JP2005084362A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents

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Tadashi Yamashita
忠司 山下
Makoto Kawachi
誠 河内
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

【課題】鮮鋭度などの画質や輝度の設定を顧客別の仕様に簡単に設定可能にすることを目的とする。
【解決手段】プラズマディスプレイパネルの電極に表示データを供給するためのドライバ回路と、このドライバ回路の動作を制御する信号を出力する制御手段とを有し、前記制御手段は、輝度および画質の複数の仕様を記憶するメモリ21と、顧客毎に異なるボードが接続されることにより顧客を判別する判断手段23と、この判断手段23での判別結果に基づき前記メモリ21から所定の仕様に基づくデータを出力し、輝度・画質制御LSI24を制御する指令信号出力手段25とを備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、大画面で、薄型、軽量のディスプレイ装置として知られているプラズマディスプレイ装置に関するものである。
プラズマディスプレイ装置は、液晶パネルに比べて高速の表示が可能であり視野角が広いこと、大型化が容易であること、自発光型であるため表示品質が高いことなどの理由から、フラットパネルディスプレイ技術の中で最近特に注目を集めている。
一般に、このプラズマディスプレイ装置では、ガス放電により紫外線を発生させ、この紫外線で蛍光体を励起して発光させカラー表示を行っている。そして、基板上に隔壁によって区画された表示セルが設けられており、これに蛍光体層が形成されている構成を有する。
このプラズマディスプレイ装置には、大別して、駆動的にはAC型とDC型があり、放電形式では面放電型と対向放電型の2種類があるが、高精細化、大画面化および製造の簡便性から、現状では、プラズマディスプレイ装置の主流は、3電極構造の面放電型のもので、その構造は、一方の基板上に平行に隣接した表示電極対を有し、もう一方の基板上に表示電極と交差する方向に配列されたアドレス電極と、隔壁、蛍光体層を有するもので、比較的蛍光体層を厚くすることができ、蛍光体によるカラー表示に適している。
まず、プラズマディスプレイ装置におけるプラズマディスプレイパネルの構造について図5を用いて説明する。図5に示すように、ガラス基板などの透明な前面側の基板1上には、スキャン電極とサステイン電極とで対をなすストライプ状の表示電極2が複数列形成され、そしてその電極群を覆うように誘電体層3が形成され、その誘電体層3上には保護膜4が形成されている。
また、前記前面側の基板1に対向配置される背面側の基板5上には、スキャン電極およびサステイン電極の表示電極2と交差するように、オーバーコート層6で覆われた複数列のストライプ状のアドレス電極7が形成されている。このアドレス電極7間のオーバーコート層6上には、アドレス電極7と平行に複数の隔壁8が配置され、この隔壁8間の側面およびオーバーコート層6の表面に蛍光体層9が設けられている。
これらの基板1と基板5とは、スキャン電極およびサステイン電極の表示電極2とアドレス電極7とがほぼ直交するように、微小な放電空間を挟んで対向配置されるとともに、周囲が封止され、そして前記放電空間には、ヘリウム、ネオン、アルゴン、キセノンのうちの一種または混合ガスが放電ガスとして封入されている。また、放電空間は、隔壁8によって複数の区画に仕切ることにより、表示電極2とアドレス電極7との交点が位置する複数の放電セルが設けられ、その各放電セルには、赤色、緑色および青色となるように蛍光体層9が一色ずつ順次配置されている。
図6にこのプラズマディスプレイパネルの電極配列を示しており、図6に示すようにスキャン電極およびサステイン電極とアドレス電極とは、M行×N列のマトリックス構成であり、行方向にはM行のスキャン電極SCN1〜SCNMおよびサステイン電極SUS1〜SUSMが配列され、列方向にはN列のアドレス電極D1〜DNが配列されている。
このような電極構成のプラズマディスプレイパネルにおいては、アドレス電極とスキャン電極の間に書き込みパルスを印加することにより、アドレス電極とスキャン電極の間でアドレス放電を行い、放電セルを選択した後、スキャン電極とサステイン電極との間に、交互に反転する周期的な維持パルスを印加することにより、スキャン電極とサステイン電極との間で維持放電を行い、所定の表示を行うものである。
