JP2005081631A - 画像形成装置および方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】メモリ領域を有効利用し、低コストな画像形成装置を実現する。
【解決手段】メモリICは主走査方向のカウンタと副走査方向のカウンタを持ち、画像データには、画像データの主走査方向及び副走査方向の位置を示す2次元アドレスが設定されている。メモリ装置44に画像データを書き込む書込手段は、画像データの2次元アドレスを取得した上で、メモリ装置44上に画像データの書き込みを行っていく。画像データの書き込み領域が符号40で示される三角形のはみ出し領域に来たときには、この画像データの書き込み先を符号40で示される三角形のはみ出し領域から符号42で示される三角形の空き領域に移動する。書き込み先の変更は、符号40で示されるはみ出し領域での画像データの2次元アドレスと主・副走査方向のカウンタとを演算し、符号42で示される空き領域にアドレス変換することによって行われる。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置および方法、特に、カラー複写機などで用いられる画像形成装置において画像データの書き込み・読み出しが行われるメモリ装置のメモリ領域を効率的に使用するための画像形成装置および方法に関するものである。
従来から、入力画像信号に応じて変調されたレーザビームを感光体である感光ドラムに投射して静電潜像を形成し、これをトナーにより現像する記録装置をイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色毎に設け、転写ベルト上の記録紙の搬送に応じて各色に相当する記録装置から各色画像を記録紙に重畳転写してカラー画像を得るというタンデム構成の画像形成装置が知られている。
この種の装置では、各色の感光ドラム間の機械的取り付け誤差や各色に相当するレーザビームの光路長の差分などにより、各色画像において主走査方向および副走査方向の画像書き出しのタイミングずれによる位置ずれや、各色画像の倍率変化、傾き変化が発生するため、各色画像のレジストレーション補正を行う必要性があった。すなわち、図10に示す通り、レジストレーション補正を行わない場合におけるタンデム構成の画像形成装置において、取得した画像データ10を補正することなく記録紙11に転写した場合には、出力した画像12にずれが発生してしまう。そこで、図11に示す通り、取得した画像データ14をレジストレーション補正することによって、原画像と同様な、ずれの無い画像16を記録紙11に転写するということが行われている。
このレジストレーション補正を実施するための具体的な手法として、例えば、次のようなものが提案されている。すなわち、原稿画像のコピー動作に先立って転写ベルト上の搬送方向と直角方向の2箇所に所定の各色パターン画像を形成し、このパターン画像を各色の搬送順にCCDなどのセンサで読み取り、これをメモリ装置に取り込んで転写ベルト上のノイズ成分を除去し、各色パターン画像の中心位置を算出するために主走査方向および副走査方向について所定の演算を行い、各色画像の主走査方向および副走査方向の画像書き出しタイミングをCPUが制御し、レーザビーム光路中の反射ミラーを光路補正機構(アクチュエータ)により光路方向および光路に対して回転方向に駆動制御して、各色画像の倍率補正および傾き補正を行うというものである(例えば、下記特許文献1参照)。
特開平1−142672号公報
しかしながら、従来の画像形成装置では、レジストレーション補正のための補正量が大きい場合にはメモリ装置に書き込む画像データの容量が大きくなるため、大規模なメモリ装置を設置しなければならないという問題が存在していた。
図12は、従来の画像形成装置において画像データを書き込んだメモリ装置24の状態を示す図であり、説明の容易化のため、マゼンタ(M)およびシアン(C)について副走査方向のみに発生したずれを補正する場合を例示している。図12では、入力画像20を取り込んだ後、所定の画像演算21を行い、レジストレーション補正されたずれ補正後の画像データをマゼンタ(M)画像データ22M、シアン(C)画像データ22Cとして示している。
