JP2005083042A - 既設埋設管の更新方法および装置 - Google Patents

既設埋設管の更新方法および装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 上流側から流れて来る大量の雨水等を地表面に溢出させることなくスムーズに下流側に流下させることができる既設埋設管の更新方法およびその装置を提供する。
【解決手段】 既設埋設管1と同軸でありかつ既設埋設管1と同等な内径の中空部を推進機30に設けるとともに、既設埋設管1とほぼ同径の接続管40をこの中空部に挿通し、立坑3内にそれぞれ開口している上流側管路26と下流側管路16とを相互に接続する。これにより、大量の雨水Wを地表面Gに溢出させることなく、上流側管路26から下流側管路16へとスムーズに流下させることができる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、地中に埋設されて老朽化した既設埋設管を新しい埋設管に更新する方法に関し、より詳しくは、更新作業の際に上流側から流れて来る大量の雨水や下水等を地表面に溢出させることなくスムーズに流下させることができる既設埋設管の更新方法およびその装置に関する。
上下水道等を含む各種用途に供される地中埋設管は、経年変化によって老朽化が進むため、適切な時期に新しい埋設管(更新管)に交換する必要がある。このとき、許容流量を増加させるために小径な既設埋設管を撤去し、より大径な埋設管に交換する場合がある。
この場合、既設埋設管が埋設されている個所の地盤を地表面から開削して既設埋設管を掘り出した後に新たな管を吊り込んで埋設し直す方法、あるいは図7乃至図9に示したように地表面に掘設した一方の立坑から他方の立坑へと水平方向に掘進しつつ既設埋設管を撤去して更新管に交換する方法が用いられる。
図7に示した従来の既設埋設管更新方法においては、既設埋設管1を更新管2に交換するべく地表面Gに発進坑3および到達坑4を掘設する。発進坑3の底部に配置された推進機5から前方に延びるスクリュオーガ6およびその先端に設けられているカッタ7は、推進機5の駆動モータ8によって回転駆動される。カッタ7の回転によって破砕された既設埋設管1は円筒状のケーシング9を介して発進坑3側に取り出されて発進坑3の外に除去される。これと同時に、推進機5に設けられている油圧ピストン10を伸張させることによりシールド管11および更新管2を前方へと変位させ、既設埋設管1を更新管2に順次交換する。
既設埋設管1を更新管2に交換する作業の際には、図7中に矢印で示したように上流側の管路12から下水Wが流れて来るが、この下水Wが更新作業中の既設埋設管1の内部に浸入しないように既設埋設管1の上流端はパッカー13等により封止されている。到達坑4の底部に溜まった下水Wは、到達坑4の底部に設けられている水中ポンプ14によって汲み上げられ、地表面Gから発進坑3へと延びる仮設配管15を介して移送される。そして、仮設配管15のうち下流側管路16の上流端を封止しているパッカー17を貫通して延びる部分15aを介して下流側管路16内へと排水される。
図8に示した従来の他の既設埋設管更新方法においては、シールド管11の内部に設けられている掘削機18の回転カッタ19によって既設埋設管1を順次破砕しつつ、図示されない管路を介して給排水される泥水に乗せて土砂および破砕片を発進坑3の外部に排出する。また、掘削機18から前方に延びている管路20はシール機構21を介して前方に延びており、上流側に溜まっている下水Wを吸引する。そして、吸引された下水Wは、図示されないポンプに接続されている配管22の先端部分22aを介して下流側管路16内へと排水される(下記特許文献1を参照)。
