JP2005085301A - 記録再生装置、曲データの複製方法及び曲データの複製プログラム - Google Patents

記録再生装置、曲データの複製方法及び曲データの複製プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 無音区間を含む記録媒体を複製する場合でも、自動的に無音区間を削除することができる記録再生装置を提供する。
【解決手段】 CD読取部16にセットされた音楽CDに記録された曲データをハードディスク21に複製する複製手段と、曲データの再生信号レベルが所定基準レベル以下となったときから基準レベル以上となる時までの時間が所定時間以上である無音区間を検出する検出手段とを備え、複製手段は、検出手段により検出した無音区間を除いて、無音区間の前後で異なる音楽ファイルとして複製する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、記録再生装置、曲データの複製方法及び曲データの複製プログラムに関する。
再生した音楽CDの音楽データを圧縮し、ハードディスク等に記録するハードディスクオーディオプレーヤと呼ばれる製品が知られている。これは、音楽CDをCDドライブ挿入し、音楽CDから1曲単位、ディスク内の全曲、複数曲を指定してハードディスク等に記録するものである。
また、音楽CDには、オーディオ信号の他に、トラック数、各トラックの開始アドレス及び各トラック毎の演奏時間等のデータが含まれている。これらのデータはTOC情報といわれ、CDの内周側のリードイン領域に書き込まれている。一般的なオーディオ装置では、音楽CDの演奏中には、ディスプレイにトラック番号及び演奏時間を表示している。しかし、音楽CDにはアーティスト名、CDタイトル及びトラックタイトル(曲名)等のデータは記録されていないので、再生中の楽曲の曲名やアーティスト名を表示することはできない。
このため、近年、音楽CDに含まれるTOC情報を使用して、TOC情報に含まれていないアーティスト名、ミュージックジャンル、CDタイトル及びトラックタイトル等の情報(楽曲情報)をデータベースから検索し、それらのデータを管理する音楽管理用ソフトウエアが開発されている。
また、インターネットには、このような音楽情報管理に使用するためのデータベース(CDDB)が公開されている。このCDDBは、音楽CDに収録された楽曲情報を検索・認識するデータベースであり、CDDBを内蔵した記録再生装置も存在する。記録再生装置は、CDDBから曲名、アーティスト名、アルバム名等の情報を検索可能なCDDBからハードディスクに記録する曲の情報(曲名等)を検索して、ハードディスクに記録する音楽ファイルに関連付けて曲情報を記録するようにしている。
しかし、音楽CDには、シークレットトラックと呼ばれるおまけの曲が記録されているものがある。シークレットトラックと呼ばれる曲は、例えば、最終トラックに記録されている曲の終了から無音の状態がしばらく続いた後に、同一トラック内に続けて記録されていたり、別のトラックではあるがトラックの開始からしばらく無音の状態が続いた後に記録されていたりする。このため、シークレットトラック入りの音楽CDを再生すると、シークレットトラックを再生するまでに無音の状態がしばらく続いてしまうという問題がある。
このような問題点を解決する技術として、特許文献1記載の再生装置が提案されている。特許文献1記載の再生装置によれば、無音などの無効な録音状態を検出して自動的に停止するというものである。
特開平7−111068号公報
しかしながら、シークレットトラックを有する音楽CDをハードディスク等に記録する場合、最終トラックの曲が終わってからシークレットトラックの曲が始まるまでの無音部分も録音されるため、録音時に時間が掛かってしまうとともに、再生時においてもシークレットトラックの頭までの早送り動作を行わなければならないため面倒であった。
また、シークレットトラックと呼ばれる曲は、本来の曲の終了後同一トラック内に長い無音区間を設けてから記録されていることがあるため、トラックアップキーによる頭出しは不可能となっている。
さらに、再生時に、無音部分の早送りをしないようにするためには、録音時に最終トラックの曲が終了した際に、一旦録音を終了し、シークレットトラックの頭まで早送りして、再び録音するようにすればよいが、この作業は面倒であった。特に車載機では、運転中にこのような作業を行うことは極めて困難なことであった。