ここで、図12のマゼンタ(M)画像データ22Mでは、紙面の左側に行くに従ってレジストレーション補正量が大きくなっていることが示されている。このような場合、メモリ装置24上にはマゼンタ(M)画像データ22Mおよびシアン(C)画像データ22Cが書き込まれていくので、レジストレーション補正量が大きい紙面左側の画像データは、メモリ装置24の使用容量が大きくなる。一方、紙面右側の画像データは、メモリ装置24の使用容量が左側の画像データと比較して少なく済むことになる。したがって、メモリ装置24を占有する画像データの書込範囲を模式的に示すと、メモリ装置24の使用領域はメモリ装置24の紙面右下側が欠けた台形形状26として示すことができる。
このように、従来の画像形成装置においては、メモリ装置24を効率的に使用することが成されていなかった。また、レジストレーション補正の補正量は、上述した通り、画像形成装置の機械的な誤差要因などによって発生するのであるが、この補正量の最大値をあらかじめ求めておき、この最大補正量に対応したメモリ容量を確保しておかなければならなかった(例えば、図12における符号28の範囲)。したがって、従来の画像形成装置では補正量に応じた大規模なメモリを必要とするので、画像形成装置を低コストで実現することは極めて困難であった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、メモリ領域を効率的に有効利用することによって、少ない容量のメモリ装置であっても従来と同等以上の画像品質を有する画像形成装置を実現することにある。
以上のような課題を解決するために、本発明に係る画像形成装置は、画像データを記憶するメモリ装置と、画像データの主走査方向及び副走査方向の位置を示す2次元アドレスを取得して、前記メモリ装置に画像データを書き込む書込手段と、前記2次元アドレスを取得して主走査方向及び副走査方向の読出範囲を特定し、前記メモリ装置から画像データを読み出す読出手段と、前記書込手段又は前記読出手段が取得した2次元アドレスをアドレス変換し、前記メモリ装置に対する画像データの書き込み制御又は読み出し制御を行う制御部と、を備える画像形成装置であって、前記制御部は、メモリ装置の空き領域を埋めるように画像データの書き込み制御を行うことにより、メモリ装置の使用状況に応じた2次元アドレスのアドレス変換を行うことを特徴とする。
すなわち、本発明におけるメモリ装置の使用状況とはメモリ領域の使用状況をいうのであって、メモリ領域に空き領域が極力生じないようにメモリ領域を効率的に有効利用することによって、少ない容量のメモリ装置であっても従来と同等以上の画像品質を得ることが可能である。
また、本発明に係る画像形成装置において、前記画像データは、カラー画像形成における色間の相対位置ずれ補正情報に基づく色ずれ補正量を含み、前記制御部が行う前記アドレス変換によって、色ずれ補正量によって生じるメモリ装置の空き領域を埋めるように画像データの書き込み制御が行われることを特徴とする。
すなわち、本発明が対象とする画像データは、カラーレジストレーション補正が行われるものを含んでいる。カラーレジストレーション補正が行われる画像データは、その補正量によって画像データの容量に差を含んでおり、従来技術でそのままメモリ装置に書き込んでいったのではメモリ装置に無駄な空き領域が発生してしまう。本発明では、この無駄な空き領域を発生させないように画像データの書き込み補正を行うことを特徴としている。
さらに、本発明に係る画像形成装置の一態様として、前記メモリ装置は複数のメモリICの集合体として構成されるとともに、前記メモリICのそれぞれは少なくとも2以上の書込領域に分割され、さらに、前記画像データは前記メモリ装置の分割された書込領域に対応する領域数に分割されるとともに、これら分割された画像データはそれぞれ前記メモリICの異なる書込領域ごとに書き込まれ、前記制御部は、1の書込領域が埋め尽くされることによって書き込みできない画像データが生じたときには、この書き込みできない画像データを他の書込領域の空き領域に対して書き込み指示を行うことが好適である。
かかる態様は、半導体レーザを用いたレーザスキャナ方式の光学走査系を有する画像形成装置や面発光型半導体レーザVCSELを用いた高解像度の画像形成装置に適用可能である。本態様を適用することによって、メモリ装置からの読み出しスピードの効率化を図ることができ、高解像度の画像形成装置であっても高速処理が可能となる。
