JP2005081971A - 車両用空気清浄装置 - Google Patents
車両用空気清浄装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2005081971A JP2005081971A JP2003315275A JP2003315275A JP2005081971A JP 2005081971 A JP2005081971 A JP 2005081971A JP 2003315275 A JP2003315275 A JP 2003315275A JP 2003315275 A JP2003315275 A JP 2003315275A JP 2005081971 A JP2005081971 A JP 2005081971A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- operation mode
- gas sensor
- hysteresis
- output
- clean
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
【課題】 ガスセンサの出力に依存するパラメータがヒステリシス内で安定するような場合でも、クリーンモードで安定することを回避することが可能な車両用空気清浄装置を提供する。
【解決手段】 プラズマ放電によってプラスとマイナスとのイオン粒子を発生させるクリーン運転モードと、このモードよりもマイナスのイオン粒子の発生比率を増大させるリフレッシュ運転モードとをガスセンサからの出力を依存するパラメータに基づき、所定のヒステリシスを持たせて切り換え可能としている構成において、運転モードがクリーン運転モードであり、且つガスセンサからの出力に依存するパラメータがヒステリシス内の値で所定時間維持されたか否かを判定する判定手段と、判定手段によってクリーン運転モードでパラメータがヒステリシス内の値に所定時間維持されたと判定された場合に、運転モードをリフレッシュ運転モードに切り換える切換え制御手段とを有する。
【選択図】 図4
【解決手段】 プラズマ放電によってプラスとマイナスとのイオン粒子を発生させるクリーン運転モードと、このモードよりもマイナスのイオン粒子の発生比率を増大させるリフレッシュ運転モードとをガスセンサからの出力を依存するパラメータに基づき、所定のヒステリシスを持たせて切り換え可能としている構成において、運転モードがクリーン運転モードであり、且つガスセンサからの出力に依存するパラメータがヒステリシス内の値で所定時間維持されたか否かを判定する判定手段と、判定手段によってクリーン運転モードでパラメータがヒステリシス内の値に所定時間維持されたと判定された場合に、運転モードをリフレッシュ運転モードに切り換える切換え制御手段とを有する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、プラズマクラスタを使用した車両用空気清浄装置に関し、特に、切換え可能な複数の運転モードを有することによって生じる不都合を解消するようにした装置に関する。
近年、マイナスの電荷を有するイオン粒子を発生させて、除菌、消臭、リフレッシュ機能を持たせたプラズマクラスタシステムが家電用の空調装置を中心として採用されつつある(特許文献1)。このようなシステムを車両に利用することが検討されているが、車両においては、排気ガスの侵入や喫煙などに起因して車室内が汚染されやすいので、上述したプラズマクラスタシステムにおいても、除菌、消臭機能を優先させたクリーン運転モードと、マイナスイオンを多く発生させてリフレッシュ機能を優先させたリフレッシュ運転モードとを切り換える装置にする必要がある。
特開2002−216933
このような運転モードの切り替えは、ハンチングを低減するために、ガスセンサの出力に依存するパラメータに基づき、所定のヒステリシスを持たせて切り換えるようにしており、前記パラメータがヒステリシス内で安定するような場合には、いずれかの運転モードが維持されることになる。
しかしながら、車両に利用されるプラズマクラスタシステムにおいては、喫煙等で室内空気が汚染された場合にのみ、クリーン運転モードとし、通常時においては、できるだけリフレッシュ運転モードに設定することが好ましいが、制御上不可欠なヒステリシスが設けられると、クリーン運転モードである場合に、前記パラメータがヒステリシス内で安定した場合には、運転モードをリフレッシュ運転モードに移行させることができなくなる不都合がある。
そこで、この発明においては、ガスセンサの出力に依存するパラメータがヒステリシス内で安定するような場合でも、上述した不都合を解消し、クリーン運転モードで安定することを回避することが可能な車両用空気清浄装置を提供することを主たる課題としている。