そこで、本発明は上記従来技術の問題点を解決し、無音区間を含む記録媒体を複製する場合でも、自動的に無音区間を削除することができる記録再生装置、曲データの複製方法及び曲データの複製プログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の記録再生装置は、所定の読取手段にセットされた記録媒体に記録された曲データを所定の記憶手段に複製する複製手段と、前記曲データの再生信号レベルが所定基準レベル以下となったときから前記基準レベル以上となるときまでの時間が所定時間以上である無音区間を検出する検出手段とを備え、前記複製手段は、前記検出手段により検出した前記無音区間に基づいて、前記無音区間の前後の曲データを異なる音楽ファイルとして複製することを特徴とする。
本発明によれば、検出手段により検出した無音区間を除いて、無音区間の前後で異なる音楽ファイルとして複製するようにしたので、無音区間を含む記録媒体を複製する場合でも、自動的に無音区間を削除することができる。これにより、ユーザによる録音時の手間が軽減される。さらに、再生時は、別々の音楽ファイルとして再生することができる。
本発明の記録再生装置は、所定の読取手段にセットされた記録媒体に記録された曲データを所定の記憶手段に複製する複製手段と、楽曲情報データベースから前記曲データの再生信号レベルが所定基準レベル以下となったときから前記基準レベル以上となるときまでの時間が所定時間以上である無音区間に関する無音区間情報を取得する取得手段とを備え、前記複製手段は、前記取得手段により取得した前記無音区間情報に基づいて、前記無音区間を除いて複製することを特徴とする。
本発明によれば、取得手段により取得した記録媒体の無音区間情報に基づいて、記録媒体の無音区間を除いて複製するようにしたので、無音区間を含む記録媒体を複製する場合でも、自動的に無音区間を削除することができる。これにより、ユーザによる録音時の手間が軽減される。
本発明の記録再生装置は、上記構成において、前記複製手段は、前記無音区間の前後の曲データを異なる音楽ファイルとして複製することを特徴とする。本発明によれば、前記無音区間の前後で異なる音楽ファイルとして複製するようにしたので、再生時に、別々の音楽ファイルとして再生することができる。
本発明の記録再生装置は、上記構成において、更に、前記複製手段により複製する際に、無音区間を除いて複製するか否かをユーザに選択させるためのダイアログを表示するダイアログ表示手段を有することを特徴とする。本発明によれば、無音区間を除いて複製するか否かをユーザに選択させるためのダイアログを表示するようにしたので、ユーザは無音区間を削除するか否かを簡単に選択することができる。
本発明の曲データの複製方法は、所定の読取手段にセットされた記録媒体に記録された曲データを所定の記憶手段に複製する複製段階と、前記曲データの再生信号レベルが所定基準レベル以下となったときから前記基準レベル以上となるときまでの時間が所定時間以上である無音区間を検出する検出段階とを有し、前記複製段階は、前記検出段階により検出した前記無音区間に基づいて、前記無音区間の前後の曲データを異なる音楽ファイルとして複製することを特徴とする。
本発明によれば、検出した無音区間を除いて、無音区間の前後で異なる音楽ファイルとして複製するようにしたので、無音区間を含む記録媒体を複製する場合でも、自動的に無音区間を削除することができる。これにより、ユーザによる録音時の手間が軽減される。さらに、再生時は、別々の音楽ファイルとして再生することができる。
本発明の曲データの複製方法は、所定の読取手段にセットされた記録媒体に記録された曲データを所定の記憶手段に複製する複製段階と、楽曲情報データベースから前記曲データの再生信号レベルが所定基準レベル以下となったときから前記基準レベル以上となるときまでの時間が所定時間以上である無音区間に関する無音区間情報を取得する取得段階とを有し、前記複製段階は、前記取得段階により取得した前記無音区間情報に基づいて、前記無音区間を除いて複製することを特徴とする。
本発明によれば、取得段階により取得した無音区間情報に基づいて、無音区間を除いて複製するようにしたので、無音区間を含む記録媒体を複製する場合でも、自動的に無音区間を削除することができる。これにより、ユーザによる録音時の手間が軽減される。
本発明の曲データの複製方法は、上記構成において、前記複製段階は、前記無音区間の前後で異なる音楽ファイルとして複製することを特徴とする。本発明によれば、前記無音区間の前後で異なる音楽ファイルとして複製するようにしたので、再生時に、別々の音楽ファイルとして再生することができる。