また、本発明に係る画像形成装置の別の態様として、前記メモリ装置は複数のメモリICの集合体として構成され、前記制御部は、前記画像データの書き込み指示を同一メモリICで連続して行わないことが好適である。
かかる態様は、LEDアレー方式の光学走査系を有する画像形成装置に適用可能である。LEDアレー方式の光学走査系は、赤外LED(light emitting diode)をミリ当たり8〜16個程度集積し、一直線のアレー状に並べたものである。ところで、メモリ装置には、同一メモリICに別アドレスのデータが書き込まれた場合には、同時にデータ読み出しができないという制約が存在するため、LEDアレー方式の光学走査系を用いた際のメモリ装置における効率よい画像データ読み出しが問題となる。そこで、本態様では、画像データの書き込み方向に対してメモリICを垂直方向に配置し、順次異なるメモリICに画像データを書き込み、同一のメモリICに連続して画像データを書き込まないこととした。このような構成とすることによって、メモリ装置からの画像データの読み出しを効率よく行うことが可能となる。
本発明に係る画像形成方法は、取得した画像データをメモリ装置に格納し、所定の補正を行うことによって所望の画像データ出力を得る際に、前記メモリ装置に対する画像データの効率よい格納をコンピュータで行う場合に用いる方法であって、前記メモリ装置に画像データを書き込む書込手段が、画像データの主走査方向及び副走査方向の位置を示す2次元アドレスを取得するステップと、前記メモリ装置に対する画像データの書き込み制御を行う制御部が、前記書込手段の取得した2次元アドレスをメモリ装置の使用状況に応じてアドレス変換し、メモリ装置の空き領域を埋めるように画像データの書き込み制御を行うステップと、前記メモリ装置に対する画像データの読み出し制御を行う制御部が、前記メモリ装置から画像データを読み出す読出手段の取得した2次元アドレスをアドレス変換するステップと、前記読出手段が、前記アドレス変換された2次元アドレスを取得して主走査方向及び副走査方向の読出範囲を特定するステップと、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る画像形成方法において、前記画像データは、カラー画像形成における色間の相対位置ずれ補正情報に基づく色ずれ補正量を含み、前記制御部が前記画像データの書き込み制御ステップを行う際のアドレス変換は、色ずれ補正量によって生じるメモリ装置の空き領域を埋めるように画像データの書き込み制御を行うステップを含むことを特徴とする。
さらに、本発明に係る画像形成装置の一態様として、前記メモリ装置は複数のメモリICの集合体として構成されるとともに、前記メモリICのそれぞれは少なくとも2以上の書込領域に分割され、さらに、前記画像データは前記メモリ装置の分割された書込領域に対応する領域数に分割されるとともに、これら分割された画像データはそれぞれ前記メモリICの異なる書込領域ごとに書き込まれ、前記制御部が行う前記画像データの書き込み制御ステップは、1の書込領域が埋め尽くされることによって書き込みできない画像データが生じたときには、この書き込みできない画像データを他の書込領域の空き領域に対して書き込み指示を行うステップを含むことが好適である。
また、本発明に係る画像形成方法の別の態様として、前記メモリ装置は複数のメモリICの集合体として構成され、前記制御部が行う前記画像データの書き込み制御ステップは、前記画像データの書き込み指示を同一メモリICで連続して行わないことが好適である。
本発明によれば、メモリ領域を有効に使用することができるので、最大補正量が従来と同じ場合でも少ない容量のメモリ装置でレジストレーション補正を実現することができる。したがって、低コストな画像形成装置を実現することが可能である。
本発明を実施するための最良の形態について、図面を用いて説明する。
実施形態1
プリンタやファクシミリ、カラー複写機などの画像形成装置では、ドキュメントスキャナによって紙などに記憶された原稿・写真・絵画などの二次元的画像を画素分解してメモリ装置に記憶し、拡大・縮小・補正などの編集を電気的に行った後、記録媒体との組合せによって、光・熱・電気・磁気・化学反応・圧力などの各種エネルギを利用して永久的可視像を記録紙上に形成することが行われている。特に、近年の画像出力方式では、光学走査系の画像出力技術を採用することによって高品位のカラー複写機やプリンタなどが開発されてきている。
