用いた不揮発性半導体記憶装置の構成例を示している(特許文献1参照。)。
図7に示すように、ビットセル100は、ソース、ドレイン及び基板が電気的に接続されてコントロールゲートとなるPMOSトランジスタ101と、ソースがソース線SLと接続され、ゲートがPMOSトランジスタ101と共有されてフローティングゲート102を構成する第1のNMOSトランジスタ103とから構成されている。
第1のNMOSトランジスタ103のドレインは、第2のNMOSトランジスタ104のソースと接続され、該第2のMOSトランジスタのドレインは、直列接続された出力信号駆動用のインバータ対105の入力ノードbitと接続されている。
入力ノードbitは、PMOSトランジスタからなる負荷トランジスタ106及び第3のNMOSトランジスタからなるスイッチトランジスタ107の共有ドレイン(出力ノード)と接続されている。
以下、前記のように構成された従来の不揮発性半導体記憶装置の動作について説明する。
まず、ビットセル100に所望のデータを書き込む場合には、スイッチトランジスタ107のゲートにハイレベルの書き込み制御信号progを印加して、該スイッチトランジスタ107をオン状態とし、さらに、PMOSトランジスタ(コントロールゲート)101に比較的に高電圧である5Vのコントロールゲート制御信号cgを印加し、ソース線SLにも5Vの高電圧を印加する。これにより、第1のNMOSトランジスタ103にはチャネルが形成されて通電状態となる。このとき、形成されたチャネルにはチャネルホットエレクトロンが発生し、その一部は第1のNMOSトランジスタ103のゲート酸化膜を突き抜けてフローティングゲート102に注入される。このフローティングゲート102に電荷が注入されるか否かがすなわち1ビットデータと対応する。
次に、ビットセル100から書き込まれたデータを読み出す場合には、コントロールゲート101に1Vのコントロールゲート制御信号cgを印加し、1Vの読み出し許可信号tgを第2のNMOSトランジスタに印加する。これと同時に、ソース線SLを0Vとし、読み出し制御信号/readをローレベル(0V)として負荷トランジスタ106をオン状態としてソース線SLに電流を流す。
ここで、フローティングゲート102にエレクトロン(電荷)が注入されている場合には、ハイレベルのコントロールゲート制御信号cgが印加されても、フローティングゲート102に実質的に印加される電圧はローレベルであるため、第1のNMOSトランジスタ103はオン状態とならず、従って、インバータ対105の入力ノードbitの電圧は約1Vのハイレベルとなり、論理1を表わす。
これに対し、フローティングゲート102にエレクトロンが注入されていない場合には、ハイレベルのコントロールゲート制御信号cgがコントロールゲートに印加されると、PMOSトランジスタ101と第1のNMOSトランジスタ103とのゲート容量の容量結合によりフローティングゲート102の電圧が上昇するため、第1のNMOSトランジスタ103はオン状態となり、その結果、インバータ対105の入力ノードbitの電圧は約0Vのローレベルとなり、論理0を表わす。
このようにして、データの書き込み及び読み出し動作が行なわれるため、装置の電源がオフ状態にされても、フローティングゲート102に注入されたエレクトロンはフローティングゲート102に閉じ込められたままとなる。従って、電源を再度投入して読み出し動作を行なうと、フローティングゲート102にエレクトロンが注入されたか否かの状態によって書き込まれたデータが判定されて読み出されることになる。
特開2001−229690号公報
しかしながら、近年の微細化の進展によりゲート酸化膜が薄膜化されることにより、フローティングゲート102に注入されたエレクトロンのリークが顕著となり、微細化されたMOSトランジスタ103のデータ保持特性が劣化するという第1の問題がある。
ロジック部とメモリ部とが1チップ上に構成される、いわゆるシステムLSIにおいては、例えばデザインルールが130nmであるプロセス世代にあっては、通常のMOSトランジスタのゲート酸化膜の膜厚は約2nmであり、周辺回路であるI/O回路部のトランジスタのゲート酸化膜の膜厚は約7nmであり、このような膜厚が10nm以下のゲート酸化膜には、膜自体の欠陥によるリークやトンネル電流によるリークが増大する。