図9に示した従来の他の既設埋設管更新方法においては、推進機5のモータ9を用いてシールド管11および配管22を一体に回転させ、シールド管11の先端に設けられているカッタ23によって既設埋設管1の周囲を掘削しつつ、シールド管11および配管22の内周面に設けられている内巻羽根24によって掘削した土砂を発進坑3側に移送する。そして、既設埋設管1の内部に配置した保持装置25によって既設埋設管1を一つずつ堅固に保持するとともに、発進坑3と到達坑4との間に張設した図示されないワイヤをウィンチによって牽引することにより、既設埋設管1を破壊することなく順次発進坑3内に取り出して地上側に撤去する。既設埋設管1の撤去が完了すると、推進機5の油圧ピストン10を伸張させることによって図示されない更新管を順次前進させ、配管22を到達坑4側に順次取り出しつつ更新管を敷設する(下記特許文献2を参照)。このとき、上流側の管路12から流れてくる下水Wが更新作業中の既設埋設管1の内部に浸入しないように、既設埋設管1の上流端はパッカー13等により封止されている。また、到達坑4の底部に溜まった下水Wは、到達坑4の底部に設けられている水中ポンプ14によって汲み上げられ、地表面Gから発進坑3へと延びる仮設配管15を介して移送され、下流側管路16の上流端を封止しているパッカー17を貫通して延びている部分15aを介して下流側管路16内へと排水される。
特開平7−98077号公報 特開2003−56283号公報
ところで、図7乃至図9に示した従来の既設埋設管更新方法においては、上流側の管路12から流れてくる下水Wを下流側管路16へと排出するため、埋設管更新作業中においても下水Wの流れを遮断することがない。
しかしながら、既設埋設管1や更新管2に比較すると配管15,22は極めて細いため、降雨に伴って大量の雨水が流れて来ると排水が追いつかず、下水を含んだ雨水が到達坑4から溢出して地表面Gを汚濁する。さらには発進坑3内に配置されている推進機5が冠水し、その機構部分が故障することもあった。
そこで本発明の目的は、上流側から流れて来る大量の雨水等を地表面に溢出させることなくスムーズに下流側に流下させることができる既設埋設管の更新方法および装置を提供することにある。
上記の課題を解決する請求項1に記載の手段は、地表面に掘設した立坑内から既設埋設管の周囲を掘削しつつ複数の管体を順次推進するとともに前記既設埋設管を破壊することなく前記管体の内側を通して前記立坑内に順次回収する既設埋設管の更新方法であって、
前記管体を推進するために前記立坑内に配設されている推進機は、前記既設埋設管と同軸でありかつ前記既設埋設管と同等な内径の中空部を有しており、
かつ大量の雨水の発生が予想されるときに、
前記既設埋設管若しくは前記管体によって構成されつつ前記立坑内にそれぞれ開口する上流側管路と下流側管路とを相互に接続して前記雨水を前記上流側管路から前記下流側管路へと排水するための接続管を前記立坑内に導入して前記推進機の中空部内に挿通した後、
前記接続管の上流側の端部を前記上流側管路内に挿通するとともに前記接続管の下流側の端部を前記下流側管路内に挿通し、
次いで前記接続管の両端部と前記上流側管路および前記下流側管路との間の隙間をそれぞれ液密に封止することを特徴としている。
なお、前記管体はシールド管に後続する仮設管若しくは更新管のいずれであってもよい。
また、上記の課題を解決する請求項2に記載の手段は、地表面に掘設した立坑内から既設埋設管の周囲を掘削しつつ複数の管体を順次推進するとともに前記既設埋設管を破壊することなく前記管体の内側を通して前記立坑内に順次回収する既設埋設管の更新装置であって、
前記既設埋設管と同軸でありかつ前記既設埋設管と同等な内径の中空部を有している、前記管体を推進するために前記立坑内に配設される推進機と、
前記既設埋設管若しくは前記管体によって構成されつつ前記立坑内にそれぞれ開口する上流側管路と下流側管路とを相互に接続し前記雨水を前記上流側管路から前記下流側管路へと排水するための、前記推進機の中空部内に挿通可能な接続管と、
前記接続管の両端部と前記上流側管路および前記下流側管路との間の隙間をそれぞれ液密に封止するための一対の封止手段とを備えることを特徴としている。
すなわち、本発明に係る既設埋設管の更新方法および装置は、シールド管に後続する仮設管若しくは更新管のいずれかである管体の内側を通して既設埋設管を破砕することなく立坑内に取り出す方式であるから、管体の内部には掘削機やカッタのように大量の雨水の排水を妨げるものが存在しない。
これにより、立坑内にそれぞれ開口している上流側管路と下流側管路とをほぼ同径の接続管を用いて相互に接続することにより、大量の雨水をスムーズに上流側管路から下流側管路に流下させて地表面へに溢出することを確実に防止することができる。
また、立坑の底部に配設される推進機は、既設埋設管と同軸でありかつ既設埋設管と同等な内径の中空部を有しているから、この中空部内に接続管を挿通することにより、推進機を立坑内から退避させることなしに接続管を用いて上流側管路と下流側管路とを容易に接続することができる。