そこで、本実施形態では、図1に示すようなレーザスキャナ方式の光学走査系を有する画像形成装置を例示して説明する。なお、図1は一般的なレーザスキャナ方式の光学走査系の構成例を示す図である。かかるレーザスキャナは、ポリゴンミラー30という回転多面鏡を有しており、スキャナモータ31に直結して回転することにより、レーザ光32をスキャニングすることができる。ポリゴンミラー30が反射するレーザ光32は、球面レンズ33とトーリックレンズ34から成るF−θレンズ35に投射される。F−θレンズ35は等角速度情報を等速直線情報に変換するための特殊なレンズであり、焦点距離Fが角度θに比例するレンズである。このようなF−θレンズ35に投射されたレーザ光32は、反射ミラー36を介して感光ドラム37上に投射されることになる。
以上のような一般的なレーザスキャナ方式の光学走査系を有する画像形成装置では、1スキャンで1本あるいは2本のレーザ光32が感光ドラム37上に投射され、その解像度は600dpi程度である。このような画像形成装置で用いられるメモリ装置には、背景技術で示したものと同様のメモリ装置を用いることが可能であるが、本実施形態で特徴的なこととして、従来のメモリ装置と異なり、メモリ領域を効率的に有効利用することが可能であるので、メモリ装置の小型化を図ることが可能である。
図2は、本実施形態におけるメモリ装置の制御方法を説明するための図である。背景技術で説明した通り、メモリ装置44に書き込まれる画像データがレジストレーション補正などの補正を必要とする場合には、メモリ装置44を占有する画像データの書込範囲は、例えば、台形形状46として示されることとなる。つまり、レジストレーション補正を必要とする画像データは、カラー画像形成における色間の相対位置ずれ補正情報に基づく色ずれ補正量を含むからである。したがって、従来技術では、最大補正量に対応したメモリ容量である符号48の範囲を確保しておかなければならなかった。
しかし、本実施形態では、メモリ装置44への画像データ書込領域のうち、符号40で示される三角形の領域を、第5行目のメモリIC(半導体記憶素子)(Mem5)の空き領域である符号42で示される三角形の領域に移動することとした。つまり、本実施形態によれば、有効利用されていなかったメモリ装置44の空き領域47を有効利用することにより、これまで第1行目のメモリIC(Mem1)〜第6行目のメモリIC(Mem6)まで6個必要であったメモリICの個数を、第1行目のメモリIC(Mem1)〜第5行目のメモリIC(Mem5)までの5個に削減することができる。したがって、従来技術で確保しなければならなかったメモリ容量である符号48の範囲は、符号49で示される範囲にまで縮小することができるのである。
図2で例示するメモリ装置44の場合、メモリICへの書き込みは、主走査方向のカウンタと副走査方向のカウンタを持つことにより行われている。主走査方向では、領域ごとに76カウンタ〜116カウンタの主走査方向カウンタを持っている。一方、画像データ側には、画像データの主走査方向及び副走査方向の位置を示す2次元アドレスが設定されている。メモリ装置44に画像データを書き込む書込手段は、画像データの2次元アドレスを取得した上で、メモリ装置44上に画像データの書き込みを行っていく。画像データの書き込み領域が符号40で示される三角形のはみ出し領域に来たときには、この画像データの書き込み先を符号40で示される三角形のはみ出し領域から符号42で示される三角形の空き領域に移動する。書き込み先の変更は、符号40で示されるはみ出し領域での主走査方向のカウンタと副走査方向のカウンタを演算によって符号42で示される空き領域に変換することによって行われる。このとき、画像データの主走査方向及び副走査方向の位置を示す2次元アドレスもアドレス変換されている。
一方、メモリ装置44に書き込まれた画像データを読み出す際には、逆のアドレス変換およびカウンタ演算を行えば、正しい画像出力が可能となる。つまり、メモリ装置44から画像データを読み出す読出手段が、2次元アドレスを取得して主走査方向及び副走査方向の読出範囲を特定することができる。
