JP2004151307A - プラズマディスプレイ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プラズマディスプレイ装置において、製品の仕向地に応じた情報の設定を容易に行えるようにすることを目的とする。
【解決手段】プラズマディスプレイ装置において、パネル11に画像信号に基づく信号を入力して表示を行うための画像処理回路12と、製品の仕向地に応じた複数の仕向地情報を記憶する記憶手段13と、この記憶手段13に記憶された複数の仕向地情報から製品の仕向地に応じた情報を選択し前記画像処理回路12にその選択した情報を提供する選択手段14とを備えた。これにより、製品の仕向地に応じた情報の設定を、専用の設備を用いることなく、容易に行えることとなる。
【選択図】 図1
【解決手段】プラズマディスプレイ装置において、パネル11に画像信号に基づく信号を入力して表示を行うための画像処理回路12と、製品の仕向地に応じた複数の仕向地情報を記憶する記憶手段13と、この記憶手段13に記憶された複数の仕向地情報から製品の仕向地に応じた情報を選択し前記画像処理回路12にその選択した情報を提供する選択手段14とを備えた。これにより、製品の仕向地に応じた情報の設定を、専用の設備を用いることなく、容易に行えることとなる。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、大画面で、薄型、軽量のディスプレイ装置として知られているプラズマディスプレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種のプラズマディスプレイ装置では、ガス放電により紫外線を発生させ、この紫外線で蛍光体を励起して発光させカラー表示を行っている。そして、基板上に隔壁によって区画された表示セルが設けられており、これに蛍光体層が形成されている構成を有する。
【0003】
このプラズマディスプレイ装置には、大別して、駆動的にはAC型とDC型があり、放電形式では面放電型と対向放電型の2種類があるが、高精細化、大画面化および製造の簡便性から、現状では、プラズマディスプレイ装置の主流は、3電極構造の面放電型のもので、その構造は、一方の基板上に平行に隣接した表示電極対を有し、もう一方の基板上に表示電極と交差する方向に配列されたアドレス電極と、隔壁、蛍光体層を有するもので、比較的蛍光体層を厚くすることができ、蛍光体によるカラー表示に適している。
【0004】
このようなプラズマディスプレイ装置は、液晶パネルに比べて高速の表示が可能であり、視野角が広いこと、大型化が容易であること、自発光型であるため表示品質が高いことなどの理由から、フラットパネルディスプレイの中で最近特に注目を集めており、多くの人が集まる場所での表示装置や家庭で大画面の映像を楽しむための表示装置として各種の用途に使用されている。
【0005】
図4にプラズマディスプレイ装置におけるパネルの構造を示している。図4に示すように、ガラス基板などの透明な前面側の基板1上には、スキャン電極とサステイン電極とで対をなすストライプ状の表示電極2が複数列形成され、そしてその電極群を覆うように誘電体層3が形成され、その誘電体層3上には保護膜4が形成されている。
【0006】
また、前記前面側の基板1に対向配置される背面側の基板5上には、スキャン電極及びサステイン電極の表示電極2と交差するように、オーバーコート層6で覆われた複数列のストライプ状のアドレス電極7が形成されている。このアドレス電極7間のオーバーコート層6上には、アドレス電極7と平行に複数の隔壁8が配置され、この隔壁8間の側面およびオーバーコート層6の表面に蛍光体層9が設けられている。
【0007】
これらの基板1と基板5とは、スキャン電極およびサステイン電極の表示電極2とアドレス電極7とがほぼ直交するように、微小な放電空間を挟んで対向配置されるとともに、周囲が封止され、そして前記放電空間には、ヘリウム、ネオン、アルゴン、キセノンのうちの一種または混合ガスが放電ガスとして封入されている。また、放電空間は、隔壁8によって複数の区画に仕切ることにより、表示電極2とアドレス電極7との交点が位置する複数の放電セルが設けられ、その各放電セルには、赤色、緑色及び青色となるように蛍光体層9が一色ずつ順次配置されている。
【0008】
図5にこのプラズマディスプレイパネルの電極配列を示している。図5に示すようにスキャン電極およびサステイン電極とアドレス電極とは、M行×N列のマトリックス構成であり、行方向にはM行のスキャン電極SCN1〜SCNMおよびサステイン電極SUS1〜SUSMが配列され、列方向にはN列のアドレス電極D1〜DNが配列されている。
【0009】
このようなプラズマディスプレイ装置においては、上記で説明したプラズマディスプレイパネル(以下パネルという)と、このパネルを保持するシャーシ部材と、このシャーシ部材に取り付けられ前記パネルに信号を印加して表示を行う表示駆動回路ブロックとでパネルモジュールを構成し、このパネルモジュールを筐体で覆うことにより完成品としている(特許文献1参照)。