また、図7に示すように、プラズマディスプレイ装置においては、例えば特許文献1のように、図5に示す構成のプラズマディスプレイパネル(PDP)10、アドレスドライバ回路11、スキャンドライバ回路12、サステインドライバ回路13、放電制御タイミング発生回路14、電源回路15、16、A/Dコンバータ(アナログ・デジタル変換器)17、走査数変換部18、及びサブフィールド変換部19を備えている。
図7の回路において、まず、映像信号VDは、A/Dコンバータ17に入力される。また、水平同期信号H及び垂直同期信号Vは放電制御タイミング発生回路14、A/Dコンバータ17、走査数変換部18、サブフィールド変換部19に与えられる。A/Dコンバータ17は、映像信号VDをデジタル信号に変換し、その画像データを走査数変換部18に与える。
走査数変換部18は、画像データをPDP10の画素数に応じたライン数の画像データに変換し、各ライン毎の画像データをサブフィールド変換部19に与える。サブフィールド変換部19は、各ラインごとの画像データの各画素データを複数のサブフィールドに対応する複数のビットに分割し、各サブフィールドごとに各画素データの各ビットをアドレスドライバ回路11にシリアルに出力する。アドレスドライバ回路11は、電源回路15に接続されており、サブフィールド変換部19から各サブフィールドごとにシリアルに与えられるデータをパラレルデータに変換し、そのパラレルデータに基づいて複数のアドレス電極に電圧を供給する。
放電制御タイミング発生回路14は、水平同期信号Hおよび垂直同期信号Vを基準として、放電制御タイミング信号SC、SUを発生し、各々スキャンドライバ回路12およびサステインドライバ回路13に与える。スキャンドライバ回路12は、出力回路121及びシフトレジスタ122を有する。また、サステインドライバ回路13は、出力回路131及びシフトレジスタ132を有する。これらのスキャンドライバ回路12及びサステインドライバ回路13は共通の電源回路16に接続されている。
スキャンドライバ回路12のシフトレジスタ122は、放電制御タイミング発生回路14から与えられる放電制御タイミング信号SCを垂直走査方向にシフトしつつ出力回路121に与える。出力回路121は、シフトレジスタ122から与えられる放電制御タイミング信号SCに応答して複数のスキャン電極に順に駆動信号電圧を供給する。
サステインドライバ回路13のシフトレジスタ132は、放電制御タイミング発生回路14から与えられる放電制御タイミング信号SUを垂直走査方向にシフトしつつ出力回路131に与える。出力回路131は、シフトレジスタ132から与えられる放電制御タイミング信号SUに応答して複数のサステイン電極に順に駆動信号電圧を供給する。
特開2000−338983号公報
ところで、このようなプラズマディスプレイ装置においては、装置の一部をプラズマディスプレイモジュールとして、他のメーカーに納入し、そのメーカーにてプラズマディスプレイ装置の完成品とすることが行われている。
従来、このようなプラズマディスプレイモジュールの状態で顧客に納入販売する場合、顧客の要求する仕様に個別に設定し、異なる仕様で生産し納入しなければならないという課題があった。
本発明はこのような課題を解決するもので、鮮鋭度などの画質や輝度の設定を顧客別の仕様に簡単に設定可能にすることを目的とするものである。
上記目的を達成するために本発明のプラズマディスプレイ装置は、プラズマディスプレイパネルの電極に表示データを供給するためのドライバ回路と、このドライバ回路の動作を制御する信号を出力する制御手段とを有し、前記制御手段は、輝度および画質の複数の仕様を記憶するデータ記憶部と、顧客毎に異なるボードが接続されることにより顧客を判別する顧客判別部と、この顧客判別部での判別結果に基づき前記データ記憶部から所定の仕様に基づくデータを出力する出力部とを備えたものである。
本発明によれば、鮮鋭度などの画質や輝度の設定を顧客別の仕様に簡単に設定可能であり、製品を生産・管理・出荷する上で機種管理の労力が削減できるという効果が得られる。
以下、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイ装置について、図1〜図4を用いて説明するが、本発明の実施の態様はこれに限定されるものではない。