また、不揮発性メモリは、メモリアレイを構成して大量のユーザデータを記憶する目的に用いられるだけでなく、特許文献1にも示されるように、システムLSIの周辺回路として、冗長救済の有無やシステム構成の選択等のシステム情報を記憶する目的にも利用される。このような周辺回路はチップ上の電源部の近傍に配置される場合が多いことから、電源電位の変動によるノイズが不揮発性メモリに混入して、動作が不安定になりやすいという第2の問題がある。
本発明は、前記従来の問題を一挙に解決し、MOSトランジスタを用いた不揮発性半導体記憶装置において、データ保持特性を向上させる共に動作の安定化を図れるようにすることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、不揮発性半導体記憶装置を、それぞれがコントロールゲートとフローティングゲートとを構成する2つのMOSトランジスタを含む1対のビットセルを互いに相補なデータを保持する構成とする。
具体的には、本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、半導体基板に形成され、ソース及びドレインが接続されて第1のコントロールゲートをなす第1のMOSトランジスタ並びに該第1のMOSトランジスタとフローティングゲートを共有する第2のMOSトランジスタからなる第1のビットセルと、半導体基板に形成され、ソース及びドレインが接続されてコ第2のコントロールゲートをなす第3のMOSトランジスタ並びに該第3のMOSトランジスタとフローティングゲートを共有する第4のMOSトランジスタからなる第2のビットセルと、半導体基板に形成され、第2のMOSトランジスタ及び第4のMOSトランジスタの各ドレインから入力信号を受ける差動アンプとを備えている。
本発明の不揮発性半導体記憶装置によると、それぞれがMOSトランジスタにより構成されるコントロールゲート及びフローティングゲートを含む第1のビットセルと第2のビットセルとに対して、書き込み時にはいずれか一方のビットセルにのみエレクトロン(電荷)を選択的に注入し、読み出し時には、差動アンプによって両方のビットセルから読み出した読み出し電流の差分を読み出すようにすることにより、注入された電荷にリークが生じたとしても、差動アンプにより電荷の消失分が補償されるため、データ保持特性が向上する。その上、例えば電源によるノイズが各ビットセルに混入したとしても、混入したノイズ成分はその位相が同相であり、差動アンプにより相殺されるため、ノイズが混入しやすい回路の近傍に配置される場合であっても、安定した動作を実現できる。
本発明の不揮発性半導体記憶装置において、第1のMOSトランジスタ及び第3のMOSトランジスタはPMOSトランジスタであり、該PMOSトランジスタの基板電位は、該PMOSトランジスタのソース及びドレインと等電位であることが好ましい。このようにすると、半導体基板の導電型が通常用いられるP型である場合に、半導体基板に孤立した基板電位を取れるN型ウエルを形成しやすい。
この場合に、第1のMOSトランジスタ及び第3のMOSトランジスタは、半導体基板に形成されたウエルを共有していることが好ましい。このようにすると、レイアウト面積を確実に縮小することができる。
本発明の不揮発性半導体記憶装置において、第1のビットセル及び第2のビットセルからデータを読み出す際に、差動アンプには同一の電流負荷が接続されることが好ましい。
本発明の不揮発性半導体記憶装置において、第1のビットセル又は第2のビットセルにデータを書き込む際には、第2のMOSトランジスタ又は第4のMOSトランジスタを通電させ、通電したMOSトランジスタのチャネルにホットキャリアを発生させて、通電したMOSトランジスタのフローティングゲートに電子を注入することが好ましい。
このようにすると、第1のMOSトランジスタ又は第3のMOSトランジスタを通電させることにより、ホットキャリアが発生するため、フローティングゲートに電子を注入して所望のデータを記憶することできる。
本発明の不揮発性半導体記憶装置において、第1のビットセルは、第2のMOSトランジスタのドレインと差動アンプとの間に、ゲートが第1のコントロールゲートと接続された第5のMOSトランジスタを有し、第2のビットセルは、第4のMOSトランジスタのドレインと差動アンプとの間に、ゲートが第2のコントロールゲートと接続された第6のMOSトランジスタを有している。