したがって、本発明に係る既設埋設管の更新方法および装置によれば、上流側から流れて来る大量の雨水等を地表面に溢出させることなく接続管を介してスムーズに下流側に流下させることができる。
また、請求項3に記載したように接続管を上流側管部分と下流側管部分とに分割することにより、上流側管部分を立坑内に導入して上流側管路内に退避させた後に、下流側管部分を立坑内に導入して推進機の中空部内に挿通させる作業を容易に行うことができる。
次いで、下流側管部分の下流端を下流側管路内に挿通させた後に上流側管部分を上流側管路から引き出して両者をフランジ接続することにより、立坑内の限られたスペース内において上流側管路と下流側管路を一体に接続する作業を容易に行うことができる。
また、請求項4に記載したように接続管を上流側管部分と下流側管部分とに2分割するとともに両者を入れ子状に嵌装することにより、例えば上流側管部分の内側に下流側管部分を収納した状態で接続管を立坑内に導入した後、上流側管部分の上流側端部を上流側管路内に挿通し、次いで下流側管部分を上流側管部分の内側から下流側に引き出して推進機の中空部を介して下流側管路内に挿通することができるから、立坑内の限られたスペース内に接続管を導入して上流側管路と下流側管路とを接続する作業を容易に行うことができる。
また、請求項5に記載したように推進機を防水処理するので、大量の雨水を排水する際に水漏れが生じても推進機を構成するモータ部や減速機構に故障が生じることを防止できる。
以上の説明から明らかなように、本発明に係る既設埋設管の更新方法および装置は、既設埋設管と同軸でありかつ既設埋設管と同等な内径の中空部を推進機に設けるとともに、既設埋設管とほぼ同径の接続管をこの中空部に挿通し、立坑内にそれぞれ開口している上流側管路と下流側管路とを相互に接続するものであるから、大量の雨水を上流側管路から下流側管路へとスムーズに流下させることができる。
以下、図1乃至図6を参照し、本発明に係る既設埋設管の更新方法および装置の各実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明においては、同一の部分には同一の符号を用いて重複した説明を省略する。
第1実施形態
まず最初に図1乃至図4を参照し、第1実施形態の既設埋設管の更新方法および装置について詳細に説明する。
図1乃至図4に示した既設埋設管の更新装置100においては、推進機30の駆動モータ31および減速機構32によって中空円環状の駆動部材33が回転する。
駆動部材33には、図示されないアタッチメントを介してシールド管11およびそれに後続する配管22が同軸に接続されて駆動部材33と一体に回転する。
シールド管11およびそれに後続する配管22を一体に回転させると、シールド管11の先端に設けられているカッタ23が既設埋設管1の周囲を掘削するとともに、シールド管11および配管22の内周面に設けられている内巻羽根24が掘削した土砂を発進坑3側に移送する。
同時に、推進機30の油圧ピストン34を伸張させると駆動部材33他がベース35上を図示左側に移動し、シールド管11およびそれに後続する配管22を地盤中に推進させる。
また、シールド管11の前進に伴って配管22の内側に入り込んだ既設埋設管1は、図示されない移送機構によって順次発進坑3内に移送され、破砕されることなく地上側に撤去される。
配管22を順次継ぎ足しつつ前進させると、シールド管11は到達孔4に到達する。そして、配管22の敷設および既設埋設管1の取り出しが完了した後、推進機30を用いて図示されない更新管を順次推進することにより、既設埋設管1を更新管に交換することができる
ところで、天気予報によって大量の雨水の発生が予想されるときには、既設埋設管1やシールド管11および配管22から構成されつつ発進孔3内に開口している上流側管路26と発進坑3に開口している下流側管路16とを接続管40を用いて相互に接続し、大量の雨水が上流側管路26から下流側管路16へとスムーズに排水できるようにする。
接続管40は、上流側管部分41と下流側管部分42とに2分割されている。
接続管40を設置する際には、図2に示したようにクレーンCおよびロープRを用いて上流側管部分41を発進坑3内に吊り込んだ後、図3に示したように上流側管部分41を上流側管路26内に退避させる。