【0010】
このようなプラズマディスプレイ装置は、液晶表示装置やCRTなどの他の表示装置に比べて大画面を実現しやすく、また他の大型の表示装置に比べて鮮明な映像が得られるという特徴を有しており、このため多くの人が集まる場所での情報表示装置として、また家庭で迫力のある映像を楽しむことができる映像機器として脚光を集めている。
【0011】
【特許文献1】
特許第2807672号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このプラズマディスプレイ装置においては、外観や機能は同一であっても、販売される地域に応じて、画質やオンスクリーン表示の際の言語などの画像処理情報を仕向地毎に設定して出荷する必要がある。
【0013】
従来は、販売される仕向地に応じて、装置内部の画像処理情報記憶用の記憶手段であるEEPROMなどのデータを専用の設備により書き換えて設定し、製品を出荷しているが、データの書き換え間違いが発生した場合、再度専用の設備によりデータの変更を行う必要があり、生産性を悪くする要因の一つとなっていた。
【0014】
本発明はこのような課題を解決し、製品の仕向地に応じた情報の設定を容易に行えるようにすることを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本発明のプラズマディスプレイ装置は、電極群を配置した一対の基板を基板間に放電空間が形成されるように対向配置したパネルと、このパネルに画像信号に基づく信号を入力して表示を行うための画像処理手段と、製品の仕向地に応じた複数の仕向地情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された複数の仕向地情報から製品の仕向地に応じた情報を選択し前記画像処理手段にその選択した情報を提供する選択手段とを備えたものである。
【0016】
これにより、製品の仕向地に応じた情報の設定を、専用の設備を用いることなく、容易に行えることとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイ装置について、図1〜図3を用いて説明する。
【0018】
図1は、本発明の一実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置の概略ブロック図であり、図1に示すように、一対の基板を基板間に放電空間が形成されるように対向配置するとともに基板に電極群を配置したパネル11と、このパネル11に画像信号に基づく信号を入力して表示を行うための画像処理手段としての画像処理回路12と、製品の仕向地に応じた複数の仕向地情報を記憶するEEPROMなどからなる記憶手段13と、この記憶手段13に記憶された複数の仕向地情報から製品の仕向地に応じた情報を選択し前記画像処理回路12にその選択した情報を提供する選択手段14と、この選択手段14により行う選択動作をオンスクリーン表示するためのオンスクリーン表示手段15とを備えている。
【0019】
図2に記憶手段13の一例として、EEPROMに書き込まれたデータ構造を示している。図2に示すように、EEPROMには、装置に関するデータが書き込まれており、そのデータはユーザー領域、工場調整領域、出荷設定領域、仕向地別データ領域、固定値領域に分けられて設定されている。そして、仕向地別データ領域には、32の仕向地に対応した最大56種類の仕向地別データ1〜56と、この仕向地別データの設定先のアドレスを書き込んだ設定先アドレスとが記憶されている。
【0020】
ここで、仕向地別のデータとしては、画像の画角設定、ホワイトバランス、オンスクリーン表示の言語、コントラストなどの画質に関するデータであり、仕向地に応じた情報を決定するデータである。
【0021】
図3(a)、(b)に、選択手段14の動作を説明するため、選択手段14により仕向地別設定を行う際のオンスクリーン表示画面の一例を示している。図3(a)は仕向地別の情報を設定する際にオンスクリーン表示される画面、図3(b)は仕向地別の情報を設定している状態の画面である。
【0022】
まず、図3(a)に示すように、選択手段14により、装置の動作設定を行う設定モードを読み出し、そしてその設定モードの中から、工場設定モードである「MS Mode」を選択すると、図3(b)に示すように、仕向地別情報の設定画面である「Market Select」画面が開く。この画面で仕向地別データに対応した仕向地番号(図示のものは5番)を選択し、決定することにより、図2に示す仕向地別データの中から、選択した仕向地番号に該当する仕向地別データが選択される。
【0023】