なお、アドレス変換およびカウンタ演算は、後述する制御部56によって行われており、この制御部56が書込手段又は読出手段が取得した2次元アドレスをアドレス変換し、メモリ装置44に対する画像データの書き込み制御又は読み出し制御を行うことになる。
以上のように、メモリ装置44の使用状況に応じた2次元アドレスのアドレス変換およびカウンタ演算を行うことによってメモリ装置44の空き領域を埋めるように画像データの書き込み制御を行い、メモリ装置44の効率利用が実現するのである。
このようなアドレス変換の具体的な内容について、図3に示すブロック図を用いて説明する。図3は、画像形成装置の全体構成を説明するためのブロック図である。
本実施形態の画像形成装置では、画像データを構成する各色データが入力されるとデータフォーマット変換50からメモリライトデータフォーマット変換53までの処理が行われ、主走査方向の補正が行われたメモリ装置に書き込み可能な色データが形成される。メモリライトインターフェース54では、各色データにアドレスが付与される。アドレスが付与された各色データは、画像形成装置が有する制御部56によってメモリ装置に書き込まれていくことになる。この際、制御部56は、各色データが無駄なくメモリ装置に書き込まれるよう演算を行っている。なお、制御部56は、各色データの読み出しの際にもアドレス変換を行う。各色データは、メモリリードインターフェース58によって読み出しが行われた後、副走査補正59され、データ出力60によって適切な色画像として出力されることになる。
実施形態2
上述した実施形態1では、一般的な半導体レーザを用いたレーザスキャナ方式の光学走査系を有する画像形成装置を例示して、本発明を説明した。本実施形態では、出願人によって開発・実用化された面発光型半導体レーザVCSELを用いた高解像度を有する画像形成装置を例示して説明する。
図4は、本実施形態が対象とする面発光型半導体レーザVCSEL65を用いた画像形成装置の装置構成を示す図である。かかる画像形成装置が備える面発光型半導体レーザVCSEL65は、従来の半導体レーザから解像度を向上させるためにスキャン用レーザ光66の多ビーム化と素子の高密度集積化を実現したものである。従来、1スキャンで1本もしくは2本のレーザ光が感光ドラム上に投射され、その解像度は600dpi程度であったものが、この面発光型半導体レーザVCSEL65を採用することによって、1スキャン32本のレーザ光66が感光ドラム67上に投射され、解像度2,400dpiを実現している。
以上のような高解像度を実現している面発光型半導体レーザVCSEL65を用いた画像形成装置で用いられるメモリ装置には、書き込み・読み出し効率の向上など、さらに効率化したメモリ制御技術が求められることになる。
ところで、実施形態1で示した発明では、はみ出し領域に位置した画像データはアドレス変換によってメモリ装置の任意の空き領域に書き込まれていた。しかし、メモリICには、同一メモリICに別アドレスのデータが書き込まれた場合には、同時にデータ読み出しができないという制約が存在する。さらに、面発光型半導体レーザVCSEL65を用いた画像形成装置では、画像データを33ライン同時に読み出すことが要求される。本実施形態は、以上のようなメモリ条件を考慮した上で、2,400dpiという高解像度の画像形成装置を実現可能とするメモリ制御技術を提供するものである。
本実施形態について、図5および図6を用いて説明する。図5は、本実施形態に係る画像形成装置が備えるメモリ装置84に書き込まれる画像データを示す図であり、説明の容易化のため、マゼンタ(M)およびシアン(C)について副走査方向のみに発生したずれを補正する場合を例示している。図5で示される画像データは、入力画像を取り込んだ後、所定の画像演算を行い、レジストレーション補正されたずれ補正後の画像データをマゼンタ(M)画像データ72M、シアン(C)画像データ72Cとして示している。また、図6は、本実施形態に係る画像形成装置を説明するための図である。
