JP2005083368A - 内燃機関のアイドル回転数制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 アイドリング時などのエンジン回転数が低いときにも、十分な冷風量が得られる内燃機関のアイドル回転数制御装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 内燃機関のアイドル回転数制御装置において、車両の室内温度を検出する車室内温度検出手段と、車両の目標車室内温度を設定する目標温度設定手段と、前記車室内温度検出手段および目標温度設定手段とに基づいて模擬熱負荷変化量を算出する模擬熱負荷演算手段とからなり、前記模擬エアコン負荷変化量が前記車室内温度検出手段と前記目標温度設定手段との差と、アイドル回転数制御弁の流量かさ上げ量との関係で表すマップで設定する。
【選択図】 図1
【解決手段】 内燃機関のアイドル回転数制御装置において、車両の室内温度を検出する車室内温度検出手段と、車両の目標車室内温度を設定する目標温度設定手段と、前記車室内温度検出手段および目標温度設定手段とに基づいて模擬熱負荷変化量を算出する模擬熱負荷演算手段とからなり、前記模擬エアコン負荷変化量が前記車室内温度検出手段と前記目標温度設定手段との差と、アイドル回転数制御弁の流量かさ上げ量との関係で表すマップで設定する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、車両用空調装置のアイドル回転数制御装置、特に車両の車室内温度と目標車室内温度との差に基づきアイドル回転数制御弁を制御する内燃機関のアイドル回転数制御装置に関する。
従来は、下記に記載する特許文献1に示される。図4(特許文献1の図3に相当)に示すように、ステップ52において、車室内温度TR、外気温度TA及び日射量TSを順次マルチプレクサおよびA/D変換器を介して入力するとともに、操作パネルの温度設定器から設定温度Tdを入力する。次にステップ54へ進み、熱負荷条件信号Qとして算出される。熱負荷条件信号Qが正(+)である状態は、熱負荷条件が冷房負荷条件であることを意味し、Qは冷房負荷条件が大きいほど大きくなる。また、Qが負(−)である状態は、熱負荷条件が暖房負荷条件であることを意味し、Qは暖房負荷条件が大きいほど小さくなる。上記Qの演算後、ステップ56において、予め定められた所定の基本パターンに基づき、設定温度ゲインKdが演算される。次にステップ58において、車室内の熱負荷が総合信号として演算される。この総合信号Tは、その値が大であるほど冷房要求が強いことを意味し、その値が小であるほど暖房要求が強いことを意味する。ステップ60では総合信号Tに応じて、例えば、エアミックスドアの開度θxや、送風機の風量等が予め決められた所定の基本パターンに基づき演算される。
従来は、熱負荷条件Tが大きくなったときには、エアミックスドアの開度や送風機の風量を大きくするだけのため、例えば、アイドリング等のエンジン回転数が低いときには、この手段だけでは冷風量が不足し、冷房効果が十分得られないことが考えられる。そこで、本発明は、アイドリング時などのエンジン回転数が低いときにも、十分な冷風量が得られる内燃機関のアイドル回転数制御装置を提供することを課題とする。
車両の室内温度を検出する車室内温度検出手段と、車両の目標車室内温度を設定する目標温度設定手段と、前記車室内温度検出手段および前記目標温度設定手段とに基づいて模擬熱負荷変化量を算出する模擬熱負荷演算手段とからなる内燃機関のアイドル回転数制御装置であって、前記模擬エアコン負荷変化量が前記車室内温度検出手段と前記目標温度設定手段との差と、アイドル回転数制御弁の流量かさ上げ量との関係で表すマップで設定されることを主旨とする。
車室内温度検出手段とは、車室内温度を検出するための車室内温度センサに相当する。目標温度設定手段は、エアコンスイッチの回動により設定される目標車室内温度に相当する。模擬熱負荷変化量はエアコンのコンプレッサが前記車室内温度と前記目標車室内温度との温度差の大きさにより冷媒を圧縮するための負荷が変化する流量かさ上げ量に相当する。模擬熱負荷演算手段は、前記温度差によりコンプレッサの熱負荷量をアイドル時の流量かさ上げ量からアイドル回転数に換算する手段に相当する。なお、空調機はエアコンともいう。
この発明の構成によれば、アイドリング時などのエンジン回転数が低いときにも十分な冷風量が得られる。
アイドリング時などのエンジン回転数が低いときにも十分な冷風量が得られるので、快適な空調フィーリングが得られる。
本発明の実施例1について、図を用いて詳細に説明する。図1は、エンジンの制御装置の概略図、図2は、制御フローを示す図、図3は、流量かさ上げ量を示すマップ図である。
内燃機関(以下、エンジンという)1は吸気通路2を備え、その間にスロットルボデー3が設けられ、その中央にスロットル弁4が設けられる。スロットル弁4はアクセルペダル(図示省略)の踏み込み量に応じてスロットルボデー3に取付けたステップモータ5により駆動されるスロットル弁4を走行に必要な空気量に制御される。バイパス通路6がスロットルボデー3を迂回する位置に備えられる。バイパス通路6の途中にはアイドル回転数制御弁7が設けられる。アイドル回転数制御弁7にはスロットル弁4の外径より小さい径の弁体8が設けられる。弁体8はアイドル回転数制御弁7のボデーに回動できるように支持された軸9に取り付けられ、ステップモータもしくはDCモータ9により弁体8が回動されてバイパス空気量が制御され、アイドルアップ制御がなされる。
空調機はエバポレータ、コンプレッサ、コンデンサ、リキッドタンク、エクスパンションタンク等から構成される。コンブレッサはエンジン1の駆動力を得て作動する。