すなわち、本発明のプラズマディスプレイ装置においては、製品の仕向地に応じた複数の仕向地情報を記憶する記憶手段13と、この記憶手段13に記憶された複数の仕向地情報から製品の仕向地に応じた情報を選択し前記画像処理回路12にその選択した情報を提供する選択手段14とを備えたもので、専用の設備を用いることなく、仕向地に応じた状態に設定することができ、万一仕向地の設定を間違った場合でも、簡単に修正することができ、従来のように専用の設備で設定していた場合のように、生産性を阻害してしまうことがない。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、主要な仕様が共通であるものの、仕向地に応じて一部の仕様が変更される特質を持つプラズマディスプレイ装置にとって、専用の設備を使用することなく、簡単に仕向地毎に最適な設定を行うことができることにより、生産性を高めることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置の概略ブロック図
【図2】本発明において、記憶手段におけるデータ構造の一例を示す説明図
【図3】(a)、(b)は本発明において、選択手段の動作を説明するためのオンスクリーン表示例を示す説明図
【図4】プラズマディスプレイのパネル構造を示す概略構成図
【図5】同パネルの電極配線の一例を示す構成図
【符号の説明】
11 パネル
12 画像処理回路
13 記憶手段
14 選択手段
15 オンスクリーン表示手段
【発明の属する技術分野】
本発明は、大画面で、薄型、軽量のディスプレイ装置として知られているプラズマディスプレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種のプラズマディスプレイ装置では、ガス放電により紫外線を発生させ、この紫外線で蛍光体を励起して発光させカラー表示を行っている。そして、基板上に隔壁によって区画された表示セルが設けられており、これに蛍光体層が形成されている構成を有する。
【0003】
このプラズマディスプレイ装置には、大別して、駆動的にはAC型とDC型があり、放電形式では面放電型と対向放電型の2種類があるが、高精細化、大画面化および製造の簡便性から、現状では、プラズマディスプレイ装置の主流は、3電極構造の面放電型のもので、その構造は、一方の基板上に平行に隣接した表示電極対を有し、もう一方の基板上に表示電極と交差する方向に配列されたアドレス電極と、隔壁、蛍光体層を有するもので、比較的蛍光体層を厚くすることができ、蛍光体によるカラー表示に適している。
【0004】
このようなプラズマディスプレイ装置は、液晶パネルに比べて高速の表示が可能であり、視野角が広いこと、大型化が容易であること、自発光型であるため表示品質が高いことなどの理由から、フラットパネルディスプレイの中で最近特に注目を集めており、多くの人が集まる場所での表示装置や家庭で大画面の映像を楽しむための表示装置として各種の用途に使用されている。
【0005】
図4にプラズマディスプレイ装置におけるパネルの構造を示している。図4に示すように、ガラス基板などの透明な前面側の基板1上には、スキャン電極とサステイン電極とで対をなすストライプ状の表示電極2が複数列形成され、そしてその電極群を覆うように誘電体層3が形成され、その誘電体層3上には保護膜4が形成されている。
【0006】
また、前記前面側の基板1に対向配置される背面側の基板5上には、スキャン電極及びサステイン電極の表示電極2と交差するように、オーバーコート層6で覆われた複数列のストライプ状のアドレス電極7が形成されている。このアドレス電極7間のオーバーコート層6上には、アドレス電極7と平行に複数の隔壁8が配置され、この隔壁8間の側面およびオーバーコート層6の表面に蛍光体層9が設けられている。
【0007】
これらの基板1と基板5とは、スキャン電極およびサステイン電極の表示電極2とアドレス電極7とがほぼ直交するように、微小な放電空間を挟んで対向配置されるとともに、周囲が封止され、そして前記放電空間には、ヘリウム、ネオン、アルゴン、キセノンのうちの一種または混合ガスが放電ガスとして封入されている。また、放電空間は、隔壁8によって複数の区画に仕切ることにより、表示電極2とアドレス電極7との交点が位置する複数の放電セルが設けられ、その各放電セルには、赤色、緑色及び青色となるように蛍光体層9が一色ずつ順次配置されている。
【0008】
図5にこのプラズマディスプレイパネルの電極配列を示している。図5に示すようにスキャン電極およびサステイン電極とアドレス電極とは、M行×N列のマトリックス構成であり、行方向にはM行のスキャン電極SCN1〜SCNMおよびサステイン電極SUS1〜SUSMが配列され、列方向にはN列のアドレス電極D1〜DNが配列されている。
【0009】
このようなプラズマディスプレイ装置においては、上記で説明したプラズマディスプレイパネル(以下パネルという)と、このパネルを保持するシャーシ部材と、このシャーシ部材に取り付けられ前記パネルに信号を印加して表示を行う表示駆動回路ブロックとでパネルモジュールを構成し、このパネルモジュールを筐体で覆うことにより完成品としている(特許文献1参照)。
【0010】