本実施形態で特徴的なことは、複数のメモリIC(Mem1〜Mem6)の集合体として構成されるメモリ装置84において、書込領域がメモリICごとに少なくとも2以上に分割されているということである。また、メモリ装置84に書き込まれる画像データも、メモリ装置84の分割された書込領域に対応する領域数に分割されることになり、これら分割された画像データは、それぞれメモリ装置84の異なる書込領域ごとに書き込まれることになる。なお、本実施形態では、メモリ装置84と画像データを2分割した場合を例示して説明する。つまり、図6に示すメモリ装置84の場合には、破線85を境界線として各メモリIC(Mem1〜Mem6)は2分割されており、2つの書込領域85a,85bが存在することになる。また、図5に示す画像データの場合には、破線75を境界線として画像データが2分割されており、2つの分割画像データ75a,75bが存在することになる。
以上のように2分割された画像データ75a,75bは、それぞれ分割画像データ75aが書込領域85aに、分割画像データ75bが書込領域85bに書き込まれる。ここで、本実施形態では、同一メモリICに別アドレスのデータが書き込まれた場合には、同時にデータ読み出しができないというメモリICの制約を解消するため、分割画像データ75bは第1行目のメモリIC(Mem1)から書き込みが開始され、分割画像データ75aは第5行目のメモリIC(Mem5)から書き込みが開始されるという構成が採られている。このような構成としたとき、符号75bで示される分割画像データの方が符号75aで示される分割画像データよりも補正量が大きいので、画像データの容量が大きい。また、このような補正量の大きい分割画像データ75bでは、メモリに書ききれない領域80が発生してしまう場合がある。このように、分割画像データ75bの書き込み領域が符号80で示される三角形のはみ出し領域に来たときには、このはみ出した画像データの書き込み先を符号80で示される三角形のはみ出し領域から符号82で示される三角形の空き領域に移動する。書き込み先の変更は、実施形態1で説明した方式と同様であり、符号80で示されるはみ出し領域での画像データの2次元アドレスと主走査方向のカウンタ、副走査方向のカウンタとを制御部56が行う演算によって符号82で示される空き領域にアドレス変換することによって行われる。つまり、制御部56は、1の書込領域(図6では書込領域85b)が埋め尽くされることによって書き込みできない画像データ(符号80で示される三角形のはみ出し領域にある画像データ)が生じたときには、この書き込みできない画像データを他の書込領域の空き領域(符号82で示される三角形の空き領域)に対して書き込み指示を行うことになる。なお、読み出しについても実施形態1と同様のアドレス変換によって行われるので、詳細な説明は省略する。
実施形態3
本実施形態では、図7に示すようなLEDアレー方式の光学走査系を有する画像形成装置を例示して説明する。図7は一般的なLEDアレー方式の光学走査系の構成例を示す図である。かかるLEDアレー90は、赤外LEDをミリ当たり8〜16個集積し、一直線のアレー状に並べたものであり、集光性光ファイバー92と組み合わせて使用されるものである。本実施形態は、図7に示すようなLEDアレー方式の光学走査系を有する画像形成装置においても、本発明を適用することが可能であることを示すものである。
本実施形態について、図8を用いて説明する。図8は、本実施形態に係る画像形成装置を説明するための図である。
LEDアレー方式の光学走査系の場合、画素分解された画像データは、一列に並んだライン状の画像データを単位としてメモリ装置104に書き込まれることになる。したがって、LEDアレー方式の光学走査系を用いる場合に問題となるのは、同一メモリICに別アドレスのデータが書き込まれた場合には、同時にデータ読み出しができないというメモリICの制約である。すなわち、これまで説明したように、各メモリICが、画像データが書き込まれる主走査方向と平行に設置されたのでは、同一メモリICに別アドレスのデータが1個ずつ書き込まれていくことになる。このような構成を採ったのでは、画像データの読み出しに長時間がかかってしまう。
そこで、本実施形態では、メモリ装置104を構成する複数のメモリIC(Mem1〜Mem4)を、画像データが書き込まれる主走査方向に対して垂直方向に配置し、画像データの書き込みを同一メモリICで連続して行わないこととした。このような書き込み方式を採用することによって、画像データの読み出しは、分解画素a,b,c,d,e,f,・・・の順に一度に行うことが可能となる。