このようにすると、例えば、第1のコントロールゲートが非活性である場合に、電荷を保持している第2のMOSトランジスタのドレインをフローティング状態とすることにより、第2のMOSトランジスタにおけるゲートドレイン間の電界強度(ストレス)を緩和することができるため、電荷のリークが抑制されて、さらに優れたデータ保持特性を実現できる。
本発明の不揮発性半導体記憶装置は、それぞれが第1のビットセル及び第2のビットセルからなる複数のセル対が半導体基板上に行列状に配置され、複数のセル対のうち列方向に配置された第1のコントロールゲート及び第2のコントロールゲートと接続される複数のコントロールゲート線と、複数のセル対のうち行方向に配置された第2のMOSトランジスタのドレインと接続される複数の第1のビット線と、複数のセル対のうち行方向に配置された第4のMOSトランジスタのドレインと接続される複数の第2のビット線とをさらに備え、差動アンプは、各第1のビット線及び各第2のビット線の入力信号を受けるように複数設けられていることが好ましい。
このようにすると、第1のビットセル及び第2のビットセルからなる複数のセル対からメモリセルアレイを実現できる。
この場合に、複数のセル対のうち列方向に配置された第1のコントロールゲート及び第2のコントロールゲートは、半導体基板の1つのウエルに形成されていることが好ましい。
さらに、この場合に、各セル対における第1のコントロールゲート及び第2のコントロールゲートは互いに共有されるように形成されていることが好ましい。
さらに、この場合に、各セル対における第1のコントロールゲート及び第2のコントロールゲートのウエルは、互いに共有されるように形成されていることが好ましい。
このようにすると、各セル対における第1のコントロールゲート及び第2のコントロールゲート、すなわち第1のMOSトランジスタ及び第3のMOSトランジスタが半導体基板上で対称に配置されるため、形成されるメモリセルアレイをコンパクトに配置することができる。
また、本発明の不揮発性半導体記憶装置において、第1のビットセル及び第2のビットセルを構成する各MOSトランジスタは、システムLSIの入出力セルに含まれるMOSトランジスタを形成する工程と同一の工程で形成されることが好ましい。
このようにすると、本発明の不揮発性半導体記憶装置を低コストで実現できる。
本発明の不揮発性半導体記憶装置によると、それぞれが電荷を蓄積する共通フローティングゲートを有する2つのMOSトランジスタからなるビットセル対に、互いに相補なデータを保持することにより、データ保持特性を向上することができる。また、ノイズが混入しやすい回路の近傍に配置される場合であっても、安定した動作を実現できる。
(第1の実施形態)
本発明の第1実施形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の要部を示している。図1に示すように、第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第1のビットセル10と、第2のビットセル20と、第1のビットセル10及び第2のビットセル20からの出力信号を受ける差動アンプ30とから構成されている。
第1のビットセル10は、ソース、ドレイン及び基板が電気的に接続されて第1のコントロールゲートをなす第1のPMOSトランジスタ11と、ソースがソース線SLと接続され、ゲートが第1のPMOSトランジスタ11と共有されてフローティングゲート12を構成する第1のNMOSトランジスタ13と、ゲートが第1のPOSトランジスタ11のソース及びドレイン(第1のコントロールゲート)と接続され、ソースが第1のNMOSトランジスタ13のドレインと接続され、ドレインが差動アンプ30の第1の入力ノードbit_tと接続された第2のNMOSトランジスタ14とから構成されている。
第2のビットセル20は、ソース、ドレイン及び基板が電気的に接続されて第2のコントロールゲートをなす第2のPMOSトランジスタ21と、ソースがソース線SLと接続され、ゲートが第2のPMOSトランジスタ21と共有されてフローティングゲート22を構成する第3のNMOSトランジスタ23と、ゲートが第2のPOSトランジスタ21のソース及びドレイン(第2のコントロールゲート)と接続され、ソースが第3のNMOSトランジスタ23のドレインと接続され、ドレインが差動アンプ30の第2の入力ノードbit_bと接続された第4のNMOSトランジスタ24とから構成されている。