本発明の曲データの複製方法は、上記構成において、更に、前記複製段階により複製する際に、無音区間を除いて複製するか否かをユーザに選択させるためのダイアログを表示するダイアログ表示段階を有することを特徴とする。本発明によれば、無音区間を除いて複製するか否かをユーザに選択させるためのダイアログを表示するようにしたので、ユーザは無音区間を削除するか否かを簡単に選択することができる。
本発明の曲データの複製プログラムは、所定の読取手段にセットされた記録媒体に記録された曲データを所定の記憶手段に複製するためにコンピュータを、前記曲データの再生信号レベルが所定基準レベル以下となったときから前記基準レベル以上となるときまでの時間が所定時間以上である無音区間を検出する検出手段、前記検出段階により検出した前記無音区間に基づいて、前記無音区間の前後の曲データを異なる音楽ファイルとして複製する複製手段として機能させる。
本発明によれば、検出手段により検出した無音区間を除いて、無音区間の前後で異なる音楽ファイルとして複製するようにしたので、無音区間を含む記録媒体を複製する場合でも、自動的に無音区間を削除することができる。これにより、ユーザによる録音時の手間が軽減される。さらに、再生時は、別々の音楽ファイルとして再生することができる。
本発明の曲データの複製プログラムは、所定の読取手段にセットされた記録媒体に記録された曲データを所定の記憶手段に複製するためにコンピュータを、楽曲情報データベースから前記曲データの再生信号レベルが所定基準レベル以下となったときから前記基準レベル以上となるときまでの時間が所定時間以上である無音区間に関する無音区間情報を取得する取得手段、前記取得段階により取得した前記無音区間情報に基づいて、前記無音区間を除いて、前記記録手段に複製する複製手段として機能させる。
本発明によれば、取得手段により取得した無音区間情報に基づいて、記録媒体の無音区間を除いて複製するようにしたので、無音区間を含む記録媒体を複製する場合でも、自動的に無音区間を削除することができる。これにより、ユーザによる録音時の手間が軽減される。
本発明の曲データの複製プログラムは、上記構成において、前記複製段階は、前記無音区間の前後で異なる音楽ファイルとして複製することを特徴とする。本発明によれば、前記無音区間の前後で異なる音楽ファイルとして複製するようにしたので、再生時に、別々の音楽ファイルとして再生することができる。
本発明の曲データの複製プログラムは、前記曲データの複製プログラムは更に、前記複製手段により複製する際に、無音区間を除いて複製するか否かをユーザに選択させるためのダイアログを表示するダイアログ表示手段を有することを特徴とする。本発明によれば、無音区間を除いて複製するか否かをユーザに選択させるためのダイアログを表示するようにしたので、ユーザは無音区間を削除するか否かを簡単に選択することができる。
以上説明したように、本発明によれば、無音区間を含む記録媒体を複製する場合でも、自動的に無音区間を削除することができる記録再生装置、曲データの複製方法及び曲データの複製プログラムを提供できる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
図1は、本実施例による記録再生装置1の構成を示すブロック図である。再生装置1は、曲検索システムサーバ30に接続されている。図1に示すように、再生装置1は、オーディオコントローラ11と、メモリコントローラ12とROM(Read Only Memory)13と、RAM(Random Access Memory)14と、エンコーダ/デコーダ15と、CD読取部16と、ソース切替部17と、アンプ18と、ボリュームコントローラ19とを有する。
ソース切替部17は、音声出力するコンテンツのソースを接続された情報ソースの中から切り換える。ソース切替部17には、例えば図示するように、ラジオ受信部25とCD読取部16(音楽CDやCD−ROM等、以下CDメディアという)と記憶装置(HDD)21とが接続されている。
オーディオコントローラ11は、ユーザからCDメディアからの再生機能が選択された場合、メモリコントローラ12を介してROM13又はRAM14から所定のプログラム及び各種情報(以下で説明する動作を実現するプログラム及び各種情報)をロードし、これを実行する。即ち、ソース切替部17においてCD読取部16を情報ソースとして設定させ、これにより入力された曲データをアンプ18を介してボリュームコントローラ19へ入力する。
オーディオコントローラ11は、ユーザにより設定された音量(ボリューム)に基づいて、ボリュームコントローラ19を制御する。ボリュームコントローラ19は、この制御に基づいて、対応する振幅のアナログ信号を生成し、これをスピーカ22に入力して再生する。