また、本実施形態においても、メモリ装置104の書込領域を効率よく利用するために、制御部によるアドレス変換などを行い、メモリ装置104に生じる空き領域を埋めるように画像データの書き込み制御を行うことが可能である。このように、本発明に係る画像形成装置によれば、メモリ装置104を有効利用することができるので、メモリ装置104の小型化によるコストダウンを実現することが可能である。
なお、上述した実施形態1〜3では、タンデム構成の画像形成装置を示し、画像データにレジストレーション補正などのずれ補正量が含まれる場合を例示して説明した。しかし、本発明は実施形態1〜3で説明したものに限られるものではない。例えば、回転補正や拡大・縮小補正などの補正量が含まれる画像データにも適用可能であり、図9に示すような、複数感光体方式のカラー複写機であってレジストレーション補正を必要としない方式の画像形成装置にも適用可能である。
また、実施形態1〜3では、メモリICにシングル・ポートのSRAM(Static Random Access Memory)を採用した場合を例示して説明したが、本発明は、デュアル・ポートSRAMやDRAM(Dynamic Random Access Memory)などの半導体メモリやMRAM(Magnetic Random Access Memory)などの不揮発性磁気メモリであっても適用可能である。
一般的なレーザスキャナ方式の光学走査系の構成例を示す図である。 実施形態1におけるメモリ装置の制御方法を説明するための図である。 画像形成装置の全体構成を説明するためのブロック図である。 実施形態2が対象とする面発光型半導体レーザVCSELを用いた画像形成装置の装置構成を示す図である。 実施形態2に係る画像形成装置が備えるメモリ装置に書き込まれる画像データを示す図である。 実施形態2に係る画像形成装置を説明するための図である。 一般的なLEDアレー方式の光学走査系の構成例を示す図である。 実施形態3に係る画像形成装置を説明するための図である。 本発明が適用可能な複数感光体方式のカラー複写機を示す図である。 レジストレーション補正を行わない場合における従来のタンデム構成の画像形成装置を示す図である。 レジストレーション補正を行った場合における従来のタンデム構成の画像形成装置を示す図である。 従来の画像形成装置において画像データを書き込んだメモリ装置の状態を示す図である。
符号の説明
10,14 取得した画像データ、11 記録紙、12 出力した画像、16 ずれの無い画像、20 入力画像、21 画像演算、22M,72M マゼンタ(M)画像データ、22C,72C シアン(C)画像データ、24,44,84,104 メモリ装置、26,46 台形形状、30 ポリゴンミラー、31 スキャナモータ、32,66 レーザ光、33 球面レンズ、34 トーリックレンズ、35 F−θレンズ、36 反射ミラー、37,67 感光ドラム、Mem1〜Mem6 メモリIC、47 メモリ装置の空き領域、50 データフォーマット変換、53 メモリライトデータフォーマット変換、54 メモリライトインターフェース、56 制御部、58 メモリリードインターフェース、59 副走査補正、60 データ出力、65 面発光型半導体レーザVCSEL、75,85 破線、75a,75b 分割画像データ、85a,85b 書込領域、80 はみ出し領域、82 空き領域、90 LEDアレー、92 集光性光ファイバー、a,b,c,d,e,f 分解画素。

Claims (8)

  1. 画像データを記憶するメモリ装置と、
    画像データの主走査方向及び副走査方向の位置を示す2次元アドレスを取得して、前記メモリ装置に画像データを書き込む書込手段と、
    前記2次元アドレスを取得して主走査方向及び副走査方向の読出範囲を特定し、前記メモリ装置から画像データを読み出す読出手段と、
    前記書込手段又は前記読出手段が取得した2次元アドレスをアドレス変換し、前記メモリ装置に対する画像データの書き込み制御又は読み出し制御を行う制御部と、
    を備える画像形成装置であって、