第1の入力ノードbit_tは、PMOSトランジスタからなりデータの読み出し時に第1のビットセル10に読み出し電流を供給する第1の負荷トランジスタ31と、NMOSトランジスタからなりデータの書き込み時に第1のビットセル10に流れる電流を制御する第1のスイッチトランジスタ32との共有ドレインの出力ノードと接続されている。
第2の入力ノードbit_bは、PMOSトランジスタからなりデータ読み出し時にに第2のビットセル20に読み出し電流を供給する第2の負荷トランジスタ33と、NMOSトランジスタからなりデータの書き込み時に第2のビットセル20に流れる電流を制御する第2のスイッチトランジスタ34との共有ドレインの出力ノードと接続されている。
第1のビットセル10及び第2のビットセル20の各コントロールゲート11、21は、コントロールゲート制御線CGとそれぞれ接続されている。
以下、前記のように構成された不揮発性半導体記憶装置の動作について説明する。
まず、第1のビットセル10及び第2のビットセル20に所望のデータ、ここでは、第1のビットセル10に”0”を書き込み、第2のビットセルに”1”を書き込むとする。
すなわち、第1のスイッチトランジスタ32のゲートにローレベルの書き込み制御信号progを印加し、且つ書き込み制御信号progと相補な関係にあるハイレベルの相補書き込み制御信号/progを第2のスイッチトランジスタ34のゲートに印加する。
さらに、コントロールゲート制御線CG及びソース線SLに比較的に高い電圧、例えば5Vの書き込み電圧をそれぞれ印加する。これにより、第2のビットセル20を構成する第3のNMOSトランジスタ23が通電し、ローインピーダンスとなる。このとき、形成されたチャネルにチャネルホットエレクトロンが発生し、その一部は第3のNMOSトランジスタ23のゲート酸化膜を突き抜けてフローティングゲート22に注入される。
このように、第2のビットセル20に選択的にデータを書込む場合には、フローティングゲート22に電荷が蓄積される。一方、第1のビットセル10の第1のNMOSトランジスタ13は、第1のスイッチトランジスタ32がオフ状態のハイインピーダンスであって通電せず、従って、ホットエレクトロンも発生しないため、フローティングゲート12に電荷が注入されることはない。ここで、第2のビットセル20のフローティングゲート22に注入された電荷は消去されない限り、該フローティングゲート22に保持されることになる。
次に、第1のビットセル10及び第2のビットセル20に保持されているデータを読み出す場合を説明する。
まず、第1の負荷トランジスタ31及び第2の負荷トランジスタ33の各ゲートにローレベル(0V)の読み出し制御信号/readをそれぞれ印加して、第1及び第2の負荷トランジスタ31、33をオン状態とする。さらに、ソース線SLの電位をローレベルとすると共に、コントロールゲート制御線CGに例えば1Vのハイレベルの電圧を印加する。このとき、第2のビットセル20のフローティングゲート22が電荷を保持しているとすると、該第2のビットセル20は、コントロールゲート制御線CGの電位がハイレベル(1V)となっても、フローティングゲート22の電圧は、注入された電荷によって第3のNMOSトランジスタ23が持つ固有のしきい値電圧Vtn2よりも低くなるため、該第3のNMOSトランジスタ23は通電せずにオフ状態のままである。
これに対し、電荷が注入されていない第1のビットセル10の第1のNMOSトランジスタ13は、コントロールゲート制御線CGの電位がハイレベルに遷移すると、フローティングゲート12の電圧は、第1のPMOSトランジスタ11と第1のNMOSトランジスタ13との容量結合によって、第1のNMOSトランジスタ13が持つ固有のしきい値電圧Vtn1を超えるため、該第1のNMOSトランジスタ13はオン状態となる。
これにより、第1の負荷トランジスタ31を介して第1のビットセル10に供給される負荷電流は、第1及び第2のNMOSトランジスタ13、14を介してソース線SLに流れるため、第1の入力ノードの電圧V(bit_t)はほぼローレベルとなって、すなわち論理0と対応する。