また、上述のような課題を達成する上で、運転モードが頻繁に切り替わってハンチングが生じないようにすることが必要であり、本発明においては、このようなハンチングをも回避することをも課題としている。
また、上述のような課題を達成する上で、運転モードが頻繁に切り替わってハンチングが生じないようにすることが必要であり、本発明においては、このようなハンチングをも回避することをも課題としている。
上記課題を達成するために、この発明にかかる車両用空気清浄装置は、プラズマ放電によってプラスとマイナスとのイオン粒子を発生させる第1の運転モードと、前記第1の運転モードよりもマイナスのイオン粒子の発生比率を増大させる第2の運転モードとを有し、これらの運転モードを車室内の清浄度合いを検出するガスセンサの出力に依存するパラメータに基づき、所定のヒステリシスを持たせて切り換え可能としている構成において、運転モードが前記第1の運転モードであり、且つ前記ガスセンサの出力に依存するパラメータが所定時間継続して前記ヒステリシス内の値になっているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段によって、運転モードが前記第1の運転モードであり、且つ前記パラメータが所定時間継続して前記ヒステリシス内の値になっていると判定された場合に、前記運転モードを前記第2の運転モードに切り換える切換え制御手段とを有することを特徴としている(請求項1)。
したがって、このような構成によれば、運転モードが第1の運転モード(クリーン運転モード)である場合に、ガスセンサからの出力に依存するパラメータがヒステリシス内で安定するような場合でも、判定手段によって前記パラメータがヒステリシス内で所定時間維持されたと判定されれば、切換え制御手段により運転モードが第2の運転モード(リフレッシュ運転モード)に切り換えられるので、運転モードを第2の運転モードに移行しなくなる不都合がなくなる。
ところで、このような構成とした場合には、第2の運転モードから第1の運転モードに切り替わった後に、ヒステリシス内に入ってしまうと、所定時間が経過すれば、再び第2の運転モードへ切り替わることになるので、このような動作が繰り返されて所謂ハンチングを生じることが懸念される。
そこで、上述の構成に加えて、切換え制御手段によって第2の運転モードに切り換えられた後に、所定時間以内に運転モードが第1の運転モードに切り替った場合には、第2の運転モードになってから第1の運転モードに切り替わるまでの時間に応じて前記判定手段による所定時間が変更されるようにし(請求項2)、頻繁に運転モードが切り替わらないようにしてもよい。
尚、前記ガスセンサからの出力に依存するパラメータとしては、ガスセンサからの出力に基づいて演算された演算値と前記ガスセンサ固有の基準値との比を用いるとよい(請求項3)。
以上述べたように、この発明によれば、プラズマ放電によってプラスとマイナスとのイオン粒子を発生させる第1の運転モードと、この第1の運転モードよりもマイナスのイオン粒子の発生比率を増大させる第2の運転モードとを、ガスセンサからの出力に依存するパラメータに基づき、所定のヒステリシスを持たせて切り換えるようにしている車両用空気清浄装置において、運転モードが前記第1の運転モードであり、且つガスセンサからの出力に依存するパラメータが前記ヒステリシス内の値で所定時間維持された場合に、運転モードを第1の運転モードから第2の運転モードへ強制的に切り換えるようにしたので、ガスセンサからの出力に依存するパラメータが第1の運転モードにおいてヒステリシス内で安定する場合でも、運転モードがリフレッシュ側へ移行できなくなる不都合がなくなる。
また、第2の運転モードに切り換えられた後に、所定時間以内に運転モードが前記第1の運転モードに切り替った場合に、第2の運転モードになってから第1の運転モードに切り替わるまでの時間に応じて判定手段による所定時間が変更されるので、上述のような切替制御を行う場合でも、運転モードのハンチングを抑えることが可能となる。
以下、この発明の最良の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。
図1において、車両用空気清浄装置1は、プラズマ放電によってマイナスのイオン粒子とプラスのイオン粒子を発生可能とし、プラスとマイナスとのイオン粒子を略同等の比率で発生させるクリーン運転モードと、前記第1の運転モードよりもマイナスのイオン粒子の発生比率を増大させるリフレッシュ運転モードとを切り換え可能としているイオン発生器2と、運転状態の表示等を行うLED表示部3と、車室内のガス濃度を検出するガスセンサ4と、イオン発生器2やLED表示部3を制御するECU5とを備えているもので、ECU5は、図示しない中央演算処理装置(CPU)、読出専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、入出力ポート(I/O)等を備えると共に、イオン発生器2やLED表示部3を制御する制御回路を備えている。