    前記制御部は、メモリ装置の空き領域を埋めるように画像データの書き込み制御を行うことにより、メモリ装置の使用状況に応じた2次元アドレスのアドレス変換を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記画像データは、カラー画像形成における色間の相対位置ずれ補正情報に基づく色ずれ補正量を含み、
    前記制御部が行う前記アドレス変換によって、色ずれ補正量によって生じるメモリ装置の空き領域を埋めるように画像データの書き込み制御が行われることを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
    前記メモリ装置は複数のメモリICの集合体として構成されるとともに、前記メモリICのそれぞれは少なくとも2以上の書込領域に分割され、さらに、
    前記画像データは前記メモリ装置の分割された書込領域に対応する領域数に分割されるとともに、これら分割された画像データはそれぞれ前記メモリICの異なる書込領域ごとに書き込まれ、
    前記制御部は、1の書込領域が埋め尽くされることによって書き込みできない画像データが生じたときには、この書き込みできない画像データを他の書込領域の空き領域に対して書き込み指示を行うことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1又は2に記載の画像形成装置において、
    前記メモリ装置は複数のメモリICの集合体として構成され、
    前記制御部は、前記画像データの書き込み指示を同一メモリICで連続して行わないことを特徴とする画像形成装置。
  5. 取得した画像データをメモリ装置に格納し、所定の補正を行うことによって所望の画像データ出力を得る際に、前記メモリ装置に対する画像データの効率よい格納をコンピュータで行う場合に用いる画像形成方法であって、
    前記メモリ装置に画像データを書き込む書込手段が、画像データの主走査方向及び副走査方向の位置を示す2次元アドレスを取得するステップと、
    前記メモリ装置に対する画像データの書き込み制御を行う制御部が、前記書込手段の取得した2次元アドレスをメモリ装置の使用状況に応じてアドレス変換し、メモリ装置の空き領域を埋めるように画像データの書き込み制御を行うステップと、
    前記メモリ装置に対する画像データの読み出し制御を行う制御部が、前記メモリ装置から画像データを読み出す読出手段の取得した2次元アドレスをアドレス変換するステップと、
    前記読出手段が、前記アドレス変換された2次元アドレスを取得して主走査方向及び副走査方向の読出範囲を特定するステップと、
    を有することを特徴とする画像形成方法。
  6. 請求項5に記載の画像形成方法において、
    前記画像データは、カラー画像形成における色間の相対位置ずれ補正情報に基づく色ずれ補正量を含み、
    前記制御部が前記画像データの書き込み制御ステップを行う際のアドレス変換は、色ずれ補正量によって生じるメモリ装置の空き領域を埋めるように画像データの書き込み制御を行うステップを含むことを特徴とする画像形成方法。
  7. 請求項5又は6に記載の画像形成方法において、
    前記メモリ装置は複数のメモリICの集合体として構成されるとともに、前記メモリICのそれぞれは少なくとも2以上の書込領域に分割され、さらに、
    前記画像データは前記メモリ装置の分割された書込領域に対応する領域数に分割されるとともに、これら分割された画像データはそれぞれ前記メモリICの異なる書込領域ごとに書き込まれ、
    前記制御部が行う前記画像データの書き込み制御ステップは、1の書込領域が埋め尽くされることによって書き込みできない画像データが生じたときには、この書き込みできない画像データを他の書込領域の空き領域に対して書き込み指示を行うステップを含むことを特徴とする画像形成方法。
  8. 請求項5又は6に記載の画像形成方法において、
    前記メモリ装置は複数のメモリICの集合体として構成され、
    前記制御部が行う前記画像データの書き込み制御ステップは、前記画像データの書き込み指示を同一メモリICで連続して行わないことを特徴とする画像形成方法。

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