一方、第2の負荷トランジスタ33を介して第2のビットセル20に供給される負荷電流は、第3のNMOSトランジスタ23がオフ状態であり、ソース線SLに流れないため、第2の入力ノードの電圧V(bit_b)はほぼハイレベルとなって、すなわち論理1と対応する。従って、第1の入力ノードbit_tと第2の入力ノードbit_bとの電圧を比較すると、V(bit_t)<V(bit_b)となるため、差動アンプ30において、第1の入力ノードbit_tと第2の入力ノードbit_bとの電圧の差分を読み出すことができる。
ところで、図2に示すように、各フローティングゲート12、22に保持された電荷は、ゲート酸化膜の欠陥等により時間と共に消失する。ここで、図2の縦軸には各NMOSトランジスタ13、23がオン状態となるしきい値電圧Vtを表わし、横軸には時間を表わしている。図2から分かるように、電荷が注入されたビットセルにおけるしきい値電圧の初期値は3Vであり、電荷が注入されないビットセルにおけるしきい値電圧の初期値は0.5Vである。ところが、時間が経過すると共に電荷が注入されたビットセルの電荷は徐々に消失し、注入されないビットセルのしきい値電圧はそのままか又は逆リークによって電荷が徐々に注入されていく。
しかしながら、第1の実施形態においては、外部に読み出されるデータは、第1のビットセル10からの出力電圧V(bit_t)と第2のビットセル20からの出力電圧V(bit_b)との差分として判定されるため、電荷の消失により、例えば第2のビットセル10のしきい値電圧が低下したとしても、具体的には1.2Vよりも低くなったとしても、低くなったしきい値電圧値が第2のビットセル20のしきい値電圧値を超えてさえいれば所望のデータを読み出すことができ、結果的に所望のデータを保持できていることになる。
前述した従来例に係る場合は、外部に読み出されるデータはインバータ105により判定されるため、例えば電荷のリークによりビットセル100のしきい値電圧値が1.2Vよりも低くなるとデータは論理0と判断されるため、誤動作してしまう。
なお、第1の実施形態においては、第1のビットセル10と第2のビットセル20とは、同一の形状で且つ同一の工程で製造されるため、第1のビットセル10と第2のビットセル10との間で電荷のリーク特性が大きく異なることはなく、従って、読み出されたデータが、保持されているデータと反転するおそれは極めて小さい。
このように、第1の実施形態によると、通常のMOSプロセスで形成された安価な不揮発性半導体記憶装置におけるデータの保持特性が極めて良好となる。その上、例えば電源によるノイズが各ビットセル10、20に混入したとしても、混入したノイズ成分はその位相が同相であり、差動アンプ30により相殺されるため、ノイズが混入しやすい回路の近傍に配置される場合であっても、極めて安定した動作が可能である。
また、各ビットセル10、20には、ゲートがそれぞれコントロールゲート11、21と接続された第2のNMOSトランジスタ14及び第4のNMOSトランジスタ24を付加しているため、読み出し動作でない場合には、これらNMOSトランジスタ14、24がオフ状態であるため、電荷を保持する第1のNMOSトランジスタ13及び第3のNMOSトランジスタ23の各ドレインがフローティング状態となる。これにより、各NMOSトランジスタ13、23のゲートドレイン間には電圧ストレスが掛からないため、各ドレインからの電荷のリークが抑制されるので、データの保持特性をさらに高めることができる。
(第2の実施形態)
以下、本発明の第2の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図3は本発明の第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の要部を示している。図3において、図1に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図3に示すように、第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置は、第1の実施形態と同様の構成を持つ第1のビットセル10及び第2のビットセル20からなる複数のセル対40が行列状に配置されていることを特徴とする。
