JP2005082361A - 乗客コンべア安全装置 - Google Patents

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JP2005082361A
JP2005082361A JP2003318293A JP2003318293A JP2005082361A JP 2005082361 A JP2005082361 A JP 2005082361A JP 2003318293 A JP2003318293 A JP 2003318293A JP 2003318293 A JP2003318293 A JP 2003318293A JP 2005082361 A JP2005082361 A JP 2005082361A
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movable
passenger
passenger conveyor
safety device
detection switches
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JP2003318293A
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Inventor
Atsushi Takehara
淳 竹原
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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Abstract

【課題】踏段構成が簡易で、製作性、現地施工性を良好にし、かつ安全性を向上した乗客コンベア安全装置を提供する。
【解決手段】乗客が不注意に踏段12の端縁部に接近しても、踏面より突出し、上下方向に出入りする可動部6と、この可動部6の下端に当接し、可動部6が上下したとき水平方向に移動自在な可動カム7とを設け、一方、踏段12の側面に対向する個所に前記可動カム7に対向する複数個の検出スイッチ8を間隔を置いて配置するとともに、この検出スイッチ8の動作信号を受けて警告を発する報知手段を備えたことで、簡易な踏段構成で踏段端縁部とスカートガードとの挟まれを防ぐことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、エスカレーターや動く歩道等の乗客コンべア安全装置に関する。
従来は、踏段とスカートガードとの隙間に乗客の衣服や荷物が挟まれないようにするために、踏段端縁部の材質や色及び端縁部の高さを変えたデマケーションクリートを設けて乗客に対して注意を促していた。
また、この構造の欠点を解消するため、エスカレーターや動く歩道等の乗客コンべアにおいて、前記踏段の端縁部に荷重検出手段を設け、この荷重検出手段からの動作信号により、乗客に注意喚起させる報知手段とを備えたことを特徴とする安全装置が提案されている(特許文献1参照)。
特開平5−338980号公報(2頁、段落番号0088、図2)
上記従来技術では、下記に示す解決すべき点がある。
1.可動する踏段から静止しているフレーム側にリミットスイッチの動作信号を送るために、踏段レールとは別に、動作信号用導通レールを別途取付ける必要がある。
2.動作信号用導通レールは、フレーム内で完全に絶縁する必要がある。
3.可動する踏段と導通レール間で動作信号の受け渡しを行うために、導通レールと踏段で周動する部材が必要となる。このため摩耗度合いや動作情況確認と言った保守点検時の作業が必須となる。
本発明の目的は、動作信号を検出するスイッチをフレーム側に取付け、踏段とスイッチの間で電気信号の受取を行う必要がなく、踏段やレールヘの絶縁が不要な簡易な構造の乗客コンべア安全装置を提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、前記踏段の端縁部に踏面より突出し、上下方向に出入りする可動部と、この可動部の下端に当接し、可動部が上下したとき水平方向に移動自在な可動カムとを設け、一方、踏段の側面に対向する個所に前記可動カムに対向する複数個の検出スイッチを間隔を置いて配置するとともに、この検出スイッチの動作信号を受けて警告を発する報知手段を備えたことを特徴とする。
本発明によるエスカレーターや動く歩道等の乗客コンべアにおいて、乗客が不注意に踏段端縁部に接近してもすぐに警告メッセージ等を発し乗客に注意喚起の報知を行うことで、踏段端縁部から中央よりに足を移動させることになり、踏段端縁部とスカートガードとの挟まれを防ぐことができる。