ECU5は、空気清浄装置を車両用空調ユニットの稼動・非稼動に連動させるために車両用空調ユニットに搭載された送風機の稼動信号(FAN ON信号)の入力の有無を判定するオンオフ判定回路6と、バッテリーなどの車両電源から電力の供給を受けて本装置を駆動させると共にLED表示部やガスセンサへ電力を供給する電源回路部7と、ガスセンサ4によって検出されたガス濃度に相当する検出信号を入力し、空気の臭気状態を判定する臭気判定部8とを備えており、FAN ON信号の有無やガスセンサからの信号等に基づき、イオン発生器2の稼働・停止や運転モードの切り換えを制御すると共に、LED表示部の表示状態を制御する。
図2において、ECU5による制御の概略を表すブロックダイヤグラムが示されており、以下、このダイヤグラムに基づき空気清浄装置1の制御を説明すると、送風機の運転状態を示すファンオン信号の入力の有無に基づき、送風機が稼動状態(ON)にあるか停止状態(OFF)であるかを判定し(ブロックA)、また、イグニッションスイッチからの信号に基づき、車両の電気系統のオンオフを判定する(ブロックB)。
ブロックBによってイグニッションスイッチが投入されたことが判定されると、ガスセンサの特性を安定させるためにガスセンサ4に内蔵された又はガスセンサ4の近傍に設けられたヒータを作動させてガスセンサ4のセンサ素子を加熱させるウォームアップ処理を行い(ブロックC)、ガスセンサ4が熱的影響を受けないようにする。そして、ウォームアップ処理が終了し、且つ、FAN ON信号が入力されて空調ユニットが稼動状態であると判定された場合(条件I)には、ガスセンサ4からの信号を1次遅れフィルタ(ブロ
ックD)を介して遅延処理した値に基づき、前記条件I が整った後の最初のガスセンサに
よるサンプリングデータの遅延処理した演算値Rair を基準値にすると共に、この基準値Rair とそれ以後にサンプリングしたリアルタイムに変動し得る検出データを遅延処理した演算値Rgas とからガスセンサ比(Rgas /Rair )を求め(ブロックE)、このガスセンサ比と予め決められた閾値とに基づき、車室内の空気状態を判定する(ブロックF)。
ックD)を介して遅延処理した値に基づき、前記条件I が整った後の最初のガスセンサに
よるサンプリングデータの遅延処理した演算値Rair を基準値にすると共に、この基準値Rair とそれ以後にサンプリングしたリアルタイムに変動し得る検出データを遅延処理した演算値Rgas とからガスセンサ比(Rgas /Rair )を求め(ブロックE)、このガスセンサ比と予め決められた閾値とに基づき、車室内の空気状態を判定する(ブロックF)。
この空気状態の判定は、ヒステリシスを持たせた閾値(XA,XB)との比較において空気が汚染状態(「汚」状態)にあるか清浄状態(「清」状態)にあるかを判定するもので、空気が汚染状態にあると判定された場合には、運転モードをプラスとマイナスとのイオン粒子を略同等の割合で発生させるクリーン運転モードに設定する指令を出力し、空気状態が清浄状態であると判定された場合には、運転モードをクリーン運転モードよりもマイナスのイオン粒子の発生比率を増大させるリフレッシュ運転モードに設定する指令を出力する(ブロックG〜I)。そして、ブロックJにおいて、送風機が稼動状態(ON)にあるか否かを判定すると共に、いずれの運転モードの設定指令が出力されたか否かを判定し、その判定結果に応じた運転モードでイオン発生器2を駆動させる指令信号を出力し(ブロックK)、またLED表示部3の対応するLEDを点灯又は点滅させる指令信号を出力する(ブロックL)。
また、以上の制御に対して、本構成においては、ガスセンサ比が「汚」状態側においてヒステリシス内にあるか否かを判定し、その判定結果に応じて運転モードを制御する処理が行われる(ブロックM)。
図3において、以上のダイヤグラムに基づき、ECUで行われる制御動作例がフローチャートとして示されており、以下、このフローチャートに基づいて説明すると、このフローチャーチの処理ルーチンは、イグニッションスイッチを投入した後に所定の初期設定処理を経て実行されるもので、先ず、ステップ50において、ガスセンサ4からの出力や、空調ユニットの送風機のファンオン信号、イグニッションスイッチからのイグニッション信号等を読み込み、ステップ52において、ガスセンサからの出力値に遅延処理を施したガスセンサ演算値rgas(t) を例えば同ステップの演算式に基づいて演算する。