図1に本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイ装置の主要部分の構成を示している。
まず、本発明のプラズマディスプレイ装置においても、図7に示すように、プラズマディスプレイパネルの電極に表示データを供給するために、アドレスドライバ回路、スキャンドライバ回路、サステインドライバ回路によるドライバ回路を有しており、この各ドライバ回路の動作を制御する信号を出力する放電制御タイミング発生回路などの制御手段を有している。
そして、本発明においては、図1に示すように、制御手段は、輝度および画質の顧客別の複数の仕様を記憶するデータ記憶部としてのメモリ21と、顧客毎に異なるボードが接続される入力手段22と、この入力手段22からの信号に基づき顧客を判別する顧客判別部としての判断手段23と、この判断手段23での判別結果に基づき、輝度・画質制御LSI24に、判別された顧客の仕様で動作させるデータを出力する出力部としての指令信号出力手段25とにより構成されている。すなわち、入力手段22、判断手段23および指令信号出力手段25により顧客識別手段26が構成され、この顧客識別手段26により識別された顧客に対応する仕様がメモリ21から読み出され、そしてそのデータに基づいて輝度・画質制御LSI24から出力される信号が変更される。また、この輝度・画質制御LSI24からの信号は、図7に示す放電制御タイミング発生回路などを通して、ドライバ回路に送られ、これにより顧客の仕様に応じた画質、輝度によりPDP10の発光が制御される。
図2に図1に示す制御手段における入力手段22の一例によるメーカー識別のためのポート検出部の構成を示している。図2において、27はPDPモジュール側に設けられる入力検出部、28、29は顧客別のボード基板であり、顧客に応じてボード基板28、29のいずれか一方を入力検出部27に接続することにより、入力検出部27の入力にはハイレベルかロウレベルのどちらかの電圧が入力されるように構成されている。すなわち、顧客に応じてボード基板28、29のいずれかを選択して接続することにより、どの顧客向けの製品かの識別信号が入力されるのである。
また、表1に、メモリ21に記憶される具体的な仕様の一例を示している。表1に示すように、顧客毎に要求する仕様が異なる。
Figure 2005084362
以上のように、顧客毎に要望される仕様が異なると、通常は図3のように各顧客毎に個別の仕様で生産・管理・出荷を行う必要がある。単純にいうと、各顧客毎に別々の機種名が存在することとなる。一方、本発明のように、顧客識別機能を持たせることにより、図4に示すように複数の顧客に対し、全く同じ仕様のものを生産・出荷できる。単純にいうと複数の顧客に対し、機種名が1つしか存在しないことになる。
すなわち、製品を生産・管理・出荷する上で機種管理の手間を削減することができ、生産性を向上させることができる。
以上のように本発明によれば、プラズマディスプレイ装置の生産性向上を図る上で有用な構成を提供することができる。
本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイ装置の主要部分の構成を示すブロック図 入力手段の一例を示すブロック図 顧客識別機能を持たない場合の機種区分イメージを示す説明図 顧客識別機能を持った場合の機種区分イメージを示す説明図 プラズマディスプレイ装置のパネルの概略構成を示す斜視図 同プラズマディスプレイ装置のパネルの電極配列を示す説明図 同プラズマディスプレイ装置の駆動回路を示すブロック回路図
符号の説明
21 メモリ
22 入力手段
23 判断手段
24 輝度・画質制御LSI
25 指令信号出力手段
26 顧客識別手段

Claims (1)

  1. プラズマディスプレイパネルの電極に表示データを供給するためのドライバ回路と、このドライバ回路の動作を制御する信号を出力する制御手段とを有し、前記制御手段は、輝度および画質の複数の仕様を記憶するデータ記憶部と、顧客毎に異なるボードが接続されることにより顧客を判別する顧客判別部と、この顧客判別部での判別結果に基づき前記データ記憶部から所定の仕様に基づくデータを出力する出力部とを備えたことを特徴とするプラズマディスプレイ装置。
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