次いで、図3に示したようにクレーンCおよびロープRを用いて下流側管部分42を発進坑3内に吊り込んだ後、下流側管部分42の下流側端部を駆動部材33の内側中空部分を介して下流側管路16の内部に挿通する。
その後、上流側管路26内に退避させていた上流側管部分41を発進坑3内に引き出すとともに、上流側管部分41の下流側端部に設けられているフランジ41aと下流側管部分42の上流側端部に設けられているフランジ42aとを接続し、上流側管部分41と下流側管部分42とを一体に接続する。
さらに、図4に示したように、上流側管部分41の上流側端部と上流側管路26との間の隙間をエアパッカー等の封止手段43によって液密に封止する。
同様に、下流側管部分42の下流側端部と下流側管路16との間の隙間をエアパッカー等の封止手段43によって液密に封止する。
これにより、図4中に矢印で示したように上流側管路26を通って流れてくる大量の雨水Wは、発進孔3内に漏れ出ることがなく下流側に流下する。
また、環状の駆動部材33の内径が既設埋設管1の内径と同等若しくはそれ以上の寸法に設定されているので、接続管40の内径を既設埋設管1の内径と同等若しくはそれ以上とすることができる。
また、上流側管部分41の上流側端部にはテーパ状の案内面41bが、また上流側管部分41の下流側端部にもテーパ状の案内面41cが設けられているので、大量の雨水Wを下流側管路16へとスムーズに流下させることができる。
さらに、推進機30が防水処理されているので、大量の雨水Wを排水する際に発進孔3内に水漏れが生じても推進機30の駆動モータ31や減速機構32等に故障が生じることがない。
第2実施形態
次に図5および図6を参照し、第2実施形態の既設埋設管更新装置について説明する。
本第2実施形態の既設埋設管更新装置200は、上述した第1実施形態の更新装置における接続管40の構造を変更したものである。
すなわち、図5に示したように、本第2実施形態における接続管50は、2分割した上流側管部分51と下流側管部分52とを入れ子状に嵌装した構造となっている。そして、上流側管部分51の内周面の下流側端部に凸設されて円周方向に延びているフランジ51aの先端が下流側管部分52の外周面とスライド自在に嵌合し、かつ下流側管部分52の外周面の上流側端部に凸設されて円周方向に延びているフランジ52aの先端が上流側管部分52の内周面とスライド自在に嵌合している。さらに、上流側管部分51と下流側管部分52との間の隙間には、ゴムパッキン等の封止手段53が装着されている。
このような構造を有する本第2実施形態の接続管50を用いて上流側管路26と下流側管路16とを接続する際には、図5に示したように、上流側管部分51の内側に下流側管部分52を挿入した状態でクレーンCおよびロープRを用いて接続管50を発進坑3内に吊り込む。
次いで、図6に示したように、上流側管部分51の上流側端部を上流側管路26内に挿通するとともに、下流側管部分52を上流側管部分51の内部から下流側に引き出しつつ、その下流側端部を推進機30の駆動部材33の中空部分を介して下流側管路16内に挿通する。
さらに、図4に示したように、上流側管部分51の上流側端部と上流側管路26との間の隙間をエアパッカー等の封止手段43によって液密に封止する。同様に、下流側管部分52の下流側端部と下流側管路16との間の隙間をエアパッカー等の封止手段43によって液密に封止する。
また、上流側管部分51と下流側管部分52との間の隙間は、封止手段53によって液密に封止されている。
これにより、矢印で示したように上流側管路26を通って流れてくる大量の雨水Wを発進孔3内に漏れ出させることなく、接続管50を介して下流側管路16へとスムーズに流下させることができる。
また、本第2実施形態における接続管50は、上流側管部分51と下流側管部分52とを入れ子状に嵌装させているので、発進坑3内の限られたスペース内に接続管50を導入して上流側管路26と下流側管路16とを接続する一連の作業をより一層容易に行うことができる。
以上、本発明に係る既設埋設管の更新方法およびその装置の各実施形態ついて詳しく説明したが、本発明は上述した実施形態によって限定されるものではなく、種々の変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、上述した実施形態においては配管22を敷設した後に更新管を推進して敷設する工程を例にとって説明しているが、配管22を敷設することなく更新管を直接敷設する工程においても上述した既設埋設管の更新方法およびその装置を用い得ることは言うまでもない。