このような構成において、CDメディアに格納された曲データの複製が要求された場合、オーディオコントローラ11は、ソース切替部17を制御して、CD読取部16で読み取った曲データの出力先をエンコーダ/デコーダ15に切り換える。
エンコーダ/デコーダ15は、入力された曲データを、MP3方式やATRAC3方式等の所定の圧縮符号化方式で符号化し、これを記憶装置(Hard Disk Drive:HDD)21に格納する。
また、HDD21に記録された曲データを再生する場合、オーディオコントローラ11は、ソース切替部17を制御して情報ソースをHDD21に設定し、出力先をエンコーダ/デコーダ15に設定する。エンコーダ/デコーダ15でデコードされた曲データは、その後、アンプ18及びボリュームコントローラ19を介してアナログ信号としてスピーカ22より出力される。
次に、オーディオコントローラ11の具体的な機能について説明する。オーディオコントローラ11は、所定のプログラムに基づき、CD読取部16(所定の読取手段)にセットされた音楽CD(記録媒体)に記録された曲データをトラック毎に一つの音楽ファイルとして、HDD21(所定の記憶手段)に複製する複製手段、曲データの再生信号レベルが所定基準レベル以下となったときから基準レベル以上となる時までの時間が所定時間以上である無音区間を検出する検出手段として機能する。また、オーディオコントローラ11は、所定のプログラムに基づき、検出手段により検出した無音区間を除いて、無音区間の前後で異なる音楽ファイルとして複製する。
また、オーディオコントローラ11は、所定のプログラムに基づき、曲検索サーバ30(外部)から音楽CD(記録媒体)の無音区間情報を取得する取得手段として機能する。オーディオコントローラ11は、取得手段により取得した記録媒体の無音区間情報に基づいて、音楽CD(記録媒体)の無音区間を除いてHDD21に複製する。ここで、オーディオコントローラ11は、無音区間の前後で異なる音楽ファイルとして複製するようにしてもよい。
また、オーディオコントローラ11は、所定のプログラムに基づき、複製手段により無音区間を除いて複製する際に、無音区間を除いて複製するか否かをユーザに選択させるためのダイアログを表示装置24(ダイアログ表示手段)に表示する。
次に、曲検索システムサーバ30について説明する。図1に示すように、曲検索システムサーバ30は、サーバ本体31と楽曲情報データベース32とにより構成されている。楽曲情報データベース32には、多数の音楽CDのTOC情報と、各音楽CD毎の楽曲情報(CDタイトル、アーティスト名、ミュージックジャンル及びトラックタイトル、シークレットトラック情報等)とが記憶されている。なお、楽曲情報データベース32はCDDBに相当する。シークレットトラック情報には、シークレットトラックと呼ばれる曲の開始時間、終了時刻情報が含まれている。
次に、シークレットトラック情報の取得方法について説明する。まず、オーディオコントローラ11は、CD読取部16にCDが挿入されたかどうかを判定し、CDドライブに音楽CDが装填されている場合には、CD読取部16を介して音楽CDのTOC情報を取得する。
次に、オーディオコントローラ11は、通信部26を介して、曲検索システムサーバ30にアクセスして、取得したTOC情報を送信する。曲検索システムサーバ30は、再生装置1からTOC情報を受信すると、TOC情報を検索キーとして楽曲情報データベース32を検索する。曲検索システムサーバ30は、検索キーに一致した楽曲情報を再生装置1に送信する。これにより、オーディオコントローラ11は、通信部26を介して、曲検索システムサーバ30からの楽曲情報を取得する。これにより、オーディオコントローラ11は、音楽CDのシークレットトラック情報を取得することができる。
オーディオコントローラ11は、シークレットトラック情報を、メモリコントローラ12を介して、RAM14に一時格納する。なお、オーディオコントローラ11は、シークレットトラック情報を参照することにより、シークレットトラックを認識する。シークレットトラック情報が無音区間情報に相当する。
次に、本実施例に係る再生装置の動作について説明する。図2は、本実施例に係る再生装置の動作例について説明するための図である。図4は、曲データの複製方法を説明するための概念図である。
ステップS101において、オーディオコントローラ11は、入力装置23より記録開始指示が有った場合には、ステップS102に進み、記録動作を開始する。ステップS103において、オーディオコントローラ11は、トラックの最後まで記録が終了したか否かを判定する。