その後、ステップ54において、送風機が稼動時に出力されるFAN ON信号が出力されているか否かを判定し、FAN ON信号が出力されていると判定された場合には、ステップ56において、イグニッションが投入された後にα秒経過したか否かを判定する。このステップ56の処理は、ガスセンサ4に電源を入れて内蔵された又は近傍に設けられたヒータを加熱させ、ガスセンサ4のセンサ素子が周囲の温度影響を受けない安定したセンサ特性が得られるまでの時間を経過したか否かを判定するもので、図2のCで示すウォームアップ処理に対応するものである。
そして、ステップ56においてイグニッションスイッチを投入してから所定時間が経過したと判定された場合には、ステップ58においてガスセンサ固有の値である基準値Rair が設定済みであるか否かを判定する。ここで、基準値は、ウォームアップ処理が完了した直後のガスセンサの出力値に遅延処理を施した演算値によって設定されるもので、ステップ58において基準値が設定済みでないと判定された場合には、ステップ60において、所定時間が経過した直後の最初にサンプリングしたデータから得られたガスセンサ演算値rgas を基準値Rair として設定する。
これに対して、ステップ58において、基準値Rair が設定済みであると判定された場合には、ステップ62へ進み、その都度サンプリングされたガスセンサの出力値に遅延処理を施した演算値rgas(t)を制御用ガスセンサ演算値Rgas とし、経時的に変化しうる実際のガス濃度に対応した演算値を算出する。
以上の処理の後に、ステップ64においては、制御用ガスセンサ演算値Rgas と基準値Rair との比(以下、ガスセンサ比という)に基づいて空気清浄装置の運転モードをクリーン運転モードからリフレッシュ運転モードへ切り替えるための閾値XAを決定し、ステップ66において、閾値XAに対してヒステリシス分の差αを持たせた閾値XBを空気清浄装置の運転モードをフレッシュモードからクリーン運転モードへ切り替えるための閾値に設定する。
そして、ステップ68において、前記ステップ64,66で設定された閾値に基づき、ガスセンサ比から車室内の空気状態が清潔状態(「清」状態)であるか汚染状態(「汚」状態)であるかを判定する。すなわち、ガスセンサ4で検出された検出値に基づいて演算された制御用ガス演算値Rgas が小さくなり、ガスセンサ比(Rgas /Rair )がXAより小さくなった場合には、「汚」状態から「清」状態に切り替わり、制御用ガス演算値Rgas が大きくなってガスセンサ比がXAより大きくなった場合には、「清」状態から「汚」状態に切り替わる。
その後、ステップ70において車室内の空気状態が「清」状態であるか「汚」状態であるかを判定し、「清」状態であると判定された場合には、ステップ72において、「REFRESH」と記された表示のLEDを点灯させ、ステップ74において、イオン発生器をリフレッシュ運転モードで運転する。これに対して、「汚」状態であると判定された場合には、ステップ76において、「清」状態から「汚」状態を判定した初回の判定であるかどうかを判定し、初回の判定でないと判定された場合には、ステップ80〜88において、ガスセンサ比がヒステリシス内に入ってからの計時を行い、ヒステリシス内に停滞している時間が所定時間を経過したか否かを判定する。すなわち、ステップ80において、ガスセンサ比が上述したヒステリシス内(XA〜XB間の値)であるか否かが判定され、ヒステリシス内でないと判定された場合には、ステップ82において、タイマーT1をリセットして計時を停止し、ヒステリシス内であると判定されれば、ステップ84において、ヒステリシス内であると判定した初回か否かを判定し、初回であれば、ステップ86においてタイマーT1をリセットして計時を開始し、ステップ88において、タイマーT1が所定時間(β+φ:φは後述する補正量)を経過したか否かを判定する。
そして、ステップ88において、ヒステリシス内になってから所定時間が経過していないと判定された場合には、ステップ90において、「CLEAN」と記された表示のLEDを点灯させ、ステップ92において、イオン発生器2をクリーン運転モードで運転する。これに対して、ステップ88において、ガスセンサ比がヒステリシス内に停滞して所定時間が経過したと判定された場合には、ガスセンサ比がXAより小さくなっていない場合でも、ステップ72へ進んで「REFRESH」と記された表示のLEDを点灯させ、ステップ74において、イオン発生器2をリフレッシュ運転モードで運転する。