このようなプラズマディスプレイ装置は、液晶表示装置やCRTなどの他の表示装置に比べて大画面を実現しやすく、また他の大型の表示装置に比べて鮮明な映像が得られるという特徴を有しており、このため多くの人が集まる場所での情報表示装置として、また家庭で迫力のある映像を楽しむことができる映像機器として脚光を集めている。
【0011】
【特許文献1】
特許第2807672号公報
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このプラズマディスプレイ装置においては、外観や機能は同一であっても、販売される地域に応じて、画質やオンスクリーン表示の際の言語などの画像処理情報を仕向地毎に設定して出荷する必要がある。
【0013】
従来は、販売される仕向地に応じて、装置内部の画像処理情報記憶用の記憶手段であるEEPROMなどのデータを専用の設備により書き換えて設定し、製品を出荷しているが、データの書き換え間違いが発生した場合、再度専用の設備によりデータの変更を行う必要があり、生産性を悪くする要因の一つとなっていた。
【0014】
本発明はこのような課題を解決し、製品の仕向地に応じた情報の設定を容易に行えるようにすることを目的とするものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
この課題を解決するために、本発明のプラズマディスプレイ装置は、電極群を配置した一対の基板を基板間に放電空間が形成されるように対向配置したパネルと、このパネルに画像信号に基づく信号を入力して表示を行うための画像処理手段と、製品の仕向地に応じた複数の仕向地情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された複数の仕向地情報から製品の仕向地に応じた情報を選択し前記画像処理手段にその選択した情報を提供する選択手段とを備えたものである。
【0016】
これにより、製品の仕向地に応じた情報の設定を、専用の設備を用いることなく、容易に行えることとなる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態によるプラズマディスプレイ装置について、図1〜図3を用いて説明する。
【0018】
図1は、本発明の一実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置の概略ブロック図であり、図1に示すように、一対の基板を基板間に放電空間が形成されるように対向配置するとともに基板に電極群を配置したパネル11と、このパネル11に画像信号に基づく信号を入力して表示を行うための画像処理手段としての画像処理回路12と、製品の仕向地に応じた複数の仕向地情報を記憶するEEPROMなどからなる記憶手段13と、この記憶手段13に記憶された複数の仕向地情報から製品の仕向地に応じた情報を選択し前記画像処理回路12にその選択した情報を提供する選択手段14と、この選択手段14により行う選択動作をオンスクリーン表示するためのオンスクリーン表示手段15とを備えている。
【0019】
図2に記憶手段13の一例として、EEPROMに書き込まれたデータ構造を示している。図2に示すように、EEPROMには、装置に関するデータが書き込まれており、そのデータはユーザー領域、工場調整領域、出荷設定領域、仕向地別データ領域、固定値領域に分けられて設定されている。そして、仕向地別データ領域には、32の仕向地に対応した最大56種類の仕向地別データ1〜56と、この仕向地別データの設定先のアドレスを書き込んだ設定先アドレスとが記憶されている。
【0020】
ここで、仕向地別のデータとしては、画像の画角設定、ホワイトバランス、オンスクリーン表示の言語、コントラストなどの画質に関するデータであり、仕向地に応じた情報を決定するデータである。
【0021】
図3(a)、(b)に、選択手段14の動作を説明するため、選択手段14により仕向地別設定を行う際のオンスクリーン表示画面の一例を示している。図3(a)は仕向地別の情報を設定する際にオンスクリーン表示される画面、図3(b)は仕向地別の情報を設定している状態の画面である。
【0022】
まず、図3(a)に示すように、選択手段14により、装置の動作設定を行う設定モードを読み出し、そしてその設定モードの中から、工場設定モードである「MS Mode」を選択すると、図3(b)に示すように、仕向地別情報の設定画面である「Market Select」画面が開く。この画面で仕向地別データに対応した仕向地番号(図示のものは5番)を選択し、決定することにより、図2に示す仕向地別データの中から、選択した仕向地番号に該当する仕向地別データが選択される。
【0023】
すなわち、本発明のプラズマディスプレイ装置においては、製品の仕向地に応じた複数の仕向地情報を記憶する記憶手段13と、この記憶手段13に記憶された複数の仕向地情報から製品の仕向地に応じた情報を選択し前記画像処理回路12にその選択した情報を提供する選択手段14とを備えたもので、専用の設備を用いることなく、仕向地に応じた状態に設定することができ、万一仕向地の設定を間違った場合でも、簡単に修正することができ、従来のように専用の設備で設定していた場合のように、生産性を阻害してしまうことがない。