ステップS103において、オーディオコントローラ11は、トラックの最後まで記録が終了していると判定した場合には、ステップS104に進み、一つの音楽ファイルとして、HDD21に保存する。すなわち、図4に示すように、オーディオコントローラ11は、曲名「aaa」が記録されているトラック1について最後まで記録が終了していると判定した場合には、該当する曲データを音楽ファイル1としてHDD21に保存する。
ステップS105において、オーディオコントローラ11は、全トラックの記録が終了していないと判定した場合には、ステップS106に進み、次のトラックへ切り換え、ステップS102に戻って、上記処理を繰り返す。すなわち、図4に示すように、オーディオコントローラ11は、曲名「bbb」が記録されているトラック2について最後まで記録が終了していると判定した場合には、該当する曲データを音楽ファイル2としてHDD21に保存する。
一方、ステップS103において、オーディオコントローラ11は、トラックの最後まで記録が終了していないと判定した場合には、ステップS107に進む。
ステップS107において、オーディオコントローラ11は、曲データの再生信号レベルが所定基準レベル以上であるか否かを判定する。詳細には、オーディオコントローラ11は、ボリュームコントローラ19等を参照して、再生信号レベルをチェックしている。
ステップS107において、オーディオコントローラ11は、曲データの再生信号レベルが所定基準レベル以上であると判定した場合には、無音区間でないとして、ステップS103に戻り、上記処理を繰り返す。ステップS107において、オーディオコントローラ11は、曲データの再生信号レベルが所定基準レベル以上で無いと判定した場合には、ステップS108に進む。
ステップS108において、オーディオコントローラ11は、曲データの再生信号レベルが所定基準レベル以下となったときから基準レベル以上となる時までの時間が所定時間継続しているか否かを判定する。すなわち、無音区間が所定時間継続しているか否かを判定する。
ステップS108において、オーディオコントローラ11は、無音区間が所定時間継続していないと判定した場合には、無音区間でないとして、ステップS103に戻り、上記処理を繰り返す。ステップS108において、オーディオコントローラ11は、無音区間が所定時間継続していると判定した場合には、ステップS109に進む。
ステップS109において、オーディオコントローラ11は、検出した無音区間を除いて、無音区間の前後で異なる音楽ファイルとして複製する。つまり、図4に示すように、オーディオコントローラ11は、トラック3に関し、検出した無音区間を除いて、音楽ファイル3−1として、曲名「ccc」の曲データをHDD21に保存する。
なお、オーディオコントローラ11は、無音区間を除いて複製する際に、図5に示すように、無音区間を除いて複製するか否かをユーザに選択させるためのダイアログを表示装置24に表示するようにしてもよい。
次に、ステップS110において、オーディオコントローラ11は、早送り動作を行う。ステップS111において、オーディオコントローラ11は、再度、曲データの再生信号レベルが所定基準レベル以上か否かを判定し、所定基準レベル以上で無いと判定した場合には、ステップS110に戻る。
一方、ステップS111において、オーディオコントローラ11は、曲データの再生信号レベルが所定基準レベル以上で有ると判定した場合には、ステップS102に戻り、上記処理を繰り返す。尚、曲データの再生信号のレベルが所定基準以上であると判定した場合には、信号レベルが所定基準以上になってから記録を開始すると、曲の頭の部分が記録されないため、所定時間再生位置を戻してから、ステップS102に戻ることが望ましい。図4に示す例では、曲「ddd」の先頭まで早送り動作が行われ、曲「ddd」の先頭で再生信号レベルが所定基準レベル以上となり、記録動作が開始される。この後、曲「ddd」の最後まで記録が進むと、ステップS103でトラックの最後まで記録終了の判定がYとなり、曲名「ddd」を音楽ファイル3−2としてHDD21に保存する。ステップS105において、オーディオコントローラ11は、全トラックの記録が終了していると判定した場合には、処理を終了する。
上記再生装置1の動作により、検出した無音区間を除いて、無音区間の前後で異なる音楽ファイルとして複製するようにしたので、無音区間を含む記録媒体を複製する場合でも、自動的に無音区間を削除することができる。これにより、ユーザによる録音時の手間が軽減される。さらに、再生時は、別々の音楽ファイルとして再生することができる。また、シークレットトラック入りの音楽CDからHDDへの記録に掛かる時間、手間を軽減できる。