したがって、以上の制御によれば、ガスセンサ比がヒステリシス内で所定時間以上停滞した場合には、空気清浄装置がクリーン運転モードで運転している場合でも、リフレッシュ運転モードに切り替えられるので、運転モードがクリーン運転モードで安定してしまうことを回避することが可能となり、喫煙等で室内空気が汚染された場合にのみ、クリーン運転モードとし、その他の場合においては、できるだけリフレッシュ運転モードで運転することが可能となる。
ところで、上述した制御においては、ステップ88において、タイマーT1が所定時間を経過してステップ72及び74の処理が行われるに際し、ステップ100において、タイマーT2をリセットしてスタートさせ、空気清浄装置1がリフレッシュ運転モードに移行した時点から計時を開始する。そして、ステップ76において、「汚」状態の判定が「清」状態から「汚」状態へ移行する初回の判定であると判定された場合に、ステップ102において、タイマーT2が所定時間t1を経過したか否かを判定し、所定時間が経過していない場合には、ステップ104において、タイマーT2の計時時間に応じて、同ステップの特性線が得られるようにヒステリシスに停滞している時間の補正量φを演算する。また、所定時間が経過した場合、又は、補正量φが演算された後は、ステップ106において、タイマーT2をリセットするようにしている。
ここでT2は、リフレッシュ運転モードに移行してから再びクリーン運転モードになるまでの時間を表しているもので、この時間が短いほど運転モードが頻繁に切り替わるようになるので、補正量φは、切り替わる回数が低減されるような値として設定される。したがって、このようなステップ100〜106の処理を加えたことで、空気清浄装置の運転モードが頻繁に切り替わるいわゆるハンチングの発生を抑えることが可能となる。
尚、上述の制御において、ステップ54でFAN ON信号が出ていない場合には、空調装置が稼動していない状態であるので、ステップ110及び112において、タイマーT1及びT2をクリアにし、ステップ114において、LEDを消灯させ、ステップ116において、イオン発生器2の稼働を停止させる。
本発明は、プラズマクラスタを利用した車両用空気清浄装置について、運転モードの切り換えを制御する各種産業分野の構成に利用することが可能である。
1 空気清浄装置
2 イオン発生器
3 LED表示部
4 ガスセンサ
5 ECU
2 イオン発生器
3 LED表示部
4 ガスセンサ
5 ECU
Claims (3)
- プラズマ放電によってプラスとマイナスとのイオン粒子を発生させる第1の運転モードと、前記第1の運転モードよりもマイナスのイオン粒子の発生比率を増大させる第2の運転モードとを有し、これらの運転モードを車室内の清浄度合いを検出するガスセンサの出力に依存するパラメータに基づき、所定のヒステリシスを持たせて切り換え可能としている車両用空気清浄装置において、
運転モードが前記第1の運転モードであり、且つ前記ガスセンサの出力に依存するパラメータが所定時間継続して前記ヒステリシス内の値になっているか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によって、運転モードが前記第1の運転モードであり、且つ前記パラメータが所定時間継続して前記ヒステリシス内の値になっていると判定された場合に、前記運転モードを前記第2の運転モードに切り換える切換え制御手段とを有することを特徴とする車両用空気清浄装置。 - 前記切換え制御手段により前記第2の運転モードに切り換えられた後に、所定時間以内に運転モードが前記第1の運転モードに切り替った場合に、前記第2の運転モードになってから前記第1の運転モードに切り替わるまでの時間に応じて前記判定手段による所定時間を変更可能にすることを特徴とする請求項1記載の車両用空気清浄装置。
- 前記ガスセンサの出力に依存するパラメータは、前記ガスセンサからの出力に基づいて演算された演算値と前記ガスセンサ固有の基準値との比である請求項1記載の車両用空気清浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003315275A JP2005081971A (ja) | 2003-09-08 | 2003-09-08 | 車両用空気清浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003315275A JP2005081971A (ja) | 2003-09-08 | 2003-09-08 | 車両用空気清浄装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005081971A true JP2005081971A (ja) | 2005-03-31 |
Family
ID=34415599