第1実施形態の排水方法および装置を示す断面側面図。 図1に示した排水管の設置工程を示す断面側面図。 図1に示した排水管の設置を示す断面側面図。 図1の要部を拡大して示す断面側面図。 第2実施形態の排水装置の設置工程を示す断面側面図。 第2実施形態の排水方法を示す断面側面図。 従来の老朽管更新方法および排水方法を示す断面側面図。 従来の老朽管更新方法および排水方法を示す断面側面図。 従来の老朽管更新方法および排水方法を示す断面側面図。
符号の説明
1 既設埋設管
2 更新管
3 発進坑(立坑)
4 到達坑
5 推進機
6 スクリュオーガ
7 カッタ
8 駆動モータ
9 ケーシング
10 油圧ピストン
11 シールド管
12 上流側管路
13 パッカー
14 水中ポンプ
15 仮設配管
16 下流側管路
17 パッカー
18 掘削機
22 配管
23 カッタ
24 内巻羽根
26 上流側管路
30 推進機
31 駆動モータ
32 減速機構
33 駆動部材
34 油圧ピストン
35 ベース
40 接続管
41 上流側管部分
42 下流側管部分
43 封止手段
50 接続管
51 上流側管部分
52 下流側管部分
53 封止手段
100 第1実施形態の既設埋設管更新装置
200 第2実施形態の既設埋設管更新装置

Claims (5)

  1. 地表面に掘設した立坑内から既設埋設管の周囲を掘削しつつ複数の管体を順次推進するとともに前記既設埋設管を破壊することなく前記管体の内側を通して前記立坑内に順次回収する既設埋設管の更新方法であって、
    前記管体を推進するために前記立坑内に配設されている推進機は、前記既設埋設管と同軸かつ前記既設埋設管と同等な内径の中空部を有しており、
    大量の雨水の発生が予想されるときに、
    前記既設埋設管若しくは前記管体によって構成されつつ前記立坑内にそれぞれ開口する上流側管路と下流側管路とを相互に接続して前記雨水を前記上流側管路から前記下流側管路へと排水するための接続管を、前記立坑内に導入して前記推進機の中空部内に挿通した後、
    前記接続管の上流側の端部を前記上流側管路内に挿通するとともに前記接続管の下流側の端部を前記下流側管路内に挿通し、
    次いで前記接続管の両端部と前記上流側管路および前記下流側管路との間の隙間をそれぞれ液密に封止する、
    ことを特徴とする既設埋設管の更新方法。
  2. 地表面に掘設した立坑内から既設埋設管の周囲を掘削しつつ複数の管体を順次推進するとともに前記既設埋設管を破壊することなく前記管体の内側を通して前記立坑内に順次回収する既設埋設管の更新装置であって、
    前記既設埋設管と同軸かつ前記既設埋設管と同等な内径の中空部を有しており前記管体を推進するために前記立坑内に配設される推進機と、
    前記既設埋設管若しくは前記管体によって構成されつつ前記立坑内にそれぞれ開口する上流側管路と下流側管路とを相互に接続して前記雨水を前記上流側管路から前記下流側管路へと排水するための、前記推進機の中空部内に挿通可能な接続管と、
    前記接続管の両端部と前記上流側管路および前記下流側管路との間の隙間をそれぞれ液密に封止するための一対の封止手段と、
    を備えることを特徴とする既設埋設管更新装置。
  3. 前記接続管は、前記上流側管路に挿通される上流側管部分と、前記下流側管渠内に挿通される下流側管部分と、前記上流側管部分および前記下流側管部分を接続するためのフランジ部分とを有していることを特徴とする請求項2に記載した既設埋設管更新装置。
  4. 前記接続管は、前記上流側管路に挿通される上流側管部分と、この上流側管部分に対して入れ子状に嵌装された前記下流側管渠内に挿通される下流側管部分と、前記上流側管部分と前記下流側管部分との間の隙間を液密に封止するための管側封止手段とを有していることを特徴とする請求項2に記載した既設埋設管更新装置。
  5. 前記推進機は、防水処理されていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれかに記載した既設埋設管更新装置。
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