本発明によれば、多数の踏段が無端状に連接され、一方の乗降口との間に無端走行するエスカレーターや動く歩道等の乗客コンベアにおいて、前記踏段の端縁部に踏面より突出し、上下方向に出入りする可動部と、この可動部の下端に当接し、可動部が上下したとき水平方向に移動自在な可動カムとを設け、一方、踏段の側面に対向する個所に前記可動カムに対向する複数個の検出スイッチを間隔を置いて配置するとともに、この検出スイッチの動作信号を受けて警告を発する報知手段を備えたことを乗客が踏段端縁部に無意識に乗った場合などに警報を発し、乗客に危険を報知することで、乗客の衣服や靴等が、踏段とスカートガードの隙間に挟まれることを防止する安全性の高いエスカレーターや動く歩道等の乗客コンべア安全装置を提供することができる。
以下本発明の実施形態の一例を図に基づいて説明する。
図1は本発明の乗客コンベア安全装置の一実施形態の構成を示す断面図、図2は踏段端縁部の断面図、図3は踏段端縁部の上部より見た図である。
本発明の多数の踏段が無端状に連接され、一方の乗降口と他方の乗降口との間に無端走行するエスカレーターや動く歩道等の乗客コンべアにおいて、図1に示すように、移動手すり1、移動手すり用レール2、パネル3、デッキ4、踏段と所定の間隔をもってデッキ4に垂直に固定されるスカートガード5、踏段12、踏段の端縁部のデマケーションクリート13に踏段端縁部の全長と同じ長さで、乗客が接近したことを検知するための上下に可動する可動部6が取り付けられ、図2に示すように、可動部6の上下動に連動し、復帰バネ9のついた横方向に突出入する可動カム7を備えている。
フレーム14には、可動カム7の突出を検知する検出スイッチ8が取り付けられ、検出スイッチ8の動作信号により注意喚起するための放送制御装置15、警報を発するスピーカー16から構成された報知手段を備えている。
図3については、図2を上方より見た図であるため、説明を省略する。
上述した構成からなる乗客コンべアの動作を以下に説明する。
乗客コンべア運転中に、乗客が無意識のうちに踏段端縁部のデマケーションクリート13に乗ってしまった場合には、デマケーションクリート13にある可動部6が踏段下方に押される。
可動部6の下降に連動し、可動カム7が踏段側面よリフレーム14側に突出する。
可動カム7が突出した状態で、フレーム14に固定されている検出スイッチ8の位置に到達すると、検出スイッチ8を動作させ、検出スイッチ8からの動作信号が放送制御装置15に伝わり、放送制御装置15の指示によりスピーカー16から警告メッセージ等を発し、乗客に危険を報知する。
これにより乗客は踏段の端縁部から中央よりに靴や荷物を移動させることにより踏段12とスカートガード5との間に衣類や靴、荷物などの挟まれるのを防ぐことができる。
また、靴や荷物がスカートガード5に接触している時間が短くできるので、靴や荷物が踏段12とスカートガード5に引き込まれて挟まれるようなことも防止することができる。
ここで、フレーム14に取付ける検出スイッチ8を乗場付近に多く取付けることにより、より早く危険を報知することが可能である。
本発明の乗客コンべア安全装置の一実施形態の構成を示す断面図である。 踏段端縁部の後方から見た断面図である。 踏段端縁部を上部より見た拡大図である.
符号の説明
1 移動手すり
2 移動手すり用レール
3 パネル
4 デッキ
5 スカートガード
6 可動部
7 可動カム
8 検出スイッチ
9 復帰バネ
10 レール
11 ローラー
11a 前輪ローラー
11b 後輪ローラー
12 踏段
13 デマケーションクリート
14 フレーム
15 放送制御装置
16 スピーカー

Claims (1)

  1. 多数の踏段が無端状に連接され、一方の乗降口と他方の乗降口との間に、無端走行するエスカレーターや動く歩道等の乗客コンベアにおいて、前記踏段の端縁部に踏面より突出し、上下方向に出入りする可動部と、この可動部の下端に当接し、可動部が上下したとき水平方向に移動自在な可動カムとを設け、一方、踏段の側面に対向する個所に前記可動カムに対向する複数個の検出スイッチを間隔を置いて配置するとともに、この検出スイッチの動作信号を受けて警告を発する報知手段を備えたことを特徴とする乗客コンべア安全装置。

JP2003318293A 2003-09-10 2003-09-10 乗客コンべア安全装置 Pending JP2005082361A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009083976A (ja) * 2007-09-28 2009-04-23 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エスカレータの安全装置
KR101413717B1 (ko) * 2008-12-04 2014-06-30 미쓰비시 덴키 빌딩 테크노 서비스 가부시키 가이샤 에스컬레이터의 안전장치

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