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2003315275A Pending JP2005081971A (ja) | 2003-09-08 | 2003-09-08 | 車両用空気清浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005081971A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100763481B1 (ko) | 2006-12-15 | 2007-10-04 | 주식회사 세원이씨에스 | 차량용 공기 청정시스템 |
CN108045202A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-05-18 | 浙江阳岭健康科技有限公司 | 汽车遮阳板式空气净化器 |
CN111002795A (zh) * | 2019-12-13 | 2020-04-14 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种空气净化系统、方法及车辆 |
-
2003
- 2003-09-08 JP JP2003315275A patent/JP2005081971A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100763481B1 (ko) | 2006-12-15 | 2007-10-04 | 주식회사 세원이씨에스 | 차량용 공기 청정시스템 |
CN108045202A (zh) * | 2017-12-27 | 2018-05-18 | 浙江阳岭健康科技有限公司 | 汽车遮阳板式空气净化器 |
CN108045202B (zh) * | 2017-12-27 | 2023-09-19 | 浙江梵力得健康科技有限公司 | 汽车遮阳板式空气净化器 |
CN111002795A (zh) * | 2019-12-13 | 2020-04-14 | 中国第一汽车股份有限公司 | 一种空气净化系统、方法及车辆 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4359876B2 (ja) | 車両用空調清浄装置 | |
JP2004060998A (ja) | 省エネ型機器 | |
JP4041071B2 (ja) | 温風暖房機 | |
JP2005081971A (ja) | 車両用空気清浄装置 | |
JP3571425B2 (ja) | 換気扇の制御装置 | |
JP2002089940A (ja) | 空気調和機 | |
JP2006212541A (ja) | 空気清浄機 | |
JP5003162B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2009295359A (ja) | イオン発生装置 | |
JPH07190432A (ja) | 換気装置 | |
JP2005075234A (ja) | 車両用空気清浄装置 | |
JPH10122615A (ja) | 空気清浄機の制御装置 | |
JP2010089043A (ja) | 空気清浄機 | |
KR100789711B1 (ko) | 공기청정기의 제어방법 | |
KR0177061B1 (ko) | 2개의 ptc 히터를 이용한 가습기 동작 제어장치 및 그 방법 | |
JP2004309051A (ja) | 省エネ制御装置および省エネ制御方法 | |
JP2010264379A (ja) | 空気清浄機 | |
JPH09313854A (ja) | 空気清浄機の運転制御装置 | |
JP2000240992A (ja) | 送風装置 | |
JP3750975B2 (ja) | ガス検出装置 | |
JP2010076667A (ja) | 車両用電気機器および車両用空調装置 | |
JP2005335453A (ja) | 車両用空気清浄装置 | |
JP2006046785A (ja) | 空気清浄機 | |
KR0136727B1 (ko) | 공기조화기 및 그 제어방법 | |
JPH06307699A (ja) | 空気調和機の制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060607 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20081112 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20081125 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090407 |