電子制御装置(以下、ECUという)10はCPU,RAM,ROM,I/Oインターフェース等を含む。ECU10は入力機器であるエアコンスイッチ11、目標温度設定スイッチ12(目標温度設定手段)、エンジン1に取り付けられた水温センサ13、車室内温度を検出する車室内温度センサ14(車室内温度検出手段)からの信号が入力される。また、出力機器としてスロットルボデー3のスロットル弁4の開度を制御するためのステップモータもしくはDCモータ15に接続される。さらに、アイドル回転数制御弁7の開度を制御するステップモータもしくはDCモータ9に接続される。
つぎに空調機に使用される冷媒を圧縮するためのコンプレッサの回転数を制御するアイドル回転数制御弁7の制御方法について、図2を用いて説明する。まず、ステップ100において、エアコンスイッチ11がONか否かを判定する。否定であればもとへもどる。
エアコンスイッチ11がONであれば、冷媒を圧縮するためのコンプレッサが作動するともに送風機が作動する。肯定ならば、ステップ110に進み、エアコンフラグをONにする。続いて、ステップ120へ進み、エアコンフラグがONか否かを判定する。否定ならば、ステップ170へ進み、流量かさ上げをしない。すなわち、アイドルアップ(アイドル回転数を所定値より上昇)をしない。肯定ならば、ステップ130へ進み、目標車室内温度を設定する。
エアコンスイッチ11がONであれば、冷媒を圧縮するためのコンプレッサが作動するともに送風機が作動する。肯定ならば、ステップ110に進み、エアコンフラグをONにする。続いて、ステップ120へ進み、エアコンフラグがONか否かを判定する。否定ならば、ステップ170へ進み、流量かさ上げをしない。すなわち、アイドルアップ(アイドル回転数を所定値より上昇)をしない。肯定ならば、ステップ130へ進み、目標車室内温度を設定する。
つぎに、ステップ140へ進み、車室内温度センサにより実車室内温度を検出する。続いて、ステップ150へ進み、エアコンの目標車室内と実車室内温度との差から求まるアイドル回転数制御弁7の標準量に対する流量かさ上げ量を目標車室内温度と実車室内温度との差と流量かさ上げ量との関係で示すマップ(図3)により流量かさ上げ量(模擬熱負荷変化量)を設定し、流量かさ上げ量からアイドル回転数を演算(模擬熱負荷演算手段)してアイドル回転数制御弁7に信号を送ることにより、アイドル時のエンジン回転数が標準に対しかさ上げされ、コンプレッサの負荷が大きくなるほどアイドル回転数が高くなるのでエンジンは安定して回転する。従って、冷房に必要な冷風量が十分に得られ、快適な空調フィーリングが得られるという効果がある。
7:アイドル回転数制御弁
12:目標温度設定スイッチ(目標温度設定手段)
14:車室内温度センサ(車室内温度検出手段)
150:模擬熱負荷変化量
160:模擬熱負荷演算手段
12:目標温度設定スイッチ(目標温度設定手段)
14:車室内温度センサ(車室内温度検出手段)
150:模擬熱負荷変化量
160:模擬熱負荷演算手段
Claims (1)
- 車両の室内温度を検出する車室内温度検出手段と、車両の室内温度を設定する目標温度設定手段と、前記車室内温度検出手段および前記目標温度設定手段とに基づいて模擬熱負荷変化量を算出する模擬熱負荷演算手段とからなる内燃機関のアイドル回転数制御装置であって、
前記模擬熱負荷変化量が前記車室内温度検出手段と前記目標温度設定手段との差とアイドル回転数制御弁の流量かさ上げ量との関係で表すマップにより設定されることを特徴とする内燃機関のアイドル回転数制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003352859A JP2005083368A (ja) | 2003-09-04 | 2003-09-04 | 内燃機関のアイドル回転数制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2003352859A JP2005083368A (ja) | 2003-09-04 | 2003-09-04 | 内燃機関のアイドル回転数制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005083368A true JP2005083368A (ja) | 2005-03-31 |
Family
ID=34419880
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003352859A Pending JP2005083368A (ja) | 2003-09-04 | 2003-09-04 | 内燃機関のアイドル回転数制御装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2005083368A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008013293A1 (fr) * | 2006-07-24 | 2008-01-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Ensemble pour pile à combustible, pile à combustible et procédé de fabrication de pile à combustible |
-
2003
- 2003-09-04 JP JP2003352859A patent/JP2005083368A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2008013293A1 (fr) * | 2006-07-24 | 2008-01-31 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Ensemble pour pile à combustible, pile à combustible et procédé de fabrication de pile à combustible |
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