【0024】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、主要な仕様が共通であるものの、仕向地に応じて一部の仕様が変更される特質を持つプラズマディスプレイ装置にとって、専用の設備を使用することなく、簡単に仕向地毎に最適な設定を行うことができることにより、生産性を高めることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるプラズマディスプレイ装置の概略ブロック図
【図2】本発明において、記憶手段におけるデータ構造の一例を示す説明図
【図3】(a)、(b)は本発明において、選択手段の動作を説明するためのオンスクリーン表示例を示す説明図
【図4】プラズマディスプレイのパネル構造を示す概略構成図
【図5】同パネルの電極配線の一例を示す構成図
【符号の説明】
11 パネル
12 画像処理回路
13 記憶手段
14 選択手段
15 オンスクリーン表示手段
Claims (1)
- 電極群を配置した一対の基板を基板間に放電空間が形成されるように対向配置したパネルと、このパネルに画像信号に基づく信号を入力して表示を行うための画像処理手段と、製品の仕向地に応じた複数の仕向地情報を記憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された複数の仕向地情報から製品の仕向地に応じた情報を選択し前記画像処理手段にその選択した情報を提供する選択手段とを備えたプラズマディスプレイ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002315706A JP2004151307A (ja) | 2002-10-30 | 2002-10-30 | プラズマディスプレイ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002315706A JP2004151307A (ja) | 2002-10-30 | 2002-10-30 | プラズマディスプレイ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2004151307A true JP2004151307A (ja) | 2004-05-27 |
Family
ID=32459624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002315706A Pending JP2004151307A (ja) | 2002-10-30 | 2002-10-30 | プラズマディスプレイ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2004151307A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006330582A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Renesas Technology Corp | 液晶表示駆動用半導体集積回路 |
JP2008003667A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Sharp Corp | 映像表示機器の製造方法及び製造装置 |
-
2002
- 2002-10-30 JP JP2002315706A patent/JP2004151307A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006330582A (ja) * | 2005-05-30 | 2006-12-07 | Renesas Technology Corp | 液晶表示駆動用半導体集積回路 |
JP2008003667A (ja) * | 2006-06-20 | 2008-01-10 | Sharp Corp | 映像表示機器の製造方法及び製造装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050926 |
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RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20051013 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090407 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090929 |