各セル対40における第1のPMOSトランジスタ(第1のコントロールゲート)11及び第2のPMOSトランジスタ(第2のコントロールゲート)21は、列ごとに1本のワード線WL1、WL2等と接続されている。ここで、各ワード線WL1、WL2は、第1の実施形態におけるコントロールゲート制御線CGと対応している。
各セル対40における第1のNMOSトランジスタ13のドレインは、第2のNMOSトランジスタ14を介して行ごとに1本のビット線BL1、BL2等と接続され、第3のNMOSトランジスタ23のドレインは、第4のNMOSトランジスタ24を介して行ごとに1本のビット相補線/BL1、/BL2等と接続されている。
例えば、ビット線BL1とビット相補線/BL1とからなるビット線対の一端は、差動アンプ30の一入力端子と接続され、その他端は、第1の負荷トランジスタ31と第1のスイッチトランジスタ32との出力ノードと接続されている。
以下、前記のように構成された不揮発性半導体記憶装置の動作について説明する。
まず、書き込み動作を説明する。
外部からワード線WL1と相補書き込み制御信号/prog1が選択されたとし、選択されたワード線WL1及びソース線SLにそれぞれ5Vの書き込み電圧が印加され、これと同時に、相補書き込み制御信号/prog1はハイレベルに遷移する。これにより、ワード線WL1及びビット相補線/BL1と接続された第2のビットセル20においては、第3のNMOSトランジスタ23のソースから第4のNMOSトランジスタ24を介してビット相補線/BL1に書き込み電流が流れる。このとき、前述したように、第3のNMOSトランジスタ23のチャネルにチャネルホットエレクトロンが発生してフローティングゲート22に電荷が注入されてデータが書き込まれる。これに対し、非選択状態にある他のワード線WL2等に接続された他のビットセル10、20においては、第2のNMOSトランジスタ14及び第4のNMOSトランジスタ24がいずれもオフ状態であるため、書き込み電流が流れず、他のビットセル10、20の各フローティングゲート12、22には電荷が注入されることはない。
次に、読み出し動作を説明する。
まず、第1の負荷トランジスタ31及び第2の負荷トランジスタ33の各ゲートにローレベル(0V)の読み出し制御信号/readを印加して、該第1及び第2の負荷トランジスタ31、33をオン状態とする。さらに、ソース線SLの電位をローレベルとすると共に、選択されたワード線WL1に例えば1Vのハイレベルの電圧を印加する。これにより、選択されたワード線WL1に接続されたビットセル10、20が通電する。ここで、例えば、第2のビットセル20のフローティングゲート22に電荷が注入されているとすると、前述したように、第2のビットセル20に接続されたビット相補線/BL1と、電荷が注入されていない第1のビットセル10に接続されたビット線BL1との間に電位差が生じるため、この生じた電位差を差動アンプ30によりデータとして読み出すことができる。
このとき、非選択であるワード線WL2と接続された他のビットセル10、20は、第2のNMOSトランジスタ14及び第4のNMOSトランジスタ24がいずれもオフ状態であるため、各ビット線対BL1、/BL1、BL2、/BL2等と電気的に切断されているので、非選択のビットセル10、20がビット線対BL1、/BL1等に影響を与えることはない。例えば、ワード線WL2と接続された非選択のビットセル10における第1のNMOSトランジスタ13がしきい値電圧が低い状態であって、ワード線WL2の電位が0Vで通電しているような場合であっても、第2のNMOSトランジスタ14がオフ状態にあるため、ビット線BL1、BL2とソース線SLとが接続されることはない。
このように、第2の実施形態によると、3つのMOSトランジスタにより構成されたビットセル10、20からなるセル対40を行列上に配置して、列ごとに設けた共通のワード線WL1、WL2等、及び行ごとに設けた共通のビット線BL1、/BL1等と接続することにより、差動アンプ30及びデータ読み出し回路(=負荷トランジスタ31、33)及びデータ書き込み回路(=スイッチトランジスタ32、34)を共有できるため、チップ上に占めるレイアウト面積を増大させることなくMOSプロセスによる安価な不揮発性半導体記憶装置を実現することができる。