次に、本実施例に係る記録再生装置の他の動作について説明する。図3は、本実施例に係る再生装置の他の動作例について説明するための図である。ステップS201において、オーディオコントローラ11は、音楽CDが挿入されているか否かを判定し、音楽CDが挿入されている場合には、ステップS202に進み、TOC情報を読み込む。
ステップS203において、オーディオコントローラ11は、通信部26を介して、曲検索システムサーバ30にアクセスして、取得したTOC情報を送信する。曲検索システムサーバ30は、再生装置1からTOC情報を受信すると、TOC情報を検索キーとして楽曲情報データベース32を検索する。
曲検索システムサーバ30は、検索キーに一致した楽曲情報を再生装置1に送信する。これにより、オーディオコントローラ11は、通信部26を介して、曲検索システムサーバ30からの楽曲情報を取得する。よって、オーディオコントローラ11は、音楽CDのシークレットトラック情報を含む楽曲情報を取得することができる。オーディオコントローラ11は、シークレットトラック情報を、メモリコントローラ12を介して、RAM14に一時格納する。
ステップS204において、オーディオコントローラ11は、入力装置23からの記録指示が有るか否かを判定する。ステップS204において、入力装置23からの記録指示が有った場合には、ステップ205において、オーディオコントローラ11は、RAM14に格納した曲検索システムサーバ30からの楽曲情報を取得し、この楽曲情報に基づき、音楽CDのシークレットトラックが有るか否かを判定する。
ステップS205において、オーディオコントローラ11は、シークレットトラック情報に基づき、CD読取部16が読み取っている音楽CDには、シークレットトラックが無いと判定した場合には、ステップS206に進み、通常の記録動作、すなわちトラック毎に1ファイルとして保存して、処理を終了する。
ステップS205において、オーディオコントローラ11は、シークレットトラック情報に基づき、CD読取部16が読み取っている音楽CDに、シークレットトラックが有ると判定した場合には、ステップS207に進む。
ステップS207において、オーディオコントローラ11は、シークレットトラックのあるトラックを記録する際に、無音区間を削除してファイルを分けて複製する。すなわち、図4に示すように、オーディオコントローラ11は、曲名「aaa」が記録されているトラック1については、該当する曲データを音楽ファイル1としてHDD21に保存する。また、オーディオコントローラ11は、曲名「bbb」が記録されているトラック2については、該当する曲データを音楽ファイル2としてHDD21に複製する。
オーディオコントローラ11は、トラック3に関しては、曲検索サーバ30からのシークレットトラック情報に基づき、無音区間を除いて、無音区間の前後で異なる音楽ファイル3−1、音楽ファイル3−2として、曲名「ccc」の曲データ、曲名「ddd」の曲データをHDD21に複製する。
なお、オーディオコントローラ11は、無音区間を除いて複製する際に、図5に示すように、無音区間を除いて複製するか否かをユーザに選択させるためのダイアログを表示装置24に表示するようにしてもよい。
また、図3を用いて説明した記録再生装置1では、オーディオコントローラ11は、無音区間の前後で異なる音楽ファイルとして複製する場合を例にとって説明したが、単に無音区間を除いて一つのファイルに複製するようにしてもよい。また、上記実施例の説明においては、外部の曲検索システムサーバ30から通信を介して楽曲情報データベース32を検索するようにしたが、楽曲情報データベースを内蔵しておき、このデータベースより楽曲情報を取得するようにすることも可能である。
上記記録再生装置1の動作により、外部より取得した記録媒体の無音区間情報に基づいて、記録媒体の無音区間を除いて複製するようにしたので、無音区間を含む記録媒体を複製する場合でも、自動的に無音区間を削除することができる。これにより、ユーザによる録音時の手間が軽減される。
本実施例による記録再生装置の構成を示すブロック図である。 本実施例に係る記録再生装置の動作例について説明するための図である。 本実施例に係る記録再生装置の他の動作例について説明するための図である。 曲データの複製方法を説明するための概念図である。 無音区間を除いて複製するか否かをユーザに選択させるためのダイアログの表示例である。
符号の説明
1 記録再生装置
11 オーディオコントローラ
16 CD読取部
21 記憶装置(HDD)
24 表示装置
30 曲検索システムサーバ

Claims (12)