図4に第2の実施形態に係るセル対40を半導体基板50上に配置したレイアウト構成の一例を示す。図4に示すように、例えばワード線WL1と接続される第1のPMOSトランジスタ11及び第2のPMOSトランジスタ21を形成する活性層51及びN型ウエル52をワード線WL1に沿って連続的に配置している。これにより、列方向に形成されるセル対40における各PMOSトランジスタ11、21には素子分離領域を設ける必要がなくなるため、チップ上のレイアウト面積をの増大を抑えることができる。
(第2の実施形態の一変形例)
以下、本発明の第2の実施形態の一変形例について図面を参照しながら説明する。
図5は本発明の第2の実施形態の一変形例に係る不揮発性半導体記憶装置の要部を示している。図5において、図3に示す構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付すことにより説明を省略する。
図5に示すように、第2の実施形態との相違点は、互いに相補なデータを保持するセル対40が1本のワード線WL1等を共有する構成としている点である。
図6に本変形例に係るセル対40を半導体基板50上に配置したレイアウト構成の一例を示す。図6に示すように、各セル対40における第1のPMOSトランジスタ11及び第2のPMOSトランジスタ21を共通のN型ウエル52に配置することにより、さらにセル面積を小さくすることができる。
なお、第2の実施形態及びその変形例においては、第1のビットセル10及び第2のビットセル20を構成する各MOSトランジスタ11、12等は、例えばシステムLSIの入出力(I/O)セルに含まれるMOSトランジスタを形成する工程と同一の工程で形成することが好ましい。このようにすると、MOSトランジスタからなる不揮発性メモリを含むシステムLSIをさらに低コストで実現することができる。
また、第2の実施形態及びその変形例においては、セル対40をユーザデータを保持するメモリセルアレイに用いる場合に限らず、システム情報を保持する周辺回路、例えば通常のメモリセルアレイにおける冗長救済データを保持する場合にも用いることができる。この場合には、ノイズが混入しやすい電源回路の近傍に配置されるような場合であっても、差動増幅型の構成を用いているため、安定した動作を実現できる。
本発明に係る不揮発性半導体記憶装置は、データ保持特性を向上できると共にノイズが混入しやすい回路の近傍に配置されても安定した動作を実現できるという効果を有し、MOSトランジスタからなる不揮発性半導体記憶装置等として有用である。
本発明の第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の要部を示す回路図である。 本発明の第1の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置におけるデータ保持特性を示すグラフである。 本発明の第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置の要部を示す回路図である。 本発明の第2の実施形態に係る不揮発性半導体記憶装置のレイアウトを示す平面図である。 本発明の第2の実施形態の一変形例に係る不揮発性半導体記憶装置の要部を示す回路図である。 本発明の第2の実施形態の一変形例に係る不揮発性半導体記憶装置のレイアウトを示す平面図である。 従来のMOSトランジスタを用いた不揮発性半導体記憶装置の要部を示す回路図である。
符号の説明
10 第1のビットセル
11 第1のPMOSトランジスタ(第1のコントロールゲート)
12 フローティングゲート
13 第1のNMOSトランジスタ
14 第2のNMOSトランジスタ
20 第2のビットセル
21 第2のPMOSトランジスタ(第2のコントロールゲート)
22 フローティングゲート
23 第3のNMOSトランジスタ
24 第4のNMOSトランジスタ
30 差動アンプ
31 第1の負荷トランジスタ
32 第1のスイッチトランジスタ
33 第2の負荷トランジスタ
34 第2のスイッチトランジスタ
40 セル対
50 半導体基板
51 活性層
52 N型ウエル

Claims (11)

  1. 半導体基板に形成され、ソース及びドレインが接続されて第1のコントロールゲートをなす第1のMOSトランジスタ並びに該第1のMOSトランジスタとフローティングゲートを共有する第2のMOSトランジスタからなる第1のビットセルと、
    前記半導体基板に形成され、ソース及びドレインが接続されて第2のコントロールゲートをなす第3のMOSトランジスタ並びに該第3のMOSトランジスタとフローティングゲートを共有する第4のMOSトランジスタからなる第2のビットセルと、
    前記半導体基板に形成され、前記第2のMOSトランジスタ及び第4のMOSトランジスタの各ドレインから入力信号を受ける差動アンプとを備えていることを特徴とする不揮発性半導体記憶装置。
  2. 前記第1のMOSトランジスタ及び第3のMOSトランジスタはPMOSトランジスタであり、該PMOSトランジスタの基板電位は、該PMOSトランジスタのソース及びドレインと等電位であることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  3. 前記第1のMOSトランジスタ及び第3のMOSトランジスタは、前記半導体基板に形成されたウエルを共有していることを特徴とする請求項2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  4. 前記第1のビットセル及び第2のビットセルからデータを読み出す際に、前記差動アンプには同一の電流負荷が接続されることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  5. 前記第1のビットセル又は第2のビットセルにデータを書き込む際には、前記第2のMOSトランジスタ又は前記第4のMOSトランジスタを通電させ、通電した前記MOSトランジスタのチャネルにホットキャリアを発生させて、通電した前記MOSトランジスタのフローティングゲートに電子を注入することを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  6. 前記第1のビットセルは、前記第2のMOSトランジスタのドレインと前記差動アンプとの間に、ゲートが前記第1のコントロールゲートと接続された第5のMOSトランジスタを有し、
    前記第2のビットセルは、前記第4のMOSトランジスタのドレインと前記差動アンプとの間に、ゲートが前記第2のコントロールゲートと接続された第6のMOSトランジスタを有していることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  7. それぞれが前記第1のビットセル及び第2のビットセルからなる複数のセル対が前記半導体基板上に行列状に配置され、
    前記複数のセル対のうち列方向に配置された前記第1のコントロールゲート及び第2のコントロールゲートと接続される複数のコントロールゲート線と、
    前記複数のセル対のうち行方向に配置された前記第2のMOSトランジスタのドレインと接続される複数の第1のビット線と、
    前記複数のセル対のうち行方向に配置された前記第4のMOSトランジスタのドレインと接続される複数の第2のビット線とをさらに備え、
    前記差動アンプは、前記各第1のビット線及び各第2のビット線の入力信号を受けるように複数設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  8. 前記複数のセル対のうち列方向に配置された前記第1のコントロールゲート及び第2のコントロールゲートは、前記半導体基板の1つのウエルに形成されていることを特徴とする請求項7に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  9. 前記各セル対における前記第1のコントロールゲート及び第2のコントロールゲートは、互いに共有されるように形成されていることを特徴とする請求項8に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  10. 前記各セル対における前記第1のコントロールゲート及び第2のコントロールゲートのウエルは、互いに共有されるように形成されていることを特徴とする請求項9に記載の不揮発性半導体記憶装置。
  11. 前記第1のビットセル及び第2のビットセルを構成する前記各MOSトランジスタは、システムLSIの入出力セルに含まれるMOSトランジスタを形成する工程と同一の工程で形成されることを特徴とする請求項1に記載の不揮発性半導体記憶装置。
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