  1. 所定の読取手段にセットされた記録媒体に記録された曲データを所定の記憶手段に複製する複製手段と、
    前記曲データの再生信号レベルが所定基準レベル以下となったときから前記基準レベル以上となるときまでの時間が所定時間以上である無音区間を検出する検出手段とを備え、
    前記複製手段は、前記検出手段により検出した前記無音区間に基づいて、前記無音区間の前後の曲データを異なる音楽ファイルとして複製することを特徴とする記録再生装置。
  2. 所定の読取手段にセットされた記録媒体に記録された曲データを所定の記憶手段に複製する複製手段と、
    楽曲情報データベースから前記曲データの再生信号レベルが所定基準レベル以下となったときから前記基準レベル以上となるときまでの時間が所定時間以上である無音区間に関する無音区間情報を取得する取得手段とを備え、
    前記複製手段は、前記取得手段により取得した前記無音区間情報に基づいて、前記無音区間を除いて複製することを特徴とする記録再生装置。
  3. 前記複製手段は、前記無音区間の前後の曲データを異なる音楽ファイルとして複製することを特徴とする請求項2記載の記録再生装置。
  4. 前記記録再生装置は更に、前記複製手段により複製する際に、無音区間を除いて複製するか否かをユーザに選択させるためのダイアログを表示するダイアログ表示手段を有することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の記録再生装置。
  5. 所定の読取手段にセットされた記録媒体に記録された曲データを所定の記憶手段に複製する複製段階と、
    前記曲データの再生信号レベルが所定基準レベル以下となったときから前記基準レベル以上となるときまでの時間が所定時間以上である無音区間を検出する検出段階とを有し、
    前記複製段階は、前記検出段階により検出した前記無音区間に基づいて、前記無音区間の前後の曲データを異なる音楽ファイルとして複製することを特徴とする曲データの複製方法。
  6. 所定の読取手段にセットされた記録媒体に記録された曲データを所定の記憶手段に複製する複製段階と、
    楽曲情報データベースから前記曲データの再生信号レベルが所定基準レベル以下となったときから前記基準レベル以上となるときまでの時間が所定時間以上である無音区間に関する無音区間情報を取得する取得段階とを有し、
    前記複製段階は、前記取得段階により取得した前記無音区間情報に基づいて、前記無音区間を除いて複製することを特徴とする曲データの複製方法。
  7. 前記複製段階は、前記無音区間の前後で異なる音楽ファイルとして複製することを特徴とする請求項6記載の曲データの複製方法。
  8. 前記曲データの複製方法は更に、前記複製段階により複製する際に、無音区間を除いて複製するか否かをユーザに選択させるためのダイアログを表示するダイアログ表示段階を有することを特徴とする請求項5から請求項7のいずれか一項に記載の曲データの複製方法。
  9. 所定の読取手段にセットされた記録媒体に記録された曲データを所定の記憶手段に複製するためにコンピュータを、
    前記曲データの再生信号レベルが所定基準レベル以下となったときから前記基準レベル以上となるときまでの時間が所定時間以上である無音区間を検出する検出手段、
    前記検出段階により検出した前記無音区間に基づいて、前記無音区間の前後の曲データを異なる音楽ファイルとして複製する複製手段として機能させるための曲データの複製プログラム。
  10. 所定の読取手段にセットされた記録媒体に記録された曲データを所定の記憶手段に複製するためにコンピュータを、
    楽曲情報データベースから前記曲データの再生信号レベルが所定基準レベル以下となったときから前記基準レベル以上となるときまでの時間が所定時間以上である無音区間に関する無音区間情報を取得する取得手段、
    前記取得段階により取得した前記無音区間情報に基づいて、前記無音区間を除いて、前記記録手段に複製する複製手段として機能させるための曲データの複製プログラム。
  11. 前記複製段階は、前記無音区間の前後で異なる音楽ファイルとして複製することを特徴とする請求項10記載の曲データの複製プログラム。
  12. 前記曲データの複製プログラムは更に、前記複製手段により複製する際に、無音区間を除いて複製するか否かをユーザに選択させるためのダイアログを表示するダイアログ表示手段を有することを特徴とする請求項9から請求項11のいずれか一項に記載の曲データの複製プログラム。
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